JP3195121B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JP3195121B2 JP12143593A JP12143593A JP3195121B2 JP 3195121 B2 JP3195121 B2 JP 3195121B2 JP 12143593 A JP12143593 A JP 12143593A JP 12143593 A JP12143593 A JP 12143593A JP 3195121 B2 JP3195121 B2 JP 3195121B2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サブマリンゲート(ト
ンネルゲート)方式の金型構造をもつ射出成形機におけ
るエジェクト制御にかかわる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機においては、製品(成形品)
形成用空間たるキャビティ内に溶融樹脂を射出・充填
し、キャビティ内の樹脂が固化した段階で型開きを行っ
て、この型開き行程の完了後もしくは型開き行程の途上
で、油圧シリンダや電動モータ等の適宜エジェクト用駆
動源によってエジェクトピンを前進させ、型開き時に固
定側金型から引き離されて可動側金型に被着した樹脂
(製品部分と、スプルーやランナー等のスクラップ部
分)を、エジェクトピンによって突き出す(金型から離
型させる)ようにしている。このエジェクト行程におけ
るエジェクトピンの突き出し動作は、通常1回だけ行わ
れ、これによって金型に被着した樹脂が金型から分離さ
れる。
【0003】ところで、射出成形に用いられる金型のゲ
ート方式(ランナーとキャビティとを連通する溶融樹脂
通路の種別)の中で、ゲートがパーティングライン面
(離型面)に存在するのではなく金型内にもぐり込む形
態をとるサブマリンゲート(トンネルゲート)を用いた
場合には、公知のように2枚プレート構造の金型であっ
ても、エジェクトピンの突き出し動作によってゲートの
切断が可能となる(製品部分とスクラップ部分との分離
が可能となる)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにサブマ
リンゲート方式の金型を用いた場合には、エジェクトピ
ンの1回の突き出し動作によってゲート切断(キャビテ
ィ入口部分の断面積最小の脆弱部分の切断)と、金型か
らの樹脂の分離とがほぼ同時に行われることになる。従
って、ゲート切断によって分離された製品部分とスクラ
ップ部分とがほぼ同時に落下し、落下部位において製品
とスクラップが混在してしまうため、両者の仕分けが面
倒であるという問題があった。また、落下個所で製品と
スクラップとがぶつかり、製品に損傷が生じる虞がある
という指摘もあった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、エジェクトピンの突き出し動
作によってゲート部分の切断が可能となるサブマリンゲ
ート方式の金型を用いた場合に、製品とスクラップとの
落下タイミングに時間差を持たせることができる射出成
機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、金型のゲート方式にサブマリンゲート
(トンネルゲート)を用いると共に、製品部分の可動側
金型への最大食い付き量とスクラップ部分の可動側金型
への最大食い付き量とを異ならせた射出成形機におい
て、エジェクト部材による突き出し動作を少なくとも2
回行い、第1回の突き出し動作によるエジェクト部材の
前進ストロークを、製品部分とスクラップ部分のうちで
最大食い付き量の小さい方の最大食い付き量よりも大き
く、かつ、製品部分とスクラップ部分のうちで最大食い
付き量の大きい方の最大食い付き量よりも小さく制御
し、第2回目以降の突き出し動作によるエジェクト部材
の前進により、製品部分とスクラップ部分のうちで最大
食い付き量の大きい方を可動側金型から離脱させるよう
に制御する。
【0007】
【作用】エジェクトピン(エジェクト部材)の第1回目
の突き出し動作は、突き出し原点位置から予め設定され
た第1回目の前進限位置までのストロークで行われ、こ
れによって先ずゲート部分の切断がなされ、製品とスク
ラップとが分離されると共に、スクラップと製品のうち
で金型への食い込み量の少ない方が、金型から分離され
て先ず最初に落下する。次に、エジェクトピンは第2回
目の突き出し動作により、突き出し原点位置もしくは第
1回目の後退限位置から、上記第1回目の前進限位置を
所定量超える予め設定された第2回目の前進限位置まで
前進駆動され、これによって、金型への食い込み量の多
い方の残余の製品もしくはスクラップが金型から完全に
突き出されて、落下する。
【0008】斯様にすることによって、金型からのスク
ラップと製品の落下タイミングを確実にずらすことが可
能となるので、例えば、先に落下したスクラップを適宜
払い除け手段で排除した後のベルトコンベア上などに、
