JP3193368B2 - 集積回路の入力端保護回路 - Google Patents

集積回路の入力端保護回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、第1導電形の半導体基板内の集積回路を両
極性の静電放電から保護するための入力端保護回路であ
って、ベース、コレクタ及びエミッタを有する少なくと
も1つのバイポーラトランジスタを備え、そのコレクタ
はコレクタ端子を介して集積回路の入力端と接続され、
ベースは第1の導電形のベース領域として形成されると
共にベース端子を介して抵抗と接続され、抵抗は第1導
電形の弱ドーピング領域として形成されると共に基準電
位端子と接続され、エミッタは第2導電形のエミッタ領
域として形成されると共にエミッタ端子を介して抵抗と
接続される集積回路の入力端保護回路に関する。
〔従来の技術〕
集積回路は静電放電に対して確実に保護される必要が
ある。この種の静電放電に関するメカニズムはドイツ連
邦共和国特許出願公開第3616394号明細書に記載されて
いる。それによれば、入力端と基準電位との間に接続さ
れたnpnトランジスタから構成され、そのベースが抵抗
を介して結合(短絡)されて基準電位(特にアース)に
接続された特にバイポーラ集積回路の入力端保護回路が
公知となっている。
半導体基板内にこのような保護回路を技術的に実現す
るためには、半導体基板の表面におけるエピタキシャル
層内に通常のバイポーラトランジスタが設けられ、この
トランジスタのコレクタは通常の方法で高オーミックエ
ピタキシャル層によって形成され、ベースおよびエミッ
タはエピタキシャル層内の2つの対応する拡散領域によ
って形成される。通常の構成のトランジスタにおいて
は、電荷キャリヤ密度が高められるために装置表面の近
傍に表面早期ブレークダウンが生じ、これによって保護
回路のESD負荷耐量が低減させられ得る。
上述した種類の他の入力端保護回路はヨーロッパ特許
出願第89111767.3号明細書に記載されている。しかしな
がら、この入力端保護構造は、エピタキシャル層の厚み
が大きくかつ拡散領域によって隣接デバイス間の絶縁を
図るバイポーラ集積回路においてのみ有利に実現される
という特殊な条件を有する。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、酸化領域によって隣接デバイス間の絶縁を
図るバイポーラ集積回路において製造が簡単になると共
に信頼できる保護を保証する上述した種類の入力端保護
回路を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するため、本発明によれば、第1導
電形の半導体基板内の集積回路を両極性の静電放電から
保護するための入力端保護回路であって、ベース、コレ
クタ及びエミッタを有する少なくとも1つのバイポーラ
トランジスタを備え、そのコレクタはコレクタ端子を介
して集積回路の入力端と接続され、ベースは第1の導電
形のベース領域として形成されると共にベース端子を介
して抵抗と接続され、抵抗は第1導電形の弱ドーピング
領域として形成されると共に基準電位端子と接続され、
エミッタは第2導電形のエミッタ領域として形成される
と共にエミッタ端子を介して抵抗と接続される集積回路
の入力端保護回路において、コレクタは第2導電形の高
ドーピングされた埋込み形コレクタ領域及びその上に設
けられた第2導電形のエピタキシャル層として形成さ
れ、ベースはベース領域内の電位分布を均一化するため
に外部と接触しない導体路と接続され、入力端保護回路
は酸化領域からなる絶縁枠によって絶縁される。
本発明の他の構成は請求項2以降に記載されている。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は抵抗を備えたトランジスタと2個の集積ダイ
オードとの形を有する入力端保護回路の等価回路図、第
2図および第3図は半導体装置において第1図の入力端
保護回路を実現するためのそれぞれ異なる実施例を示す
概略図である。
第2図および第3図は後方へ向かう付加的斜視平面図
を備えた入力端保護回路の中央断面図を示し、前方へ向
かって対称的に延長することにより完全な入力端保護回
路が得られる。
第1図によれば、集積回路、特にバイポーラ集積回路
の入力端1と、基準電位2、特にアースとの間には、ベ
ース16とエミッタ19との間を抵抗16aを介して結合した
上述の結合部とコレクタ11、12とを備えたトランジスタ
3と、2個の集積ダイオード、5とによって形成された
保護回路が設けられている。特にトランジスタ3のコレ
クタ11、12は入力端1に接続され、エミッタ19と抵抗16
aとの間に接続点は基準電位2に接続されている。両集
積ダイオード4、5は同様に入力端1と基準電位2との
間に接続され、第1ダイオード4はトランジスタ3のエ
ミッタ・コレクタ区間に対して並列に直接接続されてい
る。第1図に示されているトランジスタ3とダイオード
