JP3183084B2 - 積層フィルム - Google Patents

積層フィルム

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JP3183084B2
JP3183084B2 JP04291395A JP4291395A JP3183084B2 JP 3183084 B2 JP3183084 B2 JP 3183084B2 JP 04291395 A JP04291395 A JP 04291395A JP 4291395 A JP4291395 A JP 4291395A JP 3183084 B2 JP3183084 B2 JP 3183084B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積層フィルムに関するも
のであり、詳しくは耐スクラッチ性、密着性、耐湿密着
性などに優れ、磁気記録材料、各種写真材料、包装材
料、電気絶縁材料などに使用される基材フィルムとして
好適な積層フィルムに関するものであり、更に詳しくは
高温高湿環境下においても密着性の低下のない積層フィ
ルムに関するものである。特にジアゾ感光フィルムに使
用される基材フィルムとして好適な積層フィルムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】現在、いろいろの分野において、各種高
分子が幅広く使用されている。その中でもポリエステ
ル、特にポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリエチレンナフタレートあるいはポリ
−1、4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート及
びこれらを主体とするポリエステルは優れた物理的、化
学的特性を有しており、繊維、フィルムあるいはシート
更にはその成型品として広く使用されている。
【0003】特に、ポリエステルフィルムは耐熱性、耐
薬品性、機械的特性において優れた性質を有するため
に、磁気記録材料、各種写真材料、包装材料、電気絶縁
材料、一般工業材料等多くの用途に用いられている。
【0004】しかしながら、一般にポリエステル自体が
不活性で接着性に乏しいため、フィルム表面に種々の被
覆物、例えばジアゾ感光塗料、磁性体塗料、ケミカルマ
ット塗料、ゼラチン組成物、ヒートシール付与組成物、
インキなどを塗布あるいは印刷する際には、該被覆物と
の接着性を良好とするためにフィルム表面にコロナ放電
あるいはプラズマ等の物理的な処理やアルカリあるいは
アミン類の化学薬品を使用した化学的な処理をする方
法、さらには易接着性物質をコーティングする方法など
が知られている。
【0005】しかし物理的あるいは化学的な表面処理方
法は工程が煩雑となり、コストアップとなるばかりでな
く、十分な接着性が得られない。
【0006】一方易接着物質をコーティングする方法は
ポリエステルフィルムの製造工程内で実施でき、コスト
面で有利であり、かつ種々の被覆物に対応できる接着性
物質を選択することが可能であることから、アクリル樹
脂、水溶性および水分散性ポリエステルを易接着性物質
としてポリエステルフィルムに積層したものなどが提案
されてきた(特公平3−62551号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の技術には次のような問題点がある。すなわちアクリル
樹脂、水溶性あるいは水分散性ポリエステルを積層した
場合には所望の接着性が得られたとしても塗膜の耐スク
ラッチ性、耐湿性などが劣るため、引っ掻きでの密着
性、高温高湿環境下での密着性が劣るなどの問題があ
る。本発明はこれらの欠点を解消せしめ、耐スクラッチ
性、密着性、耐湿密着性などに優れ、かつ高温高湿環境
下においても密着性の低下の少ない積層ポリエステルフ
ィルムを提供するものであり、特にジアゾ感光フィルム
に使用される基材フィルムとして好適な積層フィルムを
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材フィルム
