JPH06211152A - 車輌の操舵装置 - Google Patents

車輌の操舵装置

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JPH06211152A
JPH06211152A JP5007056A JP705693A JPH06211152A JP H06211152 A JPH06211152 A JP H06211152A JP 5007056 A JP5007056 A JP 5007056A JP 705693 A JP705693 A JP 705693A JP H06211152 A JPH06211152 A JP H06211152A
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JP
Japan
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steering angle
steering
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auxiliary
signal
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Application number
JP5007056A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tagawa
川 真 一 田
Hiroshi Nakajima
島 洋 中
Yasuo Uehara
原 康 生 上
Hideo Inoue
上 秀 雄 井
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/04Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to forces disturbing the intended course of the vehicle, e.g. forces acting transversely to the direction of vehicle travel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/159Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels characterised by computing methods or stabilisation processes or systems, e.g. responding to yaw rate, lateral wind, load, road condition
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2210/00Detection or estimation of road or environment conditions; Detection or estimation of road shapes
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヨ−レ−ト検出信号が異常のときの補助操舵
の急激な変化を防止する。 【構成】 補助操舵車輪の主操舵対応の第1舵角を決定
する、第1舵角算出手段(20);ヨ−角速度および車輌速
度に基づいて、検出ヨ−角速度対応の第2舵角を決定す
る第2舵角算出手段(50);第1舵角および第2舵角を含
む目標舵角(AGLA)を決定する第3舵角算出手段(54);ヨ
−角速度検出信号の正,誤を判定し誤と判定したとき誤
信号を発生する信号異常検出手段(71,72);誤信号に応
答してその発生直前の目標舵角を保持し誤信号が発生し
ている間該保持した目標舵角を基準とした所定範囲(保
持目標舵角±α)内に、目標舵角を制限するリミッタ手
段(73〜80);補助操舵車輪の実舵角を目標舵角にするフ
ィ−ドバック制御手段(60);等を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主操舵車輪の操舵に連
動して、補助操舵車輪の向きを調整する車輌の操舵装置
に関し、いわゆる自動車の4輪操舵システムに利用しう
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の4輪操舵システムにお
ける補助操舵車輪(通常は後輪)の操舵においては、主
操舵車輪(通常は前輪)の操舵角に応じて、目標舵角を
設定し、この目標舵角とセンサで検出した補助操舵車輪
の実舵角との差分に応じて、電気モ−タを付勢し、補助
操舵車輪の向きが目標舵角と一致するように制御してい
る。
【0003】ところで操舵が急激であると、車輌の重心
軸(垂直線)廻りの回転(ヨ−角速度すなわちヨ−レ−
ト)が速く、これにより横滑りを生ずるなど操縦性が損
なわれることがある。特開昭59−100062号公報
には、ヨ−角センサを車輌に備えて、車輌のヨ−レ−ト
に対応して補助操舵を制御する示唆があるが具体的な提
示は見られない。特開昭60−161256号公報に
は、操舵角θに対するヨ−レ−トYsの比(ヨ−レ−ト
ゲイン;ここではYs/θ)が、操舵周波数(Hz)に対
