JP3184907B2 - Si−Si結合を骨格とする網目状ポリマーを製造する方法 - Google Patents
Si−Si結合を骨格とする網目状ポリマーを製造する方法Info
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Description
ポリシランを製造した後、これを原料として引き続く電
解反応によりSi−Si結合を骨格とする網目状ポリマ
ーを製造する方法に関する。
網目状ポリマーは、セラミックス前駆体、光・電子材料
などの有用な材料として注目されている。すなわち、こ
のポリマーは、シリコンネットワークポリマーと同様の
優れた耐熱安定性を有しており、また、光・電子機能に
おいてはポリシランと同様の性能を有するという両材料
の性質を兼ね備えた複合的な機能を有している。
吸収を示し、光・電子機能性材料として期待されてい
る。しかしながら、この材料は、通常500℃以上に加
熱すると分解するので、耐熱性に難点がある{Polymer
Preprints,Japan Vol.40,No.10,3781-3783(1991)}。
このような問題点を解消するために、一定範囲の分子量
を有し、両端にハロゲン原子を有する直線状のポリシラ
ンをまず合成し、これをトリハロシランまたはテトラハ
ロシランにより架橋させて網目状ポリマーを合成させる
方法が考えられる。しかしながら、この方法は、これま
で実施されていない。これは、従来直線状ポリシランを
合成する際に用いられてきた方法、即ちジクロロシラン
類を出発原料として使用し、金属ナトリウムとともに1
00℃以上に加熱して撹拌する方法では、分子量の制御
が実際上不可能であるため、所望の分子量の直線状ポリ
シランが得られないことに起因する。また、仮に、所望
の分子量の直線状ポリシランが得られたとしても、この
方法は、アルカリ金属を大量に使用するので、安全性に
大きな問題があり、工業的な大規模な生産には適してい
ない。
分子量の制御が可能で、危険性のない電極反応を用いる
方法が報告されている{J.Chem.Soc.Commun.,1990,116
0;Electrochem.Acta,35,1867(1990);電気化学および工
業物理化学第59巻第5号、421(1991) ;特開平3−1
04893号など}。これらの方法によれば、通電量な
どにより、分子量の制御ができるので、一定範囲の分子
量の直線状ポリシランを容易に製造することができる。
しかしながら、これらの方法では、網目状ポリマーの製
造は考慮されていないので、どの様にすれば網目状ポリ
マーが得られるかは知ることはできない。
i−Si結合を骨格とする網目状ポリマーを安全に工業
的規模で製造し得る方法を提供することを主な目的とす
る。
従来技術の現状に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、両端に
ハロゲン原子を有し、一定範囲の分子量を有する直線状
ポリシランを電解反応により製造した後、同反応系内に
トリハロシランおよびテトラハロシランの少なくとも1
種を添加し、引き続き電極反応を行なう場合には、従来
技術の問題点が実質的に解消されるか乃至は大幅に軽減
されることを見出した。
器又は反応溶液に超音波を照射する場合には、反応時間
が短縮されるとともに、反応生成物の分子量が増大し、
その収量が増大することをも見出した。
合を骨格とする網目状ポリマーの製造方法を提供するも
のである: 1.Si−Si結合を骨格とする網目状ポリマーを製造
する方法であって、(a)一般式
リール基、アルコキシ基またはアミノ基を表わし、2つ
のRは、同一でも或いは異なっていても良い。;Xは、
ハロゲン原子を表わす)で示されるジハロシランを支持
電解質として過塩素酸塩を使用し、溶媒として非プロト
ン性溶媒を使用し、Mg、CuまたはAlを陽極とし、
これらと同種または異種の導電性材料を陰極として使用
する電極反応に供することにより、一般式
は10〜100である。)で示される両端にハロゲンを
有する直線状ポリシランを形成させる工程、および
(b)一般式(2)で示される直線状ポリシランを含む
反応系に一般式
リール基、アルコキシ基またはアミノ基を表わす。;X
は、ハロゲン原子を表わす。)で示されるトリハロシラ
ンおよび/または一般式
で示されるテトラハロシランをそのまま添加し、1秒以
