JP5812063B2 - 織機の開口装置における給油装置 - Google Patents

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Description

本発明は、織機の開口装置における給油装置に関する。
織機では、例えば、特許文献1に開示されるように、1つの綜絖枠を1つの電動モータで駆動することにより、複数の綜絖枠を用いて種々の織柄を製織することができる電動式開口装置(電子開口装置)が開発され、実用化されている。
特許文献1に開示された織機の電子開口装置における自動給油装置では、1つの綜絖枠を1つの電動モータにより駆動する綜絖枠駆動系を複数配設し、電動モータの運動を綜絖枠駆動系を介して綜絖枠に伝える構成が開示されている。綜絖枠駆動系は、電動モータと、電動モータの駆動軸にギヤ連結された偏心輪と、綜絖枠と連結された開口レバーと、偏心輪と開口レバーとを連結するコンロッドとを備えている。偏心輪の偏心軸には、軸受部を介してコンロッドの一方の端部が連結されている。また、コンロッドの他方の端部は開口レバーのアームにレバー側軸受部を介して連結されている。
電動モータの回転に伴う各偏心輪のクランク運動により、コンロッドの一方の端部は、円運動を行う。この円運動に連動して、コンロッドの他方の端部と連結された開口レバーは、支軸を中心に左右方向に往復運動を行う。
自動給油装置は、給油ポンプと給油チューブとを備え、給油チューブはコンロッドの一方の端部に取り付けられ、軸受部と連通された給油ノズルに連結されている。よって、給油ポンプの作動により、給油ノズルを介して軸受部に潤滑油を自動的に給油することが可能であり、コンロッドの楕円運動を円滑に行うことができる。
特開2013−129931号公報
特許文献1に開示された織機の電子開口装置における自動給油装置では、コンロッドの一方の端部が連結された軸受部への給油を自動的に行うことができ、コンロッドの楕円運動を円滑に行うことが可能である。
しかし、開口レバーのアームの左右方向への往復運動を円滑に行うためには、コンロッドの他方の端部と開口レバーのアームとを連結するレバー側軸受部への給油を行う必要がある。このレバー側軸受部への給油を行う方法として、上記コンロッドの一方の端部の軸受部への給油と同様に自動給油装置を設置することが考えられるが、開口レバーが左右方向に往復運動しているために配管しずらい。
そのため、このレバー側軸受部への給油は、通常、給油ポンプと給油ノズルを備えた給油装置を使用して手動で行われる。しかし、レバー側軸受部は、織機のフレーム内に位置しており、レバー側軸受部の周辺には織機を駆動するモータなどの駆動系が配置されているため、織機の外側よりレバー側軸受部の給油を行うことは極めて困難である。
本発明は、コンロッドと開口レバーとを連結するレバー側軸受部への給油を容易に行うことが可能な織機の開口装置における給油装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、単一の開口モータにより単一の綜絖枠が独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数配設し、前記綜絖枠駆動系は、前記開口モータと、コネクティングロッドと、開口レバーと、前記開口レバーに設けられた連結アームに取り付けられ、前記コネクティングロッドにレバー側軸受部を介して連結されたコネクティングレバーと、を備え、前記レバー側軸受部と連通され、給油ポンプから前記レバー側軸受部への給油を可能とするグリスニップルを前記コネクティングレバーに備えた織機の開口装置における給油装置であって、作業者がその一端を把持するための長尺状の本体部と、前記本体部に設けられ前記連結アームに嵌合する嵌合部と、前記本体部の端に設けられ前記グリスニップルに差し込まれるグリスノズルと、を有する給油レバーを備え、前記グリスノズルと前記給油ポンプとを給油チューブを介して連結したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、開口レバーに設けられた連結アームに給油レバーの本体部に設けられた嵌合部を嵌合し、本体部の一端に設けられたグリスノズルをグリスニップルに差し込み、グリスノズルと給油ポンプとを連結する給油チューブを介して給油ポンプから潤滑油(グリス)をレバー側軸受部に給油することが可能である。