応して、それが1.0Hz前後で最も大きく、それより
小さい領域と大きい領域で小さくなることが示されてい
る。特開昭60−161256号公報には、安定した操
縦性を得るためにはこのヨ−レ−トゲインYs/θを一定
に維持するのが良いとして、ヨ−レ−ト(ヨ−角速度)
に対応する補助操舵量の関係を規定する制御ゲインK1
を車速の上昇につれて大きくするとか、運転者の手動操
作による指示で変更する示唆がある。
【0004】一方、特開昭60−124572号公報に
は、主操舵角Sおよび車速Fに対応して目標角速度(ヨ
−レ−ト)を算出し、かつヨ−レ−トセンサで実際のヨ
−レ−トを検知して、実際のヨ−レ−トが目標角速度に
合致するように補助操舵量を定める補助操舵制御が提案
されている。しかし、主操舵角Sおよび車速Fに対応し
た目標角速度すなわち運転状態に最適なヨ−レ−トの提
示はない。特開昭63−192667号公報には、上記
特開昭60−124572号公報のヨ−レ−トフィ−ド
バック制御ではドライバの操舵からヨ−レ−ト発生なら
びに該ヨ−レ−トの検出までに時間遅れがありこれによ
り操縦安定性は必ずしも改善されないとした上で、上記
時間遅れを算出してこれに対応して制御出力に遅れを与
えるヨ−レ−トフィ−ドバック制御を提示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実測ヨ−レ−トに対応
してそれが適値に収束するように補助操舵する場合、ヨ
−レ−トセンサ,信号線,信号処理回路等が故障する
と、当然のことながら、補助操舵がエラ−となる。した
がってフェ−ルセ−フのため、ヨ−レ−ト信号の正,誤
を判定し、誤と判定したときには補助操舵は停止するこ
とが考えられるが、ヨ−レ−ト信号監視回路の正,誤判
定信号の、正から誤への反転に連動して補助操舵量を零
とすると、その直前が比較的に大きい補助操舵量を出力
していた場合に急激な補助操舵量変化を生じ、車体進行
方向が変化しかつ横Gが発生する。
【0006】本発明は、この種の補助操舵の急激な変化
を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車輌の操舵装置
は、主操舵車輪の実舵角を検出する主操舵角検出手段(P
F);車輌のヨ−角速度を検出するヨ−レ−ト検出手段(Y
S);車輌速度を検出する車速検出手段(41);主操舵角検
出手段(PF)が検出した実舵角および車輌速度に基づい
て、補助操舵車輪の主操舵対応の第1舵角を決定する、
第1舵角算出手段(20);ヨ−レ−ト検出手段(YS)が検出
したヨ−角速度および車速検出手段が検出した車輌速度
に基づいて、検出ヨ−角速度対応の第2舵角を決定する
第2舵角算出手段(50);第1舵角および第2舵角を含む
目標舵角(AGLA)を決定する第3舵角算出手段(54);ヨ−
角速度検出信号の正,誤を判定し誤と判定したとき誤信
号を発生する信号異常検出手段(71,72);誤信号に応答
してその発生直前の目標舵角を保持し誤信号が発生して
いる間該保持した目標舵角を基準とした所定範囲(保持
目標舵角±α)内に、目標舵角を制限するリミッタ手段
(73〜80);補助操舵車輪の実舵角を検出する補助操舵角
検出手段(PR);補助操舵車輪の向きを調整する補助操舵
角調整機構(10);補助操舵角調整機構(10)を駆動する駆
動手段(M1);および、該駆動手段(M1)を介して、第3舵
角算出手段(54)が決定した目標舵角に補助操舵角検出手
段(RS)が検出した実舵角が合致する方向に補助操舵角調
整機構(10)を駆動するフィ−ドバック制御手段(60);を
備える。
【0008】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であるが、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要
素のみに限定されるものではない。
【0009】
【作用】第1舵角算出手段(20)が、主操舵角検出手段(P
F)が検出した実舵角および車輌速度に基づいて補助操舵
車輪の主操舵対応の第1舵角を決定し、第2舵角算出手
段(50)が、ヨ−レ−ト検出手段(YS)が検出したヨ−角速
度および車速検出手段が検出した車輌速度に基づいて補
助操舵車輪の検出ヨ-レ-ト対応の第2舵角を決定し、第
3舵角算出手段(54)が、第1舵角算出手段(20)が決定し
た第1舵角と第2舵角算出手段(50)が決定した第2舵角
を含む目標舵角(AGLA)を決定する。そして、フィ−ドバ
ック制御手段(60)が、駆動手段(M1)を介して、第3舵角
算出手段(54)が決定した目標舵角(AGLA)に補助操舵角検
出手段(RS)が検出した実舵角が合致する方向に補助操舵
角調整機構(10)を駆動する。これにより、主操舵角検出
手段(PF)が検出した実舵角,ヨ−レ−ト検出手段(YS)が
検出したヨ−角速度および車速検出手段が検出した車輌
速度に対応した目標舵角(AGLA)が決定されて、フィ−ド
バック制御手段(60)により、補助操舵車輪の向きが目標
舵角(AGLA)に設定される。
【0010】信号異常検出手段(71,72)が、ヨ−角速度
検出信号のを判定して誤信号を発生すると、リミッタ手
段(73〜80)が、誤信号に応答してその発生直前の目標舵
角を保持し誤信号が発生している間該保持した目標舵角
を基準とした所定範囲(保持目標舵角±α)内に目標舵
