JP3184639B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置及び方法に
関し、特にページ記述言語を展開した画像など画像メモ
リ上の画像データや原稿をスキャンした画像データを紙
などに印刷するための画像処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー複写機に、ページ記述言語
(以下、PDL)のデータを展開したラスターイメージ
を出力するユニットを接続して、紙などにプリントアウ
トするシステムが提供されている。また、カラー複写機
として、一列に並んだインクジェットのノズルを持つ印
字ヘッドを用いて1ページを印字ヘッド幅のバンドに分
割して繰り返しスキャンすることにより複写するシステ
ムも提供されている。さらに、このような印字ヘッド幅
のバンドに分割してプリントアウトするプリンタに対応
して、PDLデータを1バンド幅分ずつ展開し出力する
装置も提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、次のような問題点があった。
【0004】前記のようなバンド単位で分割して複写す
るカラー複写機にPDL展開装置を接続しカラー複写機
の原稿画像とPDL展開画像とを合成しようとする際に
は、メモリユニット等をカラー複写機に接続し、メモリ
ユニットを介して原稿画像をホストコンピュータで取り
込み、ホストコンピュータ上の画像編集ソフトウェアを
用いてPDL画像と合成し、メモリユニットまたはPD
L展開装置を介してプリントアウトするしか方法がなか
った。この方法によると、まず、原稿画像の画像データ
が特にカラーの場合は大量のデータとなるため、カラー
複写機からメモリユニットを介してホストコンピュータ
へ転送する時間がかなりかかってしまう。そして、ホス
トコンピュータ上で原稿画像の大量のデータを処理せね
ばならず、ホストコンピュータに大容量のメモリが要求
され、CPUの処理速度も高速性が要求されるという問
題点がある。さらに、PDL画像と原稿画像をカラー複
写機に転送するのにも、PDLデータのみを転送する場
合に比べるとデータが膨大にふくれ上がるので転送時間
がかなり長くなってしまう。従って、合成画像の出力を
得るためにかなりの時間が必要であるという問題点があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決することを目的としたもので、前記の課題を解決す
る一手段として、以下の構成を備える。
【0006】即ち、本発明の画像処理装置は、ページ記
述言語を翻訳して1ページの一部分をラスター画像デー
タに展開する展開手段、前記展開手段によって展開され
た1ページ中の部分的な画像データを記憶する記憶手
段、原稿を決められた単位で分割して読み取る原稿読取
手段、前記記憶手段から読み出した画像データと前記原
稿読取手段によって読み取られた原稿画像データをもと
に、合成画像データを作成する合成手段、前記展開手段
と前記原稿読取手段と前記合成手段を制御し1ページ
の画像データを前記単位毎に画像展開させ、前記単位の
画像展開に同期して原稿読取手段と前記合成手段を動作
させて記録シートへの画像形成を行い、これらの前記単
位の処理を1ページ分終了するまで同一シートに対して
繰り返すことにより、1ページの画像形成を行わせる
制御手段、とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】以上の構成により、例えば、ページ記述言語を
バンド単位に展開しプリントアウトするときに、単位バ
ンドの展開終了後の単位バンドプリントに同期してリー
ダーを単位バンド分動作させ、PDL展開画像と原稿画
像との1画素単位での合成が可能な画像形成装置が提供
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例の画像処理シス
テムを図面を参照して詳細に説明する。
【0009】(第1実施例)図1は本発明に係る一実施
例の画像処理システムの構成例を示すブロツク図であ
る。
【0010】図1において、101はスキヤナプリンタ
で、例えば、カラーイメージスキヤナ,インクジエツト
プリンタなどを含む。
【0011】109は画像処理ユニツトで、本発明に係
わる画像処理システムの核をなす部分である。
【0012】102はメモリユニツト、103はホスト
コンピユータ、120はHDD(ハードディスクドライ
ブ)である。
【0013】スキヤナプリンタ101,画像処理ユニツ
ト109,メモリユニツト102は、ケーブル107と
ケーブル110によつて、カスケード状に接続されてい
る。
【0014】スキヤナプリンタ101は、コピースター
トキー104を押されると、圧板105の下に置いた原
稿のカラー画像を、単独で複写することができ、略同時
に、読取つた画像のデイジタルデータを、ケーブル10
7,110を介して、画像処理ユニツト109とメモリ