製品を落下させることが可能となる。すなわち、製品と
スクラップとの仕分けが簡易な自動化手段によって、容
易・確実に達成可能となる。また、第1回目の突き出し
前進限位置よりも第2回目以降の突き出し前進限位置を
エジェクト原点位置から見て遠ざかるようにしているの
で(第2回目以降の突き出しを大きくしているので)、
金型への食い付き量が大きい深尺の製品(成形品)であ
っても、製品が金型から段階的に突き出されるので、製
品に無理な突き剥がし力が作用せず、変形や損傷無くス
ムースに製品を金型から分離して取り出すことが可能と
なる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例によって説明
する。図1〜図5は本発明の第1実施例に係り、図1は
型締め状態にある金型メカニズムとエジェクトピンとを
示す要部断面図、図2は型開き直後の状態を示す図1に
対応する部分の要部断面図、図3は第1回目の突き出し
動作を示す図1に対応する部分の要部断面図、図4は第
2回目の突き出し動作を示す図1に対応する部分の要部
断面図、図5はエジェクトピンの動作を示す動作説明図
である。
【0010】図1において、1は図示せぬ固定ダイプレ
ートに取り付けられた固定側金型、2は図示せぬ可動ダ
イプレートに取り付けられた可動側金型で、可動側金型
2を搭載した可動ダイプレートは図示せぬ適宜の型締駆
動源によって固定ダイプレートに対して前後に駆動さ
れ、可動側金型2を固定側金型1に密着させた型締め位
置と、可動側金型2を固定側金型1から離間させた型開
き位置とをとり得るようになっている。そして、可動側
金型2が固定側金型1に密着した図1に示した状態で
は、両金型1,2によって製品(成形品)形成用空間た
るキャビティ3が形成され、該キャビティ3は、ゲート
4、ランナー5およびスプルー6を介して、固定側金型
1に設けた図示せぬ細径の樹脂注入口と連通しており、
この樹脂注入口に図示せぬ公知の射出メカニズムのノズ
ルが密着するようになっている。なお、本実施例におけ
る上記ゲート4は、図1に示すように、パーティングラ
イン(PL)面に存在するのではなく可動側金型2内に
もぐり込んだ形態のサブマリンゲート(トンネルゲー
ト)方式をとっている。
【0011】7,7は、固化した樹脂を金型から突き出
して離型させるためのエジェクトピンで、該エジェクト
ピン7,7は、前記した図示せぬ可動ダイプレートに前
後動可能であるように保持された公知の図示せぬエジェ
クトプレートに植設・固定されている。このエジェクト
プレートは、同じく可動ダイプレートに搭載された油圧
シリンダや電動モータ等の適宜エジェクト用駆動源と必
要に応じ適宜伝達メカニズムを介して連結されており、
エジェクト用駆動源によってエジェクトプレートと共に
エジェクトピン7,7は、可動ダイプレート並びに可動
側金型2に対して前後進するようになっている。そし
て、少なくとも射出開始直前のタイミングには、エジェ
クトピン7,7は図1に示したエジェクト原点位置(最
後退限位置)におかれるようになっている。
【0012】次に、上記した構成に基づく本実施例のエ
ジェクト動作を、図1〜図5を用いて説明する。射出開
始前には、前記固定側金型1と可動側金型2とが密着・
型締めされており、両金型1,2によって前記した如く
キャビティ3が形づくられており、このときエジェクト
ピン7,7は図1に示すようにエジェクト原点位置にお
かれている。この状態で射出開始タイミングに至ると、
図示せぬ射出メカニズムによって、溶融樹脂が前記した
スプルー6端部の樹脂注入口から、スプルー6,ランナ
ー5,ゲート4を介して、キャビティ3内に射出・充填
される。これによって、キャビティ3,ゲート4,ラン
ナー5,スプルー6内に樹脂(溶融樹脂)8がそれぞれ
充填される。射出行程の終了後、所定の放冷期間の間だ
け型締め状態が維持されて、これによって金型内に充填
された樹脂8が固化して、キャビティ3内で固化した樹
脂部分が製品8Aとなり、ランナー5及びスプルー6内
で固化した樹脂部分がスクラップ(不要部分)8Bとな
る。
【0013】上記放冷期間の終了後、型開きが行われ
て、図2に示すように可動側金型2が矢印A方向に後退
駆動されて、可動側金型2が固定側金型1から離間し始
める。この型開き行程の初期に、固化した樹脂のうちで
最も脆弱な前記した樹脂注入口部分が先ず切断され、こ
れによって固化した樹脂(製品8Aとスクラップ8B)
が固定側金型1から分離して可動側金型2にのみに被着
した(食い付いた)状態となって、固化した樹脂(製品
8Aとスクラップ8B)は可動側金型2と一体となって
固定側金型1から離間する。
【0014】上記した型開き行程の終了後、もしくは型
開き行程の途上でエジェクト行程が開始され、図3に示
すように、前記した図示せぬエジェクト用駆動源によっ
てエジェクトピン7が可動側金型2に対して矢印B方向
に前進駆動されて、エジェクトピン7による第1回目の
突き出し動作が開始される。この第1回目の突き出し動
