JP3218619B2 - 芳香族系化合物、その製造法およびそれを有効成分とする有害生物防除剤 - Google Patents

芳香族系化合物、その製造法およびそれを有効成分とする有害生物防除剤

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JP3218619B2
JP3218619B2 JP13582091A JP13582091A JP3218619B2 JP 3218619 B2 JP3218619 B2 JP 3218619B2 JP 13582091 A JP13582091 A JP 13582091A JP 13582091 A JP13582091 A JP 13582091A JP 3218619 B2 JP3218619 B2 JP 3218619B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C39/00Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N31/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic oxygen or sulfur compounds
    • A01N31/08Oxygen or sulfur directly attached to an aromatic ring system
    • A01N31/16Oxygen or sulfur directly attached to an aromatic ring system with two or more oxygen or sulfur atoms directly attached to the same aromatic ring system
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C43/00Ethers; Compounds having groups, groups or groups
    • C07C43/02Ethers
    • C07C43/257Ethers having an ether-oxygen atom bound to carbon atoms both belonging to six-membered aromatic rings
    • C07C43/29Ethers having an ether-oxygen atom bound to carbon atoms both belonging to six-membered aromatic rings containing halogen

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な芳香族系化合
物、その製造法およびそれを有効成分とする有効成分と
する有害生物防除剤に関する。
【0002】
【従来の技術】これまである種の芳香族系化合物が有害
生物防除効果を有することは、たとえば特開昭50-18628
号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の化合物は、有害生物防除剤の有効成分として必ずしも
常に充分なものであるとはいえない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の状
況に鑑み、よりすぐれた有害生物防除効果を有する化合
物を見出すべく鋭意検討を重ねた結果、下記の一般式
化6で示される芳香族系化合物(以下、本発明化合物と
記す。)が、きわめて高い幼若ホルモン様活性を有する
ことをを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明
は、一般式 化6
【0005】
【化6】
【0006】〔式中、R1 は独立してハロゲン原子、随
時ハロゲン原子で置換されてもよい炭素原子1〜4個の
アルキル基、随時ハロゲン原子で置換されてもよい炭素
原子1〜3個のアルコキシ基を表し、pは2〜5の整数
を表し、R2 は水素原子またはメチル基を表し、R3
独立してハロゲン原子、随時ハロゲン原子で置換されて
もよい炭素原子1〜4個のアルキル基、随時ハロゲン原
子で置換されてもよい炭素原子1〜2個のアルコキシ基
または随時ハロゲン原子もしくはメチル基で置換されて
もよい炭素原子1〜2個のアルキレンジオキシ基を表
し、qは0〜5の整数を表す。〕で示される芳香族系化
合物、その製造法およびそれを有効成分とする有害生物
防除剤を提供するものである。
【0007】本発明化合物は、大部分の従来の殺虫剤と
は著しく異なり、昆虫に対してすぐれた幼若ホルモン様
活性を有する。すなわち、成虫への変態の阻害、卵のふ
化の阻害および成虫の不妊化などの作用を示す。この結
果、本発明化合物は、既存の殺虫剤に抵抗性の発達した
害虫類も含めて、種々の害虫、すなわち農林園芸害虫、
貯穀害虫および衛星害虫等に対して、主として、成長調
節剤、不妊化剤、殺卵剤あるいは増殖抑制剤として作用
し、高い防除効果を示す。
【0008】一般式 化6で示される本発明化合物にお
いて、R1 およびR3 で表されるハロゲン原子とは、フ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子であ
り、
【0009】R1 およびR3 で表されるハロゲン原子で
置換されてもよい炭素原子1〜4個のアルキル基とは、
たとえば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、sec −ブチル基、イソブチ
ル基、tert−ブチル基、トリフルオロメチル基、ジフル
オロメチル基、2−フルオロエチル基、1−フルオロエ
チル基、1,2−ジフルオロエチル基、2,2,2−ト
リフルオロエチル基、2−クロロエチル基、3−フルオ
ロ−n−プロピル基、2−フルオロ−n−プロピル基、
1−フルオロ−n−プロピル基、3−クロロ−n−プロ
ピル基、3−ブロモ−n−プロピル基、4−フルオロ−
n−ブチル基、4−クロロ−n−ブチル基等であり、
【0010】R1 で表される随時ハロゲン原子で置換さ
れてもよい炭素原子1〜3個のアルコキシ基とは、たと
えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イ
ソプロポキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロ
メトキシ基、ブロモジフルオロメトキシ基、クロロジフ
ルオロメトキシ基、2−フルオロエトキシ基、2,2,
2−トリフルオロエトキシ基、1,1,2−トリフルオ
ロエトキシ基、2−クロロ−1,1,2−トリフルオロ
エトキシ基、3−フルオロ−n−プロポキシ基、2−フ
