JPH09111576A - 織機の開口装置に用いる回転原点位置決定装置 - Google Patents

織機の開口装置に用いる回転原点位置決定装置

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JPH09111576A
JPH09111576A JP7264514A JP26451495A JPH09111576A JP H09111576 A JPH09111576 A JP H09111576A JP 7264514 A JP7264514 A JP 7264514A JP 26451495 A JP26451495 A JP 26451495A JP H09111576 A JPH09111576 A JP H09111576A
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rotation
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loom
rotational
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JP7264514A
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Shigeru Hara
茂 原
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C13/00Shedding mechanisms not otherwise provided for
    • D03C13/02Shedding mechanisms not otherwise provided for with independent drive motors
    • D03C13/025Shedding mechanisms not otherwise provided for with independent drive motors with independent frame drives

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Abstract

(57)【要約】 【課題】開口駆動モータにおける回転の原点位置を高精
度で設定する。 【解決手段】開口駆動モータ12は駆動回路20を介し
て開口パターン制御回路18の指令制御を受ける。駆動
回路20に接続された回転原点位置決定装置C2を構成
する読み取り回路24は、高さ位置検出器25のON−
OFF切り換え時の開口駆動モータ15の回転角度を読
み取る。平均化回路26は読み取り回路24において読
み取られた複数の回転角度の平均値を算出する。記憶回
路27は前記平均値を回転原点位置として記憶する。開
口パターン制御回路18は記憶回路27に記憶された回
転原点位置を読み取る。回転制御回路28は、指令スイ
ッチ29のON信号に応答して駆動回路20を介して開
口駆動モータ15の回転を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織機の開口装置に
用いる回転原点位置決定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1枚の綜絖枠と1つの専用の駆動モータ
とを1対1で連結し、複数枚の綜絖枠を専用モータで別
々に駆動する開口制御装置が特開平4−153342号
公報、特開平4−289240号公報に開示されてい
る。綜絖枠は上開口位置と下開口位置との間を設定され
た開口パターンに従って移動させられるが、綜絖枠の上
下動は織機の回転角度に同期させなければならない。綜
絖枠の上下動と織機の回転角度との同期とは、例えば綜
絖枠の最上位位置と織機のある回転角度とを同期させる
ことである。そのためには、例えば綜絖枠の高さ位置が
最上位にあるときの開口駆動モータの回転位置を検出し
ておくという初期設定が必要である。このように設定さ
れた開口駆動モータの回転位置は開口駆動モータにおけ
る回転の原点位置となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この初期設定
では、目視で確認しながら綜絖枠を最上位位置に配置
し、このときの開口駆動モータの回転位置を開口駆動モ
ータのエンコーダから把握するというのが現状のやり方
である。このような初期設定のやり方では綜絖枠の高さ
位置の把握の精度が悪く、綜絖枠の上下動と織機の回転
角度との高精度の同期が得られない。
【0004】本発明は、開口駆動モータにおける回転の
原点位置を高精度で設定することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明では、綜絖枠の所定の高さ位置を検出する高さ位置検
出手段と、前記開口駆動モータの回転位置を検出する回
転位置検出手段と、前記高さ位置検出手段によって検出
された所定の高さ位置に対応する前記開口駆動モータの
回転位置を前記回転位置検出手段から読み取って記憶す