ユニツト102へ送ることができる。
【0015】画像処理ユニツト109は、詳細は後述す
るが、例えばCentronicsやRS232Cなど
の汎用インタフエイスのケーブル111を介して、ホス
トコンピユータ103から送られてきたPDLデータ
を、ラスタイメージに展開して、スキヤナプリンタ10
1へ送り、スキヤナプリンタ101に出力させることが
できる。さらに、画像処理ユニット109は、PDLを
展開したラスターイメージとスキヤナプリンタ101か
ら送られてきた画像データに、幾つかの画像処理を施し
た後、処理した画像データを、スキヤナプリンタ101
へ戻して、スキヤナプリンタ101に出力させることも
できる。
【0016】メモリユニツト102は、スキヤナプリン
タ101から送られてきた画像データを、例えばSCS
IやGP−IBなどの汎用インタフエイス108を介し
て、ホストコンピユータ103へ送ることによつて、様
々な画像編集処理を可能とする。さらに、メモリユニツ
ト102は、汎用インタフエイス108を介して、ホス
トコンピユータ103から送られてきた画像データを、
スキヤナプリンタ101へ送り、スキヤナプリンタ10
1に出力させることもできる。
【0017】図2はスキヤナプリンタ101の構成例を
示すブロツク図、図3はラインセンサ201が原稿を走
査する様子の一例を示す図、図4はスキヤナプリンタ1
01の動作タイミング例を示すチヤート、図5は黒文字
処理回路a205が付加するデータXの内容例を示す図
である。
【0018】図2において、201はラインセンサで、
例えばCCDなどで構成され、203に拡大図に一例を
示すように、・・・,R,G,B,R,G,B,・・・
の順に、走査方向に各色のセンサが並んでいて、RGB
1組が1画素に対応する。
【0019】ラインセンサ201は、図3に一例を示す
ように、原稿301に対して、横方向への主走査と、縦
方向への副走査とを順次行う。すなわち、ラインセンサ
201は、図3および図4(a)に示す信号BVEの例
えば立上りに同期して、原稿全体の走査を開始して、以
降、図3および図4(a)に示す信号VEの例えば立上
りに同期して副走査方向へ、第1走査,第2走査,・・
・のようにバンド単位で走査を行う。各色の画像信号
は、信号VEの立上り近傍を拡大した図4(b)の一例
に示すように、ビデオクロツクVCLKの例えば3クロ
ツクで1画素を構成して、ビデオクロツクVCLKに同
期して転送される。なお、ラインセンサ201は、例え
ば、パルスモータ(不図示)などによつて駆動され、制
御部(不図示)の制御によつて、原稿の任意領域を走査
できる。
【0020】図2において、202はA/D変換器で、
ラインセンサ201から出力されたアナログ画像信号
を、デイジタル画像データへ変換する。
【0021】204はシエーデイング補正回路で、ライ
ンセンサ201の特性に合わせて、A/Dコンバータ2
02から入力された画像データに、白補正/黒補正を施
す。
【0022】205は黒文字処理回路aで、シエーデイ
ング補正回路204から入力された画像データから、原
稿画像に含まれる黒文字を検出して、検出した黒文字
へ、印刷した場合の色にじみを無くす処理と、エツジを
先鋭化する処理とを施す。黒文字処理回路a205は、
図4(c)に示すように、ビデオクロツクVCLKの例
えば4クロツクで1画素を構成して、ビデオクロツクV
CLKに同期して画像データを出力する。すなわち、黒
文字処理回路a205は、入力された画像データの1画
素ごとに、図5に内容の一例を示すようなデータXを付
加する。例えば、黒文字処理回路a205は、黒文字処
理を実行する画素のデータXのビツト0は‘1’に、黒
文字処理を実行しない画素のデータXのビツト0は
‘0’にする。さらに、データXは、図5に一例を示す
ような画像処理情報を表す。
【0023】図2において、206は変倍回路で、黒文
字処理回路a205から入力された画像データを処理し
て、該画像データの表す画像を、所望の大きさに変倍
(拡大,縮小)する。
【0024】変倍処理回路206から出力された画像デ
ータは、前述したように、ケーブル107,110を介
して、画像処理ユニツト109とメモリユニツト102
へ転送されるほか、スイツチユニツト207へ送られ
る。
【0025】スイツチユニツト207は、前述したよう
に、ケーブル107,110を介して、画像処理装置ユ
ニツト109やメモリユニツト102から入力された画
像データと、変倍処理回路206から入力された画像デ
ータとを選択して出力する。すなわち、スイツチユニツ
ト207によつて、変倍処理回路206から入力された
画像データが選択された場合、スキヤナプリンタ101
単独で動作して、読取つたカラー画像などを複写する。
【0026】208はデコーダで、スイツチユニツト2
07から入力された画像データに含まれるデータXをデ
コードする。すなわち、デコーダ208は、画像データ
に含まれるデータXに応じて、図5に一例を示した制御
