JP3193073B2 - 硬質ポリウレタンフォーム - Google Patents

硬質ポリウレタンフォーム

Info

Publication number
JP3193073B2
JP3193073B2 JP16975191A JP16975191A JP3193073B2 JP 3193073 B2 JP3193073 B2 JP 3193073B2 JP 16975191 A JP16975191 A JP 16975191A JP 16975191 A JP16975191 A JP 16975191A JP 3193073 B2 JP3193073 B2 JP 3193073B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane foam
rigid polyurethane
sio
same
density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16975191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0517552A (ja
Inventor
貢 北
正彦 橋場
正弘 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP16975191A priority Critical patent/JP3193073B2/ja
Publication of JPH0517552A publication Critical patent/JPH0517552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3193073B2 publication Critical patent/JP3193073B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬質ポリウレタンフォー
ムに関する。詳しくは、フォーム物性を特に損わない、
寸法安定性に優れた硬質ポリウレタンフォームに関し、
冷蔵庫、冷凍庫、断熱パネル、船舶又は車両等の断熱材
ないしは断熱構造材等として広範囲の利用が期待される
ものである。
【0002】
【従来の技術】硬質ポリウレタンフォームは断熱特性、
低温寸法安定性及び施工性が優れているため、冷蔵庫、
冷凍倉庫、建築材料等の断熱材として、広範囲に使用さ
れている。これは、硬質ポリウレタンフォームを製造す
る際、発泡剤として充填性及び断熱特性の優れたトリク
ロロフルオロメタン(以下 R−11と記す。)を使用
し、且つ又、ポリオール100重量部(以下、重量部を
単に部と記す。)当り、R−11が35部以上使用され
ていることが大きな理由である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、地球のオゾン層
保護のため、クロロフルオロカーボン類の規制が実施さ
れている。この規制対象には、今まで硬質ポリウレタン
フォームの発泡剤として用いられていたR−11も含ま
れている。一般的な断熱剤用処方中には、R−11が通
常9〜14重量%含まれており、このR−11の含量を
削減する発泡技術(以下 R−11の削減処方と記す)
又はR−11に替わる硬質ポリウレタンフォーム用発泡
剤の開発が急務となり、2,2−ジクロロ−1,1,1
−トリフルオロエタン(以下、R−123と記す。)又
は1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン(以下、R−
141bと記す。)が代替発泡剤の候補と考えられてい
る。
【0004】しかしながら、R−11の削減処方の場
合、従来の硬質ポリウレタンフォームと比較して、寸法
安定性、特に常温寸法安定性が悪化し、また、R−12
3またはR−141bを用いた処方の場合、発泡効率の
低下、寸法安定性特に低温寸法安定性が悪化し、共に満
足する硬質ポリウレタンフォームは得られないことがわ
かった。
【0005】このような寸法安定性の問題点を改良する
提案として、特開昭55−135128号公報には微紛
状充填剤の使用による半硬質ポリウレタンフォームの製
法が、特開昭56−14535号公報には微紛状チタン
酸カリウムの使用による硬質ポリウレタンフォームの製
法が、特開昭58−13620号公報には微紛状シリカ
の使用によるポリウレタンのフォーム及び非フォームの
製法が記載されている。しかしながら、以上の文献にお
いても本願発明の目的であるR−11の削減やR−12
3又はR−141bのような代替発泡剤を用いる方法に