角(AGLA)を制限する。これにより、誤信号が発生したと
きの補助操舵量の変化は車輌の走行に支障を与えない。
加えて、誤信号発生直前の補助操舵量(保持目標舵角)が
比較的に大きくても、誤信号が発生している間、該補助
操舵量(保持値)を基準にした所定範囲(保持目標舵角
±α)内でしか補助操舵(AGLA)の変動を許さない。
【0011】
【実施例】自動車の4輪操舵システムに本発明を適用し
た実施例のシステム全体の構成を図1に示す。まず、図
1を参照してシステムの概略を説明する。前側の車輪T
FL及びTFRは、ドライバがステアリングホイ−ルW
Hを回すことによって、手動で操舵することができる。
即ち、ステアリングホイ−ルWHが回転すると、それに
連結された軸SSが回転し、図示しないラック&ピニオ
ン機構を介して、軸SSと連結されたロッドFSRが左
右方向に移動する。ロッドFSRの左右方向の移動に伴
なって、車輪TFL及びTFRの向きが変わる。一方、
後側の車輪TRL及びTRRの向きも調整可能になって
おり、この操舵は前輪側の舵角および車速に応じて自動
的に調整されるように構成されている。
【0012】前輪側ステアリング機構の軸SS先端のピ
ニオン近傍には、ドライバのステアリングホイ−ル操作
による、前輪の操舵角を検出するための前輪舵角センサ
が設置されている。また、後輪の操舵角は、前輪の操舵
角および車速に応じて調整することが望ましいので、後
側の車輪TRL及びTRRの近傍には、それぞれの車輪
の回転速度を検出するための車輪速センサVL及びVR
が設置されている。更に、ヨ−レ−トをフィ−ドバック
する舵角補正制御を実施するため、ヨ−レ−トセンサY
Sが車輌に搭載されている。
【0013】後輪の操舵機構には電気モ−タM1があ
り、これを駆動することによって、ロッド1が左右方向
に移動し、後輪TRL及びTRRの向きが変わる。ま
た、電気モ−タM1が故障した場合に、後輪の操舵位置
を中央に戻すために、補助用の電気モ−タM2と電磁ク
ラッチCLが設けられている。後輪の操舵機構には、そ
の操舵角を検出するための後輪舵角センサPRが備わっ
ている。また電気モ−タM1には、その駆動軸の回転を
検出するセンサRSが備わっている。
【0014】図2に後輪操舵機構10の主要部分を示
し、そのIII−III線断面を図3に示す。
【0015】図2は図3のII−II線断面を示している。
図2及び図3を参照しこの機構を説明する。まず図2を
参照すると、ロッド1は、左端がボ−ルジョイント2L
を介して、左後輪の舵角を調整するナックルア−ム3L
と接続され、右端がボ−ルジョイント2Rを介して、右
後輪の舵角を調整するナックルア−ム3Rと接続されて
いる。またロッド1は、車体に固定されたハウジング4
の内部に支持されており、軸方向つまり左右方向に移動
自在になっている。ロッド1が左右方向に移動すると、
各ナックルア−ム3L,3Rが動き、左後輪及び右後輪
の向きが変わる。ロッド1には、以下に説明する駆動力
伝達機構を介して、電気モ−タ(主モ−タ)M1が接続
されており、M1を駆動することによって、後輪の操舵
が実施される。
【0016】ロッド1にはラック1aが形成してあり、
該ラック1aにピニオンギア5aが噛み合っている。図
3に示すように、ピニオンギア5aが形成された回転子
5には、径の大きなウォ−ムホイ−ル5bも形成されて
いる。更にこのウォ−ムホイ−ル5bには、ウォ−ム6
aが噛み合っている。再び図2を参照すると、ウォ−ム
6aが形成された駆動軸6の左端には、電気モ−タM1
の駆動軸が結合されている。従って、電気モ−タM1を
駆動すると、その駆動力によってウォ−ム6aが回転
し、それと噛み合ったウォ−ムホイ−ル5bが回転し、
ウォ−ムホイ−ル5bと同軸のピニオン5aが回転し、
ラック1aが左右方向に移動して後輪を操舵する。
【0017】なお、ウォ−ム6aとウォ−ムホイ−ル5
bとで構成されるウォ−ムギアにおいては、逆効率が小
さくなるように構成してある。従って、路面からの反力
が大きい場合であっても、その力によってウォ−ムホイ
−ル5bが回転することはないので、電気モ−タM1に
大きな外力が印加される恐れはない。
【0018】駆動軸6の右側には、電磁クラッチCLを
備えるギア機構と電気モ−タ(副モ−タ)M2が設けら
れている。電気モ−タM2の駆動軸にはウォ−ム7が形
成されており、該ウォ−ム7にウォ−ムホイ−ル8aが
噛み合っている。ウォ−ムホイ−ル8aが形成された回
転子8は、中空に形成されており、その内側に回転子9
が配置されている。回転子8の内壁と回転子9の外周に
形成されたスプライン12によって回転子8と回転子9
は係合しており、回転方向に対しては両者は連結され、
軸方向には両者は相対移動自在になっている。但し、外
側の回転子8は軸方向には動かないようにハウジング4
に支持されている。
【0019】回転子8の小径部の外周に装着された圧縮
コイルスプリング11が、内側の回転子9を右側(矢印
AR1方向)に常時付勢している。また回転子9に連結
された磁性体コア13の近傍に電気コイル14が配置し
てあり、電気コイル14に通電すると、回転子9はスプ
リング11の力に対抗して左側(矢印AR1と逆方向)
に移動する。回転子9には、その左端面に突出する形で
設けられた複数のピン15が装着されており、駆動軸6
