JP3180772U - 扉構造体 - Google Patents
扉構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3180772U JP3180772U JP2012006465U JP2012006465U JP3180772U JP 3180772 U JP3180772 U JP 3180772U JP 2012006465 U JP2012006465 U JP 2012006465U JP 2012006465 U JP2012006465 U JP 2012006465U JP 3180772 U JP3180772 U JP 3180772U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- door frame
- attached
- elastic member
- escape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Special Wing (AREA)
Abstract
【課題】床面に当接して押圧する弾性部材と弾性部材に押圧力を付加して固定する押圧付加手段を扉に備え、床面側のシールパッキンが取付けられた扉枠を無くして室内への出入りの際の障害を無くすとともに緊急時の対応具を備えた扉構造体の提供を目的とする。
【解決手段】床面17に対応して開放部が形成された扉枠7と、扉枠7に対して開閉可能に支持される扉6と、開放部以外の扉枠7の周囲に取り付けられたシールパッキン10と、扉枠7に対して扉6を閉塞した状態で、扉6を扉枠7側に移動させるとともに扉6の周囲をシールパッキン10に押圧する移動押圧手段と、扉6の下部に取り付けられた第1弾性部材18と、第1弾性部材18を扉枠7の開放部を介して床面17に押圧する押圧付加手段23とを備えた構成にした。
【選択図】図2
【解決手段】床面17に対応して開放部が形成された扉枠7と、扉枠7に対して開閉可能に支持される扉6と、開放部以外の扉枠7の周囲に取り付けられたシールパッキン10と、扉枠7に対して扉6を閉塞した状態で、扉6を扉枠7側に移動させるとともに扉6の周囲をシールパッキン10に押圧する移動押圧手段と、扉6の下部に取り付けられた第1弾性部材18と、第1弾性部材18を扉枠7の開放部を介して床面17に押圧する押圧付加手段23とを備えた構成にした。
【選択図】図2
Description
本考案は、建物等の室内の防水性を備える扉構造体に関し、特に通常の使用状態と一段上の防水性を必要とする場合の使い分けができる扉構造体に関するものである。
従来より、ビルやマンション等においては、洪水時に、通常使用している扉をそのまま使用し、更に、一段上の防水性を高める技術が要求されている。
そのために、扉枠の中で通常使用している扉を前後に移動してシールパッキンに加える圧力を変える構造が提案されている。
そのために、扉枠の中で通常使用している扉を前後に移動してシールパッキンに加える圧力を変える構造が提案されている。
例えば、特許文献1には、防水扉を出入口部を備えた開口枠の竪枠に蝶番装置により揺動可能に枢着し、蝶番装置を、開口枠に装着されて上下方向のヒンジピンを保持するピン保持部材と、防水扉に装着されて閉鎖状態において内外方向に長いヒンジピン嵌合用の長孔を有する長孔形成部材と、長孔に嵌合するヒンジピンを閉鎖状態において防水扉が開口枠から遠くなる長孔の一端側に位置決めする位置決め手段で構成し、防水扉の枢着側竪縁部と自由端側竪縁部に夫々開口枠に設けた係合部材と係合して防水扉を開口枠側へ引寄せる引寄せハンドル装置を装着した技術が記載されている。
しかしながら、上記特許文献1の防水扉の構成によれば、出入口部を備えた開口枠が防水扉の上下左右の四方向にあり、特に床面にあるために人が室内に出入りする際に躓くという問題がある。
更に、台車や車椅子の室内への出入りには傾斜板等の踏み板をその都度設置しなければならないという問題もある。
更に、台車や車椅子の室内への出入りには傾斜板等の踏み板をその都度設置しなければならないという問題もある。
本考案は上述の問題点を解消するためになされたものであり、扉枠の中で通常使用している扉を前後に移動して扉が扉枠に取付けられているシールパッキンに加える圧力を変える構造を維持し、扉が前方にある通常使用状態で扉がシールパッキンを押圧する第1押圧状態と、扉が後方にあって、扉が前後に移動した距離だけシールパッキンを押圧する第2押圧状態のときでも、床面に当接して押圧する弾性部材と弾性部材に押圧力を付加して固定する押圧付加手段を扉に備えることにより、床面側のシールパッキンが取付けられた扉枠を無くして室内への出入りの際の障害を無くすとともに緊急時の対応具を備えた扉構造体の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に係る扉構造体は、設置面に対応して開放部が形成された扉枠と、前記扉枠に対して開閉可能に支持される扉と、前記開放部以外の扉枠の周囲に取り付けられたシールパッキンと、前記扉枠に対して扉を閉塞した状態で、扉を扉枠側に移動させるとともに扉の周囲を前記シールパッキンに押圧する移動押圧手段と、前記扉の下部に取り付けられた弾性部材と、前記弾性部材を扉枠の開放部を介して設置面に押圧する押圧手段とを備えたことを特徴とする。
又、請求項2に係る扉構造体は、請求項1に記載の扉構造体において、前記扉枠の設置面には、設置面と同一の高さとなる扉枠部材が埋め込まれていることを特徴とする。
又、請求項3に係る扉構造体は、請求項1又は請求項2に記載の扉構造体において、前記扉の背面には、ドアスコープを備えた脱出用扉が開閉可能に支持されていることを特徴とする。
又、請求項4に係る扉構造体は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の扉構造体において、前記扉の背面には、前記脱出用扉に隣接して折畳可能な梯子が設けられていることを特徴とする。
そして、請求項5に係る扉構造体は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の扉構造体において、前記扉の背面には、扉の正面側における水位を計測する水位計が取付けられていることを特徴とする。
請求項1に係る扉構造体によれば、設置面に対応して開放部が形成された扉枠と、扉枠に対して開閉可能に支持される扉と、開放部以外の扉枠の周囲に取り付けられたシールパッキンと、扉枠に対して扉を閉塞した状態で、扉を扉枠側に移動させるとともに扉の周囲をシールパッキンに押圧する移動押圧手段と、扉の下部に取り付けられた弾性部材と、弾性部材を扉枠の開放部を介して設置面に押圧する押圧手段とを備えた構成になっている。
この構成によれば、防水のためのシールパッキンを取り付けた扉枠を設置面から無くすことができる。
そのため、防水のためのシールパッキンを取り付けた扉枠が設置面にあるために人が室内に出入りする際に躓くという問題を無くすことができる。
更に、台車や車椅子の室内への出入りには傾斜板等の踏み板をその都度設置しなければならないという問題も無くすことができる。
そのため、防水のためのシールパッキンを取り付けた扉枠が設置面にあるために人が室内に出入りする際に躓くという問題を無くすことができる。
更に、台車や車椅子の室内への出入りには傾斜板等の踏み板をその都度設置しなければならないという問題も無くすことができる。
又、扉は扉枠の中で通常の使用状態から後方に移動するのであるが、扉の下部に取り付けられた弾性部材が扉と一緒に移動するので、通常に扉を閉めた時でも、又、移動押圧手段によって扉を扉枠の中に押圧した時でも、押圧手段によって弾性部材を扉枠の開放部を介して設置面に押圧するようにしているのでどちらも防水効果を損なうことなく防水することができる。
