JP3181313U - 車両用の緊急脱出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置全体の構成が簡素かつ軽量で、車両の出口部に簡単に装着できるなど、取扱いが容易であるため、地下鉄の車両からの緊急脱出に有効利用可能にする緊急脱出装置を提供する。
【解決手段】大きいステップに、隣接する小さいステップの引き出し量を規制する引き出し量規制ストッパ23,27も設け、より小さいステップ16、17が最もサイズが大きいステップ15に収納された状態を収納保持/保持解除部材によって保持および保持解除可能とする。全てのステップ15〜17上面における幅方向両端部に複数本の支柱を着脱可能に設立し、支柱間に手摺りを架け渡し、最もサイズが大きいステップ15にはドアが開かれた車両の出口部に係止可能なフック部材19を設ける。
【選択図】図4

Description

本考案は、地下鉄などの車両の非常用出口に取り付けられて、緊急時に車内から車外に脱出する場合に使用される車両用の緊急脱出装置に関するものである。
従来から、緊急時に車内から車外に脱出する場合に使用される車両用の緊急脱出装置として、梯子タイプ、開閉扉内にステップを収納したタイプ、スロープタイプのものなど種々提案されている。これらのうち、開閉扉にステップを収納したタイプの緊急脱出装置では、開閉扉を開いた後、ガイドレールに保持されたステップ収納枠を出口部に引き出し、ハンドルを操作してギヤやウオームを介してステップ軸を回転させて、複数の水平ステップを張り出させるようにしている。これにより緊急時に水平ステップを介して出口部から車外に脱出することができる(例えば、特許文献1を参照)。
特公昭58−007499号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の従来の車両用の緊急脱出装置は、ハンドル操作による水平ステップの張り出しやステップの水平保持のための構造および作業が複雑であるほか、車両自体に特殊なガイドレールや枠組が必要となり、高価になるという不都合があった。また、前記梯子タイプやスロープタイプの緊急脱出装置は、一般にその全長サイズが大きく、車室内の狭小空間での取扱いが面倒で、車両内外への設置や収納のための占有空間確保が難しく、緊急時に歩行通路として設置する作業に困難があった。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、常時は収縮させることによって車両への設置を容易にし、緊急時には車両の出口部に簡単に装着して使用可能にし、簡単な構成にも拘らず、設置および取扱いが迅速かつ容易であり、しかもローコストに得られる車両用の緊急脱出装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本考案に係る車両用の緊急脱出装置は、隣接する一方のステップに他方のステップを引き出し可能に収納する複数台のステップからなるステップユニットと、前記一方のステップおよび/または他方のステップに設けられて、前記一方のステップに対する他方のステップの前記引き出し量を規制する引き出し量規制ストッパと、隣接する一方のステップに他方のステップを引き出し可能に収納する前記関係で、最もサイズが大きいステップに他方のステップが大きい順に収納された状態を保持および保持解除する収納保持/収納保持解除部材と、前記全てのステップ上面における幅方向の両端部に着脱可能に設立される複数本の支柱と、各ステップにおける幅方向の各端部ごとの前記支柱間に架け渡された手摺りと、前記最もサイズが大きいステップに設けられて、ドアが開かれた車両の出口部に係止可能なフック部材と、最もサイズが小さいステップの端部に設けられて、前記最もサイズの大きいステップ内に収納された他のステップを、当該最もサイズの小さいステップとともに引き出し操作可能にする取手と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、互いに連続するように設けられたステップのうち、最もサイズの大きい一方のステップに残る他のステップを順に収納した状態にあるステップユニットにおいて、これらのステップの収納状態をストッパピンなどの収納保持/収納保持解除部材により保持した上で、緊急時にはその収納保持/収納保持解除部材による保持を解除して、取手に指を掛けて引っ張ることで、最もサイズの小さい一つのステップおよびこれに続いて順次連結された他の全てのステップを、最もサイズの大きいステップ内から外に順に引き出すことができる。