の右端に固着された連結板16のフランジ部には、ピン
15と対向する位置に穴16aが形成されている。
【0020】電気コイル14を通電しない時には、スプ
リング11の力によって回転子9が右方に移動するの
で、ピン15と穴16aとの係合は生じない。しかし電
気コイル14に通電すると、回転子9が左方に動きピン
15が連結板16のフランジ部に当接する。そして回転
子9が回転するとピン15は穴16aの内部に押し込ま
れる。ピン15が穴16aの内部に入ると、回転子9と
連結板16とが確実に連結され、回転子9の回転力は連
結板16を介して駆動軸6に伝達される。電気コイル1
4の通電を停止すれば、再びスプリング11の力によっ
て回転子9が右方に移動するので、ピン15と穴16a
との係合は外れる。
【0021】電気モ−タM2を駆動すると、ウォ−ム7
が回転し、それと噛み合ったウォ−ムホイ−ル8aを介
して回転子8が回転する。回転子8の回転は、スプライ
ン12を介して内側の回転子9に伝達される。電磁クラ
ッチCLの電気コイル14が通電されていると、ピン1
5と連結板16とが連結されるので、回転子9の回転が
駆動軸6に伝達され、駆動軸6が回転するので、電気モ
−タM1を駆動する場合と同様にして、後輪が操舵駆動
される。
【0022】電気モ−タM2は、ウォ−ム7とウォ−ム
ホイ−ル8aを介して駆動軸6に連結されるので、電気
モ−タM1の場合に比べて小さな力で駆動軸6を動かす
ことができる。逆に電気モ−タM1側からみると、電気
モ−タM2等は非常に大きな負荷になりうるが、電磁ク
ラッチCLをオフにすることによって、連結板16と回
転子9とが分離されるので、実際の後輪操舵駆動時に
は、電気モ−タM2等の影響をなくすることができる。
また、減速比が大きいので電気モ−タM2による後輪操
舵系の動作速度はM1と比べるとかなり遅くなるが、こ
の実施例では、電気モ−タM2は装置の故障時に後輪操
舵系の向きを中央に戻すために利用されるので、高い応
答速度は不要である。
【0023】図3を参照すると、ハウジング4に装着さ
れた位置センサ(ポテンショメ−タ)PRのロ−タに結
合されたア−ム17が回転子5に形成された穴に係合し
ている。
【0024】この位置センサPRは後輪の舵角を検出す
るために利用される。また図2に示すように、電気モ−
タM1には、その回動量を検出するセンサRSが備わっ
ている。
【0025】この実施例では、M1はブラシレス直流モ
−タであり、センサRSは電気モ−タM1の磁極の移動
を検出する磁極センサを構成している。このセンサRS
は、電気モ−タM1の回転に伴なって三相のパルス信号
を出力する。
【0026】次に、図9を参照して前輪舵角センサPF
の取付部分の構造を説明する。図9は、前輪側ステアリ
ング機構の軸SSの先端近傍、即ちステアリングギアボ
ックス部分を示しており、図10は図9のA−A線断面
を示している。またPFのセンサ組体の構造を図11に
示す。図9を参照すると、ロッドFSRに形成されたラ
ック73と、ピニオン72とによってラック&ピニオン
機構が構成されている。
【0027】また、入力軸SS側のピニオン72とパワ
−ステアリングバルブ71との間に、ウォ−ム82が設
置されており、該ウォ−ム82と噛み合う位置にウォ−
ムホイ−ル81が設置されている。図10に示すよう
に、ウォ−ムホイ−ル81の軸83が、前輪舵角センサ
PFに連結されている。図11に示すように、前輪舵角
センサPFの内部には、ポテンショメ−タ基板86,ブ
ラシホルダ84及び摺動子85が備わっており、摺動子
85とポテンショメ−タ基板86との当接位置には、抵
抗皮膜が形成してある。入力軸SSが回動し、ウォ−ム
ホイ−ル81が回動すると、軸83が回動し、摺動子8
5とポテンショメ−タ基板86上の抵抗皮膜との当接位
置が変わる。従って、入力操舵角に応じた電気信号を前
輪舵角センサPFから出力することができる。この前輪
舵角センサPFの検出特性の例を図12に示す。
【0028】この4輪操舵システムの電気回路の構成を
図4に示す。図4を参照すると、制御ユニットECUの
入力端子には、ヨ−レ−トセンサYS,前輪舵角センサ
PF,後輪舵角センサPR,後輪車輪速センサVL,V
R,及び磁極センサRSが接続され、ECUの出力端子
には電気モ−タM1,M2及びソレノイド14が接続さ
れている。この例では、前輪舵角センサPF及び後輪舵
角センサPRは各々ポテンショメ−タであり、ヨ−レ−
トセンサYSはアナログ電圧信号を出力するので、それ
らが出力する信号は、A/D変換器ADCを介して、マ
イクロコンピュ−タCPUに印加される。また、後輪車
輪速センサVL,VR,及び磁極センサRSが出力する
信号は、パルス信号である。また、各センサの故障(断
線,ショ−ト,検出値異常等)を検出するために、異常
検出器U1が設けられており、前輪舵角センサPF,後
輪舵角センサPR,後輪車輪速センサVL,VR,車速
センサTM及び磁極センサRSの出力は、異常検出器U
1にも接続されている。マイクロコンピュ−タCPU
は、ドライバDV1を介して、電気モ−タM1を駆動す
る。
【0029】異常検出器U1が異常を検出した場合に
は、ドライバDV1は付勢禁止状態に制御され、中立復
帰制御回路U2に中立復帰信号が印加される。中立復帰
制御回路U2は、異常検出器U1又はマイクロコンピュ
−タCPUから中立復帰信号を受けると、ドライバDV
