JP3226060B2 - 膠着性の改善された弾性糸 - Google Patents

膠着性の改善された弾性糸

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JP3226060B2 JP204893A JP204893A JP3226060B2 JP 3226060 B2 JP3226060 B2 JP 3226060B2 JP 204893 A JP204893 A JP 204893A JP 204893 A JP204893 A JP 204893A JP 3226060 B2 JP3226060 B2 JP 3226060B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高弾性を有し、膠着性の
改善された弾性糸に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から糸条の膠着性を防止するため、
1.紡糸油剤中に高級脂肪酸金属塩を分散せしめ、糸条
に金属石鹸含有油剤を付与することによって糸条の膠着
を防止する、2.ポリマ−中に高級脂肪酸金属塩を0.
3重量%以上分散せしめ紡糸し膠着を防止する、3.特
公昭42−8438には油剤の成分としてポリアミルシ
ロキサンを加えて、この油剤を糸条に付与することによ
って、膠着を防ぐことが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の3.では、この
ポリアルキルシロキサンを付与しても糸条の膠着性は十
分に防止できず、弾性糸のチ−ズからの解舒が円滑にゆ
かず、とくにチ−ズの内層においての膠着性防止が困難
であるため、弾性糸後加工工程で糸の張力むら、糸の切
断等の不具合が発生する。本発明の目的はかかる弾性糸
の膠着防止、とくに弾性糸チ−ズ内層における糸条の解
舒性が改善された弾性糸を提供するものである。前記
2.では、ポリマ−中に高級脂肪酸金属塩を多量に分散
せしめるものであるが、分散が困難になるのみでなく、
糸条の集束性に悪い影響をおよぼす。通常、弾性糸はマ
ルチフィラメントとして紡糸され仮撚りの付与等によっ
て集束させられる。
【0004】ここで集束が不十分であると、整経、丸
編、カバリング等の後加工工程を通過中にフィラメント
が静電気等により分割され糸が切断される。この観点か
ら、ポリマ−中に高級脂肪酸金属塩を多量に分散せしめ
ることは弾性糸にとって好ましいものではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、平均粒径が
0.5〜4.5μmの球状の固体ポリアルキルシロキサ
ンをポリウレタンに0.2〜1.0重量%の比率で含有
せしめて紡糸した弾性糸であり、また該ポリマ−を紡糸
し、常温で固体のポリアルキルシロキサンを溶解した油
剤を付与したことを特徴とする膠着性の改善された弾性
糸であり、油剤中の常温で固体のポリアルキルシロキサ
ンがポリメチルフェニルシロキサンおよびまたはn−ブ
チルシロキサンであり油剤中に含有される量が2〜10
重量%である前記の弾性糸であり、球状の固体ポリアル
キルシロキサンがポリメチルシロキサンである前記の弾
性糸である。
【0006】本発明で用いられる球状の固体ポリアルキ
ルシロキサンは、平均径が0.5〜4.5μmのもので
あるが好ましくは1.0〜3.0μmの球状ポリアルキ
ルシロキサンであり、前記のなかでもポリアルキルシロ
キサンがポリメチルシロキサンであるものがこのまし
い。ポリアルキルシロキサンはアルキル・トリアルコキ
シシランを反応させて得ることができるものであり、例
えば東芝シリコ−ン株式会社製の商品名トスパ−ルがあ
る。基本的には、−(RSiO1.5n でしめされる構
造を持つものであり、R/Siの比(Rはアルキル基を
示す)が1.0±0.2の範囲が好ましく、この値をは
ずれると効果を低減する。
【0007】本発明で用いられる糸条を構成するポリウ
レタンは、(ポリウレタンまたはポリウレタンウレアで
あり、以下ポリウレタンとして略称する)数平均分子量
が600〜5000のポリエ−テルグリコ−ルまたはポ
リエステルグリコ−ルと過剰モルの有機ジイソシアネ−
ト化合物とを反応させて末端基にイソシアネ−ト基を有
する中間重合体を得て、該中間重合体を不活性溶媒に溶
解せしめたのち、例えば有機ジアミンをくわえて鎖延長