また、最もサイズの大きいステップに設けられたフック部材を車両の出口部に設けられた被係止部に係止し、最も小さいサイズのステップの一端部を地上に載置する。これにより全てのステップが略平坦で傾斜する歩行用の通路を形成する。また、各ステップに設けられた嵌合孔に支柱の下端部を挿し込み、各支柱の上端部間にロープなどの手摺りを架け渡すことで、車両の出口部から各ステップの上を歩いて地上に緊急避難することができる。
また、この緊急脱出装置の使用後は、前記支柱を各ステップの嵌合孔から抜き取り、前記フック部材を出口部の被係止部から外し、最もサイズの大きいステップ内に他の全てのステップを順に収納し、その収納状態を保持/保持解除装置を用いて保持する。これにより、この収納状態の緊急脱出装置全体の占有空間を最小化して、車両の適所に設置することが可能になる。
また、本考案に係る車両用の緊急脱出装置は、前記他方のステップには、前記一方のステップの底板上に転動可能なロールが取り付けられていることを特徴とする。この構成により、最もサイズが大きいステップ内から他の全てのステップの引き出し作業を軽快かつスムースに実施でき、緊急時に即応できる。
また、本考案に係る車両用の緊急脱出装置は、前記手摺りが、前記各支柱に設けられたリング部材に着脱可能に装着されるフック部材と、このフック部材を両端に有するロープとからなることを特徴とする。この構成により、手摺りをステップ上に簡単かつ迅速に設置でき、緊急時に即応できる。
本考案によれば、装置全体の構成が簡素かつ軽量で、常時は車両への設置を容易化でき、緊急時には車両の出口部に簡単かつ迅速に装着できるなど、取扱いが容易であるため、地下鉄の車両からの緊急脱出に有効利用できる。
以上、本考案について簡潔に説明した。更に、以下に考案を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
本考案の実施の形態による車両用の緊急脱出装置の使用状態を示す斜視図である 図1に示す車両用の緊急脱出装置の正面図である。 図1に示す車両用の緊急脱出装置における支柱装着前の平面図である。 図1に示す車両用の緊急脱出装置における展開状態のステップの縦断面図である。 図1に示す車両用の緊急脱出装置における収納状態のステップの縦断面図である。 図1に示す支柱とロープとの連結構造を示す要部の正面図である。
以下、本考案の一実施の形態を、図1乃至図6を参照して説明する。本実施形態によるステップユニットAは、緊急時に、図1に示すように、車両11後方の開閉ドア12が開かれた出口部13と地上14との間に傾斜状態にて設置されるものである。前記ステップユニットAはアルミなどの軽量材からなり、複数枚のステップを連結したものからなり、本実施形態では、図2〜図5に示すように、3枚の薄箱状のステップ15、16、17からなる。
これらのうちステップ15、16は一端が開放された所定厚みの箱状体をなし、一方のステップ15内にはこれの開口部から他方のステップ16が出し入れ可能に、つまり収納/収納解除可能に設けられている。また、ステップ17は所定厚みの箱状体をなし、一方のステップ16内に、これの開口部から他方のステップ17が出し入れ可能に、つまり収納/収納解除可能になっている。
前記ステップ15〜17はいずれも平面視で矩形をなし、ステップ15はサイズが最も大きいステップであり、このステップ15の一端は閉じられ、他端は前述のような開口部15aとなっている。このステップ15の天板15b上の前後部であって、この天板15bの幅方向の4箇所に小径の嵌合孔18が穿設されている。これらの嵌合孔18は、これらに支柱33の基部(下端部の所定長部分)を挿入した際、その支柱33を天板15b上に安定かつ確実に直立させるように機能する。
また、ステップ15の端部(図3では、左端部)下面であって幅方向の対称位置には、板金成形などによって作られたL字状のフック部材19が溶接などによって取り付けられている。ステップ15の開口部15aには底板15に連続するように引き出し量規制ストッパ15dが、その開口部15aの一部(下部)を塞ぐように一体に設けられている。
