JP3180744U - 野外用加熱調理具 - Google Patents

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Abstract

【課題】アウトドア等の屋外において、簡易にピザや肉類や魚類や野菜等を加熱調理するのに便利な野外用加熱調理具を提供する。
【解決手段】野外でピザ等を加熱調理する調理具1として、クッキングパン本体2の開口周縁の一部にパン内部の水分を逃がすことのできる切欠き部6を形成し、このクッキングパン本体2の取っ手2tに、所定長さで斜め上方に延出する断熱素材からなる棒状部材4を連結するとともに、クッキングパン本体2の上面に被せるための蓋部材3を設け、この蓋部材3のスカート部7と、切欠き部6によって、パン内部の水分逃がし量を調整可能な水分調整機構を構成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、野外において例えばピザや焼肉等の調理材料を加熱して調理するのに便利な野外用加熱調理具に関する。
従来、例えばピザ等を加熱調理するための石窯は、特殊な構造で大掛かりであり、下方からの加熱だけでは全体が焼き上がらない等の問題があるため、それを改良して家庭のガスレンジで焼くようにした石窯が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この技術では、石窯を上下に二分割し、これら分割した石窯をそれぞれガスレンジで加熱した後、上下を合体させ、その中に具材を収容して焼くようにしている。
特開2005−21417号公報
ところが、上記のような技術にあっては、例えば、キャンプ等のアウトドアにおけるピザ焼きには分割した石窯を携行する必要があり、しかもピザ調理専用になるため不便であり、また、一般的に屋外においてピザを加熱しようとしても具材全体を加熱できるような適当な調理具が見当たらなかった。
そこで本考案は、アウトドア等の屋外において、簡易にピザを加熱調理するのに便利で、しかもピザ以外の材料の調理も使用可能な野外用加熱調理具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本考案は、取っ手を有するクッキングパン本体と、このクッキングパン本体の取っ手に連結されて所定長さで斜め上方に延出する断熱素材からなる棒状部材と、クッキングパン本体の上面に被せられる蓋部材を設け、前記クッキングパン本体の開口周縁の一部には、前記蓋部材を被せた状態でクッキングパン内部と外部を連通させてクッキングパン内部の水分を逃がすことのできる内外連通部を形成するようにした。
このような加熱調理具を、例えば焚き火等の直火の上に直接載置し、加熱することにより調理するが、クッキングパン本体の開口周縁に内外連通部を設けてクッキングパン内部の水分を逃がすことにより、蒸し加熱に適さないピザ等の具材を綺麗に焼くことができる。ここで、内外連通部としては、例えば開口周縁の一部に切欠き部を設けたり、連通孔を設けたりする等によって構成することができる。
またこの際、クッキングパン本体の取っ手に断熱素材からなる棒状部材を連結することにより、焚き火等の炭火の上に加熱調理具を載置したり、取り外したりする作業を容易に行うことができる。なお、この棒状部材とクッキングパン本体との連結・分解を自在に行えるようにしておけば、持ち運び等の際に分解することで小型化できて便利となる。
なお、クッキングパン本体としては、通常の鍋に較べて深さが浅く径が比較的大きいものが好ましく、通常のフライパン等が適用可能である。
また本考案では、前記蓋部材の上面に、炭火等の火力源を載せることのできる火力源載置部を形成するようにした。
このように蓋部材の上面に炭火等を載せて、下方側から加熱するだけでなく、上方側からも加熱するようにすれば、特にピザのように全体を焼くのに適した加熱調理具にすることができる。ここで、火力源載置部としては、金属製の素材とすることが好ましく、また、炭火等を安定した状態で載せるため、上面を平坦面または若干凹面状にしておくことが好ましい。
この際、前記蓋部材の所定箇所に、内部の調理物を目視で確認するための透視部を設け、内部の具材の調理状態を確認できるようにすれば便利である。ここで透視部としては、例えば耐熱ガラス等によって構成可能である。