2を介して電気モ−タM2を制御し、ドライバDV3を
介してソレノイド14を制御し、後輪操舵機構を中立位
置に戻す。後輪操舵機構が中立位置に戻ると、マイクロ
コンピュ−タCPUが中立復帰完了信号を出力するの
で、中立復帰制御回路U2は電気モ−タM2を停止す
る。なお、図4においてはマイクロコンピュ−タCPU
を1つのブロックのみで示してあるが、実際には、全体
の処理能力を上げるため、独立した2つのマイクロコン
ピュ−タを組合せてCPUを構成してある。
【0030】この4輪操舵システムの主要制御系の具体
的な構成を図5に示す。なお、この制御系の大部分の処
理はマイクロコンピュ−タCPUのソフトウェアの実行
によって実現されており、一方のマイクロコンピュ−タ
が後輪の目標舵角AGLAを生成し、もう一方のマイク
ロコンピュ−タがAGLAを入力して後輪操舵機構の位
置決めサ−ボ制御(後輪操舵を目標操舵に合致させるフ
ィ−ドバック制御)を実行するように構成してある。
【0031】まず、後輪の目標舵角AGLAを生成する
処理について説明する。簡単に言えば、前輪の実舵角に
車速対応の係数(ゲイン)を乗算して主操舵対応の舵角
を算出し、かつ車輌タ−ン時の車輌進行方向のふらつき
を抑止するため車輌ヨ−レ−トに車速対応の係数(ゲイ
ン)を乗算して舵角補正分を算出し、これら算出した舵
角および舵角補正分より目標舵角AGLAを定める。詳
しくは、前輪舵角センサPFによって検出される前輪舵
角値に、変換部21A,21Bに通して低角度値は0に
過大角度は飽和値に、不感帯処理およびリミット処理を
施して検出舵角値を制御演算用の舵角値に変換し、一
方、車速Vsに対応するゲインを変換部22で算出し、
掛算部23によって制御演算用の舵角値(変換値)に車
速対応ゲインを乗算して実舵角対応の補助操舵舵角(所
要値)を算出する。また、ヨ−レ−トセンサYSによっ
て検出されるヨ−レ−トYsは、変換部51に通して低
値は0に過大値は飽和値に、不感帯処理およびリミット
処理を施して検出ヨ−レ−トを制御演算用のヨ−レ−ト
値に変換し、一方、車速Vsに対応するゲインを変換部
52で算出し、掛算部53によって制御演算用のヨ−レ
−ト(変換値)に車速対応ゲインを乗算して検出ヨ−レ
−ト対応の舵角補正分を算出する。そして、加算器54
にて、補助操舵舵角(所要値)に検出ヨ−レ−ト対応の
舵角補正分を加えて目標舵角AGLAとして、フィ−ド
バック制御部60に出力する。
【0032】ここで、変換部52で発生するゲイン(グ
ラフ)を説明する。車速Vsに対してゲインは図8の
(b)に示すように設定されている。このゲインはその
車輌の操舵に対して発生するヨ−レ−トに対応してお
り、中速域においてピ−クを持つことが知られている。
ただし、このグラフで決定するゲインは個々の実車に適
合させて設定されたものである。CPUは、図8の
(b)に示す6点の車速対ゲインデ−タ(0,0)〜(V
s6,Gy6)と、各時点の車速Vsに基づいて、いわ
ゆる補間法により、車速Vsに対応するゲインGyを算
出する。この内容を図8の(a)に示す。
【0033】なお、変換部21Aのブロック内に示すグ
ラフは、車速Vsに対応した不感帯値(幅値)を示し、
車速Vsに対応する不感帯値がブロック21Aから読み
出されて変換部21Bに与えられる。変換部21Bで
は、変換特性(グラフ)の不感帯幅を、与えられたもの
に設定して、前輪舵角(検出値)を制御演算用の舵角値
(変換値)に変換する。変換部22のゲイン(グラフ)
は、車速Vsが設定値のとき0、設定値未満では負値、
設定値を越える値では正値であり、負値は前輪舵角に対
して後輪舵角を逆相(向きが反対)とする目標舵角(A
GLA)を生成する。正値は前輪舵角に対して後輪舵角
を同相(向きが同じ)とする目標舵角(AGLA)を生
成する。車輌タ−ンが時計廻りの場合の前輪の向き(角
度)を正値としそのとき発生するヨ−レ−トの極性を正
すると、車輌タ−ンによるヨ−レ−トを抑制するための
前記舵角補正分は、負極性のヨ−レ−トを発生するため
のものとなる。すなわち、検出されるヨ−レ−トに対し
て、前記舵角補正分は極逆性の値となる。したがって加
算器54に与えられる乗算器53の出力は正,又は負値
であり、加算器54は、制御演算用の舵角値(変換値:
22の出力が正,又は負の値であるので変換値も正,又
は負)に、舵角補正分(正,又は値)加算した目標舵角
(AGLA:正又は負)を、異常時保全回路70に出力
する。ヨ−レ−ト検出信号が正常の場合には、保全回路
70は、加算器54の出力目標舵角(AGLA)をその
ままフィ−ドバック制御部60に出力する。目標舵角A
GLAが正値であるとこれは後輪の時計廻り方向の操舵
を指示し、負値は反時計方廻り方向の操舵を指示する。
なお、車速Vsは平均車速計算部41で車輪速センサV
R,VL及び車速センサTMの検出値を用いて計算す
る。
【0034】異常時保全回路70においては、ヨ−レ−
ト推定ブロック71で前輪舵角と車速よりヨ−レ−トを
推定し(推定値Yes)、異常判定ブロック72で、実測
ヨ−レ−ト信号Yeの正,誤を判定する。すなわち、ヨ
−レ−ト推定値Yesと実測信号値Yeとを対比して、推
定値Yesが大きい値であるのに実測信号値Yeが小さい
値であるときには、誤と判定し、誤を表わす信号(誤信
号)を発生する。この誤信号の立上り点でラッチブロッ