よって、レバー側軸受部への給油を容易に行うことが可能である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の織機の開口装置における給油装置において、前記嵌合部は、前記本体部の長手方向と直交する方向に連通する連通孔で形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記嵌合部は連通孔で形成されているので、連通孔を連結アームに簡単に嵌合することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の織機の開口装置における給油装置において、前記本体部における前記グリスノズルに隣接する部位にマグネットを設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、本体部におけるグリスノズルに隣接する部位にマグネットが設けられているので、マグネットの磁力を利用して、グリスノズルをグリスニップルに確実にセットできる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の織機の開口装置における給油装置において、前記給油レバーは、前記綜絖枠の開口量に応じて異なる形状の前記グリスノズルを備えた複数の種類を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、給油レバーは綜絖枠の開口量に応じて異なる形状のグリスノズルを備えた複数の種類を有しているので、綜絖枠の開口量に応じて最も適切な形状を有するグリスノズルを備えた給油レバーを選択すればよく、給油レバーの装着に伴う不具合、例えば、他部品との干渉などの不具合を防止可能である。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の織機の開口装置における給油装置において、前記給油レバーは、一端より他端に向けて、前記グリスノズル、前記マグネット、前記嵌合部及び前記コネクティングレバーに当接する突出部を備え、前記給油レバーを前記織機の内側より装着し給油を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、給油レバーを織機の内側より装着してグリスノズルをグリスニップルに差し込み、位置決めを行った後で給油を行うことができるので、織機の外側から装着して給油を行う場合と比較して、操作が容易であり、確実に給油レバーの装着を行うことができる。
本発明によれば、コネクティングロッド(コンロッド)と開口レバーとを連結するレバー側軸受部への給油を容易に行うことが可能である。
電子開口装置の一部を示す概略正面図である。 図1における要部拡大正面図である。 給油装置の概略構成を示す斜視図である。 第1給油レバーの全体構成を示す斜視図である。 (a)第1給油レバーの正面図であり、(b)(a)におけるA−A線断面図である。 第2給油レバーの正面図である。 第1給油レバーの開口レバーへの装着状態を示す拡大正面図である。 第2給油レバーの開口レバーへの装着状態を示す拡大正面図である。 その他の実施形態に係る給油装置の概略構成を示す斜視図である。
本発明の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。なお、本明細書において、方向を説明する場合は、織機の分野で慣用されている織機の前後、左右、上下を用いて説明するが、織機の前は織布巻取側、織機の後は経糸供給側を指す。図1は電子開口装置10を示すものであるが、16枠の綜絖枠を備えた織機において、便宜上、織機の最前列の綜絖枠を第1枠とした時、第9枠から第16枠までの綜絖枠駆動系67A〜67Hを示している。第1枠から第8枠までの綜絖枠に対しては、図示していないが、図1の綜絖枠駆動系67A〜67Hと同じ構成の綜絖枠駆動系が織機の前方側に図1の綜絖枠駆動系67A〜67Hと対向して配置されている。従って、電子開口装置10は第1枠〜第16枠の各綜絖枠駆動系全体を包含するものである。なお、図1では、第9枠に対応する綜絖枠駆動系67Aを詳細に図示している。
図1において、織機の右側に設けられたフレーム11と左側に設けられたフレーム(図示せず)の間には、第1枠〜第16枠の綜絖枠12(図1では、第9枠の綜絖枠12を表示している)が上下動可能に配設され、フレーム11の下部に形成された開口部13には、開口レバー14が支軸15により回転可能に支持されている。
開口レバー14は、上方に延びる連結アーム16と、左方向に延びる連結アーム17と、下方に延びる連結アーム18とを備えている。連結アーム17はリンク19により綜絖枠12の右側下部に連結され、連結アーム18はリンク20により織機の左側フレーム(図示せず)に設けられた開口レバー(図示せず)を介して綜絖枠12の左側下部(図示せず)に連結されている。なお、第1枠〜第8枠及び第9枠〜第16枠の綜絖枠12に対しても、開口レバー14及びリンク19、20と同一構成のリンク機構が配設されている。