ルオロ−n−プロポキシ基、2−クロロエトキシ基、3
−クロロ−n−プロポキシ基、3−ブロモ−n−プロポ
キシ基、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ基等
であり、
【0011】R3 で表される随時ハロゲン原子で置換さ
れてもよい炭素原子1〜2個のアルコキシ基とは、たと
えば、メトキシ基、エトキシ基、トリフルオロメトキシ
基、ジフルオロメトキシ基、ブロモジフルオロメトキシ
基、クロロジフルオロメトキシ基、2−フルオロエトキ
シ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、1,1,
2,2−テトラフルオロエトキシ基、1,1,2,2,
2−ペンタフルオロエトキシ基、2−クロロ−1,1,
2−トリフルオロエトキシ基、2−クロロエトキシ基等
であり、
【0012】R3 で表される随時ハロゲン原子もしくは
メチル基で置換されてもよい炭素原子1〜2個のアルキ
レンジオキシ基とは、たとえば、メチレンジオキシ基、
ジフルオロメチレンジオキシ基、メチルメチレンジオキ
シ基、ジメチルメチレンジオキシ基、エチレンジオキシ
基、トリフルオロエチレンジオキシ基、テトラフルオロ
エチレンジオキシ基、メチルエチルジオキシ基、1,2
−ジメチルエチレンジオキシ基等である。
【0013】一般式 化6で示される本発明化合物のう
ちで好ましい化合物としては、R1 は独立してハロゲン
原子、pは2、R2 は水素原子またはメチル基、R3
独立してハロゲン原子、または随時ハロゲン原子で置換
されてもよい炭素原子1〜2個のアルキル基、qは1ま
たは2をあげることができる。より好ましい化合物とし
ては、(R1 )pは3位および5位の置換位置ともにフ
ッ素原子、R2 は水素原子、(R3 )qは4位の置換位
置がハロゲン原子または随時ハロゲン原子で置換されて
もよい炭素原子1〜2個のアルキル基、ただし3位の置
換位置にハロゲン原子が同時に置換されてもよい。さら
により好ましくは、(R1 )pは3位および5位の置換
位置ともにフッ素原子、R2 は水素原子、(R3 )qは
4位の置換位置が塩素原子、メチル基またはエチル基を
あげることができる。
【0014】一般式 化6で示される本発明化合物は、
たとえば、以下の方法により製造することができる。
【0015】(製造法A)一般式 化7
【0016】
【化7】
【0017】〔式中、Mはアルカリ金属原子または水素
原子を表し、R1およびpは前記と同じ意味を表す。〕
で示されるフェノール誘導体と一般式化8
【0018】
【化8】
【0019】〔式中、Aはハロゲン原子を表し、R2
3およびqは前記と同じ意味を表す。〕で示される化
合物とを反応させることによって製造することができ
る。製造法Aにおいては、反応は、適当な塩基の存在
下、反応に影響しない溶媒中で行うのが好ましい。ただ
し、Mがアルカリ金属原子の場合は、塩基の存在は必ず
しも必要ではない。
【0020】溶媒としては、たとえばエタノール、プロ
パノール、イソプロパノール、第3ブチルアルコール等
の低級アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、ベンゼン、トルエン等の炭化水素類、ジエ
チルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、ヘキサメチルホスホリックトリアミド等の
アミド類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジ
クロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素
類、アセトニトリル、ニトロメタン、ジメチルスルホキ
シドまたは水等をあげることができる。また必要に応じ
て、これらの溶媒の混合溶媒や水との混合溶媒も使用す
ることができる。
【0021】塩基としては、たとえば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、金属
ナトリウム等のアルカリ金属、水素化ナトリウム等のア
ルカリ金属水素化物またはナトリウムメトキサイド、ナ
トリウムエトキサイド等の金属アルコキサイド、トリエ
チルアミン、ピリジン等の有機塩基等を用いることがで
きる。また必要に応じて、反応系にアンモニウム塩(た
とえばトリエチルベンジルアンモニウムクロライド、テ
トラブチルアンモニウムブロミド等)等の触媒を添加し
てもよい。反応温度としては、約−20℃から反応に使
用する溶媒の沸点の範囲をとることができるが、約−5
℃から反応に使用する溶媒の沸点までの範囲がより望ま
しい。
【0022】原料のモル比は任意に設定できるが、等モ
ルまたはそれに近い比率で反応を行うのが有利である。
【0023】反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出、濃
縮等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得る
ことができる。必要ならば、クロマトグラフィー、蒸
留、再結晶等の通常の操作によって精製することもでき
る。
【0024】(製造法B)一般式 化9
【0025】
【化9】
【0026】〔式中、R1 およびpは前記と同じ意味を
表す。〕で示されるフェノール誘導体と一般式 化10
【0027】
【化10】
【0028】〔式中、R2 、R3 およびqは前記と同じ
意味を表す。〕で示される化合物とを反応させることに
よって製造することができる。製造法Bは、R2 が水素
原子でない場合に特に有利であり、反応は、適当な脱水
触媒または脱水剤の存在下、必要に応じて、反応に影響
しない溶媒中で行うのが好ましい。
【0029】脱水触媒としては、たとえば塩酸、硫酸等
の無機酸、芳香族スルホン酸またはスルホン酸クロリド
等をあげることができ、脱水剤としては、たとえばジシ
クロヘキシルカルボジイミド、ジエチルアゾジカルボキ
シレートまたはジイソプロピルアゾジカルボキシレ−ト
等をあげることができる。
【0030】溶媒としては、たとえばベンゼン、トルエ
ン等の炭化水素類または四塩化炭素、ジクロロメタン等
のハロゲン化炭化水素等をあげることができる。
【0031】反応温度は、約−20℃から約200℃ま
たは使用する溶媒の沸点の範囲をとることができる。
【0032】原料のモル比は任意に設定できるが、等モ
ルまたはそれに近い比率で反応を行うのが有利である。
【0033】反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出、濃
縮等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得る
ことができる。必要ならば、クロマトグラフィー、蒸
留、再結晶等の通常の操作によって精製することもでき
る。
