JP2001151841A - 開放セルポリウレタン軟質フォームを製造するためのシリコーン界面活性剤 - Google Patents

開放セルポリウレタン軟質フォームを製造するためのシリコーン界面活性剤

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JP2001151841A JP2000328059A JP2000328059A JP2001151841A JP 2001151841 A JP2001151841 A JP 2001151841A JP 2000328059 A JP2000328059 A JP 2000328059A JP 2000328059 A JP2000328059 A JP 2000328059A JP 2001151841 A JP2001151841 A JP 2001151841A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良されたポリウレタン軟質フォームの製造
方法の提供。 【解決手段】 ウレタン触媒、膨張剤としての水、場合
によってはセル開放剤、そして式 Me3Si(OSiMe2)nOSiMe3 (式中、nは5〜7である)を有するポリジメチルシロ
キサン分子を少なくとも90重量%含むポリジメチルシ
ロキサンセル安定剤組成物の存在下で,有機ポリイソシ
アネートをポリオールと反応させることからなり,nが
5、6および7である3つの分子の各々が少なくとも1
5重量%存在するポリジメチルシロキサン組成物を用い
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はセル安定剤としてシリコーン界
面活性剤を使用することによりポリウレタン軟質フォー
ムを製造することに関する。
【0002】
【発明の背景】ポリウレタンフォームの製造には、いく
つかの成分または流れを正確にポンプ送入し、混合しそ
して鋳型内または移動するコンベヤーベルト上に分配す
ることがかかわる。流れの数は2〜7でありうるが、典
型的な処方物は、イソシアネート流と樹脂流とからなる
2つの流れからなる。樹脂流はポリエーテルポリオール
またはポリエステルポリオール、架橋剤(例えばジエタ
ノールアミン)、界面活性剤、触媒、水、補助的な膨張
剤および他の添加剤の混合物である。イソシアネート流
はトルエンジイソシアネート(TDI)、種々の形態の
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、または
これら2つの混合物からなる。
【0003】品質のより高級な軟質の成形されたフォー
ムは、重要ないくつかの特徴を示す。このフォームは良
好な嵩安定性、通気安定性および剪断安定性を有する
が、このことはフォームがその内部にわたって小さく、
均一なセル構造を有することを意味する。これらのフォ
ームは良好な表面安定性もまた示す。この安定性はフォ
ームの外表面に隣接して微細なセルの層を有し、また寸
法安定性が良好である(つまり、鋳型から取り出したあ
とに収縮する傾向が小さい)ことによって規定される。
収縮の可能性がより少ないフォームは製造が一層容易で
あり、ポリウレタンの物理的一体性を弱めるおそれのあ
る機械的な圧壊の必要がより少なくまたスクラップおよ
び修理の割合がより低い。品質のより高級な非成形軟質
フォームは良好な嵩寸法安定性を主として必要とし、こ
の安定性がないと、フォームの崩壊またはひどい高密度
化を生じる。軟質フォームからの添加剤の放出を全般的
に減少することもまた望ましく、これは例えば、自動車
のフロントガラスの曇りの減少をもたらすことができる
からである。
【0004】製造装置および化学物質はフォームの質に
大きく作用するが、界面活性剤は嵩安定性、通気安定
性、剪断安定性、表面安定性および寸法安定性そしてま
たフォームの放出に対して直接的で顕著な影響を与える
ため、処方物の最も重要な成分であることが多い。
【0005】嵩安定性、剪断安定性、通気安定性、表面
安定性および寸法安定性を最適にするように処方物に関
する因子を選定するための化学的方針は従来、多くのポ
リウレタンフォームに適用する場合に成功している。鍵
になる因子には、界面活性剤および触媒の賢明な選定そ
してセル開放性ポリオールの包含が含まれる。
【0006】フォーム産業は現在、経費低減の問題に直
面しており、またフォームの物理的特性を維持しつつ、
