JP3207841B1 - アルミニウム複合粉末およびその製造方法、アルミニウム複合材料、使用済み燃料貯蔵部材およびその製造方法 - Google Patents

アルミニウム複合粉末およびその製造方法、アルミニウム複合材料、使用済み燃料貯蔵部材およびその製造方法

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    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

【要約】 【課題】 角パイプの効率的な生産を行うこと。 【解決手段】 アルミニウム粉末と中性子吸収材粉末と
酸化物、窒化物、炭化物または硼化物からなる第三粒子
とを混合し、冷間静水圧成形法(CIP)により予備成
形体を成形する。続いて、予備成形体をキャニングしか
ら、熱間静水圧成形法(HIP)により予備成形体を焼
結する。焼結後、缶の外削、端面削を行い、ビレットを
取り出す。そして、このビレットを押し出して角パイプ
を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃焼を終えた使
用済み核燃料集合体を収容、貯蔵するものであってキャ
スクやラックを構成する使用済み燃料貯蔵部材に使用す
ることができる材料或いはその製造方法であり、また、
このような材料により製造した使用済み燃料貯蔵部材に
関する。
【0002】
【従来の技術】核燃料サイクルの終期にあって燃焼を終
え使用できなくなった核燃料集合体を、使用済み核燃料
という。現在、この使用済み核燃料は、再処理するまで
貯蔵施設において貯蔵管理されている。たとえば、燃料
プールによる貯蔵方式においては、プール内に角パイプ
を束ねたSUSラックを沈め、この角パイプ内に使用済
み燃料集合体を収容することにより、冷却効果、遮蔽効
果、未臨界性などの要求を満たようにしている。
【0003】近年では、ラックを構成する角パイプとし
て、ステンレス材にボロンを添加したものが用いられ始
めている。このような角パイプを用いれば、角パイプの
間に配置していた中性子吸収材を省略できるから、角パ
イプ間の隙間を埋めることができる。このため、プール
のピット内に挿入できる角パイプの本数が増えるから、
その分、使用済み燃料集合体の収容数を増加させること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような角パイプ
は、キャスク、横型サイロ、プール、ボールドなどの各
種貯蔵方式に適用することができるが、ラックを構成す
るにしてもその生産すべき本数が多いので、角パイプを
効率的に生産できる技術が要求されている。また、使用
済み燃料集合体から発生する中性子を確実に吸収する必
要があるため、角パイプの構造には高い健全性が要求さ
れる。
【0005】また、角パイプは、使用済み燃料集合体を
貯蔵する際に使用するものであるが、当該角パイプ式の
ラックの他に平板式のラックが知られており、このよう
な平板式のラックにおいても効率的な生産性および構造
の健全性が要求されている。さらに、加圧水型炉(PW
R:Pressurized Water Reactor)用の使用済み燃料集
合体は、その重量が大きいため、これを収容するラック
にはより大きな強度が求められる。この発明は、このよ
うな使用済み燃料集合体を収容するための材料やその製
造方法、或いは使用済み燃料貯蔵部材に関するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1にかかるアルミニウム複合粉末は、メカ
ニカルアロイングを用い、アルミニウムマトリックスに
対して、前記メカニカルアロイングにより粉砕した中性
子吸収材と、酸化物、窒化物、炭化物または硼化物から
なる第三粒子とを分散させたものである。
【0007】アルミニウムマトリックス中に分散された
中性子吸収材は、その結晶粒界におけるすべりを阻害
し、材料を強化するように作用する。また、酸化物など
からなる第三粒子は、アルミニウムマトリックス中に分
散することにより、前記結晶粒子のすべりの阻害をより
促進することになり、この結果、材料の強度をさらに高
くすることができる。なお、この場合、分散した第三粒
子の添加量は0.1重量%以上30重量%以下とするの
が好ましく(請求項2)、さらに、アルミニウムマトリ
ックス中における第三粒子の平均粒径が、0.01μm
以上10μm以下になるように前記第三粒子を添加する
のが好ましい(請求項3)。
【0008】続いて、上記アルミニウム複合粉末におい
ては、その中性子吸収材の添加量を1重量%以上20重
量%以下とするのが好ましく(請求項4)、さらに、前
記添加する粉末状の中性子吸収材の平均粒径を0.01
μm以上100μm以下とするのが好ましい(請求項
5)。
【0009】また、請求項6にかかるアルミニウム複合
粉末の製造方法は、マトリックス材としてのアルミニウ
ム粉末と、中性子吸収材と、酸化物、窒化物、炭化物ま
たは硼化物からなる第三粒子とを混合する工程と、当該
混合粉末をメカニカルアロイングすることで、アルミニ
ウムマトリックス中に粉砕した前記中性子吸収材および
前記第三粒子を分散させる工程と、を含むものである。
【0010】メカニカルアロイングを施すことにより、
アルミニウムがつぶされながら折りたたまれ、扁平な形
状となる。また、Bなどの中性子吸収材もメカニカルア
ロイングにより微細に粉砕され、扁平化したアルミニウ
ムマトリックス中に均一分散される。また、最終的に
は、これら扁平粒子が結合して通常の粒子状になる。こ
れにより、アルミニウムの結晶すべりが阻害され、十分
な強度を得ることができるようになるが、この発明で
は、さらに酸化物などからなる第三粒子を微細に粉砕し
てアルミニウムマトリックス中に分散させるようにして
いる。この分散した第三粒子は、前記結晶すべりの阻害
を促進するものと考えられる。このようにして製造した
アルミニウム複合粉末は、非常に大きな強度を得ること
ができる。
【0011】また、請求項7にかかるアルミニウム複合
粉末の製造方法は、上記アルミニウム複合粉末の製造方
法において、前記アルミニウム粉末の表面に予め酸化皮
膜を形成する工程と、メカニカルアロイングすることで
前記アルミニウム粉末の表面に形成した酸化皮膜を前記
酸化物として複合粉末に混入させる工程とを含むように
したものである。
【0012】第三粒子に酸化物を用いる場合、この酸化
物を別に添加するのではなく、アルミニウム粉末の表面
に予め酸化皮膜として形成しておき、メカニカルアロイ
ング時において、この酸化皮膜を剥離・粉砕して、第三
粒子としてマトリックス中に分散させる。このようにす
れば、第三粒子を製作する手間やこれを添加する工程を
省略することができ、アルミニウム複合粉末の製造が容
易になる。
【0013】また、請求項8にかかるアルミニウム複合
