JP2570909B2 - 織機のドビー装置における柄パターン制御装置 - Google Patents

織機のドビー装置における柄パターン制御装置

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JP2570909B2
JP2570909B2 JP3023583A JP2358391A JP2570909B2 JP 2570909 B2 JP2570909 B2 JP 2570909B2 JP 3023583 A JP3023583 A JP 3023583A JP 2358391 A JP2358391 A JP 2358391A JP 2570909 B2 JP2570909 B2 JP 2570909B2
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Japan
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pattern
dobby
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patterning
control means
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弘 本田
孝彦 恒川
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C19/00Methods or devices concerned with designing or making patterns, not provided for in other groups of this subclass
    • D03C19/005Electronic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は織機のドビー装置におけ
る柄パターン制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】予め記憶設定された柄パターンの読み出
しに基づいて中央演算処理装置からドビー装置を構成す
る電気的駆動系(例えば電磁ソレノイド)に指令を送
り、この指令によって複数枚の綜絖枠の個々の駆動制御
を行う電子ドビー装置が特開昭58ー41932号公報
に開示されている。即ち、ドビー駆動機構は織機駆動モ
ータの回転駆動力を駆動源とするものであるが、電気的
駆動系がONすることによってドビー駆動機構と綜絖枠
側とが機械的に作動連結し、織機駆動モータの回転駆動
力がドビー駆動機構を介して綜絖枠側に伝達される。こ
のような電子ドビー装置によれば柄パターンの変更を簡
単に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドビー
開口装置には綜絖枠を引き上げるタイプと綜絖枠を引き
下げるタイプとの2種類が有り、前記設定された柄パタ
ーンに基づいて電子ドビー装置を駆動しても前記2種類
のドビー開口装置における織り柄は異なってしまう。即
ち、引上げタイプのドビー開口装置における電磁ソレノ
イドのON状態は引き下げタイプのドビー開口装置にお
ける電磁ソレノイドのOFF状態に対応し、引き上げタ
イプのドビー開口装置に用いられた柄パターンは引き下
げタイプのドビー開口装置においては反転柄パターンと
して用いられることになる。そのため、同じ柄パターン
の場合にも引き上げタイプと引き下げタイプとで別々の
柄パターン入力が必要となり、柄パターン入力は煩雑か
つ間違い易い作業となっている。
【0004】本発明は引き上げタイプ及び引き下げタイ
プのいずれのドビー開口装置においても柄パターン入力
を容易に行い得ると共に、所望の柄パターンを取り出し
得る電子ドビー装置における柄パターン制御装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
前記柄出し制御手段に、ドビー装置の引き上げタイプあ
るいは引き下げタイプのいずれか一方のタイプに対応し
た特定の柄パターンを前記入力設定手段により入力設定
し、前記柄出し制御手段に、前記ドビー装置の引き上げ
タイプあるいは引き下げタイプの他方のタイプに応じて
前記設定された特定の柄パターンを反転柄パターンとし
て出力可能に切り換え柄パターン切り換え手段を接続
し、ドビー装置の前記一方のタイプでは前記特定の柄パ
ターンにより単独の織布を織成し、前記他方のタイプで
は前記特定の柄パターンを反転した反転柄パターンによ
り単独でかつ前記織布と同柄の織布を織成するように
成した。
【0006】
【作用】この発明においてはドビー装置の引き上げタイ
プあるいは引き下げタイプのいずれか一方のタイプに対
応した特定の柄パターンが入力設定手段により柄出し制
御手段に入力設定される。そして、ドビー装置を引き上
げタイプあるいは引き下げタイプのいずれか一方のタイ
プから他方のタイプに切り換える場合には、柄パターン
切り換え手段を作動して柄出し制御手段から前記設定さ
れた特定の柄パターンを反転させた反転柄パターンを出
力する。前記ドビー装置が引き上げタイプあるいは引き
下げタイプのいずれであっても、特定の柄パターン又は
反転柄パターンにより単独で同柄の織布が織成される。
【0007】後者の方式では記憶される柄パターンが柄
パターン切り換え手段の切り換えモードに応じて反転及
び非反転のいずれかのパターンで入力される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図6に基づいて説明する。図1は引き下げタイプのドビ
ー開口装置を表し、複数枚の綜絖枠1は開口ばね2によ
って上方へ付勢されている。複数枚の綜絖枠1の上下動
による開口形成は各綜絖枠1毎のドビー駆動機構3、電
磁マグネット4及び柄出し制御コンピュータCから成る
電子ドビー装置によって行われる。柄出し制御コンピュ
ータCには入力設定装置5、切り換えスイッチ6及び機
台回転角度を検出するロータリーエンコーダ7が接続さ
れており、織物柄パターンが入力設定装置5によって柄