一方では原料費および製造費を同時に低減することが求
められている。これへの対処法には、処方物中により多
くの水を含ませるかまたは液体二酸化炭素を注入するこ
とによりフォーム密度を低下させること、比較的高価な
グラフトコポリマーの量を低減すること、TDI/MD
Iの配合物を使用することそしてイソシアネートを末端
にもつプレポリマーを含ませることがある。これらの対
処法は全て特に、フォームの寸法安定性を維持するとい
う点で付随する添加剤に対してますます大きな課題を強
いている。
【0007】軟質ポリウレタンフォームを製造するため
に使用されるシリコーン界面活性剤は典型的に、ポリジ
メチルシロキサン(PDMS)液体および/またはシロ
キサンポリエーテルコポリマーのような有機変性された
PDMS液体である。高レジリエンス(HR)フォーム
を含めて軟質ポリウレタンフォーム中で使用されるPD
MSは一般に、鎖長DP(nがジメチルシロキサン単位
の数である場合、DP=n+2)が5〜20の範囲にあ
る、直鎖または分枝鎖の分別されたPDMSの混合物ま
たはこれの分配物である。
【0008】米国特許第4 139 503号には、特定
的なシロキサン成分を使用して高レジリエンスポリウレ
タンフォームを製造する方法が開示されている。DPが
7より小さい(n<5)ポリジメチルシロキサンは有効
でないが悪影響はなく、一方、DPが20より大きい
(n>18)PDMSは著しく好ましくない消泡効果ま
たは発泡防止効果を有することを教示している。米国特
許第4 139 503号に開示されている、広い範囲の
分子量をもつPDMS液体を使用するとフォームの開放
度が低下しまた収縮につながる。
【0009】米国特許第4 042 540号には、PD
MSを含めて、低分子量のある種の有機ポリシロキサン
の存在下での高弾性の柔らかいポリウレタンの製造が開
示されている。PDMSのDPは4〜12(n=2〜1
0)であるが、4〜10(n=2〜8)であるのが好ま
しく、また6〜8(n=4〜6)であるのが特に好まし
い。9より大きい(n>7)DPは、フォームが収縮す
る傾向の顕著な増大を生むので分子量のより大きいPD
MS化学種は極めて僅かな量でしか存在すべきでない。
分子量がより小さい生成物が混合物中に使用できること
には異論がない。米国特許第4 042 540号の実施
例4には、DPの範囲が5〜9(n=3〜7)であるP
DMSの混合物は非収縮性のフォームを与えるが、DP
の範囲が8〜14(n=6〜12)であるPDMSの混
合物は収縮を生じることが例証されている。米国特許第
4 042 540号にもまた、DPが8より小さい(n
<6)PDMSの分子量が単一な画分はフォームの収縮
を防止するのに異なる効能を有することを開示してい
る。
【0010】米国特許第4 347 330号には、ポリ
シロキサン−ポリオキシアルキレンコポリマー変性剤、
ポリメチルシロキサン変性剤、そしてポリオキシエチレ
ン基を含むポリエーテルポリオールセル変性剤からなる
三つのセル変性剤を使用することによる高レジリエンス
の、セル開放された軟質ポリウレタンフォームの製造が
開示されている。米国特許第5 633 292号には、
特定のポリシロキサンセル安定剤を使用する高レジリエ
ンスポリウレタンフォームの製造が開示されている。
【0011】有機変性されたかまたは有機官能性のPD
MSを軟質フォーム中に使用することを教示する文献は
多数ある。シリコーンが存在しない時に、得られるフォ
ームが崩壊する場合、処方物中にこの種類のシリコーン
界面活性剤が常に必要とされる。これらの構造は一般
に、フォームを安定化するが、劣悪な寸法安定性も引き
起こす。
【0012】
【発明の概要】本発明は、開放セル軟質ポリウレタンフ
ォームを製造するために単独でまたは有機変性されたP
DMS液体と組み合わせて使用されることができる分子
量分布の狭い特定のポリジメチルシロキサン(PDM
S)界面活性剤を含むセル安定剤組成物を提供する。P
DMSは直鎖または分枝鎖のいずれを有してもよい。
【0013】本発明は分子量分布が狭い特定のPDMS
界面活性剤を含む組成物を使用することによりポリウレ
タン軟質フォームを製造する方法である。この方法は触
媒組成物、膨張剤、好ましくは水、PDMS組成物そし
て場合によってはセル開放剤の存在下で有機ポリイソシ
アネートとポリオールとを反応させることからなる。P