ク73がそのときの目標舵角AGLAをラッチ(メモ
リ)する。一方、出力切換ブロック80が、誤信号があ
る間、フィ−ドバック制御部60への出力を、加算器5
4の出力からスイッチブロック79の出力に切換える。
ラッチした値には加算器74により所定値αが加算され
て、ラッチ値+αと加算器54の出力とが比較ブロック
76に与えられ、また、ラッチした値から変算器74に
より所定値αが減算されて、ラッチ値−αと加算器54
の出力とが比較ブロック77に与えられる。比較ブロッ
ク76は加算器54の出力がラッチ値+α以下の間はス
イッチブロック78より加算器54の出力を出力する
が、加算器54の出力がラッチ値+αを越えるとスイッ
チブロック78よりラッチ値+αを出力する。比較ブロ
ック77は加算器54の出力がラッチ値−α以上の間は
スイッチブロック79よりスイッチブロック78の出力
を出力切換ブロック80に出力するが、加算器54の出
力がラッチ値−α以下のときには、ラッチ値−αを出力
切換ブロック80に出力する。
【0035】これにより、異常時保全回路70は、実測
ヨ−レ−ト信号Yeを誤と判定したときには、まずその
ときの目標舵角(加算器54の出力AGLA)をラッチ
(メモリ)して、その後誤と判定している間、目標舵角
(加算器54の出力)がラッチ値±αの範囲内にあると
きには目標舵角(加算器54の出力AGLA)をフィ−
ドバック制御部60に与えるが、目標舵角(加算器54
の出力)がラッチ値±αの範囲を外れるときには、上側
に外れるときにはラッチ値+αを、下側に外れるときに
はラッチ値−αを、フィ−ドバック制御部60に与え
る。
【0036】次にフィ−ドバック制御部60について説
明する。この制御部60は、切換スイッチブロック80
が出力する目標舵角AGLAと、検出された実舵角RA
GLとの偏差ΔAGLに応じた制御量を出力するように
構成してある。微分制御系61の出力DAGLAと比例
制御系62の出力PAGLAとが加算部35で加算さ
れ、制御量HPIDとして出力される。
【0037】比例制御系62においては、入力値ΔAG
Lは変換部31Bを通ってETH3に変換され、掛算部
36で比例ゲインGa17と掛算され、その結果が出力
PAGLAになる。この例では、ゲインGa17は定数
である。
【0038】微分制御系61においては、入力値ΔAG
Lは変換部31Aを通ってETH2に変換され、減算部
33において、入力値ETH2(最新の値)と遅延部3
2を通った入力値ETH2(所定時間前の値)との差分
が計算され、それによってETH2の変化速度、即ち微
分値SETH2が得られる。掛算部34では、微分値S
ETH2と微分ゲインYTDIFGAINとを掛けた値
が、微分制御系61の出力DAGLAとして得られる。
【0039】微分ゲインYTDIFGAINは、この例
では、目標舵角AGLAの微分値(変化速度)に基づい
て決定される変数である。即ち、減算部38において、
入力値AGLA(最新の値)と遅延部37を通った入力
値AGLA(所定時間前の値)との差分が計算され、そ
れによってAGLAの変化速度、即ち微分値SAGLA
が得られ、微分値SAGLAを変換部39に通した結果
が、微分ゲインYTDIFGAINになる。なお、変換
部31A,31B及び39の各ブロック内に示すグラフ
は、各々の変換特性を示しており、横軸が入力値、縦軸
が出力値を示している。
【0040】変換部31Aの変換特性を図6に示す。図
6を参照して説明する。まず、入力値ΔAGLの値が正
の領域に注目すると、0からP1Pまでの範囲では出力
値ETH2は0になり、P1PからP2Pまでの範囲で
は、出力値ETH2は入力値ΔAGLに比例して一定の
傾きで変化し、P2Pを越えると出力値ETH2は一定
値LPに制限される。同様に入力値ΔAGLの値が負の
領域に注目すると、0からP1Nまでの範囲では出力値
ETH2は0になり、P1NからP2Nまでの範囲で
は、出力値ETH2は入力値ΔAGLに比例して一定の
傾きで変化し、P2Nより小さくなると出力値ETH2
は一定値LNに制限される。つまり、入力値のP1Nと
P1Pとの間は不感帯であり、常にETH2が0になる
ので、微分制御系の出力も0になる。なお、変換部31
Bの特性も図6と同様の形になっている。
【0041】この実施例では、変換部31A及び31B
の不感帯は、調整可能になっており、図5に示す不感帯
調整部42が、車速Vsの大小に応じて自動的に不感帯
の幅を調整するように構成してある。実際には図6に示
すように、実線で示す中速及び高速の時の特性に比べ
て、仮想線で示す低速の時の特性では、不感帯の幅が大
きくなるように調整される。
【0042】例えば、自動車を車庫入れする場合のよう
に低速の時には、不感帯範囲の幅が大きくなるので、ド
ライバが頻繁にステアリングホイ−ルを操作したとして
も、小さい舵角変化には反応しないので、後輪の操舵頻
度が低下し、従って後輪の操舵駆動に要するエネルギ−
が低減される。しかし、通常走行時のように車速が中速
又は高速の時には、不感帯範囲の幅が小さくなるので、
目標舵角と実舵角との差が低速時に比べて小さくなり、
後輪の操舵位置決め精度が高くなるので、高い走行安定
性が得られる。
【0043】図5に示す変換部21B,31A,31B
及び不感帯調整部21A,42に相当する、マイクロコ
ンピュ−タCPUの処理の内容を図7に示す。図7を参
