JP5273218B2 - 経糸開口装置及び経糸開口装置における動作制御方法 - Google Patents

経糸開口装置及び経糸開口装置における動作制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、単一の開口モータにより駆動されるクランク機構の回転により単一の綜絖枠が連結部材及び開口レバーを介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備えた経糸開口装置及び経糸開口装置における動作制御方法に関する。
織機の横方向における設置スペースの拡大を抑制した経糸開口装置が特許文献2に開示されている。特許文献2に開示の経糸開口装置では、綜絖枠駆動系の内、少なくとも2つの綜絖枠駆動系における開口レバーと連結レバーとの連結点が開口レバーの揺動軸を中心とした同一半径の円周上の異なる位置に配置されている。このような構成により、開口モータを連結部材の延びる方向とは交差する方向へも分散して配置することができ、織機の横方向における設置スペースの拡大が抑制される。
特許文献2に開示の経糸開口装置では、全ての開口レバーが3種類の開口レバーで賄われている。連結部材は、開口レバーの上方アームに形成された連結孔に連結ピンを介して連結されており、3種類の開口レバーにおける連結孔は、揺動軸の周方向における位置が全て異なっている。多数(実施形態では16個)の綜絖枠駆動系に必要な開口レバーとしては、このような3種類の開口レバーを準備するだけでよい。
特許文献1に開示の揺動レバー(開口レバー)では、連結部材に連結される揺動レバーの連結アームにアダプタを介して連結部材が連結されている。アダプタは、連結アームにネジ止めされており、連結アームに対するアダプタのネジ止め位置を変更することによって経糸開口量を調整することができる。
特許文献1においても、特許文献2と同様に、揺動軸の周方向における連結アームの位置が異なる複数種類の揺動レバーを準備すれば、織機の横方向における設置スペースの拡大を抑制することができる。
特開2002−129446号公報 特開2010−248654号公報
1種類の揺動レバーのみを用いた経糸開口装置では、経糸開口量を調整(連結アームの長さ方向におけるアダプタの取り付け位置を調整)しようとする場合、調整作業を容易にするために、全ての綜絖枠をレベリング位置に合わせて調整作業を行なうことになる。しかし、複数種類の揺動レバーを用いた経糸開口装置では、全ての綜絖枠をレベリング位置に合わせた場合には、複数種類の揺動レバー(開口レバー)の連結アームが揺動軸の周方向にずれてしまい、アダプタの取り付け位置を調整(経糸開口量を調整)する作業がし難い。
本発明は、連結部材が開口レバーの連結アームに取り付け位置調整可能に連結されており、且つ複数種類の開口レバーが用いられている経糸開口装置における経糸開口量の調整作業をし易くすることを目的とする。
請求項1乃至請求項3の発明は、単一の開口モータにより単一の綜絖枠が連結部材及び開口レバーを介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備え、前記連結部材は、前記開口レバーの連結アームに取り付け位置調整部を介して連結されており、前記開口レバーの揺動中心周りの方向における前記連結アームの位置が互いに異なる経糸開口装置を対象とし、請求項1の発明では、前記複数の連結アームが揃う揃え位置に前記開口レバーを揺動させるように前記開口モータを回転させる位置揃え手段が設けられている。
経糸開口量の調整を行なう場合には、位置揃え手段によって複数種類の開口レバーの連結アームの位置が揃え位置に揃えられる。そのため、連結アームに対する連結部材の取り付け位置調整(経糸開口量の調整)作業が容易に行える。
好適な例では、前記位置揃え手段は、前記位置を揃えるための前記開口モータの位置揃え動作を制御する制御手段と、前記開口レバーに対応する前記綜絖枠毎の開口量情報を入力設定する入力設定手段とを備え、前記制御手段は、前記入力設定手段によって入力設定された前記綜絖枠毎の開口量情報に基づいて、前記開口モータ毎の目標回転角度位置を算出する。
経糸開口量の調整を行なう場合には、制御手段が入力設定手段によって入力設定された綜絖枠毎の開口量情報に基づいて開口モータ毎の目標回転角度位置を算出し、複数種類の開口レバーの連結アームの位置が揃えられる。
好適な例では、前記位置揃え手段は、前記位置を揃えるための前記開口モータの位置揃え動作を制御する制御手段と、前記連結アームの前記位置を検出する位置検出手段とを備え、前記制御手段は、前記位置検出手段によって検出された検出位置情報に基づいて、前記開口モータの位置揃え動作を制御する。