4、5との接続極性に基づいて、この保護回路は両極性
の静電放電に対して動作する。
第1図における特にトランジスタ3の符号および抵抗
16aによるその配線は、以下において説明し第1実施例
による保護回路を実現している半導体装置を示した第2
図の符号と一致している。第2図に示された半導体装置
の保護回路は、以下においては製造時の概略的なプロセ
ス順序に基づいて説明される。
第2図に示された半導体装置の製造出発点は、第1導
電形、特にp導電形の半導体基板10である。この半導体
装置においては、従来の方法で、例えば次に温度工程を
有するインプランテーションによって、先ず逆の第2導
電形、即ちこの例ではn導電形の特に高ドーピング領域
が拡散形成され、この高ドーピング領域によって次の製
造工程により埋込み層領域11が形成される。保護回路を
囲んで後で形成される絶縁枠の機能を改善するために、
良く知られているように所謂チャネル・ストッパー領域
14が埋込み層領域11の外に作られる。チャネル・ストッ
パー領域14は第1導電形を有する。次に通常の方法で第
2導電形のエピタキシャル層12が全表面上に設けられ
る。
一方で保護構造相互間の異なった部分の絶縁を行うた
めに、他方で半導体装置の隣接領域の全構造の絶縁を行
うために、特に従来のLOCOS技術が適用される。この種
の絶縁技術はウィドマン(D.Widmann),マーラー(H.M
ahrer),フリードリヒ(H.Friedrich)著“高集積回路
技術(Technologie hochintegrierter Schaltunge
n)”(Springer社、1988年出版、第67頁〜第72頁)に
説明されている。図示されていない適宜のマスクが設け
られ、このマスクの助けによってまずエピタキシャル層
12内にこのエピタキシャル層の層厚みのほぼ半分の深さ
の窪みがエッチング形成され、次にこの個所が局部的に
酸化される。その際特に平坦平面を有する酸化領域15、
15a、15bを形成するためにLOCOS技術が使用される。ま
たは、前記文献の同一個所の第78頁に記載されているよ
うに、同様に酸化領域15、15a、15bを形成する溝絶縁技
術を使用してもよい。酸化領域15、15a、15bは少なくと
もエピタキシャル層12の厚みを有するように形成され、
それゆえ半導体装置において酸化領域15、15a、15bによ
って覆われる個所ではエピタキシャル層12はこの酸化領
域15、15a、15bにより完全に中断される。このことはチ
ャネル・ストッパー領域14がデバイス相互間の完全な絶
縁を行う場合には当てはまらない。酸化領域15はこのよ
うにして入力端保護回路を囲むより一層完全化される絶
縁枠の一部分を形成する。酸化領域15a、15bは特にエピ
タキシャル層12を通って下側に位置する埋込み層領域11
内にまで達している。
埋込み層領域11と形成すべき端子との低オーミックボ
ンディングを行うために、この例ではn導電形を有する
高ドーピング領域13がエピタキシャル層12を通って埋込
み層領域11内に拡散形成される。このコンタクト領域13
が酸化領域15、15aを通って側部に画成されるように、
このコンタクト領域13を形成すると有利である。
この例ではnドーピングされたエピタキシャル層12内
には、今、第1導電形つまりこの例ではp導電形を有す
る領域16、16aが拡散形成され、この領域16、16aは特に
低ドーピングされる。半導体基板10の表面つまりエピタ
キシャル層12の表面では、領域16、16aは少なくとも酸
化領域15bによって互いに絶縁される。領域16、16aの高
い層抵抗に基づいて、ドーピングは全面に亘って即ちマ
スクを使用することなく行うことができ、その際高ドー
ピングコンタクト領域13が特に変化させられることはな
い。
領域16内には今高ドーピング部分領域17、ならびに、
領域16、16aと同じ導電形つまりこの例ではp導電形を
有し領域16a内にドーピングされた高ドーピング部分領
域17a、17bが同時に拡散形成される。その際領域17は領
域16の後述するコンタクト領域として使われ、同様に領
域17a、17bは領域16aのコンタクト領域として使われ
る。
次に、領域16内には第2導電形つまりこの例ではn導
電形の領域19が拡散形成され、その深さはこの領域19が
弱ドーピング領域16によってエピタキシャル層12から分
離されるように定められる。最後に、この時点で半導体
装置の全表面上に設けられるかまたは拡散プロセスの前
述した温度工程の際に既に作成される酸化シリコン製絶
縁層18が構造化され、それによってコンタクト領域13、
17、17a、17bおよび領域19が接続可能となる。上述した
領域には導体路20、21、22、23が端子として設けられ、
導体路20は入力端1に接続され、導体路22は基準電位2
に接続される(図示されていない)。導体路22は領域19
をコンタクト領域17bに接続し、導体路23はコンタクト
領域17、17a相互を接続する。導体路21は領域16、17内
の電位分布の均一化を図るためだけに使われ、外部に対