フレーム11の外側方には、電子開口装置10が設置されている。例えば、図1に表示される第9枠の綜絖枠12について説明すると、モータケース21に収納された開口モータとしての電動モータ22は、モータ軸に固定された駆動ギヤ23を回転し、駆動ギヤ23は偏心輪24と同軸の減速ギヤ(図示せず)を駆動する。偏心輪24はモータケース21の外部に突出して配置されている。偏心輪24の偏心軸25には、軸受部26を介してコネクティングロッド27の一方の端部27Aが連結されている。また、コネクティングロッド27の他方の端部27Bは開口レバー14の連結アーム16にコネクティングレバー28を介して連結されている。
図2に示すように、コネクティングレバー28には、上下方向に貫通する貫通孔34が形成されている。コネクティングレバー28は、所定の板厚を有する鉄系の金属部材より形成されている。貫通孔34を連結アーム16に差し込み、連結アーム16に対する上下方向の位置決めを行った上で、ねじ29によってねじ止めすることにより、コネクティングレバー28を連結アーム16に固定することができる。連結アーム16に対するコネクティングレバー28のねじ止め位置(位置決め位置)を変更することにより、綜絖枠12の開口量を調整することが可能となっている。
コネクティングレバー28のねじ止め位置が連結アーム16の先端側(支軸15より遠ざかる方向)に移動するほど、綜絖枠12の開口量は小さくなる。逆に、コネクティングレバー28のねじ止め位置が連結アーム16の根元側(支軸15に近づく方向)に移動するほど、綜絖枠12の開口量は大きくなる。
本実施形態では、第1枠に対応する綜絖枠12の開口量が最も小さく設定され、第16枠に至るまで順次綜絖枠12の開口量が大きくなり、第16枠に対応する綜絖枠12の開口量が最も大きく設定されている。例えば、図7に示すコネクティングレバー28のねじ止め位置は、第1枠の状態を示し、図2及び図8に示すコネクティングレバー28のねじ止め位置は、第9枠の状態を示している。
コネクティングレバー28とコネクティングロッド27との連結部には、コネクティングレバー28側にレバー側軸受部30が設けられている。コネクティングレバー28が連結アーム16に固定されている状態では、レバー側軸受部30が貫通孔34よりも外側に位置している。コネクティングロッド27の他方の端部27Bに設けられた連結軸31はレバー側軸受部30に回動可能に連結されている。コネクティングレバー28には、レバー側軸受部30と連通する連通孔32が形成されており、連通孔32の上方の開口側には、グリスニップル33が取り付けられている。グリスニップル33は、コネクティングレバー28の上部においてレバー側軸受部30に近い位置に設けられており、フレーム11の開口部13の外側に近い位置に設けられている。グリスニップル33を通して、レバー側軸受部30に潤滑油(グリス)を供給することが可能となっている。
綜絖枠駆動系67Aは、電動モータ22、駆動ギヤ23、偏心輪24、コネクティングロッド27、開口レバー14及びコネクティングレバー28などにより構成されており、単一の電動モータ22により単一の綜絖枠12が独立に駆動される。
電動モータ22の回転に伴う各偏心輪24のクランク運動により、コネクティングロッド27の一方の端部27Aは、円運動を行う。この円運動に連動して、コネクティングロッド27の他方の端部27Bとコネクティングレバー28を介して連結された開口レバー14は、支軸15を中心に左右方向に往復運動を行う。
コネクティングロッド27の一方の端部27A側の軸受部26には、コネクティングロッド27に形成された図示しない給油孔を介して潤滑油が自動的に給油(図示せず)されている。
一方、コネクティングロッド27の他方の端部27B側のレバー側軸受部30には、給油装置35(図3参照)から潤滑油が手動で給油される。給油装置35は、電子開口装置10とは別体で設けられている。
図3に示すように、給油装置35は、給油レバーとしての第1給油レバー37及び第2給油レバー38を備えている。第1給油レバー37は一端に第1グリスノズル39を備えており、第2給油レバー38は一端に第2グリスノズル40を備えている。給油装置35は、潤滑油を第1給油レバー37および第2給油レバー38へ供給する給油ポンプ41を備えている。第1給油レバー37の第1グリスノズル39と給油ポンプ41とを連結する給油チューブ42が備えられ、第2給油レバー38の第2グリスノズル40と給油ポンプ41とを連結する給油チューブ43が備えられている。