【0034】また、本発明化合物の中で、不斉炭素原子
を有する化合物の場合には、本発明化合物は生物活性を
有する光学活性なそれぞれの異性体((+)−体、
(−)−体)およびそれらのあらゆる比率の混合物をも
含むものである。
【0035】本発明化合物の原料となる一般式 化8ま
たは一般式 化10で示される化合物は、市販されてい
るものを用いるか、又市販される化合物から公知技術、
たとえば Chem.Ber., 89,1732(1956) 、J.Amer.Chem.So
c., 76,908(1954)等に記載される方法およびそれに準じ
た通常の方法により容易に合成することができる。
【0036】本発明化合物の原料となる一般式 化7で
示されるフェノール誘導体のうち、Mがアルカリ金属原
子を表すフェノール誘導体は、一般式 化9で示される
フェノール誘導体から導き、合成することができる。た
とえば、一般式 化11
【0037】
【化11】
【0038】〔式中、R1 、R3 およびmは前記と同じ
意味を表す。〕で示されるフェノール誘導体から溶媒の
存在下、塩素化剤を反応させることにより製造され得
る。
【0039】上記反応式において塩素化剤としては、塩
素、次亜塩素酸t−ブチルまたは塩化スルフリル等を用
いることができる。また、必要に応じて溶媒を使用する
ことができ、使用し得る溶媒としては、ジクロロメタ
ン、ジクロロエタン、四塩化炭素、ベンゼン、酢酸等が
挙げられる。ここで用いる溶媒は塩素化剤の種類に応じ
て使い分けることは言うまでもない。反応温度として
は、−78℃から反応に使用する溶媒または塩素化剤
(塩化スルフリル等)の沸点の範囲をとることができる
が、−20℃から反応に使用する溶媒または塩素化剤
(塩化スルフリルなど)の沸点までの範囲が望ましい。
反応に供する原料および塩素化剤のモル比は任意に設定
できるが、等モルまたはそれに近い比率で反応を行うの
が有利である。反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出、
濃縮等の通常の後処理を行い、目的の化合物を得ること
ができる。必要ならば、クロマトグラフィー、蒸留、再
結晶等の通常の操作によって精製することもできる。な
お、一般式 化11で示されるフェノール誘導体は、た
とえば以下に示すように容易に入荷可能である置換フェ
ノールや、置換ハロベンゼンから通常の方法により容易
に製造することができる(反応式 化12)。
【0040】
【化12】
【0041】〔式中、R1 およびlは前記と同じ意味を
表し、Haはハロゲン原子を表し、R4 は水素原子また
はメチル基を表す。〕次に、これらの製造法に準じて製
造できる本発明化合物を表1〜7に示す。ただし、これ
らの化合物は例示のためのものであって、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【表4】
【0046】
【表5】
【0047】
【表6】
【0048】
【表7】
【0049】本発明化合物が効果を発揮する害虫類とし
ては、たとえば下記のものがあげられる。
【0050】半翅目害虫 トビイロウンカ、セジロウンカ、ヒメトビウンカ等のウ
ンカ類、ツマグロヨコバイ、タイワンツマグロヨコバ
イ、クロスジツマグロヨコバイ、イナズマヨコバイ、チ
ャノミドリヒメヨコバイ、フタテンヒメヨコバイ等のヨ
コバイ類、ワタアブラムシ、モモアカアブラムシ等のア
ブラムシ類、カメムシ類、タバココナジラミ、オンシツ
コナジラミ等のコナジラミ類、カイガラムシ類、グンバ
イムシ類、キジラミ類等
【0051】鱗翅目害虫 ニカメイガ(ニカメイチョウ)、コブノメイガ、ノシメ
コクガ等のメイガ類、ハスモンヨトウ、アワヨトウ、ヨ
トウガ等のヨトウ類、モンシロチョウ等のシロチョウ
類、コカクモンハマキ等のハマキガ類、シンクイガ類、
ハモグリガ類、ホソガ類、キバガ類、ドクガ類、ウワバ
類、カブラヤガ、タマナヤガ類のアグロティス属害虫
Agrothis spp.)、ヘリオティス属害虫(Heliothis sp
p.) 、コナガ、イガ、コイガ等
【0052】双翅目害虫 アカイエカ、コガタアカイエカ等のイエカ類、ネッタイ
シマカ、ヒトスジシマカ等のヤブカ類、シナハマダラカ
等のハマダラカ類、ユスリカ類、イエバエ、オオイエバ
エ等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ヒメイエ
バエ、タネバエ、タマネギバエ等のハナバエ類、タマバ
エ類、ミバエ類、ミギワバエ類、ショウジョウバエ類、
チョウバエ類、アブ類、ブユ類、サシバエ類等
【0053】鞘翅目害虫 ウェスタンコーンルートワーム、サザンコーンルートワ
ーム等のコーンルートワーム類、ドウガネブイブイ、ヒ
メコネガ等のコガネムシ類、コクゾウムシ、イネミズゾ
ウムシ、アズキゾウムシ等のゾウムシ類、チャイロコメ
ノゴミムシダマシ、コクヌストモドキ等のゴミムシダマ
シ類、キスジノミハムシ、ウリハムシ等のハムシ類、シ
バンムシ類、ニジュウヤホシテントウ等のエピラクナ属
Epilachna spp.) 、ヒラタキイムシ類、ナガシンクイ
ムシ類、カミキリムシ類等
【0054】網翅目害虫 チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、ト
ビイロゴキブリ、コバネゴキブリ等
【0055】総翅目害虫 ミナミキイロアザミウマ、チャノキイロアザミウマ、ハ
ナアザミウマ等
【0056】膜翅目害虫 アリ類、カブラハバチ等のハバチ類等
【0057】直翅目害虫 ケラ、バッタ等
【0058】隠翅目害虫 ヒトノミ等
【0059】シラミ目害虫 ヒトジラミ、ケジラミ等
【0060】等翅目害虫 ヤマトシロアリ、イエシロアリ等等に効果を発揮する。
さらにその中でも、半翅目害虫の防除により適し、特に
稲作物を加害するウンカ類およびヨコバイ類に対しては
特に卓効を示し、すぐれた防除効果を発揮する。
【0061】他の殺虫剤および/または殺ダニ剤を添加
することにより、本発明化合物の害虫防除は、より多種
の害虫類およびより多様な使用場面への実用的適用が可
能となる。適する添加剤としては、例えばフェニトロチ
オン〔O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−ニト
ロフェニル)ホスホロチオエート〕、フェンチオン
〔O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−(メチル
チオ)フェニル〕ホスホロチオエート〕、ダイアジノン
〔O,O−ジエチル−O−2−イソプロピル−6−メチ
ルピリミジン−4−イルホスホロチオエート〕、クロル
ピリホス〔O,O−ジエチル−O−3,5,6−トリク
ロロ−2−ピリジルホスホロチオエート〕、アセフェー
ト〔O,S−ジメチルアセチルホスホラミドチオエー
ト〕、メチダチオン〔S−2,3−ジヒドロ−5−メト
