JP2007170098A - 梯子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用者が安全に昇降することができる伸縮可能な梯子を提供する。
【解決手段】 基本部材2乃至18は、1対の支持部2a、2b乃至18a、18bを有している。支持部2a、2b乃至18a、18b間に横桟部2c乃至18cが設けられている。支柱部部2a、2b乃至18a、18bは太さが異なり、短縮状態と伸張状態とに変更可能に、最も太い支柱部2a、2bが最下部に、最も細い支柱部18a、18bが最上部に位置するように、1対の支柱部2a、2b乃至18a、18bを望遠鏡状に順に挿入してある。横桟部2c乃至16cに、伸長状態を保持する係止部24を設けてある。1つの手摺部26、28の一端が、支柱部18a、18bにそれぞれ回動自在に挿入され、支柱部18a、18bの上方で屈曲して、他端が基本部材2付近に位置する。手摺部26、28は、伸縮可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、梯子に関し、特に伸縮可能な梯子に関する。
伸縮可能な梯子としては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。その構成は、両側の支柱部が伸縮構造になっている梯子が伸張されて、使用状態となり、短縮された状態では嵩張らない収納状態となる。その伸張時には梯子の段として機能する横桟部の間隔が大きくなるように変化し、短縮時には横桟部が互いに接近した状態となる。伸張させた状態では、係止手段が作用して、横桟部に荷重がかかっても、短縮しない。
特開平8−333976号公報
梯子には多くの用途がある。例えば鉄道車両の故障時にプラットホームの無い位置で停止した車両から乗客を地上に降ろすために使用することがある。この場合、安全に乗客を降ろすためには、手摺を設けることが望ましい。手摺を設けた伸縮可能な梯子も提案されている(特願2004−265274号)。しかし、これでは手摺は、伸張状態において、その梯子の上部付近に位置するだけであり、乗客を安全に下ろすには不十分である。
本発明は、使用者が安全に昇降することができる伸縮可能な梯子を提供することを目的とする。
本発明の一態様の梯子は、複数の基本部材を有している。各基本部材は、1対の支持部と、横桟部とからなり、1対の支柱部は、間隔を隔てて平行に配置され、内部が中空のものである。これら1対の支持部間に横桟部が設けられている。横桟部は、支柱部の最上部に設けられるものもあるし、支柱部の中途に設けられるものもある。これら基本部材は、支柱部の太さを異ならせて形成してある。最も太い支柱部が最下部に、最も細い支柱部が最上部に位置するように、前記各基本部材の1対の支柱部を望遠鏡状に順に挿入してある。従って、最下部の基本部材を除く基本部材それぞれの支柱部が、自己よりも1つ外側にある基本部材内に最も後退している短縮状態と、最下部の基本部材を除く基本部材それぞれの支柱部が、自己よりも1つ外側にある基本部材から最も突出している伸張状態とに変更可能である。前記最上部のものを除く前記各基部の横桟部に、前記伸長状態を保持する係止状態と、この係止状態を解除した解除状態とのうち選択された状態をとる基本部材係止手段が設けられている。基本部材係止手段は、伸張状態において、基本部材係止手段が設けられている横桟部と同じ基本部材の支柱部と、これよりも1つ外側にある支柱部とに、一致した状態で設けられている孔に挿入される挿入部材を有し、この挿入部材を前記孔側に押圧する弾性部材も有している。この弾性部材の押圧力に対抗して前記挿入部材を前記孔から抜く係止解除手段も有している。前記最上部の基本部材の双方の支柱部に1対の手摺部が設けられている。1対の手摺部は、一端が最上部の基本部材の双方の支柱部に回動自在に挿入され、前記最上部の基本部材の上方で屈曲して、他端が前記最下部の基本部材付近に位置する。1対の手摺部は、未使用状態では、前記各横桟部に接触するように回動され、使用状態において、前記各横桟部とほぼ直交するように回動される。前記1対の手摺部は、前記伸張状態及び前記短縮状態のいずれにおいても、前記他端が前記最下部の基本部材の付近に位置するように、それぞれ伸縮可能に構成されている。伸縮可能とするため、基本部材の支柱部と同様に望遠鏡状に複数の部材を挿入することが望ましい。