作による前進ストロークS1、すなわち、エジェクト原
点位置から第1回目の前進限位置までのストロークS1
は、前記スクラップ8Bの可動側金型2への最大食い付
き量(型開閉方向で見た最大食い付き量)XMAX よりも
所定量だけ大きな値で、且つ、前記製品8Aの可動側金
型2への最大食い付き量(型開閉方向で見た最大食い付
き量)YMAX よりも所定量だけ小さな値に設定されてい
る。従って、このエジェクトピン7による第1回目の突
き出し動作によって、製品8Aとスクラップ8Bとがそ
れぞれエジェクトピン7,7によって可動側金型2から
離れる方向に押圧されて、先ず、前記した脆弱なゲート
(サブマリンゲート)4部分に相当する樹脂部分が切断
されて、固化した樹脂8は製品8Aとスクラップ8Bと
に分離され、次に、スクラップ8Bが可動側金型2から
押し出されて落下する。そして、この後直ちにエジェク
トピン7はエジェクト原点位置まで引き戻される(後退
駆動される)。なお、落下したスクラップ8Bは、例え
ば、この落下タイミングに同期して高速でスウィングす
る適宜払い除け手段によって、スクラップ溜めに集積さ
れる。
【0015】第1回目の突き出し/後退動作の後、図4
に示すように、エジェクトピン7が可動側金型2に対し
て再度矢印B方向に前進駆動されて、エジェクトピン7
による第2回目の突き出し動作が開始される。この第2
回目の突き出し動作による前進ストロークS2、すなわ
ち、エジェクト原点位置から第2回目の前進限位置まで
のストロークS2は、前記製品8Aの可動側金型2への
最大食い付き量(型開閉方向で見た最大食い付き量)Y
MAX よりも所定量だけ大きな値に設定されている。従っ
て、このエジェクトピン7による第2回目の突き出し動
作によって、製品8Aが可動側金型2から押し出されて
落下することになる。そして、落下した製品8Aは、例
えば、落下対応部位に設けられ所定速度で走行している
ベルトコンベアで拾われて、該ベルトコンベアによって
所定の場所まで搬送される。
【0016】図5は、上記した本実施例によるエジェク
トピン7の動作を模式的に示す図で、同図において右行
き実線矢印はエジェクトピン7の前進を表わし、左行き
破線矢印はエジェクトピン7の後退を表わしている。本
実施例においては、エジェクトピン7の第1回目の突き
出しタイミングと第2回目の突き出しタイミングには、
0.数秒程度以上の差を持たせるようにしてあり、この
程度の時間差を設けるようになすと、先に落下したスク
ラップ8Bのはね除けが充分確実に行えることが実験的
に確認できた。
【0017】なお本実施例では、スクラップ8Bを先に
落下させた後、次に製品8Aを落下させるようにしてい
るが、製品8Aの可動側金型2への最大食い付き量(型
開閉方向で見た最大食い付き量)YMAX がスクラップ8
Bの可動側金型2への最大食い付き量(型開閉方向で見
た最大食い付き量)XMAX よりも小さな場合には(製品
8Aが薄物などである場合には)、製品8Aが先に落下
して次にスクラップ8Bが落下するようになることは、
当業者には容易に理解できるところである。
【0018】以上のような本実施例によるエジェクト制
御方法をとると、エジェクトピン7の突き出し動作によ
ってゲート部分樹脂の切断が可能となるサブマリンゲー
ト方式の金型を用いた場合に、製品8Aとスクラップ8
Bとの落下タイミングに時間差を持たせることができ、
以って、製品8Aとスクラップ8Bの仕分けが、簡易な
自動化手段によって容易・確実に達成でき、また、従来
のように製品8Aとスクラップ8B同志がぶつかって製
品8Aを傷付ける虞もなくなる。さらにまた、金型への
食い付き量が大きい深尺の製品であっても、製品が金型
から2段回にわたって突き出されるので、製品に無理な
突き剥がし力が作用せず、変形や損傷無くスムースに製
品を金型から分離して取り出すことが可能ともなる。
【0019】ここで、上述した第1実施例では、エジェ
クトピン7の突き出し動作を2回に分けて行っていた
が、エジェクトピン7の突き出し動作は3回以上の任意
回数にしてもよい。図6は、本発明の第2実施例による
エジェクトピン7の動作を模式的に示す図で、同図にお
いても、右行き実線矢印はエジェクトピン7の前進を表
わし、左行き破線矢印はエジェクトピン7の後退を表わ
している。本第2実施例では、エジェクトピン7の突き
出し動作は、n回(nは3以上の整数)繰り返して行わ
れ、第2回目以降の突き出し量を第1回目の突き出し量
よりも徐々に増大させるようにしてある。なお、第2回
目〜第n回目の突き出し量は、第1回目の突き出し量よ
りも所定量大きい同一突き出し量としても良い。
【0020】図7は、本発明の第3実施例によるエジェ
クトピン7の動作を模式的に示す図で、同図において
も、右行き実線矢印はエジェクトピン7の前進を表わ
し、左行き破線矢印はエジェクトピン7の後退を表わし
ている。本第3実施例でもエジェクトピン7の突き出し
動作は、n回(nは3以上の整数)繰り返して行われる
が、第1回目の突き出し動作後の後退限位置は、前記し