また、本考案では、前記クッキングパン本体の開口周縁の内外連通部によって形成されるクッキングパン内部と外部との連通面積を、クッキングパン本体内の水分の逃がし量を調整するための水分調整機構によって可変とした。
この水分調整機構により、クッキングパン本体内の水分量を調整すれば、焼き料理以外に蒸し料理もできるようになり、加熱料理の汎用性が増す。
開口周縁の一部にクッキングパン内部の水分を逃がすことのできる内外連通部を有するクッキングパン本体を設け、このクッキングパン本体の取っ手に、所定長さで斜め上方に延出する断熱素材からなる棒状部材を連結するとともに、クッキングパン本体の上面に蓋部材を被せることで、例えば野外における焚き火等の炭火の上に直接載せて加熱調理できるようになり、極めて安価で且つ簡易にピザを焼くことができ、またピザ以外の材料も加熱調理することができる。
この際、蓋部材の上面に火力源載置部を設ければ、具材全体を均一加熱して焼くことができ、また、蓋部材の一部に透視部を設けることにより、調理状態を目視で確認することができ便利である。
また、クッキングパン本体内の水分の逃がし量を調整することのできる水分調整機構を設けることにより、加熱調理の汎用性が増す。
本考案に係る野外用加熱調理具の使用状態を示す説明図である。 野外用調理具の分解斜視図である。 クッキングパン本体と蓋部材の拡大図である。 クッキングパン本体に蓋部材を被せた状態の説明図である。 蓋部材と水分調整機構の他の構成例の説明図である。
本考案の実施の形態の一例について添付した図面に基づき説明する。
本考案に係る野外用加熱調理具は、アウトドア等の屋外において、簡易にピザ等を加熱調理するのに便利な調理具として構成され、蓋部材を有するクッキングパンを使用し、また、クッキングパンの開口周縁の一部に内外連通部を形成していることを特徴としている。
すなわち、本考案に係る野外用加熱調理具1は、図2に示すように、クッキングパン本体2と、このクッキングパン本体1に被せられる蓋部材3と、クッキングパン本体2の取っ手2tに連結可能な棒状部材4を備えており、図1に示すように、野外において焚き火等の直火の上にクッキングパン本体2を載せて炭火5等によって簡易に加熱調理ができるようにされている。
クッキングパン本体2は、図3に示すように、取っ手2tを有するものであり、他の鍋に較べて深さが浅く、胴部が円形で上方に向けて外側に広がるフライパン状の形状にされるとともに、本実施例では胴部上端の開口周縁の所定箇所に内外連通部としての切欠き部6が形成されている。
また、取っ手2tの先端側は筒状の形状にされるとともに斜め上方に向けて折れ曲がっており、この折れ曲がった取っ手2tの先端に後述する棒状部材4を挿し込んで連結できるようにされている。
蓋部材3は、クッキングパン本体1の上部に被せることができるようにされ、周縁部に把手3tを備えるとともに、前記クッキングパン本体2の切欠き部6の位置に対応して、切欠き部6の開口面積より広いスカート部7を斜め下方に延出させている。そして、蓋部材3をクッキングパン本体1の上部に被せ、把手3tを介して蓋部材3を回転させることにより、切欠き部6による内外連通面積を調整できるようにされ、図4に示すように、スカート部7で切欠き部6を完全に塞いでしまうと、クッキングパン本体2内の水分を逃がすことができず調理材料を蒸し焼きできるようにされている。
すなわち、このクッキングパン本体2の切欠き部6と蓋部材3のスカート部7によって、クッキングパン本体2内の水分の逃がし量を調整する水分調整機構8(図4)が構成されており、蓋部材3の回転角度によって、パン内部の水分の逃がし量を調整できるようにされている。
また、蓋部材3は、金属製材料の中央部に透視部としての耐熱ガラス10が嵌め込まれたものであり、この耐熱ガラス10を通して内部の具材の調理状態が目視できるようにされるとともに、周囲の金属部分の上面が、炭火等の火力源を載せることのできる火力源載置部11とされている。
この際、火力源載置部11としては、炭火等を安定した状態で載せるため本実施例では上面を平坦面にしているが、若干窪みを持たせた凹面形状にしてもよい。
前記棒状部材4は、例えば熱伝導の少ない木製等の素材であり、クッキングパン本体2の取っ手2tの内径とほぼ等しい外径の丸棒にするとともに、クッキングパン本体2が加熱されても、熱が伝達されず手で握ることができるようにされている。