上20秒以下の一定時間間隔で電極の極性を切替える電
極反応に供することにより、一般式
構造単位と一般式
構造単位および/または一般式
結合を骨格とする網目状ポリマーを製造する方法。
上記項1に記載の方法。
リマーを製造する方法であって、(a)一般式
リール基、アルコキシ基またはアミノ基を表わし、2つ
のRは、同一でも或いは異なっていても良い。;Xは、
ハロゲン原子を表わす)で示されるジハロシランを超音
波の照射下に支持電解質として過塩素酸塩を使用し、溶
媒として非プロトン性溶媒を使用し、Mg、Cuまたは
Alを陽極とし、これらと同種または異種の導電性材料
を陰極として使用する電極反応に供することにより、一
般式
は10〜100である。)で示される両端にハロゲンを
有する直線状ポリシランを形成させる工程、および
(b)一般式(2)で示される直線状ポリシランを含む
反応系に
リール基、アルコキシ基またはアミノ基を表わす。;X
は、ハロゲン原子を表わす。)で示されるトリハロシラ
ンおよび/または一般式
で示されるテトラハロシランをそのまま添加し、1秒以
上20秒以下の一定時間間隔で電極の極性を切替える電
極反応に供することにより、一般式
構造単位と一般式
構造単位および/または一般式
結合を骨格とする網目状ポリマーを製造する方法。
上記項3に記載の方法。
リマーを製造する方法であって、(a)一般式
リール基、アルコキシ基またはアミノ基を表わし、2つ
のRは、同一でも或いは異なっていても良い。;Xは、
ハロゲン原子を表わす)で示されるジハロシランを支持
電解質として過塩素酸塩を使用し、溶媒として非プロト
ン性溶媒を使用し、Mg、CuまたはAlを一方の極と
し、これらと同種または異種の導電性材料を他方の極と
して使用し、10秒以上3分以下の一定時間間隔で電極
の極性を切替える電極反応に供することにより、一般式
は10〜100である。)で示される両端にハロゲンを
有する直線状ポリシランを形成させる工程、および
(b)一般式(2)で示される直線状ポリシランを含む
反応系に一般式
リール基、アルコキシ基またはアミノ基を表わす。;X
は、ハロゲン原子を表わす。)で示されるトリハロシラ
ンおよび/または一般式
で示されるテトラハロシランをそのまま添加し、1秒以
上20秒以下の一定時間間隔で電極の極性を切替える電
極反応に供することにより、一般式
構造単位と一般式
構造単位および/または一般式
結合を骨格とする網目状ポリマーを製造する方法。
上記項5に記載の方法。
リマーを製造する方法であって、(a)一般式
リール基、アルコキシ基またはアミノ基を表わし、2つ
のRは、同一でも或いは異なっていても良い。;Xは、
ハロゲン原子を表わす)で示されるジハロシランを超音
波の照射下に支持電解質として過塩素酸塩を使用し、溶
媒として非プロトン性溶媒を使用し、Mg、Cuまたは
Alを一方の極とし、これらと同種または異種の導電性
材料を他方の極として使用し、10秒以上3分以下の一
定時間間隔で電極の極性を切替える電極反応に供するこ
とにより、一般式
は10〜100である。)で示される両端にハロゲンを
有する直線状ポリシランを形成させる工程、および
(b)一般式(2)で示される直線状ポリシランを含む
反応系に一般式
リール基、アルコキシ基またはアミノ基を表わす。;X
は、ハロゲン原子を表わす。)で示されるトリハロシラ
ンおよび/または一般式
で示されるテトラハロシランをそのまま添加し、1秒以
上20秒以下の一定時間間隔で電極の極性を切替える電
極反応に供することにより、一般式
構造単位と一般式
構造単位および/または一般式
結合を骨格とする網目状ポリマーを製造する方法。
上記項7に記載の方法。
5〜6および7〜8の各発明をそれぞれ本願第1発明、
本願第2発明、本願第3発明および本願第4発明とい
い、これらを総括する場合には、単に本発明という。
原料として使用する化合物は、一般式
されるジハロシランである。
いて、アルキル基としては、炭素数1〜10程度のもの
が挙げられ、これらの中でも炭素数1〜6のものがより
好ましい。アリール基としては、フェニル基、炭素数1
〜6のアルキル基の少なくとも1種を置換基として有す
る置換フェニル基、p−アルコキシフェニル基、ナフチ
ル基などが挙げられる。アルコキシ基としては、炭素数
1〜10程度のものが挙げられ、これらの中でも炭素数
1〜6のものがより好ましい。Rが上記のアミノ基およ