の少なくとも片面に、低結晶性樹脂であって、かつ結晶
化パラメータ△Tcgが80℃以上の層、水性樹脂層の順
に両層が設けられた積層フィルムであることを特徴とす
る積層フィルムをその骨子とするものである。
【0009】本発明でいう基材フィルムとは、特に限定
されるものではなく、一般的に使用されている高分子フ
ィルムを指すが、その中でもフィルムの諸特性、価格、
汎用性、取り扱い性などのト−タルバランスからポリエ
ステルが特に好ましく、本発明においては基材フィルム
として、以後ポリエステルをその代表例として記述を進
めていくことにする。
【0010】本発明のポリエステルフィルムのポリエス
テルとはジカルボン酸もしくはそのエステル形成性誘導
体とグリコ−ルとのエステル化もしくはエステル交換な
らびに重縮合反応によって製造されるものである。ポリ
エステルの種類についてはフィルムに形成しうるもので
あれば特に限定されない。フィルムに形成しうる好適な
ポリエステルとしてはジカルボン酸成分として芳香族ジ
カルボン酸を使用したものがよく、例えばポリエチレン
テレフタレ−ト、ポリエチレン2,6−ナフタレ−ト、
ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリエチレンα、β−ビ
ス(2−クロルフェノキシ)エタン4,4, −ジカルボ
キシレ−トなどであり、これらの中でも品質、経済性な
どを総合的に勘案するとポリエチレンテレフタレ−トが
特に好ましい。そのため以後はポリエチレンテレフタレ
−ト(以後PETと略称する)をポリエステルの代表例
として記述を進める。
【0011】PETとは80モル%以上、好ましくは9
0モル%以上、更に好ましくは95モル%以上がエチレ
ンテレフタレ−トを繰り返し単位とするものであるが、
一部他のジカルボン酸成分、ジオ−ル成分を共重合して
も良い。またこのPET中に公知の添加剤、例えば耐熱
安定剤、耐酸化安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、有
機の易滑剤、顔料、染料、有機または無機の微粒子、充
填剤、帯電防止剤、核剤などを配合しても良い。上述し
たPETフィルムの極限粘度(25℃のオルソクロロフ
ェノ−ル中で測定)は0.40〜1.20dl/g好ま
しくは0.50〜0.80dl/gの範囲にあるものが
本発明の内容に適したものである。
【0012】本発明におけるポリエステルフィルムは水
性樹脂層が積層された状態において機械的、熱的特性の
点から二軸配向されているものが好ましい。例えばポリ
エステルを乾燥後、溶融押し出しして未延伸シ−トと
し、続いて二軸延伸、熱処理してフィルムを製造する。
二軸延伸は縦、横逐次延伸あるいは、二軸同時延伸のい
ずれでもよく延伸倍率は特に限定されるものではないが
通常は縦、横それぞれ2.0〜5.0倍が適当である。
あるいは縦、横延伸後縦、横いづれかの方向に再延伸し
てもよい。また、ポリエステルの厚みは特に限定される
ものではないが、2〜500μmが好ましく用いられて
いる。
【0013】本発明における低結晶性樹脂としては、イ
ソフタル酸共重合ポリエステル、ダイマー酸共重合ポリ
エステル、コハク酸共重合ポリエステル、5−ナトリウ
ムスルホイソフタル酸共重合ポリエステル、シクロヘキ
サンジメタノール共重合ポリエステルあるいはこれらの
ブレンド物などが挙げられるが、本発明においてはポリ
マの冷結晶化温度Tccとガラス転移温度Tgの差であ
る△Tcg(Tcc−Tg)が80℃以上であることが
必要であり、このようなポリマを積層することにより密
着性やスクラッチ性が向上する。特に好ましい低結晶性
樹脂としては、イソフタル酸共重合ポリエチレンテレフ
タレ−ト、シクロヘキサンジメタノ−ル共重合ポリエチ
レンテレフタレ−ト等が挙げられる。望ましい共重合比
率は0.1〜50モル%、好ましくは3〜40モル%、
特に好ましくは5〜30モル%である。共重合比率が
0.1モル%以下ではその改良効果に乏しく、50モル
%以上ではその効果が劣るようになる。また、該低結晶
性樹脂層の厚みは好ましくは0.01〜5μm、より好
ましくは0.1〜3μmである。0.01μm以下では
