JP3185560U - ロースターの焼き板組立体 - Google Patents
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Abstract
【課題】上部熱源体から焼き板に伝達される熱量を調節すること、及び、焼き板に載せられた食物が焦げる現象を防止できるロースターの焼き板組立体を提供する。
【解決手段】焼き板2が上部に配設される下部ベース部1と、下部ベース部と焼き板との間に設けられ、下部ベース部の上部に配設されて焼き板を前後方向に移動させる金属板3と、金属板の略中央部に設けられ、焼き板の下面の略中央部を支持する金属受け台4と、を含む。焼き板は、略中央部が下方に向かってへこんだ凹形状を有し、略中央部には下方に向かって突出する中空固定突出部5が設けられ、中空固定突出部は金属受け台に挿入され、金属受け台は金属板よりも高い位置に設置される。また金属板の表面には、略中央部を通り、焼き板を移動させるための一方向に延伸する凹溝が設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】焼き板2が上部に配設される下部ベース部1と、下部ベース部と焼き板との間に設けられ、下部ベース部の上部に配設されて焼き板を前後方向に移動させる金属板3と、金属板の略中央部に設けられ、焼き板の下面の略中央部を支持する金属受け台4と、を含む。焼き板は、略中央部が下方に向かってへこんだ凹形状を有し、略中央部には下方に向かって突出する中空固定突出部5が設けられ、中空固定突出部は金属受け台に挿入され、金属受け台は金属板よりも高い位置に設置される。また金属板の表面には、略中央部を通り、焼き板を移動させるための一方向に延伸する凹溝が設けられる。
【選択図】図1
Description
本考案は、ロースターの焼き板組立体に関し、より詳細には焼き板の上部に設置される上部熱源体から焼き板に伝達される熱量が焼き板の下部に伝達されにくい構造を有し、また、焼き板の前後方向への移動及び回転移動が可能であり、当該上部熱源体から焼き板に伝達される熱量を調節することができ、焼き板に載せられた食物が焦げる現象を防止することができる、ロースターの焼き板組立体に関するものである。
一般に、熱が伝達されるメカニズムは、伝導(Conduction)と対流(Convection)と輻射(Radiation)とに大別され、伝導熱は主に固体によって伝達され、対流熱は主に流体によって伝達される。そして、輻射熱はある発熱体の表面から電磁波の形態でエネルギーが放出される過程によって熱が伝達されるものであり、媒質がない状態でも熱が光の速度で放出されて対象物まで直接伝達される。このような輻射熱の波長帯域は、赤外線帯域から可視光帯域を経て波長がより短い紫外線帯域にまで及ぶ。しかし、可視光帯域や紫外線帯域に属する電磁波による輻射熱に比べて、遠赤外線、近赤外線及び中赤外線のような赤外線帯域に属する電磁波による輻射熱の方がより強い熱作用を有することが知られている。
既存の焼き物機(ロースター)の熱源体は、焼き板の下部に位置していることが多いため、油のような液体や異物を排出する排出口を焼き板の中央に設けることが困難であり、人体に悪影響を与えかねない油等の異物が食物に混ざって調理されてしまう恐れがあるという問題点があった。また、調理時及び調理後に油等の異物を即座に排出できないことは、調理の効率に影響を及ぼすとともに、同じ油が繰り返し使用されることとなるため、調理された食物が食後に人体に害を及ぼす可能性もある。
このような問題点を解消するために、既存の焼き板においては、中央が盛り上がった凸構造を有し、肉が焼かれる間に発生する油が焼き板の縁(端)に集まるようにして、端の一部に孔を開けて当該孔を介して油受けに油が排出されるようにしたり、紙や布切れのような油吸収材によって端に集まった油を除去したりする構成が提案されている。しかしながら、このような中央が凸状になっている既存の焼き板は、油のような異物を排出することは容易になるが、焼き板の前後方向への移動及び回転移動をさせにくい構造であるため、焼き板に伝達される熱量を調節することが難しく、食物が焦げる現象を防止することは困難であった。
一方、熱源体が焼き板の上部に配設され、当該熱源体からの輻射熱によって焼き板に載せられた食物が調理される場合には、焼き板が載置される下部ベース部に熱が伝達されにくく、ユーザーが火傷を負いにくい構造が求められる。
本考案が解決しようとする課題は、焼き板の上部に設置される上部熱源体から焼き板に伝達される熱量が焼き板の下部に伝達されにくい構造を有することにより、ユーザーが火傷を負うことを防止することができるロースターの焼き板組立体を提供することである。
本考案が解決しようとする他の課題は、焼き板の前後方向への移動及び回転移動を可能とすることにより、上部熱源体から焼き板に伝達される熱量を調節することができ、焼き板に載せられた食物が焦げる現象を防止することができるロースターの焼き板組立体を提供することである。
本考案の課題解決手段は、焼き板2を有する焼き板組立体200と、前記焼き板組立体200の上部に離隔して設置される上部熱源体100と、前記焼き板組立体200の側部に結合されて上下方向に延伸する受け台300であって、上方に延伸する端部が前記上部熱源体100から延伸する支持台の端部に結合されることによって前記上部熱源体100が前記焼き板組立体200の上部に離隔して設置されるように前記上部熱源体100を支持する受け台300と、を含んで構成されるロースター1000に備えられる前記焼き板組立体200であって、前記焼き板2が上部に配設される下部ベース部1と、前記下部ベース部1と前記焼き板2との間に設けられ、前記下部ベース部1の上部に配設されて前記焼き板2を前後方向に移動させる金属板3と、前記金属板3の略中央部に設けられ、前記焼き板2の下面の略中央部を支持する金属受け台4と、を含むことを特徴とする、ロースターの焼き板組立体を提供する。
また、好ましくは、前記焼き板2は、略中央部が下方に向かってへこんだ凹形状を有し、前記焼き板2の下面の略中央部には下方に向かって突出する中空固定突出部5が設けられ、当該中空固定突出部5は前記金属受け台4に挿入され、前記金属受け台4は前記金属板3よりも高い位置に設置されることを特徴とする。
また、好ましくは、前記金属受け台4と前記中空固定突出部5とが前記下部ベース部1と組み立てられた状態において、前記焼き板2の表面上の液体は、当該表面の傾斜によって作用される力によって、前記焼き板2の略中央部まで移動し、当該略中央部に設けられる油排出口6を介して前記下部ベース部1の下部に設けられる最終油受け7に排出されることを特徴とする。
また、好ましくは、前記焼き板2の表面には、凹形状を有する複数の傾斜膜油排出路線8が、前記焼き板2の略中央部に設けられ油が排出される油排出口6を中心として放射状に配置され、前記焼き板2の略中央部には前記油排出口に対応する排出口蓋9が設けられることを特徴とする。
また、好ましくは、前記焼き板2の表面には、凸形状を有する複数の傾斜膜油排出路線10が設けられることを特徴とする。
また、好ましくは、前記焼き板2の表面は、凸形状の前記傾斜膜油排出路線10と凹形状の前記傾斜膜油排出路線8との間に設けられ、前記焼き板2の円周方向に均一に配置される(Uniformly distributed in a circumferential direction)複数の円弧型傾斜板によって構成されることを特徴とする。
また、好ましくは、前記金属板3は、前記焼き板2を移動させる移動用金属板であり、前記焼き板2と前記下部ベース部1との間に設けられ、前記金属板3の表面には、前記金属板3の略中央部を通る溝であって、前記焼き板2を移動させるための溝である一方向に延伸する凹溝14が設けられ、前記金属受け台4の外周には、前記金属受け台4の外周に沿って環状に突出する突出部である凸状上下環状部15、16が、前記金属受け台4の上下方向に、互いに所定の距離だけ離隔されてそれぞれ形成されることを特徴とする。
また、好ましくは、前記金属板3の略中央部を通る溝であって前記焼き板2を移動させるための溝である前記凹溝14の一側には、組立及び分解可能な組立板11が設けられることを特徴とする。
また、好ましくは、前記金属受け台4は円柱形状を有し、前記金属受け台4の内壁には互いに同一の厚さを有する縦方向の突出部である凸状突出台12が複数設けられ、前記中空固定突出部5は円形の断面を有する円柱形状を有することを特徴とする。
また、好ましくは、前記焼き板2の外枠周縁部には、前記焼き板2の回転移動を容易にする複数の金属片13が設けられることを特徴とする。
本考案に係るロースターの焼き板組立体によれば、焼き板の上部に設置される上部熱源体から焼き板に伝達される熱量が焼き板の下部に伝達されにくい構造を有することにより、ユーザーが火傷を負うことを防止することができる。また、焼き板の前後方向への移動及び回転移動を可能とすることにより、上部熱源体から焼き板に伝達される熱量を調節することができ、焼き板に載せられた食物が焦げる現象を防止することができる。
以下、本考案の好ましい一実施形態に係るロースターの焼き板組立体の構成及び動作について添付図面を参照してより詳細に説明する。
図7は、本考案の一実施形態に係るロースターの焼き板組立体が適用されるロースターの構造を概略的に示す側断面図である。
図7を参照すると、本考案の一実施形態に係る焼き板組立体200が適用されるロースター1000は、焼き板2を有する焼き板組立体200と、前記焼き板組立体200の上部に離隔して設置される上部熱源体100と、前記焼き板組立体200の側部に結合されて上下方向に延伸される受け台300であって、上方に延伸された端部が前記上部熱源体100から延伸される支持台の端部に結合されることによって前記上部熱源体100が前記焼き板組立体200の上部に離隔して設置されるように前記上部熱源体100を支持する受け台300と、を含んで構成される。
図1は、本考案の一実施形態に係るロースターの焼き板組立体の分解斜視図である。また、図2は、本考案の一実施形態に係るロースターの焼き板の下部に位置する構成の分解斜視図である。
図1及び図2を参照すると、本考案の一実施形態に係るロースターの焼き板組立体200は、前記焼き板2が上部に配設される下部ベース部1と、前記下部ベース部1と前記焼き板2との間に設けられ前記下部ベース部1の上部に配設されて焼き板2を前後方向に移動させる金属板3と、金属板3の略中央部に設けられ焼き板2の下面の略中央部を支持する金属受け台4と、を含む。
焼き板2は、略中央部が下方に向かってへこんだ凹形状を有し、焼き板2の下面の略中央部には下方に向かって突出する中空固定突出部5が設けられる。中空固定突出部5が金属受け台4に挿入されることにより焼き板2と金属板3とが接続される。金属受け台4は金属板3よりも高い位置に設置される。
焼き板2の略中央部には油排出口(図3に符号6で示す。)が設けられる。金属受け台4と中空固定突出部5とが下部ベース部1と組み立てられた状態において、焼き板2の表面(上面)に存在する油等の液体は、当該焼き板2の表面の傾斜によって作用される力によって焼き板2の略中央部まで移動し、焼き板2の略中央部に設けられる油排出口6を介して、下部ベース1の更に下部に設けられる最終油受け7に排出される。
図3は、本考案の一実施形態に係る焼き板の構造を示す平面図である。また、図4は、図3に示す焼き板の側面図である。
図3及び図4を参照すると、焼き板2の表面(上面)には凹形状を有する溝である複数の傾斜膜油排出路線8が、焼き板2の略中央部に設けられ油が排出される油排出口6を中心として放射状に配置される。また、焼き板2の表面には凸形状を有する複数の傾斜膜油排出路線10が、同様に放射状に設けられる。また、図1に示すように、前記焼き板2の略中央部には油排出口6に対応する排出口蓋9が設けられる。
また、焼き板2の表面は、凸形状の傾斜膜油排出路線10と凹形状の傾斜膜油排出路線8との間に設けられ、前記焼き板2の円周方向に均一に配置される(Uniformly distributed in a circumferential direction)複数の円弧型傾斜板によって構成される。
図5は、本考案の一実施形態に係る金属受け台の構造を示す側面図である。図6は、図5に示す金属受け台の平面図である。
図2、図5及び図6を参照すると、金属板3は、焼き板2を移動させる移動用金属板であり、焼き板2と下部ベース部1との間に設けられる。金属板3の表面には、金属板3の略中央を通り一方向(例えば前後方向)に延伸する溝であって焼き板2の移動用の溝である凹溝14が設けられる。例えば、金属受け台4が当該凹溝14に係合され、凹溝14の溝方向に摺動されることにより焼き板2が前後方向に移動する。また、図5に示すように、金属受け台4の外周には、金属受け台4の外周に沿って環状に突出する突出部である凸状上部環状部15及び凸状下部環状部16が、金属受け台4の上下方向に、互いに所定の距離だけ離隔されてそれぞれ形成される。なお、以下の説明では、凸状上部環状部15及び凸状下部環状部16を総称して凸状上下環状部15、16とも呼称する。
また、金属板3の略中央を通る溝であって焼き板2を移動させる移動用の溝である細長い凹溝14の一側には、組立及び分解可能な焼き板2の移動用の組立板11が設けられる。
また、図6に示すように、金属受け台4は略円柱形状を有し、その内壁には互いに略同一の厚さを有する縦方向に突出する凸状突出台12が複数設けられる。中空固定突出部5は原形、すなわち断面が円形である円柱形状を有する。
一方、図3に示すように、焼き板2の外周(外枠縁部)には、焼き板2を回転させやすくするための複数の焼き板2の回転用の金属片13が設けられる。当該複数の金属片13が設けられることにより、焼き板2の回転移動を容易に行うことが可能となる。
以上説明したような構成を有する本考案の一実施形態に係るロースターの焼き板組立体の動作について、下記でより詳細に説明する。
本考案の一実施形態に係るロースターの焼き板組立体200は、上部熱源体から供給される熱が焼き板2を介して下部ベース部1に伝達されにくくするために、下部ベース部1は、例えば耐熱性プラスチック材料によって構成される。
また、本考案の一実施形態に係る焼き板組立体200の略中間位置には金属板3が設けられる。そして、金属板3の上部に金属受け台4が設けられ、焼き板2は金属受け台4によって支持される。また、金属受け台4は、耐熱性が比較的高く変形し難い特性を有する材料によって形成される。金属板3の周囲には、上述したように耐熱性プラスチック材料によって構成される下部ベース部1が備えられるため、焼き板2に生じた熱が金属板3まで伝達されても、下部ベース部1が断熱の役割を果たし、ユーザーが火傷を負うことを防止することができる。
焼き板2の下面の略中央部には中空の固定突出部5が設けられ、当該固定突出部5が金属受け台4内に挿入されることによって、焼き板2が金属板3上に設置される。このように、金属受け台4は、金属板3よりも高い位置に配置され、焼き板2は、金属受け台4に挿入される固定突出部5を介して金属受け台4上に支持されることにより設置される。このような組み立て方式においては、焼き板2と金属板3との間に間隔が設けられるため、当該間隔によって、焼き板2の熱が過度に金属板3に伝達されることが防止される。
図7に示すように、本考案の一実施形態に係る焼き板組立体200が適用されるロースター1000においては、上部熱源体100が焼き板組立体200の上部に例えば所定の距離だけ離隔して配設され、焼き板2の下部から油排出口6を介して油及び異物が排出されることによって、調理されている食物に不必要な油等の液体が焼き板2上に溜まることが防止される。従って、食物の味が維持され、また変質した食物を食べることが抑制されることとなり、人体の健康が保護される。
また、本考案の一実施形態に係る焼き板2は、図3に示すように、焼き板2の周囲縁部に複数の焼き板2の回転用の金属片13が設けられる。当該複数の金属片13は、ユーザーの箸やトング等による焼き板2の回転移動を容易にする機能を有するため、調理された食物を食べる際のユーザーの利便性がより一層向上される。また、焼き板2の略中央部に設けられる油排出口6を覆うことができる排出口蓋9については、油等の液体を排出する場合には当該排出口蓋9を開き、その他の場合には当該排出口蓋9で油排出口6を覆った状態にして食物の調理または保存をすることができる。このように、油等の異物を排出する場合には排出口蓋9を開き、当該異物を排出後または調理完了後には排出口蓋9が油排出口6を覆うようにすることができる。ここで、排出口蓋9が開閉可能である構造においては、例えば排出口蓋9が開けられた状態で調理を行うと食物が油排出口6から排出されてしまう懸念がある。従って、本実施形態に係る焼き板組立体200は、排出口蓋9と油排出口6との間に所定のギャップ(間隔)が設けられ、油排出口6の当該間隔以外の領域が常に排出口蓋9に覆われた構成を有してもよい。このように、排出口蓋9を開閉する手間が削減されるように、油排出口6が排出口蓋9によって常に覆われた状態を保ちながら油等の異物が排出可能であるように、油排出口6及び排出口蓋9が設計してもよい。
また、本考案の一実施形態に係る焼き板2の表面(上面)には凹形状を有する溝であって複数の傾斜膜油排出路線8が、焼き板2の略中央部に設けられ油が排出される油排出口6を中心として放射状に配置される。また、前記焼き板2の表面には凸形状を有する複数の傾斜膜油排出路線10が同様に放射状に設けられる。そして、焼き板2の略中央部に設けられる油排出口6を介して油等の液体が排出される。また、当該複数の凹形状の傾斜膜油排出路線8及び当該複数の凸形状の傾斜膜油排出路線10によって、焼き板2の表面に凹凸形状が形成されることとなる。食物を焼く際に、当該食物が凹凸形状を有する焼き板2の表面に置かれることにより、食物と焼き板2の表面との接触面積が相対的に小さくなり、食物に過剰に熱が加えられ焦げる可能性を低減することができる。このように、本実施形態に係る焼き板組立体200は、食物が焦げる可能性を低減させるとともに、複数の凹形状の傾斜膜油排出路線8及び複数の凸形状の傾斜膜油排出路線10によって油及び異物の排出を即座に(タイムリーに)処理することが可能となるという長所を有する。
このように、本実施形態においては、焼き板2の略中央部に油排出口6が設けられ、調理時の油等の液体を即座に排出することが可能となる。ここで、焼き板2の下部には焼き板2を移動させるための移動用金属板3が設けられ、当該金属板3の表面(上面)には、金属板3の略中心を通る溝であって焼き板2を移動させるための溝である凹溝14が設けられる。金属受け台4の外周には、環状の突出部位である凸状上下環状部15、16が形成される。金属受け台4の金属板3に対する移動方向は、前後方向であり、例えば、金属受け台4を後ろ方向に移動させる(すなわち、固定突出部5を介して焼き板2を後ろ方向に移動させる)等の操作により、上部熱源体100と焼き板2との相対的な位置を調整することができる。従って、必要に応じて熱源を回避することにより食物が焦げる現象を素早く防止することができる。
このように、本実施形態においては、焼き板2に設けられる油排出口6と焼き板2を移動させるための金属板3とにより、食物が焦げる現象を防止することができる。
また、本実施形態においては、焼き板2の回転移動が可能であることにより、焼き板2上の互いに異なる位置に置かれた食物を均一に調理することができるとともに、焼き板2を回転させることによってユーザーの所望の食物を選択することができる。また、焼き板2の外枠縁部には、回転時に焼き板2を支持する役割を果たす複数の金属片13が設けられる。ユーザーは、箸やトング等によって焼き板2を回転させながら調理された食物を食べることができ、ユーザーの利便性がより一層向上される。
以上、本考案の好ましい一実施形態を挙げて説明したが、本考案はかかる実施形態に限定されるものではなく、多様に変形した実施が可能である。上述した実施形態に既存の公知な技術を単純に組み合わせて適用した実施形態や、本考案の請求の範囲と詳細な説明についての記載から本考案が属する技術分野の当業者が容易に変形して利用できる技術は、本考案の技術範囲に当然含まれると見なすべきである。
1 下部ベース部
2 焼き板
3 金属板
4 金属受け台
5 固定突出部
6 油排出口
7 最終油受け
8 凹形状の傾斜膜油排出路線
9 排出口蓋
10 凸形状の傾斜膜油排出路線
11 組立板
12 凸状突出台
13 金属片
14 凹溝
15 凸状上部環状部
16 凸状下部環状部
2 焼き板
3 金属板
4 金属受け台
5 固定突出部
6 油排出口
7 最終油受け
8 凹形状の傾斜膜油排出路線
9 排出口蓋
10 凸形状の傾斜膜油排出路線
11 組立板
12 凸状突出台
13 金属片
14 凹溝
15 凸状上部環状部
16 凸状下部環状部
Claims (10)
- 焼き板2を有する焼き板組立体200と、前記焼き板組立体200の上部に離隔して設置される上部熱源体100と、前記焼き板組立体200の側部に結合されて上下方向に延伸する受け台300であって、上方に延伸する端部が前記上部熱源体100から延伸する支持台の端部に結合されることによって前記上部熱源体100が前記焼き板組立体200の上部に離隔して設置されるように前記上部熱源体100を支持する受け台300と、を含んで構成されるロースター1000に備えられる前記焼き板組立体200であって、
前記焼き板2が上部に配設される下部ベース部1と、
前記下部ベース部1と前記焼き板2との間に設けられ、前記下部ベース部1の上部に配設されて前記焼き板2を前後方向に移動させる金属板3と、
前記金属板3の略中央部に設けられ、前記焼き板2の下面の略中央部を支持する金属受け台4と、を含むことを特徴とする、ロースターの焼き板組立体。 - 前記焼き板2は、略中央部が下方に向かってへこんだ凹形状を有し、前記焼き板2の下面の略中央部には下方に向かって突出する中空固定突出部5が設けられ、当該中空固定突出部5は前記金属受け台4に挿入され、前記金属受け台4は前記金属板3よりも高い位置に設置されることを特徴とする、請求項1に記載のロースターの焼き板組立体。
- 前記金属受け台4と前記中空固定突出部5とが前記下部ベース部1と組み立てられた状態において、前記焼き板2の表面上の液体は、当該表面の傾斜によって作用される力によって、前記焼き板2の略中央部まで移動し、当該略中央部に設けられる油排出口6を介して前記下部ベース部1の下部に設けられる最終油受け7に排出されることを特徴とする、請求項2に記載のロースターの焼き板組立体。
- 前記焼き板2の表面には、凹形状を有する複数の傾斜膜油排出路線8が、前記焼き板2の略中央部に設けられ油が排出される油排出口6を中心として放射状に配置され、
前記焼き板2の略中央部には前記油排出口に対応する排出口蓋9が設けられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のロースターの焼き板組立体。 - 前記焼き板2の表面には、凸形状を有する複数の傾斜膜油排出路線10が設けられることを特徴とする、請求項4に記載のロースターの焼き板組立体。
- 前記焼き板2の表面は、凸形状の前記傾斜膜油排出路線10と凹形状の前記傾斜膜油排出路線8との間に設けられ、前記焼き板2の円周方向に均一に配置される複数の円弧型傾斜板によって構成されることを特徴とする、請求項5に記載のロースターの焼き板組立体。
- 前記金属板3は、前記焼き板2を移動させる移動用金属板であり、前記焼き板2と前記下部ベース部1との間に設けられ、
前記金属板3の表面には、前記金属板3の略中央部を通る溝であって、前記焼き板2を移動させるための溝である一方向に延伸する凹溝14が設けられ、
前記金属受け台4の外周には、前記金属受け台4の外周に沿って環状に突出する突出部である凸状上下環状部15、16が、前記金属受け台4の上下方向に、互いに所定の距離だけ離隔されてそれぞれ形成されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のロースターの焼き板組立体。 - 前記金属板3の略中央部を通る溝であって前記焼き板2を移動させるための溝である前記凹溝14の一側には、組立及び分解可能な組立板11が設けられることを特徴とする、請求項7に記載のロースターの焼き板組立体。
- 前記金属受け台4は円柱形状を有し、前記金属受け台4の内壁には互いに同一の厚さを有する縦方向の突出部である凸状突出台12が複数設けられ、
前記中空固定突出部5は円形の断面を有する円柱形状を有することを特徴とする、請求項2に記載のロースターの焼き板組立体。 - 前記焼き板2の外枠周縁部には、前記焼き板2の回転移動を容易にする複数の金属片13が設けられることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のロースターの焼き板組立体。
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