び有機置換基である場合には、その水素原子の少なくと
も1個ががさらに他のアルキル基、アリール基、アルコ
キシ基などの官能基により置換されていても良い。
ゲン原子(Cl,F,Br,I)を表わす。ハロゲン原
子としては、Clがより好ましい。
般式(1)で表わされる化合物の1種を使用しても良く
或いは2種以上を併用してもよい。これらの化合物は、
出来るだけ高純度であることが好ましく、例えば、使用
前に蒸留して使用することが好ましい。
生成物は、一般式
り、2つのRは、同一でも或いは異なっていても良
い。)で示される両端にハロゲン原子を有する直線状ポ
リシランである。
際しては、一般式(1)で表わされる化合物を溶媒に溶
解して使用する。
使用でき、より具体的には、テトラヒドロフラン、1,
2−ジメトキシエタン、ビス(2−メトキシエチル)エ
ーテル、p−ジオキサン、プロピレンカーボネート、ア
セトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、塩化メチレンなどが例示される。これらの溶媒
は、単独でも、或いは2種以上の混合物としても使用で
きる。溶媒としては、テトラヒドロフラン、1,2−ジ
メトキシエタン、ビス(2−メトキシエチル)エーテ
ル、p−ジオキサンなどのエーテル系溶媒を単独で若し
くは他の溶媒と混合して使用することがより好ましい。
特に好ましい溶媒は、テトラヒドロフランおよび1,2
−ジメトキシエタンである。溶媒中の化合物(1)の濃
度が、低すぎる場合には、電流効率が低下するのに対
し、高すぎる場合には、支持電解質が溶解しないことが
ある。したがって、溶媒中の原料の濃度は、通常0.0
5〜20mol/l程度であり、より好ましくは0.1〜1
5mol/l程度であり、特に好ましくは0.2〜13mol/
l程度である。
塩素酸ナトリウム、過塩素酸リチウムなどの過塩素酸ア
ルカリ金属;過塩素酸テトラ−n−ブチルアンモニウム
などの過塩素酸テトラアルキルアンモニウムなどの過塩
素酸塩を使用する。これらの支持電解質は、単独で使用
しても良く、或いは2種以上を併用しても良い。これら
支持電解質の中でも、過塩素酸リチウムおよび過塩素酸
テトラ−n−ブチルアンモニウムがより好ましく、さら
には過塩素酸リチウムが最も好ましい。支持電解質の濃
度は、低すぎる場合には、反応溶液に与えられるイオン
導電性が低いために反応が十分に進行しなくなるのに対
し、高すぎる場合には、電流が流れ過ぎて反応に必要な
電位が得られなくなる。したがって、溶媒中の支持電解
質の濃度は、通常0.05〜5mol/l程度であり、より
好ましくは0.1〜3mol/l程度であり、特に好ましく
は0.15〜1.2mol/l程度である。
g、CuおよびAlのいずれかまたはこれらの金属を主
成分とする合金を使用し、陰極として、これらと同種ま
たは異種の導電性材料(Ni、Co、Ptなど)を使用
する。両電極の材料としては、Mg、Alまたはこれら
の金属を主成分とする合金がより好ましく、Mgが最も
好ましい。電極の形状は、通電を安定して行ない得る限
り特に限定されないが、棒状、板状、筒状、板状体をコ
イル状に巻いたものなどが好ましい。電極の表面から
は、あらかじめ酸化被膜を出来るだけ除去しておくこと
が好ましい。電極からの酸化被膜の除去は、任意の方法
で行えば良く、例えば、電極を酸により洗浄した後、エ
タノールおよびエーテルなどにより洗浄し、減圧下に乾
燥する方法、窒素雰囲気下に電極を研磨する方法、ある
いはこれらの方法を組み合わせた方法などにより行なう
ことが出来る。
しては、陽極および陰極を設置した密閉可能な反応容器
に一般式(1)で表わされる化合物および支持電解質を
溶媒とともに収容し、好ましくは機械的もしくは磁気的
に攪拌しつつ、所定量の電流を通電することにより、電
極反応を行わせる。反応容器内は、乾燥雰囲気であれば
良いが、乾燥した窒素または不活性ガス雰囲気であるこ
とがより好ましく、さらに脱酸素し、乾燥した窒素また
は不活性ガス雰囲気であることが最も好ましい。通電量
は、原料中のハロゲン原子を基準として、通常1F/モ
ル以上であれば良く、通電量を調整することにより分子
量の制御が可能となる。反応時の温度は、使用する溶媒
の沸点以下の温度範囲内にあれば良い。反応時間は、支
持電解質の量に関係する電解液の抵抗、所望の直線状ポ
リシランの分子量などに応じて、適宜定めれば良い。本
願第1発明の(a)工程においては、通常の電極還元反
応においては必須とされている隔膜を使用する必要がな
く、操作が簡便となり、有利である。
記のようにして得られた一般式(2)で示される直線状
ポリシランを含む反応系に一般式
されるトリハロシランおよび一般式
トラハロシランの少なくとも1種を直接添加し、1秒以
上20秒以下の一定時間間隔で電極の極性の切替えを行
なう電極反応に供して、一般式
構造単位と、一般式
含み、Si−Si単位を骨格とする網目状ポリマーを製
造する。
(2)、(3)、(4)の混合割合は、化合物(2):
化合物(3):化合物(4)=1:100〜10000
の範囲とすることが好ましい。この混合割合とする場合
には、混合物が有機溶媒に可溶で、且つ生成するポリマ
ーが直線状のポリシランと網目状ポリマーとの両方の特
性を兼ね備えた複合的な機能を発揮するので、好適であ
る。
件は、電極の極性を1〜20秒の時間間隔で切り替える
以外は、(a)工程における反応条件と実質的に異なる
ところはない。極性の切り替えは、強力な還元系を実現
するために、1秒以上20秒以下程度の一定時間間隔で
行なう。本願第1発明の(b)工程において、両電極を
同種の材料で構成する場合には、両極間で金属イオン
(例えば、Mg2+)が溶け出してその移動が行われて、
電極の消耗が少なくなり、通電時間をより長くすること
ができるので、好ましい。
は、電極反応中の反応器または反応液に超音波を照射し
ても良い。電極反応中の超音波の照射方法は、特に限定
されるものではないが、反応器を超音波浴槽に収容して
照射する方法、反応器内に超音波発振子を装入して照射
する方法などが例示される。超音波の振動数は、10〜
70kHz程度とすることが好ましい。超音波の出力
は、原料の種類、反応溶液の量、反応容器および電極の
形状および大きさ、電極の材質および表面積などの反応
条件に応じて適宜定めれば良いが、通常反応液1リット
ル当り0.01〜24kW程度の範囲内にある。この様
な超音波照射により、反応時間が大巾に短縮されて、超
音波を照射しない場合の1/3〜2/3程度となるとと
もに、分子量が高まり、収率も著しく向上する。本発明
においては、超音波照射により良好に攪拌が行われる
が、必要ならば、さらに機械的手段による攪拌を併用し
ても良い。
状ポリマーは、原料の種類、反応条件などに異なるが、
通常平均分子量2000〜1000000程度である。
射下に一般式
されるジハロシランを電極反応に供する。
射を行なう以外の点では、本願第1発明の(a)工程と
異なるところはない。また、超音波の照射は、本願第1
発明の(b)工程と同様の条件下に行なえば良い。この
超音波照射により、直線状ポリシランの生成に要する反
応時間が大幅に短縮されるとともに、その収率も著しく
向上する。
願第1発明の(b)工程と同様にして、(a)工程で得
られた一般式(2)で示される直線状ポリシランに一般
式(3)で示されるトリハロシランおよび一般式(4)
で示されるテトラハロシランの少なくとも1種を直接添
加し、1秒以上20秒以下程度の一定の時間間隔で電極
の極性の切替えを行なう電極反応に供して、一般式
(5)で示される構造単位と、一般式(6)で示される
構造単位および一般式(7)で示される構造単位の少な
くとも1種とを含み、Si−Si単位を骨格とする網目
状ポリマーを製造する。
(2)、化合物(3)および化合物(5)の混合割合、
反応条件などは、本願第1発明の(b)工程と同様とす
れば良い。また、本願第1発明の(b)工程において
も、両電極を同種の材料で構成することが好ましい。
極反応中の反応器または反応液に超音波を照射すること
ができる。
状ポリマーも、原料の種類、反応条件などに異なるが、
通常平均分子量2000〜1000000程度である。
3分以下の一定時間間隔で電極の極性の切替えを行なう
以外の点では、本願第1発明の(a)工程と異なるとこ
ろはない。極性切り替えの時間間隔が短すぎる場合に
は、反応の効率が下がり、一方長すぎる場合には、反応
時間が増加するとともに収率も低下する。
電極を同種の材料で構成する場合には、両極間で金属イ
オン(例えば、Mg2+)が溶け出してその移動が行われ
て、電極の消耗が少なくなり、通電時間をより長くする
ことができるので、好ましい。
願第1発明の(b)工程と同様にして、前(a)工程で
得られた一般式(2)で示される直線状ポリシランに一
般式(3)で示されるトリハロシランおよび一般式
(4)で示されるテトラハロシランの少なくとの1種を
直接添加し、1秒以上20秒以下程度の一定の時間間隔
で電極の極性の切替えを行なう電極反応に供して、一般
式(5)で示される構造単位と、一般式(6)で示され
る構造単位および一般式(7)で示される構造単位の少
なくとも1種とを含み、Si−Si単位を骨格とする網
目状ポリマーを製造する。
(2)、化合物(3)および化合物(5)の混合割合、
反応条件などは、本願第1発明の(b)工程と同様とす
れば良い。また、本願第3発明の(b)工程において
も、両電極を同種の材料で構成することが好ましい。
極反応中の反応器または反応液に超音波を照射すること
ができる。
状ポリマーも、原料の種類、反応条件などに異なるが、
通常平均分子量2000〜1000000程度である。
射を行なう以外の点では、本願第3発明の(a)工程と
異なるところはない。超音波の照射は、本願第1発明の
(b)工程と同様にして行なえば良い。
願第1発明の(b)工程と同様にして、前(a)工程で
得られた一般式(2)で示される直線状ポリシランに一
般式(3)で示されるトリハロシランおよび一般式
(4)で示されるテトラハロシランの少なくとの1種を
直接添加し、1秒以上20秒以下程度の一定の時間間隔
で電極の極性の切替えを行なう電極反応に供して、一般
式(5)で示される構造単位と、一般式(6)で示され
る構造単位および一般式(7)で示される構造単位の少
なくとも1種とを含み、Si−Si単位を骨格とする網
目状ポリマーを製造する。
(2)、化合物(3)および化合物(5)の混合割合、
反応条件などは、本願第1発明の(b)工程と同様とす
れば良い。
極反応中の反応器または反応液に超音波を照射すること
ができる。
状ポリマーも、原料の種類、反応条件などに異なるが、
通常平均分子量2000〜1000000程度である。
骨格中への酸素の導入を抑制するために、溶媒及び支持
電解質中の水分を予め除去しておくことが望ましい。例
えば、溶媒としてテトラヒドロフラン或いは1,2−ジ
メトキシエタンを使用する場合には、ナトリウム−ベン
ゾフェノンケチルなどによる乾燥を予め行なっておくこ
とが好ましい。また、支持電解質の場合には、減圧加熱
による乾燥、或いは水分と反応しやすく且つ容易に除去
できる物質(例えば、トリメチルクロロシランなど)の
添加による水分除去を行なっておくことが好ましい。
が達成される。
業的規模の生産においても、安全かつ容易にSi−Si
結合を骨格とする網目状ポリマーを製造することができ
る。
Si−Si結合を骨格とする網目状ポリマーの分子量を
制御することができる。
用するので、環境汚染の危険性なしに、Si−Si結合
を骨格とする網目状ポリマーを製造することができる。
形成を大幅に抑制することができる。 (e)隔膜の使用を必要としないので、隔膜が目詰まり
を起こすこともなく、操作が簡便である。
合には、反応時間が2/3〜1/3程度に大幅に短縮さ
れるとともに、反応生成物の分子量が増大し、収率も著
しく改善される。
ころをより一層明確にする。
面を希硫酸で洗浄した後、エタノールおよびエーテルで
洗浄し、減圧乾燥し、窒素雰囲気下に研磨して、表面の
酸化被膜を除去した)2個を装着した内容積30mlの3
つ口フラスコ(以下反応器という)に無水過塩素酸リチ
ウム1gを収容し、50℃、1mmHgに加熱減圧して(6
時間)、過塩素酸リチウムを乾燥した後、脱酸素した乾
燥窒素を反応器内に導入し、さらに予めナトリウム−ベ
ンゾフェノンケチルで乾燥したテトラヒドロフラン15
mlを加えた。これに予め蒸留したメチルフェニルジクロ
ロシラン1.45mlを加え、ウォーターバスにより反応
器を室温に保持しつつ、定電圧電源により通電した。こ
の際、コミュテーターを使用して、2つの電極の極性を
15秒毎に変換しつつ、モノマー中の塩素を基準として
2F/mol の通電量となる様に55時間通電した。
ろ、重量平均分子量3340の直線状ポリシランが形成
されていることが確認された。
の酸素含有量は、0.1%以下であり、Si−O−Si
の含有率が極めて低いことが確認された。
0.16mlを導入し、2つの電極の極性を15秒毎に変
換しつつ、反応原料中の塩素を基準として、2F/mol
の通電量となる様に7時間通電した。
−Si結合を骨格とする網目状ポリマーが収率42%で
形成された。
KHzの超音波洗浄器に浸漬して超音波を照射する以外
は実施例1と同様にして電極反応を行なった。その結
果、重量平均分子量12700のSi−Si結合を骨格
とする網目状ポリマーが、収率69%で得られた。
り構成するとともに、電極の極性切り替えを行なわない
以外は実施例2と同様にして電極反応を行なったとこ
ろ、重量平均分子量10500のSi−Si結合を骨格
とする網目状ポリマーが、収率53%で得られた。
アンモニウムを使用する以外は実施例1と同様にして電
極反応を行なった。
−Si結合を骨格とする網目状ポリマ−が、収率59%
で得られた。
実施例1と同様にして電極反応を行なったところ、重量
平均分子量8700のSi−Si結合を骨格とする網目
状ポリマ−が、収率62%で得られた。
シラン1.13mlを使用するとともに、(b)工程にお
ける添加原料としてフェニルトリクロロシラン0.48
mlを使用する以外は実施例1と同様にして電極反応を行
なった。
−Si結合を骨格とする網目状ポリマ−が、収率43%
で得られた。
シラン0.81mlを使用するとともに、(b)工程にお
ける添加原料としてフェニルトリクロロシラン0.80
mlを使用する以外は実施例1と同様にして電極反応を行
なった。
−Si結合を骨格とする網目状ポリマ−が、収率47%
で得られた。
外は実施例7と同様にして電極反応を行なったところ、
重量平均分子量6370のSi−Si結合を骨格とする
網目状ポリマーが収率23%で得られた。
7と同様にして電極反応を行なったところ、同様のSi
−Si結合を骨格とする網目状ポリマーが得られた。
して電極反応を行なったところ、同様のSi−Si結合
を骨格とする網目状ポリマーが得られた。
クロロシラン1.0mlを使用する以外は実施例1と同様
にして電極反応を行なったところ、対応するSi−Si
結合を骨格とする網目状ポリマーが得られた。
0.57mlを使用する以外は実施例11と同様にして電
極反応を行なったところ、対応するSi−Si結合を骨
格とする網目状ポリマーが得られた。
1.5F/mol となるようにした以外は実施例1と同様
にして電極反応を行なった。
−Si結合を骨格とする網目状ポリマーが収率39%で
得られた。
1.0F/mol となるようにした以外は実施例1と同様
にして電極反応を行なった。
−Si結合を骨格とする網目状ポリマーが収率28%で
得られた。。
0.11mlを使用する以外は実施例2と同様にして電極
反応を行なった。
i−Si結合を骨格とする網目状ポリマ−が、収率42
%で得られた。
0.11mlを使用する以外は実施例7と同様にして電極
反応を行なった。
−Si結合を骨格とする網目状ポリマ−が、収率21%
で得られた。
シラン0.16mlおよびテトラクロロシラン0.01ml
を使用する以外は実施例2と同様にして電極反応を行な
った。
i−Si結合を骨格とする網目状ポリマ−が、収率64
%で得られた。
ポリマーの熱重量分析結果を図1に示す。
直線状ポリシランの熱重量分析結果を図2に示す。
i−Si結合を骨格とする網目状ポリマーの優れた耐熱
性が明らかである。
クトル図を示す。
直線状ポリシランの吸収スペクトル図を示す。
を骨格とする網目状ポリマーの吸収スペクトル図を示
す。
−Si結合を骨格とする網目状ポリマーがポリシランと
シリコンネットワークポリマーの両方の光学的特性を備
えていることが明らかである。
る網目状ポリマーの熱分析結果を示すグラフである。
マーの熱分析結果を示すグラフである。
ペクトルを示すグラフである。
マーの吸収スペクトルを示すグラフである。
る網目状ポリマーの吸収スペクトルを示すグラフであ
る。
Claims (8)
- 【請求項1】Si−Si結合を骨格とする網目状ポリマ
ーを製造する方法であって、(a)一般式 【化1】 (式中、Rは、水素原子、アルキル基、アリール基、ア
ルコキシ基またはアミノ基を表わし、2つのRは、同一
でも或いは異なっていても良い。;Xは、ハロゲン原子
を表わす)で示されるジハロシランを支持電解質として
過塩素酸塩を使用し、溶媒として非プロトン性溶媒を使
用し、Mg、CuまたはAlを陽極とし、これらと同種
または異種の導電性材料を陰極として使用する電極反応
に供することにより、一般式 【化2】 (式中、RおよびXは、上記に同じ。;nは10〜10
0である。)で示される両端にハロゲンを有する直線状
ポリシランを形成させる工程、および(b)一般式
(2)で示される直線状ポリシランを含む反応系に一般
式 【化3】 (式中、Rは、水素原子、アルキル基、アリール基、ア
ルコキシ基またはアミノ基を表わす。;Xは、ハロゲン
原子を表わす。)で示されるトリハロシランおよび/ま
たは一般式 【化4】 (式中、Xは、ハロゲン元素を表わす。)で示されるテ
トラハロシランをそのまま添加し、1秒以上20秒以下
の一定時間間隔で電極の極性を切替える電極反応に供す
ることにより、一般式 【化5】 (式中、Rは、上記に同じ。)で示される構造単位と一
般式 【化6】 (式中、Rは、上記に同じ。)で示される構造単位およ
び/または一般式 【化7】 で示される構造単位とからなるSi−Si結合を骨格と
する網目状ポリマーを製造する方法。 - 【請求項2】(b)工程を超音波の照射下に行なう請求
項1に記載の方法。 - 【請求項3】Si−Si結合を骨格とする網目状ポリマ
ーを製造する方法であって、(a)一般式 【化8】 (式中、Rは、水素原子、アルキル基、アリール基、ア
ルコキシ基またはアミノ基を表わし、2つのRは、同一
でも或いは異なっていても良い。;Xは、ハロゲン原子
を表わす)で示されるジハロシランを超音波の照射下に
支持電解質として過塩素酸塩を使用し、溶媒として非プ
ロトン性溶媒を使用し、Mg、CuまたはAlを陽極と
し、これらと同種または異種の導電性材料を陰極として
使用する電極反応に供することにより、一般式 【化9】 (式中、RおよびXは、上記に同じ。;nは10〜10
0である。)で示される両端にハロゲンを有する直線状
ポリシランを形成させる工程、および(b)一般式
(2)で示される直線状ポリシランを含む反応系に一般
式 【化10】 (式中、Rは、水素原子、アルキル基、アリール基、ア
ルコキシ基またはアミノ基を表わす。;Xは、ハロゲン
原子を表わす。)で示されるトリハロシランおよび/ま
たは一般式 【化11】 (式中、Xは、ハロゲン元素を表わす。)で示されるテ
トラハロシランをそのまま添加し、1秒以上20秒以下
の一定時間間隔で電極の極性を切替える電極反応に供す
ることにより、一般式 【化12】 (式中、Rは、上記に同じ。)で示される構造単位と一
般式 【化13】 (式中、Rは、上記に同じ。)で示される構造単位およ
び/または一般式 【化14】 で示される構造単位とからなるSi−Si結合を骨格と
する網目状ポリマーを製造する方法。 - 【請求項4】(b)工程を超音波の照射下に行なう請求
項3に記載の方法。 - 【請求項5】Si−Si結合を骨格とする網目状ポリマ
ーを製造する方法であって、(a)一般式 【化15】 (式中、Rは、水素原子、アルキル基、アリール基、ア
ルコキシ基またはアミノ基を表わし、2つのRは、同一
でも或いは異なっていても良い。;Xは、ハロゲン原子
を表わす)で示されるジハロシランを支持電解質として
過塩素酸塩を使用し、溶媒として非プロトン性溶媒を使
用し、Mg、CuまたはAlを一方の極とし、これらと
同種または異種の導電性材料を他方の極として使用し、
10秒以上3分以下の一定時間間隔で電極の極性を切替
える電極反応に供することにより、一般式 【化16】 (式中、RおよびXは、上記に同じ。;nは10〜10
0である。)で示される両端にハロゲンを有する直線状
ポリシランを形成させる工程、および(b)一般式
(2)で示される直線状ポリシランを含む反応系に一般
式 【化17】 (式中、Rは、水素原子、アルキル基、アリール基、ア
ルコキシ基またはアミノ基を表わす。;Xは、ハロゲン
原子を表わす。)で示されるトリハロシランおよび/ま
たは一般式 【化18】 (式中、Xは、ハロゲン元素を表わす。)で示されるテ
トラハロシランをそのまま添加し、1秒以上20秒以下
の一定時間間隔で電極の極性を切替える電極反応に供す
ることにより、一般式 【化19】 (式中、Rは、上記に同じ。)で示される構造単位と一
般式 【化20】 (式中、Rは、上記に同じ。)で示される構造単位およ
び/または一般式 【化21】 で示される構造単位とからなるSi−Si結合を骨格と
する網目状ポリマーを製造する方法。 - 【請求項6】(b)工程を超音波の照射下に行なう請求
項5に記載の方法。 - 【請求項7】Si−Si結合を骨格とする網目状ポリマ
ーを製造する方法であって、(a)一般式 【化22】 (式中、Rは、水素原子、アルキル基、アリール基、ア
ルコキシ基またはアミノ基を表わし、2つのRは、同一
