JP2001108788A - Pwr用バスケットおよびそれを構成する角パイプ - Google Patents

Pwr用バスケットおよびそれを構成する角パイプ

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JP2001108788A
JP2001108788A JP28883499A JP28883499A JP2001108788A JP 2001108788 A JP2001108788 A JP 2001108788A JP 28883499 A JP28883499 A JP 28883499A JP 28883499 A JP28883499 A JP 28883499A JP 2001108788 A JP2001108788 A JP 2001108788A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用済み核燃料集合体を確実に保持できる強
度を有したバスケット構造をもち、簡易な構成で伝熱性
と未臨界性とを担保すること。 【解決手段】 使用済み核燃料集合体6が挿入可能な矩
形の内部断面形状であるセル5を形成するとともに、長
手方向の外部壁面に溝部3を有した中性子吸収材を含む
角パイプ2をキャビティ内に挿入し、径方向に相互に隣
接させた状態において溝部3の係合によって空隙部4を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃焼を終えた使
用済み核燃料集合体を収納、運搬、貯蔵するPWR(加
圧水型原子力発電:pressurized water reactor)用キ
ャスクを構成するPWR用バスケットおよびそれを構成
する角パイプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】核燃料サイクルの終期にあって燃焼を終
え使用できなくなった核燃料集合体を、使用済み核燃料
という。使用済み核燃料は、FPなど高放射能物質を含
むので熱的に冷却する必要があるから、原子力発電所の
冷却ピットで所定期間(3〜6ヶ月間)冷却される。そ
の後、遮蔽容器であるキャスクに収納され、トラックや
船舶等で再処理施設に搬送、貯蔵される。使用済み核燃
料集合体をキャスク内に収容するにあたっては、バスケ
ットと称する格子状断面を有する保持要素を用いる。こ
の使用済み核燃料集合体は、バスケットに形成した複数
の収納空間であるセルに1体ずつ挿入され、これによっ
て、輸送中の振動などに対する適切な保持力を確保して
いる。
【0003】このようなキャスクの従来例としては、
「原子力eye」(平成10年4月1日発行:日刊工業
出版プロダクション)や特開昭62−242725号公
報などにて様々な種類のものが開示されている。
【0004】図5は、従来のキャスクの斜視図である。
図6は、図5に示した従来のキャスクの軸方向断面図で
ある。図7は、図5に示した従来のキャスクの径方向断
面図である。キャスク100は、胴本体101のキャビ
ティ102内面をバスケット130の外周形状に合わせ
て機械加工したものである。キャビティ102内面の機
械加工は、専用の加工装置によってフライス等によって
加工する。胴本体101および底板104は、γ線遮蔽
機能を有する炭素鋼製の鍛造品である。なお、炭素鋼の
代わりにステンレス鋼を用いることもできる。胴本体1
01と底板104は、溶接によって結合する。また、耐
圧容器としての密閉性能を確保するため、一次蓋110
と胴本体101との間には金属ガスケットを設けてお
く。
【0005】胴本体101と外筒105との間には、水
素を多く含有する高分子材料であって中性子遮蔽機能を
有するレジン106、すなわち上述した中性子遮蔽体が
充填されている。また、胴本体101と外筒105との
間には、熱伝導を行う複数の銅製内部フィン107が溶
接されており、レジン106は、内部フィン107によ
って形成される空間に流動状態で図示しないパイプ等を
介して注入され、冷却固化される。なお、内部フィン1
07は、放熱を均一に行うため、熱量の多い部分に高い