次に、請求項2に係る扉構造体によれば、扉枠の設置面には、設置面と同一の高さとなる扉枠部材が埋め込まれている。
これにより、設置面にタイル等の外装部材が張られることによって、表面に凹凸や隙間が発生することを予め予測できる場合には、扉枠の設置面に設置面と同一の高さとなる扉枠部材を埋め込んで設置面の代替をさせることにより、弾性部材と設置面の密着性を阻害する要因を取り除くことができる。
これにより、設置面にタイル等の外装部材が張られることによって、表面に凹凸や隙間が発生することを予め予測できる場合には、扉枠の設置面に設置面と同一の高さとなる扉枠部材を埋め込んで設置面の代替をさせることにより、弾性部材と設置面の密着性を阻害する要因を取り除くことができる。
次に、請求項3に係る扉構造体によれば、扉の背面には、ドアスコープを備えた脱出用扉が開閉可能に支持されている。
これにより、扉の外側が浸水したり、土砂で埋まって扉が開かない状態のときに、ドアスコープで外側の状況を確認することができ、安全が確認できたら脱出用扉から外側に脱出することができる。
これにより、扉の外側が浸水したり、土砂で埋まって扉が開かない状態のときに、ドアスコープで外側の状況を確認することができ、安全が確認できたら脱出用扉から外側に脱出することができる。
次に、請求項4に係る扉構造体によれば、扉の背面には、脱出用扉に隣接して折畳可能な梯子が設けられている。
脱出用扉は、扉の外側が浸水したり、土砂で埋まった場合を考慮して比較的扉の高い位に設けられている。
そのために、脱出用扉を使用する場合は踏台や梯子が必要になるが、そのときのために扉に梯子を備えておくことにより、緊急時に踏台や梯子を探す必要を無くし、問題なく脱出用扉から脱出することができる。
更に、梯子を折畳式にして梯子が占めるスペースを最小にすることにより、扉の開閉に支障をきたすことを無くすことができる。
又、梯子を開いたとき、梯子の側面の片側は扉に固定されており、もう片側は床に当接するようにしているので安定した使用状態にすることができる。
脱出用扉は、扉の外側が浸水したり、土砂で埋まった場合を考慮して比較的扉の高い位に設けられている。
そのために、脱出用扉を使用する場合は踏台や梯子が必要になるが、そのときのために扉に梯子を備えておくことにより、緊急時に踏台や梯子を探す必要を無くし、問題なく脱出用扉から脱出することができる。
更に、梯子を折畳式にして梯子が占めるスペースを最小にすることにより、扉の開閉に支障をきたすことを無くすことができる。
又、梯子を開いたとき、梯子の側面の片側は扉に固定されており、もう片側は床に当接するようにしているので安定した使用状態にすることができる。
そして、請求項5に係る扉構造体によれば、扉の背面には、扉の正面側における水位を計測する水位計が取付けられている。
これにより、扉の外側が水没した場合、その水没の深さを知ることができるとともに前述の脱出扉からの脱出の目安にすることもできる。
これにより、扉の外側が水没した場合、その水没の深さを知ることができるとともに前述の脱出扉からの脱出の目安にすることもできる。
以下、本考案に係る通常の防水性を保持する通常の使用状態と、緊急的に一段上の防水性を必要としたときに、防水性を更にアップする機能を備えると共に緊急時の対応具を備えた扉構造体について、本考案を具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1乃至図3に基づいて、本実施形態に係る扉構造体1の構成を説明する。
図1乃至図3に示すように、扉構造体1は、第1操作ハンドル2が取付けられた第1表面3及び第1操作ハンドル2と連動する第2操作ハンドル4が取付けられた第2表面5を有する扉6と、扉6を収納する扉枠7と、扉6と扉枠7を開閉可能に連結するヒンジ部材8と、扉6を扉枠7にヒンジ部材8を介して第1表面3側から収納した状態において、扉6の第2表面5と対向する扉枠7の位置に設けられた並行する2本の第1嵌合溝部9(図3のA−A断面図からC−C断面図参照)と、この2本の第1嵌合溝部9に取り付けられると共に扉6の第2表面5に当接する2本のシールパッキン10(図3のA−A断面図からC−C断面図参照)と、左右の扉枠7に埋め込んで取付けられたガイド溝部材11(図4、図5参照)と、扉6の第2表面5に取付けられると共に先端にガイド溝部材11に挿入される第1作用部12を設けて扉6を扉枠7内に押圧して固定するロックハンドル13と、扉6のヒンジ部材8側の第2表面5に取付けられたロック解除傾斜部材14と、ヒンジ部材8側の扉枠7に取付けられると共に先端にロック解除傾斜部材14と当接して摺動する第2作用部15を設けて扉6を扉枠7内から押出すロック解除ハンドル16と、床面17、扉6の下端及びシールパッキン10と当接する第1弾性部材18に押圧力を付加する押圧板19、押圧板取付部20、延伸押圧軸21、足踏式ロックバー22で構成される押圧付加手段23とによって構成されている。
先ず、図1乃至図3に基づいて、本実施形態に係る扉構造体1の構成を説明する。
図1乃至図3に示すように、扉構造体1は、第1操作ハンドル2が取付けられた第1表面3及び第1操作ハンドル2と連動する第2操作ハンドル4が取付けられた第2表面5を有する扉6と、扉6を収納する扉枠7と、扉6と扉枠7を開閉可能に連結するヒンジ部材8と、扉6を扉枠7にヒンジ部材8を介して第1表面3側から収納した状態において、扉6の第2表面5と対向する扉枠7の位置に設けられた並行する2本の第1嵌合溝部9(図3のA−A断面図からC−C断面図参照)と、この2本の第1嵌合溝部9に取り付けられると共に扉6の第2表面5に当接する2本のシールパッキン10(図3のA−A断面図からC−C断面図参照)と、左右の扉枠7に埋め込んで取付けられたガイド溝部材11(図4、図5参照)と、扉6の第2表面5に取付けられると共に先端にガイド溝部材11に挿入される第1作用部12を設けて扉6を扉枠7内に押圧して固定するロックハンドル13と、扉6のヒンジ部材8側の第2表面5に取付けられたロック解除傾斜部材14と、ヒンジ部材8側の扉枠7に取付けられると共に先端にロック解除傾斜部材14と当接して摺動する第2作用部15を設けて扉6を扉枠7内から押出すロック解除ハンドル16と、床面17、扉6の下端及びシールパッキン10と当接する第1弾性部材18に押圧力を付加する押圧板19、押圧板取付部20、延伸押圧軸21、足踏式ロックバー22で構成される押圧付加手段23とによって構成されている。
更に、図1、図2に基づいて、扉構造体1に附随する緊急時の対応具について説明する。
扉6には、扉中央より上部に脱出扉用ヒンジ部材24を介して脱出用扉25が取付けられている。
脱出用扉25には、脱出扉用ハンドル26が扉6の第2表面5側に取付けられ、脱出扉用ハンドル26によって脱出扉用ヒンジ部材24を介して扉6の第1表面3側に開くことができる。
脱出用扉25を閉じてロックするには、脱出扉用ハンドル26を扉6の第2表面5側に引き、脱出用扉25の表面を扉6に取付けられている脱出扉用シールパッキン27(図9参照)に当接させると共に、脱出扉用ハンドル26の先端に設けられた第3作用部28を扉6の第2表面5に取付けられたロック受け部材29に当接し、ロック受け部材29に設けられたロック受け傾斜部30に第3作用部28を摺動させることにより、脱出用扉25を完全に閉じてロックすることができる。
扉6には、扉中央より上部に脱出扉用ヒンジ部材24を介して脱出用扉25が取付けられている。
脱出用扉25には、脱出扉用ハンドル26が扉6の第2表面5側に取付けられ、脱出扉用ハンドル26によって脱出扉用ヒンジ部材24を介して扉6の第1表面3側に開くことができる。