る読み取り記憶手段とを備えた回転原点位置決定装置を
構成した。
【0006】請求項2の発明では、開口駆動モータの回
転位置を検出する回転位置検出手段と、織機側に備えら
れた高さ位置検出手段によって検出される綜絖枠の所定
の高さ位置に対応する前記開口駆動モータの回転位置を
前記回転位置検出手段から読み取って出力する読み取り
転送手段とを備えた回転原点位置決定装置を構成した。
【0007】請求項3の発明では、綜絖枠の所定の高さ
位置を検出する高さ位置検出手段と、開口駆動モータの
回転位置を検出する回転位置検出手段と、前記高さ位置
検出手段によって検出された所定の高さ位置に対応する
前記開口駆動モータの回転位置を前記回転位置検出手段
から読み取って出力する読み取り転送手段とを備えた回
転原点位置決定装置を構成した。
【0008】請求項4の発明では、請求項1における開
口駆動モータの回転位置を読み取るために開口駆動モー
タの回転を制御する回転制御手段と、開口駆動モータを
作動させる制御指令を前記回転制御手段に出力する指令
手段とを備えた回転原点位置決定装置を構成した。
【0009】請求項5の発明では、請求項4における回
転制御手段は綜絖枠を所定の高さ位置に複数回配置し、
請求項4における読み取り記憶手段は所定の高さ位置に
複数回配置されたときの開口駆動モータの回転位置の平
均値を記憶するようにした。
【0010】請求項6の発明では、請求項2又は請求項
3における開口駆動モータの回転位置を読み取るために
開口駆動モータの回転を制御する回転制御手段と、開口
駆動モータを作動させる制御指令を前記回転制御手段に
出力する指令手段とを備えた回転原点位置決定装置を構
成した。
【0011】請求項7の発明では、請求項6における回
転制御手段は綜絖枠を所定の高さ位置に複数回配置し、
請求項6における読み取り転送手段は所定の高さ位置に
複数回配置されたときの開口駆動モータの回転位置の平
均値を転送するようにした。
【0012】請求項1の発明によれば、綜絖枠が所定の
高さ位置に配置されると、高さ位置検出手段がこれを検
出する。回転位置検出手段は開口駆動モータの回転位置
を検出しており、高さ位置検出手段が綜絖枠の所定の高
さ位置を検出すると、読み取り記憶手段が所定の高さ位
置の検出時における開口駆動モータの回転位置を回転原
点位置として記憶する。
【0013】請求項2又は請求項3の発明によれば、高
さ位置検出手段が綜絖枠の所定の高さ位置を検出する
と、読み取り転送手段が所定の高さ位置の検出時におけ
る開口駆動モータの回転位置を回転原点位置として出力
する。請求項2又は請求項3の回転原点位置決定装置は
回転原点位置を決定するときに織機側に接続される。
【0014】請求項4又は請求項6の発明によれば、指
令手段の制御指令により回転制御手段が開口駆動モータ
を所定の回転パターンで作動する。この作動により綜絖
枠が所定の高さ位置に配置され、回転原点位置の把握が
行われる。
【0015】請求項5又は請求項7の発明によれば、綜
絖枠が所定の高さ位置を複数回通過するように開口駆動
モータが回転制御される。読み取り記憶手段は、綜絖枠
が所定の高さ位置に配置されたときの開口駆動モータの
回転位置の平均値を回転原点位置として記憶する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0017】綜絖枠11は押し上げロッド12に連結さ
れており、押し上げロッド12は方向変換レバー13を
介してコネクティングロッド14に連結されている。コ
ネクティングロッド14の側方には開口駆動モータ15
が配置されている。開口駆動モータ15はサーボモータ
型の変速駆動モータである。開口駆動モータ15の出力
軸にはクランク円板16が止着されている。開口駆動モ
ータ15と一方の方向変換レバー13との間には揺動レ
バー21が支軸211を中心に揺動可能に配設されてい
る。揺動レバー21とクランク円板16とはクランクロ
ッド17を介して連結されている。揺動レバー21と一
方の方向変換レバー13とはリンク22を介して連結さ
れている。クランク円板16及びクランクロッド17は
クランク機構を構成し、開口駆動モータ15の一方向へ
の回転がクランク機構を介して揺動レバー21の揺動に
変換される。揺動レバー21の揺動はリンク22、方向
変換レバー13を介して綜絖枠11の上下動に変換され
る。
【0018】揺動レバー21の揺動領域の近傍には高さ
位置検出器25が配設されている。距離センサである高
さ位置検出器25は、揺動レバー21と高さ位置検出器
25との距離に応じてON−OFFする。揺動レバー2
1が高さ位置検出器25に近づいてゆくと高さ位置検出
器25がONし、次いで揺動レバー21が高さ位置検出
器25に最接近した後に離間してゆくと高さ位置検出器
25がOFFする。即ち、綜絖枠11が最上位となる揺
動レバー21の揺動死点に近い位置で高さ位置検出器2
5がON−OFFの切り換えを行なう。
【0019】開口駆動モータ12は駆動回路20を介し
て開口パターン制御回路18の指令制御を受ける。開口
パターン制御回路18は、回転原点位置決定装置C2の