信号を、後述の2値化回路214や黒文字処理回路b2
15などへ出力する。
【0027】209は対数変換回路で、デコーダ208
を通して入力されたRGB画像データを、例えばCMY
K画像データに変換する。
【0028】210はマスキング回路で、対数変換回路
から入力された画像データに、インク特性に合わせて、
マスキング処理を施す。なお、スキヤナプリンタ101
が単独で動作する場合、マスキング回路210には、制
御部(不図示)によつて、入力マスキングと出力マスキ
ングの両方を考慮した係数がセツトされて、マスキング
処理が行われる。また、画像処理ユニツト109などの
外部ユニツトからの画像データを処理する場合、マスキ
ング回路210には、制御部(不図示)によつて、出力
マスキングを考慮した係数がセツトされて、マスキング
処理が行われる。
【0029】211はエツジ処理回路で、マスキング回
路210から入力された画像データに、画像エツジの先
鋭化処理を施す。
【0030】212はヘツドシエーデイング回路で、エ
ツジ処理回路211から入力された画像データに、後述
の印刷ヘツド216の吐出量や吐出方向などのばらつき
を補正する処理を施す。
【0031】213はγテーブルで、ヘツドシエーデイ
ング回路212から入力された画像データを、所望の印
刷濃度になるように変換する。
【0032】214は2値化回路で、デコーダ208か
らの制御信号MIXDATA,NEGA,PHOTEな
どに基づいて、γテーブル213から入力された多値画
像データを、2値画像データへ変換する。
【0033】215は黒文字処理回路bで、デコーダ2
08からの制御信号KBなどに基づいて、2値化回路2
14から入力された画像データに、黒文字処理を施す。
【0034】216は印刷ヘツドで、黒文字処理回路b
215から入力された画像データを、インクジエツトに
よつて記録紙へ印刷する。なお、印刷ヘツド216の動
作タイミングも、上述した信号BVEやVEなどに同期
していて、画像をバンド単位に印刷する。また、インク
ジエツト方式による印刷の構成や原理は、公知なので詳
細な説明は省略するが、例えば、印刷情報に対応して、
インクが保持されたシートや液路に配置されたヒータ
へ、該インクの沸点を越える急速な温度上昇を与える駆
動信号を印加すると、印刷ヘツドの熱作用面に、該駆動
信号に一対一に対応した気泡が形成され、該気泡の成
長,収縮によつて、吐出口を介して、該インクを記録紙
へ向かつて吐出することによつて、該記録紙上へ画像を
印刷する。
【0035】尚218はスキャナプリンタと画像処理ユ
ニット109等の外部ユニットとの各種コマンドの通信
を行う通信制御部、220は通信制御部218又は本体
の不図示の操作パネルからの指示に応じてスキャナ、プ
リンタの動作を制御するコントローラである。後述する
様に本実施例ではメモリ合成時には一バンド毎の画像デ
ータを展開する毎にスキャナプリンタが図3に示す1バ
ンド毎の読み取りを行う。
【0036】次に、画像処理ユニツト109について説
明する。
【0037】図6は画像処理ユニツト109の概観図で
ある。
【0038】図6において、601,602はコネクタ
で、同コネクタに連結された図1に示したケーブル10
7,110によつて、画像処理ユニツト109と、スキ
ヤナプリンタ101およびメモリユニツト102とを接
続する。
【0039】603はコネクタで、同コネクタに連結さ
れた図1に示したケーブル111によつて、画像処理ユ
ニツト109と、ホストコンピユータ103とを接続す
る。
【0040】本実施例はコネクタ603は603A,6
03B,603Cの3種類あり、それぞれ シリアルI/Fコネクタ パラレルI/Fコネクタ LANコネクタ である。
【0041】601は外付けHDD(ハード・ディスク
・ドライブ)用のコネクタである。外付けHDDは必ず
しも必要ではないが、フォントデータを増やしたい時等
に用いる。
【0042】604は操作部で、画像処理ユニツト10
9の状態を、設定するキーや、表示するLCDパネルお
よびLEDから構成される。
【0043】図7は画像処理ユニツト109の構成例を
示すブロツク図である。
【0044】画像処理ユニット109は大きくPDL展
開部701とスキャナプリンタI/F部702、内蔵H
DD703、操作部604の4つの部分に分けられる。
【0045】内蔵HDD704は、漢字フォントデータ
等を保存する為のもので、漢字出力を行なわない場合な
ど、PDL展開部のROM712やDRAM713だけ
で足りる場合には必要ない。
【0046】操作部604は、図8に構成例を示すよう
に、出力のLCD808、LED801〜807と、入
力のスイッチ809〜813から構成される。
【0047】LCD808は、PDL展開等の動作状態
等を英数字列のメッセージとして表示する。
【0048】合成LED801、802はそれぞれ白合
成、黒合成の動作モードのとき点灯する。レディLED
803は、画像処理ユニット109がホストコンピュー