照して説明する。不感帯調整処理(42)では、まず、
最新の実車速を入力する。そして、まず車速Vsに対応
したブロック21B用の不感帯幅値を読出し、同様に車
速Vsに対応したブロック31A,31B用の不感帯幅
値を読出し、各変換ブロック(グラフ)の不感帯幅(変
換特性)を定める(21A,42)。つまり、変換部3
1Aに関しては、例えば図6におけるP2N,P1N,
P1P及びP2Pの値を定める。
【0044】次に、まず舵角変換部21Bで検出舵角を
制御演算用の舵角に変換する(21B)。そして微分制
御系の変換部31Aで、偏差ΔAGLを微分演算用偏差
ETH2に変換する。
【0045】微分制御の変換処理(31A)では、ま
ず、最新のパラメ−タを入力する。即ち、直前の不感帯
調整処理42によって調整された最新の変数P2N,P
1N,P1P及びP2Pの値を入力する。そして、入力
値ΔAGLの値をチェックして、それがどの領域に属す
るかを識別し、その結果に応じた計算を実施して出力値
ETH2を求める。即ち、ΔAGL>P2Pであれば、
上限値LPをETH2にストアし、P1P<ΔAGL≦
P2Pであれば、(ΔAGL−P1P)×k1をETH
2にストアし、P1N≦ΔAGL≦P1Pであれば、E
TH2に0をストアし、P2N≦ΔAGL<P1Nであ
れば、(ΔAGL−P1N)×k1をETH2にストア
し、ΔAGL<P2Pであれば、下限値LNをETH2
にストアする(k1は傾きの定数)。ETH2の値が、
偏差ΔAGLの微分演算用の変換値である。
【0046】次の比例制御の不感帯処理(31B)で
も、上記微分制御の場合と同様の処理を実行する。但
し、計算のパラメ−タは比例制御に割り当てられたもの
を使用する。前記舵角変換部21Bでの、検出舵角の制
御演算用の舵角への変換(21B)の内容も同様であ
る。
【0047】再び図5を参照して説明を続ける。加算器
35から出力される制御量HPIDは、変換部43を通
ってHPID2になり、更に変換部44を通ってデュ−
ティ値DUTYになる。変換部43はリミッタとして機
能する。また変換部44は、偏差舵角値からデュ−ティ
値への変換機能を有する。デュ−ティ値DUTYは、パ
ルス幅変調(PWM)部45に入力される。パルス幅変
調部45は、入力値に対応するデュ−ティのパルス信号
を生成し、ドライバDV1に印加する。電気モ−タM1
が回転すると、その回転量に応じたパルスが磁極センサ
RSから出力される。舵角変換部46では、磁極センサ
RSが出力する三相のパルスの位相から回転方向を識別
し、その方向に応じて加算方向又は減算方向にパルス数
を計数し、舵角を計算する。ここで計算される舵角は相
対的なものであるが、予め後輪舵角センサPRが出力す
る実舵角を利用して校正を実施しておき、実舵角と同一
の値が得られるように処理する。つまり、舵角変換部4
6は実舵角RAGLを出力する。減算部47は、目標舵
角AGLAと実舵角RAGLとの差分、即ち舵角偏差Δ
AGLを制御部30に入力する。
【0048】なお上記実施例においては、変換部21
A,21B,22,31A,31B,51,52,の処
理を実行するのに、計算によって、変換結果を求めてい
るが、例えば全ての入力値と出力値との関係をテ−ブル
に記憶しておき、テ−ブルルックアップによって変換結
果を得るように変更してもよい。
【0049】また上記実施例では、制御の大部分をマイ
クロコンピュ−タCPUのソフトウェアの実行によって
実現しているが、当然のことながら一般の論理回路やア
ナログ回路などで置き替えることも可能である。
【0050】以上に説明した実施例によれば、例えば自
動車を車庫入れする場合のように低速の時には、変換部
21B,31Aおよび31Bの不感帯幅が大きくなるの
で、ドライバが頻繁にステアリングホイ−ルを操作した
としても、中立位置近傍の小さい舵角変化には反応しな
いので、また、小さな偏差(目標舵角−後輪検出舵角)
には反応しないので、補助操舵車輪の操舵頻度が低下
し、従って補助操舵車輪の操舵駆動に要するエネルギ−
が低減される。しかし、車速Vsが次第に上昇するにつ
れて不感帯幅が小さくなり、例えば通常走行時のように
車速が中速又は高速の時には、不感帯幅が小さく、中立
位置近傍の小さい舵角変化に反応しまた小さな偏差(目
標舵角−後輪検出舵角)に反応して、後輪自動操舵が行
なわれる。高速であるほど車両方向変更のための操舵量
は少いが、これに対して敏感に後輪自動操舵が行なわ
れ、特に、小さな偏差(目標舵角−後輪検出舵角)に反
応する後輪自動操舵(横風や路面傾斜等により発生する
ヨ−レ−トに反応する進行方向ずれを抑制する後輪自動
操舵)が効果を表わす。加えて、フィ−ドバック制御部
60がPD制御を行なうので、更には微分(D)項のゲ
インを目標舵角の変化速度(微分値)に対応して変換部
39で、変化速度の絶対値が大きいときには大きいゲイ
ンに定めるので、目標舵角の速い変化のとき、すなわち
速い応答が必要なときには、より大きな自動操舵量を出
力することになり、運転状態の速い変化に対しての応答
性が高い。
【0051】更には、目標舵角の一部分である、ヨ−レ
−トを抑制するための後輪の舵角補正分が、変換部52
が車速に対応して発生するゲインにより、車輌速度が低
い領域では小さく高い領域では比較的に大きく該低い領
域と高い領域の間の領域では更に大きいので、高速域で