キシ−2−オキソ−1,3,4−チアジアゾール−3−
イルメチル O,O−ジメチルホスホロジチオエー
ト〕、エチルチオメトン〔O,O−ジエチル S−2−
エチルチオエチルホスホロジチオエート〕、DDVP
〔2,2−ジクロロビニルジメチルホスフェート〕、ス
ルプロホス〔O−エチル O−4−(メチルチオ)フェ
ニル S−プロピルホスホロジチオエート〕、シアノホ
ス〔O−4−シアノフェニル O,O−ジメチルホスホ
ロチオエート〕、サリチオン〔2−メトキシ−4H−
1,3,2−ベンゾジオキサホスフィニン−2−スルフ
ィド〕、ジメトエート〔O,O−ジメチル−S−(N−
メチルカルバモイルメチル)ジチオホスフェート〕フェ
ントエート〔エチル2−ジメトキシホスフィノチオイル
チオ(フェニル)アセテート〕、マラチオン〔ジエチル
(ジメトキシホスフィノチオイルチオ)サクシネー
ト〕、トリクロルホン〔ジメチル 2,2,2−トリク
ロロ−1−ヒドロキシエチルホスホネート〕、アジンホ
スメチル〔S−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,
2,3−ベンゾトリアジン−3−イルメチル O,O−
ジメチルホスホロジチオエート〕、モノクロトホス〔ジ
メチル(E)−1−メチル−2−(メチルカルバモイ
ル)ビニルホスフェート〕等の有機リン系化合物、
【0062】BPMC〔2−sec −ブチルフェニルメチ
ルカルバメート〕、ベンフラカルブ〔エチル N−
〔2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−
7−イルオキシカルボニル(メチル)アミノチオ〕−N
−イソプロピル−β−アラニネート〕、プロポキスル
〔2−イソプロポキシフェニル N−メチルカルバメー
ト〕、カルボスルファン〔2,3−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−7−ベンゾ〔b〕フラニル N−ジブチルア
ミノチオ−N−メチルカーバメート〕、カルバリル〔1
−ナフチル−N−メチルカーバメート〕、メソミル〔S
−メチル−N−〔(メチルカルバモイル)オキシ〕チオ
アセトイミデート〕、エチオフェンカルブ〔2−(エチ
ルチオメチル)フェニルメチルカーバメート〕、アルジ
カルブ〔2−メチル−2−(メチルチオ)プロピオンア
ルデヒド O−メチルカルバモイルオキシ〕、オキサミ
ル〔N,N−ジメチル−2−メチルカルバモイルオキシ
イミノ−2−(メチルチオ)アセタミド〕等のカーバメ
ート系化合物、
【0063】エトフェンプロックス〔2−(4−エトキ
シフェニル)−2−メチルプロピル−3−フェノキシベ
ンジルエーテル〕、フェンバレレート〔(RS)−α−
シアノ−3−フェノキシベンジル(RS)−2−(4−
クロロフェニル)−3−メチルブチレート〕、エスフェ
ンバレレート〔(S)−α−シアノ−3−フェノキシベ
ンジル(S)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチ
ルブチレート〕、フェンプロパトリン〔(RS)−α−
シアノ−3−フェノキシベンジル2,2,3,3−テト
ラメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、シペルメ
トリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル(1RS,3RS)−(1RS,3RS)−3−
(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレート〕、ペルメトリン〔3−フェ
ノキシベンジル(1RS,3RS)−(1RS,3R
S)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−メチ
ルシクロプロパンカルボキシレート〕、シハロトリン
〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
(Z)−(1RS,3RS)−3−(2−クロロ−3,
3,3−トリフルオロプロペニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボキシレート〕、デルタメトリン
〔(S)−α−シアノ−m−フェノキシベンジル(1
R,3R)−3(2,2−ジブロモビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、シクロプ
ロトリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベン
ジル(RS)−2,2−ジクロロ−1−(4−エトキシ
フェニル)シクロプロパンカルボキシレート〕等のピレ
スロイド化合物、
【0064】ブプロフェジン(2−tert−ブチルイミノ
−3−イソプロピル−5−フェニル−1,3,5−トリ
アジアジナン−4−オン)等のチアジアジン誘導体、イ
ミダクロプリド(1−(6−クロロ−3−ピリジルメチ
ル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミ
ン〕等のニトロイミダゾリジン誘導体、カルタップ
〔S,S′−(2−ジメチルアミノトリメチレン)ビス
(チオカーバメート)〕、チオシクラム〔N,N−ジメ
チル−1,2,3−トリチアン−5−イルアミン〕、ベ
ンスルタップ〔S,S’−2−ジメチルアミノトリメチ
レン ジ(ベンゼンチオサルフォネート)〕等のネライ
ストキシン誘導体、エンドスルファン〔6,7,8,
9,10,10−ヘキサクロロ−1,5,5a,6,
9,9a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3
−ベンゾジオキサチエピンオキサイド〕、γ−BHC
〔1,2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキサ
ン〕等の塩素化炭化水素化合物、クロルフルアブロン
〔1−〔3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ−5−ト
リフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニ
ル〕−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレ
ア〕、テフルベンズロン〔1−(3,5−ジクロロ−
2,4−ジフルオロフェニル)−3−(2,6−ジフル
オロベンゾイル)ウレア〕、フルフェノクスロン〔1−
〔4−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェノキ
シ)−2−フルオロフェニル〕−3−(2,6−ジフル
オロベンゾイル)ウレア〕等のベンゾイルフェニルウレ