しては電気的に接合されない。
酸化領域15の上に位置する絶縁膜18の一部分は入力端
保護回路を囲む上述した絶縁枠15、18を完全化する。
上述した領域構造に基づいて、第2図の半導体装置内
には、第1図のnpnトランジスタ3が、コレクタがエピ
タキシャル層12を備えた埋込み層領域11によって、ベー
スが領域16によって、エミッタが領域19によってそれぞ
れ形成されることにより、形成される。その際、領域13
はコレクタ・コンタクト領域を形成し、領域17はベース
・コンタクト領域を形成する。トランジスタはコレクタ
端子としての導体路20を介してそのコレクタ11、12が入
力端1に接続され、エミッタ端子としての導体路22を介
してそのエミッタ19が基準電位に接続される。
本発明によれば、第1図の抵抗16aは弱ドーピング領
域16aによって実現され、この抵抗16aはコンタクト領域
17aとベース端子として作用する導体路23とを介してベ
ース・コンタクト領域17、従ってベースに接続され、ま
た、コンタクト領域17bとエミッタ端子として作用する
導体路22とを介してエミッタ19に接続される。これらの
導体路22、23から見ると、抵抗16aは酸化領域15、15bと
絶縁膜18の一部分とによってベース16とエミッタ19とか
ら絶縁されており、拡散領域16aの下側に位置するエピ
タキシャル層12の一部分によって埋込み層領域11と共に
第1図のダイオード4となる集積ダイオードを形成す
る。
既に述べたように、第2図の入力端保護回路は図示し
た断面線から前方へ向けて対称形成することによって完
全化される。従って、完全な入力端保護回路は抵抗16a
に対して並列に接続された別の抵抗を有している、即
ち、第1図に図示された抵抗16aは半導体装置において
は2個の並列接続された抵抗によって実現されている。
このことは入力端保護回路の後述する電気的特性に関し
て有利である。
第1図における第1集積ダイオード4は第2図の半導
体装置においては領域16aと埋込み層領域11を含んだエ
ピタキシャル層12の下側に位置する部分とによって形成
される。この第1ダイオード4は従って抵抗16aおよび
コレクタ・ベース接合に対して並列に、つまりトランジ
スタのエミッタ・コレクタ区間に対して並列に接続され
ており、そしてトランジスタ領域から十分に分離されて
いるエピタキシャル層12の一部分内に配置されている。
第2集積ダイオード5は半導体基板10と埋込み層領域11
とによって形成され、その場合半導体基板10は基準電位
2に接続することができる(図示されていない)。
第3図は本発明の第2実施例を示し、第2図と同じ符
号が付されている。この第2実施例は両ベース・コンタ
クト領域17の一方を省略し、抵抗16aをエミッタ19に接
続するエミッタ端子22を配設し、抵抗16aをベース・コ
ンタクト領域17、従ってベース16に接続するベース端子
23を配設した点で第1実施例とは異なっていることがわ
かる。第3図の保護回路の他の構成および製造上のプロ
セスは第2図の保護回路と同じである。特にこの第2実
施例は第1図の等価回路図に相当する。
入力端1における負電圧パルスは一方では順方向に接
続された第2保護ダイオード5を通って排出される。か
かる負電圧パルスは他方では第1保護ダイオード4のア
ース端子を表すエミッタ端子22を介して基準電位2に排
出される。第1ダイオード4は順方向に極性化されてい
る。保護回路はこの実施例においては逆トランジスタ領
域で動作し、敏感なベース・エミッタ接合は阻止方向に
極性化されている。エピタキシャル層12の分離部分にお
ける第1ダイオード4の端子は、トランジスタ3のエミ
ッタ・ベース領域から酸化絶縁層15bによって十分に分
離されて、電解強度分布および電流分布の均一化を図り
かつこのベース・エミッタ接合の敏感な側部領域を保護
する。
正電圧パルスはコレクタ・ベース接合を阻止方向に、
ベース・エミッタ接合を順方向に加える。UCEDブレーク
ダウンが生じることになる。しかしなから、抵抗16aを
介してベース16から電流路が形成され得、保護回路は通
常のトランジスタ動作に移行する。UCEDブレークダウン
は抵抗16aを通ってUCERブレークダウンに移行する。エ
ピタキシャル層12の分離部分においてエミッタ19とコレ
クタ11、12との間に接続された第1集積ダイオード4は
この実施例においても同様に正であることがわかる。np
nトランジスタ3のコレクタ・ベース接合および第1ダ
イオード4は阻止方向に極性化される。正入力パルスは
両阻止膜上に生じ、コレクタ・ベース接合の、コレクタ
端子20に対向して位置する側部領域が過負荷を受けるこ
とは回避され、均一な電界強度分布が得られる。保護回
路は、並列に位置するデバイスが破壊され得る前に、短
い導通時間により電圧パルスを誘導する。敏感なベース
・エミッタ接合を順方向に極性化することはさらにデバ
イスの負荷耐量を高めることを保証する。
〔発明の効果〕
コレクタ、ベースおよびエミッタの端子およびコンタ