ヨ−レ−ト抑制用の舵角補正分が過分になることなく車
輌進行方向のふらつき(ハンチング)を生じない。中速
域ではヨ−レ−ト抑止用の舵角補正分が十分に発生し運
転者が舵角を戻すときに車輌進行方向のふらつきが現わ
れない。このように適正なヨ−レ−ト対応の舵角補正分
が与えられるので、高速走行で横風等によって進行方向
がふらつくことがなく、中速域での車輌タ−ンが円滑に
なり車輌タ−ン中の進行方向および車輌タ−ン終了のた
めのステアリングの戻しでの進行方向の安定性が高く、
車輌の操縦性が向上する。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、信号異常
検出手段(71,72)が、ヨ−角速度検出信号のを判定して
誤信号を発生すると、リミッタ手段(73〜80)が、誤信号
に応答してその発生直前の目標舵角を保持し誤信号が発
生している間該保持した目標舵角を基準とした所定範囲
(保持目標舵角±α)内に目標舵角(AGLA)を制限する。
これにより、誤信号が発生したときの補助操舵量の変化
は車輌の走行に支障を生じない。加えて、誤信号発生直
前の補助操舵量(保持目標舵角)が比較的に大きくても、
誤信号が発生している間、該補助操舵量(保持値)を基
準にした所定範囲(保持目標舵角±α)内でしか補助操
舵(AGLA)の変動を許さない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のシステム全体の構成を示
すブロック図である。
【図2】 図1に示す後輪操舵機構10の主要部分を示
す断面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面を示す断面図である。
【図4】 図1に示すシステムの電気回路の構成を示す
ブロック図である。
【図5】 図4に示す制御系ECUの詳細な機能構成を
示すブロック図である。
【図6】 図5に示す変換部31Aの変換特性を示すグ
ラフである。
【図7】 図4に示すマイクロコンピュ−タCPUの処
理の一部分を示すフロ−チャ−トである。
【図8】 (a)は図4に示すマイクロコンピュ−タC
PUの処理の他の一部分を示すフロ−チャ−トであり、
(b)は図5に示す変換部52の変換特性を示すグラフ
である。
【図9】 図1に示す前輪のステアリングギアボックス
部分を示す縦断面図である。
【図10】 図9のA−A線断面図である。
【図11】 図9のA−A線拡大断面図であり、前輪舵
角センサ組体を示す。
【図12】 図10に示す前輪舵角センサPFの特性を
示すグラフである。
【符号の説明】
1:ロッド 1a:ラック 2L,2R:ボ−ルジョイント 3L,3R:ナ
ックルア−ム 4:ハウジング 5:回転子 5a:
ピニオンギア 5b:ウォ−ムホイ−ル 6:駆動軸 6a:
ウォ−ム 7:ウォ−ム 8,9:回転子 8a:
ウォ−ムホイ−ル 10:後輪操舵機構 11:圧縮コイルスプリン
グ 12:スプライン 14:電気コイル 15:
ピン 16:連結板 16a:穴 M1,M2:電気モ−タ RS:磁極セン
サ PF:前輪舵角センサ PR:後輪舵角
センサ VR,VL:後輪車輪速センサ CL:電磁クラ
ッチ YS:ヨ−レ−トセンサ ECU:制御ユ
ニット CPU:マイクロコンピュ−タ DV1〜DV
3:ドライバ ADC:A/D変換器 TFL,TFR,TRL,TRR:車輪 WH:ステアリングホイ−ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 137:00 (72)発明者 上 原 康 生 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 井 上 秀 雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主操舵車輪の実舵角を検出する主操舵角検
    出手段;車輌のヨ−角速度を検出するヨ−レ−ト検出手
    段;車輌速度を検出する車速検出手段;主操舵角検出手
    段が検出した実舵角および車輌速度速度に基づいて、補
    助操舵車輪の主操舵対応の第1舵角を決定する、第1舵
    角算出手段;ヨ−レ−ト検出手段が検出したヨ−角速度
    および車速検出手段が検出した車輌速度に基づいて、検
    出ヨ−角速度対応の第2舵角を決定する第2舵角算出手
    段;第1舵角および第2舵角を含む目標舵角を決定する
    第3舵角算出手段;ヨ−角速度検出信号の正,誤を判定
    し誤と判定したとき誤信号を発生する信号異常検出手
    段;誤信号に応答してその発生直前の目標舵角を保持し
    誤信号が発生している間該保持した目標舵角を基準とし
    た所定範囲内に、目標舵角を制限するリミッタ手段;
    補助操舵車輪の実舵角を検出する補助操舵角検出手段;
    補助操舵車輪の向きを調整する補助操舵角調整機構;補
    助操舵角調整機構を駆動する駆動手段;および、 該駆動手段を介して、第3舵角算出手段が決定した目標
    舵角に補助操舵角検出手段が検出した実舵角が合致する
    方向に補助操舵角調整機構を駆動するフィ−ドバック制
    御手段;を備える、車輌の操舵装置。
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