反応させて得られる。勿論、ジオ−ルを加えて鎖延長反
応させてもよいが、以下本発明においては、有機ジアミ
ンを用いて鎖延長反応させて得られるポリウレタンにつ
いて述べる。
【0008】前記のようにして得られたポリマ−溶液に
球状ポリアルキルシロキサンを0.2〜1.0重量%の
割合で含有せしめ該ポリマ−溶液を、乾式紡糸する。前
記したように、1.0重量%以上のポリアルキルシロキ
サンをポリマ−中に含有せしめるとフィラメントの分割
等が発生し後工程通過性が低下する。また0.2重量%
以下では本発明の効果が低下する場合が多い。前記のポ
リエ−テルグリコ−ルとしては、ポリテトラメチレンエ
−テルグリコ−ル、ポリエチレンエ−テルグリコ−ル、
ポリプロピレンエ−テルグリコ−ル等が挙げられる。ま
たポリエステルグリコ−ルとしては、琥珀酸、アジピン
酸等の有機脂肪酸とエチレングリコ−ル、プロピレング
リコ−ル、ブタンジオ−ル、ヘキサンジオ−ル等の有機
グリコ−ルとを重縮合して得られる物が挙げられる。こ
のましくは、数平均分子量が1000から3000のポ
リテトラメチレンエ−テルグリコ−ルが使用される。
【0009】本発明での糸条構成に用いられるポリウレ
タンの原料としての有機ジイソシアネ−ト化合物として
は、p,p’−ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、
2,4−トルエンジイソシアネ−ト、1,4−フェニレ
ンジイソシアネ−ト、4,4’−ジシクロヘキシルメタ
ンジイソシアネ−ト等が挙げられる。とくに、p,p’
−ジフェニルメタンジイソシアネ−トが好ましい。さら
に、ポリエ−テルグリコ−ルまたはポリエステルグリコ
−ルと有機ジイソシアネ−ト化合物は、イソシアネ−ト
基と水酸基との比が1.3から2.6の間で使用され
る。また有機ジアミンとしては、ヒドラジン、エチレン
ジアミン、1,2−プロピレンジアミン、1,4−ブチ
レンジアミン、1,6−ヘキサメチレンジアミン、1,
3−シクロヘキシルジアミン、4,4’−ジアミノジフ
ェニルメタン、4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメ
タン、m−キシリレンジアミンおよびその水添物、p−
キシリレンジアミンおよびその水添物等のジアミンまた
はそれらの混合物が挙げられる。
【0010】重合反応のときに使用される不活性溶媒と
しては、N,N−ジメチルフォルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド、N,N,N',N’−テトラメチル
尿素、N−メチルピロリドン、ジメチルスルフォキサイ
ド等が挙げられる。得られるポリマ−溶液には平均径が
0.5〜4.5μmの球状の固体ポリアルキルシロキサ
ンのほかに、必要に応じて抗酸化剤、紫外線吸収剤、顔
料、第三級アミノ基含有化合物等が加えられる。このよ
うにしてえられたポリマ−溶液を通常の方法で乾式紡糸
し、借撚り加工等の方法でフィラメントを集束せしめ油
剤が付与される。本発明で使用される油剤は、常温で固
体のポリアルキルシロキサンが2〜10重量%の割合で
油剤中に含有されているものである。常温で固体のポリ
アルキルシロキサンはつぎのようにしてえられる。アル
キル・トリアルコキシシランをトルエン、キシレン等の
不活性溶媒中で反応させ脱アルコ−ルによってポリアル
キルシロキサンがえられる。えられたポリアルキルシロ
キサン溶液にジメチルシロキサンを加え、加熱し溶媒を
留去せしめて最終的にポリアルキルシロキサンのポリジ
メチルシロキサン混合物として得られる。
【0011】好ましいポリアルキルシロキサンとしては
ポリメチル・フェニルシロキサンあるいはポリn−ブチ
ルシロキサンである。また、ジメチルシロキサンが油剤
中に98〜60重量%配合され、さらに必要に応じて変
成シリコ−ン、鉱物油等も混合することが可能である。
油剤を付与された糸条は、通常の方法でボビンに捲き取
られる。このようにして得られた弾性糸は、ヤ−ンどう
しの膠着が防止されチ−ズからの弾性糸の解舒もスム−
スである。とくに、チ−ズ内層の弾性糸の解舒が改善さ
れる。チ−ズからの弾性糸の解舒の評価は次のようにし
ておこなわれる。チ−ズを直径10cmの梨地加工され
たロ−ラ−上にセットし、ロ−ラ−の表面速度が毎分5
0mの速度になるように調整する。一方に同じ直径の梨