DMSセル安定剤組成物は、式Me3Si(OSiMe2)
nOSiMe3 (式中、nは5〜7である)を有するポリ
ジメチルシロキサンを含み、この組成物はnが5、6お
よび7であるPDMSを少なくとも90重量%含み、こ
れらの三つのPDMS化学種の各々が少なくとも15重
量%存在する。従って、組成物を構成するPDMSの重
合の度合い(DP)または鎖の長さは、DPがn+2で
あるので7〜9である。
【0014】ポリウレタンフォームは、慣用の任意の軟
質ポリウレタンフォーム法または『疑似プレポリマー』
軟質ポリウレタンフォーム法を使用することにより製造
し得る。成形されたポリウレタン軟質フォームを製造す
るのに、DPが7〜9であるPDMSを少なくとも90
重量%含む特定のPDMSセル安定剤組成物を使用する
と、破壊するまでの力(FTC)の値が小さいことによ
って計測されるように、フォームの開放の程度を収縮の
防止に必要なものを越えて増大させる。所定のPDMS
組成物の使用によって改善されることができる軟質フォ
ームの追加的特性には、嵩安定性、表面安定性、通気安
定性および寸法安定性が含まれる。上記の利点は効率的
で実用的な分子量分布を有するPDMS化学種を含むP
DMS組成物から得られる。
【0015】
【発明の詳述】軟質フォームの製造に使用されるPDM
Sセル安定剤組成物は、式Me3Si(OSiMe2)n
SiMe3 (式中、nは5〜7である)を有するPDM
S分子を少なくとも90重量%、好ましくは少なくとも
95重量%含むが、ただしnが5、6および7である化
学種が各々少なくとも15重量%、好ましくは少なくと
も20重量%存在する。
【0016】本発明の目的のためにPDMSと機能的に
同等なものと考えられるのは、メチル基がC2〜C3の
アルキル基、アリール基、アルキルアリール基またはア
ルキルでキャップされたポリ(アルキレンオキシド)基
によって置換されている分子である。
【0017】nの値がより大きいおよびより小さいPD
MSがセル安定剤組成物中に存在し得るが、ただし、1
0重量%より少なく、好ましくは5重量%より少ないも
のとする。nの値が大きいと、破壊するまでの力の数値
が著しく大きくなる。つまり、フォームは開放度がより
小さく、より収縮する。nの値がより小さいと、PDM
S組成物のセル開放効率が低下する。5より小さいnの
値を排除することもまた、得られるPDMS組成物の揮
発度を低下させ、それによって自動車のインテリア用フ
ォームからの放出による風よけガラスの曇りを減少させ
るという可能性を有する。環状および分枝状のPDMS
もまた、好ましくは5重量%未満であるとはいえ、PD
MSセル安定剤組成物中に存在し得る。nが5〜7であ
るPDMSを含むPDMSセル安定剤組成物は、ポリオ
ール100重量部あたり0.01〜0.8重量部、好まし
くは0.05〜0.4重量部(pphpp)の量で使用さ
れる。
【0018】これらのPDMS界面活性剤組成物は、例
えば、参照によって本記載に加入されている米国特許第
4 042 540号で教示されている当該技術分野で周
知の技術によって製造されることができ、有機変性され
たPDMS例えばポリアルキレンエーテル官能基で変性
されたもののような、ポリウレタンフォームを製造する
ためのセル安定剤として周知である他のシリコーン界面
活性剤と、そして米国特許第5,192,812号および
第5,852,065号中で教示されているようなシリコ
ーンセル開放剤と場合によっては組み合わせて使用で
き、またこのような組み合わせた使用が好ましい。この
ように組み合わせて使用する場合、本発明のPDMS組
成物は、活性物質を基準としてシリコーン界面活性剤組
成物全体の約25〜95重量%、好ましくは約50〜9
5重量%を構成する。本発明のPDMS組成物の製造
は、7〜9のDP範囲をカバーする分子量分布の広いP
DMSをまず合成する。好ましい分布は次いで、米国特
許第4 042540号に教示されているように分別蒸
留によって得られる。
【0019】本発明のPDMS組成物はポリエーテルお
よびポリエステル軟質ポリウレタンフォームを技術上知
られた方法で製造するのに使用される。『軟質』フォー
ムには、板状フォームおよび成形フォーム、半軟質(半
硬質)のおよび高レジリエンス(HR)のフォームが技
術上知られでいるので、これらが含まれる。これらのP
DMS組成物を使用してポリウレタンフォームを製造す
る際には、1つまたはそれ以上のポリエーテルポリオー
ルまたはポリエステルポリオールがウレタン結合を与え
るようにポリイソシアネートと反応される。本発明にお
いては、ポリオール組成物はこのようなポリオールを1
つまたはそれ以上含む。
【0020】ポリウレタン組成物の成分として好適なポ
リオールの例はポリアルキレンエーテルポリオールおよ
びポリエステルポリオールである。ポリアルキレンエー
テルポリオールには、ジオールおよびトリオール、例え
ば特にエチレングリコール、プロピレングリコール、
1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、ペンタエ
リスリトール、グリセロール、ジグリセロール、トリメ
チロールプロパンおよび同様の低分子量のポリオールを
含む多水酸基化合物から誘導される末端ヒドロキシル基
を有するポリ(アルキレンオキシド)ポリマー例えばポ
リ(エチレンオキシド)のおよびポリ(プロピレンオキ
シド)のポリマーおよびコポリマーが含まれる。
【0021】本発明を実施するには、単一な高分子量ポ
リエーテルポリオールが使用できる。また、2官能性お
よび3官能性の物質の並びに/または分子量が異なるか
もしくは化学組成の異なる物質の混合物のような高分子
量のポリエーテルポリオールの混合物が使用される。有
用なポリエステルポリオールには、ジカルボン酸を過剰
のジオールと、例えばアジピン酸をエチレングリコール
またはブタンジオールと反応させることによりまたはラ
クトンを過剰のジオールと例えばカプロラクトンをプロ
ピレングリコールと反応させることにより生成されるも
のが含まれる。
【0022】マスターバッチまたは予備混合物は、ポリ
エーテルポリオールおよびポリエステルポリオールに加
えて、ポリマーポリオールをしばしば含有する。フォー
ムの耐変形性を増大するつまりフォームの負荷担持特性
を増大するために、軟質ポリウレタンフォーム中にポリ
マーポリオールが使用される。負荷担持性の改善を達成
するために異なる2種類のポリマーポリオールが現在使
用される。グラフトポリオールと称される第1の種類
は、ビニルモノマーがグラフト共重合されるトリオール
がらなる。スチレンおよびアクリロニトリルは通常選ば
れるモノマーである。第2の種類のポリ尿素で変性され
たポリオールは、ジアミンのTDIとの反応によって生
成されるポリ尿素分散体を含むポリオールである。TD
Iは過剰に使用されるので、TDIのあるものはポリオ
ールおよびポリ尿素の両方と反応する。この第2の種類
のポリマーポリオールには、ポリオール中でのTDIと
アルカノールアミンとのその場での重合によって生成さ
れるPIPAポリオールと称される変種がある。負荷担
持に関する要求に従って、ポリマーポリオールはマスタ
ーバッチのポリオール部分の4〜80%を占める。
【0023】ポリウレタン生成物は、例えばヘキサメチ
レンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネート、
トルエンジイソシアネート(TDI)および4,4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を含む技
術上周知の好適な任意の有機ポリイソシアネートを使用
して製造される。特に好適なのは、個別的な2,4−T
DIおよび2,6−TDIまたは市販で入手できるこれ
らの混合物として一緒になったものである。好適な他の
イソシアネートは、約60%の4,4′−ジフェニルメ
タンジイソシアネートを他の異性体ポリイソシアネート
および類似のより高級なポリイソシアネートとともに含
有し、PAPIとしても知られ、商業的には『粗MD
I』として知られるジイソシアネートの混合物である。
やはり好適なのは、ポリイソシアネートとポリエーテル
ポリオールまたはポリエステルポリオールとの予め部分
的に反応された混合物からなるこれらのポリイソシアネ
ートの『プレポリマー』である。
【0024】本発明はMDI、TDI、MDI/TDI
配合物によってつくられる軟質および半軟質の成形フォ
ーム並びに高レジリエンスの軟質スラブストックフォー
ムに適用できる。本発明で有用である好適なウレタン触
媒は、トリエチレンジアミン、N−メチルイミダゾー
ル、1,2−ジメチルイミダゾール、N−メチルモルホ
リン、N−エチルモルホリン、トリエチルアミン、トリ
ブチルアミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、ペ