タからのPDLデータを受信できるときに点灯する。デ
ータLED804は、画像処理ユニット109がPDL
展開などデータ処理を行なっているときに点滅する。エ
ラーLED805は、画像処理ユニット109が何らか
のエラー状態のときに点滅する。オンラインLED80
6は、画像処理ユニット109がオンライン状態のとき
点灯する。ハードディスクLED807は、内蔵HDD
704がアクセスを行なっているときに点灯する。
【0049】合成スイッチ809は合成モードの切り替
えを行なうスイッチである。オンラインスイッチ810
はオンライン/オフライン状態の切り替えを行なうスイ
ッチである。メニュースイッチ813はオフライン状態
のときにメニュー設定モードに入るためのスイッチで、
メニュー設定モード内ではメニュー項目の切り替えの機
能を持つ。エンタースイッチ812はメニュー設定モー
ドでメニュー項目の選択の機能を持つ。エグジットスイ
ッチ811はメニュー設定モードで1段浅いメニュー階
層へ戻るためのスイッチである。
【0050】また、操作部のうち、合成LED801、
802および合成スイッチ809はスキャナプリンタI
/F部702のCPU730によって制御され、それ以
外のLED803〜807、LCD808、スイッチ8
10〜813はPDL展開部701のCPU710によ
って制御される。
【0051】次に、PDL展開部701の内部ブロック
について説明する。
【0052】図7において、710はCPUで、ROM
712に記憶されたプログラムに基づいて、CPUバス
711などを介してPDL展開部701全体の制御を司
る。このCPUはPDLの画像展開など負荷の大きい処
理を行なうのでRISC等の処理速度の早いCPUを用
いる。714、715、716はそれぞれシリアルI/
F、パラレルI/F、LANのコントローラ回路で、そ
れぞれコネクタ601A、601B、601Cを介して
ホストコンピュータ103からのPDLデータの受信等
を行なう。このように受信したPDLデータはCPUバ
ス711を介してDRAM713の一部領域に記憶され
る。CPU710は、ROM712や内蔵HDD70
3、外付けHDD120にあるフォントデータ等を用い
て、DRAM713の一部領域に記憶されたPDLデー
タからラスター画像データを展開し、DRAM713の
特定領域に記憶する。
【0053】このとき、画像展開は1ページを複数に分
割したバンドに対応したラスター画像を単位に行なわれ
る。これは、前述のスキャナプリンタ101の出力特性
に合わせたものである。すなわち、スキャナプリンタ1
01は、1バンドを印刷している間は途中停止できない
が、各バンド間においては停止できる。したがって、バ
ンド単位で画像展開を行なえば、DRAM713のラス
ター画像記憶領域は1ページ分の記憶容量を必要とせ
ず、最低1バンド分の記憶容量を持てば良い。
【0054】CPU710は1バンドの画像展開が終る
と、ビデオデータI/F719を用いて、そのラスター
画像データをスキャナプリンタI/F部へ送る。送り終
るとCPU710はDRAM713上のPDLデータを
再び読みだし、次のバンドのラスター画像データを展開
しDRAM713に記憶し、スキャナプリンタI/F部
702に送る。以上を1ページ中の全てのバンドについ
て繰り返し、1ページ分のラスター画像を形成する。
【0055】また、CPU710は、操作部I/F71
7を介して操作部604の表示制御およびスイッチ入力
を行なう。また、シリアル通信回路718を用いてスキ
ャナプリンタI/F部と通信を行なう。
【0056】次にスキャナプリンタI/F部の内部ブロ
ックを説明する。ちなみに、以下登場する画像信号は、
図4(c)と同様に時系列にRGBXと変化する8bi
t幅の画像データと同期クロックVCLK、ライン同期
信号のVE、バンド同期信号のBVEから構成される。
【0057】CPU730は、ROM732に記憶され
たプログラムに基づいて、CPUバス731などを介し
てスキャナプリンタI/F部702全体の制御を司る。
このCPUは、スキャナプリンタ101やメモリユニッ
ト102との動作制御や各画像処理回路の設定などを行
なうもので、PDL展開部701のCPU710ほど処
理速度は要求されない。RAM733はワーク用であ
る。また、操作部I/F734を用いて、CPU730
は操作部の出力制御やスイッチからの入力処理を行な
う。
【0058】PDL展開部から送られてくる1バンド分
のラスター画像データは、まず、画像処理部737にお
いて色味の調整が行なわれる。これは1画素RGB各8
ビットの画像データに対し3x3の行列演算を施した
り、LUT(ルックアップテーブル)を用いたγ変換を
施したりするものである。
【0059】次の黒文字処理部738はスキャナプリン
タ101の黒文字処理回路a205(図2)と同様のも
のである。つまり、この黒文字処理部738では画像デ
ータRGBを注目画素の周辺画素も含めて調べ、黒のエ
ッジ部に図5で述べたデータXのビット0を0にする。
これにより、スキャナプリンタ101の黒文字処理回路
b215(図2)で黒単色のインクが吐出され、黒い文
字の輪郭がくっきりと鮮明になる。
【0060】黒文字処理738の出力はFIFOメモリ
739により記憶される。このFIFOメモリはスキャ
ナプリンタ等とのタイミング調整のものでタイミング調
整回路741により制御される。
【0061】FIFOメモリ740の出力画像信号は色
判定部740に入力される。この色判定部の詳細は後述
するが、あらかじめ設定された色であるか否かを画素毎
に判定し、1bitの判定信号を出力する。
【0062】色判定部740の出力画像信号はセレクタ
744を介してスキャナプリンタ101へ出力される。
一方、スキャナプリンタ101の原稿台上の原稿をスキ
ャンして得られた画像信号は画像処理742においてマ
スキング演算(RGBデータに3x3の行列演算を施
す)が施され、セレクタ743に入力される。セレクタ
743でまずスキャナプリンタの原稿画像とメモリユニ
ット102の出力画像を選択し、選択された画像と前述
の色判定部740の出力画像をセレクタ744で選択す
る。セレクタ743の制御はCPU730で1ページ単
位で行なわれるが、セレクタ744の制御は色判定部7
40の出力判定信号で1画素単位で行なわれる。また、
PDL画像出力が行なわれないときは、セレクタ74
4、743はメモリユニット102の出力画像をスキャ
ナプリンタ101へ送るように、CPU730によって
設定される。
【0063】通信制御部はカスケード状に接続された3
装置(スキャナプリンタ101、画像処理ユニット10
9、メモリユニット102)の相互間の通信を制御する
もので、図11に内部構成を示す。スキャナプリンタ1
01に対するシリアル通信コントローラ1101と、メ
モリユニット102に対するシリアル通信コントローラ
1102がCPUバス731に接続されている。シリア
ル通信コントローラ1101、1102の通信信号には
入力信号と出力信号があり、出力信号についてはセレク
タ1103、1104を介してスキャナプリンタあるい
はメモリユニットに接続する。このセレクタ1103の
切り替えはCPU730によって行ない、セレクタ11
03、1104でA入力に切り変えることでスキャナプ
リンタからの通信信号はメモリユニット側へスルー状態
となる。
【0064】また、スキャナプリンタ101から出力さ
れる通信信号には待機信号が含まれており、CPU73
0はセレクタ1103、1104を入力B側に切り変え
る前に、シリアル通信コントローラ1101を介してス
キャナプリンタからの待機信号がアクティブかどうかを
センスし、アクティブのときは非アクティブになるまで
待つ。この処理により例えばスキャナプリンタ101の
ローカルコピー動作状態には待機信号を出力することで
画像処理ユニット109の動作を待機させることが出来
る。また、セレクタ1103、1104を入力B側に切
り変えているときはCPU730がシリアル通信コント
ローラ1102を介して待機信号をメモリユニット10
2へ送信することでメモリユニット102を待機させる
ことが出来る。
【0065】以上のような通信制御部736の制御によ
り、図1に示したカスケード状に接続された3装置は相
互に通信することが出来る。
【0066】また、PDL展開部とスキャナプリンタI
/F部の一連の動作のハンドシェーク等は、シリアル通
信718、735を用いて、CPU710とCPU73
0があらかじめ定められたプロトコルに基づき互いに通
信することで行なわれる。
【0067】色判定部740の構成回路の例を図9Aに
示す。入力画像信号をフリップフロップ901〜904
において画像クロック信号VCLKでラッチしていき、
途中の画像信号をウィンドウコンパレータWCOM89
05〜907に入力する。ウィンドウコンパレータWC
OM8は8bit幅の入力を3つ(L,D,H)持ち、
L<=DかつD<=Hの時のみ1bitの出力QがHi
ghレベルになる回路で、図9Cに内部構成を示す。ま
た、ウィンドウコンパレータ905〜907のL、H入
力に入力されているような細長い丸で書いてある信号は
レジスタといって、CPU730のメモリ空間にマッピ
ングされているラッチ(図示せず)の出力信号である。
CPU730はそのメモリ空間に値を書込むことによっ
てレジスタの値の設定が出来る。ウィンドウコンパレー
タ905〜907で画像信号とレジスタ914〜919
の値を比較した結果をANDゲート908に入力する。
そしてゲート909〜912を経てフリップフロップ9
13に入力されクロック信号VCLK1によりたたかれ
ることで1画素毎の判定信号が出力される。このクロッ
ク信号VCLK1は、図9BのようにVE信号とVCL
K信号から作られる1画素周期のクロック信号である。
また、ゲート909〜912によりレジスタ920〜9
22の設定値により出力判定信号をコントロールでき、
図9A全体の色判定部の回路により図10に示すような
判定信号が出力される。すなわち、入力画像信号のRG
Bデータに対しレジスタRL914、RH915、GL
916、GH917、BL918、BH919の値と比
較し、RデータがRLとRHの間、GデータがGLとG
Hの間、BデータがBLとBHの間にそれぞれ入ってい
るか、あるいはRGBのデータのうちひとつでも前記の
値の間に入っていないかによって判定信号のレベルが定
められる。また、レジスタKEBASE920により、
どちらの判定結果で 出力判定信号をHighレベルに
するかを設定でき、レジスタKE0921、KE192
2により判定信号を強制的にHighレベルまたはLo
wレベルに設定できる。
【0068】また、色判定部740の回路の各部のタイ
ミングチャートを図9Dに示す。
【0069】本発明の特徴的な画像合成について説明す
る。本実施例では画像合成は2種類あり、ここでは白合
成、黒合成と呼ぶことにする。白合成では、ホストコン
ピュータ103から画像処理ユニット109に送ったP
DLデータを展開した画像において白の部分はスキャナ
プリンタの原稿台に置いた原稿画像(スキャナ画像)に
置き換った出力が得られる。黒合成では同様に黒の部分
がスキャナ画像に置き換わった出力が得られる。この様
子を図12に示す。
【0070】合成のモードは操作部604から設定でき
る。電源を入れた直後は合成なしモードである。合成な
しモードで操作部604の合成スイッチ809を利用者
が一度押すことにより白合成モードになる。白合成モー
ドで合成スイッチ809を利用者が一度押すと黒合成モ
ードになる。黒合成モードで合成スイッチ809を利用
者が一度押すと合成なしモードに戻る。この合成のモー
ドはLED801、802によって図13のように表示
される。
【0071】これらの合成処理は画像処理ユニット10
9のスキャナプリンタI/F部702で行なわれる。C
PU730は操作部604の合成スイッチ809を監視
し、前述の合成モードの推移を制御しLED801、8
02に表示する。そして、各合成モードにおいて色判定
部740のレジスタ914〜922を図14のように設
定する。ただし、図1のセレクタ744は、色判定部7
40の出力判定信号がHighのとき色判定部740の
出力画像信号を選択するようになっているとし、セレク
タ743はプリントアウト時に画像処理742の出力を
選択するようにCPU730が制御する。また、CPU
730は、白合成モードまたは黒合成モードのときはス
キャナプリンタ101のスキャナとプリンタを動作さ
せ、合成なしモードのときはスキャナプリンタ101の
プリンタのみを動作させるように通信制御部736を介
してスキャナプリンタ101を制御する。PDL展開部
701のCPU710が1バンド分の展開を終えると、
シリアル通信部718,735を介してスキャナプリン
タI/F部702のCPUに1バンド展開終了を伝え
る。CPU710はシリアル通信部718,735を介
してスキャナプリンタI/F部が1バンド分画像データ
の受信可能かどうかを調べ、受信可能となったらビデオ
データI/F719を介して1バンド分画像データをD
RAM713からスキャナプリンタI/F部702へ転
送する。CPU730は白合成または黒合成モードのと
きは、PDL展開部701から1バンド展開終了を知ら
されると通信制御部736を介してスキャナプリンタ1
01のスキャナを動作開始させる。その後スキャナプリ
ンタ101のスキャナが1バンド分のスキャンを開始し
始めたらCPU730はシリアル通信735を介しPD
L展開部701へ1バンド分画像受信可能を伝える。そ
してPDL展開画像とスキャナ原稿画像とがセレクタ7
44で1画素単位で切りかえられることで白合成あるい
は黒合成のプリントアウトが可能となる。1バンド分の
プリントアウトが終了するとCPU730はシリアル通
信735を介しPDL展開部710へ1バンド分印刷終
了を知らせる。PDL展開部はシリアル通信部718を
介し1バンド部印刷終了を知らされると次の1バンド分
のPDL画像展開を始める。以上を1ページ終了まで繰
り返す。以上の制御により合成処理が可能であり、PD
L展開部701はどの合成モードであろうとも同じ動作
をすれば良いことになる。
【0072】(第2実施例)以下、本発明に関わる第2
実施例の画像処理システムを説明する。なお、第2実施
例において、第1実施例と略同様の構成については、同
一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0073】第2実施例の構成は第1実施例で説明した
ものと同様で、異なるのは、プリントアウト時に出力結
果のページの下方に真白の領域がある場合に、第1実施
例では真っ白にも関わらず、印字ヘッドを走査させてい
たのに対し、第2実施例では排紙する点である。
【0074】図15に第2実施例におけるCPU710
の処理のフローチャートを示す。ステップS2、S3、
S4、S6、S7が存在するところが第1実施例と異な
る。
【0075】まずステップS1でホストコンピュータ1
03からのPDLデータを受信しDRAM713に記憶
する。ステップ2でスキャナプリンタI/F部と通信し
白合成モードか否かを調べ分岐する。白合成モードのと
きはステップ4でWCフラグに1を代入し、そうでない
ときはステップS3で0を代入する。そして、ステップ
S5で1ページ全体が出力し終ったかを判断し出力し終
っていればステップS10の排紙へ飛び、まだの場合は
ステップS6に進む。ステップS6ではWCフラグを見
て1であればステップS8へ進み、そうでない場合はス
テップS7へ進む。ステップS7ではPDLデータを見
てこれからプリントアウトしようとしているバンド以降
の画像データがすべて真っ白かどうがを判断し、そうで
あればステップS10の排紙へ進み、そうでなければス
テップS8へ戻る。ステップS8ではPDLデータを翻
訳してこれから印刷しようとする1バンド分の画像展開
を行なう。次のステップS9ではスキャナプリンタI/
F部702へ展開した画像データを転送してステップS
5へ戻る。スキャナプリンタI/F部702ではPDL
展開部701から送られた画像データをスキャナプリン
タ101へ送り印刷する。
【0076】以上のような処理をすることにより、印刷
の後半が真っ白にも関わらず印字ヘッドのスキャンを繰
り返すことがなくなりプリントアウトの時間が短縮でき
る。また、白合成のときはPDL画像の白い領域にスキ
ャナプリンタ101の原稿画像を入れなければならない
ため1ページ終了まで印字ヘッドのスキャンを繰り返
す。また、黒合成のときはPDL画像の黒い部分が原稿
画像に置き換わるだけで、PDL画像の白い部分は最終
出力結果も白くなるので無駄な印字ヘッドのスキャンは
キャンセル出来る。
【0077】また、ページの下方だけではなく上方や途
中のバンドでも同様に印字ヘッドのスキャンをキャンセ
ルし紙の搬送のみを行なわせ印刷時間をさらに短縮する
方法も考えられる。
【0078】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0079】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0080】以上、本発明の実施例によれば、スキャナ
を有し、例えばPDLを展開した画像などをプリントア
ウトする機能をも合わせ持つ画像形成システムで、利用
者は例えば操作部のスイッチ1つを押すという非常に簡
単な操作で、PDL展開画像の例えば白または黒の領域
にスキャナで読み込んだ画像をはめ込むことが出来る。
また、スキャナにより原稿画像をホストコンピュータに
取り込みホストコンピュータ上の画像編集アプリケーシ
ョンソフトウェアを用いて同様の合成画像を作成しまと
めてプリントアウトする方法に比べて、本発明による方
法はスキャナ原稿画像のホストコンピュータへの転送時
間およびホストコンピュータの画像編集アプリケーショ
ンソフトウェアでの処理の手間が必要なく、なおかつホ
ストコンピュータに、スキャナ原稿のラスターイメージ
データ用の大量のメモリ空間を必要としないというメリ
ットがある。
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、ペー
ジ記述言語を翻訳して1ページの一部分をラスター画像
データに展開する展開手段、前記展開手段によって展開
された1ページ中の部分的な画像データを記憶する記憶
手段、原稿を決められた単位で分割して読み取る原稿読
取手段、前記記憶手段から読み出した画像データと前記
原稿読取手段によって読み取られた原稿画像データをも
とに、合成画像データを作成する合成手段、前記展開手
段と前記原稿読取手段と前記合成手段を制御し、1ペー
ジの画像データを前記単位毎に画像展開させ、前記単位
の画像展開に同期して原稿読取手段と前記合成手段を動
作させて記録シートへの画像形成を行い、これらの前記
単位の処理を1ページ分終了するまで同一シートに対し
て繰り返すことにより、1ページ分の画像形成を行わせ
る制御手段、とを有することにより、大量のメモリを必
要とすることなく、簡単な構成でページ記述言語で表わ
される画像と原稿画像とを容易に合成処理することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる一実施例の画像形成システムの
構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施例のスキャナプリンタの構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】本実施例のラインセンサが原稿を走査する様子
の1例を示す図である。
【図4】本実施例のスキャナプリンタの動作タイミング
例を示すチャートである。
【図5】本実施例の黒文字処理回路aが付加するデータ
Xの内容例を示すチャートである。
【図6】本実施例の画像処理ユニットの概観図である。
