JP3214307B2 - 織機における開口制御方法及び装置 - Google Patents

織機における開口制御方法及び装置

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JP3214307B2
JP3214307B2 JP22679895A JP22679895A JP3214307B2 JP 3214307 B2 JP3214307 B2 JP 3214307B2 JP 22679895 A JP22679895 A JP 22679895A JP 22679895 A JP22679895 A JP 22679895A JP 3214307 B2 JP3214307 B2 JP 3214307B2
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    • D03D51/007Loom optimisation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織機における開口
制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1枚の綜絖枠と1つの専用の駆動モータ
とを1対1で連結し、複数枚の綜絖枠を専用モータで別
々に駆動する開口制御装置が特開平5−25751号公
報、特開平6−322644号公報に開示されている。
【0003】特開平5−25751号公報及び特開平6
−322644号公報のいずれの装置においても、織機
主軸の回転角度に応じた駆動モータの目標回転量と実際
の回転量との偏差を検出し、この検出された偏差を解消
するように駆動モータを回転制御している。この場合、
特開平5−25751号公報の装置では偏差に追従させ
てループゲインを調整し、特開平6−322644号公
報の装置では綜絖枠の運動位置に基づいてループゲイン
を調整している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−25751
号公報の装置では偏差の大小に応じてループゲインの大
小を調整しており、駆動モータは織機の主軸に対して精
度良く追従する。しかし、織機主軸は筬打ち、経糸張力
変動等によって回転変動を起こしている。そのため、織
機の主軸に回転変動が生じた場合には駆動モータが追従
し、駆動モータは余計な加減速を繰り返す。駆動モータ
のこのような動作は電力消費の増大を招く。
【0005】特開平6−322644号公報の装置で
は、高精度制御を要求される経糸閉口時にはループゲイ
ンを大きくし、高精度制御を要求されない経糸開口時に
はループゲインを小さくしている。しかし、織機の定常
運転時に制御精度の切り換えを行なうのは制御系の安定
性の欠如に繋がり、綜絖枠の運動が円滑性を欠く。
【0006】本発明は、織機駆動モータから独立した開
口駆動モータによって綜絖枠を駆動する開口装置におい
て電力消費を抑制しつつ綜絖枠の運動の安定性を向上す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明では、検出された織機の回転速度に基づいて生成され
る時間を変数とした開口駆動モータの回転制御パターン
を用意し、前記時間を変数とした回転制御パターンを用
いて開口駆動モータの作動を制御するようにした。
【0008】請求項2の発明では、織機の回転角度を変
数とした開口駆動モータの第1の回転制御パターンと、
時間を変数とした開口駆動モータの第2の回転制御パタ
ーンとを用意し、織機の変速運転時には第1の回転制御
パターンを用い、織機の定速運転時には第2の回転制御
パターンを用いるようにした。
【0009】請求項3の発明では、織機の回転角度を変
数とした開口駆動モータの第1の回転制御パターンと、
時間を変数とした開口駆動モータの第2の回転制御パタ
ーンとを用意し、第1の回転制御パターンと第2の回転
制御パターンとを同時的に組み合わせて用いるようにし
た。
【0010】請求項4の発明では、検出された織機の回
転速度に基づいて請求項2及び請求項3における第2の
回転制御パターンを生成するようにした。請求項5の発