脱出用扉25を閉じてロックするには、脱出扉用ハンドル26を扉6の第2表面5側に引き、脱出用扉25の表面を扉6に取付けられている脱出扉用シールパッキン27(図9参照)に当接させると共に、脱出扉用ハンドル26の先端に設けられた第3作用部28を扉6の第2表面5に取付けられたロック受け部材29に当接し、ロック受け部材29に設けられたロック受け傾斜部30に第3作用部28を摺動させることにより、脱出用扉25を完全に閉じてロックすることができる。
又、扉6の第1表面3側の様子を確認するために脱出用扉25にはドアスコープ31が取付けられている。
これにより、外部の様子を確認することができるので脱出用扉25の開扉操作を安全におこなうことができる。
これにより、外部の様子を確認することができるので脱出用扉25の開扉操作を安全におこなうことができる。
又、脱出用扉25の近傍には、脱出用扉25を使用するときに使用する避難梯子32が扉6の第2表面5に取付けられている。
使用しないときは、折り畳まれている。
使用しないときは、折り畳まれている。
又、扉6の第1表面3側が浸水したときに、浸水の量を知るための水位計33が扉6の第2表面5に取付けられていると共に、扉6の第1表面3の下方に水位計取水口34、上方に水位計排気口36がパイプ形状で取付けられている。
クリーニングのために、取り外しはできるが扉6の第2表面5側の気密は保たれている。
クリーニングのために、取り外しはできるが扉6の第2表面5側の気密は保たれている。
次に、図4乃至図6に基づいて、扉構造体1の通常の防水性を保持する通常の使用状態と、緊急的に一段上の防水性を必要としたときに、防水性を更にアップする状態に切り替える機能について説明する。
ここで、図4(A)は、通常の第1操作ハンドル2又は第2操作ハンドル4による扉6の開閉動作で扉6が閉じられた状態における扉構造体1を上方から見た部分断面透視図、図4(B)は、図4(A)の状態からロックハンドル13により扉6が扉枠7内に更に引き込まれた状態の扉構造体1を上方から見た部分断面透視図である。
又、図5(A)は、通常の第1操作ハンドル2又は第2操作ハンドル4による扉6の開閉動作で扉6が閉じられた状態における扉構造体1を側面から見た部分断面透視図、図5(B)は、図5(A)の状態からロックハンドル13により扉6が扉枠7内に更に引き込まれた状態に加え、押圧付加手段23が操作された状態の扉構造体1を側面から見た部分断面透視図である。
又、図6(A)は、通常の第1操作ハンドル2又は第2操作ハンドル4による扉6の開閉動作で扉6が閉じられた状態における扉構造体1を側面から見た部分断面透視図、図6(B)は、図6(A)の状態から押圧付加手段23が操作された状態の扉構造体1を側面から見た部分断面透視図である。
ここで、図4(A)は、通常の第1操作ハンドル2又は第2操作ハンドル4による扉6の開閉動作で扉6が閉じられた状態における扉構造体1を上方から見た部分断面透視図、図4(B)は、図4(A)の状態からロックハンドル13により扉6が扉枠7内に更に引き込まれた状態の扉構造体1を上方から見た部分断面透視図である。
又、図5(A)は、通常の第1操作ハンドル2又は第2操作ハンドル4による扉6の開閉動作で扉6が閉じられた状態における扉構造体1を側面から見た部分断面透視図、図5(B)は、図5(A)の状態からロックハンドル13により扉6が扉枠7内に更に引き込まれた状態に加え、押圧付加手段23が操作された状態の扉構造体1を側面から見た部分断面透視図である。
又、図6(A)は、通常の第1操作ハンドル2又は第2操作ハンドル4による扉6の開閉動作で扉6が閉じられた状態における扉構造体1を側面から見た部分断面透視図、図6(B)は、図6(A)の状態から押圧付加手段23が操作された状態の扉構造体1を側面から見た部分断面透視図である。
先ず、図4乃至図6に基づいて、扉構造体1の構成を詳細に説明する。
扉構造体1を構成する扉枠7は、上方と左右のコ字状に設けられており、下方は開放された床面17である。
これにより、人が室内に出入りする際に躓くという問題、又、台車や車椅子の室内への出入りには傾斜板等の踏み板をその都度設置しなければならないという問題を無くすことができる。
そして、この何も無い床面17に対する防水方法を説明する。
扉構造体1を構成する扉枠7は、上方と左右のコ字状に設けられており、下方は開放された床面17である。
これにより、人が室内に出入りする際に躓くという問題、又、台車や車椅子の室内への出入りには傾斜板等の踏み板をその都度設置しなければならないという問題を無くすことができる。
そして、この何も無い床面17に対する防水方法を説明する。
図4乃至図6に示すように、左右の一方の扉枠7の上端及び下端の近傍には、2組のヒンジ部材8を構成する回動軸35を設けた二つの第1ヒンジ37がそれぞれ4本の第1ネジ38によって固着されている。
この回動軸35には、ボールベアリング39がそれぞれ装着されている。
更に、扉6には、扉枠7に固着された二つの第1ヒンジ37の回動軸35と対応する位置に長円状の支持孔40が設けられた二つの第2ヒンジ41がそれぞれ6本の第2ネジ42によって固着されている。
この長円状の支持孔40には、扉6が通常の開閉操作を行なうための第1支持端部43と、ロックハンドル13の押圧によって扉6が移動して支持される第2支持端部44が設けられている。
そして、扉6は、扉枠7に第1ネジ38で固着された二つの第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39に対し、扉6に第2ネジ42で固着された二つの第2ヒンジ41の長円状の支持孔40が装着されることによって支持される。
このボールベアリング39により、支持された扉6の通常の開閉操作をスムース行うことができる。
この回動軸35には、ボールベアリング39がそれぞれ装着されている。
更に、扉6には、扉枠7に固着された二つの第1ヒンジ37の回動軸35と対応する位置に長円状の支持孔40が設けられた二つの第2ヒンジ41がそれぞれ6本の第2ネジ42によって固着されている。
この長円状の支持孔40には、扉6が通常の開閉操作を行なうための第1支持端部43と、ロックハンドル13の押圧によって扉6が移動して支持される第2支持端部44が設けられている。
そして、扉6は、扉枠7に第1ネジ38で固着された二つの第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39に対し、扉6に第2ネジ42で固着された二つの第2ヒンジ41の長円状の支持孔40が装着されることによって支持される。
このボールベアリング39により、支持された扉6の通常の開閉操作をスムース行うことができる。
又、二つの第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39に対し、二つの第2ヒンジ41の長円状の支持孔40が装着された状態のとき、第2ヒンジ41に設けられた弾性部材装着孔45に第2弾性部材46が装着されており、第2弾性部材46の一方の端部が押圧駒47を介してボールベアリング39を第1支持端部43に当接するように第1支持端部43方向に押圧し、他方の端部は第2ヒンジ41に固着される2本の係止ピン48によって係止されている。
又、扉6の第2表面5側の左右の端部には、第1作用部12を備えるロックハンドル13がそれぞれ4個ずつ配置され、それぞれ3本の第3ネジ49によって固着されている。(図2参照)
更に、左右の扉枠7の側面には、それぞれのロックハンドル13が備える第1作用部12の対向する位置に第1作用部12をガイドするガイド溝50を備えたガイド溝部材11が、それぞれ4本の第4ネジ51によって固着されている。