ア系化合物、アミトラズ〔〔N,N′〔(メチルイミ
ノ)ジメチリジン〕ジ−2,4−キシリジン〕、クロル
ジメホルム〔N′−(4−クロロ−2−メチルフェニ
ル)−N,N−ジメチルメタニミダミド〕等のホルムア
ミジン誘導体等があげられる。
【0065】本発明化合物を有害生物防除剤の有効成分
として用いる場合は、本の何らの成分も加えず、そのま
ま使用してもよいが、通常は、固体担体、液体担体、ガ
ス状担体、餌等と混合し、必要あれば界面活性剤、その
他の製剤用補助剤を添加して、油剤、乳剤、水和剤、水
中懸濁剤・水中乳濁剤等のフロアブル剤、粒剤、粉剤、
エアゾール、自己燃焼型燻煙剤・化学反応型燻煙剤・多
孔セラミック板燻煙剤等の加熱燻煙剤、ULV剤、毒餌
等に製剤して使用する。
【0066】これらの製剤には、有効成分として本発明
化合物を、通常、重量比で0.001 %〜95%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、たとえば粘
土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベ
ントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、タルク
類、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石
英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、
化学肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉
末あるいは粒状物等があげられ、液体担体としては、た
とえば水、アルコール類(メタノール、エタノール
等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、
芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エ
チルベンゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素
類(ヘキサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エス
テル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(ア
セトニトリル、イソブチロニトリル等)、エーテル類
(ジイソプロピルエーテル、ジオキサン等)、酸アミド
類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
アセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメ
タン、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチルス
ルホキシド、大豆油、綿実油等の植物油等があげられ、
ガス状担体、すなわち噴霧剤としては、たとえばフロン
ガス、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチル
エーテル、炭酸ガス等があげられる。
【0067】界面活性剤としては、たとえばアルキル硫
酸エステル類、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリー
ルスルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類およびそ
のポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコールエ
ーテル類、多価アルコールエステル類、糖アルコール誘
導体等があげられる。
【0068】固着剤や分散剤等の製剤用補助剤として
は、たとえばカゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん
粉、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸
等)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶
性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸類等)等があげられ、安定剤として
は、たとえばPAP(酸性リン酸イソプロピル)、BH
T(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノー
ル)、BHT(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノ
ールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの
混合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸または
そのエステル等があげられる。
【0069】自己燃焼型燻煙剤の基材としては、たとえ
ば硝酸塩、亜硝酸塩、グアニジン塩、塩素酸カリウム、
ニトロセルローズ、エチルセルローズ、木粉などの燃焼
発熱剤、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、重クロ
ム酸塩、クロム酸塩などの熱分解刺激剤、硝酸カリウム
などの酸素供給剤、メラミン、小麦デンプンなどの支燃
剤、珪藻土などの増量剤、合成糊料などの結合剤等があ
げられる。化学反応型燻煙剤の基材としては、たとえば
アルカリ金属の硫化物、多硫化物、水硫化物、含水塩、
酸化カルシウム等の発熱剤、炭素質物質、炭化鉄、活性
白土などの触媒剤、アゾジカルボンアミド、ベンゼンス
ルホニルヒドラジン、ジニトロソペンタメチレンテトラ
ミン、ポリスチレン、ポリウレタン等の有機発泡剤、天
然繊維片、合成繊維片等の充填剤等があげられる。
【0070】毒餌の基材としては、たとえば穀物粉、植
物精油、糖、結晶セルロース等の餌成分、ジブチルヒド
ロキシトルエン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸
化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ末等の
誤食防止剤、チーズ香料、タマネギ香料等の誘引性香料
等があげられる。
【0071】フロアブル剤(水中懸濁剤または水中乳濁
剤)の製剤は、一般に1〜75%の化合物を0.5〜15
%の分散剤、0.1〜10%の懸濁助剤(たとえば、保護
コロイドやチクソトロピー性を付与する化合物)、0〜
1.0%の適当な補助剤(たとえば、消泡剤、防錆剤、安
定化剤、展着剤、浸透助剤、凍結防止剤、防菌剤、防燻
剤等)を含む水中で微小に分散させることによって得ら