第1給油レバー37の第1グリスノズル39及び第2給油レバー38の第2グリスノズル40は、綜絖枠12の開口量に応じて異なる形状を有している。
また、第1給油レバー37は、綜絖枠12の開口量が小さく設定された開口レバー14に使用され、第2給油レバー38は、綜絖枠12の開口量が大きく設定された開口レバー14に使用される。なお、綜絖枠12の開口量に応じてグリスノズル39、40の形状を互いに異ならせているのは、グリスノズル39、40とグリスノズル39、40の周囲の部品との干渉を防止するためである。
図4及び図5(a)に示すように、第1給油レバー37は、長尺状の本体部50を有している。本体部50は、薄板で形成された2枚の側板52、53と、両側板52、53間に挟持され一端側と他端側に設けられたスペーサ部材54、55とから構成されている。両スペーサ部材54、55は、両側板52、53間に挟持された状態で皿ねじ56により両側より固定されている。
両側板52、53と両スペーサ部材54、55間に囲まれた部位には、本体部50の長手方向と直交する方向に連通する連通孔51が形成されている。連通孔51は、開口レバー14の連結アーム16に嵌合する嵌合部に相当する。
スペーサ部材54における第1グリスノズル39の差し込み口59に隣接する部位に矩形のマグネット部材57が取り付けられ、皿ねじ58により固定されている。スペーサ部材55における連通孔51に隣接する部位には、本体部50の長手方向と直交する方向に突出する突出部55Aが形成されている。
本体部50における突出部55Aより他端側の部位は、第1給油レバー37を開口レバー14の連結アーム16に装着するときの取手部の役割を果たす。
第1グリスノズル39は、本体部50の一端に設けられている。第1グリスノズル39には、グリスニップル33に差し込まれ本体部50の長手方向と直交する方向に開口する差込み口59と、給油チューブ42の先端に設けられたコネクター60を連結する連結孔61とが備えられている。連結孔61は、コネクター60側の給油チューブ42の端部が本体部50の長手方向と平行になるように、差込み口59の開口方向と直交する方向に開口している。図5(b)に示すように、差込み口59内には、クランパ64、ブッシュ65、プレート66などが配置されているが、ばねは使用していない。なお、クランパ64は円周方向に複数個設けられ、差込み口59を差し込むグリスニップル33を咥え込む機能を有する。
第1グリスノズル39にばねが使用されていないため、差込み口59をグリスニップル33へ差し込む時の抵抗が小さくなる。
第2給油レバー38は、図6に示すように、本体部50の形状は第1給油レバー37と同一であり、本体部50の一端に設けられた第2グリスノズル40の形状が第1グリスノズル39の形状と異なる。
第2グリスノズル40では、第2グリスノズル40の上部に形成され給油チューブ43の先端に設けられたコネクター62を連結する連結孔63が、コネクター62側の給油チューブ43の端部が本体部50の長手方向と直行するように、差込み口59の開口方向と平行となるように開口している。
第1グリスノズル39と第2グリスノズル40は、コネクター60、62の連結方向が異なるだけであり、その他の構成は同一である。第1グリスノズル39は、コネクター60を連結する連結孔61が差込み口59の開口方向と直交する方向に開口しており、第2グリスノズル40は、コネクター62を連結する連結孔63が差込み口59の開口方向と平行となるように開口している。
図3に示すように、給油ポンプ41は、台板45に立設された支持部材49に固定されている。給油ポンプ41には、揺動可能な操作レバー41Aが設けられ、操作レバー41Aを操作することにより給油を行うことができる。操作レバー41Aは、図3における垂直位置より矢印方向に揺動することにより給油を行うことができる、また、給油ポンプ41は、脱圧機構付きのポンプであり、操作レバー41Aを垂直位置に戻すことにより、配管内の圧力を低下(脱圧)させることが可能である。なお、給油ポンプ41は公知の給油ポンプを使用している。
給油ポンプ41は、二股に分岐した分岐管46と接続されている。分岐管46には、圧力計44が連結されている。
第1給油レバー37は、二股に分岐した分岐管46の一方の分岐部と給油チューブ42を介して接続されており、接続部にバルブ47が設けられている。第2給油レバー38は、二股に分岐した分岐管46の他方の分岐部と給油チューブ43を介して接続されており、接続部にバルブ48が設けられている。