改良効果に乏しく、5μm以上では、フィルム基体の特
性が劣る傾向にある。
【0014】基材フィルムと水性樹脂層との中間に低結
晶性樹脂を積層した場合の、例えばジアゾ感剤の耐スク
ラッチ性、密着性向上の発現メカニズムは、はっきりと
は解明されていないが、低結晶性樹脂積層によるクッシ
ョン効果並びに低結晶層の結晶配向緩和と易接着層の部
分架橋が界面の残留応力減少とジアゾ感剤溶媒による部
分膨潤アンカ効果によるものと推定している。
【0015】本発明の水性樹脂層は特に限定されるもの
ではないが、各種コ−ト層、例えばジアゾ感材層等との
適合性、密着性などから、本発明においてはアクリル樹
脂が好ましく用いられる。アクリル樹脂の組成も特に限
定されるものではないが、成分中に各種官能基を含有す
るアクリル共重合体が耐スクラッチ性、密着性の観点か
ら好ましく用いられる。該樹脂を構成するモノマ成分と
して下記のものを例示することができる。該アクリル樹
脂の重合に供するモノマとしてはアルキルアクリレ−
ト、アルキルメタクリレ−ト(アルキル基としてはメチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n
−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチル
ヘキシル基、ラウリル基、ステアリル基、シクロヘキシ
ル基、フェニル基、ベンジル基など)を基本骨格とし、
更に官能基を付与するため以下のような官能基を有する
モノマと共重合される。すなわち官能基としてはカルボ
キシル基、メチロ−ル基、酸無水物基、スルホン酸基、
アミド基またはアルキロ−ル化されたアミド基、アミノ
基(置換アミノ基を含む)あるいはアルキロ−ル化され
たアミノ基、水酸基、エポキシ基及びこれらの塩、エス
テル化物などを例示することができ、これらは2種以上
のモノマを併用してもよい。中でもエポキシ基および/
またはアミド基が好ましい。
【0016】エポキシ基および/またはアミド基の割合
は、100/0〜0/100の間で自由に選択でき、好
ましくは90/10〜10/90、より好ましくは70
/30〜30/70である。
【0017】該エポキシ基を有するモノマとしてはグリ
シジルアクリレ−ト、グリシジルメタクリレ−トなどが
挙げられる。
【0018】また、該アミド基を有するモノマとして
は、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチルメ
タクリルアミド、メチロール化アクリルアミド、メチロ
ール化メタクリルアミドなどが挙げられる。
【0019】これらの架橋性官能基を有するモノマは基
本骨格となるモノマと任意の比率で共重合され、共重合
量も特に限定されるものではないが、耐スクラッチ性、
密着性の観点から1〜50重量%、好ましくは2〜30
重量%、特に好ましくは3〜20重量%である。1重量
%以下ではその改良効果が小さく、50重量%以上では
耐スクラッチ性、密着性が低下する傾向にある。
【0020】さらに上記以外に次のような化合物を併用
しても良い。すなわちメタクリロニトリル、スチレン
類、ブチルビニルエ−テル、マレイン酸モノあるいはジ
アルキルエステル、イタコン酸モノあるいはジアルキル
エステル、メチルビニルケトン、塩化ビニル、塩化ビニ
リデン、酢酸ビニル、ビニルピリジン、ビニルピロリド
ン、ビニルトリスアルコキシシランなどであり、勿論こ
れらに限定されるものではない。
【0021】本発明における好ましいアクリル樹脂の組
成の一例としては、メチルメタクリレ−ト、エチルアク
リレ−トおよび/またはブチルアクリレ−ト共重合体を
基本骨格とし、エポキシ基を含有したアクリル、例えば
グリシジルメタクリレ−トなどを共重合成分として、、
架橋成分であるアクリル酸、N−メチロ−ルアクリルア
ミド、アクリロニトリルなどを少量共重合したアクリル
共重合体が挙げられる。
【0022】本発明において用いるアクリル樹脂のガラ
ス転移温度は特に限定されるものではないが、0℃以
上、80℃以下、好ましくは10℃以上、50℃以下と
することが望ましい。ガラス転移温度が低いアクリル樹
脂を用いた場合には高温高湿下での密着性、耐スクラッ