そして、ガイド溝50には、ロックハンドル13の第1作用部12を摺動させて、第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39が、第2ヒンジ41の長円状の支持孔40の第1支持端部43から第2支持端部44に移動させるために必要な傾斜を備えた押圧ガイド傾斜部52が設けられている。
更に、左右の扉枠7の側面には、それぞれのロックハンドル13が備える第1作用部12の対向する位置に第1作用部12をガイドするガイド溝50を備えたガイド溝部材11が、それぞれ4本の第4ネジ51によって固着されている。
そして、ガイド溝50には、ロックハンドル13の第1作用部12を摺動させて、第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39が、第2ヒンジ41の長円状の支持孔40の第1支持端部43から第2支持端部44に移動させるために必要な傾斜を備えた押圧ガイド傾斜部52が設けられている。
一方、図5(A)、(B)に示すように、扉6の第2表面の下端には、床面17と当接する第1弾性部材18に押圧力を付加する押圧板19、押圧板取付部20、延伸押圧軸21、足踏式ロックバー22で構成される押圧付加手段23が装着されている。
第1弾性部材18は、床面17、扉6の下端及び扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10と当接して防水パッキンの役目をする。
第1弾性部材18は筒形状をしており、長さは扉6の幅と同じ寸法に設定されている。
これにより、押圧付加手段23によって第1弾性部材18が押圧されたとき、床面17との当接は当然であるが、床面17との当接によって第1弾性部材18が横に膨らむので、扉6の下端及び扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10とも強固に当接して防水性を確実にする。
第1弾性部材18は、剛性を備える押圧板19に取り付けられ、床面17に対して均一に押圧されるようにしている。
押圧板19は、押圧板取付部20を介して延伸押圧軸21に取り付けられる。
延伸押圧軸21は、足踏式ロックバー22を所定の位置から足踏みすると、足踏式ロックバー22が支点53を中心に回動し、延伸押圧軸21の軸を押し出して床面17、扉6の下端及び扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10と当接した第1弾性部材18に所定の負荷をかけた状態で固定する役割を有する。
この状態から足踏式ロックバー22を足踏みして足を外すと、床面17と当接している第1弾性部材18に所定の負荷をかけた状態での固定がはずれ、延伸押圧軸21の軸が元に戻り、足踏式ロックバー22が所定の位置に戻る。
第1弾性部材18は、床面17、扉6の下端及び扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10と当接して防水パッキンの役目をする。
第1弾性部材18は筒形状をしており、長さは扉6の幅と同じ寸法に設定されている。
これにより、押圧付加手段23によって第1弾性部材18が押圧されたとき、床面17との当接は当然であるが、床面17との当接によって第1弾性部材18が横に膨らむので、扉6の下端及び扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10とも強固に当接して防水性を確実にする。
第1弾性部材18は、剛性を備える押圧板19に取り付けられ、床面17に対して均一に押圧されるようにしている。
押圧板19は、押圧板取付部20を介して延伸押圧軸21に取り付けられる。
延伸押圧軸21は、足踏式ロックバー22を所定の位置から足踏みすると、足踏式ロックバー22が支点53を中心に回動し、延伸押圧軸21の軸を押し出して床面17、扉6の下端及び扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10と当接した第1弾性部材18に所定の負荷をかけた状態で固定する役割を有する。
この状態から足踏式ロックバー22を足踏みして足を外すと、床面17と当接している第1弾性部材18に所定の負荷をかけた状態での固定がはずれ、延伸押圧軸21の軸が元に戻り、足踏式ロックバー22が所定の位置に戻る。
ここで、このように構成された扉構造体1の扉6を通常の扉6として操作したときの動作を説明する。
図4(A)、図5(A)に示すように、二つの第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39に対し、二つの第2ヒンジ41の長円状の支持孔40が装着された状態のとき、第2ヒンジ41に設けられた弾性部材装着孔45に第2弾性部材46が装着されており、第2弾性部材46の一方の端部が第2ヒンジ41に固着される2本の係止ピン48によって係止され、他方の端部が押圧駒47を介してボールベアリング39を第1支持端部43に当接させて押圧している。
この状態が第1支持端部43に当接されているボールベアリング39の中で回動軸35が回動して扉6の通常の開閉動作を行なうことができる状態である。
図4(A)、図5(A)に示すように、二つの第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39に対し、二つの第2ヒンジ41の長円状の支持孔40が装着された状態のとき、第2ヒンジ41に設けられた弾性部材装着孔45に第2弾性部材46が装着されており、第2弾性部材46の一方の端部が第2ヒンジ41に固着される2本の係止ピン48によって係止され、他方の端部が押圧駒47を介してボールベアリング39を第1支持端部43に当接させて押圧している。
この状態が第1支持端部43に当接されているボールベアリング39の中で回動軸35が回動して扉6の通常の開閉動作を行なうことができる状態である。
これにより、扉6を開く場合は、扉6の第1表面3に取り付けられた第1操作ハンドル2又は扉6の第2表面5に取り付けられた第2操作ハンドル4を回動操作することによって、ラッチ錠54のラッチ55をラッチ受け部56から外して開扉する。
又、扉6を閉じる場合は、扉6の第1表面3に取り付けられた第1操作ハンドル2又は扉6の第2表面5に取り付けられた第2操作ハンドル4を操作して扉枠7に押し込むことにより、ラッチ錠54のラッチ55がラッチ受け部56に自動的に挿入されて固定されることにより閉扉し閉塞された状態になる。
又、扉6を閉じる場合は、扉6の第1表面3に取り付けられた第1操作ハンドル2又は扉6の第2表面5に取り付けられた第2操作ハンドル4を操作して扉枠7に押し込むことにより、ラッチ錠54のラッチ55がラッチ受け部56に自動的に挿入されて固定されることにより閉扉し閉塞された状態になる。
この状態から、図6(B)に示すように、足踏式ロックバー22を所定の位置から足踏みすると足踏式ロックバー22が支点53を中心に回動し、延伸押圧軸21の軸を押し出して床面17と当接した第1弾性部材18に所定の負荷をかけた状態で第1弾性部材18を床面17に固定するとともに第1弾性部材18の側面を扉枠7の第1嵌合溝部9のシールパッキン10と扉6の下端に当接させることができる。
ただし、この時には、ロックハンドル13は操作しない。
この第1弾性部材18の床面17に対する固定と第1弾性部材18の側面のシールパッキン10、扉6の下端との当接、及び、閉塞された扉6が左右及び上部の扉枠7の第1嵌合溝部9のシールパッキン10と当接してシールパッキン10に押圧されている状態とにより、扉6は、通常の使用状態における防水機能を備える。
又、附随する機能として防音対策にもなる。
ただし、この時には、ロックハンドル13は操作しない。
この第1弾性部材18の床面17に対する固定と第1弾性部材18の側面のシールパッキン10、扉6の下端との当接、及び、閉塞された扉6が左右及び上部の扉枠7の第1嵌合溝部9のシールパッキン10と当接してシールパッキン10に押圧されている状態とにより、扉6は、通常の使用状態における防水機能を備える。