経糸開口量の調整を行なう場合には、制御手段が位置検出手段によって検出された検出位置情報に基づいて開口モータの位置揃え動作を制御し、複数種類の開口レバーの連結アームの位置が揃えられる。
請求項4の発明は、単一の開口モータにより単一の綜絖枠が連結部材及び開口レバーを介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備え、前記連結部材は、前記開口レバーの連結アームに位置調整部を介して連結されており、前記開口レバーの揺動中心周りの方向における前記連結アームの位置が互いに異なる経糸開口装置における動作制御方法において、前記複数の綜絖枠毎に予め設定された開口量情報に基づいて前記開口モータ毎の目標回転角度位置を算出する制御ステップと、前記開口モータが前記目標回転角度位置に配置されたか否かを判断する制御ステップとを備える。
本発明は、連結部材が開口レバーの連結アームに位置調整部を介して連結されており、且つ複数種類の開口レバーが用いられている経糸開口装置における経糸開口量の調整作業をし易くすることができるという優れた効果を奏する。
第1の実施形態を示す一部省略正面図。 平面図。 図2のA−A線断面図。 (a),(b),(c)は、開口レバーを示す正面図。 動作制御プログラムを表すフローチャート。 第2の実施形態を示す平面図。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1に示すように、織機の左右のサイドフレーム11,12の内側には開口レバー13,14が支軸15A,15Bに揺動可能に支持されている。開口レバー13の揺動は、伝達ロッド16を介して開口レバー14に伝達され、開口レバー13,14が同期して揺動する。開口レバー13,14にはコネクティングロッド17,18が垂立状態に取り付けられている。複数枚の綜絖枠19(本実施形態では16枚)は、それぞれ一対のコネクティングロッド17,18によって支持されている。開口レバー13,14の揺動は、コネクティングロッド17,18を介して綜絖枠19の上下動に変換される。
図1〜図3に示すように、一方のサイドフレーム11の側方には複数の開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fが配設されている。開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fは、同じ構成であるので、以下においては開口モータ20Dに関連する構成についてのみ説明する。
開口モータ20Dは、サーボモータ201と、サーボモータ201の軸(図示略)の一端に設けられたロータリエンコーダ202と、前記軸の他端に連結された減速ギヤ群(図示略)を収容したギヤケース203とを備えている。さらに、開口モータ20Aは、減速ギヤ群に連結された回転軸204を備えている。
図3に示すように、回転軸204にはクランクアーム21の一端が固定されており、クランクアーム21の他端にはロッド形状の連結部材22の一端がクランクピン23を介して回転可能に連結されている。回転軸204、クランクアーム21及び連結部材22は、クランク機構を構成する。開口モータ20D及びクランク機構は、綜絖枠19を駆動する往復駆動機構を構成する。開口モータ20D、連結部材22、開口レバー13、連結部材22及び綜絖枠19は、綜絖枠駆動系を構成する。
開口レバー13は、図4(a),(b),(c)に示す3種類の開口レバー131,132,133のうちのいずれか1つである。
図4(a)に示す開口レバー131は、上方に延びる連結アーム241と、コネクティングロッド17に連結される横方向アーム25と、伝達ロッド16に連結される下方向アーム26とを備えている。横方向アーム25にはコネクティングロッド17が軸ピン27を介して連結されており、下方向アーム26には伝達ロッド16が軸ピン28を介して連結されている。
連結アーム241には連結部材22が取り付け位置調整部としてのアダプタ29を介して連結されている。アダプタ29は、連結アーム241にネジ30によって連結アーム241にねじ止めされており、連結アーム241に対するアダプタ29のネジ止め位置(取り付け位置)を連結アーム241の長さ方向に変更することができる。アダプタ29には連結部材22が連結ピン31を介して連結されている。
図4(b)に示す開口レバー132は、上方に延びる連結アーム242と、横方向アーム25と、伝達ロッド16に連結される下方向アーム26とを備えている。図4(c)に示す開口レバー133は、上方に延びる連結アーム243と、横方向アーム25と、伝達ロッド16に連結される下方向アーム26とを備えている。