バルブ47、48は、給油通路を開閉可能なレバーをそれぞれ備えている。バルブ47及びバルブ48のレバーを切り替えることにより、第1給油レバー37又は第2給油レバー38に給油ポンプ41より潤滑油を送ることができる。
次に、給油装置35を用いた給油手順及び作用について、以下に説明する。
まず、給油装置35における給油ポンプ41を支持する台板45が、織機の前方の床面に配置される。第1枠から第8枠までの綜絖枠12に対応するコネクティングレバー28のレバー側軸受部30への給油の時には、第1給油レバー37を使用し、第9枠から第16枠までの綜絖枠12に対応するコネクティングレバー28のレバー側軸受部30への給油の時には、第2給油レバー38を使用する。
先ず、第1枠から第8枠までの綜絖枠12に対応するコネクティングレバー28のレバー側軸受部30への給油時の手順を説明する。
作業者は、図7に示すように、第1給油レバー37における本体部50の他端側(第1グリスノズル39と反対側)を把持しつつ、織機の内側より手を差し入れて、第1給油レバー37の一端側を開口部13におけるフレーム11と第1枠に対応する開口レバー14の連結アーム16との間の隙間に挿入する。このときの第1給油レバー37の状態を図7で二点鎖線で示している。
次に、作業者は、第1給油レバー37の本体部50に形成された連通孔51を、連結アーム16上端に嵌め込むと共に、第1グリスノズル39をグリスニップル33に差し込んで、第1給油レバー37の本体部50の他端側を停止する位置まで下方に移動する。このとき、本体部50の一端側下部に設けられたマグネット部材57が磁力によりコネクティングレバー28に吸着され、且つ、本体部50における突出部55Aがコネクティングレバー28に当接することにより、第1給油レバー37のコネクティングレバー28に対する位置決めが行われる。よって、第1グリスノズル39はグリスニップル33に確実に差し込まれる。なお、第1グリスノズル39には、ばねが使用されていないので、第1グリスノズル39はグリスニップル33に簡単に差し込まれる。ところで、第1グリスノズル39の上端には、左側方より給油チューブ42先端のコネクター60が連結されているので、フレーム11の開口部13の周壁と第1グリスノズル39、コネクター60及び給油チューブ42とが干渉することはない。このときの第1給油レバー37の状態を図7で実線で示している。
次に、作業者は、給油装置35のバルブ47のレバーを操作して配管内の給油通路が開状態となるよう設定すると共に、バルブ48のレバーを操作して給油通路が閉状態となるよう設定する。
作業者は、給油ポンプ41の操作レバー41Aを所定回数だけ操作(矢印方向への揺動操作)して、潤滑油の供給を行う。潤滑油は、給油ポンプ41から給油チューブ42を通って第1グリスノズル39に供給され、グリスニップル33及び連通孔32を通ってレバー側軸受部30に供給される。なお、給油の圧力により第1グリスノズル39内のクランパ64に押圧力が作用し、クランパ64でグリスニップル33を確実に咥え込む。よって、第1グリスノズル39とグリスニップル33の連結部からの潤滑油漏れが防止される。
このとき、圧力計44のメータの挙動により給油成功か給油失敗かの判断を行う。操作レバー41Aを一杯にストロークさせた後、所定の圧力が残っている場合、給油は成功である。しかし、圧力がゼロ付近である場合、給油は失敗である。失敗の場合には、第1グリスノズル39とグリスニップル33の連結部などからの潤滑油の漏れが考えられるので、連結部の点検を行う。
次に、作業者は、給油ポンプ41の操作レバー41Aを垂直位置に戻して、配管内の脱圧を行う。その結果、圧力計44のメータはゼロを指す。作業者は、脱圧後、第1給油レバー37の本体部50の他端側を把持して上方に移動させることにより、連結アーム16と連通孔51との嵌合を解除すると共に、第1グリスノズル39とグリスニップル33との連結を解除する。配管内は脱圧されているので、第1グリスノズル39をグリスニップル33より簡単に取り外すことができる。そして、作業者は、第1給油レバー37を内側に引き出して、第1枠に対応するコネクティングレバー28のレバー側軸受部30への給油を終了する。
第1給油レバー37を使用した給油は、第1枠から第8枠までの綜絖枠12に対応するコネクティングレバー28のレバー側軸受部30へ、例えば、第1枠から第8枠に至るまで上記手順で順次行われる。
次に、第9枠から第16枠までの綜絖枠12に対応するコネクティングレバー28のレバー側軸受部30への給油の手順を説明する。
この場合には、図8に示すように、第2給油レバー38を使用する。第2給油レバー38を使用した給油手順は、上記第1給油レバー37を使用した給油手順と同様である。以下に異なる給油手順及び、作用について説明する。