又、附随する機能として防音対策にもなる。
尚、床面にタイル等が貼られ、細かい凹凸や隙間が予め予測される場合は、図6に示すようにステンレス板等の一枚板で加工された床面用枠部材57を扉枠7の下方に床面17と同一面になるように埋め込むようにする。
これにより、第1弾性部材18とステンレス板等の一枚板で加工された床面用枠部材57との密着性を確保することができる。
これにより、第1弾性部材18とステンレス板等の一枚板で加工された床面用枠部材57との密着性を確保することができる。
更に、このように閉塞される通常使用の扉6を備えた扉構造体1には、室外が水没する虞がある場合に対して一段上の防水機能を備える。その操作方法と機能を説明する
先ず、図4(A)、図5(A)に示すように、閉塞状態にある扉6に対し、扉6の第2表面5側に取り付けられているロックハンドル13の第1作用部12を、左右の扉枠7の側面に取り付けられたガイド溝部材11のガイド溝50に設けられた押圧ガイド傾斜部52にあわせ、図4(B)、図5(B)(まだ押圧付加手段23は操作されていない)に示すように、押圧ガイド傾斜部52の傾斜部に摺動させて押圧ガイド傾斜部52の頂点に挿入する。
この操作を扉6の第2表面5側に取り付けられているロックハンドル13に対して全て行なう。
先ず、図4(A)、図5(A)に示すように、閉塞状態にある扉6に対し、扉6の第2表面5側に取り付けられているロックハンドル13の第1作用部12を、左右の扉枠7の側面に取り付けられたガイド溝部材11のガイド溝50に設けられた押圧ガイド傾斜部52にあわせ、図4(B)、図5(B)(まだ押圧付加手段23は操作されていない)に示すように、押圧ガイド傾斜部52の傾斜部に摺動させて押圧ガイド傾斜部52の頂点に挿入する。
この操作を扉6の第2表面5側に取り付けられているロックハンドル13に対して全て行なう。
これにより、扉6は押圧ガイド傾斜部52の傾斜部の高さ方向の距離分だけ扉枠7の中に引き込まれ、図4(A)、図5(A)から図4(B)、図5(B)(まだ押圧付加手段23は操作されていない)の状態になる。
即ち、図4(A)、図5(A)の状態で、扉6の左右端部と上端部の第2表面5で押圧されていた扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10は、押圧ガイド傾斜部52の傾斜部の高さ方向の距離分だけ更に押圧されて図4(B)、図5(B)(まだ押圧付加手段23は操作されていない)の状態になり、扉6の第2表面5とシールパッキン10の密着性はさらにアップする。
このとき、ヒンジ部材8の中では、ヒンジ部材8をそれぞれ構成する扉枠7に取り付けられた第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39が、扉6に取り付けられた第2ヒンジ41の長円状の支持孔40の第1支持端部43から第2支持端部44に押圧ガイド傾斜部52の傾斜部の高さ方向の距離分だけ移動する。
即ち、図4(A)、図5(A)の状態で、扉6の左右端部と上端部の第2表面5で押圧されていた扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10は、押圧ガイド傾斜部52の傾斜部の高さ方向の距離分だけ更に押圧されて図4(B)、図5(B)(まだ押圧付加手段23は操作されていない)の状態になり、扉6の第2表面5とシールパッキン10の密着性はさらにアップする。
このとき、ヒンジ部材8の中では、ヒンジ部材8をそれぞれ構成する扉枠7に取り付けられた第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39が、扉6に取り付けられた第2ヒンジ41の長円状の支持孔40の第1支持端部43から第2支持端部44に押圧ガイド傾斜部52の傾斜部の高さ方向の距離分だけ移動する。
そして、図5(B)の押圧付加手段23がまだ操作されていない状態から、延伸押圧軸21は、足踏式ロックバー22を所定の位置から足踏みすると、足踏式ロックバー22が支点53を中心に回動し、延伸押圧軸21の軸を押し出して床面17、扉6の下端及び扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10と当接した第1弾性部材18に所定の負荷をかけた状態で固定する。
これにより、扉構造体1は、一段上の防水対策を取ることができる。
押圧付加手段23は、第1弾性部材18を単独で押圧することができるので、第1弾性部材18の弾性力を変更したり、延伸押圧軸21の延伸のストロークや位置を変更したりして、防水のための第1弾性部材18の押圧力を最適のものにすることができる。
また、機構として、押圧付加手段23の全体を扉6の上下方向に移動可能にすることにより、第1弾性部材18が床面17と当接したときの押圧力を調整した後に固定できるようにしてもよい。
これにより、扉構造体1は、一段上の防水対策を取ることができる。
押圧付加手段23は、第1弾性部材18を単独で押圧することができるので、第1弾性部材18の弾性力を変更したり、延伸押圧軸21の延伸のストロークや位置を変更したりして、防水のための第1弾性部材18の押圧力を最適のものにすることができる。
また、機構として、押圧付加手段23の全体を扉6の上下方向に移動可能にすることにより、第1弾性部材18が床面17と当接したときの押圧力を調整した後に固定できるようにしてもよい。
次に、図7、図8に基づいて、一段上の防水機能に固定された扉構造体1の解除方法を説明する。
ここで、図7(A)は、ロックハンドル13により扉6が扉枠7内に更に引き込まれている状態の扉構造体1を上方から見た部分断面透視図、図7(B)は、図7(A)の状態からロック解除ハンドル16により、扉6が扉枠7内から押し出され、通常使用の位置に戻った状態の扉構造体1を上方から見た部分断面透視図である。
又、図8(A)は、ロックハンドル13により扉6が扉枠7内に更に引き込まれている状態に加え、押圧付加手段23が操作されている状態の扉構造体1を側面から見た部分断面透視図、図8(B)は、図8(A)の状態からロック解除ハンドル16により、扉6が扉枠7内から押し出され、通常使用の位置に戻った状態に加え、押圧付加手段23が解除された状態の扉構造体1を側面から見た部分断面透視図である。
ここで、図7(A)は、ロックハンドル13により扉6が扉枠7内に更に引き込まれている状態の扉構造体1を上方から見た部分断面透視図、図7(B)は、図7(A)の状態からロック解除ハンドル16により、扉6が扉枠7内から押し出され、通常使用の位置に戻った状態の扉構造体1を上方から見た部分断面透視図である。
又、図8(A)は、ロックハンドル13により扉6が扉枠7内に更に引き込まれている状態に加え、押圧付加手段23が操作されている状態の扉構造体1を側面から見た部分断面透視図、図8(B)は、図8(A)の状態からロック解除ハンドル16により、扉6が扉枠7内から押し出され、通常使用の位置に戻った状態に加え、押圧付加手段23が解除された状態の扉構造体1を側面から見た部分断面透視図である。
先ず、図7、図8に基づいて、ロックハンドル13によって一段上の防水機能に固定された扉構造体1のロックを解除する部材の構成を説明する。
一段上の防水機能に固定された扉構造体1のロックを解除する部材としては、扉6のヒンジ部材8側の第2表面5にネジ(図示せず)で固着された二つのロック解除傾斜部材14と、ヒンジ部材8側の扉枠7の側面に3本の第5ネジ58によって固着されるとともに先端にロック解除傾斜部材14と当接して摺動する第2作用部15を設けて扉6を扉枠7内から押出す二つのロック解除ハンドル16である。