ついては全く示唆されていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点を解決するために鋭意検討した結果、硬質ポリウレ
タンフォーム用原液に、R3SiO1/2(ここにRは同一又は
異種の炭素数1〜6より選ばれる炭化水素基を表わ
す。)単位と、SiO4/2単位より本質的に成り、同時に反
応性残基として水酸基及び/又は同一又は異種の炭素数
1〜6から選ばれるアルコキシ基を含有するトリアルキ
ルシリル化されたシリカ微粉末であって、水酸基密度と
アルコキシ基密度の和が0.01〜4mol/100
g、粒径が0.01〜0.5ミクロン、比表面積が40
〜10000m2 /gの変性シリカ微粉末をポリオール
100部当り、0.01部から20部使用することによ
り、他の硬質ポリウレタンフォーム物性を特に損うこと
なく、従来の密度より低密度で寸法安定性の優れた硬質
ポリウレタンフォームが得られることを見出し本発明に
到達した。またテトラアルコキシシランを、酸性又はア
ルカリ性雰囲気で加水分解したものに、トリアルキルモ
ノアルコキシシランを反応させて得られた1)〜3)の
物性を有するシリカ微粒子を、ポリオール100重量部
当り、0.01〜20重量部使用して製造することによ
り低密度で寸法安定性の優れた硬質ポリウレタンフォー
ムを得ることも見出し発明を完成するに至った。 1)粒径が0.01〜0.5ミクロン 2)R 3 SiO 1/2 (ここにRは同一又は異種の炭素数1〜6
より選ばれる炭化水素基)単位と、SiO 4/2 単位より本質
的に成り、同時に反応性残基として水酸基及び/又は同
一又は異種の炭素数1〜6から選ばれるアルコキシ基を
含有し、3)該水酸基密度とアルコキシ基密度の和が
0.01〜4mol/100gである。
【0007】すなわち本発明は、有機ポリイソシアナー
ト、ポリオール、発泡剤、触媒、整泡剤等から成る硬質
ポリウレタンフォームであって、その製造に当たり、R3
SiO1/2(ここにRは同一又は異種の炭素数1〜6より選
ばれる炭化水素基を表わす。)単位と、SiO4/2単位より
本質的に成り、同時に反応性残基として水酸基及び/又
は同一又は異種の炭素数1〜6から選ばれるアルコキシ
基を含有するトリアルキルシリル化されたシリカ微粉末
であって、水酸基密度とアルコキシ基密度の和が0.0
1〜4mol/100g、粒径が0.01〜0.5ミク
ンの変性シリカ微粉末を、ポリオール100部当り、
0.01部〜20部使用することにより得られたこと
特徴とする硬質ポリウレタンフォームである。本発明は
また、テトラアルコキシシランを、酸性又はアルカリ性
雰囲気で加水分解したものに、トリアルキルモノアルコ
キシシランを反応させて得られた粒径が0.01〜0.
5ミクロンのシリカ微粒子が、R 3 SiO 1/2 (ここにRは同
一又は異種の炭素数1〜6より選ばれる炭化水素基)単
位と、SiO 4/2 単位より本質的に成り、同時に反応性残
基として水酸基及び/又は同一又は異種の炭素数1〜6
から選ばれるアルコキシ基を含有し、該水酸基密度とア
ルコキシ基密度の和が0.01〜4mol/100gで
あり、該シリカ微粒子を、ポリオール100重量部当
り、0.01〜20重量部使用して製造されたことを特
徴とする硬質ポリウレタンフォーム、およびこの硬質ポ
リウレタンフォームの製造方法である。
【0008】トリアルキルシリル化されたシリカ微粉末
の製法は、特に限定するものではないが、例えば、テト
ラアルコキシシランを、酸性又はアルカリ性雰囲気下で
加水分解したものに、トリアルキルモノアルコキシシラ
ンを反応し、乾燥して得る方法があげられる。
【0009】Rで示されるアルキル基の炭素数が7以上
の場合には、微粉末表面の粘着性が強くなり、凝集性が
強くなるため、微粉末としての取扱いが困難となり、ま
た分散性も低下し十分な特性を発揮できない。粒径が
0.01〜0.5ミクロンであれば、単なるシリカ微粉
末でも寸法安定性に対し効果はあるが、本発明の微粉末
を使用することにより、更に寸法安定性を改良すること
ができる。微粉末の粒径が0.50ミクロン以上である
と、原液に添加後すぐに分離し実用的でない。また使用
部数が、20部以上であっても原液に添加後すぐに分離
し、実用的でなく、0.01部以下であると効果が無
い。
【0010】有機ポリイソシアナートとしては、公知の
ものがすべて使用できるが、最も一般的なものはトルエ
ンジイソシアナート(TDI)及びジフェニルメタンジ
イソシアナート(MDI)である。TDIは、異性体の
混合物すなわち2,4−体100%品、2,4−体/
2,6−体=80/20,65/35(それぞれ重量
比)等のものはもちろん、商品名三井TDI−TRC、
タケネート4040等として知られる多官能性のタール