材料は、アルミニウムマトリックス中に、中性子吸収材
と、酸化物、窒化物、炭化物または硼化物からなる第三
粒子とを含有させたものである。上記した通り、アルミ
ニウムマトリックス中に微細な中性子吸収材と、第三粒
子とを均一に分散させることで、これらがアルミニウム
粒界すべりを阻害し、母材の強度を向上させる効果があ
る。このようなアルミニウムマトリックス粉末を焼結さ
せることにより、材料中に中性子吸収材および第三元素
が含有されることになるから、その強度を飛躍的に向上
させることができる。なお、前記焼結には、常圧焼結、
真空焼結および放電焼結などの各種焼結を含むものと
し、さらに焼結の前工程として予備成形を行うことを妨
げない。また、このようなアルミニウム複合材料は、使
用済み燃料集合体を収容するバスケットに用いることが
できる。このバスケットは、たとえば角パイプを集合さ
せた構造、あるいは板材を交互に組み合わせた構造とな
る。
【0014】また、上記アルミニウム複合材料では、第
三粒子の含有量が0.1重量%以上30重量%以下とす
るのが好ましく(請求項9)、その平均粒径が0.01
μm以上10μm以下であることが好ましい(請求項1
0)。さらに、前記中性子吸収材の含有量は、1重量%
以上20重量%以下とするのが好ましく(請求項1
1)、この添加する粉末状の中性子吸収材の平均粒径が
0.01μm以上100μm以下となるようにすれば、
より好適な結果を得ることができるようになる(請求項
12)。なお、これらの理由については、下記実施の形
態において説明する。
【0015】また、請求項13にかかる使用済み燃料貯
蔵部材の製造方法は、使用済み燃料の貯蔵に用いる部材
を製造する使用済み燃料貯蔵部材の製造方法において、
アルミニウム粉末、中性子吸収材粉末、および酸化物、
窒化物、炭化物または硼化物を含む第三粒子を混合する
工程と、前記複合粉末を予備成形する工程と、前記予備
成形体をキャニングする工程と、キャニングした予備成
形体を焼結する工程とを含むものである。
【0016】まず、アルミニウム粉末、中性子吸収材粉
末および第三粒子を混合して当該混合粉末を予備成形す
る。予備成形を行うことにより、成形密度のばらつきを
少なくできる。続いて、この予備成形体をキャニング
し、焼結処理を施す。これにより、使用済み燃料貯蔵部
材を成形する前のビレットが完成する。なお、缶内のビ
レットを取り出すには、缶を外削および端面削を行う。
焼結は、ホットプレスや熱間静水圧成形法(HIP:Ho
t Isostatic Press)により行うのが好ましく(請求項
14)、この他に擬HIPや常圧焼結法などを用いるこ
ともできる。また、使用済み燃料貯蔵部材としては、た
とえば、バスケットを構成する角パイプあるいは平板式
ラックを構成する板状部材を挙げることができる。
【0017】また、請求項15にかかる使用済み燃料貯
蔵部材の製造方法は、使用済み燃料の貯蔵に用いる部材
を製造する使用済み燃料貯蔵部材の製造方法において、
アルミニウム粉末、中性子吸収材粉末、および酸化物、
窒化物、炭化物または硼化物からなる第三粒子を混合す
る工程と、前記複合粉末を常圧焼結または真空焼結する
工程とを含むものである。
【0018】このように、上記キャニングを省略して常
圧焼結または真空焼結するようにしてもよい。キャニン
グを省略すれば、常圧焼結または真空焼結した後に外削
などの機械加工をせずに済む。このため、ビレットの製
造が容易になる。真空焼結には、真空ホットプレスが好
適であり(請求項16)、この他に真空擬HIPなどを
用いることができる。また、前記焼結を真空ホットプレ
スにより行うことにより、安価で高品質の使用済み燃料
貯蔵部材を製造することができる。
【0019】また、請求項17にかかる使用済み燃料貯
蔵部材の製造方法は、使用済み燃料の貯蔵に用いる部材
を製造する使用済み燃料貯蔵部材の製造方法において、
アルミニウム粉末と中性子吸収材粉末とを混合する工程
と、冷間静水圧成形法により予備成形体を成形する工程
と、予備成形体を放電焼結する工程とを含むものであ
る。
【0020】予備成形体を放電焼結することにより、通
常の焼結に比べて短時間で焼結することができる。この
ため、使用済み燃料貯蔵部材の製造を効率的に行うこと
ができる。また、キャニングを省略しているので、外削
などの機械加工が不要になる分、使用済み燃料貯蔵部材
を安価に製造することができるようになる。ここで、前
記放電焼結には、放電プラズマ焼結を用いるのが好まし
い(請求項18)。放電プラズマ焼結によるエネルギー
によりアルミニウムの不動体皮膜が除去されることなど
から、良好な焼結を行うことができるからである。ま
た、放電プラズマ焼結の他に熱プラズマ焼結などを用い
ることもできる。
【0021】また、請求項19にかかる使用済み燃料貯
蔵部材の製造方法は、上記使用済み燃料貯蔵部材の製造
方法において、さらに、押出成形により角パイプまたは
角パイプを構成する板材を成形する工程を含むようにし
たものである。また、請求項20にかかる使用済み燃料
貯蔵部材の製造方法は、上記使用済み燃料貯蔵部材の製
造方法において、さらに、押出成形により使用済み燃料
の案内管に挿入する棒体を成形する工程を含むようにし
たものである。このように、上記方法により製造したビ
レットを押し出すことで、使用済み燃料貯蔵部材である
角パイプや棒体を容易に製造することが可能になる(請
求項19および20)。なお、角パイプは、押し出しに
より直接成形するようにしてもよいし、板材を押し出し
てから溶接成形するようにしてもよい。
【0022】また、請求項21にかかる使用済み燃料貯
蔵部材の製造方法は、上記使用済み燃料貯蔵部材の製造
方法において、さらに、上記混合に、メカニカルアロイ
ングを用いるようにしたものである。当該メカニカルア
ロイングとしては、たとえば各種ボールミリングを用い
ることができる。ボールミリングにより、アルミニウム
粉末が次第に折りたたまれ、扁平粒子となる。また、中
性子吸収材および第三粒子は、ボールミリングにより粉
砕されて初期の平均粒径に比べて相当程度小さくなり、
アルミニウムマトリックス中にすり込まれつつ分散す
る。そして、MA後に前記扁平粒子は、最終的に中性子
吸収材および第三粒子を含んだ粒子となる。このように
すれば、中性子吸収材を微細かつ均一に分散させること
ができ、使用済み燃料貯蔵部材の機械的強度を向上させ
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかるアルミニ
ウム複合粉末およびその製造方法、アルミニウム複合材
料、使用済み燃料貯蔵部材およびその製造方法につき図
面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態
によりこの発明が限定されるものではない。
【0024】(実施の形態1)この発明の実施の形態1
にかかるアルミニウム複合材では、BまたはB化合物の
ほかに、酸化物などの第三粒子を添加し、メカニカルア
ロイングを施すことにより、材料強度の向上を図る。そ
のためには、まず、アトライタミルの容器内にマトリッ
クス材としてのAlまたはAl合金粉末と、中性子吸収
材であるBまたはB化合物の粉末と、酸化物、窒化物、
炭化物または硼化物を含む第三粒子とを投入する。
【0025】この場合の第三粒子の添加量は、0.1重
量%以上30重量%以下とする。0.1重量%よりも小
さいと、強度向上の効果がなく、30重量%よりも大き
いと製作した材料の伸びが低下するからである。また、
Alマトリックス中における前記第三粒子の平均粒径
は、0.01μm以上10μm以下とする。0.01μ
mより小さいものは、市場において非常に高価であって
大量に入手し難いものである。また、10μmより大き
いものは、材料の強度向上に寄与しにくいためである。
【0026】つぎに、BまたはB化合物の添加量は、1
重量%以上20重量%以下とする。1重量%よりも小さ
いと中性子吸収能に不足が生じ、20重量%より大きい
と材料の伸びおよび靭性が低下するからである。また、
BまたはB化合物の平均粒径は、0.01μm以上10
0μm以下とする。0.01μmより小さいものは高価
であり、100μmより大きいものは強度の低下を招く
からである。
【0027】また、中性子吸収能を有する元素であれ
ば、BまたはB化合物のほか、Cd、Hf、希土類元素
などの中性子吸収断面積の大きなものを用いるようにし
てもよい。たとえば沸騰水型炉(BWR:Boiling Wate
r Reactor)の場合には、主にBまたはB化合物が用い
られるが、PWRの場合には、Ag−In−Cd合金が
用いられる。なお、Ag−In−Cd合金の組成は、I
nを15重量%、Cdを5重量%にするのが一般的であ
る。希土類元素には、Eu、Sm、Gdなどの酸化物を
用いることができる。
【0028】第三粒子に用いる酸化物としては、たとえ
ばAl23、ZrO2、SiO2、MgO、TiO2、C
23を挙げることができる。窒化物としてはたとえば
Si34、BNを用いることができる。また、炭化物に
はたとえばSiC、WC、Cr32を、硼化物としては
たとえばZrB2を用いることができる。なお、用いる
第三粒子は、ここに例示したものに限定されず、これ以
外のものも必要に応じて適宜選択することができる。
【0029】また、使用し得るAlまたはAl合金粉末
は、純アルミニウム地金(JIS1xxx系)、Al−
Cu系アルミニウム合金(JIS 2xxx系)、Al
−Mg系アルミニウム合金(JIS 5xxx系)、A
l−Mg−Si系アルミニウム合金(JIS 6xxx
系)、Al−Zn−Mg系アルミニウム合金(JIS
7xxx系)、Al−Fe系アルミニウム合金(Fe含
有率が1〜10重量%)の他にも、たとえばAl−Mn
系アルミニウム合金(JIS 3xxx系)などがあ
り、強度、延性、加工性、耐熱性など必要とする特性に
応じて選択することが可能である。
【0030】また、これらのAlまたはAl合金には、
均一で微細な組織を持つ急冷凝固粉を使用する。この急
冷凝固粉を得るための急冷凝固法としては、単ロール
法、双ロール法、エアアトマイズやガスアトマイズなど
のアトマイズ法といった周知技術を採用できる。このよ
うな急冷凝固法によって得られたAl合金粉末には、平
均粒径が5〜150μmのものを用いるのが好ましい。
【0031】その理由は、平均粒径が5μm未満では微
粉のために各粒子が擬集をするので、結局大きな粒子の
塊になることとアトマイズ法による製造の限界(微細な
粉末だけを分け取る必要があり、粉末製造歩留が極端に
悪化して、コストを急増させる)のためであり、平均粒
径が150μmを超えると急冷凝固でなくなるなどのア
トマイズ法による製造の限界と、微細な添加粒子との均
一混合が困難になるといった問題とのためである。最も
望ましい平均粒径は50〜120μmである。急冷擬固
の急冷速度は、102℃/sec以上、望ましくは103
℃/sec以上である。
【0032】一方、上記AlまたはAl合金粉末と混合
するBまたはB化合物は、特に高速中性子の吸収能が大
きいという特徴を有している。なお、本発明で使用可能
な好適なB化合物としては、B4C、B23 などがあ
る。なかでもB4Cは、単位量当たりのB含有量が多く
少量の添加で大きな中性子吸収能を得られる他、非常に
高い硬度を有するなど構造材への添加粒子として特に好
適である。
【0033】なお、第三粒子は、酸化物、窒化物、炭化
物または硼化物から構成されるが、これら以外の粒子を
含むことを妨げない。たとえば高強度性を付与するため
の添加元素としてZr、Tiなどを混ぜておくようにし
てもよい。
【0034】続いて、上記配合割合にて投入した原料粉
末をアトライタミルによりメカニカルアロイング(M
A:Mechanical Alloying)する。なお、アトライタミ
ルの他には、一般的な転動ミルや揺動ミルを用いること
ができる。MAにより、Al粉末またはAl合金粉末が
ボールにより押しつぶされ且つ折りたたまれて扁平化す
る。また、MA処理により、BまたはB化合物および第
三粒子が微細粉砕されて、Alマトリックス中に均一に
すり込まれる。また、これらの扁平粒子はMA後にAl
或いはAl合金および第三粒子を含んだ通常の粒子形状
になる。
【0035】このように第三粒子を添加し且つMA処理
を施すことにより、材料強度を飛躍的に向上させること
ができる。具体的には、通常の混合装置(たとえばクロ
スロータリーミキサーやVミキサーなど)を用いて混合
し焼結形成した材料に比べて、その強度を3倍まで向上
できることが判った。また、高い硬度を有するBまたは
B化合物を微細かつ均一にマトリックス中に分散し、そ
れによってBの凝集を防止するようにしているので、押
出性を向上することができる。このため、押出用のダイ
スの磨耗低減にも効果がある。
【0036】また、第三粒子の添加にあたっては、Al
粉末またはAl合金粉末を予め酸化処理してその粒子の
表面に酸化皮膜を形成し、上記MA工程において当該酸
化皮膜を微細に粉砕し、Alマトリックス中に分散させ
るようにしてもよい。Al粉末またはAl合金粉末の酸
化処理は、原料粉末を大気中で加熱処理することにより
行う。Al粉末またはAl合金粉末を加熱容器に入れ、
400℃〜500℃で加熱しつつ攪拌する。これを数時
間行うことにより、Al粉末またはAl合金粉末の表面
に十分な酸化皮膜を形成することができる。
【0037】(実施の形態2)図1は、使用済み燃料貯
蔵部材である角パイプを示す断面図である。この角パイ
プ1は、断面が正方形をしており、上記実施の形態1に
て製造したAl合金から構成されている。図2は、図1
に示した角パイプの製造方法を示すフローチャートであ
る。まず、上記実施の形態1に示す方法によりAl合金
粉末を作成する(ステップS201)。
【0038】つぎに、複合粉末をラバーケース内に入れ
て10-2Torr程度まで真空引きした後、気密テープ
により真空封入し、CIP(Cold Isostatic Press)に
より常温で全方向から均一に高圧をかけ、予備成形を行
う(ステップS202)。CIPの成形圧力は100M
Pa〜200MPaとする。CIP処理により、粉状体
の体積は約2割ほど減少し、その予備成形体の直径が6
00mm、長さが1500mmになる。また、CIPに
よって全方向から均一に圧力を加えることにより、成形
密度のばらつきが少ない高密度な成形品を得ることがで
きる。
【0039】続いて、前記予備成形体をアルミニウム缶
(アルミニウム合金継目無缶:JIS6063)に真空
封入する。缶内は、10-4Torr程度まで真空引きし、3
00℃まで昇温する(ステップS203)。この脱ガス
工程にて缶内のガス成分および水分を除去する。つぎの
工程では、真空脱ガスした成形品をHIP(Hot Isosta
tic Press )により再成形する(ステップS204)。
HIPの成形条件は、温度400℃〜450℃、時間3
0sec、圧力6000tonとし、成形品の直径が4
00mmになるようにする。
【0040】続いて、缶を除去するために機械加工によ
り外削、端面削を施し(ステップS205)、ポートホ
ール押出機を用いて当該ビレットを熱間押出しする(ス
テップS206)。この場合の押出条件として、加熱温
度を500℃〜520℃、押出速度を5m/minとす
る。なお、この条件は、Bの含有量により適宜変更す
る。
【0041】つぎに、押出成形後、引張矯正を施すと共
に(ステップS207)、非定常部および評価部を切断
し、製品とする(ステップS208)。完成した角パイ
プ1は、図1に示すように、断面の一辺が162mm、
内側が151mmの四角形状となる。
【0042】なお、上例では押出機に、圧縮率が高く、
アルミニウムなどの軟質材の複雑形状押出しに適したポ
ートホール押出しを用いたが、これに限定されない。た
とえば、固定または移動マンドレル方式を採用してもよ
い。また、直接押出しの他、静水圧押出しを行うように
してもよく、当事者の可能な範囲で適宜選択することが
できる。さらに、上記HIPを用いることによりニヤネ
ットシェイプ成形が可能になるが、後に押出し工程があ
ることに鑑み、これに代えて擬HIPを用いるようにし
ても十分な精度を確保することができる。具体的には、
一軸方向に圧縮する金型内に圧力伝達媒体であるセラミ
ック粒状体を入れ、焼結するものである。この方法によ
っても、良好な角パイプ1を製造することができる。
【0043】また、上記HIPに代えて、ホットプレス
を用いることもできる。ホットプレスは、耐熱型を加熱
して一軸加圧下で焼結する方法である。上記の場合、ホ
ットプレスは、予備成形体を缶に封入して真空脱ガスし
た後、400℃〜450℃の温度で10sec〜30s
ec加熱し、6000tonの圧力条件下で行う。後に
押出し工程があるから、ホットプレスによっても十分な
品質のビレットを製作できるが、ビレットのサイズその
他の条件により焼結状態が良くない場合は、HIPを用
いるようにすれば良い。ホットプレスの利点は、生産性
が良く、安価である点にある。さらに、ホットプレスの
他に常圧焼結法を用いる場合もある。また、上記CIP
を省略することも可能である。この場合には、ラバーケ
ースに入れる手間などを省くことができるので、角パイ
プの製造が容易になる。
【0044】(実施の形態3)図3は、この発明の実施
の形態3にかかる角パイプ1の製造方法を示すフローチ
ャートである。この角パイプ1の製造方法は、同図に示
すように、上記缶封入および真空加熱脱ガス(ステップ
S203)、HIP(ステップS204)、外削および
端面削(ステップS205)に代えて、真空ホットプレ
スを用いた点に特徴がある(真空ホットプレス工程:S
303)。その他の工程は、上記実施の形態2と略同様
であるからその説明を省略する(ステップS301〜S
302、S304〜S306)。
【0045】図4は、この角パイプの製造方法に用いる
真空ホットプレス装置を示す構成図である。この真空ホ
ットプレス装置10は、ダイ11と、ダイ11の内面に
設けたダイリング12と、ベース13と、パンチ14と
から構成されている。これらはいずれもグラファイト製
である。ダイリング12、ベース13およびパンチ14
により構成される成形室内には、CIP工程において製
作した予備成形体Pを挿入する。ダイ11の周囲には、
加熱用の黒鉛ヒータ15が配置されている。
【0046】また、ダイリング12、ベース13および
パンチ14などは、真空ベッセル16内に収容されてい
る。真空ベッセル16には、真空引き用のポンプ17が
取り付けられている。前記パンチ14は、真空ベッセル
16の上部に設けた油圧シリンダー18により駆動され
る。前記ダイ11の内側にダイリング12を設けたの
は、加圧後にビレットが抜けやすいようにするためであ
る。なお、ダイ11の内径は直径350mm程度であ
る。また、実際にホットプレスを行う際には、摺動部位
に潤滑材を塗布または噴霧するようにする。潤滑材とし
ては、極めて優れた潤滑性能を有するBN(ボロン・ナ
イトライド)を用いることができる。なお、上記では片
押し法を例示しているが、両押し法あるいはフローティ
ング法を用いることもできる。
【0047】真空ホットプレスを行うには、まず、ダイ
11内に潤滑材を塗布した後に予備成形体Pを挿入し、
その上からパンチ14をセットする。つぎに、真空ベッ
セル16内を所定圧力まで真空引きすると共に黒鉛ヒー
タ15により室内を400℃〜500℃まで昇温する。
また、当該温度帯域は、30分〜60分維持するように
し、加圧は200℃程度で開始するようにする。そし
て、予備成形体Pを加圧焼結後、真空ベッセル16内か
らダイ11ごと取り出して当該ダイ11からビレットB
を取り出す。この際、ビレットBを外側から押し出すこ
とになるが、ダイリング12もビレットBと共に多少押
し出されて、当該ビレットBが容易に取り出せるように
作用する。取り出したビレットBは、つぎの押出工程
(ステップS304)にて押し出され、引張矯正(ステ
ップS305)、切断工程(ステップS306)を経
て、最終品の角パイプ1となる。
【0048】以上、この角パイプ1の製造方法によれ
ば、キャニングを省略すると共に真空ホットプレスを用
いてビレットBを成形するようにしたので、缶代が節
約でき、缶除去のための切削工程(ステップS20
5)が不要になると共に、それに付随する製造工程
(ステップS207)を省略することができる。このた
め、角パイプ1を効率的かつ低コストで製造することが
できるようになる。
【0049】(実施の形態4)図5は、この発明の実施
の形態4にかかる角パイプの製造方法を示すフローチャ
ートである。この角パイプ1の製造方法は、同図に示す
ように、上記缶封入および真空加熱脱ガス(ステップS
203)、HIP(ステップS204)、外削および端
面削(ステップS205)に代えて、放電プラズマ焼結
を用いた点に特徴がある(放電プラズマ焼結工程:ステ
ップS503)。放電プラズマ焼結は、過渡アーク放電
現象の火花放電エネルギーを利用して加圧下で焼結を行
うものである。その他の工程は、上記実施の形態1と略
同様であるからその説明を省略する(ステップS501
〜S502、S504〜S506)。
【0050】図6は、この角パイプの製造方法に用いる
放電プラズマ焼結装置を示す構成図である。この放電プ
ラズマ焼結装置20は、グラファイト製のダイ21と、
上部電極および下部電極を兼ねた上下のパンチ22、2
3と、上下のパンチ22、23にパルス電流を供給する
電源24と、電源24を制御する制御部25と、ダイ2
1およびパンチ22、23を収容する真空ベッセル29
と、真空ベッセル29内の真空を引くポンプ26と、パ
ンチ22、23を駆動する油圧シリンダー27、28と
から構成される。CIPによる予備成形体Pは、ダイ2
1およびパンチ22、23により形成した成形室に挿入
する。
【0051】放電プラズマ焼結は、焼結エネルギーを制
御しやすいこと、取り扱いが容易であることなどの種々
の利点があるが、ハイスピードで焼結できる点がこの製
造方法において重要である。すなわち、上記ホットプレ
スでは、たとえば、焼結時間が約5時間かかるのに対
し、放電プラズマ焼結では約1時間で済む。このため、
高速焼結が可能である分、製造時間を短縮化することが
できる。
【0052】上記放電プラズマ焼結の条件は、真空ベッ
セル29内の真空度を10-2Torrとし、約10分で50
0℃まで立ち上げる。そして、この温度領域を10分〜
30分維持し、5〜10tonで加圧する。上下のパン
チ22、23間にパルス電流を印加すると、予備成形体
P内で放電点が移動し、全体に分散する。火花放電の部
分では、局所的に高温状態(1000℃〜10000
℃)になって粒子間接触部が点から面に成長し、ネック
を形成して溶着状態となる。これにより、硬い酸化皮膜
を形成するアルミニウム系材料であっても、放電プラズ
マのスパッタ作用によってアルミニウム表面の酸化皮膜
を破壊するから、ビレットを容易に焼結することができ
る。
【0053】以上、この角パイプ1の製造方法によれ
ば、ホットプレスを用いる場合に比べて焼結時間を短縮
化できる。また、放電作用によりアルミニウムの不動体
皮膜を破壊するから、焼結を容易に行うことができる。
キャニングを省略したことによる利点については、上記
実施の形態2の場合と同様である。なお、放電プラズマ
焼結の他、熱プラズマ焼結法を用いることもできる。熱
プラズマ焼結法は、超高温のプラズマ熱を用いて無加圧
焼結を行うものである。さらに、通常の放電焼結により
製造することもできる。
【0054】(実施の形態5)つぎに、使用済み燃料集
合体を収容するラックは、上記角パイプ式に代えて平板
式にすることもできる。図7は、平板式のラックを示す
斜視図である。この平板式ラック60では、まず、上記
実施の形態2〜4の製造方法により製作したビレットを
押出すことによって幅が300mm〜350mm程度の
板状部材61を成形する。続いて、それぞれの板状部材
61に複数のスリット62を連設する。そして、この板
状部材61をスリット62部分で縦横交互に係合させて
格子状断面を形成する。なお、この平板式ラック60の
場合、上記角パイプ式に比べて板厚が小さくなるので、
Alに分散させるBの量を多めにしておく。この平板式
ラックは、キャスクや使用済み燃料プールのラックなど
に用いることができる。
【0055】(実施の形態6)上記実施の形態2〜4で
は、角パイプ1にボロンを分散させることにより中性子
吸収能を与え、使用済み燃料集合体が臨界になるのを防
止するようにしている。この実施の形態6では、角パイ
プ1によらず、使用済み燃料集合体からの中性子を吸収
する丸棒材を成形する。丸棒材70は、図8に示す使用
済み燃料集合体71の制御棒クラスタ案内管72(また
は計測管)内に挿入する。この丸棒材70を挿入するこ
とにより所定の中性子吸収能が確保できるから、角パイ
プ1に多量のボロンを分散させる必要がなくなる。な
お、この丸棒材70の製造には、最終の押出工程におけ
るダイスの形状が異なるだけであるから、上記実施の形
態2〜4の製造方法を用いることができる。
【0056】(実施の形態7)つぎに、上記角パイプ1
の具体的な使用例について説明する。図9は、キャスク
を示す斜視図である。図10は、図9に示したキャスク
の軸方向断面図である。図11は、図9に示したキャス
クの径方向断面図である。このキャスク100は、胴本
体101のキャビティ102内面をバスケット130の
外周形状に合わせて機械加工したものである。
【0057】胴本体101および底板104は、γ線遮
蔽機能を有する炭素鋼製の鍛造品である。なお、炭素鋼
の代わりにステンレス鋼を用いることもできる。前記胴
本体101と底板104は、溶接により結合する。ま
た、耐圧容器としての密閉性能を確保するため、一次蓋
110と胴本体101との間には金属ガスケットを設け
ておく。
【0058】胴本体101と外筒105との間には、水
素を多く含有する高分子材料であって中性子遮蔽機能を
有するレジン106が充填されている。また、胴本体1
01と外筒105との間には熱伝導を行う複数の銅製内
部フィン107が溶接されており、前記レジン106
は、この内部フィン107によって形成される空間に流
動状態で注入され、冷却固化される。なお、内部フィン
107は、放熱を均一に行うため、熱量の多い部分に高
い密度で設けるようにするのが好ましい。また、レジン
106と外筒105との間には、数mmの熱膨張しろ1
08が設けられる。
【0059】蓋部109は、一次蓋110と二次蓋11
1により構成される。この一次蓋110は、γ線を遮蔽
するステンレス鋼または炭素鋼からなる円盤形状であ
る。また、二次蓋111もステンレス鋼製または炭素鋼
製の円盤形状であるが、その上面には中性子遮蔽体とし
てレジン112が封入されている。一次蓋110および
二次蓋111は、ステンレス製または炭素鋼製のボルト
113によって胴本体101に取り付けられている。さ
らに、一次蓋110および二次蓋111と胴本体101
との間にはそれぞれ金属ガスケットが設けられ、内部の
密封性を保持している。また、蓋部109の周囲には、
レジン114を封入した補助遮蔽体115が設けられて
いる。
【0060】キャスク本体116の両側には、キャスク
100を吊り下げるためのトラニオン117が設けられ
ている。なお、図9では、補助遮蔽体115を設けたも
のを示したが、キャスク100の搬送時には補助遮蔽材
115を取り外して緩衝体118を取り付ける(図10
参照)。緩衝体118は、ステンレス鋼材により作成し
た外筒120内にレッドウッド材などの緩衝材119を
組み込んだ構造である。
【0061】バスケット130は、使用済み核燃料集合
体を収容するセル131を構成する69本の角パイプ1
からなる。当該角パイプ1には、上記実施の形態1〜5
にかかる製造方法により製造したものを用いる。図12
は、上記角パイプの挿入方法を示す斜視図である。上記
工程により製造した角パイプ1は、キャビティ102内
の加工形状に沿って順次挿入される。
【0062】また、図12および図10に示すように、
キャビティ102のうちセル数が5個または7個となる
角パイプ列の両側には、それぞれダミーパイプ133が
挿入されている。このダミーパイプ133は、胴本体1
01の重量を軽減すると共に胴本体101の厚みを均一
化すること、角パイプ1を確実に固定することを目的と
する。このダミーパイプ133にもボロン入りアルミニ
ウム合金を用い、上記同様の工程により製作する。な
お、このダミーパイプ133は省略することもできる。
【0063】キャスク100に収容する使用済み核燃料
集合体は、核分裂性物質および核分裂生成物などを含
み、放射線を発生すると共に崩壊熱を伴うため、キャス
ク100の除熱機能、遮蔽機能および臨界防止機能を貯
蔵期間中(60年程度)、確実に維持する必要がある。
この実施の形態1にかかるキャスク100では、胴本体
101のキャビティ102内を機械加工して角パイプ1
で構成したバスケット130の外側を略密着状態(大き
な隙間なし)で挿入するようにしており、さらに、胴本
体101と外筒105との間に内部フィン107を設け
ている。このため、燃料棒からの熱は、角パイプ1或い
は充填したヘリウムガスを通じて胴本体101に伝導
し、主に内部フィン107を通じて外筒105から放出
されることになる。
【0064】また、使用済み核燃料集合体から発生する
γ線は、炭素鋼あるいはステンレス鋼からなる胴本体1
01、外筒105、蓋部109などにおいて遮蔽され
る。また、中性子はレジン106によって遮蔽され、放
射線業務従事者に対する被ばく上の影響をなくすように
している。具体的には、表面線当量率が2mSv/h以
下、表面から1mの線量当量率が100μSv/h以下
になるような遮蔽機能が得られるように設計する。さら
に、セル131を構成する角パイプ1には、ボロン入り
のアルミニウム合金を用いているので、中性子を吸収し
て臨界に達するのを防止することができる。
【0065】さらに、このキャスク100によれば、胴
本体101のキャビティ102内を機械加工しバスケッ
ト130の外周を構成する角パイプ1を略密着状態で挿
入するようにしたので、角パイプとキャビティとの対面
する面積が広くなり、角パイプ1からの熱伝導を良好に
できる。また、キャビティ102内の空間領域をなくす
ことができるから、角パイプ1の収容数が同じであれ
ば、胴本体101をコンパクトかつ軽量にすることがで
きる。逆に、胴本体101の外径を変えない場合、それ
だけセル数を確保できるから、使用済み核燃料集合体の
収納数を増加することができる。具体的に当該キャスク
100では、使用済み核燃料集合体の収容数を69体に
でき、かつキャスク本体116の外径を2560mm、
重量を120tonに抑えることができる。
【0066】(実施の形態8)続いて、上記角パイプの
他の使用例について説明する。図13は、PWR用の使
用済み燃料プールを示す斜視図である。この使用済み燃
料プール200は、上記実施の形態2〜4により製造し
た角パイプ1を複数立設し、その上下部分をサポート板
201により支持したラック202を備えている。ラッ
ク202は、鉄筋コンクリート製のピット203内に設
置されており、当該ピット203内面は、ピット水の漏
洩防止のためにステンレス鋼鈑のライニング204によ
り内張りされている。また、このピット203内は、常
時、ホウ酸水により満たされている。この使用済み燃料
プール200は、上記角パイプ1を用いて構成している
ので、中性子吸収能が高く、かつその構造の健全性を確
保できる。このため、使用済み燃料集合体が臨界に達す
るのを有効に防止することができる。
【0067】
【実施例】上記実施の形態1にかかるアルミニウム複合
材料の製造にあたっては、Al粉末としてJISA6N
01ものを用い、その平均粒径を70μmとした。B化
合物には、平均粒径が9μmのB4C粉末を用いた。ま
た、このB4C粉末の添加量は、5重量%とした。この
4C粒子は、Al合金中に微細に分散することで転位
のすべりの障壁となり、強度を向上させる。つぎに、第
三粒子の原料粉末には、Al23、BN、SiC、Zr
2を用い、その平均粒径および添加量は、つぎのよう
に設定した。
【0068】
【表1】
【0069】また、MAは、つぎのような条件で行っ
た。なお、図14は、下記条件でMA処理したときの、
Al合金を示す模式図である。同図において、符号14
1はAl、符号142はB4C粒子、符号143は第三
粒子を示す。
【0070】
【表2】
【0071】このようにして作成したAl合金粉末を1
0%塩酸で溶解後、未溶解のB4C粒子と第三粒子とを
濾過、乾燥して電子顕微鏡で観察し平均粒径を求めた。
この結果を以下の表に示す。
【0072】
【表3】
【0073】つぎに、上記MAにより製造したAl合金
粉末を用いて引張強さ及び破断伸びを測定した。まず、
グラファイト型にMA粉末を入れ、真空引きした状態で
温度500℃で加圧焼結し、直径40mm、高さ40m
mの成形体を作成した。続いて、押し出し比を25と
し、直径40mmを直径8mmにまで小さくし、これを
棒状の試験片とした。その後、この試験片を200℃で
100時間保持し、冷却後、試験片を試験に適する形状
に加工した。引張試験は、200℃の温度条件で行っ
た。その結果をつぎの表に示す。なお、試験片3、4、
6、10は比較用の試験片として製作した。
【0074】
【表4】
【0075】実験の結果、第三粒子を添加した各試験片
1、2、5、7、8、9とも、引張強さについて300
MPa以上の高強度を得ることができた。また、破断伸
びについても4%以上の好ましい結果を得ることができ
た。これに対して、比較例とした試験片3では、MA後
の第三粒子の平均粒径が13μmであって、この場合に
は十分な引張強さを得ることができないばかりか、第三
粒子を添加しない試験片10のそれよりも低い値を示す
結果となった。また、試験片3の破断伸びについても2
%程度であり、十分なものが得られなかった。試験片4
については、第三粒子の添加量を0.05重量%とした
が、第三粒子を添加しない試験片10と比べても引張強
さおよび破断伸びとも大きな変化はなかった。試験片6
については、第三粒子の添加量が35重量%であるた
め、十分な引張強さを得たにもかかわらず、破断伸びが
1%と低い値になってしまった。
【0076】以上から、第三粒子については、B4C粒
子によるすべり抑制効果を促進する効果があると考えら
れ、その添加量を0.1重量%以上30重量%以下の範
囲とし、Alマトリックス中における第三粒子の平均粒
径を0.01μm以上10μm以下にすることで、強度
および破断伸びを向上できるということが判った。ま
た、酸化物(試験片1、2、5)に代えて、炭化物(試
験片7)、窒化物(試験片8)、硼化物(試験片9)を
第三粒子として用いた場合であっても、強度および破断
伸びを向上できることが判った。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
アルミニウム複合粉末(請求項1)では、メカニカルア
ロイングを用い、アルミニウムマトリックスに対して、
中性子吸収材と第三粒子を分散させたから、材料の強度
をより大きくすることができる。特に、分散した第三粒
子の添加量を0.1重量%以上30重量%以下とするこ
とで好適な結果を得ることができる(請求項2)。ま
た、アルミニウムマトリックス中における第三粒子の平
均粒径が0.01μm以上10μm以下となるように前
記第三粒子を添加することで、さらに好適な結果を得る
ことができる(請求項3)。
【0078】続いて、上記アルミニウム複合粉末におい
ては、その中性子吸収材の添加量を1重量%以上20重
量%以下とするのが好ましく(請求項4)、さらに、前
記添加する粉末状の中性子吸収材の平均粒径を0.01
μm以上100μm以下とするのが好ましい(請求項
5)。このようにすれば、必要な靭性を得ることができ
ると共に強度の低下を防止することができる。
【0079】また、この発明にかかるアルミニウム複合
粉末の製造方法(請求項6)では、Al粉末に中性子吸
収材を添加し、さらにこれに加えて酸化物などの第三粒
子を添加し、これらの粉末をメカニカルアロイングする
ことによってAlマトリックス中に中性子吸収材および
第三粒子を均一分散したので、非常に大きな強度を得る
ことができる。
【0080】また、この発明にかかるアルミニウム複合
粉末の製造方法(請求項7)では、酸化皮膜をアルミニ
ウム粉末の表面に形成しておき、メカニカルアロイング
することにより、この酸化皮膜を剥離・粉砕してアルミ
ニウムマトリックス中に分散させる。このようにすれ
ば、第三粒子を製造する手間が省けると共に第三粒子の
添加工程を省略でき、アルミニウム複合粉末の製造を容
易に行うことができる。
【0081】また、この発明にかかるアルミニウム複合
材料(請求項8)では、焼結体のアルミニウムマトリッ
クス中に、中性子吸収材と、酸化物、窒化物、炭化物ま
たは硼化物からなる第三粒子とを含有させたので、高強
度の複合材料を得ることができる。特に、第三粒子の含
有量が0.1重量%以上30重量%以下になるようにす
ることで好適な結果を得ることができ(請求項9)、そ
の平均粒径が0.01μm以上10μm以下となるよう
にすれば、さらに好適な結果を得ることができる(請求
項10)。
【0082】続いて、上記アルミニウム複合材料におい
ては、その中性子吸収材の含有量を1重量%以上20重
量%以下とすること(請求項11)、添加する粉末状の
中性子吸収材の平均粒径を0.01μm以上100μm
以下とすること(請求項12)により、必要な靭性を得
ることができると共に強度の低下を防止することができ
る。
【0083】また、この発明にかかる使用済み燃料貯蔵
部材の製造方法(請求項13)では、アルミニウム粉
末、中性子吸収材粉末および第三粒子を混合し、この混
合粉末を予備成形体とし、当該予備成形体をキャニング
してから焼結するようにした。このため、高品質かつ高
強度の使用済み燃料貯蔵部材を製造することができる。
また、前記焼結をホットプレスまたはHIPにより行う
ことで、さらに高品質かつ高強度の使用済み燃料貯蔵部
材を製造することができる(請求項14)。
【0084】また、この発明にかかる使用済み燃料貯蔵
部材の製造方法(請求項15)では、キャニングを省略
して常圧焼結または真空焼結するようにしたので、外削
などの機械加工が不要になり、その分、製造工程を簡略
化できる。この結果、使用済み燃料貯蔵部材を極めて安
価に製造することができる。また、前記焼結を真空ホッ
トプレスにより行うことにより、安価で高品質の使用済
み燃料貯蔵部材を製造することができる(請求項1
6)。
【0085】また、この発明にかかる使用済み燃料貯蔵
部材の製造方法(請求項17)では、予備成形体を放電
焼結するようにしたので、短時間で焼結が完了する。こ
のため、製造効率を向上することができる。また、放電
焼結として放電プラズマ焼結を用いることにより、焼結
性が良くなり、高品質のビレットを低コストで得ること
ができる(請求項18)。
【0086】また、この発明にかかる使用済み燃料貯蔵
部材の製造方法(請求項19および20)では、上記方
法により製造したビレットを押し出すことで、使用済み
燃料貯蔵部材である角パイプや棒体を容易に製造するこ
とが可能になる。
【0087】また、この発明にかかる使用済み燃料貯蔵
部材の製造方法(請求項21)では、メカニカルアロイ
ングを用い、アルミニウム粉末に対して粉砕した中性子
吸収材および第三粒子をすり込むように分散させるよう
にした。このため、焼結時の凝集を防止できるので、こ
れを用いて製造した使用済み燃料貯蔵部材の成分は均質
になり、機械的強度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用済み燃料貯蔵部材である角パイプを示す断
面図である。
【図2】図1に示した角パイプの製造方法を示すフロー
チャートである。
【図3】この発明の実施の形態にかかる角パイプの製
造方法を示すフローチャートである。
【図4】この角パイプの製造方法に用いる真空ホットプ
レス装置を示す構成図である。
【図5】この発明の実施の形態にかかる角パイプの製
造方法を示すフローチャートである。
【図6】この角パイプの製造方法に用いる放電プラズマ
焼結装置を示す構成図である。
【図7】平板式のラックを示す斜視図である。
【図8】丸棒材を使用済み燃料集合体の制御棒クラスタ
案内管内へ挿入する状態を示す説明図である。
【図9】キャスクを示す斜視図である。
【図10】図9に示したキャスクの軸方向断面図であ
る。
【図11】図9に示したキャスクの径方向断面図であ
る。
【図12】上記角パイプの挿入方法を示す斜視図であ
る。
【図13】PWR用の使用済み燃料プールを示す斜視図
である。
【図14】所定条件でMA処理したときのAl合金を示
す模式図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G21C 19/06 G21F 1/08 19/40 9/36 501A G21F 1/08 5/00 J 5/008 F 9/36 501 G21C 19/06 U (56)参考文献 特開 平8−260075(JP,A) 特開 平3−82732(JP,A) 特開 平1−208446(JP,A) 特開 昭61−235523(JP,A) 特開 昭59−96242(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21F 5/012 C22C 1/00 - 1/10 G21C 19/06 G21C 19/40 G21F 1/08 G21F 5/008 G21F 9/36

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メカニカルアロイングを用い、アルミニ
    ウムマトリックスに対して、前記メカニカルアロイング
    により粉砕した中性子吸収材と、酸化物、窒化物、炭化
    物または硼化物からなる第三粒子とを分散させたことを
    特徴とするアルミニウム複合粉末。
  2. 【請求項2】 前記第三粒子の添加量を、0.1重量%
    以上30重量%以下としたことを特徴とする請求項1に
    記載のアルミニウム複合粉末。
  3. 【請求項3】 前記アルミニウムマトリックス中におけ
    る第三粒子の平均粒径を、0.01μm以上10μm以
    下としたことを特徴とする請求項1または2に記載のア
    ルミニウム複合粉末。
  4. 【請求項4】 前記中性子吸収材の添加量を、1重量%
    以上20重量%以下としたことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか一つに記載のアルミニウム複合粉末。
  5. 【請求項5】 前記添加する粉末状の中性子吸収材の平
    均粒径を、0.01μm以上100μm以下としたこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のアル
    ミニウム複合粉末。
  6. 【請求項6】 マトリックス材としてのアルミニウム粉
    末と、中性子吸収材と、酸化物、窒化物、炭化物または
    硼化物からなる第三粒子とを混合する工程と、 当該混合粉末をメカニカルアロイングすることで、アル
    ミニウムマトリックス中に粉砕した前記中性子吸収材お
    よび前記第三粒子を分散させる工程と、 を含むことを特徴とするアルミニウム複合粉末の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記アルミニウム粉末の表面に予め酸化
    皮膜を形成する工程と、 メカニカルアロイングすることで前記アルミニウム粉末
    の表面に形成した酸化皮膜を前記酸化物として複合粉末
    に混入させる工程と、 を含むことを特徴とする請求項6に記載のアルミニウム
    複合粉末の製造方法。
  8. 【請求項8】 アルミニウムマトリックス中に、中性子
    吸収材と、酸化物、窒化物、炭化物または硼化物からな
    る第三粒子とを含有させたことを特徴とするアルミニウ
    ム複合材料。
  9. 【請求項9】 前記第三粒子の含有量を、0.1重量%
    以上30重量%以下としたことを特徴とする請求項8に
    記載のアルミニウム複合材料。
  10. 【請求項10】 前記アルミニウムマトリックス中にお
    ける第三粒子の平均粒径を、0.01μm以上10μm
    以下としたことを特徴とする請求項8または9に記載の
    アルミニウム複合材料。
  11. 【請求項11】 前記中性子吸収材の含有量を、1重量
    %以上20重量%以下としたことを特徴とする請求項8
    〜10のいずれか一つに記載のアルミニウム複合材料。
  12. 【請求項12】 前記添加する粉末状の中性子吸収材の
    平均粒径を、0.01μm以上100μm以下としたこ
    とを特徴とする請求項8〜11のいずれか一つに記載の
    アルミニウム複合材料。
  13. 【請求項13】 使用済み燃料の貯蔵に用いる部材を製
    造する使用済み燃料貯蔵部材の製造方法において、 アルミニウム粉末、中性子吸収材粉末、および酸化物、
    窒化物、炭化物または硼化物を含む第三粒子を混合する
    工程と、 前記混合粉末を予備成形する工程と、 前記予備成形体をキャニングする工程と、 キャニングした予備成形体を焼結する工程と、 を含むことを特徴とする使用済み燃料貯蔵部材の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 さらに、上記焼結を、ホットプレスま
    たは熱間静水圧成形法により行うことを特徴とする請求
    項13に記載の使用済み燃料貯蔵部材の製造方法。
  15. 【請求項15】 使用済み燃料の貯蔵に用いる部材を製
    造する使用済み燃料貯蔵部材の製造方法において、 アルミニウム粉末、中性子吸収材粉末、および酸化物、
    窒化物、炭化物または硼化物からなる第三粒子を混合す
    る工程と、 前記混合粉末を常圧焼結または真空焼結する工程と、 を含むことを特徴とする使用済み燃料貯蔵部材の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 さらに、上記焼結を、真空ホットプレ
    スにより行うことを特徴とする請求項15に記載の使用
    済み燃料貯蔵部材の製造方法。
  17. 【請求項17】 使用済み燃料の貯蔵に用いる部材を製
    造する使用済み燃料貯蔵部材の製造方法において、 アルミニウム粉末と中性子吸収材粉末とを混合する工程
    と、 冷間静水圧成形法により予備成形体を成形する工程と、 予備成形体を放電焼結する工程と、 を含むことを特徴とする使用済み燃料貯蔵部材の製造方
    法。
  18. 【請求項18】 前記放電焼結を、放電プラズマ焼結に
    より行うことを特徴とする請求項17に記載の使用済み
    燃料貯蔵部材の製造方法。
  19. 【請求項19】 さらに、押出成形により角パイプまた
    は角パイプを構成する板材を成形する工程を含むことを
    特徴とする請求項14〜18のいずれか一つに記載の使
    用済み燃料貯蔵部材の製造方法。
  20. 【請求項20】 さらに、押出成形により使用済み燃料
    の案内管に挿入する棒体を成形する工程を含むことを特
    徴とする請求項14〜18のいずれか一つに記載の使用
    済み燃料貯蔵部材の製造方法。
  21. 【請求項21】 さらに、上記混合に、メカニカルアロ
    イングを用いることを特徴とする請求項14〜20のい
    ずれか一つに記載の使用済み燃料貯蔵部材の製造方法。
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