JP3193036B2 - データ伝送装置 - Google Patents
データ伝送装置Info
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- JP3193036B2 JP3193036B2 JP16264990A JP16264990A JP3193036B2 JP 3193036 B2 JP3193036 B2 JP 3193036B2 JP 16264990 A JP16264990 A JP 16264990A JP 16264990 A JP16264990 A JP 16264990A JP 3193036 B2 JP3193036 B2 JP 3193036B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、送受信するデータ信号を補正する複数の等
化器回路を備えたデータ伝送装置に関する。
化器回路を備えたデータ伝送装置に関する。
[従来の技術] 例えばファクシミリ装置のように、モデムを使用し電
話回線を介してデジタル情報を伝送するデータ伝送装置
がよく知られている。
話回線を介してデジタル情報を伝送するデータ伝送装置
がよく知られている。
一般に、信号が通信回線を経由するとその回線特性に
応じた各種のひずみが発生するため、上記装置で使用す
るモデムには、受信信号のひずみを補正する等化器が備
えられている。
応じた各種のひずみが発生するため、上記装置で使用す
るモデムには、受信信号のひずみを補正する等化器が備
えられている。
この等化器には、補正特性が固定的に設定されている
固定等化器と、受信信号のひずみに応じて補正の程度を
変える自動等化器とがある。
固定等化器と、受信信号のひずみに応じて補正の程度を
変える自動等化器とがある。
また、受信信号を補正する上記のような受信側等化器
のほかに、送信信号を予め回線特性に応じて補正してお
く送信側等化器もよく知られている。
のほかに、送信信号を予め回線特性に応じて補正してお
く送信側等化器もよく知られている。
ファクシミリ装置のモデムには、このような送信側等
化器と共に、受信側に自動等化器が備えられているもの
が多い。
化器と共に、受信側に自動等化器が備えられているもの
が多い。
ところで、さまざまな大きさや特性の受信信号のひず
みに対して、1つの自動等化器で補正するのは不可能で
ある。このため、各種回路定数や回路方式により補正特
性を変えた複数の受信側自動等化器および送信側等化器
を備えたモデムがよく知られている。
みに対して、1つの自動等化器で補正するのは不可能で
ある。このため、各種回路定数や回路方式により補正特
性を変えた複数の受信側自動等化器および送信側等化器
を備えたモデムがよく知られている。
このような装置では、受信側,送信側それぞれ複数の
等化器の内、標準的な1つをそれぞれ使用するように初
期設定している。そして、ユーザが実際に各相手先と通
信を行なってみて、通信エラーなど不都合が多発する場
合に、サービスマンが、別の等化器を使用するように切
換設定している。
等化器の内、標準的な1つをそれぞれ使用するように初
期設定している。そして、ユーザが実際に各相手先と通
信を行なってみて、通信エラーなど不都合が多発する場
合に、サービスマンが、別の等化器を使用するように切
換設定している。
[発明が解決しようとする課題] ところで、例えば、ファクシミリ装置の場合、市内通
信のように通信相手先が距離的に近い場合と、海外通信
のように非常に遠い場合とがある。この2つの場合、電
話回線の特性も大きく異なるため、上記のように1つの
等化器を固定的に設定すると、一方で良好な通信が行な
えても、他方で通信エラーが発生したテータ伝送速度が
低く設定されて通信時間がかかるというような不都合が
発生していた。
信のように通信相手先が距離的に近い場合と、海外通信
のように非常に遠い場合とがある。この2つの場合、電
話回線の特性も大きく異なるため、上記のように1つの
等化器を固定的に設定すると、一方で良好な通信が行な
えても、他方で通信エラーが発生したテータ伝送速度が
低く設定されて通信時間がかかるというような不都合が
発生していた。
本発明は、上記の不都合を解消し、各通信相手先に対
して常に良好な通信を行なうことができるデータ伝送装
置を提供することを目的とする。