開口レバー131,132,133の横方向アーム25は、同形同大であり、開口レバー131,132,133の下方向アーム26は、同形同大である。横方向アーム25と下方向アーム26との支軸15Aの周方向における角度間隔は、いずれの開口レバー131,132,133についても同じである。
開口レバー131の連結アーム241の横幅H1、開口レバー132の連結アーム242の横幅H2、及び開口レバー133の連結アーム243の横幅H3は、同じである。開口レバー131の連結アーム241、開口レバー132の連結アーム242、及び開口レバー133の連結アーム243は、横方向アーム25に対する支軸15Aの周方向における角度間隔がそれぞれ異なる。
図1に示すように、開口モータ20A,20B,20Cは、織機の前方から数えて8枠分の綜絖枠19に対応する8台が配設されている。本実施形態では、サイドフレーム11側に3段重ねて配置されるものを開口モータ20A、その外側に5段重ねて配置されるもののうち、下から3個を開口モータ20B、上から2個を開口モータ20Cとしている。
図2に示すように、開口モータ20A,20B,20Cと対を成すように開口モータ20D,20E,20Fが配置されている。図1に示す連結部材22及び開口レバー13は、織機の前列側に配置された3枠の綜絖枠19に対応した綜絖枠駆動系である。なお、開口モータ20B,20Cに連結する連結部材の図示は、図を見易くするために省略している。
複数の開口モータ20Aの回転軸204に連結される連結部材22は、いずれも同一の長さに設定されている。複数の開口モータ20Bの回転軸204に連結される連結部材(図示略)は、いずれも同一の長さに設定されており、複数の開口モータ20Cの回転軸204に連結される連結部材(図示略)は、いずれも同一の長さに設定されている。又、開口モータ20D,20E,20Fの回転軸204に連結される連結部材の長さは、それぞれ開口モータ20A,20B,20Cと同一の長さに設定されている。つまり、回転軸204に連結される連結部材22は、長さの異なる3種類のみ用意されている。
図4(a),(b),(c)に示す開口レバー131,132,133の連結アーム241,242,243は、支軸15Aの中心151(開口レバー131,132,133の揺動中心)の周りの方向(周方向)の位置が異ならせてある。そのため、連結部材22が3種類のみ用意されているにも関わらず、開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fをサイドフレーム11の側方に横方向に2列かつ上下に多段に配置することができる。その結果、織機の横方向における設置スペースの増大を防止することができる。
図1に示すように、開口モータ20A,20B,20Cは、制御手段32の制御を受ける。制御手段32には入力設定手段33、動作指令スイッチ34、起動スイッチ35及びロータリエンコーダ202が信号接続されている。入力設定手段33は、各綜絖枠19の開口量情報を入力設定するためのものであり、制御手段32には入力設定手段33の入力操作によって各綜絖枠19の開口量情報が入力設定されている。
図5に示すフローチャートは、連結アーム241,242,243の位置合わせを行なうための開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fの動作を制御するプログラムを表す。
以下、第1の実施形態の作用を図5のフローチャートで表される動作制御プログラムに基づいて説明する。
制御手段32は、織機が停止されたか否かを判断しており(ステップS1)、織機が停止されると、制御手段32は、動作指令スイッチ34がONされたか否かを判断する(ステップS2)。織機が停止した状態では、筬(図示略)が筬打ち直前の位置で停止しており、綜絖枠19は、上限位置と下限位置との中間の位置(レベリング位置)に近い位置に停止している。このとき、開口レバー131,132,133の連結アーム241,242,243は、図4(a)〜(c)に示す位置S1,S2,S3にある。
動作指令スイッチ34がONされない状態の場合(ステップS2においてNO)、制御手段32は、起動スイッチ35がONされたか否かを判断する(ステップS3)。起動スイッチ35がONされた場合(ステップS3においてYES)、制御手段32は、ステップS1へ移行する。