このように構成された梯子では、1対の手摺部が、伸縮可能に構成されているので、梯子が短縮状態であっても、伸張状態であっても、1対の手摺部の下部が、最下部の基本部材付近まで位置している。従って、どのような使用状態にあっても、1対の手摺部を使用者が握りながら、梯子を上り下りすることができ、安全性を高めることができる。
前記短縮状態において、前記各横桟部は、互いが接触した複数のグループを構成し、これら各グループの間に、梯子の伸縮方向に沿って間隔を設けることができる。このように構成すると、短縮状態においても、短い梯子として使用することができる。無論、短縮状態においても手摺部の下端部は、最下部の基本部材付近に位置するので、手摺部を使用して、使用者は昇降できる。
前記最下部の1対の基本部材の支柱部と対応する前記手摺部の他端付近との間に跨ってそれぞれ手摺支持部が設けられ、前記1対の手摺部の使用状態において、前記1対の手摺支持部をそれぞれ係止する手摺支持部係止部を設けることができる。手摺支持部係止部としては、例えば前記手摺支持部の端部を支柱部に嵌め、支柱部の周囲にカムを固定し、前記手摺支持部側に係止体を設け、前記未使用状態から使用状態に前記手摺部が回動した際、手摺支持部と共に係止体も使用状態まで回動させる。使用状態において、前記カムに設けられた係止溝に、前記手摺支持部側に設けた係止体が挿入され、手摺支持部を係止し、これに伴い手摺部の回動を停止させる。
このように構成することによって、手摺部を係止することができる上に、手摺部の揺れも防止することができる。
以上のように、本発明によれば、伸張状態においても、最上部付近から最下部付近まで位置する手摺部を、伸縮可能に設けてあるので、使用者の昇降を安全に行うことができる上に、短縮状態において嵩張ることはない。更に、短縮状態においても、複数の横桟部が接触したグループが、伸縮方向に間隔をおいて位置しているので、短縮条体においても梯子として使用することができる。また、手摺部の使用状態において、手摺部を下部で係止することができ、かつその揺れを防止することもできる。
本発明の1実施形態の梯子は、図1及び図2に示すように伸縮可能な梯子であって、例えば鉄道車両からの緊急退避用に使用されるものである。この梯子は、複数段、例えば9段の横桟を持つもので、9個の基本部材2、4、6、8、10、12、14、16、18からなる。各基本部材2乃至18は、それぞれ間隔をおいて平行に配置された互いに同一長さの1対の支柱部2a、2b乃至18a、18bを有している。これら支柱部2a、2b乃至18a、18bの間に横桟部2c乃至18cが、支柱部2a、2b乃至18a、18bにほぼ垂直に設けられている。各支柱部2a、2b乃至18a、18bは、支柱部2a、2bから18a、18bに向かうに従って順に直径が小さく形成されており、最下部にある支柱部2a、2bに、その上部から支柱部4a、4bが挿入されている。同様に、支柱部4a、4bの上部からその中に支柱部6a、6bが挿入されている。以下、同様にして支柱部18a、18bまで、それより1つ外側にある支柱部の内部に各支柱部が挿入されている。
図3に概略的に示すように、各支柱部2a、2b乃至16a、16bの上部の内面には抜け止め20がそれぞれ形成され、これらに対応する各支柱部4a、4b乃至18a、18bの下部外面にも抜け止め22が形成されている。これによって、各支柱部2a、2b乃至18a、18bは、望遠鏡状に伸縮する。
但し、短縮状態において、図2に示すように、横桟部2c、4c、6cが互いに接触して、第1のグループを形成し、横桟部8c、10c、12cが互いに接触して、第2のグループを形成し、横桟部14c、16c、18cが接触して、第3のグループを形成し、第1のグループと第2のグループとの間、第2のグループと第3のグループとの間に所定の間隔を梯子の伸縮方向に維持している。これによって、各グループが太目の横桟部を形成した短い梯子となる。従って、この梯子は、短縮状態としても梯子として機能する。特許文献1に開示した梯子では、短縮状態では全ての横桟部が互いに接触しており、梯子としては機能しない。