一段上の防水機能に固定された扉構造体1のロックを解除する部材としては、扉6のヒンジ部材8側の第2表面5にネジ(図示せず)で固着された二つのロック解除傾斜部材14と、ヒンジ部材8側の扉枠7の側面に3本の第5ネジ58によって固着されるとともに先端にロック解除傾斜部材14と当接して摺動する第2作用部15を設けて扉6を扉枠7内から押出す二つのロック解除ハンドル16である。
続いて、ロックハンドル13によって一段上の防水機能に固定された扉構造体1のロックを解除する工程を説明する。
先ず、押圧付加手段23によって、床面17、扉6の下端及び扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10と当接して固定されている第1弾性部材18の解除を行う。
そのために、押圧付加手段23の足踏式ロックバー22を足踏みして足を外すと、床面17、扉6の下端及び扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10と当接している第1弾性部材18に所定の負荷をかけている状態の固定がはずれ、延伸押圧軸21の軸が元に戻り、足踏式ロックバー22が所定の位置に戻る。
先ず、押圧付加手段23によって、床面17、扉6の下端及び扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10と当接して固定されている第1弾性部材18の解除を行う。
そのために、押圧付加手段23の足踏式ロックバー22を足踏みして足を外すと、床面17、扉6の下端及び扉枠7の第1嵌合溝部9に取り付けられたシールパッキン10と当接している第1弾性部材18に所定の負荷をかけている状態の固定がはずれ、延伸押圧軸21の軸が元に戻り、足踏式ロックバー22が所定の位置に戻る。
その後、扉6の第2表面5に第1作用部12を有して固着されているロックハンドル13と扉枠7の側面に固着されているガイド溝部材11との組合せによる8カ所のロックをロックハンドル13を操作して解除する。
このとき、ヒンジ部材8の中では、第2ヒンジ41に設けられた弾性部材装着孔45に装着された第2弾性部材46の押圧力により、ヒンジ部材8をそれぞれ構成する扉枠7に取り付けられた第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39が、扉6に取り付けられた第2ヒンジ41の長円状の支持孔40の第2支持端部44から第1支持端部43側に戻ろうとする。
このとき、ヒンジ部材8の中では、第2ヒンジ41に設けられた弾性部材装着孔45に装着された第2弾性部材46の押圧力により、ヒンジ部材8をそれぞれ構成する扉枠7に取り付けられた第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39が、扉6に取り付けられた第2ヒンジ41の長円状の支持孔40の第2支持端部44から第1支持端部43側に戻ろうとする。
しかしながら、扉枠7に取り付けられた第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39を、扉6に取り付けられた第2ヒンジ41の長円状の支持孔40の第2支持端部44から第1支持端部43側へ確実に戻すために、前述の二つのロック解除ハンドル16を使用する。
先ず、扉枠7の側面に第5ネジ58によって固着されたロック解除ハンドル16の第2作用部15を、扉6の第2表面5に固着されたロック解除傾斜部材14に合わせ、ロック解除傾斜部材14の傾斜部に摺動させ、ロック解除傾斜部材14の頂点まで摺動する。
これにより、扉6は、ロック解除傾斜部材14の傾斜部の高さ方向の距離分だけ扉枠7の外側に移動する。尚、押圧ガイド傾斜部52の傾斜部の高さ方向の距離とロック解除傾斜部材14の傾斜部の高さ方向の距離は同一である。
このとき、ヒンジ部材8の中では、ロック解除ハンドル16の強制力と第2ヒンジ41に設けられた弾性部材装着孔45に装着された第2弾性部材46の押圧力とにより、ヒンジ部材8をそれぞれ構成する扉枠7に取り付けられた第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39が、扉6に取り付けられた第2ヒンジ41の長円状の支持孔40の第2支持端部44から第1支持端部43側に戻り、通常の扉6として使用できる状態に戻る。
このようにして、ロックハンドル13によって一段上の防水機能に固定された扉構造体1のロックは解除される。
これにより、扉6は、ロック解除傾斜部材14の傾斜部の高さ方向の距離分だけ扉枠7の外側に移動する。尚、押圧ガイド傾斜部52の傾斜部の高さ方向の距離とロック解除傾斜部材14の傾斜部の高さ方向の距離は同一である。
このとき、ヒンジ部材8の中では、ロック解除ハンドル16の強制力と第2ヒンジ41に設けられた弾性部材装着孔45に装着された第2弾性部材46の押圧力とにより、ヒンジ部材8をそれぞれ構成する扉枠7に取り付けられた第1ヒンジ37の回動軸35に装着されたボールベアリング39が、扉6に取り付けられた第2ヒンジ41の長円状の支持孔40の第2支持端部44から第1支持端部43側に戻り、通常の扉6として使用できる状態に戻る。
このようにして、ロックハンドル13によって一段上の防水機能に固定された扉構造体1のロックは解除される。
次に、図9に基づいて、扉構造体1に附随する緊急時に使用する脱出用扉25について説明する。
扉6には、扉中央より上部に、大人の人間が脱出できる開口部59が設けられており、開口部59には、二つの脱出扉用ヒンジ部材24を介して脱出用扉25が開閉可能に取付けられている。
又、扉6の開口部59の周囲には、第2表面5側に向けて一本の第2嵌合溝部60が形成され、一本の脱出扉用シールパッキン27が取り付けられている。
脱出用扉25には、脱出扉用ハンドル26が脱出扉用ヒンジ部材24と対向する扉6の第2表面5側の位置に取り付けられ、脱出扉用ハンドル26によって脱出扉用ヒンジ部材24を介して扉6の第1表面3側に開くことができる。
脱出用扉25を閉じてロックするには、脱出扉用ハンドル26を扉6の第2表面5側に引き、脱出用扉25の一段下がった表面を扉6の開口部59の周囲に設けられた第2嵌合溝部60に取付けられている脱出扉用シールパッキン27に当接させるとともに、脱出扉用ハンドル26の先端に設けられた第3作用部28を扉6の第2表面5に取付けられたロック受け部材29に当接し、ロック受け部材29に設けられたロック受け傾斜部30に第3作用部28を摺動させることにより、脱出用扉25を完全に閉じてロックすることができる。
そして、ロック受け傾斜部30の傾斜部の高さの距離は、脱出扉用シールパッキン27を押圧して撓ませ、密閉度を上げる距離になる。
扉6には、扉中央より上部に、大人の人間が脱出できる開口部59が設けられており、開口部59には、二つの脱出扉用ヒンジ部材24を介して脱出用扉25が開閉可能に取付けられている。
又、扉6の開口部59の周囲には、第2表面5側に向けて一本の第2嵌合溝部60が形成され、一本の脱出扉用シールパッキン27が取り付けられている。
脱出用扉25には、脱出扉用ハンドル26が脱出扉用ヒンジ部材24と対向する扉6の第2表面5側の位置に取り付けられ、脱出扉用ハンドル26によって脱出扉用ヒンジ部材24を介して扉6の第1表面3側に開くことができる。
脱出用扉25を閉じてロックするには、脱出扉用ハンドル26を扉6の第2表面5側に引き、脱出用扉25の一段下がった表面を扉6の開口部59の周囲に設けられた第2嵌合溝部60に取付けられている脱出扉用シールパッキン27に当接させるとともに、脱出扉用ハンドル26の先端に設けられた第3作用部28を扉6の第2表面5に取付けられたロック受け部材29に当接し、ロック受け部材29に設けられたロック受け傾斜部30に第3作用部28を摺動させることにより、脱出用扉25を完全に閉じてロックすることができる。