以上のような調理具1において、クッキングパン本体2内にピザ等の調理材料を入れて蓋部材3で蓋をし、クッキングパン本体2の取っ手2tに棒状部材4を連結して、図1に示すように、クッキングパン本体2を炭火5等の上に載せ、下から加熱する。また、炭火5の一部を蓋部材3の火力源載置部11の上に載せて上からも加熱する。この際、調理材料に水分が多く含まれている場合は、切欠き部6を大きく開放して水分の逃がし量を増やし、水分の含有量が少ない場合や、蒸し料理等の場合は、切欠き部6の開放面積を適切に調整して加熱する。
そして調理状態は耐熱ガラス10を通して目で確認することができ、調理が終えると、棒状部材4を握ってクッキングパン本体2を焚き火等の上から取りはずし、蓋部材3を開けて内部の調理物を食する。
このような要領により、特にピザ等を加熱調理する際、全周から均一に加熱できるため、おいしく調理することができ、しかも簡易で安価に構成できるため、便利である。
ところで、例えばこのような調理具1をピザ専用の調理具にするような場合、内部を透視するための耐熱グラス10の位置や、水分調整機構8の構成を、図5に示すような構成にしても良い。すなわち、ピザを焼く場合、焼き具合の判断は端部の焦げ方を視認できるほうが好ましいため、耐熱ガラス10を蓋部材3の周縁部付近に配置する。
また、水分調整機構8としては、蓋部材3の周縁部に、ポットの内外を連通させることのできる複数の穴12が形成される二枚の金属板の間にシャッター部材を挟んで三層構造部を形成し、シャッター部材に連結した把手3tを外部に延出させ、この把手3tを左右方向に操作することで、連通面積を変化させることができるようにし、例えば右方向に回動させると、内外を連通する穴12の連通面積が減少し、左方向に回動させると、内外を連通する穴12の連通面積が増えるようにする。
このような構成によっても、前記と同様の効果を奏する。
なお、特にピザを加熱調理する場合には、焚き火等の火の盛んな炭火の上に直接クッキングパン本体2を載せて調理すると、材料が焦げ付いてうまく調理できないため、火が弱まった段階の炭火等の上で余熱等によって加熱調理することが好ましい。
なお、本考案は以上のような実施形態に限定されるものではない。本考案の実用新案登録請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本考案の技術的範囲に属する。例えば、クッキングパン本体2の取っ手2tと棒状部材4の連結方法等は一例であり、また、水分調整機構8の具体的構成等も任意である。さらに、具材はピザに限定されるものではなく、例えば肉や魚や野菜等の加熱調理にも適用可能である。またクッキングパン本体2の形状等は円形に限られるものではない。
野外において、従来では困難であったピザ等の調理材料を簡単に調理することができ、しかも安価に構成できるため、アウトドア用品等として今後の普及が期待される。
1…野外用加熱調理具、2…クッキングパン本体、2t…取っ手、3…蓋部材、4…棒状部材、8…水分調整機構、10…耐熱ガラス、11…火力源載置部。

Claims (4)

  1. 取っ手を有するクッキングパン本体と、このクッキングパン本体の取っ手に連結されて所定長さで斜め上方に延出する断熱素材からなる棒状部材と、クッキングパン本体の上面に被せられる蓋部材を備え、前記クッキングパン本体の開口周縁の一部には、前記蓋部材を被せた状態でクッキングパン内部と外部とを連通させてクッキングパン内部の水分を逃がすことのできる内外連通部が形成されることを特徴とする野外用加熱調理具。
  2. 前記蓋部材の上面には、炭火等の火力源を載せることのできる火力源載置部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の野外用加熱調理具。
  3. 前記蓋部材の所定箇所には、内部の調理物を目視で確認するための透視部が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の野外用調理具。
  4. 前記クッキングパン本体の開口周縁の内外連通部によって形成されるクッキングパン内部と外部との連通面積は、クッキングパン本体内の水分の逃がし量を調整するための水分調整機構によって可変にされることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の野外用加熱調理具。
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