を含有するいわゆる粗TDIも使用できる。また、MD
Iとしては、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナ
ートを主成分とする純品のほかに、3核体以上の多核体
を含有する三井MDI−CR、ミリオネートMR等のい
わゆるポリメリックMDIが特に好適に使用できる。ま
たこれら有機ポリイソシアナートと後述のポリオールよ
り得られるイソシアナート基を分子末端にもつプレポリ
マーも有機ポリイソシアナートの一部又は全部として使
用できる。
【0011】ポリオールとしては、蔗糖/グリセリン/
トリレンジアミンにプロピレンオキサイドを付加した水
酸基価450mgKOH/gのポリエーテルポリオール
が特に好適であるが、それ以外の公知のもの、例えば、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリ
トール、ソルビトール、蔗糖等の多価アルコール、トリ
レンジアミン等の芳香族アミン類やエチレンジアミン、
トリエタノールアミン等の脂肪族アミン類を単独叉は混
合系にアルキレンオキサイドを付加重合させて得たヒド
ロキシル価350〜600mgKOH/gのポリエーテ
ルポリオール等も勿論使用できる。
【0012】有機ポリイソシアナートとポリオールの使
用割合は、NCO/H(当量比)=0.70〜5.00
が適当である。
【0013】触媒としては、例えばトリエチルアミン、
トリプロピルアミン、N−メチルモルフォリン、N−エ
チルモルフォリン、トリエチレンジアミン、テトラメチ
ルヘキサメチレンジアミン等のアミン系ウレタン化触媒
が好適であるが、その他の公知のウレタン化触媒、例え
ば有機金属、有機酸等も勿論使用できる。これらの触媒
は、単独で、叉は混合して用いることができ、その使用
量は活性水素を持つ化合物100部に対して0.000
1〜10.0部が適当である。
【0014】整泡剤としては、公知の有機珪素界面活性
剤が用いられる。例えば、信越化学工業(株)製のF−
341、F−343、F−347、F−350S、F−
317、F−345、F−348、F−305等が適当
である。これら整泡剤の使用量は、活性水素を持つ化合
物と有機ポリイソシアナートの総和100部に対して
0.1〜10部である。
【0015】その他難燃剤、可塑剤、安定剤、着色剤等
を必要に応じ添加することができる。
【0016】本発明を実施するには、ポリオール、触
媒、発泡剤、整泡剤及び微粉末の所定量を混合してレジ
ン液とする。レジン液と有機ポリイソシアナートとを一
定の比率で高速混合する。得られた硬質ポリウレタンフ
ォーム原液を空隙叉は型に注入する。 この際、有機ポ
リイソシアナートとレジン液の活性水素との当量比(N
CO/H)が0.7:1〜5:1となるように有機ポリ
イソシアナートとレジン液との液比を調節する。
【0017】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を具体的に説
明する。発泡処方を表1に、実施例を表2〜3に、比較
例を表4に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】 (注) *1)フリーボックスに注入し得られたコアー部のフォー
ム 処方−1及び−2:常温収縮(25 ℃x50%HR, 発泡後1週
間後の測定値) 処方−3及び−4:低温寸法安定性(-30℃x24hr の測定
値) *2)縦型オープンパネルに注入し得られたフォームのコ
アー部のフォーム発泡1日後の測定値 *3)ポリオール100重量部当りの微粉末の重量%
【0020】
【表3】 (注) *1)フリーボックスに注入し得られたコアー部のフォー
ム 処方−1及び−2:常温収縮(25 ℃x50%HR, 発泡後1週
間後の測定値 処方−3及び−4:低温寸法安定性(-30℃x24hr の測定
値) *2)縦型オープンパネルに注入し得られたフォームのコ
アー部のフォーム発泡1日後の測定値 *3)ポリオール100重量部当りの微粉末の重量%
【0021】
【表4】 (注) *1)フリーボックスに注入し得られたコアー部のフォー
ム 処方−1及び−2:常温収縮(25 ℃x50%HR, 発泡後1週
間後の測定値) 処方−3及び−4:低温寸法安定性(-30℃x24hr の測定
値) *2)縦型オープンパネルに注入し得られたフォームのコ
アー部のフォーム発泡 1日後の測定値 *3)ポリオール100重量部当りの微粉末の重量%
【0022】実施例及び比較例において、使用した原料
は次の通りである。 MDI−CR:三井東圧化学(株)製 ポリメリックM
DI NCO 31.3% ポリオールA:蔗糖/グリセリン/トリレンジアミンに
プロピレンオキサイドを付加した水酸基価450mgK
OH/gのポリエーテルポリオール 整泡剤 :信越化学工業(株)製 F−345 触媒 :活剤ケミカル(株)製 Minico TMHD 発泡剤 :R-11 ;トリクロロフルオロメタン R-123 ;2,2−ジクロロ−1,1,1 −トリフルオロエタ
ン R-141b;1,1,−ジクロロ−1−フルオロエタン 微粉末 :(本発明の微粉末は、微粉末Aと微粉末
B) 微粉末A :テトラメトキシシラン1520gを入れ
た2000cc滴下ロート、温度計、及び、冷却管を備
えた5000ccの3ッ口フラスコに、15%アンモニ
ア水1800g、メチルアルコール1000gを入れ、
攪拌しながら、内温30℃まで加熱した。ここに、滴下
ロートより、テトラメトキシシランを、内温30℃に保
ちながら滴下した。滴下終了までの時間は、6時間であ
った。その後、同じ温度で1時間攪拌した後、トリメチ
ルモノメトキシシラン360gを15分で加え10時間
攪拌した。この液を噴霧乾燥装置(ヤマト科学社製GA
−32に、毎分10gの割合で送った。得られた紛体
を、150℃、5mmHgで5時間減圧乾燥し、粒径
0.15〜0.25ミクロン(平均0.20ミクロ
ン)、水酸基密度とメトキシ基密度の和=0.3mol
/100gのトリメチルシリル化されたシリカ微粉末A
303gを得た。 微粉末B :テトラメトキシシラン1520gを入れた
2000cc滴下ロート、温度計、及び、冷却管を備え
た5000ccの3ッ口フラスコに、15%アンモニア
水1600g、メチルアルコール1000gを入れ、攪
拌しながら、内温45℃まで加熱した。ここに、滴下ロ
ートより、テトラメトキシシランを、内温45℃に保ち
ながら滴下した。滴下終了までの時間は、4時間であっ
た。その後、同じ温度で1時間攪拌した後、トリメチル
モノメトキシシラン360gを15分で加え10時間攪
拌した。この液を噴霧乾燥装置(ヤマト科学社製GA−
32)に、毎分10gの割合で送った。得られた紛体
を、150℃、5mmHgで5時間減圧乾燥し、粒径
0.40〜0.50ミクロン(平均0.45ミクロ
ン)、水酸基密度とメトキシ基密度の和=0.3mol
/100gのトリメチルシリル化されたシリカ微粉末B
326gを得た。 微粉末C :変成してないシリカゲル、粒径0.15〜
0.25ミクロン(平均0.20ミクロン)
【0023】表1に示した配合のレジン液を所定量作
り、これに所定量の有機ポリイソシアナートを加え、8
秒間高速混合し、フリーボックス、又は縦型オープンパ
ネルに直ちに注入し発泡させる。注入後15分で脱型
し、硬質ポリウレタンフォームを得る。得られた硬質ポ
リウレタンフォームの熱伝導率(ANACON社製 モ
デル88)及び寸法変化率(JIS A 9514)を
測定した。
【0024】結果は表2、3および4に示す通りでR−
11の削減処方又は代替発泡剤R−123又はR−14
1bを用いた処方(微粉末又はその配合量が本発明の限
定外)より得られた硬質ポリウレタンフォーム(比較
例)は、従来のR−11を多量使用する処方より得られ
た硬質ポリウレタンフォームと比較して、硬質ポリウレ
タンフォームの寸法安定性が著しく劣っていた。しか
し、本発明により、従来のR−11を多量使用した処方
から得られる硬質ポリウレタンフォームと比較し、他の
硬質ポリウレタンフォーム物性を特に損なうことなく、
従来の技術より得られた密度より、軽量で寸法安定性に
優れた硬質ポリウレタンフォームが得られた。
【発明の効果】本発明の硬質ポリウレタンフォームは、
寸法安定性にすぐれ、R−11の削減処方の場合でも、
代替発泡剤R−123又はR−141bの処方の場合で
も実用的にすぐれた寸法安定性を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 75:04 (56)参考文献 特開 昭55−135128(JP,A) 特開 昭56−14535(JP,A) 特開 昭58−13620(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87 C08J 9/14 C08L 75/04 - 75/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質ポリウレタンフォームの製造に当た
    り、R3SiO1/2(ここにRは同一又は異種の炭素数1〜6
    より選ばれる炭化水素基)単位と、SiO4/2単位より本質
    的に成り、同時に反応性残基として水酸基及び/又は同
    一又は異種の炭素数1〜6から選ばれるアルコキシ基を
    含有するトリアルキルシリル化されたシリカ微粉末であ
    って、水酸基密度とアルコキシ基密度の和が0.01〜
    4mol/100g、粒径が0.01〜0.5ミクロ
    あるものを、ポリオール100重量部当り、0.01
    〜20重量部使用して得られたことを特徴とする硬質ポ
    リウレタンフォーム。
  2. 【請求項2】 トリアルキルシリル化されたシリカ微粉
    末が、トリメチルシリル化されたシリカ微粉末であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の硬質ポリウレタンフォー
    ム。
  3. 【請求項3】 テトラアルコキシシランを、酸性又はア
    ルカリ性雰囲気で加水分解したものに、トリアルキルモ
    ノアルコキシシランを反応させて得られた粒径が0.0
    1〜0.5ミクロンのシリカ微粒子が、R 3 SiO 1/2 (ここ
    にRは同一又は異種の炭素数1〜6より選ばれる炭化水
    素基)単位と、SiO 4/2 単位より本質的に成り、同時に反
    応性残基として水酸基及び/又は同一又は異種の炭素数
    1〜6から選ばれるアルコキシ基を含有し、該水酸基密
    度とアルコキシ基密度の和が0.01〜4mol/10
    0gであり、該シリカ微粒子を、ポリオール100重量
    部当り、0.01〜20重量部使用して製造されたこと
    を特徴とする硬質ポリウレタンフォーム。
  4. 【請求項4】 テトラアルコキシシランを、酸性又はア
    ルカリ性雰囲気で加水分解したものに、トリアルキルモ
    ノアルコキシシランを反応させて得られた粒径が0.0
    1〜0.5ミクロンのシリカ微粒子が、R 3 SiO 1/2 (ここ
    にRは同一又は異種の炭素数1〜6より選ばれる炭化水
    素基)単位と、SiO 4/2 単位より本質的に成り、同時に反
    応性残基として水酸基及び/又は同一又は異種の炭素数
    1〜6から選ばれるアルコキシ基を含有し、該水酸基密
    度とアルコキシ基密度の和が0.01〜4mol/10
    0gであり、該シリカ微粒子を、ポリオール100重量
    部当り、0.01〜20重量部使用して製造することを
    特徴とする硬質ポリウレ タンフォームの製造方法。
JP16975191A 1991-07-10 1991-07-10 硬質ポリウレタンフォーム Expired - Fee Related JP3193073B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16975191A JP3193073B2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 硬質ポリウレタンフォーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16975191A JP3193073B2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 硬質ポリウレタンフォーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0517552A JPH0517552A (ja) 1993-01-26
JP3193073B2 true JP3193073B2 (ja) 2001-07-30

Family

ID=15892170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16975191A Expired - Fee Related JP3193073B2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 硬質ポリウレタンフォーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3193073B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07319356A (ja) 1994-05-23 1995-12-08 Sharp Corp 画像形成装置のクリーニング装置
EP0959102B1 (en) 1998-05-18 2005-09-28 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silica particles surface-treated with silane, process for producing the same and uses thereof