れる。水の代わりに化合物がほとんど溶解しない油を用
いて油中懸濁剤とすることも可能である。保護コロイン
ドとしては、たとえばゼラチン、カゼイン、ガム類、セ
ルロースエーテル、ポリビニルアルコール等が用いられ
る。チクソトロピー性を付与する化合物としては、たと
えばベントナイト、アルミニウムマグネシウムシリケー
ト、キサンタンガム、ポリアクリル酸等があげられる。
【0072】このようにして得られる製剤は、そのまま
であるいは水等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、
殺線虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節
剤、共力剤、肥料、土壌改良剤、動物用飼料等と混合し
て、または混合せずに同時に用いることもできる。
【0073】本発明化合物を農業用有害生物防除剤とし
て用いる場合、その施用量は、通常、10アールあた
り、0.001gから500gであり、好ましくは0.1g
から500gである。乳剤、水和剤、フロアブル剤等を
水で希釈して用いる場合は、その施用濃度は通常、0.00
01ppm 〜1000ppm であり、粒剤、粉剤等は何ら希釈する
ことなく製剤のままで施用する。また、防疫用有害生物
防除剤として用いる場合には、乳剤、水和剤、フロアブ
ル剤等は、通常水で0.0001ppm 〜10000ppmに希釈して施
用し、油剤、エアゾール、燻煙剤、ULV剤、毒餌等に
ついてはそのまま施用する。
【0074】これらの施用量、施用濃度は、いずれも製
剤の種類、施用時期、施用場所、施用方法、害虫の種
類、被害程度等の状況によって異なり、上記の範囲にか
かわることなく増加させたり、減少させたりすることが
できる。
【0075】
【実施例】以下、本発明を製造例、製剤例および試験例
により、さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではない。まず、本発明化合物の
製造例を示す。 製造例1(化合物(2) の製造法)水素化ナトリウム0.0
7g(60%油性)およびジメチルホルムアミド10ml
の溶液に、2−クロロ−4−(3,4−ジクロロフェノ
キシフェノール0.45gおよびメチルホルムアミド3ml
の溶液を、氷冷下攪拌しながら滴下した。30分後、こ
れに室温下、p−メチルベンジルクロライド0.22gの
ジメチルホルムアミド5mlの溶液を加え、室温で攪拌し
た。10時間後、反応液を氷水に投入後、酢酸エチル層
100mlで2回抽出した。酢酸エチル層を併せ、水洗
し、乾燥後濃縮し、粗生成物を得た。この粗生成物をシ
リカゲルクロマトグラフィーに付し、4−メチル−1−
〔2−クロロ−4−(3,4−ジクロロフェノキシ)フ
ェノキシ〕メチルベンゼン0.50gを得た。 収率 : 81% n27 D : 1.6029
【0076】製剤例2(化合物(5) の製造法)2−クロ
ロ−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)フェノール
0.95g、p−クロロベンジルアルコール0.54g、ト
リフェニルホスフィン1.01g、ジエチルアザジカルボ
キシレ−ト0.65gおよびテトラヒドロフラン90mlを
反応容器に入れ、室温下攪拌した。48時間後、反応液
を濃縮し、50mlのジエチルエーテルを加えて沈殿物を
濾過した。濾液を濃縮後、シリカゲルクロマトグラフィ
ーに付し、4−クロロ−1−〔2−クロロ−4−(3,
5−ジフルオロフェノキシ)フェノキシ〕メチルベンゼ
ン0.87gを得た。 収率 : 62% mp : 95.3℃ 次に、これらの製造法に準じて得られた本発明化合物の
いくつかを表8に示す。
【0077】
【表8】
【0078】次に中間体製造例を示す。中間体製造例
(2−クロロ−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)
フェノールの製造法)p−(3,5−ジフルオロフェノ
キシ)フェノール5.0gを四塩化炭素50mlに溶かし、
氷冷下激しく攪拌しながら、次亜塩素酸t−ブチル2.4
5gをゆっくり滴下した。滴下終了後、室温下で攪拌し
た。5時間後、反応後を濃縮し、酢酸エチル200mlを
残渣に加え、5%重炭酸ソーダ水で洗浄した。酢酸エチ
ル溶液を乾燥・濃縮後、残渣をシリカゲルクロマトグラ
フィーに付し、2−クロロ−4−(3,5−ジフルオロ
フェノキシ)フェノール5.31gを得た。 収率 : 92% n25 D : 1.5639
【0079】次の製剤例を示す。なお、部は重量部を表
し、本発明化合物は、表8に記載の化合物番号で表す。
【0080】製剤例1 乳剤 本発明化合物(1)〜(15)の各々10部を、キシレン
35部およびジメチルホルムアミド35部に溶解し、こ
れにポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14
部およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を
加え、よく攪拌混合して各々の10%乳剤を得る。
【0081】製剤例2 水和剤 本発明化合物(1)〜(15)の各々20部を、ラウリル
硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2
部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪素土54部
を混合した中に加え、ジュースミキサーで攪拌混合して
各々の20%水和剤を得る。
【0082】製剤例3 粒剤 本発明化合物(1),(2),(3),(4),
(6),(7),(9),(11)および(12)の各々5
部にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部、ベン
トナイト30部およびクレー60部を加え、充分攪拌混
合する。次いで、これらの混合物に適量の水を加え、さ
らに攪拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥して各々の5%
粒剤を得る。
【0083】製剤例4 粒剤 本発明化合物(5),(8),(10),(13),(14)
および(15)の各々5部に、合成含水酸化珪素微粉末5
部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部、ベン
トナイト30部およびクレー55部を加え、充分攪拌混
合する。次いで、これらの混合物に適当量の水を加え、
さらに攪拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥して各々の5
%粒剤を得る。
【0084】製剤例5 粉剤 本発明化合物(1),(2),(3),(4),
(6),(7),(9),(11)および(12)の各々0.