さらに、ステップ15の天板15bであって、幅方向の前記とは異なる対称位置にピン挿入孔21が設けられている。これらのピン挿入孔21には、各ステップの移動規制用の収納保持/収納保持解除部材であるストッパピン20が挿入可能となっている。
前記ステップ16は、図3および図4に示すように、この実施形態では2番目に大きいサイズのステップであり、これの一端は閉じられ、他端は開口部16aとなっている。このステップ16の天板16b上の前後部であって、その天板16bの幅方向に対称となる4箇所に嵌合孔22が穿設されている。これらの嵌合孔22は、図2に示すように、支柱33の基部を挿入してステップ16上に安定かつ確実に直立させるように機能する。
ステップ16の端部(図4、15c右端部)下面であって、幅方向の所定の対称位置に、引き出し量規制ストッパである突起23が設けられている。これらの突起23はステップ15内に収納されたステップ16がステップ15内で外に引き出されるとき、前記引き出し量規制ストッパ15dに係止されて、その引き出し量を所定値に規制するように機能する。
また、ステップ16の天板16bには、幅方向の前記とは異なる対称位置にピン挿入孔24が設けられている。これらのピン挿入孔24には、各一の収納/収納解除部材としてのストッパピン20が挿入可能となっている。
さらに、ステップ16の端部(図4、16c左端部)側面であって、幅方向の対称位置には各一のロール支持板25が突設されており、これらのロール支持板25には、ステップ15の底板15cの上面を自由に転動するロール26が取り付けられている。従って、これらのロール26は底板15c上にステップ16の左端部を円滑移動可能に支えている。ステップ16の開口部16aには、底板16cに連続する引き出し量規制ストッパ16dが、その開口部16aの一部を塞ぐように設けられている。
ステップ17は3番目のサイズのステップ、つまり最もサイズが小さいステップである。このステップ17の天板17b上の前後部であって、その天板17bにおける幅方向の対称位置の4箇所に嵌合孔28が穿設されている。これらの嵌合孔28は、図2に示すような支柱33の基部が挿入可能なサイズ、形状をなし、その支柱33を安定かつ確実に直立させるように機能する。なお、各支柱33の長さは必ずしも同一でなくてもよく、必要に応じて長さが異なるものとしてもよい。
ステップ17の端部(図4では、16c左端部)下面であって、幅方向の所定の対称位置には、引き出し量規制ストッパである突起27が突設されている。これらの突起27はステップ16内に収納されたステップ17がそのステップ16内から外に引き出されるとき、前記引き出し量規制ストッパ16dに係止されて、その引き出し量が所定値に規制される。
さらに、ステップ17の天板17bには、これの幅方向の前記とは異なる対称位置にピン挿入孔29が設けられている。これらのピン挿入孔29には、各一の収納保持/収納保持解除部材であるストッパピン20が挿入可能になっている。
また、ステップ17の端部(図4および図5では、左端部)側面であって、幅方向の対称位置には各一のロール支持板30が突設されており、これらのロール支持板30には、ステップ16の底板16cの上面を自由に転動するロール31が取り付けられている。従って、これらのロール31は底板16c上にステップ17の左端部を円滑移動可能に支えるようにも機能する。
ステップ17の端部(図3および図4では、右端部側面)には取手32が取り付けられている。この取手32にはロック付回転型のものを用いてもよい。この取手32に指を掛けて引き込むことにより、前述のようにステップ15およびステップ16のそれぞれから、引き出し量規制ストッパ15d、16dの位置を最大移動可能位置として、ステップ16およびステップ17を外に引き出すことができる。
前記の各支柱33は上端に、図2および図6に示すようなリング部材34が一体に設けられており、ステップ15、16、17の幅方向の同一側にある各支柱33どうしにロープ35が張り渡されている。これらのロープ35の両端には、フック部材である図6に示すようなスプリングフック部材36が取り付けられており、これらのスプリングフック部材36が各支柱33のリング部材34に引っ掛けるようにして、着脱可能に装着されている。これによりロープ35に所定のテンションが付与され、各ステップ15〜17上を歩行する人の手摺りとして利用可能になる。
かかる構成になる車両用の緊急脱出装置は、緊急時以外は、図5に示すように、一方のステップ15内に他方のステップ16が収納され、さらに一方のステップ16内に他方のステップ17が収納されることで、全体として占有空間の狭小化が図られ、車両11の一部に設置される。この状態では、各ステップ15〜17に設けられたピン挿入孔21、24、29にストッパピン20が挿入され、これにより各ステップ15〜17は図5に示すようにコンパクトな形態に収められる。
一方、緊急事態発生時には、車両11の最後部の開閉ドア12を開き、車両11内に設置されたステップユニットAを車外に運び出す。そして、出口部13下部の図示しない突起や突縁などの被係止部に、ステップ15に設けられたフック部材19を引っ掛ける。そして、各ステップ15〜17のピン挿入孔21、24、29に挿入されているストッパピン20を引き抜く。続いて、ステップ15に収納されたステップ16およびステップ16に収納されたステップ17を、このステップ17に設けられた前記取手32に指を掛けて、引き出し操作をする。
これにより、ステップ17はこれに設けられた突起(引き出し量規制ストッパ)27がステップ16の前記引き出し量規制ストッパ16dに当たるまでステップ16の外に引き出される。また、このように突起27が引き出し量規制ストッパ16dに当たった後は、このステップ16の突起23がステップ15の引き出し量規制ストッパ15dに当たるまでステップ15の外に引き出される。
この結果、3枚のステップ15〜17は、図3および図4に示すように、平らに連続する歩行面を形成することとなる。なお、このときのステップ16およびステップ17の引き出しは、それぞれに設けられたロール26,31がステップ15の底板15c上およびステップ16の底板16c上を転動することで、軽快になされる。
そこで、このように天板15b、16b、17bが図3および図4に示すように連なるステップユニットAを、ステップ17の取手32側が下方となるようにステップ15のフック部材19側が上方となるように傾斜させ、フック部材19を車両11の開閉ドア12が開かれた出口部13の前記被係止部に係止させる。そして、出口部13とステップ15とが連続する部位を含む領域に滑り止め用のマット(図示しない)などを敷く。
続いて、各ステップ15〜17の嵌合孔18、22、28に前記支柱33の下端部を挿し込み、これらの支柱33を各ステップ15〜17上に直立させる。そして、各支柱33のリング部材34に対し、ロープ35の両端に取り付けられたスプリングフック部材36を引っ掛けて、図6に示すように保持させる。これにより各ステップ15〜17の両側に手摺りとしてのロープ35が架設(張設)されることとなる。
従って、車両11からの緊急脱出が必要になった場合には、車両11内の乗客は開閉ドア12が開かれた出口部13から各ステップ15〜17上を歩いて地上に安全に降りることができ、車両11から離れた位置に速やかに移動することができる。
一方、乗客が車両11から緊急脱出した後は、前記とは逆の手順で滑り止め用のマットを取り外し、ロープ35を各支柱33から取り外し、支柱33を各ステップ15〜17上から取り外す。また、フック部材19を車両11の前記被係止部から外し、ステップ15内にステップ16を収納し、さらにステップ16内にステップ17を収納する。
そして全てのステップ15〜17の各ピン挿入孔21、24、29にストッパピン20を挿し込んで、これらのステップ15〜17が相互に移動するのを規制する。これによりステップユニットAの保管や取扱いのための占有空間を狭小化でき、これの車両11内における管理、運用を容易化することができる。
以上のように、本実施形態の車両用の緊急脱出装置は、隣接する一方のステップ15に他方のステップ16を引き出し可能に収納する関係の複数台のステップ15〜17からなるステップユニットAを有し、前記一方のステップ15および他方のステップ16に引き出し量規制ストッパ23を設け、前記一方のステップ15に対する他方のステップ16の前記引き出し量を規制可能にし、隣接する一方のステップ15に他方のステップ16を引き出し可能に収納する前記関係で、収納保持/保持解除部材20によって最もサイズが大きいステップ15に他のステップ16、17が大きい順に収納された状態を保持および保持解除可能にし、前記全てのステップ15〜17上面における幅方向の両端部に複数本の支柱33を着脱可能に設立し、各ステップ15〜17における幅方向の各端部ごとの前記支柱33間に手摺り35を架け渡し、前記サイズが最も大きいステップ15に、ドア12が開かれた車両11の出口部13に係止可能なフック部材19を設け、最もサイズの小さい一つのステップ17の端部に取手32を設けて、前記最もサイズの大きいステップ15内に収納された、当該最もサイズの小さいステップ17とともに他のステップ16を引き出し操作可能にした構成である。
これにより、ステップ15〜17の収納状態を保持するストッパピン20の操作を行った上で、取手32に指を掛けて引っ張ることで、最もサイズの小さいステップ17およびこれに続いて順次連結された他の全てのステップ16を、最もサイズの大きいステップ15内から外に引き出すことができる。
そして、最もサイズの大きい一つのステップ15に設けられたフック部材19を車両11の出口部13に設けられた被係止部に係止し、最も小さいサイズのステップ17の一端部を地上に載置することで、全てのステップ15〜17が略平坦で傾斜する通路を形成する。また、各ステップ15〜17に設けられた嵌合孔18、22、28に支柱33の下端部を挿し込み、各支柱33の上端部間にロープなどの手摺り35を架け渡すことで、乗客は車両11の出口部13から各ステップ15〜17の上を歩いて地上14に緊急脱出することができる。また、装置全体の構成が簡素かつ軽量で、車両11の出口部13に簡単に装着でき、緊急脱出時の利用に好適である。
本考案の車両用の緊急脱出装置は、装置全体の構成が簡素かつ軽量で、車両の出口部に簡単に装着でき、緊急脱出時の利用に好適であるという効果を有し、地下鉄などの車両の非常用出口に取り付けられて、緊急時に車内から車外に脱出する場合に使用される車両用の緊急脱出装置等に有用である
11 車両
12 開閉ドア
13 出口部
14 地上
15,16,17 ステップ
18 嵌合孔
19 フック部材
20 ストッパピン(収納保持/収納保持解除部材)
21 ピン挿入孔
22 嵌合孔
23 突起(引き出し量規制ストッパ)
24 ピン挿入孔
25 ロール支持板
26 ロール
27 突起(引き出し量規制ストッパ)
28 嵌合孔
29 ピン挿入孔
30 ロール支持板
31 ロール
32 取手
33 支柱
34 リング部材
35 ロープ
36 スプリングフック部材(フック部材)

Claims (3)

  1. 隣接する一方のステップに他方のステップを引き出し可能に収納する複数台のステップからなるステップユニットと、
    前記一方のステップおよび/または他方のステップに設けられて、前記一方のステップに対する他方のステップの前記引き出し量を規制する引き出し量規制ストッパと、
    隣接する一方のステップに他方のステップを引き出し可能に収納する前記関係で、最もサイズが大きいステップに他方のステップが大きい順に収納された状態を保持および保持解除する収納保持/収納保持解除部材と、
    前記全てのステップ上面における幅方向の両端部に着脱可能に設立される複数本の支柱と、
    各ステップにおける幅方向の各端部ごとの前記支柱間に架け渡された手摺りと、
    前記最もサイズが大きいステップに設けられて、ドアが開かれた車両の出口部に係止可能なフック部材と、
    最もサイズが小さいステップの端部に設けられて、前記最もサイズの大きいステップ内に収納された他のステップを、当該最もサイズの小さいステップとともに引き出し操作可能にする取手と、
    を備えることを特徴とする車両用の緊急脱出装置。
  2. 前記他方のステップには、前記一方のステップの底板上に転動可能なロールが取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用の緊急脱出装置。
  3. 前記手摺りは、前記各支柱に設けられたリング部材に着脱可能に装着されるフック部材と、このフック部材を両端に有するロープとからなることを特徴とする請求項1記載の車両用の緊急脱出装置。
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