して常に良好な通信を行なうことができるデータ伝送装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 各相手先にデータ信号を送信する際に前記複数の各等
化器を予め定められた所定回数ずつ使用すると共に、各
相手先毎に前記各等化器を使用した際にどのデータ伝送
速度が何回設定されたかを集計する集計手段と、前記集
計手段で集計された情報に基づいて各相手先毎に使用す
べき等化器を特定する等化器特定手段とを備え、各相手
先にデータ信号を送信する際に、前記等化器特定手段に
より等化器の特定された相手先に対しては、当該等化器
を使用してデータ信号を送信することを特徴とする。
化器を予め定められた所定回数ずつ使用すると共に、各
相手先毎に前記各等化器を使用した際にどのデータ伝送
速度が何回設定されたかを集計する集計手段と、前記集
計手段で集計された情報に基づいて各相手先毎に使用す
べき等化器を特定する等化器特定手段とを備え、各相手
先にデータ信号を送信する際に、前記等化器特定手段に
より等化器の特定された相手先に対しては、当該等化器
を使用してデータ信号を送信することを特徴とする。
また、各相手先からデータ信号を受信する際に前記複
数の各等化器を予め定められた所定回数ずつ使用すると
共に、各相手先毎に前記各等化器を使用した際にどのデ
ータ伝送速度が何回設定されたかを集計する集計手段
と、前記集計手段で集計された情報に基づいて各相手先
毎に使用すべき等化器を特定する等化器特定手段とを備
え、各相手先からデータ信号を受信する際に、前記等化
器特定手段により等化器の特定された相手先に対して
は、当該等化器を使用してデータ信号を受信することを
特徴とする。
数の各等化器を予め定められた所定回数ずつ使用すると
共に、各相手先毎に前記各等化器を使用した際にどのデ
ータ伝送速度が何回設定されたかを集計する集計手段
と、前記集計手段で集計された情報に基づいて各相手先
毎に使用すべき等化器を特定する等化器特定手段とを備
え、各相手先からデータ信号を受信する際に、前記等化
器特定手段により等化器の特定された相手先に対して
は、当該等化器を使用してデータ信号を受信することを
特徴とする。
[作用] 同一相手先と通信する場合、日時は違ってもそのとき
の回線特性はほぼ同一傾向を示すことが経験的に知られ
ている。従って、上記のように特定した1つの等化器
は、その相手先との回線特性に適応したものと考えられ
る。
の回線特性はほぼ同一傾向を示すことが経験的に知られ
ている。従って、上記のように特定した1つの等化器
は、その相手先との回線特性に適応したものと考えられ
る。
これにより、各通信相先に対して常に良好な通信を行
なうことができるようになる。
なうことができるようになる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置
のブロック構成図を示したものである。図において、ス
キャナ1は原稿画像を読み取って画情報を取り出すもの
で、プロッタ2は画像を記録紙に1ラインずつ記録する
ものである。
のブロック構成図を示したものである。図において、ス
キャナ1は原稿画像を読み取って画情報を取り出すもの
で、プロッタ2は画像を記録紙に1ラインずつ記録する
ものである。
符号化復号化部3は、送信する画情報を符号化により
データ圧縮する一方、受信した画情報を復号化して元の
画情報を再生するものである。システムメモリ4は、装
置動作に必要な各種データを格納するものである。
データ圧縮する一方、受信した画情報を復号化して元の
画情報を再生するものである。システムメモリ4は、装
置動作に必要な各種データを格納するものである。
モデム5は、画情報を音声帯域のデータ信号に変調し
て出力したり、受信したデータ信号を画情報に復調した
りする一方、伝送制御のための各種手順信号を入出力す
るものである。このモデム5のデータ伝送其度は、2400
bps〜9600bpsまで4種で、通信開始時のモデムトレーニ
ングでその内の1つが選択される。
て出力したり、受信したデータ信号を画情報に復調した
りする一方、伝送制御のための各種手順信号を入出力す
るものである。このモデム5のデータ伝送其度は、2400
bps〜9600bpsまで4種で、通信開始時のモデムトレーニ
ングでその内の1つが選択される。
通信制御部6は、送信するデータ信号を回線特性に応
じて補正して所定の信号レベルで送信する一方、受信す
るデータ信号を増幅してひずみを補正して取り出すもの
である。網制御装置7は、電話回線が接続され、発着信
時に所定の回線制御を行なうものである。
じて補正して所定の信号レベルで送信する一方、受信す
るデータ信号を増幅してひずみを補正して取り出すもの
である。網制御装置7は、電話回線が接続され、発着信
時に所定の回線制御を行なうものである。
操作表示部8は、装置が動作状態を表示する一方、オ
ペレータが各種操作を行なうものである。システム制御
部9は、上記各部を制御するマイクロコンピュータであ
り、システムバス10は、上記各部相互間で各種制御信号
やデータをやり取りする信号ラインである。
ペレータが各種操作を行なうものである。システム制御
部9は、上記各部を制御するマイクロコンピュータであ
り、システムバス10は、上記各部相互間で各種制御信号
やデータをやり取りする信号ラインである。
第2図は、モデム5,通信制御部6および網制御装置7
の概略回路構成図を示している。
の概略回路構成図を示している。
電話回線からの受信信号は、網制御装置7内のハイブ
リッドトランス7aを介して、アンプ6aに入力されてい
る。アンプ6aは、受信信号を増幅すると共に不要帯域信
号を除去するもので、その出力は、受信側等化器6bに入
力されている。
リッドトランス7aを介して、アンプ6aに入力されてい
る。アンプ6aは、受信信号を増幅すると共に不要帯域信
号を除去するもので、その出力は、受信側等化器6bに入
力されている。
受信側等化器6bは、受信信号のひずみを検出してその
大きさに応じた信号補正を行なう自動等化器であり、回
路定数や回路方式により補正特性が異なる4つの回路#
1〜#4を有している。
大きさに応じた信号補正を行なう自動等化器であり、回
路定数や回路方式により補正特性が異なる4つの回路#
1〜#4を有している。
各回路#1〜#4の出力は、切換回路6cの各切換端子
にいそれぞれ入力され、そのコモン端子から出力される
信号が受信信号SDとしてモデム5に入力されている。
にいそれぞれ入力され、そのコモン端子から出力される
信号が受信信号SDとしてモデム5に入力されている。
モデム5から出力されるデータ信号SDは、切換回路6d
のコモン端子に入力され、その4つの切換端子からの各
出力は、送信側等化器6eにそれぞれ入力されている。
のコモン端子に入力され、その4つの切換端子からの各
出力は、送信側等化器6eにそれぞれ入力されている。
送信側等化器6eは、上記データ信号SDを回線特性に応
じて補正するものであり、上記と同様に、回路定数や回
路方式により補正特性が異なる4つの回路#1〜#4を
有し、上記切換回路6dの各出力がそれぞれ入力されてい
る。
じて補正するものであり、上記と同様に、回路定数や回
路方式により補正特性が異なる4つの回路#1〜#4を
有し、上記切換回路6dの各出力がそれぞれ入力されてい
る。
送信側等化器6eの出力は、アンプ6fに入力されてい
る。アンプ6fは、入力信号を不要帯域信号を除去すると
共に所定のレベルに増幅するものである。その出力は網
制御装置7のハイブリッドトランス7aに入力され、網制
御装置7を介して回線に送信されているようになってい
る。
る。アンプ6fは、入力信号を不要帯域信号を除去すると
共に所定のレベルに増幅するものである。その出力は網
制御装置7のハイブリッドトランス7aに入力され、網制
御装置7を介して回線に送信されているようになってい
る。
システムメモリ4内には、第3図に示すように、各通
信相手先に対応するT1〜Tnまでの情報テーブルTが形成
されている。各情報テーブルTには、電話番号の桁数分
の電話番号エリアaと、40バイト分の通信履歴エリアb
と、1バイトの等化器回路番号エリアcとが形成されて
いる。
信相手先に対応するT1〜Tnまでの情報テーブルTが形成
されている。各情報テーブルTには、電話番号の桁数分
の電話番号エリアaと、40バイト分の通信履歴エリアb
と、1バイトの等化器回路番号エリアcとが形成されて
いる。
以上の構成で、本実施例のファクシミリ装置は、通常
のファクシミリ装置と同様に、オペレータの発信操作に
より相手先に発呼して送信動作を実行する一方、着信し
た場合には、自動応答して受信動作を実行する。
のファクシミリ装置と同様に、オペレータの発信操作に
より相手先に発呼して送信動作を実行する一方、着信し
た場合には、自動応答して受信動作を実行する。
本実施例のファクシミリ装置は、第4図に示すよう
に、このような通信動作を開始すると(処理101)、ま
ず、その開始した処理が送信であるか受信できるかを判
別する(処理102)。ここで、送信の場合には(処理102
のY)、発信した相手先の電話番号を識別する。そし
て、システムメモリ4内の対応する情報テーブルTの電
話番号エリアaに、その電話番号が格納されていない場
合には、その相手先電話番号を格納しておく(処理10
3)。一方、受信の場合には(処理102のN)、伝送制御
手順で相手先から受信するTSI信号のデータを読み取っ
て、そのデータ内にセットされている相手先電話番号を
識別する。そして、上記同様に必要により情報テーブル
Tに格納する(処理104)。
に、このような通信動作を開始すると(処理101)、ま
ず、その開始した処理が送信であるか受信できるかを判
別する(処理102)。ここで、送信の場合には(処理102
のY)、発信した相手先の電話番号を識別する。そし
て、システムメモリ4内の対応する情報テーブルTの電
話番号エリアaに、その電話番号が格納されていない場
合には、その相手先電話番号を格納しておく(処理10
3)。一方、受信の場合には(処理102のN)、伝送制御
手順で相手先から受信するTSI信号のデータを読み取っ
て、そのデータ内にセットされている相手先電話番号を
識別する。そして、上記同様に必要により情報テーブル
Tに格納する(処理104)。
ところで、本実施例のファクシミリ装置は、各通信相
手先別に、受信側等化器6bおよび送信側等化器6e内の各
回路#1〜#4の内、どれを使用すべきかを特定する機
能を有している。そして、特定された場合、その結果が
前記情報テーブルTの等化器回路番号エリアcに格納さ
れるようになっている。
手先別に、受信側等化器6bおよび送信側等化器6e内の各
回路#1〜#4の内、どれを使用すべきかを特定する機
能を有している。そして、特定された場合、その結果が
前記情報テーブルTの等化器回路番号エリアcに格納さ
れるようになっている。
ファクシミリ装置は、上記処理104の後、その情報テ
ーブルTの等化器回路番号エリアcの格納情報をチェッ
クする(処理105)。ここで、特定した等化器回路番号
が格納されていない場合(処理105のN)、1つの等化
器回路を選択する。すなわち、本実施例では、1つの相
手先に対して行なう1回目から40回目まで送信処理の際
には、送信側等化器6e内の回路#1〜#4の1つずつを
10回ずつ使用して行なうようにしている。また、同様
に、1つの相手先に対して行なう1回目から40回目まで
受信処理の際には、受信側等化器6b内の回路#1〜#4
の1つずつを10回ずつ使用して行なうようにしている。
ーブルTの等化器回路番号エリアcの格納情報をチェッ
クする(処理105)。ここで、特定した等化器回路番号
が格納されていない場合(処理105のN)、1つの等化
器回路を選択する。すなわち、本実施例では、1つの相
手先に対して行なう1回目から40回目まで送信処理の際
には、送信側等化器6e内の回路#1〜#4の1つずつを
10回ずつ使用して行なうようにしている。また、同様
に、1つの相手先に対して行なう1回目から40回目まで
受信処理の際には、受信側等化器6b内の回路#1〜#4
の1つずつを10回ずつ使用して行なうようにしている。
この手順に従って、送信側等化器6eまたは受信側等化
器6b内において、まだ10回使用していない1つの回路#
iを切換回路6cまたは6bによりそれぞれ選択する(処理
106)。なお、送信時の送信側等化器6bおよび受信時の
送信側等化器6eについては任意の1つを選択する。
器6b内において、まだ10回使用していない1つの回路#
iを切換回路6cまたは6bによりそれぞれ選択する(処理
106)。なお、送信時の送信側等化器6bおよび受信時の
送信側等化器6eについては任意の1つを選択する。
次いで、既知手順で相手先との間でモデムトレーニン
グを実行し、画情報のデータ伝送速度を決定する(処理
107)。
グを実行し、画情報のデータ伝送速度を決定する(処理
107)。
この後、第5図に示すように、送信処理の場合には、
決定したデータ伝送速度を第0,1ビットで示すと共に、
送信側等化器6e内の選択した回路#1〜#4を第2,3ビ
ットで示す4ビットの送信動作履歴データを作成する。
また、受信処理の場合、第4,5ビットでデータ伝送速度
を示すと共に、第6,7ビットで受信側等化器6bの回路#
1〜#4を示す4ビットの受信履歴データを作成する。
作成した送信または受信動作履歴データを情報テーブル
Tの通信履歴エリアbに格納して記憶する(処理10
8)。
決定したデータ伝送速度を第0,1ビットで示すと共に、
送信側等化器6e内の選択した回路#1〜#4を第2,3ビ
ットで示す4ビットの送信動作履歴データを作成する。
また、受信処理の場合、第4,5ビットでデータ伝送速度
を示すと共に、第6,7ビットで受信側等化器6bの回路#
1〜#4を示す4ビットの受信履歴データを作成する。
作成した送信または受信動作履歴データを情報テーブル
Tの通信履歴エリアbに格納して記憶する(処理10
8)。
次に、その相手先に対して、前記したように送受信そ
れぞれ40回ずつの規定回数の通信を完了したかどうか判
別する(処理109)。ここで、その規定回数に満たない
場合(処理109のN)、直ちに所定の通信を実行する
(処理110)。
れぞれ40回ずつの規定回数の通信を完了したかどうか判
別する(処理109)。ここで、その規定回数に満たない
場合(処理109のN)、直ちに所定の通信を実行する
(処理110)。
各相手先との通信を行なうごとに、以上のように対応
する情報テーブルTの通信履歴エリアbに通信動作履歴
データを格納する。このようにして、1つの相手先に対
して送受信それぞれ40回ずつの通信が完了した場合(処
理109のY)、情報テーブルTの通信履歴エリアbの格
納情報を読み出す。そして、第6図に示すように、ま
ず、送信動作について、送信側等化器6eの各回路#1〜
#4を使用した際にどのデータ伝送速度が何回設定され
たかを集計する。この集計結果から、例えば最もデータ
伝送速度が高く、かつ設定回数の多い送信側等化器6eの
1つの回路#iをその相手先送信用の等化器回路として
特定する。
する情報テーブルTの通信履歴エリアbに通信動作履歴
データを格納する。このようにして、1つの相手先に対
して送受信それぞれ40回ずつの通信が完了した場合(処
理109のY)、情報テーブルTの通信履歴エリアbの格
納情報を読み出す。そして、第6図に示すように、ま
ず、送信動作について、送信側等化器6eの各回路#1〜
#4を使用した際にどのデータ伝送速度が何回設定され
たかを集計する。この集計結果から、例えば最もデータ
伝送速度が高く、かつ設定回数の多い送信側等化器6eの
1つの回路#iをその相手先送信用の等化器回路として
特定する。
同様に、受信処理について、受信側等化器6bの1つの
回路#iをその相手先受信用の等化器回路番号として特
定する。これらの等化器回路の特定結果を、例えば、第
5図のようなデータ様式で情報テーブルTの等化器回路
番号エリアcに格納する(処理111)。
回路#iをその相手先受信用の等化器回路番号として特
定する。これらの等化器回路の特定結果を、例えば、第
5図のようなデータ様式で情報テーブルTの等化器回路
番号エリアcに格納する(処理111)。
この後、相手先と通信を開始した際、等化器回路番号
エリアcに上記等化器回路番号が格納されていた場合
(処理105のY)、その指定に従って受信側等化器6bま
たは送信側等化器6eの1つの回路#iを選択する(処理
112)。そして、通常どおりモデムトレーニングを実行
して(処理113)、所定の通信動作を実行する(処理11
0)。
エリアcに上記等化器回路番号が格納されていた場合
(処理105のY)、その指定に従って受信側等化器6bま
たは送信側等化器6eの1つの回路#iを選択する(処理
112)。そして、通常どおりモデムトレーニングを実行
して(処理113)、所定の通信動作を実行する(処理11
0)。
以上のように、本実施例では、各宛先ごとに受信側等
化器6bおよび送信側等化器6eの各回路#1〜#4をそれ
ぞれ一定回数使用し、各相手先との通信において、通信
状態が最良であった1つの回路#iを特定して使用する
ようにしている。
化器6bおよび送信側等化器6eの各回路#1〜#4をそれ
ぞれ一定回数使用し、各相手先との通信において、通信
状態が最良であった1つの回路#iを特定して使用する
ようにしている。
同一相手先と通信する場合、日時は違ってもそのとき
の回線特性はほぼ同一傾向を示すことが経験的に知られ
ている。従って、上記のように設定した等化器回路は、
その相手先との通信時で使用される回線に適応したもの
と考えられる。
の回線特性はほぼ同一傾向を示すことが経験的に知られ
ている。従って、上記のように設定した等化器回路は、
その相手先との通信時で使用される回線に適応したもの
と考えられる。
これにより、各通信相手先に対して常に良好な通信を
行なうことができるようになる。
行なうことができるようになる。
なお、以上の実施例では、通信状態の良否を各通信で
設定されたデータ伝送速度により判断するようにした
が、等化器回路の動作信号を検知するなど、他の方法で
判断することもできる。
設定されたデータ伝送速度により判断するようにした
が、等化器回路の動作信号を検知するなど、他の方法で
判断することもできる。
また、実際に各相手先と原稿画像を送受信する際に、
受信側等化器6bおよび送信側等化器6eの各回路#1〜#
4をそれぞれ一定回数ずつ使用してみるようにしたが、
装置の設置時や任意の時点で、試験通信として、その動
作をまとめて実行するようにしてもよい。
受信側等化器6bおよび送信側等化器6eの各回路#1〜#
4をそれぞれ一定回数ずつ使用してみるようにしたが、
装置の設置時や任意の時点で、試験通信として、その動
作をまとめて実行するようにしてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、1つの相手先毎に、複数ある等化器
の全てについて所定回数ずつ通信を実行した後、どのデ
ータ伝送速度が何回設定されたかその結果を比較して当
該相手先に対する最適等化器を特定し、その等化器に固
定するようにしている結果、以後、等化器を選択する処
理が不要になり通信時間の短縮が可能となると共に、常
に最適な等化器を使用し、効率よくデータ伝送を行うこ
とができるようになる。
の全てについて所定回数ずつ通信を実行した後、どのデ
ータ伝送速度が何回設定されたかその結果を比較して当
該相手先に対する最適等化器を特定し、その等化器に固
定するようにしている結果、以後、等化器を選択する処
理が不要になり通信時間の短縮が可能となると共に、常
に最適な等化器を使用し、効率よくデータ伝送を行うこ
とができるようになる。
第1図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図、第2図はモデム,通信制御部および網制
御装置の概略回路構成図、第3図は情報テーブルの構成
を示す説明図、第4図は通信処理の動作フローチャー
ト、第5図は通信履歴情報のデータ構成図、第6図は通
信履歴の集計結果の一例を示す説明図である。 1……スキャナ、2……プロッタ、3……符号化復号化
部、4……システムメモリ、5……モデム、6……通信
制御部、6b……受信側等化器、6d,6c……切換回路、6e
……送信側等化器、7……網制御装置、9……システム
制御部,#1,#2,#3,#4……等化器回路。
ロック構成図、第2図はモデム,通信制御部および網制
御装置の概略回路構成図、第3図は情報テーブルの構成
を示す説明図、第4図は通信処理の動作フローチャー
ト、第5図は通信履歴情報のデータ構成図、第6図は通
信履歴の集計結果の一例を示す説明図である。 1……スキャナ、2……プロッタ、3……符号化復号化
部、4……システムメモリ、5……モデム、6……通信
制御部、6b……受信側等化器、6d,6c……切換回路、6e
……送信側等化器、7……網制御装置、9……システム
制御部,#1,#2,#3,#4……等化器回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 3/00 - 3/44 H04N 1/32 - 1/44
Claims (2)
- 【請求項1】送信データを伝送するデータ信号に変調す
る変調手段と、前記データ信号を各種回線特性に応じて
補正する互いに補正特性が異なる複数の等化器と、前記
複数の等化器の内の1つを使用して前記データ信号を補
正し回線を介して相手先に送信する送信手段とを備えた
データ伝送装置であって、 各相手先にデータ信号を送信する際に前記複数の各等化
器を予め定められた所定回数ずつ使用すると共に、各相
手先毎に前記各等化器を使用した際にどのデータ伝送速
度が何回設定されたかを集計する集計手段と、 前記集計手段で集計された情報に基づいて各相手先毎に
使用すべき等化器を特定する等化器特定手段とを備え、 各相手先にデータ信号を送信する際に、前記等化器特定
手段により等化器の特定された相手先に対しては、当該
等化器を使用してデータ信号を送信することを特徴とす
るデータ伝送装置。 - 【請求項2】各相手先から回線を介して送信されるデー
タ信号を受信する受信手段と、受信したデータ信号のひ
ずみを補正する互いに補正特性が異なる複数の等化器
と、前記等化器の内の1つを使用して補正したデータ信
号を復調して受信データを取り出す復調手段とを備えた
データ伝送装置であって、 各相手先からデータ信号を受信する際に前記複数の各等
化器を予め定められた所定回数ずつ使用すると共に、各
相手先毎に前記各等化器を使用した際にどのデータ伝送
速度が何回設定されたかを集計する集計手段と、 前記集計手段で集計された情報に基づいて各相手先毎に
使用すべき等化器を特定する等化器特定手段とを備え、 各相手先からデータ信号を受信する際に、前記等化器特
定手段により等化器の特定された相手先に対しては、当
該等化器を使用してデータ信号を受信することを特徴と
するデータ伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16264990A JP3193036B2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | データ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16264990A JP3193036B2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | データ伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0454022A JPH0454022A (ja) | 1992-02-21 |
JP3193036B2 true JP3193036B2 (ja) | 2001-07-30 |
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ID=15758638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP16264990A Expired - Fee Related JP3193036B2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | データ伝送装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3193036B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101710675B1 (ko) * | 2015-03-24 | 2017-02-28 | 권희자 | 요람 어셈블리 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001297454A (ja) | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスク装置 |
JP5213799B2 (ja) * | 2009-06-05 | 2013-06-19 | 日本電信電話株式会社 | 受信装置および受信信号の等化方法 |
-
1990
- 1990-06-22 JP JP16264990A patent/JP3193036B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101710675B1 (ko) * | 2015-03-24 | 2017-02-28 | 권희자 | 요람 어셈블리 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0454022A (ja) | 1992-02-21 |
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