このように短縮状態でも梯子として機能させるため、図3に概略的に示すように、第1のグループでは、基本部材2、4の支柱部2a、2b、4a、4bは、ほぼ同じ長さを有し、その上端部に横桟部2c、4cが結合されているが、第1のグループの最も上部にある基本部材6の支柱部6a、6bは、支柱部2a、2b、4a、4bのほぼ倍の長さを有し、その中途に横桟部6cが取り付けられている。そして、支柱部6a、6bの上端に、第2のグループの最下部にある基本部材8の支柱部8a、8bが挿入され、支柱部6a、6bの上端部に基本部材8の横桟部8cが接触している。第2のグループの最上部にある基本部材12の支柱部12a、12bも同様に構成されている。
図1に示すように梯子の基本部材を伸張させた伸張状態において、かつ横桟部に荷重がかかっても梯子が短縮しないようにするために、基本部材2乃至16の横桟部2c乃至16c内の両端部には、図3に概略的に示す基本部材係止手段、例えば係止部24がそれぞれ設けられている。
これら係止部24は、同じ基本部材に属する支柱部を向いた係止棒を有し、これを支柱側に押圧する弾性部材、例えばコイルバネも有している。支柱側には係止棒が挿入されている孔が形成されており、さらに、この支柱部の1つ内側にある支柱部、例えば係止部24が横桟部2cに設けられているとすると、支柱部2aに係止部24の係止棒が挿入されている孔が形成され、支柱部2aの1つ内側にある支柱部4aの下部近傍には、支柱部2aの孔に挿入された係止棒が挿入可能な孔が形成されている。
従って、短縮状態において、基本部材2が降下して、支柱部4aの孔と支柱部2aの孔とが一致したとき、係止棒がコイルバネの押圧力によって支柱部4aの孔に挿入され、基本部材2が伸びた状態を維持する。なお、この係止棒の挿入状態は、係止部24に設けられているレバーを手動で操作することによって、解除される。この係止部24の構成は、上述した特許文献1に開示されており、公知であるので、これ以上の説明は省略する。
最上部にある基本部材18の支柱部18a、18bの上端部には、図1及び図2に示す用に、手摺部26、28が、支柱部18a、18bの中心軸の回りに回動自在に設けられている。これら手摺部26、28は、支柱部18a、18bの上端部から更に上方に伸びた後、屈曲されて最下部にある基本部材2に向かって、昇降者が掴む把持部26a、28aが伸びている。この把持部26a、28aの下部は、図1及び図2の比較から明らかなように、梯子が伸張状態であっても、短縮状態であっても、最下部にある基本部材2の下部付近に位置している。
即ち、把持部26a、28aも望遠鏡状に伸縮する。把持部26aは、図1(b)、図2(b)に示すように3本のパイプによって構成され、把持部28aは、図1(c)、図2(c)に示すように2本のパイプによって構成され、支柱部と同様に抜け止めが設けられている。なお、把持部26a、28aを構成するパイプの本数が異なるのは、図4(a)に示すように梯子の未使用状態では、手摺部26、28を支柱部に接触するように回動させて、屈曲部同士を接触させるために、即ち、手摺部26、28を折り畳んだ状態で、把持部26、28の高さ寸法を若干異ならせているからである。
図1及び図2に示すように手摺部26、28の把持部26a、28aが、対応する支柱部とほぼ平行に位置する梯子の使用状態において、把持部26、28が回動することを防止するために、最上部の基本部材18の横桟部18cには、手摺係止部30の係止用具32が設けられ、把持部26、28の支柱部18a、18bからの突出部分には、手摺係止部30の係止用カム34が設けられている。
係止用具32は、図5(a)、(b)に示すように平面形状が概略長方形状の筐体36を有し、その短壁のほぼ中央間に係止棒38がその長さ方向に沿って進退可能に設けられている。この基端側には、操作レバー40が係止棒38とほぼ直交するように設けられ、先端側は、上述したカム34と接触するため、幾分傾斜させてある。この係止用具32は、図8(a)、(b)に示すように横桟部18cの両端部に、係止棒38の先端が手摺部26、28の支柱部18a、18bからの突出部側を向くように取り付けられている。なお、係止棒38は、弾性体によって突出部側に押圧されていてもよい。
カム34は、図6に示すように、手摺部26、28の支柱部18a、18bからの突出部に嵌めこまれて固定される短パイプ42の外周囲に形成されている。従って、図7(a)、(b)に示すように手摺部26、28が回動すると、それに伴ってカム34も回動する。図7(a)は、手摺部26、28が図4(a)に示すように、折り畳まれた未使用状態で、カム34には、係止棒38の先端は接触していない。この状態から手摺部26、28が図4(a)に矢印で示すように開かれていくに従って、カム34の外周部に係止棒38の先端が接触し、接触状態を維持しながらカム34が回転する。図4(b)に示すように手摺部26、28が開かれて使用状態になったとき、図7(b)に示すようにカム34に形成されている係止溝44に係止棒38の先端が嵌り、これ以上の手摺部26、28の回転を阻止する。
なお、このとき、カム34の回転方向と反対側の係止溝44の縁44aは、回転方向側の縁44bよりも長く形成されているので、強い力で手摺部26、28をさらに回転させようとしても、手摺部26、28はそれ以上回転しない。梯子を使用終了後に再び手摺部26、28を折り畳んで未使用状態とする場合には、レバー40を握って係止棒38を溝44から抜けばよい。
このようにして手摺部26、28を、その上部で係止しても、把持部26a、28a側では、その下部が自由端であるので、把持部26a、28aを掴んで人が昇降している際に、把持部26a、28aが揺れる可能性がある。この揺れを防止するために、次のような構成が設けられている。
即ち、図1(b)、図2(b)に示すように、把持部26aの下部と基本部材2の支柱部2bとの間には2本の手摺支持部46、48が所定の間隔を梯子の伸張方向において取り付けられている。手摺支持部46の支柱側の端部には、上述した手摺係止部30の係止用具32と同様な構造の手摺支持部係止部50の係止用具52を設け、支柱部28aには、上述した手摺係止部30のカム34と同様なカム54を設ける。
この場合には、上記の手摺係止部30とは逆に、カム54は固定されているが、手摺部26の回動に伴い係止用具52が回動し、カム54の係止溝に、係止用具52の係止棒が挿入され、手摺部26の揺れを防止する。
同様に、把持部28aの下部と基本部材2の支柱部2bとの間には2本の手摺支持部56、58が、手摺支持部46、48と同様に設けられ、係止部50と同様な係止部60の係止用具62が手摺支持部46の支柱部2b側に設けられ、カム54と同様な係止部60のカム64が支柱部2bに設けられており、同様に手摺部28の揺れを防止する。
図2に示す符号66は、フックで、この梯子を利用して人が昇降する際に、梯子を適当な固定部、例えば鉄道車両の出入口の床面に固定するためのものである。また、符号68は、短縮状態において各基本部材2乃至18が伸張状態になることを止めるためのベルトである。
このように構成された梯子は、図2に示すような短縮状態で、かつ図4(a)に示すように手摺部26、28を折り畳んだ未使用状態で鉄道用車両に搭載されている。そして、この梯子を使用する際には、図4(b)に示すように手摺部26、28を開いて使用状態とする。この状態では、手摺係止部30及び手摺支持部係止部50、60の作用によって手摺部26、28は係止され、かつ揺れることがない。この状態でフック66を、梯子を鉄道車両の出入口の床等の適所に引っ掛ける。
もし、昇降する場所と出入口の床面との距離が短く、短縮状態のままで最下部の基本部材2の支柱部2a、2bが昇降場所の地面に接触している場合には、ベルト68を除去して昇降する。この際、手摺部26、28の把持部26a、28aを利用して、昇降者が昇降することができる。
昇降する場所と出入口の床面との距離が長く、最下部の基本部材2の支柱部2a、2bが昇降場所の地面に接触していない場合には、ベルト68を除去すると、梯子の自重によって基本部材2から順に地面に向かって降下して行き、図3に示す係止部24の作用によってそれぞれ基本部材同士が係止される。そして、基本部材2の支柱2a、2bの下部が地面に接触した時点で、それ以上の降下は停止する。このとき、手摺部26、28の把持部26a、28aも短縮状態から伸張し、その下部がほぼ地面に近い位置にある。従って、伸張状態においても、梯子の伸張状態に応じた長さに把持部26a、28aが伸びており、昇降者は把持部26a、28aを握って昇降することができる。
このように、常に梯子の伸張状態に応じた長さに把持部26a、28aの長さが調整されるので、昇降者は常に把持部26a、28aを握って昇降することができ、安全に昇降することができる。
しかも、図2に示すような短縮状態においても、横桟部が3つずつ接触した状態で、それぞれ所定の距離を梯子の伸縮方向に隔てて位置するので、短縮状態でも、昇降することができる。
更に、把持部26a、28aの下部と最下部の基本部材2の支柱部2a、2bの間に手摺支持部46、48、56、58を設け、手摺部26、28を開いた状態で、手摺支持部46、56を支柱部2b、2aに係止部50、60によって係止しているので、昇降する際に手摺部26、28が揺れることがなく、安全に昇降者が昇降することができる。
上記の実施形態では、最上部の基本部材18の横桟部18cと手摺部26、28との間に手摺係止部30を設けたが、手摺係止部30に代えて、各支柱部を係止するために用いた係止部24と同様な構成を用いて、手摺部26、28を係止することもできる。すなわち、横桟部の支柱側の端部に支柱側に弾性部材によって押圧された係止棒の先端を横桟部に形成した孔の中に位置させ、手摺部の周囲の適所に係止棒が挿入可能な孔を形成し、手摺部が未使用状態から使用状態まで回動すると、手摺部の孔が係止棒の位置まで回動し、係止棒の先端が手摺部の孔に挿入されるように構成してもよい。同様な構造に、手摺支持部係止部50、60も構成することができる。上記の実施の形態では、図2に示すように短縮状態において、3つの横桟部が互いに接触した状態で、所定の間隔をおいて梯子の伸縮方向に位置するように設けたが、従来公知のように短縮状態において全ての横桟部が互いに接触している状態とすることもできる。
本発明の1実施形態の梯子の伸張状態を示す図である。 図1の梯子の短縮状態を示す図である。 図1の梯子における各基本部材の固定原理を示す概略図である。 図1の梯子の未使用状態と使用状態とを示す図である。 図1の梯子の係止用具を示す図である。 図1の梯子のカムを示す図である。 図5及び図6に示す係止用具とカムとの関係を示す図である。
符号の説明
2乃至18 基本部材
2a、2b乃至18a、18b 支柱
2c乃至18c 横桟部
24 係止部(基本部材係止手段)
26 28 手摺部

Claims (3)

  1. 間隔を隔てて平行に配置されており内部が中空の1対の支持部と、これら1対の支持部間に設けられた横桟部とから、それぞれがなる複数の基本部材を、前記支柱部の太さを異ならせて形成し、短縮状態と伸張状態とに変更可能に、最も太い支柱部が最下部に、最も細い支柱部が最上部に位置するように、前記各基本部材の1対の支柱部を望遠鏡状に順に挿入し、
    前記最上部のものを除く前記各基本部材の横桟部に、前記伸長状態を保持する係止状態と、この係止状態を解除した解除状態とのうち選択された状態をとる基本部材係止手段を設け、
    前記最上部の基本部材の双方の支柱部にそれぞれ一端が回動自在に挿入され、前記最上部の基本部材の上方で屈曲して他端が前記最下部の基本部材付近に位置する1対の手摺部を設け、
    前記1対の手摺部は、前記伸張状態及び前記短縮状態のいずれにおいても、前記他端が前記最下部の基本部材の付近に位置するように、それぞれ伸縮可能に構成されている梯子。
  2. 請求項1記載の梯子において、前記短縮状態において、前記各横桟部は、互いが接触した複数のグループを構成し、これら各グループが、伸縮方向に間隔をおいて位置している梯子。
  3. 請求項1または2記載の梯子において、前記最下部の1対の基本部材の支柱部と対応する前記手摺部の他端付近との間に跨ってそれぞれ手摺支持部が設けられ、前記1対の手摺部の所定の使用状態において、前記1対の手摺部をそれぞれ係止する手摺支持部係止部が設けられている梯子。
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