チ性が劣る傾向にあり、逆に高過ぎる場合は延伸時に亀
裂を生じることがあり好ましくない。アクリル樹脂のガ
ラス転移温度は用いるモノマによって任意に設定するこ
とができ、例えば高いガラス転移温度のポリマを得るに
はメチルメタクリレ−トの共重合量を増加させ、低いガ
ラス転移点の樹脂を得るには長鎖のアルキルアクリレ−
トの共重合が有効である。またアクリル樹脂の分子量を
10万以上とすることにより、易接着層の強靭性が増す
ので特に好ましい。
【0023】このようなアクリル樹脂は公知の方法によ
って製造することができるが、水性樹脂層を積層する場
合、アクリル樹脂は水に溶解あるいは乳化、懸濁し得る
ものが環境汚染や防爆性の点で好ましく、このような共
重合体は親水性基を有するモノマ(アクリル酸、メタク
リル酸、アクリルアミド、ビニルスルホン酸およびその
塩など)との共重合や界面活性剤を用いた乳化重合、懸
濁重合、界面活性剤を用いないソ−プフリ−重合など公
知の方法によって作成することができる。
【0024】また、本発明においては上記アクリル樹脂
に架橋剤を添加することが耐スクラッチ性、耐湿密着性
の点から好ましい。本発明でいう架橋剤とは特に限定さ
れるものではなく、アクリル樹脂に存在する官能基、例
えばヒドロキシル基、カルボキシル基、アミド基などと
架橋反応し得るものであり、代表例としてはメチロ−ル
化あるいはアルキロ−ル化した尿素系、メラミン系、ア
クリルアミド系、ポリアミド系樹脂、エポキシ化合物、
イソシアネ−ト化合物、アジリジン化合物、各種シラン
カップリング剤、各種チタネ−ト系カップリング剤など
を挙げることができるが、本発明においては耐スクラッ
チ性、密着性等の点からメチロ−ル化メラミンが好まし
く用いられる。
【0025】架橋剤の添加量は、本発明の効果をより顕
著に発現させるには水性樹脂(A)/架橋剤(B)が固
形分重量比で99.5/0.5〜70/30、好ましく
は98/2〜80/20、更に好ましくは95/5〜9
0/10の範囲が好ましい。架橋剤が0.5重量%未
満、あるいは30重量%を超えるようになると耐スクラ
ッチ性が低下する傾向にある。また、本発明の効果を損
なわない範囲であるならば、他の架橋剤を併用してもよ
い。
【0026】また水性樹脂層中には本発明の効果を阻害
しない範囲内で公知の添加剤、例えば耐熱安定剤、耐酸
化安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、有機の易滑剤、
顔料、染料、有機または無機の微粒子、充填剤、帯電防
止剤、核剤などを配合しても良い。
【0027】また、該水性樹脂層の厚みは好ましくは
0.005〜3μm、より好ましくは0.01〜2μ
m、特に好ましくは0.05〜1μmである。0.00
5μm以下ではその改良効果に乏しく、3μm以上では
劈開し易くなるので好ましくない。
【0028】次に本発明の積層フィルムの製造方法につ
いて説明する。
【0029】まず、基材フィルムとなるポリエステル樹
脂を押出機1に供給/溶融し、更に低結晶性樹脂を押出
機2に供給/溶融し、これらのポリマを矩形積層部を備
えた合流ブロックで合流積層し、静電印加キャスト法を
用いてキャスティングドラムに巻き付けて冷却固化し、
2層又は両面に低結晶性樹脂層を有する未延伸フィルム
を作成する。この時、それぞれの押出機の吐出量を調節
し、総厚さ、基材ポリエステル樹脂、低結晶性樹脂層の
厚さを調節する。
【0030】この未延伸フィルムを80〜120℃に加
熱して長手方向に2.0〜5.0倍延伸して一軸配向フ
ィルムとする。このフィルムの塗布する面に連続的にコ
ロナ放電処理を施し、その処理面に塗剤を塗布する。塗
布されたフィルムは段階的に加熱されたゾ−ンを通過し
つつ乾燥され、幅方向に2.0〜5.0倍程度延伸され
る。さらに連続的に150〜250℃の加熱ゾ−ンに導
かれ結晶配向を完了させる方法によって得られる。この
熱処理中に必要に応じて幅方向に3〜12%の弛緩処理
を施しても良い。この場合に用いる塗布液は環境汚染や
防爆性の点で水系が好ましい。基材フィルム上への塗布
の方法は公知の塗布方法、例えばリバ−スコ−ト法、グ
ラビアコ−ト法、ロッドコ−ト法、ダイコ−ト法などを