記憶回路27に記憶された回転原点位置、所定の開口パ
ターン及び織機回転角度検出用のロータリエンコーダ1
9から得られる回転角度情報に基づいて開口駆動モータ
15の作動を制御する。又、開口パターン制御回路18
は開口駆動モータ15に組み込まれたロータリエンコー
ダ151から得られる回転角度情報に基づいて開口駆動
モータ15をフィードバック制御する。ロータリエンコ
ーダ19から得られる回転角度情報に基づいて織機全体
を制御する織機制御コンピュータC1は織機駆動モータ
23の回転を制御する。
【0020】駆動回路20には回転原点位置決定装置C
2が接続されている。回転原点位置決定装置C2を構成
する読み取り回路24は、高さ位置検出手段である高さ
位置検出器25及び回転位置検出手段であるロータリエ
ンコーダ151に信号接続されている。読み取り回路2
4は高さ位置検出器25のON−OFF切り換え時の開
口駆動モータ15の回転角度を読み取る。平均化回路2
6は読み取り回路24において読み取られた複数の回転
角度の平均値を算出する。読み取り回路24とともに読
み取り記憶手段を構成する記憶回路27は、平均化回路
26において算出された平均値を回転原点位置として記
憶する。回転制御回路28は、指令スイッチ29のON
信号に応答して駆動回路20を介して開口駆動モータ1
5の回転を制御する。又、回転制御回路28は高さ位置
検出器25のON−OFF切り換えに応じて開口駆動モ
ータ15の回転方向の切り換えを制御する。
【0021】図3及び図4のフローチャートは回転原点
位置決定装置C2による回転原点位置決定プログラムを
表す。開口駆動モータ15の回転原点位置は綜絖枠11
の最上位に対応する開口駆動モータ15の回転位置とし
て設定される。開口駆動モータ15の回転原点位置を決
定するには指令スイッチ29をON操作するだけでよ
い。指令スイッチ29のON信号に応答して回転制御回
路28が開口駆動モータ15をスロー正転する。開口駆
動モータ15のスロー正転により揺動レバー21が揺動
する。指令スイッチ29のON操作時には揺動レバー2
1は高さ位置検出器25のONをもたらす距離よりも高
さ位置検出器25から離れているとする。開口駆動モー
タ15のスロー正転によって揺動レバー21が高さ位置
検出器25に近づいてゆくと高さ位置検出器25がON
する。次いで、揺動レバー21が高さ位置検出器25に
最接近した揺動死点に達してから高さ位置検出器25か
ら離間してゆき、高さ位置検出器25がOFFする。読
み取り回路24は高さ位置検出器25のON−OFF切
り換え時の開口駆動モータ15の回転位置を読み取る。
【0022】図2の曲線Eは綜絖枠11の高さ位置の変
化を表す。曲線Fは高さ位置検出器25から出力される
ON信号を表す。曲線Gは開口駆動モータ15の回転速
度を表す。横軸はいずれも時間を表す。
【0023】高さ位置検出器25からのON−OFF切
り換え信号が回転制御回路28に送られている。高さ位
置検出器25からのON−OFF切り換え信号が2回に
達すると、回転制御回路28は開口駆動モータ15のス
ロー正転をスロー逆転に切り換える。開口駆動モータ1
5のスロー逆転により揺動レバー21が高さ位置検出器
25に近づいてゆき、高さ位置検出器25がONする。
次いで、揺動レバー21が高さ位置検出器25に最接近
した揺動死点に達してから高さ位置検出器25から離間
してゆき、高さ位置検出器25がOFFする。読み取り
回路24は高さ位置検出器25のこれらON−OFF切
り換え時の開口駆動モータ15の回転位置を読み取る。
【0024】開口駆動モータ15のスロー逆転後の高さ
位置検出器25からのON−OFF切り換え信号が2回
に達すると、回転制御回路28は開口駆動モータ15の
スロー正転を停止する。そして、平均化回路26は読み
取り回路24にて読み取られた開口駆動モータ15にお
ける4つの回転位置の平均値θoを算出する。記憶回路
27は算出された平均値θoを開口駆動モータ15にお
ける回転原点位置として記憶する。
【0025】本実施の形態では距離センサである高さ位
置検出器25によって綜絖枠11の所定の高さ位置(本
実施の形態では最上位)が検出されるため、作業者の目
視による綜絖枠高さ位置の把握の仕方に比して高さ位置
の把握精度が格段に高い。従って、綜絖枠11の上下動
とロータリエンコーダ19によって把握される織機の回
転角度との高精度の同期が可能となる。しかも、本実施
の形態では高さ位置検出器25の偶数回のON−OFF
切り換えを行なって開口駆動モータ15の回転位置を偶
数回読み取り、これら偶数の回転位置の平均値θoを回
転原点位置としている。そのため、綜絖枠11の所定の
高さ位置に対応する開口駆動モータ15の実際の回転位
置と読み取り記憶された回転原点位置θoとが高い精度
で対応し、綜絖枠11の上下動と織機の回転角度との同
期が一層正確になる。
【0026】停電によって織機への給電が停止した場合
には開口駆動モータ15が回転自由となり、綜絖枠11
が最下位になければ綜絖枠11が最下位へ下動する。す
ると綜絖枠11の最上位に対応する開口駆動モータ15