3部、合成含水酸化珪素微粉末1部、凝集剤として商品
名 ドリレスB(三共社製)1部、クレー7.7部を乳鉢
でよく混合した後に、ジュースミキサーで攪拌混合す
る。得られた混合物にカットクレー90部を加えて、袋
混合し、各々の粉剤を得る。
【0085】製剤例6 粉剤 本発明化合物(5),(8),(10),(13),(14)
および(15)の各々0.3部、合成含水酸化珪素微粉末0.
03部をジュースミキサーでよく攪拌した後に、遠心粉
砕機で粉砕する。得られた粉砕混合物に合成含水酸化珪
素微粉末0.97部、凝集剤として商品名 ドリレスB
(三共社製)1部およびクレー7.7部を加えて、乳鉢で
よく混合した後にジュースミキサーで攪拌混合する。得
られた混合物にカットクレー90部を加えて袋混合し、
各々の粉剤を得る。
【0086】製剤例7 粉剤 本発明化合物(1),(2),(3),(4),
(6),(7),(9),(11)および(12)の各々0.
3部、有機リン系化合物としてフェニトロチオン2部、
合成含水酸化珪素微粉末3部、凝集剤として商品名 ド
リレスB(三共社製)1部、クレー3.7部を乳鉢でよく
混合した後に、ジュースミキサーで攪拌混合する。得ら
れた混合物にカットクレー90部を加え、袋混合し、各
々の粉剤を得る。
【0087】製剤例8 粉剤 本発明化合物(5),(8),(10),(13),(14)
および(15)の各々0.3部と合成含水酸化珪素微粉末0.
03部をジュースミキサーでよく攪拌混合した後に、遠心
粉砕機で粉砕する。得られた粉砕混合物に有機リン系化
合物としてフェニトロチオン2部、合成含水酸化珪素微
粉末2.97部、凝集剤として商品名 ドリレスB(三共
社製)1部およびクレー3.7部を加えて、乳鉢でよく混
合した後にジュースミキサーで攪拌混合する。得られた
混合物にカットクレー90部を加えて袋混合し、各々の
粉剤を得る。
【0088】製剤例9 粉剤 本発明化合物(1),(2),(3),(4),
(6),(7),(9),(11)および(12)の各々0.
3部、カーバメート系化合物としてBPMC(O−sec
−ブチルフェニル N−メチルカーバメート)2部、合
成含水酸化珪素微粉末3部、凝集剤として商品名 ドリ
レスB(三共社製)1部、クレー3.7部を乳鉢でよく混
合した後に、ジュースミキサーで攪拌混合する。得られ
た混合物にカットクレー90部を加え、袋混合し、各々
の粉剤を得る。
【0089】製剤例10 粉剤 本発明化合物(5),(8),(10),(13),(14)
および(15)の各々0.3部と合成含水酸化珪素微粉末0.
03部をジュースミキサーでよく攪拌した後に、遠心粉
砕機で粉砕する。得られた粉砕混合物にカーバメート系
化合物としてBPMC(O−sec −ブチルフェニル N
−メチルカーバメート)2部、合成含水酸化珪素微粉末
2.97部、凝集剤として商品名 ドリレスB(三共社
製)1部およびクレー3.7部を加えて、乳鉢でよく混合
した後にジュースミキサーで攪拌混合する。得られた混
合物にカットクレー90部を加え袋混合し、各々の粉剤
を得る。
【0090】製剤例11 粉剤 本発明化合物(5)〜(15)の各々1部を適当量のアセ
トンに溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、P
AP0.3部およびクレー93.7部を加え、ジュースミキ
サーで攪拌混合し、アセトンを蒸発除去して各々の1%
粉剤を得る。
【0091】製剤例12 フロアブル剤 本発明化合物(1),(2),(3),(4),
(6),(7),(9),(11)および(12)の各々1
0部を、ポリビニルアルコール6部を含む水溶液40部
中に加え、ミキサーで攪拌し、分散剤を得る。この中
に、キサンタンガム0.05部およびアルミニウムマグネ
シウムシリケート0.1部を含む水溶液40部を加え、さ
らに、プロピレングリコール10部を加えて穏やかに攪
拌混合して各々の10%水中乳濁剤を得る。
【0092】製剤例13 フロアブル剤 本発明化合物(5),(8),(10),(13),(14)
および(15)の各々20部とソルビタントリオレエート
1.5部とを、ポリビニルアルコール2部を含む水溶液2
8.5部と混合し、サンドグライダーで微粉砕(粒径3μ
以下)した後、この中に、キサンタンガム0.05部およ
びアルミニウムマグネシリケート0.1部を含む水溶液4
0部を加え、さらに、プロピレングリコール10部を加
えて攪拌混合して20%水中懸濁剤を得る。
【0093】製剤例14 油剤 本発明化合物(1)〜(15)の各々0.1部をキシレン5
部およびトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯
油89.9部に混合して0.1%油剤を得る。
【0094】製剤例15 油剤エアゾール 本発明化合物(1)〜(15)の各々0.1部、テトラメス
リン0.2部、d−フェノスリン0.1部、トリクロロエタ
ン10部および脱臭灯油59.6部を混合溶解し、エアゾ
ール容器に充填し、バルブ部分を取り付けた後、該バル
ブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)30部を加圧充
填して油性エアゾールを得る。
【0095】製剤例16 水性エアゾール 本発明化合物(1)〜(15)の各々0.2部、d−アレス
リン0.2部、d−フェノスリン0.2部、キシレン5部、
脱臭灯油3.4部および乳化剤{アトモス300(アトラ
スケミカル社登録商標名)}1部を混合溶解したもの
と、純水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部
分を取り付け、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油
ガス)40部を加圧充填して水性エアゾールを得る。
【0096】製剤例17 加熱燻煙剤 本発明化合物(1)〜(15)の各々100mgを適量のア
セトンに溶解し、4.0cm×4.0cm、厚さ1.2cmの多孔セ
ラミック板に含浸させて加熱燻煙剤を得る。
【0097】次に本発明化合物が、有害生物防除剤の有