用いることができる。
【0031】これにより各種用途、例えばジアゾ感光塗
料易接着用、電子写真トナ−易接着用、ケミカルマット
塗料易接着用、蒸着用などの無機質被覆用、磁気記録材
料、セロファン用インク、オフセット用インク、紫外線
硬化インクなどの各種インク印刷用の基材フィルムとし
て好適に使用されるものである。
【0032】
【特性の測定方法および効果の評価方法】本発明におけ
る特性の測定方法および効果の評価方法は次のとおりで
ある。
【0033】(1)密着性 ジアゾ感光塗料用バインダとしてセルロ−ス・アセテ−
ト・ブチレ−ト(通称CABと略称する)(ナガセ産業
(株)製)エチレングリコ−ル・モノメチル・エ−テル
(メチルセロソルブ)を主体とした溶媒に固形分が20
重量%となるように溶解した。この塗剤にジアゾニウム
塩を60/1の割合で添加し、良く撹拌混合して乾燥後
の厚みが6μmとなるようにフィルム面上にバ−コ−タ
−を用いて塗布しコ−ト層を設けた。塗布後、100℃
で2分間乾燥し、乾燥後乾式ジアゾ複写機RICOPY
SM2300F((株)リコ−製)で現像し、未露光部
(発色部)に1mm幅にクロスカット(碁盤目)を入
れ、セロハン粘着テ−プ(ニチバン(株)製)を貼付
け、手で強く圧着した後、180度方向に急速に剥離し
た。この時のフィルム面側に残存した被覆層の残存面積
率を測定し、全く剥離しないものを[◎]、残存面積率
90%以上を[○]とし、それに満たないものは全て
[×]とした。
【0034】(2)耐湿密着性 上記(1)で作成したコ−ト層を設けたフィルムを40
℃×90%RHの雰囲気下に15時間放置し、取り出し
後乾式ジアゾ複写機RICOPYSM2300F
((株)リコ−製)で現像し、未露光部(発色部)に1
mm幅にクロスカット(碁盤目)を入れ、セロハン粘着
テ−プ(ニチバン(株)製)を貼付け、手で強く圧着し
た後、180度方向に急速に剥離した。この時のフィル
ム面側に残存した被覆層の残存面積率を測定し、全く剥
離しないものを[◎]、残存面積率90%以上を[○]
とし、それに満たないものは全て[×]とした。
【0035】(3)耐スクラッチ性 ジアゾ感材塗料を乾燥後の厚みが6μmとなるようにフ
ィルム面上にバ−コ−タ−を用いて塗布し被覆層を設け
た。塗布後、100℃で2分間乾燥し、乾燥後乾式ジア
ゾ複写機RICOPYSM2300F((株)リコ−
製)で現像した。この未露光部(発色部)に新東科学
(株)製表面性測定機HEIDON−14DRを用い
て、先端が0.1mmφのサファイア針を直角にあてが
い、サンプル移動速度100mm/minでサファイア
針に掛かる荷重を変更し、先の未露光部(発色部)表面
が傷つき始める荷重を耐スクラッチ性の指標とし以下の
基準で判定した。なお、表面が傷つき始める荷重は鉛筆
硬度と相関しているものである。 ○ :120g以上 △ :80〜120g未満 × :80g未満 (4)ガラス転移温度Tg、冷結晶化温度Tcc、結晶
化パラメ−タ△Tcg、融点 セイコー電子工業(株)製のDSC(示差走査熱量計)
RDSC220型を用いて測定した。DSCの測定条件
は次の通りである。すなわち試料10mgをDSC装置
にセットし、300℃の温度で5分間溶融した後、液体
窒素中に急冷する。この急冷試料を10℃/分で昇温
し、ガラス転移温度Tgを検知する。さらに昇温を続
け、ガラス状態からの結晶化発熱ピ−ク温度をもって冷
結晶化温度Tccとした。さらに昇温を続け、融解ピ−
ク温度を融点とした。また、TccとTgの差(Tcc
−Tg)を結晶化パラメ−タ△Tcgと定義する。
【0036】次に本発明を実施例に基ずいて説明するが
必ずしもこれに限定されるものではない。
【0037】
【実施例】
実施例1 平均粒径0.4μmのコロイダルシリカを0.015%
および平均粒径1.5μmの同じくコロイダルシリカを
0.005%含有するPETペレット(極限粘度0.6
2dI/g)を充分に真空乾燥して熱可塑性樹脂Aとし
た。一方、平均粒径0.3μmのコロイダルシリカを
0.01%および平均粒径1.0μmの同じくコロイダ
ルシリカを0.01%含有するイソフタル酸共重合(1
7.5モル%共重合)ポリエチレンテレフタレ−トを充
分に真空乾燥して熱可塑性樹脂Bとした。熱可塑性樹脂
Aを押出機1に供給して285℃で溶融し、さらに熱可
塑性樹脂Bを押出機2に供給、280℃で溶融し、これ
らのポリマを矩形積層部を備えた合流ブロックで合流積
層し、静電印加キャスト法を用いて表面温度25℃のキ
ャスティング・ドラムに巻き付けて冷却固化し、2層ま
たは両面に熱可塑性樹脂B層を有する3層構造の未延伸
フィルムを作った。この時、それぞれの押出機の吐出量
をね調節し、総厚さ、熱可塑性樹脂B層の厚さを調節し
た。かくして得られた未延伸PETフィルムを85℃に
加熱して長手方向に3.5倍延伸し、一軸延伸フィルム
とした。このフィルムの熱可塑性樹脂B層側に空気雰囲
気中でコロナ放電処理を施し、その処理面に下記の配合
比(固形分比)となるような水性樹脂層形成材料を調製
し、グラビアコ−ト方式で塗布した。
【0038】 [水性樹脂層形成塗料] 配合比 (A)MMA/EA/GMA/AA/N−MAM共重合アクリル 100部 MMA:メチルメタクリレ−ト EA :エチルアクリレ−ト GMA:グリシジルメタクリレ−ト AA :アクリル酸 N−MAM:N−メチロ−ルアクリルアミド (B)メチロ−ルメラミン 5部 この水性樹脂塗剤が塗布された一軸延伸フイルムを11
0℃に加熱された予熱ゾ−ンに導き水分を乾燥させた
後、連続的に120℃の加熱ゾ−ンでクリップに把持し
て幅方向に3.5倍延伸し、続いて225℃の加熱ゾ−
ンで5秒間熱処理を施し、厚さ0.3μmの水性樹脂層
を設けた積層ポリエステルフィルムを得た。
【0039】この易接着性ポリエステルフィルムの評価
結果を表1に示す。更にエチレングリコ−ルモノメチル
エ−テル(メチルセロソルブ)を主成分とするものを溶
剤としてジアゾ感材層を水性樹脂層の上に設けた。この
水性樹脂層側に設けたジアゾ感材コ−ト層の密着性、耐
スクラッチ性は極めて良好であり、高温高湿環境下にお
いても密着性の低下がなかった。
【0040】実施例2 実施例1の(A)(B)の各成分比を下記のように変更
した以外は実施例1と同様にして、水性樹脂層を形成す
るための水性塗剤を作成し、水性樹脂層を設けた積層ポ
リエステルフィルムを得た。この積層ポリエステルフィ
ルムの評価結果を表1に示す。この水性樹脂層側に設け
たジアゾ感材コ−ト層の密着性、耐スクラッチ性は極め
て良好であり、高温高湿環境下においても密着性の低下
がなかった。
【0041】 (A)MMA/EA/GMA/AA/N−MAM共重合アクリル 100部 (B)メチロ−ルメラミン 10部 実施例3 実施例1の(A)(B)の各成分比を下記のように変更
した以外は実施例1とまったく同様にして、水性樹脂層
を形成するための水性塗剤を作成し、水性樹脂層を設け
た積層ポリエステルフィルムを得た。この積層ポリエス
テルフィルムの評価結果を表1に示す。この水性樹脂層
側に設けたジアゾ感材コ−ト層の密着性、耐スクラッチ
性は極めて良好であり、高温高湿環境下においても密着
性の低下がなかった。
【0042】 (A)MMA/EA/GMA/AA/N−MAM共重合アクリル 100部 (B)メチロ−ルメラミン 20部 実施例4 低結晶性樹脂Bの組成および水性樹脂層の組成を下記の
ように変更した以外は、実施例1と同様にして、水性樹
脂層を設けた積層ポリエステルフィルムを得た。この積
層ポリエステルフィルムの評価結果を表1に示す。この
水性樹脂層側に設けたジアゾ感材コ−ト層の密着性、耐
スクラッチ性は極めて良好であり、高温高湿環境下にお
いても密着性の低下がなかった。
【0043】 [低結晶性樹脂B]:シクロヘキサンジメタノ−ル共重合(15モル%共重合) ポリエチレンテレフタレ−ト [水性樹脂] (A)MMA/EA/GMA/AA共重合アクリル 50部 (B)MMA/EA/アクリルアミト゛/AA共重合アクリル 50部 (C)ヘキサメチロ−ルメラミン 5部 実施例5 水性樹脂層の組成を下記のように変更した以外は、実施
例4とまったく同様にして、水性樹脂層を形成するため
の水性塗剤を作成し、水性樹脂層を設けた積層ポリエス
テルフィルムを得た。この積層ポリエステルフィルムの
評価結果を表1に示す。この水性樹脂層側に設けたジア
ゾ感材コ−ト層の密着性、耐スクラッチ性は極めて良好
であり、高温高湿環境下においても密着性の低下がなか
った。
【0044】 [低結晶性樹脂B]:シクロヘキサンジメタノ−ル共重合(15モル%共重合) ポリエチレンテレフタレ−ト [水性樹脂] (A)MMA/EA/GMA/AA共重合アクリル 50部 (B)MMA/EA/アクリルアミト゛/AA共重合アクリル 50部 (C)メチロ−ルメラミン 10部 実施例6 水性樹脂層の組成を下記のように変更した以外は、実施
例4とまったく同様にして、水性樹脂層を形成するため
の水性塗剤を作成し、水性樹脂層を設けた積層ポリエス
テルフィルムを得た。この積層ポリエステルフィルムの
評価結果を表1に示す。この水性樹脂層側に設けたジア
ゾ感材コ−ト層の密着性、耐スクラッチ性は極めて良好
であり、高温高湿環境下においても密着性の低下がなか
った。
【0045】 [水性樹脂] (A)MMA/EA/AA/N−MAM共重合アクリル 100部 (B)メチロ−ルメラミン 5部 実施例7 基体フィルムをポリエチレンテレフタレ−トに代えて、
ポリエチレン2,6−ナフタレ−トにした他は実施例1
と同様にして本発明の積層フィルムを得た。即ち、エチ
レングリコ−ルとナフタレン2,6−ジカルボン酸ジメ
チルをエステル交換反応後、重縮合し、極限粘度0.6
7のポリエチレン2,6−ナフタレ−ト(2,6−PE
N)チップを製造した。エステル交換反応条件は、触媒
として酢酸カルシウムを用い、200〜230℃で7時
間、重縮合反応は三酸化アンチモンを用い、280〜3
00℃で3時間であった。このチップに平均粒径0.2
μmの二酸化ケイ素0.2重量%を含有させた後、十分
に乾燥し、押出機に供給して300℃で溶融し、10μ
mカットの金属焼結フィルタ−で瀘過した後、T字型口
金よりシ−ト状に押出し、これを表面温度30℃の冷却
ドラムに巻き付けて冷却固化せしめた。この間のシ−ト
と冷却ドラム表面との密着性を向上させるため、シ−ト
側にワイヤ−電極を配置して、6,000Vの直流電圧
を印加した。かくして得られた未延伸の2,6−PEN
フィルムを140℃に加熱されたロ−ル間で縦方向に
4.0倍延伸し、一軸延伸フィルムとした。このフィル
ムの片面に空気雰囲気中でコロナ放電処理を施し、その
処理面にグラビアコ−ト方式で、実施例1で使用したの
と同様の水性樹脂層を二軸延伸後の厚みが0.1μmに
なるように塗布した。塗布された一軸延伸フィルムをテ
ンタ−内に導き130℃の温度で幅方向に4.0倍延伸
し、続いて215℃で5秒間熱処理を施し、水性樹脂層
を設けた積層ポリエステルフィルムを得た。この水性樹
脂層側に設けたジアゾ感材コ−ト層の密着性、耐スクラ
ッチ性は極めて良好であり、高温高湿環境下においても
密着性の低下がなかった。
【0046】比較例1 平均粒径0.4μmのコロイダルシリカを0.015%
および平均粒径1.5μmの同じくコロイダルシリカを
0.005%含有するPETペレット(極限粘度0.6
2dI/g)を充分に真空乾燥した後、押出機に供給し
て280℃で溶融押出し、10μmカットの金属焼結フ
ィルタ−で瀘過した後、T型口金よりシ−ト状に押出
し、これを30℃の冷却ドラムに巻き付けて冷却固化せ
しめた。この間のシ−トと冷却ドラムとの密着性を向上
させるため、シ−ト側にワイヤ−電極を配置して6KV
の直流電圧を印加した。かくして得られた未延伸PET
フィルムを95℃に加熱して長手方向に3.5倍延伸
し、一軸延伸フィルムとした。このフィルムの一方の面
に空気雰囲気中でコロナ放電処理を施し、その処理面に
アクリル共重合樹脂単独の水性樹脂層形成塗料を調製し
グラビアコ−ト方式で塗布した。
【0047】 [低結晶性樹脂B層] なし [水性樹脂] (A)MMA/EA/GMA/AA共重合アクリル 100部 (B)メチロ−ルメラミン 5部 この水性塗剤が塗布された一軸延伸フイルムを110℃
に加熱された予熱ゾ−ンに導き水分を乾燥させた後、連
続的に130℃の加熱ゾ−ンでクリップに把持して幅方
向に3.5倍延伸し、続いて225℃の加熱ゾ−ンで5
秒間熱処理を施し、水性樹脂層を設けた積層ポリエステ
ルフィルムを得た。
【0048】この積層ポリエステルフィルムの評価結果
を表1に示す。この水性樹脂層側に設けたジアゾ感材コ
−ト層の密着性、耐スクラッチ性は劣っており、高温高
湿環境下においても密着性の低下があった。
【0049】比較例2 低結晶性樹脂層を設けないい以外は実施例4と同様にし
て、水性樹脂層を設けた積層ポリエステルフィルムを得
た。この積層ポリエステルフィルムの評価結果を表1に
示す。耐スクラッチ性が劣っていた。
【0050】比較例3 組成を下記のように変更した他は比較例2と同様にして
水性樹脂層を設けた積層ポリエステルフィルムを得た。
この積層ポリエステルフィルムの評価結果を表1に示
す。耐スクラッチ性、高温高湿環境下においての密着性
が劣っていた。
【0051】 [熱可塑性樹脂B層] なし [水性樹脂] (A)MMA/BA/AA/AN共重合アクリル樹脂 60部 (B)メチロ−ルメラミン 40部 比較例4 低結晶性樹脂Bとしてイソフタル酸共重合(共重合量1
7.5モル%)ポリエチレンテレフタレ−トをPETに
積層し、水性樹脂層を設けないままの複合ポリエステル
フィルムを得た。この複合ポリエステルフィルムの評価
結果を表1に示す。耐スクラッチ性、密着性、高温高湿
環境下においての密着性が劣っていた。 [低結晶性樹脂B層]:イソフタル酸共重合(共重合量17.5モル%) ポリエチレンテレフタレ−ト [水性樹脂層] なし
【表1】
【0052】
【本発明の効果】本発明は、基体フィルムの少なくとも
片面に、低結晶樹脂を積層し、さらにその表面に水性樹
脂層からなるコ−ト層が設けられた積層フィルムであっ
て、高温高湿環境下での密着性に優れ、耐スクラッチ性
を有し、ジアゾ感光フィルムなどに使用される基材フィ
ルム等に好ましく用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 C08J 7/04 G03C 1/76 - 1/95

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フィルムの少なくとも片面に、低結
    晶性樹脂であって、かつ結晶化パラメータ△Tcgが80
    ℃以上の層、水性樹脂層の順に両層が設けられた積層フ
    ィルムであることを特徴とする積層フィルム。
  2. 【請求項2】 水性樹脂層がアクリル共重合体からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の積層フィルム。
  3. 【請求項3】 アクリル共重合体が官能基を含有してな
    ことを特徴とする請求項2に記載の積層フィルム。
  4. 【請求項4】 官能基がエポキシ基および/またはアミ
    ド基であることを特徴とする請求項3に記載の積層フィ
    ルム。
  5. 【請求項5】 低結晶性樹脂層の厚みが0.01〜5μ
    mであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    載の積層フィルム。
  6. 【請求項6】 水性樹脂層の厚さが0.005〜3μm
    であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の積層フィルム。
  7. 【請求項7】 水性樹脂層に架橋剤を0.5〜30重量
    %含有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載の積層フィルム。
  8. 【請求項8】 基材フィルムが、エチレンフタレ−トま
    たはエチレン2,6ナフタレ−トを主要構成成分とする
    ポリマからなることを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    かに記載の積層フィルム。
  9. 【請求項9】 水性樹脂層上に、更にジアゾ感材層を設
    けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の
    積層フィルム。
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