そして、ロック受け傾斜部30の傾斜部の高さの距離は、脱出扉用シールパッキン27を押圧して撓ませ、密閉度を上げる距離になる。
又、扉6の開口部59に取り付けられた脱出用扉25にはドアスコープ31が取付けられている。
これにより、外部の様子を確認することができるので内部いる自分達がどのような状況おかれているかが分かる。
又、扉6が開けられない状況で、脱出用扉25の開扉操作を安全におこなうことができるかどうかを、脱出用扉25に設けられているドアスコープ31で外部を見れば確実に分かる。
これにより、外部の様子を確認することができるので内部いる自分達がどのような状況おかれているかが分かる。
又、扉6が開けられない状況で、脱出用扉25の開扉操作を安全におこなうことができるかどうかを、脱出用扉25に設けられているドアスコープ31で外部を見れば確実に分かる。
又、脱出用扉25の近傍には、脱出用扉25を使用するときに使用する避難梯子32が扉6の第2表面5に取付けられている。
脱出用扉25は、扉6の外側が浸水したり、土砂で埋まった場合を考慮して比較的扉の高い位に設けられている。
そのために、脱出用扉25を使用する場合は踏台や梯子が必要になるが、そのときのために扉6に避難梯子32を備えておくことにより、緊急時に踏台や梯子を探す必要を無くし、問題なく脱出用扉25から脱出することができる。
更に、避難梯子32を折畳式にして使用しないときは折り畳んで掛け金61をかけておくことにより、避難梯子32がばらけることもなく占めるスペースを最小にして、扉の開閉に支障をきたすことが無いようにすることができる。
又、避難梯子32を開いたとき、避難梯子32の側面の片側は扉に固定されており、もう片側は床に当接するようにしているので安定した使用状態にすることができる。
脱出用扉25は、扉6の外側が浸水したり、土砂で埋まった場合を考慮して比較的扉の高い位に設けられている。
そのために、脱出用扉25を使用する場合は踏台や梯子が必要になるが、そのときのために扉6に避難梯子32を備えておくことにより、緊急時に踏台や梯子を探す必要を無くし、問題なく脱出用扉25から脱出することができる。
更に、避難梯子32を折畳式にして使用しないときは折り畳んで掛け金61をかけておくことにより、避難梯子32がばらけることもなく占めるスペースを最小にして、扉の開閉に支障をきたすことが無いようにすることができる。
又、避難梯子32を開いたとき、避難梯子32の側面の片側は扉に固定されており、もう片側は床に当接するようにしているので安定した使用状態にすることができる。
又、扉6の第1表面3側が浸水したときに、浸水の量を知るための水位計33が扉6の第2表面5に取付けられていると共に、扉6の第1表面3の下方に水位計取水口34、上方に水位計排気口36がパイプ形状で取付けられている。
これにより、扉の外側が水没した場合、その水没の深さを知ることができるとともに前述の脱出扉からの脱出の目安にすることもできる。
クリーニングのために、取り外しはできるが扉6の第2表面5側の気密は保たれている。
これにより、扉の外側が水没した場合、その水没の深さを知ることができるとともに前述の脱出扉からの脱出の目安にすることもできる。
クリーニングのために、取り外しはできるが扉6の第2表面5側の気密は保たれている。
以上説明したように、本考案の実施形態に係る扉構造体1によれば、床面17に対応して開放部が形成された扉枠7と、扉枠7に対して開閉可能に支持される扉6と、開放部以外の扉枠7の周囲に取り付けられたシールパッキン10と、扉枠7に対して扉6を閉塞した状態で、扉6を扉枠7側に移動させるとともに扉6の周囲をシールパッキン10に押圧する移動押圧手段と、扉6の下部に取り付けられた第1弾性部材18と、第1弾性部材18を扉枠7の開放部を介して床面17に押圧する押圧付加手段23とを備えた構成になっている。
この構成によれば、防水のためのシールパッキン10を取り付けた扉枠7を床面17から無くすことができる。
そのため、防水のためのシールパッキン10を取り付けた扉枠7が床面17にあるために人が室内に出入りする際に躓くという問題を無くすことができる。
更に、台車や車椅子の室内への出入りには傾斜板等の踏み板をその都度設置しなければならないという問題も無くすことができる。
そのため、防水のためのシールパッキン10を取り付けた扉枠7が床面17にあるために人が室内に出入りする際に躓くという問題を無くすことができる。
更に、台車や車椅子の室内への出入りには傾斜板等の踏み板をその都度設置しなければならないという問題も無くすことができる。
又、扉6は扉枠7の中で通常の使用状態から後方に移動するのであるが、扉6の下部に取り付けられた第1弾性部材18が扉6と一緒に移動するので、通常に扉を閉めた時でも、又、移動押圧手段によって扉6を扉枠7の中に押圧した時でも、押圧付加手段23によって第1弾性部材18を扉枠7の開放部を介して床面17に押圧するようにしているのでどちらも防水効果を損なうことなく防水することができる。
次に、扉構造体1によれば、扉枠7の床面17には、床面17と同一の高さとなる床面用枠部材57が埋め込まれている。
これにより、床面17にタイル等の外装部材が張られることによって、表面に凹凸や隙間が発生することを予め予測できる場合には、扉枠7の床面17に床面17と同一の高さとなる床面用枠部材57を埋め込んで床面17の代替をさせることにより、第1弾性部材18と床面17の密着性を阻害する要因を取り除くことができる。
これにより、床面17にタイル等の外装部材が張られることによって、表面に凹凸や隙間が発生することを予め予測できる場合には、扉枠7の床面17に床面17と同一の高さとなる床面用枠部材57を埋め込んで床面17の代替をさせることにより、第1弾性部材18と床面17の密着性を阻害する要因を取り除くことができる。
次に、扉構造体1によれば、扉6の背面には、ドアスコープ31を備えた脱出用扉25が開閉可能に支持されている。
これにより、扉6の外側が浸水したり、土砂で埋まって扉が開かない状態のときに、ドアスコープ31で外側の状況を確認することができ、安全が確認できたら脱出用扉25から外側に脱出することができる。
これにより、扉6の外側が浸水したり、土砂で埋まって扉が開かない状態のときに、ドアスコープ31で外側の状況を確認することができ、安全が確認できたら脱出用扉25から外側に脱出することができる。
次に、扉構造体1によれば、扉6の背面には、脱出用扉25に隣接して折畳可能な避難梯子32が設けられている。
脱出用扉25は、扉6の外側が浸水したり、土砂で埋まった場合を考慮して比較的扉6の高い位に設けられている。
そのために、脱出用扉25を使用する場合は踏台や梯子が必要になるが、そのときのために扉6に避難梯子32を備えておくことにより、緊急時に踏台や梯子を探す必要を無くし、問題なく脱出用扉25から脱出することができる。
更に、避難梯子32を折畳式にして避難梯子32が占めるスペースを最小にすることにより、扉6の開閉に支障をきたすことを無くすことができる。
又、避難梯子32を開いたとき、避難梯子32の側面の片側は扉6に固定されており、もう片側は床面17に当接するようにしているので安定した使用状態にすることができる。
脱出用扉25は、扉6の外側が浸水したり、土砂で埋まった場合を考慮して比較的扉6の高い位に設けられている。
そのために、脱出用扉25を使用する場合は踏台や梯子が必要になるが、そのときのために扉6に避難梯子32を備えておくことにより、緊急時に踏台や梯子を探す必要を無くし、問題なく脱出用扉25から脱出することができる。
更に、避難梯子32を折畳式にして避難梯子32が占めるスペースを最小にすることにより、扉6の開閉に支障をきたすことを無くすことができる。