効成分として有用であることを試験例により示す。な
お、本発明化合物は前記と同じ化合物番号で示し、比較
対照に用いた化合物は表9に記載の化合物番号で示す。
【0098】
【表9】
【0099】試験例1 トビイロウンカ幼虫に対する変
態阻害作用 製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤を、水で所
定濃度に希釈して、ポリエチレンカップ植えのイネ苗
に、20ml/2ポットの割合で散布した。風乾後、ポッ
トあたりトビイロウンカ3令幼虫を10頭放飼し、10
日後に羽化阻害率を求めた。その結果を表10および表
11に示す。
【0100】
【表10】
【0101】
【表11】
【0102】なお、本発明化合物(1),(4),
(5),(8),(11)は供試濃度50ppb で100%
羽化を阻害した。
【0103】試験例2 ツマグロヨコバイに対する増殖
抑制作用 製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤を、水で所
定濃度に希釈して、鉢(1/5000a)植えのイネ苗(丈約
20cm)に、40ml/2ポットの割合で散布した。風乾
後、ポットを金網ゲージで覆い、ポットあたりツマグロ
ヨコバイ成虫を10雄10雌放虫し、温室内に放置し
た。約3週間後に、次世代の生存若虫数を調査し、増殖
抑制率を求めた。その結果を表12に示す。
【0104】
【表12】
【0105】試験例3 トビイロウンカに対する増殖抑
制作用 製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤を、水で所
定濃度に希釈して、鉢(1/5000a)植えのイネ苗(丈約
20cm)に、40ml/2ポットの割合で散布した。風乾
後、ポットを金網ゲージで覆い、ポットあたりトビイロ
ウンカ成虫を5雄5雌放虫し、温室内に放置した。約3
週間後に、次世代の生存若虫数を調査し、増殖抑制率を
求めた。その結果を表13に示す。
【0106】
【表13】
【0107】
【発明の効果】本発明化合物は、半翅目害虫、鱗翅目害
虫、双翅目害虫、鞘翅目害虫、網翅目害虫、総翅目害
虫、直翅目害虫、膜翅目害虫、隠翅目害虫、シラミ目害
虫、等翅目害虫等に対し、優れた防除効力を有し、有害
生物防除剤として種々の用途に供し得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 博明 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友 化学工業株式会社内 (72)発明者 梅田 公利 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友 化学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−18628(JP,A) 特開 平4−295443(JP,A) 特開 平4−334339(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 43/29 A01N 31/16 C07C 41/09 C07C 41/16 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 化1 【化1】 〔式中、R1は独立してハロゲン原子、随時ハロゲン原
    子で置換されてもよい炭素原子1〜4個のアルキル基、
    随時ハロゲン原子で置換されてもよい炭素原子1〜3個
    のアルコキシ基を表し、pは2〜5の整数を表し、R2
    は水素原子またはメチル基を表し、R3は独立してハロ
    ゲン原子、随時ハロゲン原子で置換されてもよい炭素原
    子1〜4個のアルキル基、随時ハロゲン原子で置換され
    てもよい炭素原子1〜2個のアルコキシ基または随時ハ
    ロゲン原子もしくはメチル基で置換されてもよい炭素原
    子1〜2個のアルキレンジオキシ基を表し、qは0〜5
    の整数を表す。〕で示される芳香族系化合物。
  2. 【請求項2】一般式 化2 【化2】 〔式中、Mはアルカリ金属原子または水素原子を表し、
    1は独立してハロゲン原子、随時ハロゲン原子で置換
    されてもよい炭素原子1〜4個のアルキル基、随時ハロ
    ゲン原子で置換されてもよい炭素原子1〜3個のアルコ
    キシ基を表し、pは2〜5の整数を表す。〕で示される
    フェノール誘導体と一般式 化3 【化3】 〔式中、Aはハロゲン原子を表し、R2は水素原子また
    はメチル基を表し、R3は独立してハロゲン原子、随時
    ハロゲン原子で置換されてもよい炭素原子1〜4個のア
    ルキル基、随時ハロゲン原子で置換されてもよい炭素原
    子1〜2個のアルコキシ基または随時ハロゲン原子もし
    くはメチル基で置換されてもよい炭素原子1〜2個のア
    ルキレンジオキシ基を表し、qは0〜5の整数を表
    す。〕で示される化合物とを反応させることを特徴とす
    る請求項1記載の芳香族系化合物の製造法。
  3. 【請求項3】一般式 化4 【化4】 〔式中、R1は独立してハロゲン原子、随時ハロゲン原
    子で置換されてもよい炭素原子1〜4個のアルキル基、
    随時ハロゲン原子で置換されてもよい炭素原子1〜3個
    のアルコキシ基を表し、pは2〜5の整数を表す。〕で
    示されるフェノール誘導体と一般式 化5 【化5】 〔式中、R2は水素原子またはメチル基を表し、R3は独
    立してハロゲン原子、随時ハロゲン原子で置換されても
    よい炭素原子1〜4個のアルキル基、随時ハロゲン原子
    で置換されてもよい炭素原子1〜2個のアルコキシ基ま
    たは随時ハロゲン原子もしくはメチル基で置換されても
    よい炭素原子1〜2個のアルキレンジオキシ基を表し、
    qは0〜5の整数を表す。〕で示される化合物とを反応
    させることを特徴とする請求項1記載の芳香族系化合物
    の製造法。
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