作業者は、第2給油レバー38の本体部50に形成された連通孔51を、連結アーム16上端に嵌め込むと共に、第2グリスノズル40をグリスニップル33に差し込んで、第2給油レバー38の本体部50の他端側を停止する位置まで下方に移動する。なお、図8で二点鎖線で示す状態は、セッティング途中の状態を示し、図8で実線は、第2給油レバー38の位置決めが行われ、正しくセッティングされた第2給油レバー38の状態を示す。ところで、第2グリスノズル40の上端には、グリスがグリスニップル33へ流れ易くなるように上方より給油チューブ43先端のコネクター62が連結されているが、フレーム11の開口部13の周壁と第2グリスノズル40間には大きなスペースが確保されているので、開口部13の周壁と第2グリスノズル40、コネクター62及び給油チューブ43とが干渉することはない。
作業者は、バルブ47のレバーを操作して給油通路が閉状態となるよう設定すると共に、バルブ48のレバーを操作して給油通路が開状態となるよう設定する。このことにより、潤滑油は、給油ポンプ41から給油チューブ43を通って第2グリスノズル40に供給され、グリスニップル33及び連通孔32を通ってレバー側軸受部30に供給される。
本発明の実施形態に係る織機の開口装置における給油装置35によれば以下の効果を奏する。
(1)開口レバー14の連結アーム16上端に第1給油レバー37又は第2給油レバー38の連通孔51を嵌め込み、第1給油レバー37の第1グリスノズル39又は第2給油レバー38の第2グリスノズル40をグリスニップル33に差し込み、第1グリスノズル39又は第2グリスノズル40と給油ポンプ41とを連結する給油チューブ42又は給油チューブ43を介して給油ポンプ41から潤滑油をレバー側軸受部30に給油することが可能である。よって、レバー側軸受部30への給油を容易に行うことが可能である。
(2)第1給油レバー37又は第2給油レバー38に設けたマグネット部材57の磁力を利用して、第1グリスノズル39又は第2グリスノズル40をグリスニップル33に確実にセットできると共に、突出部55Aをコネクティングレバー28に当接することにより第1給油レバー37又は第2給油レバー38の位置決めセッティングを確実に行うことが可能である。なお、第1グリスノズル39又は第2グリスノズル40には、ばねが使用されていないので、第1グリスノズル39又は第2グリスノズル40をグリスニップル33に簡単に差し込める。
(3)綜絖枠12の開口量に応じて最も適切な形状を有する第1グリスノズル39を備えた第1給油レバー37又は第2グリスノズル40を備えた第2給油レバー38を選択することにより、給油レバーの装着に伴う第1グリスノズル39又は第2グリスノズル40と連結アーム16との干渉及び、第1グリスノズル39又は第2グリスノズル40と開口部13におけるフレーム11との干渉などの不具合を防止可能である。
(4)第1給油レバー37及び第2給油レバー38を織機の内側より装着し給油を行うことが可能なので、織機の外側より給油装置35とグリスニップル33とを連結して給油を行う場合と比較して、給油装置35とグリスニップル33との連結が容易であり、また、給油装置35とグリスニップル33との連結を確実に行うことができる。
(5)給油ポンプ41は、台板45に立設された支持部材49に固定され、織機の前方の床面に配置されているので、給油ポンプ41の操作レバー41Aの操作を楽な姿勢で行うことができる。
(6)給油ポンプ41には、圧力計44が取り付けられているので、圧力計44のメータの挙動により給油成功か給油失敗かの判断を行うことが可能である。
(7)給油ポンプ41は、脱圧機構付きのポンプなので、給油終了後、脱圧機構を作動させて脱圧を行った後で第1給油レバー37及び第2給油レバー38を取り外せばよく、第1グリスノズル39又は第2グリスノズル40をグリスニップル33より簡単に取り外すことができる。
本発明は、前記した各実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
○ 本発明の実施形態では、第1給油レバー37及び第2給油レバー38の本体部50に連結アーム16に嵌合する嵌合部としての連通孔51を設けるとして説明したが、図9に示すように、嵌合部が連通孔ではなくて凹部72で形成されていても良い。図9に示す第1給油レバー70では、本体部71における一方の側板が途中で切り取られて、一端側の側板73と他端側の側板74とに2分割されている。側板53と両スペーサ部材54、55間に囲まれた部位には、本体部50の長手方向と直交する方向に延設され側方に開口する凹部72が形成されている。その他の構成は、上記本発明の実施形態と同等であり、第2給油レバーについても図示しないが、第1給油レバー70と同等の構成を有する。この場合には、開口レバー14の連結アーム16上端に第1給油レバー70又は第2給油レバーの凹部72を嵌め込めば良く、より簡単に嵌め込むことが可能である。なお、一方の側板ではなくて他方の側板53側を切り取っても良い。