動作指令スイッチ34がONされた場合(ステップS2においてYES)、同じモータ回転角度でも各綜絖枠19の開口量により開口レバー131,132,133の揺動角度は異なるため、制御手段32は、予め入力設定されている綜絖枠19毎の開口量情報に基づいて、開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fの目標回転角度位置を算出する(ステップS4)。ここで、目標回転角度位置とは、開口レバー131,132,133の連結アーム241,242,243が支軸15Aの周方向で見てほぼ同一の位置となる揃え位置に配置されるときのモータ回転角度位置である。ステップS4は、予め綜絖枠19毎に設定された開口量情報に基づいて開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fの目標回転角度位置を算出する制御ステップである。
ステップS4の処理後、制御手段32は、連結アーム241,242,243の位置合わせを行なうための開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fの動作を指令する(ステップS5)。
ロータリエンコーダ202から回転角度位置情報を得ている制御手段32は、回転角度位置情報が目標回転角度位置になったか否かを判断する(ステップS6)。回転角度位置情報が目標回転角度位置になっていない場合(ステップS6においてNO)、制御手段32は、ステップS5へ移行する。
回転角度位置情報が目標回転角度位置になった場合(ステップS6においてYES)、制御手段32は、動作指令を停止する(ステップS7)。ステップS6は、開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fが目標回転角度位置に配置されたか否かを判断する制御ステップである。
ステップS7において開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fの動作が停止した状態では、開口レバー131,132,133の連結アーム241,242,243が図4(a)〜(c)に鎖線で示す揃え位置Sへ配置される。
制御手段32、入力設定手段33及びロータリエンコーダ202は、複数の連結アーム241,242,243が揃う揃え位置Sに開口レバー131,132,133を揺動させるように開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fを回転させる位置揃え手段を構成する。
連結アーム241,242,243がそれぞれ揃え位置Sへ配置された状態では、連結アーム241,242,243は、織機の前後方向に見て支軸15Aの周方向のずれがほぼ無くなるように重なっている。そのため、各綜絖枠19に対応する経糸開口量の調整を行なう作業(連結アーム241,242,243に対するアダプタ29のネジ止め位置の調整)が容易である。経糸開口量の調整は、連結アーム241,242,243の先端からアダプタ29の上端に至る寸法を所望の寸法L1,L2,L3にするように行なわれる。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)経糸開口量の調整を行なう場合には、位置揃え手段によって複数種類の開口レバー131,132,133の周方向における位置が揃えられ、連結アーム241,242,243の横幅が織機の前後方向に見てほぼずれ無く重ねられる。そのため、連結アーム241,242,243の長さ方向における連結部材22の位置調整作業、つまりアダプタ29のネジ止め位置調整作業が容易に行える。
次に、図6の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符号を用い、その詳細説明は省略する。
最前端の開口レバー13よりも前側に投光器36が配設されており、最後端の開口レバー13の後側に受光器37が配設されている。投光器36からの投光は、受光器37を指向しており、投光器36と受光器37との間に開口レバー13が無い場合には、投光器36からの投光が受光器37に受光される。投光器36から受光器37に至る投光経路Tは、連結アーム241,242,243がそれぞれ揃え位置Sへ配置された状態のときにのみ連結アーム241,242,243のいずれとも交差しないように設定されている。
動作指令スイッチ34がONされた場合、制御手段32は、連結アーム241,242,243の位置合わせを行なうための開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fの動作を指令する。連結アーム241,242,243がそれぞれ揃え位置S〔図4参照〕へ配置されると、投光器36からの投光が受光器37に受光される。受光器37で受光されたときには電気信号が制御手段32へ出力される。制御手段32は、この電気信号の受信に基づいて、動作指令を停止する。
投光器36及び受光器37は、連結アーム241,242,243の位置を検出する位置検出手段を構成する。