JP3982742B2 (ja) * 2001-09-12 2007-09-26 信越化学工業株式会社 インクジェット記録シート用コーティング剤
JP4573116B2 (ja) * 2005-03-03 2010-11-04 東邦化学工業株式会社 硬質ポリウレタンフォーム
JP4776304B2 (ja) * 2005-08-23 2011-09-21 旭有機材工業株式会社 フォーム製造用樹脂組成物、該組成物を用いたフォームの製造方法及びフォーム
JP5078513B2 (ja) * 2007-09-10 2012-11-21 富士紡ホールディングス株式会社 研磨パッドおよび研磨パッドの製造方法
JP5090993B2 (ja) * 2008-03-31 2012-12-05 アイカ工業株式会社 ウレアウレタン樹脂組成物
JP2020037681A (ja) * 2018-08-31 2020-03-12 株式会社エフコンサルタント 硬化性組成物
US20230383083A1 (en) * 2020-10-01 2023-11-30 Cabot Corporation Flexible Polyurethane Foam and Formulation Thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0517552A (ja) 1993-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2587290B2 (ja) 優秀な減衰性を有する常温硬化可撓性ポリウレタン発泡体の製造方法
EP1770117B1 (en) Silanol-Functionalized compounds for the preparation of polyurethane foams
JP4059412B2 (ja) ポリウレタン軟質および硬質フォームのための低臭気の気泡開放界面活性剤
JP2001151841A (ja) 開放セルポリウレタン軟質フォームを製造するためのシリコーン界面活性剤
US8883914B2 (en) Article formed from a resin composition having a polyurethane encapsulated particle
JP3193073B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォーム
JP2722952B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォーム
JP2001181362A (ja) ポリウレタン軟質成形フォームを製造するためのシリコーン界面活性剤
JP3325318B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォーム
JP3269590B2 (ja) ポリウレタンフォームの製造方法
JP3453731B2 (ja) 連続気泡硬質ポリウレタンフオームの製造方法
JP3145732B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォーム
JPH115825A (ja) ポリイソシアネート組成物及び硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP3031699B2 (ja) ポリオール組成物およびその利用
JP3312476B2 (ja) 軟質ウレタンフォームの製造方法
JP3504770B2 (ja) 軟質ポリウレタン発泡体およびその製造方法
JPH07207051A (ja) 半硬質ウレタンフォームの製造法
JPH09100336A (ja) ポリオール組成物及びポリウレタンフォームの製法
JPH05194862A (ja) シリコーン整泡剤組成物
JPH08231673A (ja) ポリウレタンフォームの製造法
JP3264455B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP3506515B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP3265064B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP3506490B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP2818858B2 (ja) 軟質ポリウレタンスラブフォームの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees