JP3303864B2 - ホットプレート - Google Patents

ホットプレート

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JP3303864B2
JP3303864B2 JP32759399A JP32759399A JP3303864B2 JP 3303864 B2 JP3303864 B2 JP 3303864B2 JP 32759399 A JP32759399 A JP 32759399A JP 32759399 A JP32759399 A JP 32759399A JP 3303864 B2 JP3303864 B2 JP 3303864B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、焼肉等を加熱し
て調理するホットプレートに関し、特に調理中に発生す
る油煙を吸煙する構成を有するホットプレートに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、焼肉等を加熱して調理し、この
調理中に発生する油煙を吸煙する構成を有するホットプ
レートは、例えば、特開平9−70360の構成のもの
が知られている。
【0003】この構成のものは、加熱して調理する調理
プレートの中央部に開口した汁落し口を形成して、この
開口を形成する汁落し口から調理中に発生する油煙を吸
煙するように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成のホットプレートの場合、中央部に形成した
油煙を吸煙する汁落し口部分は、開口を形成しているた
め、調理面として使用することができず、それと共に調
理面として使用する有効調理面積を狭いものとしてい
た。さらに汁落し口部が中央部に位置しているため、調
理プレートの周側部において焼肉等の調理中に発生する
油煙を、この周側部から中央部の汁落し口まで吸煙しな
ければならず、その間油煙が拡散または飛散する場合が
あり吸煙効率が悪くなるという問題もあった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、焼肉等の調理中に発生する油煙の拡散や飛散を防止
し周辺への油の飛び散りも防止して、且つ加熱調理面を
有効に活用し得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の本発明のホットプレートでは、外装体
を形成する本体ケースと、本体ケース内に出し入れ自在
に収納される調理プレートと、調理プレートを加熱する
ヒータと、調理中に発生する油煙を吸煙する吸煙手段と
を備えたホットプレートであって、前記調理プレートの
調理プレート面には、凹凸プレート面を形成して、この
凹凸プレート面とは区分されるように中央部に平プレー
ト面を形成して低温保温ゾーンとし、この平プレート面
を除く前記凹凸プレート面の位置に汁落し口を分散して
複数形成して、この汁落し口を前記吸煙手段からの吸煙
口とし、前記凹凸プレート面を、前記調理プレートにお
ける側方部分から中央部の平プレート面部分に至り下が
り勾配の傾斜面とし、前記平プレート面を、前記下り勾
配の傾斜面を形成する凹凸プレート面の最下位部より上
方に突出させ、前記汁落し口を、この平プレート面の突
出基部と前記下がり勾配の傾斜面を形成する凹凸プレー
ト面の最下位部との間に形成し、前記低温保温ゾーンを
なす平プレート面の下に前記吸煙手段のモータを配置し
ことを特徴としている。
【0007】このような構成では、前記調理プレートの
調理プレート面は、凹凸プレート面を形成して、この凹
凸プレート面とは区分されるように中央部に、吸煙手段
のモータが下方に位置した低温保温ゾーンとしての平プ
レート面を形成して、この平プレート面を除く前記凸凹
プレート面の位置に汁落し口を分散して複数形成し、こ
の汁落し口を前記吸煙手段からの吸煙口としたので、中
央部に凹凸プレート面とは区分して形成した平プレート
面を調理面として、例えば加熱調理済みの焼肉等の低温
保温ゾーンとして、また野菜等の加熱調理ゾーンとして
凹凸プレート面とは区分して調理物の調理に有効に利用
することができる。それと相俟って、凹凸プレート面の
位置に吸煙手段からの汁落し口を分散して複数形成した
ので、凹凸プレート面の直上位置において加熱調理中に
発生する油煙をこの凹凸プレート面の汁落し口を利用し
て吸煙すると共に油の飛び散りも抑えることができるた
め、調理物汁の汁落しと共に油煙の拡散または飛散を防
止して吸煙効率を向上させることができる。
【0008】特に、調理プレートにおける側方部分から
中央部の平プレート部分に至り下がり勾配の傾斜面とし
たので、凹凸プレート面にて調理される焼肉等の調理物
から滴下される油を含んだ肉汁等の調理物汁を前記傾斜
面により流下させることにより、この凹凸プレート面に
形成した前記汁落し口から滴下させることができ、油を
含んだ肉汁等の調理物汁の調理プレート面上での滞留を
抑制して油煙の発生をより防止するようにしてある。
【0009】しかも、前記汁落し口は、前記平プレート
面の突出基部と前記下がり勾配の傾斜面を形成する凹凸
プレート面の最下位部との間に形成されるので、油を含
んだ肉汁等の調理物汁を調理プレート面上の傾斜面から
最下位部にて滴下させることができるので、その滞留を
抑制して油煙の発生をより防止するようにしてある。
【0010】また、請求項記載の本発明のホットプレ
ートでは、外装体を形成する本体ケースと、本体ケース
内に出し入れ自在に収納される調理プレートと、調理プ
レートを加熱するヒータと、調理中に発生する油煙を吸
煙する吸煙手段とを備えたホットプレートであって、前
記調理プレートの調理プレート面には、凹凸プレート面
を形成して、この凹凸プレート面とは区分されるように
中央部に平プレート面を形成し、この平プレート面を除
く前記凹凸プレート面の位置に汁落し口を分散して複数
形成して、この汁落し口を前記吸煙手段からの吸煙口と
し、前記凹凸プレート面に対応して位置し、前記平プレ
ート面とは離間してヒータを設置したことを特徴として
いる。
【0011】このような構成では、前記調理プレートの
調理プレート面は、凹凸プレート面を形成して、この凹
凸プレート面とは区分されるように中央部に平プレート
面を形成して、この平プレート面を除く前記凹凸プレー
ト面の位置に汁落し口を分散して複数形成し、この汁落
し口を前記吸煙手段からの吸煙口としたので、中央部
凹凸プレート面とは区分して形成した平プレート面を調
理面として、例えば加熱調理済みの焼肉等の低温保温ゾ
ーンとして、また野菜等の加熱調理ゾーンとして凹凸プ
レート面とは区分して調理物の調理に有効に利用するこ
とができる。それと相俟って、凹凸プレート面の位置に
吸煙手段からの汁落し口を分散して複数形成したので、
凹凸プレート面の直上位置において加熱調理中に発生す
る油煙をこの凹凸プレート面の汁落し口を利用して吸煙
すると共に油の飛び散りも抑えることができるため、調
理物汁の汁落しと共に油煙の拡散または飛散を防止して
吸煙効率を向上させることができる。また、前記凹凸プ
レート面は、対応した位置にヒータを設置しているの
で、凹凸プレート面での加熱効率を向上させて、凹凸プ
レート面を焼肉等の加熱に適した高温域の高温ゾーンと
して加熱調理することができると共に、平プレート面を
野菜等の保温に適した低温域の低温ゾーンとしての保温
調理に利用することができるようになる。
【0012】また、請求項3〜5に記載の本発明のホッ
トプレートでは、前記調理プレートの下方に、前記汁落
し口の直下に位置される汁受け皿を設けて、この汁受け
皿と調理プレートとの間で油煙通路を形成し、前記汁受
け皿の開口端により前記調理プレートの裏面に設けたヒ
ータを囲むようにして、この開口端を前記調理プレート
の裏面にリブまたは凹部により形成した溝部に嵌め合わ
せてその内面に近接させて、あるいは前記開口端に嵌め
たパッキングを介して当接させて位置させたことを特徴
としている。
【0013】このような構成では、前記汁落し口の直下
に位置される汁受け皿を有効に活用して油煙通路を形成
することができ、油煙通路を形成するための特別な部材
を設ける必要がなく部品構成の簡略化を図ることができ
る。また、前記汁受け皿の開口端により前記調理プレー
トの裏面に設けたヒータを囲むようにして、この開口端
を前記調理プレートの裏面に非接触状態にて近接させて
位置させているので、吸煙手段からの吸煙による外気か
らの吸い込みを防止して吸引効率を向上させ、かつ開口
端を調理プレートの裏面に接触状態としていないので、
汁受け皿への熱伝導による放熱を防止して、ヒータの熱
損失を妨げることができる。さらに汁受け皿を油煙通路
とすることにより吸煙手段からの吸煙により汁受け皿の
温度上昇が抑制されて、汁受け皿に滴下された油分を含
んだ調理物汁からの油煙の発生を水なしに抑止すること
ができる。
【0014】また、請求項6〜8に記載の本発明のホッ
トプレートでは、前記調理プレートの下方に、この調理
プレートを加熱するヒータの遮熱板を設けて、この遮熱
板と調理プレートとの間で油煙通路を形成し、前記遮熱
板の周側部を立ち上げて、この周側部の開口端により前
記調理プレートの裏面に設けたヒータを囲むようにし
て、この開口端を前記調理プレートの裏面にリブまたは
凹部により形成した溝部に嵌め合わせてその内面に近接
させて、あるいは前記開口端に嵌めたパッキングを介し
て当接させて位置させたことを特徴としている。
【0015】このような構成では、調理プレートを加熱
するヒータの遮熱板を有効に活用して油煙通路を形成す
ることができ、油煙通路を形成するための特別な部材を
設ける必要がなく部品構成の簡略化を図ることができ、
また、前記遮熱板の開口端により前記調理プレートの裏
面に設けたヒータを囲むようにして、この開口端を前記
調理プレートの裏面に非接触状態にて近接させて位置さ
せているので、吸煙手段からの吸煙による外気からの吸
い込みを防止して吸引効率を向上させ、かつ開口端を調
理プレートの裏面に接触状態としていないので、遮熱板
への熱伝導による放熱を防止して、ヒータの熱損失を妨
げることができる。
【0016】本発明のそれ以上の目的及び特徴は、以下
の詳細な説明及び図面によって明らかになる。本発明の
各特徴は、可能な限りにおいて、それ単独で、あるいは
種々な組み合わせで複合して用いることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明におけるいくつかの
好適な実施の形態についてその実施例と共に図1〜12