密度で設けるようにするのが好ましい。また、レジン1
06と外筒105との間には、数mmの熱膨張しろ10
8が設けられる。熱膨張しろ108は、ホットメルト接
着剤等にヒーターを埋め込んだ消失型を外筒105内面
に配し、レジン106を注入固化した後、ヒーターを加
熱して溶融排出することによって形成する。
【0006】蓋部109は、一次蓋110と二次蓋11
1によって構成される。一次蓋110は、γ線を遮蔽す
るステンレス鋼または炭素鋼からなる円盤形状である。
また、二次蓋111も、ステンレス鋼製または炭素鋼製
の円盤形状であるが、その上面には、中性子遮蔽体とし
てレジン112、すなわち上述した中性子遮蔽体が封入
されている。一次蓋110および二次蓋111は、ステ
ンレス鋼製または炭素鋼製のボルト113によって胴本
体101に取り付けられている。さらに、一次蓋110
および二次蓋111と胴本体101との間には、それぞ
れ金属ガスケットが設けられ、内部の密封性を保持して
いる。また、蓋部109の周囲には、レジン114を封
入した補助遮蔽体115が設けられている。
【0007】キャスク本体116の両側には、キャスク
100を吊り下げるためのトラニオン117が設けられ
ている。なお、図5では、補助遮蔽体115を設けたも
のを示したが、キャスク100の搬送時には、補助遮蔽
体115を取り外して緩衝体118を取り付ける(図6
参照)。緩衝体118は、ステンレス鋼材によって作成
された外筒120内にレッドウッド材などの緩衝材11
9を組み込んだ構造である。バスケット130は、使用
済み核燃料集合体を収容するセル131を構成する69
本の角パイプ132からなる。角パイプ132には、A
lまたはAl合金粉末に中性子吸収性能をもつBまたは
B化合物の粉末を添加したアルミニウム複合材またはア
ルミニウム合金を用いる。また、中性子吸収材として
は、ボロンの他にカドミウムを用いることができる。
【0008】ところで、軽水型原子力発電には、加圧水
型原子力発電(PWR:pressurized water reactor)
と沸騰水型原子力発電(BWR:boiling water reacto
r)とがあるが、PWR用のキャスクでは、ウランの濃
縮度が高いため、各バスケット間に軽水を介在させて中
性子を減衰させる空隙部(ウォーターゾーン)をさらに
設けている。なお、一般にバスケットは、使用済み核燃
料の崩壊熱を効率的に除去し、使用済み核燃料集合体に
おける燃料被覆管の健全性を維持するための伝熱性と、
核燃料の相互干渉による未臨界を保持する未臨界性とが
要求される。
【0009】図8は、従来のPWR用キャスクの概要径
方向断面図を示す図である。また、図9は、図8に示し
た従来のPWR用キャスクの部分A−A線断面図であ
る。PWR用キャスクは、キャスク本体201のバスケ
ット205内に、使用済み核燃料集合体203を収納す
るセル202を有するとともに、各セル202間には空
隙部204を有する。上述したように、PWR用キャス
クは、ウランの濃縮度が高いため、未臨界を担保する使
用済み核燃料集合体間の距離を確保する必要がある。特
に、使用済み核燃料集合体の冷却期間においては、空隙
部204に軽水を満たして中性子を効果的に減速させる
ようにしている。バスケット205は、上述したセル2
02および空隙部204を有した円盤状部材206を軸
方向に積み重ね、各円盤状部材206を溶接することに
よって形成される。
【0010】ところで、セル202間に空隙部204を
設けるバスケット205の構造を鋳造あるいは鍛造によ
って製造する場合、多くの機械加工を必要とする。この
ため、従来は、たとえば、図10に示すように、複数の
H型プレート301を格子状に組み立ててバスケットを
構成するものがある。H型プレート301は、断面形状
がH型形状をなし、長手方向の所定複数箇所に切り欠き
部302を有する。この切り欠き部302を順次軸方向
に縦横組み合わせることによって、軸方向に延びる格子
状のセル202を形成することができる。なお、H型プ
レート301自体には、軽水を満たす流路303が設け
られる。この流路303は、空隙部204に相当する。
また、H型プレート301を格子状に組み合わせるのみ
では、H型プレート301間の位置ずれをなくすため
に、切り欠き部302が相互に係合する部分に、軸方向
に支持棒304を設けている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のPWR用キャスクにおけるバスケット構造は、
H型プレート301を格子状に組み合わせているため、
形成されたバスケット構造の強度が弱く、収納、運搬、
貯蔵する使用済み核燃料集合体を確実に保持できない可
能性があるという問題点があった。
【0012】また、H型プレート301を格子状に組み
合わせて形成する作業は、多大な時間と労力とがかかる
という問題点があった。
【0013】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
使用済み核燃料集合体を確実に保持できる強度を有した
バスケット構造をもち、簡易な構成で伝熱性と未臨界性
とを担保することができるPWR用バスケットおよびそ
れを構成する角パイプを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかるPWR用バスケットは、外周に中
性子遮蔽体を有し且つγ線の遮蔽を行う胴本体のキャビ
ティ内に、中性子吸収能と熱伝導性とを持たせて使用済
み核燃料集合体の収納を行うPWR用バスケットにおい
て、前記使用済み核燃料集合体が挿入可能な矩形の内部
断面形状をもつとともに長手方向の外部壁面に溝部を有
した中性子吸収材を含む角パイプをキャビティ内に挿入
し、径方向に相互に隣接させた状態において前記溝部の
係合によって空隙部を形成することを特徴とする。
【0015】この発明によれば、使用済み核燃料集合体
が挿入可能な矩形の内部断面形状をもつとともに長手方
向の外部壁面に溝部を有した中性子吸収材を含む角パイ
プをキャビティ内に挿入し、径方向に相互に隣接させた
状態において前記溝部の係合によってウォーターゾーン
としての空隙部を形成し、中性子の減速および吸収によ
って未臨界を担保する距離を確保し、角パイプの接合部
分において伝熱性を確保している。
【0016】また、請求項2にかかるPWR用バスケッ
トは、外周に中性子遮蔽体を有し且つγ線の遮蔽を行う
胴本体のキャビティ内に、中性子吸収能と熱伝導性とを
持たせて使用済み核燃料集合体の収納を行うPWR用バ
スケットにおいて、前記使用済み核燃料集合体が挿入可
能な矩形の内部断面形状をもつとともに長手方向の外部
壁面に溝部を有し、該溝部に中性子吸収材を貼り付けた
角パイプをキャビティ内に挿入し、径方向に相互に隣接
させた状態において前記溝部の係合によって空隙部を形
成することを特徴とする。
【0017】この発明によれば、使用済み核燃料集合体
が挿入可能な矩形の内部断面形状をもつとともに長手方
向の外部壁面に溝部を有し、該溝部に中性子吸収材を貼
り付けた角パイプをキャビティ内に挿入し、径方向に相
互に隣接させた状態において前記溝部の係合によってウ
ォーターゾーンとしての空隙部を形成し、中性子の減速
および吸収によって未臨界を担保する距離を確保し、角
パイプの接合部分において伝熱性を確保している。
【0018】また、請求項3にかかるPWR用バスケッ
トは、上記の発明において、前記溝部は、一つの外部壁
面に複数設けたことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、一つの外部壁面に複数
の溝部を設け、角パイプの隣接配置によるバスケット形
成時における角パイプ間の接合箇所を多くするようにし
ている。
【0020】また、請求項4にかかるPWR用バスケッ
トは、上記の発明において、前記角パイプは、押出加工
によって形成することを特徴とする。
【0021】この発明によれば、角パイプを押出加工に
よって形成し、各種の機械加工にかかる処理を削減して
いる。
【0022】また、請求項5にかかるPWR用バスケッ
トは、上記の発明において、前記角パイプは、押出加工
によって成形され、AlまたはAl合金粉末に中性子吸
収性能をもつBまたはB化合物の粉末を添加したアルミ
ニウム複合材またはアルミニウム合金によって構成され
ることを特徴とする。
【0023】この発明によれば、角パイプは、押出加工
によって成形され、AlまたはAl合金粉末に中性子吸
収性能をもつBまたはB化合物の粉末を添加したアルミ
ニウム複合材またはアルミニウム合金によって構成する
ようにしている。
【0024】また、請求項6にかかる角パイプは、使用
済み核燃料集合体が挿入可能な矩形の内部断面形状をも
つとともに長手方向の外部壁面に溝部を有し、中性子吸
収材を含むことを特徴とする。
【0025】この発明によれば、使用済み核燃料集合体
が挿入可能な矩形の内部断面形状をもつとともに長手方
向の外部壁面に溝部を有した中性子吸収材を含む角パイ
プをキャビティ内に挿入し、径方向に相互に隣接させた
状態において前記溝部の係合によってウォーターゾーン
としての空隙部を形成し、中性子の減速および吸収によ
って未臨界を担保する距離を確保し、角パイプの接合部
分において伝熱性を確保している。
【0026】また、請求項7にかかる角パイプは、使用
済み核燃料集合体が挿入可能な矩形の内部断面形状をも
つとともに長手方向の外部壁面に溝部を有し、該溝部に
中性子吸収材を貼り付けたことを特徴とする。
【0027】この発明によれば、使用済み核燃料集合体
が挿入可能な矩形の内部断面形状をもつとともに長手方
向の外部壁面に溝部を有し、該溝部に中性子吸収材を貼
り付けた角パイプをキャビティ内に挿入し、径方向に相
互に隣接させた状態において前記溝部の係合によってウ
ォーターゾーンとしての空隙部を形成し、中性子の減速
および吸収によって未臨界を担保する距離を確保し、角
パイプの接合部分において伝熱性を確保している。
【0028】また、請求項8にかかる角パイプは、上記
の発明において、前記溝部は、一つの外部壁面に複数設
けたことを特徴とする。
【0029】この発明によれば、一つの外部壁面に複数
の溝部を設け、角パイプの隣接配置によるバスケット形
成時における角パイプ間の接合箇所を多くするようにし
ている。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明にかかるPWR用バスケットとそれを構成する角パ
イプの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この
実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0031】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1であるPWR用バスケットの径方向断面の一部
を示す図である。図1において、バスケット1は、角パ
イプ2が互いに隣接配置されて構成される。すなわち、
バスケット1は、図7に示したキャビティ102内に角
パイプ2を挿入することによって形成される。したがっ
て、角パイプ2の長手方向(軸方向)長さは、同一であ
る。
【0032】角パイプ2は、内部に使用済み核燃料集合
体6が挿入されて収納されるように、ある程度のクリア
ランスが設けられたセル5を形成し、このセル5は、断
面が矩形形状をなす。角パイプ2の外部壁面には、溝部
3が形成される。角パイプ2が隣接配置されてバスケッ
ト1を形成する場合、外部壁面同士が向き合った溝部3
によって空隙部4が形成される。また、角パイプ2の隣
接配置時に空隙部以外の部分、すなわち角部7では、互
いに密に接合される。したがって、使用済み核燃料集合
体6の崩壊熱は、この角部7による接合によって伝導さ
れるため、バスケット1の伝熱性が良好に保持される。
【0033】一方、角パイプ2は、AlまたはAl合金
粉末に中性子吸収性能をもつB(ボロン)またはB化合
物の粉末を添加したアルミニウム複合材またはアルミニ
ウム合金によって構成される。また、空隙部4には、使
用済み核燃料集合体6の冷却期間において、水が満たさ
れ、使用済み核燃料集合体6から放射される中性子を減
速させ、角パイプ2内に添加されたBによる中性子吸収
を効率的に行わせる。これによって、セル5内に収納さ
れた使用済み核燃料集合体6間における未臨界を担保す
るための距離を保持することができる。
【0034】ここで、図2に示すフローチャートを参照
して、バスケット1を構成する角パイプ2の製造方法に
ついて説明する。まず、アトマイズ法などの急冷凝固法
によってAlまたはAl合金粉末を作製する(ステップ
S101)とともに、BまたはB化合物の粉末を用意し
(ステップS102)、これら両粒子をクロスロータリ
ーミキサー等によって10〜15分間混合する(ステッ
プS103)。
【0035】AlまたはAl合金には、純アルミニウム
地金、Al−Cu系アルミニウム合金、Al−Mg系ア
ルミニウム合金、Al−Mg−Si系アルミニウム合
金、Al−Zn−Mg系アルミニウム合金、Al−Fe
系アルミニウム合金などを用いることができる。また、
BまたはB化合物には、B4C、B23などを用いるこ
とができる。ここで、アルミニウムに対するボロンの添
加量は、1.5重量%以上、7重量%以下とするのが好
ましい。1.5重量%以下では十分な中性子吸収性能が
得られず、7重量%を超えると引っ張りに対する延びが
低下するためである。
【0036】つぎに、混合粉末をラバーケース内に封入
し、CIP(Cold Isostatic Press)によって常温で全
方向から均一に高圧をかけ、粉末成形を行う(ステップ
S104)。CIPの成形条件は、成形圧力を200M
Paとし、成形品の直径が600mm、長さ1500m
mになるようにする。CIPによって全方向から均一に
圧力を加えることによって、成形密度のばらつきが少な
い高密度な成形品を得ることができる。
【0037】続いて、粉末成形品を缶に真空封入し、3
00℃まで昇温する(ステップS105)。この脱ガス
工程によって缶内のガス成分および水分を除去する。つ
ぎの工程では、真空脱ガスした成形品をHIP(Hot Is
ostatic Press)によって再形成する(ステップS10
6)。HIPの成形条件は、温度400℃〜450℃、
時間30sec、圧力6000tonとし、成形品の直
径が400mmになるようにする。続いて、缶を除去す
るために外削、端面削を施し(ステップS107)、ポ
ートホール押出機を用いてビレットを熱間押出しする
(ステップS108)。この場合の押出条件として、加
熱温度を500℃〜520℃、押出速度を5m/min
とする。なお、この条件は、Bの含有量によって適宜変
更する。
【0038】つぎに、押出成形後、引張矯正を施す(ス
テップS109)とともに、非定常部および評価部を切
断し、製品とする(ステップS110)。この角パイプ
2は、その後、フライスによって各外部壁面に溝部3を
形成し、図1に示したバスケット2を完成する。なお、
角パイプ2の外部壁面に設けられる溝部3を押出成形後
に形成せずに、溝部3を有する角パイプ2そのものを押
出成形するようにしてもよい。
【0039】また、このバスケット2の他の製造方法と
して、本願出願人により平成11年5月27日付け
(「バスケット及びキャスク」)で既に出願済みのもの
があるから、そちらを参照して製造するようにしてもよ
い。
【0040】この実施の形態1によれば、PWR用キャ
スクを構成するバスケット1を、溝部3をもち、中性子
吸収材が添加された角パイプ2をキャビティ内に挿入
し、隣接配置して形成するようにしているので、PWR
用の使用済み核燃料集合体6に対する未臨界のための距
離を空隙部4を含めて保持でき、かつ角パイプ2の角部
7の接合によって伝熱性を確保できる。また、角パイプ
2の隣接配置によってバスケット1を構成しているの
で、H型プレート等の組立によるバスケットに比してバ
スケット強度を高めることができるとともに、角パイプ
2の成形およびバスケット1の形成にかかる時間と労力
とを削減することができる。
【0041】(実施の形態2)つぎに、この発明の実施
の形態2について説明する。上述した実施の形態1で
は、角パイプ2の一つの外部壁面に一つの溝部3を形成
するようにしていたが、この実施の形態2では、各外部
壁面に複数の溝部13を形成するようにしている。
【0042】図3は、この発明の実施の形態2であるP
WR用バスケットの径方向断面の一部を示す図である。
図3において、バスケット11は、角パイプ12が互い
に隣接配置されて構成される。すなわち、バスケット1
1は、図7に示したキャビティ102内に角パイプ12
を挿入することによって形成される。したがって、角パ
イプ12の長手方向(軸方向)長さは、同一である。
【0043】角パイプ12は、内部に使用済み核燃料集
合体16が挿入されて収納されるように、ある程度のク
リアランスが設けられたセル15を形成し、このセル1
5は、断面が矩形形状をなす。角パイプ12の外部壁面
には、断面が半円状の溝部13が複数形成される。角パ
イプ12が隣接配置されてバスケット11を形成する場
合、外部壁面同士が向き合った複数の溝部13によって
複数の空隙部14が形成される。この空隙部14の断面
は、円形となる。溝部13は、一つの外部壁面に対して
複数設けられ、溝部13以外の部分は、隣接する他の角
パイプ12と密に接合することになり、角パイプ12の
角部17においても密に接合される。したがって、使用
済み核燃料集合体16の崩壊熱は、この複数の接合部分
よって伝導されるため、バスケット1の伝熱性が良好に
保持できるとともに、壁面の撓み等が生じない構造とな
るため、バスケット強度も強くなる。
【0044】一方、角パイプ12は、角パイプ2と同様
に、AlまたはAl合金粉末に中性子吸収性能をもつB
またはB化合物の粉末を添加したアルミニウム複合材ま
たはアルミニウム合金によって構成される。また、空隙
部14には、使用済み核燃料集合体16の冷却期間にお
いて、水が満たされ、使用済み核燃料集合体16から放
射される中性子を減速させ、角パイプ12内に添加され
たBによる中性子吸収を効率的に行わせる。これによっ
て、セル15内に収納された使用済み核燃料集合体16
間における未臨界を担保するための距離を保持すること
ができる。
【0045】この実施の形態2によれば、実施の形態1
と同様な作用効果を奏するとともに、各外部壁面に複数
の溝部13を設けて複数の空隙部14を形成し、隣接す
る角パイプ12の外部壁面間を複数の接合面によって保
持しているので、バスケット11の強度をさらに高める
ことができるとともに、伝熱性を一層高めることができ
る。
【0046】(実施の形態3)つぎに、この発明の実施
の形態3について説明する。上述した実施の形態1,2
では、いずれも中性子吸収材を添加した角パイプ2,1
2によってバスケット1,11を形成するようにしてい
たが、この実施の形態3では、中性子吸収材をバスケッ
ト1,11の溝部3,13、すなわち空隙部4,14に
貼り付けるようにしている。
【0047】図4は、この発明の実施の形態3であるP
WR用バスケットの径方向断面の一部を示す図である。
図4において、バスケット21は、角パイプ22が互い
に隣接配置されて構成される。すなわち、バスケット2
1は、図7に示したキャビティ102内に角パイプ22
を挿入することによって形成される。したがって、角パ
イプ22の長手方向(軸方向)長さは、同一である。
【0048】角パイプ22は、内部に使用済み核燃料集
合体26が挿入されて収納されるように、ある程度のク
リアランスが設けられたセル25を形成し、このセル2
5は、断面が矩形形状をなす。角パイプ22の外部壁面
には、溝部23が形成される。この溝部23は、実施の
形態1における溝部3と同じ形状である。溝部23の底
部には、B等の中性子吸収材27が貼り付けられる。角
パイプ22が隣接配置されてバスケット21を形成する
場合、外部壁面同士が向き合った溝部23によって空隙
部24が形成される。この場合、角パイプ22の隣接配
置時に空隙部以外の部分、すなわち角部27では、互い
に密に接合される。したがって、使用済み核燃料集合体
26の崩壊熱は、この角部27による接合によって伝導
されるため、バスケット21の伝熱性が良好に保持され
る。
【0049】一方、角パイプ22は、Al等によって構
成される。また、空隙部24には、使用済み核燃料集合
体26の冷却期間において、水が満たされ、使用済み核
燃料集合体26から放射される中性子を減速させ、空隙
部24内の中性子吸収材27による中性子吸収を効率的
に行わせる。これによって、セル25内に収納された使
用済み核燃料集合体6間における未臨界を担保するため
の距離を保持することができる。
【0050】また、中性子吸収材27は、セル25内で
はなく、空隙部24内に貼り付けられるため、セル25
内に使用済み核燃料集合体26を挿入する際に、使用済
み核燃料26によって中性子吸収材27を損傷すること
がないので、PWR用キャスクの繰り返し使用において
も、中性子吸収材27の中性子吸収能を損なうことがな
い。
【0051】なお、実施の形態2における空隙部14を
形成する溝部13に中性子吸収材27と同様な中性子吸
収材を貼り付けるようにしてもよい。この場合、空隙部
14の断面形状を、半円形状でなく、矩形とすることに
よって、中性子吸収材の貼り付けが容易になる。
【0052】この実施の形態3によれば、中性子吸収材
を角パイプ22内に添加するのではなく、角パイプ22
の溝部23の底部に中性子吸収材27を貼り付けるよう
にしているので、中性子吸収材27の損傷がないため、
PWR用キャスクの繰り返し使用によっても中性子吸収
能が損なわれることがなく、かつ、中性子吸収材を添加
した角パイプの形成に比して角パイプの形成が容易とな
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
PWR用バスケット(請求項1)および角パイプ(請求
項6)によれば、使用済み核燃料集合体が挿入可能な矩
形の内部断面形状をもつとともに長手方向の外部壁面に
溝部を有した中性子吸収材を含む角パイプをキャビティ
内に挿入し、径方向に相互に隣接させた状態において前
記溝部の係合によってウォーターゾーンとしての空隙部
を形成し、中性子の減速および吸収によって未臨界を担
保する距離を確保し、角パイプの接合部分において伝熱
性を確保しているので、簡易な構成によって伝熱性と未
臨界性とを確保することができ、かつ角パイプの形成お
よびバスケットの形成にかかる時間と労力とを軽減する
ことができ、さらにはバスケット強度を高めることがで
きるという効果を奏する。
【0054】また、この発明にかかるPWR用バスケッ
ト(請求項2)および角パイプ(請求項7)によれば、
使用済み核燃料集合体が挿入可能な矩形の内部断面形状
をもつとともに長手方向の外部壁面に溝部を有し、該溝
部に中性子吸収材を貼り付けた角パイプをキャビティ内
に挿入し、径方向に相互に隣接させた状態において前記
溝部の係合によってウォーターゾーンとしての空隙部を
形成し、中性子の減速および吸収によって未臨界を担保
する距離を確保し、角パイプの接合部分において伝熱性
を確保しているので、簡易な構成によって伝熱性と未臨
界性とを確保することができ、かつ角パイプの形成およ
びバスケットの形成にかかる時間と労力とを軽減するこ
とができ、さらにはバスケット強度を高めることができ
るという効果を奏する。特に、角パイプには、中性子吸
収材が添加されないので、角パイプの形成が容易である
という効果を奏する。
【0055】また、この発明にかかるPWR用バスケッ
ト(請求項3)および角パイプ(請求項8)によれば、
一つの外部壁面に複数の溝部を設け、角パイプの隣接配
置によるバスケット形成時における角パイプ間の接合箇
所を多くするようにしているので、バスケット強度およ
び伝熱性を一層高めることができるという効果を奏す
る。
【0056】また、この発明にかかるPWR用バスケッ
ト(請求項4)によれば、角パイプを押出加工によって
形成し、各種の機械加工にかかる処理を削減しているの
で、角パイプの製造にかかる時間と労力とを格段に削減
することができるという効果を奏する。
【0057】また、この発明にかかるPWR用バスケッ
ト(請求項5)によれば、角パイプは、押出加工によっ
て成形され、AlまたはAl合金粉末に中性子吸収性能
をもつBまたはB化合物の粉末を添加したアルミニウム
複合材またはアルミニウム合金によって構成するように
しているので、中性子吸収能を有する角パイプの製造に
かかる時間と労力とを格段に削減することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1であるPWR用バスケ
ットの径方向断面の一部を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態1であるPWR用バスケ
ットの製造方法を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態2であるPWR用バスケ
ットの径方向断面の一部を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態3であるPWR用バスケ
ットの径方向断面の一部を示す図である。
【図5】従来のキャスクの斜視図である。
【図6】図5に示した従来のキャスクの軸方向断面図で
ある。
【図7】図5に示した従来のキャスクの径方向断面図で
ある。
【図8】従来のPWR用バスケットの径方向断面図であ
る。
【図9】図8に示したPWR用バスケットのA−A線断
面の一部を示す図である。
【図10】従来のPWR用バスケットの一部組立斜視図
である。
【符号の説明】
1,11,21 バスケット 2,12,22 角パイプ 3,13,23 溝部 4,14,24 空隙部 5,15,25 セル 6,16,26 使用済み核燃料集合体 7,17,27 角部 27 中性子吸収材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に中性子遮蔽体を有し且つγ線の遮
    蔽を行う胴本体のキャビティ内に、中性子吸収能と熱伝
    導性とを持たせて使用済み核燃料集合体の収納を行うP
    WR用バスケットにおいて、 前記使用済み核燃料集合体が挿入可能な矩形の内部断面
    形状をもつとともに長手方向の外部壁面に溝部を有した
    中性子吸収材を含む角パイプをキャビティ内に挿入し、
    径方向に相互に隣接させた状態において前記溝部の係合
    によって空隙部を形成することを特徴とするPWR用バ
    スケット。
  2. 【請求項2】 外周に中性子遮蔽体を有し且つγ線の遮
    蔽を行う胴本体のキャビティ内に、中性子吸収能と熱伝
    導性とを持たせて使用済み核燃料集合体の収納を行うP
    WR用バスケットにおいて、 前記使用済み核燃料集合体が挿入可能な矩形の内部断面
    形状をもつとともに長手方向の外部壁面に溝部を有し、
    該溝部に中性子吸収材を貼り付けた角パイプをキャビテ
    ィ内に挿入し、径方向に相互に隣接させた状態において
    前記溝部の係合によって空隙部を形成することを特徴と
    するPWR用バスケット。
  3. 【請求項3】 前記溝部は、一つの外部壁面に複数設け
    たことを特徴とする請求項1または2に記載のPWR用
    バスケット。
  4. 【請求項4】 前記角パイプは、押出加工によって形成
    することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記
    載のPWR用バスケット。
  5. 【請求項5】 前記角パイプは、押出加工によって成形
    され、AlまたはAl合金粉末に中性子吸収性能をもつ
    BまたはB化合物の粉末を添加したアルミニウム複合材
    またはアルミニウム合金によって構成されることを特徴
    とする請求項1または3に記載のPWR用バスケット。
  6. 【請求項6】 使用済み核燃料集合体が挿入可能な矩形
    の内部断面形状をもつとともに長手方向の外部壁面に溝
    部を有し、中性子吸収材を含むことを特徴とする角パイ
    プ。
  7. 【請求項7】 使用済み核燃料集合体が挿入可能な矩形
    の内部断面形状をもつとともに長手方向の外部壁面に溝
    部を有し、該溝部に中性子吸収材を貼り付けたことを特
    徴とする角パイプ。
  8. 【請求項8】 前記溝部は、一つの外部壁面に複数設け
    たことを特徴とする請求項6または7に記載の角パイ
    プ。
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