ンタメチルジプロピレントリアミン、トリエタノールア
ミン、ジメチルエタノールアミンおよびビスジメチルア
ミノジエチルエーテル、のような第3アミン、そしてオ
クト酸第1錫、酢酸第1錫、オレイン酸第1錫、ラウリ
ン酸第1錫、ジブチル錫ジラウレート、および他のこの
ような錫塩のような有機錫を含む当業者にとって周知の
全ての触媒である。
【0025】ポリウレタンフォーム処方物中にある典型
的な他の剤には、エチレングリコールおよびブタンジオ
ールのような鎖延長剤;ジエタノールアミン、ジイソプ
ロパノールアミン、トリエタノールアミンおよびトリプ
ロパノールアミンのような架橋剤;シリコーンのような
セル開放剤;そして特に、水、液体二酸化炭素、アセト
ン、ペンタン、HFC、HCFC、CFC、塩化メチレ
ンなどのような膨張剤がある。
【0026】本発明に従ってつくられる好ましいポリウ
レタン軟質成形フォームは高レジリエンスフォームであ
る。本発明のPDMSセル安定剤組成物を含有する、密
度が1〜3.75 lb/ft3(16〜60kg/m3)である
一般のポリウレタン軟質フォーム処方物は、重量部(p
bw)基準で以下の成分を含む。
【0027】 軟質フォーム処方物 pbw ポリオール 20〜100 ポリマーポリオール 80〜0 PDMSセル安定剤 0.01〜0.8好ましくは0.05〜0.4 セル開放剤 0〜3 水 1〜6好ましくは2〜4.5 補助的な膨張剤 0〜10 架橋剤 0.5〜2 ウレタン触媒 0.3〜3 イソシアネート指数 70〜115
【0028】本発明では、成形された軟質フォームを製
造するために好ましい膨張剤は、ポリオール100部あ
たり1〜6部(pphpp)、特に2〜4.5pphppの水
であり場合によっては他の膨張剤を伴う。他の添加剤も
フォームに特定の性状を付与するために用いることがで
きる。例としては難燃剤、着色剤、充填剤および硬度調
節剤のような物質である。
【0029】本発明のポリウレタンフォームは、特に
『ワンショット』技術のような技術上知られた任意の製
造技術に従って製造されてよい。この方法によるとき、
発泡操作と同時にポリイソシアネートとポリオールとの
反応を実施することにより、発泡生成物が与えられる。
別な態様では、成形された軟質フォームは米国特許第5
708 045号および5 650 452号で教示され
るように『疑似プレポリマー法』によってつくられる。
いずれの場合でも、1つまたはそれ以上の膨張剤、ポリ
オール、水、および触媒組成物との予備混合物としてシ
リコーン界面活性剤(セル開放剤およびセル安定剤)の
反応混合物への添加がときには便利である。
【0030】フォーム処方物の様々な成分の相対的な量
の臨界的範囲は狭くないと理解すべきである。ポリオー
ルおよびポリイソシアネートはフォームを生成する処方
物中に大量に存在する。混合物中のこれらの2つの成分
の相対的な量は技術上周知である。膨張剤、触媒、そし
てシリコーン界面活性セル開放剤およびセル安定剤はそ
れぞれ、反応混合物を発泡するのに十分なだけ少量存在
する。触媒は接触量、つまりウレタンおよび尿素を妥当
な速度で生成するために反応を接触するのに必要な量存
在し、またPDMSセル安定剤界面活性剤は、所望の特
性を付与しまた反応するフォームを安定化するのに十分
な量、例えば0.01〜0.8pphpp存在する。
【0031】PDMSセル安定剤はMDI系中で使用さ
れるのが好ましく、またMDI製造機の操作に使用され
る時、使用量は0.03〜0.1pphpp活性物質の範囲
(活性物質100重量部あたり0.03〜0.1部の範
囲)にあり、好ましくは約0.05pphppである。TDI
をベースとする系では、追加的なシリコーンセル安定剤
は恐らく本発明のPDMSセル安定剤と組み合わされる
必要がある(実施例3参照)。典型的な製造において、
ポリオール、水、シリコーン界面活性剤、アミン触媒、
場合によっては錫触媒および場合によっては他の膨張剤
が一緒に配合され、最終的にTDIが混入され、組成物
が発泡、そして重合される。
【0032】実施例および表においては次の物質を使用
した。 LyondellのArcol1674(OH価=26.8) Air Products and Chemicals,Inc.(APCI)の DAB
CO 33-LV(R) APCIのDABCO(R) BL-11触媒 APCIのDABCO BL-17触媒 APCIのDABCO(R) DC 5043界面活性剤 APCIのPOLYCAT(R) 15触媒 Dow ChemicalのVoranol CP 1421セル開放ポリオール Dow ChemicalのVoranol 232-027ポリオール Dow ChemicalのXSS-84236ポリオール Dow ChemicalのXUS-16111ポリオール BayerのTDI 80/20 BayerのMondur MRS-5 MDI BayerのMondur TDI ICIのSuprasec X2447 MDI
【0033】実施例においては、重量部(pbw)表示
の成分を有する以下の軟質フォーム処方物A〜Cを使用
した。
【表1】
【0034】以下の実施例では秤量誤差を最小にするた
めに、担体としてのプロポキシル化ブタノール中の1〜
5%溶液としてシリコーン界面活性剤を導入した。式M
3Si(OSiMe2)nOSiMe3のPDMS組成物
(混合物1〜4)を使用した。ガスクロマトグラフィー
分析により測定されるこれらの組成は表1、3および5
に示す。0.2重量%より少なく存在するシリコーン化
学種は表示せず、またそれ以外の百分率はそれらの合計
が100%となるように正規化されている。
【0035】実施例1 処方物Aを、表1に示すPDMS混合物1および2を使
用して一緒に反応させて軟質のポリウレタンフォームパ
ッドをつくった。
【表2】
【0036】Krauss Maffeiの本格的規模のフォーム製
造機で実験を行った。MDIを除いた成分をすべて予備
混合しそして機械の分離タンク中に入れた。これらの化
学物質を型通りに循環させ、25℃に保った。60℃に
温度調節された16.1dm3の鋳型を使用した。最終的な
フォームパッドが総体的な密度55kg/m3を有するの
に十分な量の反応混合物を用いた。5分してフォームを
鋳型から取り出し、フォームをその初めの幅の50%に
圧壊することにより、鋳型から取り出して45秒後、初
期の圧壊までの力(FTC)について試験した。圧壊す
るまでの力(FTC)は、50平方インチ(323c
m2)の表面積を有する試験板を使用して、絶対ポンド
(ニュートン)で測定した。
【0037】PDMS混合物の使用水準および対応する
FTCの結果を表2に示す。
【表3】
【0038】このデータは0.05部のPDMS混合物
1からなるPDMS流体の分配はFTCをPDMS混合
物2の0.05部よりも低下させたときに、顕著により
効率的であることを示す。このデータは、軟質成形フォ
ーム中のPDMS混合物1の量を増加させるとフォーム
の緊密度が増大せずまた達成可能なセル開放の最大の度
合いに関してプラトーに到達することもまた示す。
【0039】実施例2 表3に示すPDMS混合物1および3を使用して処方物
Bを一緒に反応させて、軟質ポリウレタンフォームパッ
ドを製造した。
【表4】
【0040】当業者にとってなじみのある手による混合
の技術を用いてフォームを製造した。最初にアミン触
媒、ジエタノールアミンおよび水の予備混合物をつく
り、わきに置いた。界面活性剤とポリオールとを1.9
リットルのカップに入れ、6000rpmで25秒間混合
した。次いで、アミンの予備混合物をカップに加え、そ
して内容物を20秒間追加的に混合した。MDIを添加
し、カップ内の内容物の残りと最後の5秒間混合した。
最後に、温度が52℃に調節された9.44dm3の鋳型中
に反応混合物を注入した。最終的なフォームパッドの総
体的な密度が45kg/m3を有するように、十分な量の
反応混合物を使用した。355秒後にフォームを鋳型か
ら取り出し、鋳型から取り出して45秒後初期のFTC
について試験した。圧壊された、十分に硬化されたフォ
ームパッドについて空気流を測定した。より大きい値は
より開放したフォームを示す。結果を表4に示す。
【0041】
【表5】
【0042】このデータは、フォーム処方物B中にPD
MS混合物3を含ませると、PDMS混合物1でつくら
れる対応するフォームに比べて初期のFTCがより大き
くまた空気流がより少ないフォームが生成したことを示
す。この結果はnが8またはそれ以上の化学種の量を、
nが5である化学種に代えて増加すると得られるフォー
ムにマイナスの影響が及んだことを示す。
【0043】実施例3 表5に示すPDMS混合物1および4を使用して処方物
Cを一緒に反応させて軟質ポリウレタンフォームパッド
をつくった。
【表6】
【0044】実施例2の記載と同様の手で混合する技術
を用いてフォームをつくった。温度が70℃に調節され
た9.44dm3の鋳型中に反応混合物を注入した。最終的
なフォームパッドの総体的な密度が40kg/m3を有す
るように、十分な量の反応混合物を使用した。275秒
後にフォームを鋳型から取り出し、45秒後に圧壊し
た。結果を表6に示す。
【0045】
【表7】
【0046】シリコーン界面活性剤を全く含まないフォ
ームは受け入れることができないほど低い表面品質評点
1を有した。Dabco DC 5043有機変性PDMS液体は表
面品質を改善するが、同時にFTCを著しく増大させ、
空気流値を低下させた。操作4および5はPDMS混合
物1および4はともに表面品質を改善したが、混合物1
のみがFTCを増大させず同時に空気流を減少すること
なくこの改善を果たした。操作6および7は、DC 5
043有機変性PDMSと組み合わせて使用される時、
PDMS混合物1のみが圧壊までの力を減少することを
例証した。
【0047】非収縮性の軟質フォームをつくるためにP
DMS液体(つまり構造Iでnが8またはそれ以上であ
るもの)中に通常存在する分子量のより大きい成分を除
去することの利点は知られているが、本発明の独特な点
は、PDMS液体(つまりnが4またはそれ以下である
もの)中に存在する分子量のより小さい成分を最小にす
ると、軟質フォーム中に使用される時、FTCによって
測定されるようにそのセル開放効率も著しく増大される
ことである。nが5、6および7である分子量分布のP
DMS液体を含む組成物を製造することが経済的には実
用性がある。市販で入手できる他のPDMS液体に優る
この高められた効率は、界面活性剤の配合物に顕著な経
費節減をもたらす。これは、このような配合物のPDM
S液体部分が典型的に最も高価な成分の1つであり、全
配合物に関してより少ない百分率で配合することができ
るであろうからである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケヴィン・フランシス・マンスフィールド アメリカ合衆国ペンシルベニア州19438. ハーレーズヴィル.ワンリンデンウェイ (72)発明者 デイヴィッド・ロバート・バティス アメリカ合衆国ミシガン州48651.プルー デンヴィル.ポーニートレイル103 (72)発明者 アレン・ロバート・アーノルド・ジュニア アメリカ合衆国ペンシルベニア州18032. カタソークワ.エドワードレーン263 (72)発明者 シュテファン・ヘルマン・ヴェンデル ドイツ連邦共和国デー−23758オルデンブ ルク.ヴァイスマーラー19 (72)発明者 ジョン・ハーバート・フレイ アメリカ合衆国ペンシルベニア州18106. アレンタウン.フィールドストーンストリ ート1627

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウレタン触媒、膨張剤としての水、場合
    によってはセル開放剤、そして式 Me3Si(OSiMe2)nOSiMe3 (式中、nは5〜7である)を有するポリジメチルシロ
    キサン分子を少なくとも90重量%含むポリジメチルシ
    ロキサンセル安定剤組成物の存在下で,有機ポリイソシ
    アネートをポリオールと反応させることからなり,nが
    5、6および7である3つの分子の各々が少なくとも1
    5重量%存在するポリウレタン軟質フォームの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 ポリジメチルシロキサン組成物が、nが
    5〜7であるポリジメチルシロキサンを少なくとも95
    重量%含有する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ポリジメチルシロキサン組成物が、nが
    5〜7であるポリジメチルシロキサンをそれぞれ少なく
    とも20重量%含有する請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 ポリジメチルシロキサン組成物がポリオ
    ール100部あたり0.01〜0.8部の量で使用される
    請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 ポリジメチルシロキサン組成物が、nが
    5〜7であるポリジメチルシロキサンを少なくとも95
    重量%含有する請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 ポリジメチルシロキサン組成物が、nが
    5〜7であるポリジメチルシロキサンをそれぞれ少なく
    とも20重量%含有する請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 ポリジメチルシロキサン組成物が、nが
    5〜7であるポリジメチルシロキサンをそれぞれ少なく
    とも20重量%含有する請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 ポリジメチルシロキサン組成物がポリオ
    ール100部あたり0.03〜0.1部の量で使用され、
    またポリイソシアネートがジフェニルメタンジイソシア
    ネートである請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 ポリジメチルシロキサン組成物がポリオ
    ール100部あたり約0.05部の量で使用される請求
    項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 ポリジメチルシロキサンセル安定剤組
    成物が、有機変性されたポリジメチルシロキサンまたは
    シリコーンセル開放剤と組み合わせて使用される請求項
    1記載の方法。
  11. 【請求項11】 重量部(pbw)単位の以下の成分 ポリオール 20〜100 ポリマーポリオール 80〜0 シリコーン界面活性剤セル安定剤 0.01〜0.8 セル開放剤 0〜3 水 1〜6 補助的な膨張剤 0〜10 架橋剤 0.5〜2 ウレタン触媒 0.3〜3 イソシアネート指数 70〜115 を混合することによりつくられ、シリコーン界面活性剤
    セル安定剤が、式 Me3Si(OSiMe2)nOSiMe3 (式中、nは5〜7である)を有するポリジメチルシロ
    キサン分子を少なくとも90重量%含むポリジメチルシ
    ロキサン組成物であり、nが5、6および7である3つ
    の分子の各々が少なくとも15重量%存在する、成形さ
    れたポリウレタン軟質フォーム組成物。
  12. 【請求項12】 ポリジメチルシロキサン組成物が、n
    が5〜7であるポリジメチルシロキサンを少なくとも9
    5重量%含む請求項11記載のフォーム組成物。
  13. 【請求項13】 ポリジメチルシロキサン組成物が、n
    が5〜7であるポリジメチルシロキサンの各々を少なく
    とも20重量%含む請求項11記載のフォーム組成物。
  14. 【請求項14】 ポリジメチルシロキサン組成物がポリ
    オール100部あたり0.05〜0.4部の量で使用され
    る請求項11記載のフォーム組成物。
  15. 【請求項15】 ポリジメチルシロキサン組成物が、n
    が5〜7であるポリジメチルシロキサンを少なくとも9
    5重量%含む請求項14記載のフォーム組成物。
  16. 【請求項16】 ポリジメチルシロキサン組成物が、n
    が5〜7であるポリジメチルシロキサンの各々を少なく
    とも20重量%含む請求項14記載のフォーム組成物。
  17. 【請求項17】 ポリジメチルシロキサン組成物が、n
    が5〜7であるポリジメチルシロキサンの各々を少なく
    とも20重量%含む請求項15記載のフォーム組成物。
  18. 【請求項18】 ポリジメチルシロキサン組成物がポリ
    オール100部あたり0.03〜0.1部の量で使用さ
    れ、ポリイソシアネートがジフェニルメタンジイソシア
    ネートである請求項11記載のフォーム組成物。
  19. 【請求項19】 ポリジメチルシロキサン組成物がポリ
    オール100部あたり約0.05部の量で使用される請
    求項18記載のフォーム組成物。
  20. 【請求項20】 ポリジメチルシロキサンセル安定剤組
    成物が、有機変性されたポリジメチルシロキサンまたは
    シリコーンセル開放剤と組み合わせて使用される請求項
    11記載のフォーム組成物。
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