図を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
【0018】ただし、本発明は、以下の実施形態に限定
されず、また、以下の実施形態に記載されている構成部
分の材質形状は、特に限定的な記載がない限りは、本発
明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、
単なる説明例にすぎない。
【0019】(第1の実施の形態) 本発明における第1の実施の形態は、図1に示すホット
プレートのように、外装体を形成する本体ケース1と、
本体ケース1内に出し入れ自在に収納される調理プレー
ト2と、調理プレート2を加熱するヒータ5と、調理中
に発生する油煙を吸煙する吸煙手段6とを備えている。
【0020】前記調理プレート2の調理プレート面21
には、凹凸プレート面4を形成して、この凹凸プレート
面4とは区分されるように中央部に平プレート面3を形
成して、この平プレート面3を除く前記凸凹プレート面
4の位置に汁落し口10を分散して複数形成し、この汁
落し口10を前記吸煙手段6からの吸煙口としている。
【0021】前記本体ケース1は、側部にヒータ5の加
熱調節を行う温度調節手段をなすコントロールマスター
13を備え、側面部1dの上端1aを調理プレート2の
開口縁2aより上方に位置させて、この上端1aに内フ
ランジ1bを形成して、この内フランジ1bにより形成
される開口縁1cを前記調理プレート2の開口縁2aに
上方から臨ませている。
【0022】コントロールマスター13は、調理プレー
ト2の裏面に当接される感熱棒16と、この感熱棒16
からの熱を検知するサーモスタット14と、このサーモ
スタット14の温度を外部から調節する操作レバー15
とよりなる。
【0023】前記ヒータ5は、インコロイヒータからな
っており、調理プレート2の周側部に環状に設置して調
理プレート2に着脱自在に載置されて当接するようにし
ている。
【0024】前記吸煙手段6は、調理プレート2と本体
ケース1の底板1fとの間に設けられ、本体ケース1の
底板1fに取り付けられたモータ9と、このモータ9の
回転軸に軸支される吸引ファン7と、この吸引ファン7
により吸引される吸引側32の油煙通路30に設けられ
たフィルター8とにより構成されている。
【0025】また、図2及び図3に示されるように、前
記調理プレート2は、前記ヒータ5上に着脱自在に載置
して、このヒータ5により加熱され、開口縁2aの内側
部に形成したリブ2bに載置する図示しない蓋を設ける
ようにしてある。
【0026】このように前記調理プレート2の調理プレ
ート面21は、凹凸プレート面4を形成して、この凹凸
プレート面4とは区分されるように中央部に平プレート
面3を形成し、この平プレート面3を除く前記凹凸プレ
ート面4の位置に汁落し口10を分散して複数形成し
て、中央部に凹凸プレート面4とは区分して形成した平
プレート面3を調理面として、例えば加熱調理済みの焼
肉等の低温保温ゾーンとして、また野菜等の加熱調理ゾ
ーンとして凹凸プレート面4とは区分して調理物の調理
に有効に利用することができる。それと相俟って、凹凸
プレート面4の位置に吸煙手段6からの汁落し口10を
分散して複数形成し、この汁落し口を前記吸煙手段から
の吸煙口としたので、凹凸プレート面4の直上位置にお
いて加熱調理中に発生する油煙をこの凹凸プレート面4
の汁落し口10を利用して吸煙することができるため、
調理物汁の汁落しと相俟って油煙の拡散または飛散を防
止して吸煙効率を向上させることができる。
【0027】また、調理プレート2の調理プレート面2
1は、前記平プレート面3を、前記凹凸プレート面4の
凹面位置より上方に突出させるように形成し、凹凸プレ
ート面4を、平プレート面3を中心部として凹面4bと
凸面4aとを波状に相互に連続して内側部に至る位置ま
で放射状に形成している。
【0028】このような構成では、前記平プレート面3
と凹凸プレート面4との各調理域の区分が明確になって
調理し易いものとなり、凹凸プレート面4にて調理され
る焼肉等の調理物から滴下される肉汁等の調理物汁が上
方に突出させた平プレート面3まで流下することがな
く、より平プレート面3での調理がし易いものとなる。
また、前記凹凸プレート面4の放射状に形成された各凸
面4a間に溝条に形成される凹面4bに、前記汁落し口
10を全体に分散して複数形成して、この汁落し口10
を吸煙手段6からの吸煙口としている。
【0029】この汁落し口10は、ヒータ5の位置を避
けて設けられ、前記各凹面4aの平プレート面3側に形
成された中央部よりの汁落し口10bと調理プレート2
の側部側よりに形成された汁落し口10aとにそれぞれ
形成し、凸面4a間に形成される凹面4bの溝幅に対応
した開口形状としている。そして、平プレート面3側の
汁落し口10bは、平プレート面3全体に放射状に、調
理プレート2の側部側の汁落し口10aは、平プレート
面3全体に円形状にそれぞれ各凹面4b間に形成してい
る。
【0030】また,汁落し口10の口縁に下方に延びる
ガイドリブ25を形成して、汁受け皿12に油汁等の調
理物汁の滴下をガイドするようにしてある。
【0031】このように、前記凹凸プレート面4の凸面
4a間に形成される凹面4bを利用して、加熱調理面を
損なうことなく前記汁落し口10を形成することができ
る。また、前記ヒータ5は、前記凹凸プレート面4に対
応して位置し、前記平プレート面3とは離間して設置し
ている。
【0032】このような凹凸プレート面4は、対応した
位置にヒータを設置しているので、凹凸プレート面4で
の加熱効率を向上させて、凹凸プレート面4を焼肉等の
加熱に適した高温域として加熱調理することができると
共に、平プレート面3を野菜等の保温に適した低温域と
しての低温ゾーンとして保温調理に利用することができ
るようになる。
【0033】また、前記調理プレート2と前記本体ケー
ス1との間に前記汁落し口10から前記吸煙手段6によ
り吸煙される油煙通路30を形成している。
【0034】この油煙通路30は、前記吸煙手段6を介
在して調理プレート2と汁受け皿12との間で吸引側3
1の油煙通路30を形成し、本体ケース1と遮熱板11
との間で排出側32の油煙通路30を形成している。
【0035】汁受け皿12は、中央部に調理プレート2
の平プレート面3方向に立ち上がる筒部22を形成し
て、この筒部22の上端開口33を油煙通路30の吸引
口33としたドーナッツ形状とし、この吸引口33に対
向した上方に平プレート面3が位置されるようにしてあ
る。
【0036】吸引側31の油煙通路30は、調理プレー
ト2の汁落し口10から調理プレート2の裏面と汁受け
皿12との間及び前記汁受け皿12の吸引口33を通
り、汁受け皿12の下方に位置される遮熱板11に設け
たフィルター8を介してファン7により吸引される通路
としてある。フィルター8は、銀メッシュにフィルター
紙を重ね合わせて形成され、前記汁受け皿12に形成さ
れた吸引口33に臨ませて設置され、この近接位置にて
前記ファン7を回転させるようにしてある。
【0037】また、前記フィルター8の位置の油煙通路
30に、このフィルターに替えて触媒を設け、この触媒
をヒータ5により加熱することにより、触媒作用である
油煙の分解を促進させて、油煙のフィルターとすること
もできる。
【0038】また、排出側32の油煙通路30は、本体
ケース1の底部1e及び側部1dとそれに対応する遮熱
板11の低部及び側部との間に形成され、遮熱板11の
開口縁11aに上方から被さるフランジを形成した汁受
け皿12の開口縁12aから前記本体ケース1の内フラ
ンジ1bを形成する開口縁1cに至り形成してある。
【0039】このように、前記調理プレート2と前記本
体ケース1との間に形成される空間を有効利用して油煙
通路を形成することができる。
【0040】また、前記調理プレート2の下方に、前記
汁落し口10の直下に位置される汁受け皿12を設け
て、この汁受け皿12と調理プレート2との間で吸引側
31の油煙通路30を形成しているので、前記汁受け皿
12を有効に活用して油煙通路30を形成することがで
き、それと共に本体ケース1と遮熱板11との間に排出
側32の油煙通路30を形成することができて、遮熱板
11を有効に活用して油煙通路30を形成することがで
き、この油煙通路30を形成するための特別な部材を設
ける必要がなく部品構成の簡略化を図ることができるよ
うになる。
【0041】この構成において汁受け皿12は、調理プ
レート2の下方に、前記汁落し口10の直下であってで
きるだけ近接した位置に設けて、この汁受け皿12と調
理プレート2との間で油煙通路を形成している。そのた
めこの汁受け皿12と調理プレート2との間をできるだ
け狭くして油煙通路30を形成することができるように
なり、その分高さを低くすることができて全体としての
高さも低くなってコンパクトなものとなるようにしてい
る。
【0042】このような構成において、加熱調理中に発
生する油煙は、前記吸煙手段6により凹凸プレート面4
の汁落し口10から吸煙口として吸煙されて、前記吸引
側31の油煙通路30を通り、前記フィルター8により
油煙が吸収除去されて前記排出側32の油煙通路30を
通り、前記本体ケース1の開口縁1cより調理プレート
面21上に排出されて再度加熱調理中に発生する油煙と共
に汁落し口10から吸煙して循環させ油煙を吸収するよ
うにしてある。
【0043】なお符号17は調理プレート2が適正に載
置された状態でスイッチをONにするマイクロスイッチ、
26は本体ケース1の支持脚、27は本体ケース1の把
手である。
【0044】(第2の実施の形態) 図4、図5及び図6には、本発明における第2の実施の
形態に係る調理プレート2が示されている。
【0045】この調理プレート2の凹凸プレート面4
は、前記調理プレート2における側方部分4cから中央
部の平プレート面3側の近傍部分4dに沿って下がり勾
配の傾斜面としている。
【0046】このような調理プレート2は、その側方部
分4cから中央部の平プレート面部分4dに沿って下が
り勾配の傾斜面としたので、凹凸プレート面4aにて調
理される焼肉等の調理物から滴下される油を含んだ肉汁
等の調理物汁を前記傾斜面により流下させることによ
り、この凹凸プレート面4に形成した前記汁落し口10
から滴下させることができ、油を含んだ肉汁等の調理物
汁の調理プレート面上での滞留を抑制して油煙の発生を
より防止するようにしてある。
【0047】また、平プレート面3を、前記凹凸プレー
ト面4の凹面位置より上方に突出させて、前記汁落し口
10を、この平プレート面3の突出基部3aと前記下が
り勾配の傾斜面を形成する凹凸プレート面の中央部側の
最下位部4eとの間に形成している。
【0048】この汁落し口10は、平プレート面3の突
出基部3aの周りに円形状に所定間隔を有して複数連続
して形成してあり、その開口を凸面4a間に形成される
凹面4aの溝幅に対応した位置に形成してある。
【0049】このような汁落し口10は、前記平プレー
ト面3の突出基部3aと前記下がり勾配の傾斜面を形成
する凹凸プレート面4の最下位部4eとの間に形成され
るので、油を含んだ肉汁等の調理物汁を調理プレート面
上の傾斜面から最下位部にて滴下させて流出することが
できるので、その滞留を抑制して油煙の発生をより防止
するようにしてある。
【0050】(第3の実施の形態) 図7、図8及び図9には、本発明における第3の実施の
形態に係る調理プレート2が示されている。
【0051】このホットプレートにおける汁受け皿12
は、側部12bを立ち上げてこの立ち上げ端に形成され
る開口端12aにより前記調理プレート2の裏面2dに
設けたヒータ5を囲むようにして、この開口端12aを
前記調理プレート2の裏面2dに非接触状態にて近接さ
せて位置させている。
【0052】この汁受け皿12は、その開口端12aを
前記調理プレート2の裏面2dに非接触状態にて近接さ
せて位置させているので、吸煙手段からの吸煙による外
気からの吸い込みを防止して吸引効率を向上させ、かつ
開口端12aを調理プレート2の裏面2dに接触状態と
していないので、汁受け皿12への熱伝導による放熱を
防止して、ヒータ5の熱損失を妨げることができる。さ
らに汁受け皿12を油煙通路30とすることにより吸煙
手段6からの吸煙により汁受け皿12の温度上昇が抑制
されて、汁受け皿12に滴下された油分を含んだ調理物
汁からの油煙の発生を水なしに抑止することができる。
【0053】この構成において、図7に示される前記調
理プレート2の裏面2dにおいては、レール状に連続し
て形成された線条の2本のリブ40aを形成してこのリ
ブ40aにより形成される溝部40に、前記汁受け皿1
2の開口端12aを非接触状態にて近接させるようにし
てある。
【0054】また、図8に示される前記調理プレート2
の裏面2dにおいては、このプレート2の厚さ幅に対し
て環状の凹部40bを形成してこの凹部40bにより形
成される溝部40に、前記汁受け皿12の開口端12a
を非接触状態にて近接させるようにしてある。
【0055】また、図9に示される前記調理プレート2
の裏面2dにおいては、図8に示される前記調理プレー
ト2の裏面2dの構成にあって、前記汁受け皿12の開
口端12aにパッキング12c嵌め入れて、このパッキ
ング12cを介して前記溝部40に挿入して当接させる
ようにしてある。
【0056】このパッキング12cを介して前記溝部4
0に挿入して当接させることにより、このパッキング1
2cが調理プレート2からの熱伝導を防止する断熱材と
なり、また吸煙手段6からの吸煙による外気からの吸い
込みを防止するシール作用も果たすことになる。
【0057】(第4の実施の形態) 図10、図11及び図12には、本発明における第4の
実施の形態に係る調理プレート2が示されている。
【0058】この調理プレート2の下方には、この調理
プレート2を加熱するヒータ5からの熱と調理プレート
2からの熱を遮熱する遮熱板11を設けて、この遮熱板
11と調理プレート2の裏面2dとの間で吸引側31の
油煙通路30を形成している。この遮熱板11上には、
汁受け皿12を載置して収納し、この汁受け皿12を遮
熱板を兼ねるような2重の遮熱作用とするようにしてあ
る。
【0059】この構成では、調理プレート2を加熱する
ヒータ5の遮熱板11を有効に活用して油煙通路30を
形成することができ、油煙通路30を形成するための特
別な部材を設ける必要がなく部品構成の簡略化を図るこ
とができる。
【0060】この構成の遮熱板11は、その周側部11
bを立ち上げて、この周側部11bの開口端11aによ
り前記調理プレート2の裏面2aに設けたヒータ5を囲
むようにして、この開口端11aを前記調理プレート2
の裏面2aに非接触状態にて近接させて位置させてい
る。
【0061】図10に示される前記調理プレート2の裏
面2dにおいては、調理プレート2の開口縁2aに外フ
ランジ2cを形成してこの外フランジ2cの裏面を調理
プレート2の裏面に連続した裏面2dとして、この裏面
2cにレール状に連続して形成された線条の2本のリブ
40aを形成してこのリブ40aにより形成される溝部
40に、前記遮熱板11の開口端11aを非接触状態に
て近接させるようにしてある。
【0062】また、図11に示される前記外フランジ2
cの裏面2dにおいては、この外フランジ2cの厚さ幅
に対して環状の凹部40bを形成してこの凹部40bに
より形成される溝部40に、前記遮熱板11の開口端1
1aを非接触状態にて近接させるようにしてある。
【0063】この構成では、遮熱板11の開口端11a
を前記調理プレート2の裏面を形成する前記外フランジ
2cの裏面2dに非接触状態にて近接させて位置させて
いるので、吸煙手段6からの吸煙による外気からの吸い
込みを防止して吸引効率を向上させ、かつ開口端11a
を調理プレート2の裏面に連続した前記外フランジ2c
の裏面2dとは接触状態としていないので、遮熱板への
熱伝導による放熱を防止して、ヒータの熱損失を妨げる
ことができる。
【0064】図12に示される前記調理プレート2の裏
面2dにおいては、図11に示される前記調理プレート
2の裏面2dの構成にあって、前記遮熱板11の開口端
11aにパッキング11c嵌め入れて、このパッキング
11cを介して前記溝部40に挿入して当接させるよう
にしてある。
【0065】このパッキング11cを介して前記溝部4
0に挿入して当接させることにより、このパッキング1
1cが調理プレート2からの熱伝導を防止する断熱材と
なり、また吸煙手段6からの吸煙による外気からの吸い
込みを防止するシール作用も果たすことになる。
【0066】符号34は前記外フランジ2cに取り付け
金具36を介して取り付けられる把手であり、35は本
体ケース1の外側に形成したスカート部である。
【0067】また、図13に示されるように、前記調理
プレート2の裏面2dに形成した前記リブ40aにより
溝部40を形成して、この溝部40に、前記遮熱板11
または汁受け皿12の開口端11aまたは12aを非接
触状態にて近接させる構成において、前記開口端11a
または12aは、それと前記溝部40の底面40cとの
間隔Aを側面40dとの間隔Bよりも小(A<B)としてあ
り、また側部40dとの間隔Bを前記リブ40aにより
形成される溝深さCよりも小(A<B<C)としてある。
【0068】この構成により、前記調理プレート2の裏
面2dに形成される溝部40が嵌め合わせガイドとなっ
て、前記開口端11aまたは12aによる前記調理プレ
ート2の裏面2dとの位置決めが容易となり、また嵌め
合わせた状態では、非接触状態にて近接させる位置が確
実に保持される。
【0069】また、調理プレート2において、前記凹凸
プレート面4における凹面4a部分のプレート厚み幅D
よりも前記平プレート面3の厚み幅Eを薄肉(E<D)と
してヒータ5からの熱伝導を少なくし低温域の保温ゾー
ンとしての作用を向上させている。
【0070】また、前記平プレート面3は、凹凸プレー
ト面4からの立ち上がり面を同平プレート面3の厚み幅
Eを有した上り勾配の傾斜面3aとして、ヒータ5から
の熱伝導を傾斜長さ分遅らせるようにしてある。
【0071】また、図14に示されるように、プレート
2の厚さ幅に対して環状の凹部40bを形成してこの凹
部40bにより形成される溝部40に、前記遮熱板11
または汁受け皿12の開口端11aまたは12aを非接
触状態にて近接させる構成においても、前記図13と同
様にA<B<CおよびE<Dの構成としてある。
【0072】また15図に示される凹部40bとリブ4
0aにより溝部40を形成したものにおいても、前記図
13および図14と同様にA<B<CおよびE<Dの構成と
してある。
【0073】なお、前記開口端11aまたは12aと前
記溝部40との位置決めは、調理プレート2とヒータ5
との間での位置決め、調理プレート2と本体ケース1と
の間での位置決めにより、また、位置決め部材による位
置決め等により行われる。
【0074】
【発明の効果】請求項1の本発明のホットプレートで
、調理プレートの調理プレート面には、凹凸プレート
面を形成し、この凹凸プレート面とは区分されるよう
中央部に、吸煙手段のモータが下方に位置する低温ゾ
ーンとしての平プレート面を形成したので、中央部に凹
凸プレート面とは区分して形成した平プレート面を調理
面として、例えば加熱調理済みの焼肉等の低温保温ゾー
ンとして、また野菜等の加熱調理ゾーンとして凹凸プレ
ート面とは区分して調理物の調理に有効に利用すること
ができる。それと相俟って、凹凸プレート面の位置に吸
煙手段からの汁落し口を分散して複数形成したので、凹
凸プレート面の直上位置において加熱調理中に発生する
油煙をこの凹凸プレート面の汁落し口を利用して吸煙す
ると共に油の飛び散りも抑えることができるため、調理
物汁の汁落しと共に油煙の拡散または飛散を防止して吸
煙効率を向上させることができる。
【0075】特に、前記凹凸プレート面を、前記調理プ
レートにおける側方部分から中央部の平プレート面部分
に至り下がり勾配の傾斜面としたので、凹凸プレート面
にて調理される焼肉等の調理物から滴下される油を含ん
だ肉汁等の調理物汁を前記傾斜面により流下させること
により、この凹凸プレート面に形成した前記汁落し口か
ら滴下させることができ、油を含んだ肉汁等の調理物汁
の調理プレート面上での滞留を抑制して油煙の発生をよ
り防止することができる。
【0076】しかも、前記平プレート面を、前記凹凸プ
レート面の凹面位置より上方に突出させて、前記汁落し
口を、この平プレート面の突出基部と前記下がり勾配の
傾斜面を形成する凹凸プレート面の最下位部との間に形
成されるので、油を含んだ肉汁等の調理物汁を調理プレ
ート面上の傾斜面から最下位部にて滴下させることがで
き、その滞留を抑制して油煙の発生をより防止するよう
にしてある。
【0077】また、請求項記載の本発明によれば、
記調理プレートの調理プレート面は、凹凸プレート面を
形成して、この凹凸プレート面とは区分されるように中
央部に平プレート面を形成して、この平プレート面を除
く前記凹凸プレート面の位置に汁落し口を分散して複数
形成し、この汁落し口を前記吸煙手段からの吸煙口とし
たので、中央部に凹凸プレート面とは区分して形成した
平プレート面を調理面として、例えば加熱調理済みの焼
肉等の低温保温ゾーンとして、また野菜等の加熱調理ゾ
ーンとして凹凸プレート面とは区分して調理物の調理に
有効に利用することができる。それと相俟って、凹凸プ
レート面の位置に吸煙手段からの汁落し口を分散して複
数形成したので、凹凸プレート面の直上位置において加
熱調理中に発生する油煙をこの凹凸プレート面の汁落し
口を利用して吸煙すると共に油の飛び散りも抑えること
ができるため、調理物汁の汁落しと共に油煙の拡散また
は飛散を防止して吸煙効率を向上させることができる。
また、前記凹凸プレート面に対応して位置し、前記平プ
レート面とは離間してヒータを設置したので、凹凸プレ
ート面での加熱効率を向上させて、凹凸プレート面を焼
肉等の加熱に適した高温域の高温ゾーンとして加熱調理
することができると共に、平プレート面を野菜等の保温
に適した低温域の低温ゾーンとしての保温調理に利用す
ることができるようになる。
【0078】また、請求項3〜5に記載の本発明によれ
ば、汁落し口の直下に位置される汁受け皿を有効に活用
して油煙通路を形成することができ、油煙通路を形成す
るための特別な部材を設ける必要がなく部品構成の簡略
化を図ることができる。また、前記汁受け皿の開口端に
より前記調理プレートの裏面に設けたヒータを囲むよう
にして、この開口端を前記調理プレートの裏面に非接触
状態にて近接させて位置させたので、吸煙手段からの吸
煙による外気からの吸い込みを防止して吸引効率を向上
させ、かつ開口端を調理プレートの裏面に接触状態とは
ならず、汁受け皿への熱伝導による放熱を防止して、ヒ
ータの熱損失を妨げることができる。さらに汁受け皿を
油煙通路とすることにより吸煙手段からの吸煙により汁
受け皿の温度上昇が抑制されて、汁受け皿に滴下された
油分を含んだ調理物汁からの油煙の発生を水なしに抑止
することができる。
【0079】また、請求項6〜8に記載の本発明によれ
ば、調理プレートを加熱するヒータの遮熱板を有効に活
用して油煙通路を形成することができ、油煙通路を形成
するための特別な部材を設ける必要がなく部品構成の簡
略化を図ることができ、また、前記遮熱板の周側部を立
ち上げて、この周側部の開口端により前記調理プレート
の裏面に設けたヒータを囲むようにして、この開口端を
前記調理プレートの裏面に非接触状態にて近接させて位
置させたので、吸煙手段からの吸煙による外気からの吸
い込みを防止して吸引効率を向上させ、かつ開口端を調
理プレートの裏面に接触状態としていないので、遮熱板
への熱伝導による放熱を防止して、ヒータの熱損失を妨
げることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る1実施例における
ホットプレートの断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る1実施例における
図1の調理プレートの一部平面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る1実施例における
図1の調理プレートの断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る1実施例における
ホットプレートの断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る1実施例における
図4の調理プレートの一部平面図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る1実施例における
図4の調理プレートの断面図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係る1実施例における
調理プレートの一部断面図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る他の実施例におけ
る調理プレートの一部断面図である。
【図9】本発明の実施の形態1に係る他の実施例におけ
るホットプレートの調理プレートの一部断面図である。
【図10】本発明の実施の形態4に係る1実施例におけ
る調理プレートの一部断面図である。
【図11】本発明の実施の形態4に係る他の実施例にお
ける調理プレートの一部断面図である。
【図12】本発明の実施の形態3に係る他の実施例にお
ける調理プレートの断面図である。
【図13】本発明における調理プレートの一部拡大断面
図である。
【図14】本発明における調理プレートの一部拡大断面
図である。
【図15】本発明における調理プレートの一部拡大断面
図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 調理プレート 3 平プレート面 4 凹凸プレート面 5 ヒータ 6 吸煙手段 7 ファン 8 フィルター 9 モータ 10 油落し口 11 遮熱板 12 汁受け皿 13 温度調節手段 30 油煙通路

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装体を形成する本体ケースと、本体ケ
    ース内に出し入れ自在に収納される調理プレートと、調
    理プレートを加熱するヒータと、調理中に発生する油煙
    を吸煙する吸煙手段とを備えたホットプレートであっ
    て、前記調理プレートの調理プレート面には、凹凸プレ
    ート面を形成して、この凹凸プレート面とは区分される
    ように中央部に平プレート面を形成して低温保温ゾーン
    とし、この平プレート面を除く前記凹凸プレート面の位
    置に汁落し口を分散して複数形成して、この汁落し口を
    前記吸煙手段からの吸煙口とし前記凹凸プレート面
    を、前記調理プレートにおける側方部分から中央部の平
    プレート面部分に至り下がり勾配の傾斜面とし前記平
    プレート面を、前記下がり勾配の傾斜面を形成する凹凸
    プレート面の最下位部より上方に突出させて、前記汁落
    し口を、この平プレート面の突出基部と前記下がり勾配
    の傾斜面を形成する凹凸プレート面の最下位部との間に
    形成し、前記低温保温ゾーンをなす平プレート面の下に
    前記吸煙手段のモータを配置したことを特徴とするホッ
    トプレート。
  2. 【請求項2】 外装体を形成する本体ケースと、本体ケ
    ース内に出し入れ自在に収納される調理プレートと、調
    理プレートを加熱するヒータと、調理中に発生する油煙
    を吸煙する吸煙手段とを備えたホットプレートであっ
    て、前記調理プレートの調理プレート面には、凹凸プレ
    ート面を形成して、この凹凸プレート面とは区分される
    ように中央部に平プレート面を形成し、この平プレート
    面を除く前記凹凸プレート面の位置に汁落し口を分散し
    て複数形成して、この汁落し口を前記吸煙手段からの吸
    煙口とし、前記凹凸プレート面に対応して位置し、平プ
    レート面とは離間してヒータを設置したことを特徴とす
    る請求項に記載のホットプレート。
  3. 【請求項3】 前記調理プレートの下方に、前記汁落し
    口の直下に位置される汁受け皿を設けて、この汁受け皿
    と調理プレートとの間で油煙通路を形成し前記汁受け
    皿の開口端により前記調理プレートの裏面に設けたヒー
    タを囲むようにして、この開口端を前記調理プレートの
    裏面に設けた一対のリブによって形成し た溝部に嵌め合
    わせてその内面に近接させて位置させたことを特徴とす
    る請求項1、2のいずれか1項に記載のホットプレー
    ト。
  4. 【請求項4】 前記調理プレートの下方に、前記汁落し
    口の直下に位置される汁受け皿を設けて、この汁受け皿
    と調理プレートとの間で油煙通路を形成し前記汁受け
    皿の開口端により前記調理プレートの裏面に設けたヒー
    タを囲むようにして、この開口端を前記調理プレートの
    裏面に設けた凹部により形成した溝部に嵌め合わせてそ
    の内面に近接させて位置させたことを特徴とする請求項
    1、2のいずれか1項に記載のホットプレート。
  5. 【請求項5】 前記調理プレートの下方に、前記汁落し
    口の直下に位置される汁受け皿を設けて、この汁受け皿
    と調理プレートとの間で油煙通路を形成し前記汁受け
    皿の開口端により前記調理プレートの裏面に設けたヒー
    タを囲むようにして、この開口端を前記調理プレートの
    裏面に前記開口端に嵌めたパッキングを介して当接させ
    たことを特徴とする請求項1、2のいずれか1項に記載
    のホットプレート。
  6. 【請求項6】 前記調理プレートの下方に、この調理プ
    レートを加熱するヒータの遮熱板を設けて、この遮熱板
    と調理プレートとの間で油煙通路を形成し前記遮熱板
    の周側部を立ち上げて、この周側部の開口端により前記
    調理プレートの裏面に設けたヒータを囲むようにして、
    この開口端を前記調理プレートの裏面に設けたリブによ
    り形成した溝部に嵌め合わせてその内面に近接させて位
    置させたことを特徴とする請求項1、2のいずれか1項
    記載のホットプレート。
  7. 【請求項7】 前記調理プレートの下方に、この調理プ
    レートを加熱するヒータの遮熱板を設けて、この遮熱板
    と調理プレートとの間で油煙通路を形成し前記遮熱板
    の周側部を立ち上げて、この周側部の開口端により前記
    調理プレートの裏面に設けたヒータを囲むようにして、
    この開口端を前記調理プレートの裏面に設けた凹部によ
    り形成した溝部に嵌め合わせてその内面に近接させて位
    置させたことを特徴とする請求項1、2のいずれか1項
    記載のホットプレート。
  8. 【請求項8】 前記調理プレートの下方に、この調理プ
    レートを加熱するヒータの遮熱板を設けて、この遮熱板
    と調理プレートとの間で油煙通路を形成し前記遮熱板
    の周側部を立ち上げて、この周側部の開口端により前記
    調理プレートの裏面に設けたヒータを囲むようにして、
    この開口端を前記調理プレートの裏面に前記開口端に嵌
    めたパッキングを介し当接させたことを特徴とする請求
    1、2のいずれか1項に記載のホットプレート。
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