【図7】本実施例の画像処理ユニットの構成例を示すブ
ロック図である。
【図8】本実施例の画像処理ユニットの操作部の一例を
示す図である。
【図9】本実施例の画像処理ユニットの色判定部の構成
例およびタイミングチャートである。
【図10】本実施例の画像処理ユニットの色判定部の各
動作モードのレジスタ設定値である。
【図11】本実施例の画像処理ユニットの通信制御部の
構成例を示す図である。
【図12】本実施例の画像合成の出力例を示す図であ
る。
【図13】本実施例の操作部における合成モードの表示
例を示す図である。
【図14】本実施例の各合成モードにおける色変換部の
レジスタの設定を説明する図である。
【図15】第2実施例におけるPDL展開部のCPUの
処理のフローチャートである。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページ記述言語を翻訳して1ページの一
    部分をラスター画像データに展開する展開手段、 前記展開手段によって展開された1ページ中の部分的な
    画像データを記憶する記憶手段、 原稿を決められた単位で分割して読み取る原稿読取手
    段、 前記記憶手段から読み出した画像データと前記原稿読取
    手段によって読み取られた原稿画像データをもとに、合
    成画像データを作成する合成手段、 前記展開手段と前記原稿読取手段と前記合成手段を制御
    1ページの画像データを前記単位毎に画像展開さ
    せ、前記単位の画像展開に同期して原稿読取手段と前記
    合成手段を動作させて記録シートへの画像形成を行い、
    これらの前記単位の処理を1ページ分終了するまで同一
    シートに対して繰り返すことにより、1ページの画像
    形成を行わせる制御手段、 とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に画像合成の合成処理内容を設定する
    設定手段を有し、前記設定手段は、前記展開手段で展開
    される画像データのどの濃度の部分に前記原稿読取手段
    で読み取られる画像を合成するかを設定し、前記合成手
    段は、前記設定手段による設定に応じて前記記憶手段か
    ら読み出した画像データと前記読取手段で読み取られた
    原稿画像データとを画素単位で選択することを特徴とす
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は前記展開手段で展開され
    る画像データの白部分の画像を前記原稿読取手段で読み
    取られる画像に置き換えるか前記展開手段で展開される
    画像データの黒部分の画像を前記原稿読取手段で読み取
    られる画像に置き換えるかを設定することを特徴とする
    請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記展開手段は、ページ記述言語を翻訳
    して1ページの前記単位毎の画像の全画素が白か否かを
    判定する判定手段を有し、 前記制御手段は、前記設定手段により前記展開手段で展
    開される画像データの黒部分の画像を前記原稿読取手段
    で読み取られる画像に置き換えるかを設定することが設
    定されている場合、前記判定手段により全画素が白と判
    定されている前 記単位に関しては前記記録シートへの像
    形成を行わせず、記録シートの搬送のみを行わせること
    を特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 ページ記述言語で表わされる画像を入力
    する入力手段と、画像データを記憶する記憶手段と、原
    稿読取手段と、記録シートの画像を形成する像形成手段
    を有する画像処理装置のための制御方法であって、 前記入力手段で入力されるページ記述言語を翻訳して1
    ページの一部分をラスター画像データに展開させる展開
    工程、 前記展開工程で展開された1ページ中の部分的な画像デ
    ータを前記記憶手段に記憶させる記憶工程、 前記原稿読取手段に原稿を決められた単位で分割して読
    み取らせる原稿読取工程、 前記記憶手段から読み出した画像データと前記原稿読取
    手段によって読み取られた原稿画像データをもとに、合
    成画像データを作成させる合成工程、 1ページの画像データを前記単位毎に画像展開させ、前
    記単位の画像展開に同期して原稿読取工程と前記合成工
    程を実行させて前記像形成手段により記録シートへの画
    像形成を行わせ、これらの前記単位の処理を1ページ分
    終了するまで同一シートに対して繰り返すことにより、
    1ページ分の画像形成を行わせる合成画像像形成工程、 とを有することを特徴とする画像処理装置のための制御
    方法。
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