又、避難梯子32を開いたとき、避難梯子32の側面の片側は扉6に固定されており、もう片側は床面17に当接するようにしているので安定した使用状態にすることができる。
そして、扉構造体1によれば、扉6の背面には、扉6の正面側における水位を計測する水位計33が取付けられている。
これにより、扉6の外側が水没した場合、その水没の深さを知ることができるとともに前述の脱出用扉25からの脱出の目安にすることもできる。
これにより、扉6の外側が水没した場合、その水没の深さを知ることができるとともに前述の脱出用扉25からの脱出の目安にすることもできる。
尚、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
1 扉構造体
6 扉
7 扉枠
8 ヒンジ部材
10 シールパッキン
17 床面
18 第1弾性部材
19 押圧板
20 押圧板取付部
21 延伸押圧軸
22 足踏式ロックバー
23 押圧付加手段
25 脱出用扉
31 ドアスコープ
32 避難梯子
33 水位計
57 床面用枠部材
6 扉
7 扉枠
8 ヒンジ部材
10 シールパッキン
17 床面
18 第1弾性部材
19 押圧板
20 押圧板取付部
21 延伸押圧軸
22 足踏式ロックバー
23 押圧付加手段
25 脱出用扉
31 ドアスコープ
32 避難梯子
33 水位計
57 床面用枠部材
Claims (5)
- 設置面に対応して開放部が形成された扉枠と
前記扉枠に対して開閉可能に支持される扉と、
前記開放部以外の扉枠の周囲に取り付けられたシールパッキンと、
前記扉枠に対して扉を閉塞した状態で、扉を扉枠側に移動させるとともに扉の周囲を前記シールパッキンに押圧する移動押圧手段と、
前記扉の下部に取り付けられた弾性部材と、
前記弾性部材を扉枠の開放部を介して設置面に押圧する押圧手段とを備えたことを特徴とする扉構造体。 - 前記扉枠の設置面には、設置面と同一の高さとなる扉枠部材が埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の扉構造体。
- 前記扉の背面には、ドアスコープを備えた脱出用扉が開閉可能に支持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の扉構造体。
- 前記扉の背面には、前記脱出用扉に隣接して折畳可能な梯子が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の扉構造体。
- 前記扉の背面には、扉の正面側における水位を計測する水位計が取付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の扉構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006465U JP3180772U (ja) | 2012-10-24 | 2012-10-24 | 扉構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006465U JP3180772U (ja) | 2012-10-24 | 2012-10-24 | 扉構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3180772U true JP3180772U (ja) | 2013-01-10 |
Family
ID=50425072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012006465U Expired - Lifetime JP3180772U (ja) | 2012-10-24 | 2012-10-24 | 扉構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180772U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014167211A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Kanie Kogyo Kk | 扉構造体 |
JP2016050412A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 文化シヤッター株式会社 | 扉枠 |
JP2018091074A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 文化シヤッター株式会社 | 止水装置 |
-
2012
- 2012-10-24 JP JP2012006465U patent/JP3180772U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014167211A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Kanie Kogyo Kk | 扉構造体 |
JP2016050412A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 文化シヤッター株式会社 | 扉枠 |
JP2018091074A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 文化シヤッター株式会社 | 止水装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3180772U (ja) | 扉構造体 | |
JP3181102U (ja) | 扉構造体 | |
JP6510860B2 (ja) | 開口部の防水装置 | |
JP5642822B2 (ja) | 扉構造体 | |
JP3182461U (ja) | 扉構造体 | |
JP6262485B2 (ja) | 差圧用ドア装置 | |
JP5618427B2 (ja) | 防水扉の止水機構 | |
JP2018091074A (ja) | 止水装置 | |
JP4829666B2 (ja) | 防水装置 | |
JP4458810B2 (ja) | エレベータドアの改修方法 | |
JPH0913832A (ja) | 折り畳み防水壁 | |
JP6573521B2 (ja) | 止水装置 | |
JP2010018424A (ja) | エスカレータ装置 | |
JP4188755B2 (ja) | 開閉装置用防犯構造 | |
JP6678613B2 (ja) | 防水ドア装置 | |
JP7105689B2 (ja) | 避難扉 | |
JP6114073B2 (ja) | 浸水防止装置 | |
JP6166649B2 (ja) | 防潮板の水密装置 | |
JP2010022684A (ja) | 避難梯子用ハッチ | |
JP2011037617A (ja) | エレベータのかご室 | |
KR101453280B1 (ko) | 장애우 화장실용 슬라이드 도어 프레임 구조 | |
JP7195139B2 (ja) | 避難扉 | |
JP2022018940A (ja) | 止水装置 | |
JP2005030123A (ja) | 開閉装置の施錠構造 | |
JP4509734B2 (ja) | 開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3180772 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151212 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |