JP3200803U - 調理器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】食事の楽しみ方を広げることができる調理器具を提供する。【解決手段】調理器具は、金属製の皿体1と、皿体1が載置される石製の載置体2とを備え、載置体2は、皿体1を載置する部分には貫通穴21が形成されると共に、皿体1を載置した状態で皿体1の外側に食材を載置するスペース22が形成されている。載置体2に皿体1の外側に設けたスペース22は、皿体1の加熱に伴って或る程度加熱されるので、皿体1で加熱調理した後の食材を載せて保温するのに用いることができ、また、皿体1に載せる前の食材を載せて調理前に軽く熱を加えるのに用いることができる。なお、載置体2は事前に加熱しておいても構わない。また、これとは逆に、載置体2を事前に冷却しておき、皿体1で加熱調理する前は冷やしておく必要がある食材を載せて保冷するのに用いることもできる。【選択図】図1
Description
本考案は、食材を加熱して調理する調理器具に関する。
従来、フライパン等の調理器具で食材を加熱して調理し、できた料理を皿等の食器に移して盛り付け等をし、食器から料理を口に運んで食すことが行われている。
食事は単に栄養補給や空腹を満たすためだけのものではなく、食事を通じて他者と触れ合うコミュニケーションの場でもあるが、調理器具や食器は画一的なものが多いことから、食事の楽しみ方が制限されてしまっていた。
食事は単に栄養補給や空腹を満たすためだけのものではなく、食事を通じて他者と触れ合うコミュニケーションの場でもあるが、調理器具や食器は画一的なものが多いことから、食事の楽しみ方が制限されてしまっていた。
本考案は、上記のような従来の事情に鑑みて為されたものであり、食事の楽しみ方を広げることができる調理器具を提供することを目的とする。
本考案に係る調理器具は、金属製の皿体と、該皿体が載置される載置体とを備え、該載置体は、該皿体を載置する部分には貫通穴が形成されると共に、該皿体を載置した状態で該皿体の外側に食材を載置するスペースが形成されていることを特徴とする。
このため、例えば、載置体を皿体で調理する前又は調理した後の食材を載置するのに使用することで、調理をしながら食事を楽しむことができる。また、例えば、載置体を事前に加熱しておき、又は、皿体の加熱時に載置体も加熱されることを利用して、加熱の仕方が異なる調理を皿体と載置体で同時に行うこともできる。このように、本考案に係る調理器具を用いることで、食事の楽しみ方を広げることができる。
ここで、本考案に係る調理器具では、該載置体は、石製であることが好ましい。
すなわち、石製の載置体は耐熱性・耐火性が高いので、載置体に載置した皿体を調理のために直火等で強く加熱することに支障がない。また、石製の載置体は保温性・保冷性も高いので、載置体を事前に加熱しておけば、皿体で調理する前又は調理した後の食材を保温するのに用いることができ、或いは、載置体を事前に冷却しておけば、皿体で調理する前の食材を保冷するのに用いることができる。
すなわち、石製の載置体は耐熱性・耐火性が高いので、載置体に載置した皿体を調理のために直火等で強く加熱することに支障がない。また、石製の載置体は保温性・保冷性も高いので、載置体を事前に加熱しておけば、皿体で調理する前又は調理した後の食材を保温するのに用いることができ、或いは、載置体を事前に冷却しておけば、皿体で調理する前の食材を保冷するのに用いることができる。
また、本考案に係る調理器具では、該皿体は、底面が円形状の底部を備え、該貫通穴の形状は、該底部を収容可能な円形状であり、該載置体の外形は、該貫通穴と同心の円形状に形成されていることが好ましい。これにより、皿体を囲むように食材を載置できるだけでなく、複数人で調理器具を囲みながら調理や食事を楽しむことができる。
なお、このような円形状の調理器具とする場合には、該載置体の周囲を締め付けて該載置体を補強する金属製の枠体を備えることが好ましい。これにより、載置体の周囲を均等に締め付けて補強することができる。
なお、このような円形状の調理器具とする場合には、該載置体の周囲を締め付けて該載置体を補強する金属製の枠体を備えることが好ましい。これにより、載置体の周囲を均等に締め付けて補強することができる。
本考案に係る調理器具を用いることで、食事の楽しみ方を広げることができる。
本考案に係る調理器具について、図面を参照して説明する。
図1には、本考案の一実施形態に係る調理器具の構成例を斜視図で示してある。
本例の調理器具は、金属製の皿体1と、皿体1が載置される石製の載置体2とを備え、載置体2は、皿体1を載置する部分には貫通穴21が形成されると共に、皿体1を載置した状態で皿体1の外側に食材を載置するスペース22が形成されていることを特徴としている。
図1には、本考案の一実施形態に係る調理器具の構成例を斜視図で示してある。
本例の調理器具は、金属製の皿体1と、皿体1が載置される石製の載置体2とを備え、載置体2は、皿体1を載置する部分には貫通穴21が形成されると共に、皿体1を載置した状態で皿体1の外側に食材を載置するスペース22が形成されていることを特徴としている。
図2には、図1の調理器具における皿体1の例を示してあり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
皿体1は、円形状の外形を有し、載置体2に載置する際に貫通穴21の周囲部分に当接する縁部と、該縁部に対して窪んだ底部を有している。皿体1の底部は、底面が円形状であり、直線状に延びる複数本の凸状部を互いに並行に設けてある。
本例では、皿体1として、所定の鋳型に溶かした金属を流し込んで作成した鋳物を用いているが、所定の金型で金属をプレス加工したものを用いてもよい。
皿体1は、円形状の外形を有し、載置体2に載置する際に貫通穴21の周囲部分に当接する縁部と、該縁部に対して窪んだ底部を有している。皿体1の底部は、底面が円形状であり、直線状に延びる複数本の凸状部を互いに並行に設けてある。
本例では、皿体1として、所定の鋳型に溶かした金属を流し込んで作成した鋳物を用いているが、所定の金型で金属をプレス加工したものを用いてもよい。
図3には、図1の調理器具における載置体2の例を示してあり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
載置体2は、皿体1を載置する部分に形成された貫通穴21と、皿体1を載置した状態で食材を載置できる平面状のスペース22と、を有している。貫通穴21の形状は、皿体1の底部を収容可能な円形状であり、載置体2の外形は、貫通穴21と同心の円形状に形成されている。すなわち、本例の載置体2は、ドーナツ状の平面形状を有している。
載置体2は、皿体1を載置する部分に形成された貫通穴21と、皿体1を載置した状態で食材を載置できる平面状のスペース22と、を有している。貫通穴21の形状は、皿体1の底部を収容可能な円形状であり、載置体2の外形は、貫通穴21と同心の円形状に形成されている。すなわち、本例の載置体2は、ドーナツ状の平面形状を有している。
本例では、載置体2として、耐熱性・耐火性が高い石製のものを用いている。なお、載置体2に用いる石としては、天然石、人工石のいずれであってもよい。また、石に代えて他の素材を用いることもできるが、例えば、セラミックスの焼成体や陶器・磁器などのように、耐熱性・耐火性が高い素材であることが好ましい。
また、載置体2の外周には金属製の枠体3を嵌めてある。この枠体3は、細長い鋼板をリング状に屈曲させたものであり、枠体3で載置体2の周囲を均等に締め付けることで、載置体2を補強する構造となっている。
図4には、図1の調理器具の使用例を示してある。
本例の皿体1は、厚さ:約5mm、外径:約170mm、底部の内径:約120mm、底部の深さ:約8mmにしてある。また、本例の載置体2は、厚さ:約25mm、外径:約300mm、貫通穴21の内径:約150mmにしてある。そして、皿体1を載置した載置体2をカセットコンロの上に載せて、肉や野菜等の食材を加熱調理するのに使用している。
本例の皿体1は、厚さ:約5mm、外径:約170mm、底部の内径:約120mm、底部の深さ:約8mmにしてある。また、本例の載置体2は、厚さ:約25mm、外径:約300mm、貫通穴21の内径:約150mmにしてある。そして、皿体1を載置した載置体2をカセットコンロの上に載せて、肉や野菜等の食材を加熱調理するのに使用している。
図4に示すように、載置体2に載置された皿体1には、貫通穴21を通じてカセットコンロの火を直接当てることができるので、載置体2に載置した状態の皿体1に食材4を載せて、食材4を加熱調理することができる。また、図4には、載置体2に皿体1の外側に設けたスペース22に他の食材5を載置した様子も示してある。
スペース22に載置する食材5としては、皿体1で調理する前の食材であってもよく、皿体1で調理した後の食材であってもよい。
ここで、載置体2に皿体1の外側に設けたスペース22は、皿体1の加熱に伴って或る程度加熱されるので、皿体1で加熱調理した後の食材を載せて保温するのに用いることができ、また、皿体1に載せる前の食材を載せて調理前に軽く熱を加えるのに用いることができる。なお、載置体2は事前に加熱しておいても構わない。
また、これとは逆に、載置体2を事前に冷却しておき、皿体1で加熱調理する前は冷やしておく必要がある食材を載せて保冷するのに用いることもできる。
ここで、載置体2に皿体1の外側に設けたスペース22は、皿体1の加熱に伴って或る程度加熱されるので、皿体1で加熱調理した後の食材を載せて保温するのに用いることができ、また、皿体1に載せる前の食材を載せて調理前に軽く熱を加えるのに用いることができる。なお、載置体2は事前に加熱しておいても構わない。
また、これとは逆に、載置体2を事前に冷却しておき、皿体1で加熱調理する前は冷やしておく必要がある食材を載せて保冷するのに用いることもできる。
また、本例では、皿体1及び載置体2を共に円形状とし、皿体1に載置体2の周りを全て囲むようにスペース22を設けているため、皿体1を囲むように食材4を載置できるだけでなく、複数人で載置体2を囲みながら調理や食事を楽しむことができる。
ここで、上記の説明では、皿体1を載置した載置体2を、カセットコンロの上に載せて皿体1だけを加熱して使用しているが、例えば、炭火を入れたバーベキューコンロの上に載せて、皿体1だけでなく載置体2自体も加熱するようにしてもよい。
このようにすれば、載置体2に載置した皿体1と、その外側に設けたスペース22とを異なる温度に加熱できるので、加熱の仕方が異なる調理を同時に行うことができる。すなわち、例えば、強い火力で加熱する調理を皿体1で行い、弱い火力で加熱する調理を載置体2のスペース22で行うことができる。なお、皿体1の加熱の際に載置体2を加熱するのではなく、載置体2を加熱調理可能な温度まで事前に加熱しておいても、加熱の仕方が異なる調理を同時に行うことができる。
このようにすれば、載置体2に載置した皿体1と、その外側に設けたスペース22とを異なる温度に加熱できるので、加熱の仕方が異なる調理を同時に行うことができる。すなわち、例えば、強い火力で加熱する調理を皿体1で行い、弱い火力で加熱する調理を載置体2のスペース22で行うことができる。なお、皿体1の加熱の際に載置体2を加熱するのではなく、載置体2を加熱調理可能な温度まで事前に加熱しておいても、加熱の仕方が異なる調理を同時に行うことができる。
これまでの説明では、皿体1を加熱する熱源として直火や炭火を用いているが、IHヒーターや電熱ヒーターなどの他の熱源を用いるようにしてもよい。
また、これまでの説明で示した皿体1や載置体2の形状は一例に過ぎず、種々な形状とすることができる。
また、これまでの説明で示した皿体1や載置体2の形状は一例に過ぎず、種々な形状とすることができる。
例えば、皿体1と載置体2の一方又は両方を、楕円形状にしてもよく、四角形や六角形などの多角形状にしてもよい。
また、例えば、皿体1を載置する部分となる貫通穴21を、載置体2の中心ではなく偏った位置に配置してもよい。また、このとき、貫通穴21の外側に形成するスペース22を、貫通穴21の周りを全て囲むのではなく部分的に囲むように設けてもよい。
また、例えば、皿体1を載置する部分となる貫通穴21を、載置体2の中心ではなく偏った位置に配置してもよい。また、このとき、貫通穴21の外側に形成するスペース22を、貫通穴21の周りを全て囲むのではなく部分的に囲むように設けてもよい。
なお、本考案に係る調理器具は上記の説明で挙げた例に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更や材料選択等を行って実施することができることは言うまでもない。
本考案は、食材を加熱して調理する調理器具に利用することができる。
1:皿体
2:載置体
3:枠体
4、5:食材
21:貫通穴
22:スペース
2:載置体
3:枠体
4、5:食材
21:貫通穴
22:スペース
Claims (4)
- 金属製の皿体と、
該皿体が載置される載置体とを備え、
該載置体は、該皿体を載置する部分には貫通穴が形成されると共に、該皿体を載置した状態で該皿体の外側に食材を載置するスペースが形成されていることを特徴とする調理器具。 - 該載置体は、石製であることを特徴とする請求項1に記載の調理器具。
- 該皿体は、底面が円形状の底部を備え、
該貫通穴の形状は、該底部を収容可能な円形状であり、
該載置体の外形は、該貫通穴と同心の円形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の調理器具。 - 該載置体の周囲を締め付けて該載置体を補強する金属製の枠体を備えたことを特徴とする請求項3に記載の調理器具。
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