の実際の回転位置と、記憶回路27に記憶されている回
転原点位置とにずれが生じる。本発明では停電発生後の
回転原点位置の再決定を簡単に行なうことができる。
【0027】次に、図5の第2の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態における回転原点位置決定装置
C3の回転制御回路30は織機への給電開始の際に第1
の実施の形態と同じ制御を行なう。従って、停電発生後
の回転原点位置の再決定に容易に対処でき、しかも回転
原点位置の再決定を行なうことなく製織を行なうおそれ
もない。
【0028】次に、図6及び図7の第3の実施の形態を
説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号
が付してある。前記した各実施の形態では回転原点位置
決定装置C2,C3が織機に組み込まれており、1台の
開口駆動モータ15に1つの回転原点位置決定装置C2
あるいはC3が対応している。これらと同じような機能
を持つ回転原点位置決定装置C4を構成し、ある織機の
開口駆動モータの回転原点位置を設定する場合に回転原
点位置決定装置C4を織機に繋ぐようにしてもよい。こ
の実施の形態の開口パターン制御回路31は開口駆動モ
ータ15の回転原点位置を記憶するようになっている。
回転原点位置決定装置C4の転送回路32は平均化回路
26において算出された回転原点位置θoを開口パター
ン制御回路31の記憶部に転送する。転送回路32は読
み取り回路24とともに読み取り転送手段を構成する。
開口パターン制御回路31は記憶している回転原点位
置、所定の開口パターン及び織機回転角度検出用のロー
タリエンコーダ19から得られる回転角度情報に基づい
て開口駆動モータ15の作動を制御する。
【0029】開口駆動モータ15の回転原点位置を決定
する場合には、図7に示すように高さ位置検出器25、
ロータリエンコーダ151、駆動回路20及び開口パタ
ーン制御回路31を回転原点位置決定装置C4に接続
し、指令スイッチ29をON操作すればよい。勿論、本
実施の形態の回転原点位置決定装置C4は1台の織機の
中の複数の開口駆動モータ15の回転原点位置を別々に
決定する場合のみに使用してもよい。複数の開口駆動モ
ータの決定に1台の回転原点位置決定装置C4で対処す
る方式は、第1の実施の形態あるいは第2の実施の形態
の回転原点位置決定装置C2,C3を織機に組み込んで
おく場合に比してコスト的に有利である。
【0030】次に、図8の第4の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態においても、第3の実施の形態
と同様に回転原点位置決定装置C5が開口駆動モータ1
5の回転原点位置決定の際に織機側に接続される。回転
原点位置決定装置C5は高さ位置検出器25を含んでお
り、第3の実施の形態の回転原点位置決定装置C4に比
してさらにコスト上の有利性が得られる。
【0031】次に、図9の第5の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では反射式光電センサ型の高さ
位置検出器33が綜絖枠11の最上位に対応して配設さ
れている。この実施の形態においても作業者の目視によ
る綜絖枠高さ位置の把握の仕方に比して高さ位置の把握
精度を格段に高めることができる。
【0032】前記した実施の形態から把握できる請求項
記載以外の発明について以下にその効果と共に記載す
る。 (1)高さ位置検出手段として距離センサを用い、距離
センサが偶数回ON−OFF切り換えを行なうように開
口駆動モータを正逆回転し、前記切り換え時の開口駆動
モータの回転位置の平均を回転原点位置とした。
【0033】回転原点位置の検出精度が高くなる。以下
に、実施の形態の効果を記載する。 (1)織機の給電開始に伴って回転原点位置の決定を自
動遂行する実施の形態では、回転原点位置の再決定を行
なうことなく製織を行なうおそれがない。 (2)1台の回転原点位置決定装置によって多数台の織
機における開口駆動モータの回転原点位置を決定する実
施の形態では、コスト上の有利性が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、高さ位置検出手段
によって検出された所定の高さ位置に対応する開口駆動
モータの回転位置を回転位置検出手段から読み取って記
憶する読み取り記憶手段とを備えた回転原点位置決定装
置によって回転原点位置を決定する発明では、開口駆動
モータにおける回転の原点位置を高精度で設定すること
ができる。
【0035】高さ位置検出手段によって検出される綜絖
枠の所定の高さ位置に対応する前記開口駆動モータの回
転位置を前記回転位置検出手段から読み取って出力する
読み取り転送手段とを備えた回転原点位置決定装置によ
って回転原点位置を決定する発明では、開口駆動モータ
における回転の原点位置を高精度で設定することができ
ると共に、コスト上の有利性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の開口装置と回転原点位置決