でも或いは異なっていても良い。;Xは、ハロゲン原子
を表わす)で示されるジハロシランを超音波の照射下に
支持電解質として過塩素酸塩を使用し、溶媒として非プ
ロトン性溶媒を使用し、Mg、CuまたはAlを一方の
極とし、これらと同種または異種の導電性材料を他方の
極として使用し、10秒以上3分以下の一定時間間隔で
電極の極性を切替える電極反応に供することにより、一
般式 【化23】 (式中、RおよびXは、上記に同じ。;nは10〜10
0である。)で示される両端にハロゲンを有する直線状
ポリシランを形成させる工程、および(b)一般式
(2)で示される直線状ポリシランを含む反応系に一般
式 【化24】 (式中、Rは、水素原子、アルキル基、アリール基、ア
ルコキシ基またはアミノ基を表わす。;Xは、ハロゲン
原子を表わす。)で示されるトリハロシランおよび/ま
たは一般式 【化25】 (式中、Xは、ハロゲン元素を表わす。)で示されるテ
トラハロシランをそのまま添加し、1秒以上20秒以下
の一定時間間隔で電極の極性を切替える電極反応に供す
ることにより、一般式 【化26】 (式中、Rは、上記に同じ。)で示される構造単位と一
般式 【化27】 (式中、Rは、上記に同じ。)で示される構造単位およ
び/または一般式 【化28】 で示される構造単位とからなるSi−Si結合を骨格と
する網目状ポリマーを製造する方法。 - 【請求項8】(b)工程を超音波の照射下に行なう請求
項7に記載の方法。
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---|---|---|---|
JP03236292A JP3184907B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | Si−Si結合を骨格とする網目状ポリマーを製造する方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03236292A JP3184907B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | Si−Si結合を骨格とする網目状ポリマーを製造する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05230218A JPH05230218A (ja) | 1993-09-07 |
JP3184907B2 true JP3184907B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=12356846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03236292A Expired - Lifetime JP3184907B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | Si−Si結合を骨格とする網目状ポリマーを製造する方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3184907B2 (ja) |
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JP5152726B2 (ja) * | 2008-10-29 | 2013-02-27 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 近赤外光を吸収するポリシラン薄膜及びその製造方法 |
JP2012169521A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Fujitsu Ltd | 紫外光センサー及びその製造方法 |
CN115028841A (zh) * | 2022-03-03 | 2022-09-09 | 上海大学 | 一种液态聚硅烷及其制备方法 |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP03236292A patent/JP3184907B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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