JP3103729U - 電子レンジ加熱用皿 - Google Patents

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悟 久野
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株式会社東洋セラミックス
株式会社一龍陶苑
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Abstract

【課題】 陶磁器の皿に放熱性を付与して加熱後に素手による取り扱いを可能にする電子レンジ加熱用皿を提供する。
【解決手段】 皿底2から側壁3を立ち上げ、同側壁3の外周に把部となる外縁4を形成し、同外縁4には表面側に幅6mm,深さ3.5mmの溝4aを外周に沿って形成し、裏面側に幅4mm,深さ3mmの溝4bと幅4.5mm,深さ2mmの溝4cを外周に沿ってそれぞれ形成している。皿底2の下面には脚5を4箇所設ける。
【選択図】 図3

Description

本考案は、電子レンジで食材を加熱する際に容器として用いる陶磁器の皿に関し、詳しくは加熱後に把部である外縁を放熱させて素手による取り扱いを可能にする技術に関する。
従来、皿にのせた食材を電子レンジで加熱後、取り出す際は皿も加熱されているからミトンや布巾を使用して火傷を防止するようにしている。この不便さを解消するために、皿の把部である外縁面に溝を形成して放熱性を高めたプラスチック皿が特許文献1で提案されている。しかし、温めた食材を食する際プラスチック皿のままでは品がなく、陶磁器の皿に一旦移し替える必要があり面倒であった。
特開平9−220150号公報
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、食事に使用する陶磁器の皿に放熱性を付与し、電子レンジで加熱後食材を別の皿に移し替えることなく使用できる電子レンジ加熱用皿を提供することにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 陶磁器皿の把部となる外縁の片面又は両面に深さ3〜4mmの範囲で且つ幅4〜7mmの範囲の溝を外周に沿って1本又は複数本形成し、溝により外縁の表面積を増加させて放熱性を高めるようにした電子レンジ加熱用皿
2) 外縁の溝を上面に1本、下面に2本形成した前記1)記載の電子レンジ加熱用皿
3) 陶磁器皿の上面にプラスチック製の蓋を外縁が露出するように脱着自在に取り付けた前記1)又は2)記載の電子レンジ加熱用皿
にある。
本考案によれば、溝により外縁の表面積が増加して放熱性が高まることで指触可能な温度に抑制され、ミトンや布巾その他器具を使用することなく素手で取り扱いが可能となる。
本考案の陶磁器皿は、溝の深さが3〜4mmの範囲で且つ幅4〜7mmの範囲が望ましい。外縁を除く部分を覆うプラスチック製の蓋を脱着自在に設けると、効率的に短時間に加熱でき、把部である外縁の放熱性を損ねることもない。以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は実施例の電子レンジ加熱用皿の表側の斜視図、図2は実施例の電子レンジ加熱用皿の裏側の斜視図、図3は実施例の電子レンジ加熱用皿の断面図、図4は実施例の電子レンジ加熱用皿の蓋の説明図である。図中、1は電子レンジ加熱用皿、2は皿底、3は側壁、4は外縁、4a〜4cは溝、5は脚、6は蓋、Fは食材である。
本実施例の電子レンジ加熱用皿1は陶磁器からなり、図1,2に示すように直径190mm,底厚4mmの皿底2から内深20mmの側壁3を立ち上げ、同側壁3の外周に把部となる外径243mm,縁厚3mm,リム幅22mmの外縁4を形成している。重量は530gである。
外縁4には、図3に示すように表面側に幅A1が6mm,深さA2が3.5mmの溝4aを外周に沿って形成し、裏面側に幅B1が4mm,深さB2が3mmの溝4bと幅C1が4.5mm,深さC2が2mmの溝4cを外周に沿ってそれぞれ形成している。皿底2の下面には脚5を4箇所設けている。上面にはポリプロピレン製の蓋6を外縁4が露出するように脱着自在に設けられている。
本実施例の電子レンジ加熱用皿1及び比較例1,2の陶磁器の皿に実験用として水を入れて電子レンジで加熱し、完了音後10秒以内にデジタル温度計測器(佐藤計量器製)を使用して各皿の外縁の温度を検温した。比較例1の皿は外径260mm,内深21mm,底厚4.5mm,縁厚3mm,リム幅31mm,重量550gである。比較例2の皿は外径217mm,内深31mm,底厚4.2mm,縁厚3.4mm,リム幅10mm,重量430gである。また、各比較例の皿には実施例と同じ蓋を設けている。結果を以下に示す。
Figure 0003103729
この結果から明らかなように、本実施例は比較例1,2と比較して5分間加熱しても外縁4の温度は指触可能な60℃に抑制されており、溝4a〜4cの放熱作用の効果が証明された。
本考案の電子レンジ加熱用皿は、電子レンジによる加熱の他、その他の電熱機器で加熱する際にも応用でき、効果が発揮される。
実施例の電子レンジ加熱用皿の表側の斜視図である。 実施例の電子レンジ加熱用皿の裏側の斜視図である。 実施例の電子レンジ加熱用皿の断面図である。 実施例の電子レンジ加熱用皿の蓋の説明図である。
符号の説明
1 電子レンジ加熱用皿
2 皿底
3 側壁
4 外縁
4a〜4c 溝
5 脚
6 蓋
F 食材

Claims (3)

  1. 陶磁器皿の把部となる外縁の片面又は両面に深さ3〜4mmの範囲で且つ幅4〜7mmの範囲の溝を外周に沿って1本又は複数本形成し、溝により外縁の表面積を増加させて放熱性を高めるようにした電子レンジ加熱用皿。
  2. 外縁の溝を上面に1本、下面に2本形成した請求項1記載の電子レンジ加熱用皿。
  3. 陶磁器皿の上面にプラスチック製の蓋を外縁が露出するように脱着自在に取り付けた請求項1又は2記載の電子レンジ加熱用皿。
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