第2の実施形態では、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○各開口レバー131,132,133の連結アーム241,242,243のそれぞれに対応して近接センサを配置し、連結アーム241,242,243が揃え位置Sへ配置されたときには、近接センサが信号を出力するようにしてもよい。全ての近接センサが信号を出力した状態では、連結アーム241,242,243がそれぞれ揃え位置Sへ配置された状態である。制御手段は、この信号の受信に基づいて、動作指令を停止する。
○第1の実施形態において、開口量情報として、綜絖枠19の上下方向の位置と、経糸開口角とを採用してもよい。
○第1の実施形態において、開口量情報として、綜絖枠19の上下方向の位置と、所望の寸法L1,L2,L3とを採用してもよい。
○クランク機構以外の往復駆動機構を用いてもよい。
○綜絖枠の枚数は、16枚以外であってもよい。
○開口モータ20A,20B,20C,20D,20E,20Fを全て動作させるのではなく、開口レバー131,132,133のいずれか1つの位置に他の2種類のレバーの位置を揃えるようにしてもよい。
前記した実施形態から把握できる技術思想について以下に記載する。
(イ)前記開口量情報は、前記綜絖枠の位置情報と、経糸開口角情報とからなる請求項2に記載の織機における経糸開口装置。
(ロ)前記開口量情報は、前記綜絖枠の位置情報と、前記連結アームに対する前記連結部材の連結位置の情報とからなる請求項2に記載の経糸開口装置。
(ハ)前記綜絖枠駆動系の内、少なくとも2つの綜絖枠駆動系の連結部材が同一長さである請求項1乃至請求項3、前記(イ),(ロ)項のいずれか1項に記載の経糸開口装置。
13,131,132,133…綜絖枠駆動系を構成する開口レバー。151…中心。19…綜絖枠。20A,20B,20C,20D,20E,20F…開口モータ。204…往復駆動機構を構成するクランク機構の回転軸。21…往復駆動機構を構成するクランク機構のクランクアーム。22…連結部材。241,242,243…連結アーム。29…取り付け位置調整部としてのアダプタ。32…位置揃え手段を構成する制御手段。33…位置揃え手段を構成する入力設定手段。36…位置検出手段を構成する投光器。37…位置検出手段を構成する受光器。S…揃え位置。

Claims (4)

  1. 単一の開口モータにより単一の綜絖枠が連結部材及び開口レバーを介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備え、前記連結部材は、前記開口レバーの連結アームに取り付け位置調整部を介して連結されており、前記複数の開口レバーの少なくとも一部について前記開口レバーの揺動中心周りの方向における前記連結アームの位置が互いに異なる経糸開口装置において、 前記複数の連結アームが揃う揃え位置に前記開口レバーを揺動させるように前記開口モータを回転させる位置揃え手段が設けられている経糸開口装置。
  2. 前記位置揃え手段は、前記位置を揃えるための前記開口モータの位置揃え動作を制御する制御手段と、前記開口レバーに対応する前記綜絖枠毎の開口量情報を入力設定する入力設定手段とを備え、前記制御手段は、前記入力設定手段によって入力設定された前記綜絖枠毎の開口量情報に基づいて、前記開口モータ毎の目標回転角度位置を算出する請求項1に記載の経糸開口装置。
  3. 前記位置揃え手段は、前記位置を揃えるための前記開口モータの位置揃え動作を制御する制御手段と、前記連結アームの前記位置を検出する位置検出手段とを備え、前記制御手段は、前記位置検出手段によって検出された検出位置情報に基づいて、前記開口モータの位置揃え動作を制御する請求項1に記載の経糸開口装置。
  4. 単一の開口モータにより単一の綜絖枠が連結部材及び開口レバーを介して独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数備え、前記連結部材は、前記開口レバーの連結アームに位置調整可能に連結されており、前記複数の開口レバーの少なくとも一部について前記開口レバーの揺動中心周りの方向における前記連結アームの位置が互いに異なる経糸開口装置における動作制御方法において、
    前記綜絖枠毎に予め設定された開口量情報に基づいて前記連結アームの位置が揃う揃え位置となる前記開口モータ毎の目標回転角度位置を算出する制御ステップと、
    前記開口モータが前記目標回転角度位置に配置されたか否かを判断する制御ステップとを備える経糸開口装置における動作制御方法。
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