クト領域の配設によって、エミッタ・ベース接合の、コ
レクタ端子20に対向して位置する側部領域における電流
密度が大きくなり過ぎることが妨げられる。この利点は
特に第2図の第1実施例においてもたらされる。それに
対して、第3図の第2実施例は明らかに僅少となる省ス
ペースの利点をもたらす。
本発明による保護回路の利点は集積回路の高い信号電
圧に対して使用し得る点にある。ブレークダウンは良く
知られているようにUCED電圧よりも大きいUCER電圧によ
って決定される。
【図面の簡単な説明】
第1図は抵抗を備えたトランジスタと2個の集積ダイオ
ードとの形態の本発明による入力端保護回路の等価回路
図、第2図および第3図は半導体装置において第1図の
入力端保護回路を実現するためのそれぞれ異なる実施例
を示す概略図である。 1……入力端 2……基準電位 3……トランジスタ 4、5……ダイオード 11、12……コレクタ 16……ベース 16a……抵抗 19……エミッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8222 H01L 21/822 H01L 27/04 H01L 27/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電形の半導体基板(10)内の集積回
    路を両極性の静電放電から保護するための入力端保護回
    路であって、ベース(16)、コレクタ(11、12)及びエ
    ミッタ(19)を有する少なくとも1つのバイポーラトラ
    ンジスタ(3)を備え、そのコレクタ(11、12)はコレ
    クタ端子(13、20)を介して集積回路の入力端(1)と
    接続され、ベース(16)は第1の導電形のベース領域と
    して形成されると共にベース端子(23)を介して抵抗
    (16a)と接続され、抵抗(16a)は第1導電形の弱ドー
    ピング領域として形成されると共に基準電位端子(2)
    と接続され、エミッタ(19)は第2導電形のエミッタ領
    域として形成されると共にエミッタ端子(22)を介して
    抵抗(16a)と接続される集積回路の入力端保護回路に
    おいて、コレクタ(11、12)は第2導電形の高ドーピン
    グされた埋込み形コレクタ領域(11)及びその上に設け
    られた第2導電形のエピタキシャル層(12)として形成
    され、ベース(16)はベース領域内の電位分布を均一化
    するために外部と接触しない導体路(21)と接続され、
    入力端保護回路は酸化領域(15)からなる絶縁枠によっ
    て絶縁されることを特徴とする集積回路の入力端保護回
    路。
  2. 【請求項2】抵抗(16a)はほぼ等しい抵抗値を有する
    2個の並列接続された抵抗によって構成されることを特
    徴とする請求項1記載の入力端保護回路。
  3. 【請求項3】ベース(16)の弱ドーピング領域はベース
    ・コンタクト領域として少なくとも1つの高ドーピング
    部分領域(17)を有することを特徴とする請求項1又は
    2記載の入力端保護回路。
  4. 【請求項4】ベース(16)は少なくとも1つの高ドーピ
    ングベース・コンタクト領域(17)を介してベース端子
    (23)と接続されることを特徴とする請求項3記載の入
    力端保護回路。
  5. 【請求項5】抵抗(16a)はベース・コンタクト領域(1
    7)と同時に作られた2つの高ドーピング部分領域(17
    a、17b)をコンタクト領域として有し、かつこのベース
    ・コンタクト領域の一方の部分領域(17a)を介してベ
    ース端子(23)と、他の部分領域(17b)を介してエミ
    ッタ端子(22)と接続されていることを特徴とする請求
    項3又は4記載の入力端保護回路。
  6. 【請求項6】第1の集積ダイオード(4)は弱ドーピン
    グ領域(16a)とエピタキシャル層(12)の一部分とに
    よって形成され、第2の集積ダイオード(5)は埋込み
    領域(11)の半導体基板(10)によって形成されること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の入力
    端保護回路。
  7. 【請求項7】第1の集積ダイオード(4)及び抵抗(16
    a)は、トランジスタ(3)のベース(16)−エミッタ
    (19)領域から分離されたエピタキシャル層(12)の部
    分内に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1つに記載の入力端保護回路。
  8. 【請求項8】酸化領域(15)は少なくともエピタキシャ
    ル層(12)の厚さを有することを特徴とする請求項1〜
    7のいずれか1つに記載の入力端保護回路。
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