たエジェクト原点位置とされず、エジェクト原点位置の
所定量手前の位置(1〜(n−1)回目の後退限位置)
で後退ストップするようにされる。そして、第2回目以
降の突き出しは、1〜(n−1)回目の後退限位置から
行われ、第2回目以降の突き出し量を、第1回目の突き
出しによる前進限位置よりも徐々に増大させるように制
御される。なお、1〜(n−1)回目の後退限位置を可
変し、徐々に前進方向に増大するように設定しても良
い。なおまた、第2回目〜第n回目の突き出し量は、第
1回目の突き出しによる前進限位置よりも所定量大きい
同一突き出し量としても良い。このような制御手法をと
る本第3実施例は、前記第2実施例よりも時間短縮が図
れるというメリットがある。
【0021】斯様に、エジェクトピン7の突き出し動作
をn回に分けて行う第2,第3実施例によれば、前記第
1実施例の効果に加えて、金型への食い付き量が極めて
大きい深尺の製品(例えば、ディスポーサブル注射器な
ど)であっても、製品が金型から多段回にわたって突き
出されるので、より一層、製品に無理な突き剥がし力が
作用せず、変形や損傷無くスムースに製品を金型から分
離して取り出すことが可能となる。
【0022】以上、本発明を図示した実施例によって説
明したが、当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の変形が可能であることは言うまでもなく、例え
ば、サブマリンゲートは可動側金型ではなく、固定側金
型に設けても本発明の制御手法が適用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エジェク
トピンの突き出し動作によってゲート部分の切断が可能
となるサブマリンゲート方式の金型を用いた場合に、製
品とスクラップとの落下タイミングに時間差を持たせる
ことができ、製品とスクラップとの仕分けが容易・確実
に行い得る射出成形機が提供できる。また、金型への食
い付き量が大きい深尺の製品であっても、変形や損傷無
くスムースに製品を金型から分離して取り出すことが可
能ともなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る型締め状態にある金
型メカニズムとエジェクトピンとを示す要部断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例による型開き直後の状態を
示す図1に対応する部分の要部断面図である。
【図3】本発明の第1実施例による第1回目の突き出し
動作を示す図1に対応する部分の要部断面図である。
【図4】本発明の第1実施例による第2回目の突き出し
動作を示す図1に対応する部分の要部断面図である。
【図5】本発明の第1実施例によるエジェクトピンの動
作を模式的に示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例によるエジェクトピンの動
作を模式的に示す説明図である。
【図7】本発明の第3実施例によるエジェクトピンの動
作を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 固定側金型 2 可動側金型 3 キャビティ 4 ゲート(サブマリンゲート) 5 ランナー 6 スプルー 7 エジェクトピン 8 樹脂 8A 製品 8B スクラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型締め時に固定側金型と可動側金型とで
    形成される製品形成用空間たるキャビティ内に溶融樹脂
    を射出・充填し、キャビティ内の樹脂が固化した後に型
    開きを行って、この型開き行程の終了後もしくは型開き
    行程の途上で、エジェクト部材によって前記可動側金型
    に付着した固化樹脂を金型から突き出すようにされ、ま
    た、前記金型のゲート方式には、サブマリンゲート(ト
    ンネルゲート)が用いられると共に、製品部分の前記可
    動側金型への最大食い付き量とスクラップ部分の前記可
    動側金型への最大食い付き量とを異ならせた射出成形機
    であって、 前記エジェクト部材による突き出し動作を少なくとも2
    回行い、第1回の突き出し動作による前記エジェクト部
    材の前進ストロークを、前記製品部分と前記スクラップ
    部分のうちで前記最大食い付き量の小さい方の最大食い
    付き量よりも大きく、かつ、前記製品部分と前記スクラ
    ップ部分のうちで前記最大食い付き量の大きい方の最大
    食い付き量よりも小さく制御し、第2回目以降の突き出
    し動作による前記エジェクト部材の前進により、前記製
    品部分と前記スクラップ部分のうちで前記最大食い付き
    量の大きい方を前記可動側金型から離脱させるように制
    御する手段を設けたことを特徴とする射出成形機。
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