○ 本発明の実施形態では、給油レバーとしての第1給油レバー37及び第2給油レバー38を織機の内側より装着し給油を行うとして説明したが、織機の外側より装着して給油を行っても良い。この場合には、第1給油レバー及び第2給油レバーは、第1給油レバー37及び第2給油レバー38と同等の構成を有し、一端より他端に向けて、グリスノズル、マグネット、連通孔及びコネクティングロッドに当接する突出部を備えている。作業者は、第1給油レバーの一端側の第1グリスノズル又は第2給油レバーの一端側の第2グリスノズルを把持して、織機の外側より第1給油レバー又は第2給油レバーを挿入させ、連通孔を連結アーム16上端に嵌め込むと共に、第1グリスノズル又は第2グリスノズルをグリスニップル33に差し込んで、第1給油レバー又は第2給油レバーを下方に移動させて突出部をコネクティングロッドに当接させ位置決めを行ってから給油を行う。
○ 本発明の実施形態では、第1枠から第8枠までの綜絖枠12に対応するコネクティングレバー28のレバー側軸受部30への給油には第1給油レバー37を使用し、第9枠から第16枠までの綜絖枠12に対応するコネクティングレバー28のレバー側軸受部30への給油には第2給油レバー38を使用するとしたが、第1枠から第10枠までは第1給油レバー37を使用し、第11枠から第16枠までは第2給油レバー38を使用しても良い。連結アーム16及び開口部13におけるフレーム11との干渉を防止することができれば、使用する枠の範囲は任意に設定可能である。
10 電子開口装置
12 綜絖枠
14 開口レバー
16 連結アーム
22 電動モータ(開口モータ)
27 コネクティングロッド
28 コネクティングレバー
30 レバー側軸受部
33 グリスニップル
35 給油装置
37 第1給油レバー
38 第2給油レバー
39 第1グリスノズル
40 第2グリスノズル
41 給油ポンプ
42 給油チューブ
43 給油チューブ
51 連通孔(嵌合部)
57 マグネット部材

Claims (5)

  1. 単一の開口モータにより単一の綜絖枠が独立に駆動される綜絖枠駆動系を複数配設し、前記綜絖枠駆動系は、前記開口モータと、コネクティングロッドと、開口レバーと、前記開口レバーに設けられた連結アームに取り付けられ、前記コネクティングロッドにレバー側軸受部を介して連結されたコネクティングレバーと、を備え、前記レバー側軸受部と連通され、給油ポンプから前記レバー側軸受部への給油を可能とするグリスニップルを前記コネクティングレバーに備えた織機の開口装置における給油装置であって、
    作業者がその一端を把持するための長尺状の本体部と、前記本体部に設けられ前記連結アームに嵌合する嵌合部と、前記本体部の端に設けられ前記グリスニップルに差し込まれるグリスノズルと、を有する給油レバーを備え、
    前記グリスノズルと前記給油ポンプとを給油チューブを介して連結したことを特徴とする織機の開口装置における給油装置。
  2. 前記嵌合部は、前記本体部の長手方向と直交する方向に連通する連通孔で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の織機の開口装置における給油装置。
  3. 前記本体部における前記グリスノズルに隣接する部位にマグネットを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の織機の開口装置における給油装置。
  4. 前記給油レバーは、前記綜絖枠の開口量に応じて異なる形状の前記グリスノズルを備えた複数の種類を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の織機の開口装置における給油装置。
  5. 前記給油レバーは、一端より他端に向けて、前記グリスノズル、前記マグネット、前記嵌合部及び前記コネクティングレバーに当接する突出部を備え、前記給油レバーを前記織機の内側より装着し給油を行うことを特徴とする請求項3に記載の織機の開口装置における給油装置。
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