明では、織機の回転角度を変数とした開口駆動モータの
第1の回転制御パターンを設定する第1の回転制御パタ
ーン設定手段と、時間を変数とした開口駆動モータの第
2の回転制御パターンを設定する第2の回転制御パター
ン設定手段と、織機の運転速度を検出する運転速度検出
手段と、前記運転速度検出手段によって検出された運転
速度状態に基づいて第1の回転制御パターンと第2の回
転制御パターンとの少なくとも一方を選択する選択手段
とを備えた開口制御装置を構成した。
【0011】請求項1の発明によれば、織機の回転角度
と綜絖枠の運動位置との高精度の同期を要求されない織
機の運転時には開口駆動モータは前記時間を変数とした
回転制御パターンに従って作動され、綜絖枠が円滑に運
動する。時間を変数とした回転制御パターンは実際の織
機の回転速度に基づいて生成される。
【0012】織機の運転速度が定常運転速度まで立ち上
がる間あるいは定常運転状態から停止までの間は織機の
回転角度と綜絖枠の運動位置とを高精度で同期させる必
要がある。請求項2及び請求項5の発明によれば、織機
の運転立ち上がり時あるいは減速停止時のような変速運
転時には開口駆動モータは第1の回転制御パターンに従
って作動され、織機の回転角度と綜絖枠の運動位置とが
高精度で同期する。織機の回転角度と綜絖枠の運動位置
との高精度の同期を要求されない織機の定常運転時には
開口駆動モータは第2の回転制御パターンに従って作動
され、綜絖枠が円滑に運動する。
【0013】請求項3の発明によれば、例えば第1の回
転制御パターンをX%用い、第2の回転制御パターンを
(100─X)%用いるという組合せの制御が行われ
る。第1の回転制御パターンによる回転速度がV1、第
2の回転制御パターンによる回転速度がV2のとき、V
1・X+V2(100−X)という組合せ速度が用いら
れる。このような組合せ制御により織機の回転角度に対
する綜絖枠の追従性と綜絖枠の運動安定性との両方を満
たす制御が可能となる。
【0014】請求項4の発明によれば、第2の回転制御
パターンが実際の織機の回転速度に基づいて生成され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
【0016】綜絖枠11の下方には開口駆動モータ12
が配置されている。開口駆動モータ12はサーボモータ
型の変速駆動モータである。開口駆動モータ12の出力
軸にはクランク円板13が止着されており、クランク円
板13と綜絖枠11の下枠とはコネクティングロッド1
4を介して連結されている。クランク円板13及びコネ
クティングロッド14はクランク機構を構成し、開口駆
動モータ12の一方向への回転がクランク機構を介して
綜絖枠11の上下動に変換される。開口駆動モータ12
は開口制御装置C1の指令制御を受ける。開口制御装置
C1は開口駆動モータ12に組み込まれたロータリエン
コーダ121から得られる回転角度情報に基づいて開口
駆動モータ12をフィードバック制御する。
【0017】開口制御装置C1は、入力装置15によっ
て入力される第1の回転制御パターンを記憶する第1の
回転制御パターン記憶回路16と、第2の回転制御パタ
ーンを記憶する第2の回転制御パターン記憶回路17
と、第2の回転制御パターンを生成する制御パターン生
成回路18と、第1及び第2の回転制御パターンのいず
れかを選択する選択回路19とからなる。入力装置15
及び第1の回転制御パターン記憶回路16は第1の回転
制御パターン設定手段を構成し、第2の回転制御パター
ン記憶回路17及び制御パターン生成回路18は第2の
回転制御パターン設定手段を構成する。制御パターン生
成回路18は織機の回転角度検出用のロータリエンコー
ダ20から得られる回転速度情報に基づいて第2の回転
制御パターンを生成する。選択手段となる選択回路19
は運転速度検出手段となるロータリエンコーダ20から
得られる回転速度変動情報に基づいて第1及び第2の回
転制御パターンのいずれかを選択する。
【0018】選択回路19は、選択した回転制御パター
ン及び開口駆動モータ12のロータリエンコーダ121
から得られる回転角度情報に基づいて開口駆動モータ1
2の作動をフィードバック制御する。即ち、選択回路1
9は、ロータリエンコーダ121から得られる回転角度
と回転制御パターンにおける回転角度との差分に応じた
速度指令を行なう。
【0019】織機駆動モータ21の作動を制御する織機
制御コンピュータC2は、図示しない起動スイッチのO
N操作に応答して織機駆動モータ21を作動開始すると
共に、製織開始信号を制御パターン生成回路18及び選
択回路19に出力する。又、緯入れミス、経糸切れ等の
異常が生じた場合には、織機制御コンピュータC2は織
機駆動モータ21の作動を停止すると共に、製織停止信
号を制御パターン生成回路18及び選択回路19に出力
する。
【0020】図2の曲線Dは綜絖枠11の開口運動パタ
ーンを表し、曲線E1は綜絖枠11の開口運動パターン
に対応した第1の回転制御パターンを表す。曲線Dの座
標系の横軸は織機の回転角度を表し、縦軸は綜絖枠11
の高さ位置を表す。曲線E1の座標系の横軸は織機の回
転角度を表し、縦軸は開口駆動モータ12の回転角度を
表す。図3のパルス状の波形F1,F2,F3,F4は
織機の1回転毎にロータリエンコーダ20から出力され
る原点信号を表す。曲線E2は原点信号F1〜F4間の
経過時間から把握される織機の回転速度に基づいて生成
される第2の回転制御パターンを表す。曲線E2の座標
系の横軸は時間を表し、縦軸は開口駆動モータ12の回
転角度を表す。原点信号F4,F3間の回転制御パター
ンの生成には原点信号F3,F2間の回転速度が用いら
れ、原点信号F3,F2間の回転制御パターンの生成に
は原点信号F2,F1間の回転速度が用いられる。即
ち、ある原点信号間の回転制御パターンの生成にはこれ
より1つ前の原点信号間の回転速度が用いられる。原点
信号間の第2の回転制御パターンにおける回転速度は一
定である。原点信号F3,F4間では回転速度は零であ
る。
【0021】図4及び図5のフローチャートは開口制御
装置C1による開口制御プログラムを表す。選択回路1
9はロータリエンコーダ20から得られる回転角度検出
情報に基づいて織機の回転速度変動(即ち、加速度又は
減速度)を算出する。回転速度変動が所定変動以上の場
合には、選択回路19は織機の回転を変速中と見なして
第1の回転制御パターンを記憶回路16から読み取る。
そして、選択回路19はこの選択した第1の回転制御パ
ターン及び開口駆動モータ12のロータリエンコーダ1
21から得られる回転角度情報に基づいて開口駆動モー
タ12の作動をフィードバック制御する。このフィード
バック制御では、開口駆動モータ12が織機の回転変動
に高精度で追従する。
【0022】制御パターン生成回路18は製織開始信号
の入力に応答して第2の回転制御パターンの生成を開始
する。制御パターン生成回路18はロータリエンコーダ
20からの原点信号の入力に基づいて織機の回転速度を
算出する。そして、制御パターン生成回路18は算出し
た回転速度に基づいて第2の回転制御パターンを生成す
る。
【0023】回転速度変動が所定変動以下の場合には、
選択回路19は織機運転を定常運転中と見なして第2の
回転制御パターンを記憶回路17から読み取る。そし
て、選択回路19はこの選択した第2の回転制御パター
ン及び開口駆動モータ12のロータリエンコーダ121
から得られる回転角度情報に基づいて開口駆動モータ1
2の作動をフィードバック制御する。又、製織停止信号
が入力した場合にも、選択回路19は第1の回転制御パ
ターン及び開口駆動モータ12のロータリエンコーダ1
21から得られる回転角度情報に基づいて開口駆動モー
タ12の作動をフィードバック制御する。第2の回転制
御パターンを用いたフィードバック制御では、開口駆動
モータ12が織機1回転中の回転変動の影響を受けずに
円滑に回転する。
【0024】織機の回転に高精度で追従させる必要のあ
る織機の回転の加減速時には第1の回転制御パターンを
選択することにより綜絖枠11の開口運動が織機の加減
速に高精度で追従する。織機の回転に高精度で追従させ
る必要のない織機の定常運転時には第2の回転制御パタ
ーンを選択することにより綜絖枠11の開口運動が織機
1回転中の変動発生にもかかわらず円滑になる。このよ
うな円滑性は電力消費の低減をもたらす。又、織機の定