定装置との組合せ図。
【図2】回転原点位置の検出を説明するグラフ。
【図3】回転原点位置決定プログラムを表すフローチャ
ート。
【図4】回転原点位置決定プログラムを表すフローチャ
ート。
【図5】第2の実施の形態を示す開口装置と回転原点位
置決定装置との組合せ図。
【図6】第3の実施の形態の開口装置と回転原点位置決
定装置との組合せ図。
【図7】織機に回転原点位置決定装置を繋いだ状態を表
す開口装置と回転原点位置決定装置との組合せ図。
【図8】第4の実施の形態の開口装置と回転原点位置決
定装置との組合せ図。
【図9】高さ位置検出手段の別例を示す開口装置と回転
原点位置決定装置との組合せ図。
【符号の説明】
11…綜絖枠、15…開口駆動モータ、24…読み取り
記憶手段及び読み取り転送手段を構成する読み取り回
路、25,33…高さ位置検出手段となる高さ位置検出
器、27…読み取り記憶手段を構成する記憶回路、2
8,30…回転制御手段となる回転制御回路、32…読
み取り転送手段を構成する転送回路、C2,C3,C
4,C5…回転原点位置決定装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織機駆動モータから独立した開口駆動モー
    タによって綜絖枠を駆動する開口装置において、 綜絖枠の所定の高さ位置を検出する高さ位置検出手段
    と、 前記開口駆動モータの回転位置を検出する回転位置検出
    手段と、 前記高さ位置検出手段によって検出された所定の高さ位
    置に対応する前記開口駆動モータの回転位置を前記回転
    位置検出手段から読み取って記憶する読み取り記憶手段
    とを備えた織機の開口装置に用いる回転原点位置決定装
    置。
  2. 【請求項2】綜絖枠の所定の高さ位置を検出する高さ位
    置検出手段を備えた織機の織機駆動モータから独立した
    開口駆動モータによって綜絖枠を駆動する開口装置にお
    ける前記開口駆動モータの回転原点位置を決定する装置
    において、 前記開口駆動モータの回転位置を検出する回転位置検出
    手段と、 前記高さ位置検出手段によって検出される綜絖枠の所定
    の高さ位置に対応する前記開口駆動モータの回転位置を
    前記回転位置検出手段から読み取って出力する読み取り
    転送手段とを備えた織機の開口装置に用いる回転原点位
    置決定装置。
  3. 【請求項3】織機駆動モータから独立した開口駆動モー
    タによって綜絖枠を駆動する開口装置における前記開口
    駆動モータの回転原点位置を決定する装置において、 綜絖枠の所定の高さ位置を検出する高さ位置検出手段
    と、 前記開口駆動モータの回転位置を検出する回転位置検出
    手段と、 前記高さ位置検出手段によって検出された所定の高さ位
    置に対応する前記開口駆動モータの回転位置を前記回転
    位置検出手段から読み取って出力する読み取り転送手段
    とを備えた織機の開口装置に用いる回転原点位置決定装
    置。
  4. 【請求項4】前記開口駆動モータの回転位置を読み取る
    ために開口駆動モータの回転を制御する回転制御手段
    と、 開口駆動モータを作動させる制御指令を前記回転制御手
    段に出力する指令手段とを備えた請求項1に記載の織機
    の開口装置に用いる回転原点位置決定装置。
  5. 【請求項5】前記回転制御手段は綜絖枠を所定の高さ位
    置に複数回配置し、読み取り記憶手段は綜絖枠が所定の
    高さ位置に複数回配置されたときの開口駆動モータの回
    転位置の平均値を記憶する請求項4に記載の織機の開口
    装置に用いる回転原点位置決定装置。
  6. 【請求項6】前記開口駆動モータの回転位置を読み取る
    ために開口駆動モータの回転を制御する回転制御手段
    と、 開口駆動モータを作動させる制御指令を前記回転制御手
    段に出力する指令手段とを備えた請求項2及び請求項3
    のいずれか1項に記載の織機の開口装置に用いる回転原
    点位置決定装置。
  7. 【請求項7】前記回転制御手段は綜絖枠を所定の高さ位
    置に複数回配置し、読み取り転送手段は所定の高さ位置
    に複数回配置されたときの開口駆動モータの回転位置の
    平均値を転送する請求項6に記載の織機の開口装置に用
    いる回転原点位置決定装置。
JP7264514A 1995-10-12 1995-10-12 織機の開口装置に用いる回転原点位置決定装置 Pending JPH09111576A (ja)

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JP7264514A JPH09111576A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 織機の開口装置に用いる回転原点位置決定装置

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