出し制御コンピュータCに入力設定される。
【0009】図2に示すように織機駆動モータMには柄
出し用カム8が作動連結されている。各ドビー駆動機構
3は柄出し用カム8に対して作用伝達可能な関係にあ
り、各ドビー駆動機構3内には電磁マグネット4が組み
込まれている。電磁マグネット4が消磁状態の場合には
ドビー駆動機構3が綜絖枠1を上動位置に保持し、電磁
マグネット4が励磁された時にはドビー駆動機構3は綜
絖枠1を上から下に変更する。
【0010】図3は入力設定装置5によって柄出し制御
コンピュータCに入力される柄パターンPを表す。横列
の数字は綜絖枠1の枠順位を表し、縦列の数字が緯入れ
順位を表す。×印は電磁マグネット4の励磁を表し、空
白の枡目は電磁マグネット4の消磁を表す。切り換えス
イッチ6は反転モード指令位置と非反転モード指令位置
とに切り換え可能であり、切り換えスイッチ6が反転モ
ード指令位置に切り換え配置されている場合には柄出し
制御コンピュータCは機台1回転毎にロータリーエンコ
ーダ7から得られる基準信号に応答して記憶された柄パ
ターンPを読み出すと共に、反転して出力する。切り換
えスイッチ6が非反転モード指令位置に切り換え配置さ
れている場合には柄出し制御コンピュータCは読み出さ
れた柄出しパターンPを反転することなく出力する。
【0011】図4は柄出し制御パターンCから出力され
る励消磁パターンQ+ を表す。一番下側の横列の数字は
綜絖枠順位を表し、一番左側の縦列の数字は緯入れ順位
を表す。その他の0,1の数字は電磁マグネット4の励
消磁を表し、数字1は励磁、数字0は消磁に対応する。
図6は図4と同様に励消磁パターンQ- を表す。
【0012】図4の励消磁パターンQ+ は切り換えスイ
ッチ6が非反転モード指令位置に切り換え配置されてい
る場合に柄出し制御コンピュータCから出力される。図
6の励消磁パターンQ- は切り換えスイッチ6が反転モ
ード指令位置に切り換え配置されている場合に柄出し制
御コンピュータCから出力される。励消磁パターンQ+
が図1の引き下げタイプのドビー開口装置に適用される
ものとすると、図5の引き上げタイプのドビー開口装置
において図3の柄パターンPを得るには図6の励消磁パ
ターンQ- を用いる必要がある。このような励消磁パタ
ーンQ+ ,Q-の使用切り換えは切り換えスイッチ6の
切り換え操作1つで済み、例えば図1の引き下げタイプ
のドビー開口装置に適用する柄パターンを柄出し制御コ
ンピュータCに記憶するものと決めておけば、図5の引
き上げタイプのドビー開口装置における同一柄パターン
の選択は切り換えスイッチ6を反転モード指令位置に切
り換え配置するだけでよい。従って、引き上げタイプ
び引き下げタイプのいずれの切り換え開口装置において
も開口タイプの違いに悩まされることなく柄パターン入
力を行うことができ、しかも入力設定の間違いも少なく
なる。
【0013】以上説明した実施例における柄出し制御プ
ログラムでは記憶された柄パターンを反転及び非反転の
いずれかの柄パターンとして出力しているが、入力設定
装置によって入力される柄パターンを非反転及び反転の
いずれかのパターンで記憶するようにした柄出し制御プ
ログラムの実施も可能である。又、プログラム制御によ
らずに回路構成によっても本発明の実施が可能である。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、柄出し制
御手段に記憶された柄パターンを引き上げタイプあるい
は引き下げタイプのドビー装置に応じて特定の柄パター
と反転柄パターンとのいずれかに切り換えてそれぞれ
単独で同柄の織布を織成するようにしたので、引き上げ
タイプあるいは引き下げタイプのいずれか一方のタイプ
のドビー開口装置に適用するように入力設定された柄パ
ターンを切り換え手段の切り換え操作によって簡単に反
転させることができ、柄パターン入力設定作業の煩雑さ
を解消しつつ入力ミスを少なくし得るという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】引き下げ方式のドビー開口装置及び電子ドビー
装置を示す略体側面図である。
【図2】電子ドビー装置の略体平面図である。
【図3】柄出し制御コンピュータに入力される柄パター
ンを表すパターン図である。
【図4】柄パターンに対応する励消磁パターン図であ
る。
【図5】引き上げ方式のドビー開口装置及び電子ドビー
装置を表す略体側面図である。
【図6】柄パターンの反転パターンに対応する励消磁パ
ターン図である。
【符号の説明】
4…電気的駆動系を構成する電磁マグネット、5…入力
設定装置、6…切り換えスイッチ、C…柄出し制御コン
ピュータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄パターンを出力する柄出し制御手段に
    同柄出し制御手段へ柄パターンを入力する入力設定手段
    及び織機の回転角度検出手段を接続し、前記回転角度検
    出手段からの信号に基づき前記柄出し制御手段から柄パ
    ターンを読み出し、複数枚の綜絖枠の個々の開口駆動を
    電気的駆動系の作動及び非作動によって制御するドビー
    装置において、前記柄出し制御手段に、ドビー装置の引き上げタイプあ
    るいは引き下げタイプのいずれか一方のタイプに対応し
    た特定の柄パターンを前記入力設定手段により入力設定
    し、 前記柄出し制御手段に、前記ドビー装置の引き上げタイ
    プあるいは引き下げタイプの他方のタイプに応じて前記
    設定された特定の柄パターンを反転柄パターンとして出
    力可能に切り換え柄パターン切り換え手段を接続し、
    ドビー装置の前記一方のタイプでは前記特定の柄パター
    ンにより単独の織布を織成し、前記他方のタイプでは前
    記特定の柄パターンを反転した反転柄パターンにより単
    独でかつ前記織布と同柄の織布を織成するように構成し
    た織機のドビー装置における柄パターン制御装置。
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