常運転時の制御系が安定し、綜絖枠11の開口運動が安
定する。
【0025】織機に回転変動があった場合にも第1の回
転制御パターンにおける回転位置と第2の回転制御パタ
ーンにおける回転位置とは織機の1回転中に必ず交差す
る。この交差位置は第1の回転制御パターンと織機1回
転毎に生成される第2の回転制御パターンとから算出さ
れる。第1の回転制御パターンと第2の回転制御パター
ンとの間の切り換えは両パターンにおける回転位置の交
差時点で行われる。このような切り換えタイミングの設
定は切り換えショックを抑制して制御系の安定化に寄与
する。
【0026】次に、図6のフローチャートで示す第2の
実施の形態を説明する。装置構成は第1の実施の形態と
同じであるが、選択回路の機能が第1の実施の形態とは
異なる。第2の回転制御パターンの生成は第1の実施の
形態と同じである。この実施の形態における選択回路
は、第1の回転制御パターンをX%用い、第2の回転制
御パターンを(100─X)%用いるという組合せの選
択を行なう。Xは第1の回転制御パターンの重み率であ
り、(100─X)は第2の回転制御パターンの重み率
である。第1の回転制御パターンによる回転速度がV
1、第2の回転制御パターンによる回転速度がV2のと
き、織機の運転が変速中の場合には選択回路はV1・α
1+V2・α2という組合せ速度を選択する。但し、α
1+α2=1かつα1>α2である。重み率α1が大き
いほど織機の回転角度に対する綜絖枠の追従性が高ま
る。織機の運転が定常運転中の場合には選択回路はV1
・β1+V2・β2という組合せ速度を選択する。但
し、β1+β2=1かつβ1<β2である。重み率β2
が大きいほど綜絖枠の運動安定性が高まる。このような
重み率を用いた組合せ制御により織機の回転角度に対す
る綜絖枠の追従性と綜絖枠の運動安定性との両方を満た
す制御が可能となる。
【0027】次に、図7のフローチャートで示す第3の
実施の形態を説明する。装置構成は第1の実施の形態と
同じであるが、選択回路の機能が第1の実施の形態とは
異なる。第2の回転制御パターンの生成は第1の実施の
形態と同じである。織機制御コンピュータC2が製織開
始信号を選択回路に出力すると、選択回路は第1の回転
制御パターンを選択する。製織開始信号の出力時から所
定時間tが経過すると、選択回路は第2の回転制御パタ
ーンを選択する。所定時間tは織機の定常運転状態まで
の立ち上がり時間程度に設定される。織機制御コンピュ
ータC2が製織停止信号を選択回路に出力すると、選択
回路は第1の回転制御パターンを選択する。
【0028】この実施の形態では第1の回転制御パター
ンが織機の起動から定常運転までの変速期間及び定常運
転から停止までの変速期間のみに選択されるが、第1の
実施の形態とほぼ同様の効果が得られる。しかも、回転
変動把握のための計算が不要であり、織機の回転速度変
動を把握するための制御が容易になる。
【0029】織機の運転速度を製織中に変更する織物の
製織の場合には、製織中においては運転速度変更中のみ
第1の回転制御パターンを選択すればよい。又、本発明
では、定常運転時における予め設定された織機の回転速
度に基づいて第2の回転制御パターンを設定してもよ
い。
【0030】前記した実施の形態から把握できる請求項
記載以外の発明について以下にその効果と共に記載す
る。 (1)請求項1において、製織開始信号の入力時から所
定の間は第1の回転制御パターンを選択する織機におけ
る開口制御方法。
【0031】織機の回転速度変動を把握するための制御
が容易になる。 (2)請求項1において、製織停止信号の入力後は第1
の回転制御パターンを選択する織機における開口制御方
法。
【0032】織機の回転速度変動を把握するための制御
が容易になる。 (3)第1の回転制御パターンと第2の回転制御パター
ンとの切り換えは両パターンにおける開口駆動モータの
回転位置の交差時点に行われる織機における開口制御方
法。
【0033】第1の回転制御パターンと第2の回転制御
パターンとの間の切り換えショックを抑制して制御系の
安定化に寄与する。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、検出された織機の