地加工されたロ−ラ−上に捲き取り用のボビンをセット
する。毎分50mで送り出された弾性糸を一方の捲き取
り用のボビンに捲き取る。そのとき、送り出された弾性
糸が、チ−ズの回転方向にひきあげられない最低の速度
に捲き取り用ロ−ラ−を調整する。その最低のロ−ラ−
の表面速度を測定し、解舒性を次のようにあらわす。
【0012】 解舒性(%)={(S−S0 )/S0 }×100 ここで S0 は弾性糸の送り出し速度(50m/分) S は弾性糸の最低の捲き取り速度 (m/分) すなわち解舒性が0%であるということは、弾性糸のチ
−ズからの解舒が無張力で出来ることをしめしている。
チ−ズ内層の解舒性が0%であるということはチ−ズの
形状を保持することが困難であることをしめしており、
普通0%以上の値をしめす。この解舒性の値が90%以
下、好ましくは70%以下の弾性糸チ−ズを得ることが
本発明の目的である。解舒性の好ましい値は5〜90%
であり、さらに好ましくは、チーズの内層において15
〜85%の値である。
【0013】本発明を以下の実施例において説明する。
なお、これらの実施例は本発明を例示するものであって
何らこれらに限定されるものではない。実施例中、部は
重量をしめし、解舒性の評価は上記の方法にしたがった
ものである。
【実施例】
(実施例:1)数平均分子量1950のポリテトラメチ
レンエ−テルグリコ−ル975部と4,4’−ジフェニ
ルメタンジイソシアネ−ト250部とを重合フラスコに
とり、かきまぜながら油沿上で70℃に加熱した。1時
間加熱したのち油沿をとり去り、N,N−ジメチルアセ
トアミド2450部を加え、氷沿上で冷却しながら反応
混合物を溶解させた。内温8℃に達したところで、エチ
レンジアミン22.8部、1,2−ジアミノプロパン
7.03部、N,N−ジエチルアミン1.73部をN,
N−ジメチルアセトアミド500部に溶解させた溶液を
かきまぜながら徐々に滴下した。総量500部のアミン
溶液を添加したのち、N,N−ジエチルアミン6.8
部、N,N−ジメチルアセトアミド30部の溶液を添加
した。得られたポリマ−溶液に平均粒径2.0μmのポ
リメチルシロキサン(東芝シリコ−ン社製のトスパ−ル
120)の10重量%ジメチルアセトアミド分散液を1
6.7部くわた。このようにして得られたポリマ−溶液
を毎分4.4gの割合で2つの細孔を有する紡糸口金へ
供給した。そして細孔から熱風中へ押し出し溶媒を蒸発
させた。乾燥された糸条は旋回する空気流を発生する仮
撚り機にとおし、仮撚りを付してのちオイリングロ−ラ
−に接触させた。
【0014】オイリングロ−ラ−へは、20重量%の1
0cstポリジメチルシロキサン混合物の粘度が25°
Cで26cstのポリn−ブチルシロキサン5部、レッ
ドウッド粘度計で60秒の粘性を有する鉱物油20部、
10cstの粘性を有するジメチルシロキサン75部か
らなる油剤を供給した。油剤の付着量は糸条にたいして
6重量%になるようにオイリングロ−ラ−の表面速度を
調節した。油剤を付与された糸条は毎分600mの速度
でボビンに巻き取った。400gの弾性糸をボビンに巻
き取って20デニ−ル弾性糸チ−ズを得た。得られたチ
−ズを45℃の雰囲気で24時間放置したのち、チ−ズ
の表層および内層の解舒性を測定した。その結果、表層
13%、内層52%であった。また得られたチ−ズをカ
バリング機に仕掛け、毎分6mの速度で弾性糸を送り出
し、ナイロン加工糸を捲きつけ毎分21mで巻き取っ
た。その結果、チ−ズからの弾性糸の解舒は内層までチ
−ズの回転方向にとられることはなかった。さらに、得
られたチ−ズをロ−ラ−上におき、毎分200mの速度
で送り出しナイロン加工糸と合わせたのち空気流で弾性
糸とナイロン加工糸とを交絡させ毎分625mの速度で
捲き取った。この結果でも、チ−ズからの弾性糸の解舒
は内層までチ−ズの回転方向にとられることはなく行わ
れた。
【0015】(実施例:2)数平均分子量1800のポ
リテトラメチレンエーテルグリコール900部と4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート200部とを
重合フラスコにとり、かき混ぜながら油浴上で70℃に
加熱した。90分間加熱したのち油浴をとり去り、N,
N−ジメチルアセトアミド2300部を加え、氷水浴上
で冷却しながら反応混合物を溶解させた。内温が8℃に
到達したところで、エチレンジアミン16.2部をN,