回転速度に基づいて生成される回転制御パターンを用い
て開口駆動モータの作動を制御するようにした発明で
は、電力消費を抑制しつつ綜絖枠の運動の安定性を向上
し得る。
【0035】織機の変速運転時には織機の回転角度を変
数とした開口駆動モータの第1の回転制御パターンを用
い、織機の定速運転時には時間を変数とした開口駆動モ
ータの第2の回転制御パターンを用いるようにした発明
では、電力消費を抑制しつつ綜絖枠の運動の安定性を向
上し得る。
【0036】第1の回転制御パターンと第2の回転制御
パターンとを同時的に組み合わせて用いる発明では、織
機の回転角度に対する綜絖枠の追従性と綜絖枠の運動安
定性との両方を満たす制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す開口装置と制御ブロッ
ク図との組合せ図。
【図2】第1の回転制御パターンを説明するグラフ。
【図3】第2の回転制御パターンを説明するグラフ。
【図4】開口制御プログラムを表すフローチャート。
【図5】開口制御プログラムを表すフローチャート。
【図6】第2の実施の形態の開口制御プログラムを表す
フローチャート。
【図7】第3の実施の形態の開口制御プログラムを表す
フローチャート。
【符号の説明】
11…綜絖枠、12…開口駆動モータ、16…第1の回
転制御パターン設定手段を構成する第1の回転制御パタ
ーン記憶回路、17…第2の回転制御パターン設定手段
を構成する第1の回転制御パターン記憶回路、18…第
2の回転制御パターン設定手段を構成する制御パターン
生成回路、19…選択手段となる選択回路、20…運転
速度検出手段となるロータリエンコーダ、C1…開口制
御装置。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織機駆動モータから独立した開口駆動モー
    タによって綜絖枠を駆動する開口装置において、 検出された織機の回転速度に基づいて生成される時間を
    変数とした開口駆動モータの回転制御パターンを用意
    し、前記時間を変数とした回転制御パターンを用いて開
    口駆動モータの作動を制御する織機における開口制御方
    法。
  2. 【請求項2】織機駆動モータから独立した開口駆動モー
    タによって綜絖枠を駆動する開口装置において、 織機の回転角度を変数とした開口駆動モータの第1の回
    転制御パターンと、時間を変数とした開口駆動モータの
    第2の回転制御パターンとを用意し、織機の変速運転時
    には第1の回転制御パターンを用い、織機の定速運転時
    には第2の回転制御パターンを用いる織機における開口
    制御方法。
  3. 【請求項3】織機駆動モータから独立した開口駆動モー
    タによって綜絖枠を駆動する開口装置において、 織機の回転角度を変数とした開口駆動モータの第1の回
    転制御パターンと、時間を変数とした開口駆動モータの
    第2の回転制御パターンとを用意し、第1の回転制御パ
    ターンと第2の回転制御パターンとを同時的に組み合わ
    せて用いる織機における開口制御方法。
  4. 【請求項4】第2の回転制御パターンは、検出された織
    機の回転速度に基づいて生成される請求項2及び請求項
    3のいずれか1項に記載の織機における開口制御方法。
  5. 【請求項5】織機駆動モータから独立した開口駆動モー
    タによって綜絖枠を駆動する開口装置において、 織機の回転角度を変数とした開口駆動モータの第1の回
    転制御パターンを設定する第1の回転制御パターン設定
    手段と、 時間を変数とした開口駆動モータの第2の回転制御パタ
    ーンを設定する第2の回転制御パターン設定手段と、 織機の運転速度を検出する運転速度検出手段と、 前記運転速度検出手段によって検出された運転速度状態
    に基づいて第1の回転制御パターンと第2の回転制御パ
    ターンとの少なくとも一方を選択する選択手段とを備え
    た織機における開口制御装置。
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