N−ジメチルアセトアミド320部を溶解させた溶液を
かき混ぜながら徐々に滴下した。約280部を添加した
のち氷水浴をとり去り、さらにアミン溶液を滴下した。
総量328部のアミン溶液を添加したのち、N,N−ジ
エチルアミン5.7部、N,N−ジメチルアセトアミド
54部の溶液を添加して、ポリマー溶液を得た。得られ
たポリマー溶液に東芝シリコーン社製トスパース120
(平均粒径2.0μmメチルシロキサン)を5.6部加
え、1,3,5−トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロ
キシ−2,6−ジメチル−ベンジル)イソシアヌル酸1
1部、ポリ(N,N−ジエチルアミノエチル)メタクリ
レートの50重量%N,N−ジメチルアセトアミド溶液
34部を加えて45分間あき混ぜた。このようにして得
られたポリマー溶液を毎分4.40gの割合で2つの細
孔を有する紡糸口金へ供給した。そして細孔から熱風中
へ押し出し溶媒を蒸発させた。乾燥された糸条は旋回す
る空気流を発生する仮撚り機にとおし、仮撚りを付与し
たのちオイリングローラーに接触させた。オイリングロ
ーラーへは、実施例1と同様の油剤を供給した。油剤の
付着量は糸条にたいして6重量%になるようにオイリン
グローラーの表面則を調節した。油剤を付与された弾性
糸は毎分600mの速度でボビンに捲きとった。400
gの弾性糸をボビンに捲きとって20デニール弾性糸チ
ーズを得た。得られたチーズを45℃の雰囲気で24時
間放置したのち、チーズの表層および内層の解舒性を測
定した。その結果、表層18%、内層45%であった。
また、得られたチーズをカバリング機に仕掛け、毎分6
mの速度で弾性糸を送り出し、ナイロン加工糸を捲きつ
け毎分21mで捲きとった。その結果、チーズからの弾
性糸の解舒は内層までチーズの回転方向にとられること
はなかった。さらに、得られたチーズをローラー上にお
き、毎分200mの速度で送り出しナイロン加工糸と合
わせたのち空気流で弾性糸とナイロン加工糸とを交絡さ
せ毎分625mの速度で捲きとった。この結果でも、チ
ーズからの弾性糸の解舒は内層までチーズの回転方向に
とられることなくおこなわれた。
【0016】(比較例:1)実施例1において、東芝シ
リコーン社製トスパース120加えない他は同様にして
ポリマー溶液を得た。さらに、実施例1と同様にして紡
糸し弾性糸チーズを得た。得られたチーズについて実施
例1と同様に、解舒性、カバリング、交絡糸の評価をお
こなった。その結果、表層解舒性35%、内層解舒性1
15%であった。カバリング機に仕掛けたところ表層で
は弾性糸の解舒はチーズの回転方向にとられることはな
かったが内層ではチーズの回転方向にとられるのがみら
れた。しかし、弾性糸の切断にまではいたらなかった。
交絡糸の場合も同様に表層では弾性糸の解舒はチーズの
回転方向にとられることはなかったが内層ではチーズの
回転方向にとられ弾性糸が切断した。
【0017】(実施例:3)実施例2において、東芝シ
リコーン社製トスパース120加えるかわりに表1にし
めしたようなメチルシロキサンを加え、実施例2と同様
にして紡糸し弾性糸チーズを得た。さらに、得られたチ
ーズについて実施例1と同様に、解舒性、カバリング、
交絡糸の評価をおこなった。その結果も表1にしめし
た。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、弾性糸のチーズの膠着
を防止し、加工工程における工程通過性も向上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01F 6/70 D01F 6/94 D06M 15/643 D06M 23/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒径が0.5〜4.5μmの球状の
    固体ポリアルキルシロキサンをポリウレタンに0.2〜
    1.0重量%の比率で含有せしめて、紡糸したことを特
    徴とする膠着性の改善された弾性糸。
  2. 【請求項2】 紡糸後の弾性糸に、常温で固体のポリア
    ルキルシロキサンを含む油剤を付与したことを特徴とす
    る請求項1記載の弾性糸。
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