JP6166649B2 - 防潮板の水密装置 - Google Patents

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Description

本発明は、防潮板と躯体とのあいだを水密するための防潮板の水密装置の技術分野に関するものである。
一般に、躯体開口部に建付けられる建築用開閉装置のなかには、開閉体が開口部の左右に配設のガイドレールにガイドされて上下動することで開口部を開閉するように構成されたものがあるが、このような建築用開閉装置において、従来、豪雨洪水等の場合に外部の水が屋内に浸入してしまうことを防止するための対策として、開閉体の下部に防潮板を設けた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。このものでは、開閉体を下降させることで防潮板を開口部に設置できることになって、別途防潮板を開口部に設置するための部材や手間を省略することができる。
ところで、前述したように開閉体の下部に防潮板を設けた場合、豪雨洪水等の浸入の惧れがあるときには開閉体を降ろして防潮板で開口部の下部を塞ぐと共に、浸水を確実に防止するために防潮板と躯体とのあいだの水密性を確保することが要求される。そこで、特許文献1のものでは、防潮板に長さ調整可能な押圧具の基端部を螺着する一方、該押圧具の先端部を床面に着脱自在に固定支持する構成とし、押圧具の長さ調整で防潮板をガイドレール内壁面に水密的に押圧することで、防潮板の左右両端部と躯体に固定されるガイドレールとのあいだの水密性を確保するようにしている。また、このものでは、防潮板の下面に水密材を設け、該水密材を防潮板の自重で床面に当接させることで、防潮板と床面とのあいだの水密性を確保している。
一方、開閉体の下部に防潮板を設けるのではなく、豪雨洪水等の予想に際して、開口部の左右に配設された対向溝形立柱の溝内に防潮板を挿入するようにしたもの(例えば、特許文献2参照。)も知られているが、このような防潮板においても防潮板と躯体とのあいだの水密性確保が図られており、特許文献2のものでは、防潮板の底面および左右両端部正面に水密材(弾性止水ゴム)を設けると共に、クレセントの回動操作により上記水密材を床面および立柱の溝内面に圧接させるように構成されている。
実公平4−55188号公報 特許第3458077号公報
しかるに、暴雨洪水の場合に、防潮板の下端部と床面とのあいだから屋内に浸入しようとする水は、防潮板を浮せる力として働くため、特許文献1のように防潮板の下面に設けた水密材を防潮板の自重で床面に当接させただけでは、確実に浸入を防ぐことができない惧れがある。
一方、特許文献2のものは、防潮板と立柱とに掛渡したクレセントによって防潮板の浮上りは防止されるが、このものでは、クレセントの回動操作に基づいて防潮板を躯体側(床面および立柱の溝内面)に近接させることで水密材を圧縮して防潮板と躯体との水密を図るようになっていると共に、防潮板を最も躯体側に近接させたときに防潮板と躯体側とのあいだに所定間隔を存するように設定されており、該所定間隔が圧縮された水密材の介装スペースになっている。しかるに、防潮板は、暴雨洪水等の非常時に使用されるものであるため長期間使用されない場合がある一方、弾性ゴム等から形成される水密材は、長期のあいだには少しづつ劣化して弾性復元力が低下してしまう惧れがあるが、水密材の弾性復元力が低下してしまった場合には、防潮板を躯体側に近接させて水密材を圧縮させても、前記初期に設定された所定間隔までの圧縮では水密材としての機能を充分に発揮できない惧れがあり、ここに本発明が解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、躯体開口部を上下開閉作動する開閉体の下部に防潮板を設けると共に、該防潮板と躯体床面とのあいだを水密するための水密装置を設けるにあたり、該水密装置は、防潮板の下端部または防潮板の下方の床面の少なくとも何れか一方に設けられる水密材と、防潮板に上下動自在に支持される作動体と、該作動体を下動せしめる操作部と、作動体の下動に伴い蓄勢されて防潮板を下方に押圧する押圧バネと、作動体の下端部が床面に形成された嵌入孔に嵌入する下動位置に作動体をロックするロック機構とを備え、作動体を下動位置にロックしたときの押圧バネの押圧力で防潮板の下端部を床面に水密状に押圧する構成にしたことを特徴とする防潮板の水密装置である。
請求項2の発明は、請求項1において、作動体を回転させるべく揺動操作される操作レバーを設けると共に、作動体を下動位置にロックするロック機構は、嵌入孔に設けられる係止受部と、作動体の下端部に設けられ、作動体が下動位置のときに嵌入孔に嵌入する係止片とを用いて構成され、該嵌入孔に嵌入した係止片を、操作レバーの揺動操作で作動体を回転させることに伴い係止受部に係止するロック位置と係止受部に係止しないロック解除位置とに変位させる構成にしたことを特徴とする防潮板の水密装置である。
請求項3の発明は、請求項1または2において、操作部は作動体の上部に設けられると共に、該操作部を押し下げ操作することで作動体を下動させる構成であることを特徴とする防潮板の水密装置である。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一項において、躯体側に固定されるガイド部材と、防潮板の左右両端部の屋内側面に対向する対向面部を有し、該対向面部が防潮板に対して離接自在となるように前記ガイド部材に支持される第二作動体と、該第二作動体の対向面部に設けられる第二水密材と、該第二水密材が防潮板に水密状に押圧される作動位置まで第二作動体を防潮板に近接させるべく操作される第二操作部とを備えた第二水密装置を設け、該第二水密装置により防潮板の左右両端部と躯体とのあいだを水密する構成にしたことを特徴とする防潮板の水密装置である。
請求項5の発明は、請求項4において、第二操作部は、第二作動体を防潮板に対して離接移動させるべく第二作動体に作用する回転自在なカムと、該カムを回転させるべく揺動操作される第二操作レバーとを用いて構成されることを特徴とする防潮板の水密装置である。
請求項1の発明とすることにより、水密材の弾性復元力が初期よりも低下した場合であっても、防潮板と床面とのあいだの水密性を確実に確保することができる。
請求項2の発明とすることにより、作動体を下動位置にロックするためのロック機構を、操作レバーの揺動操作で簡単にロック、ロック解除することができる。
請求項3の発明とすることにより、作動体の下動が押圧バネの蓄勢を伴う操作であっても、押し下げ操作で容易に作動体を下動させることができる。
請求項4の発明とすることにより、第二水密装置によって防潮板の左右両端部と躯体とのあいだを水密できる。
請求項5の発明とすることにより、第二操作レバーの揺動操作で容易に第二作動体を作動位置に移動させることができる。
防潮機能付きオーバーヘッド式ドアの屋内側からの正面図である。 防潮機能付きオーバーヘッド式ドアの側面図である。 (A)、(B)、(C)、(D)は水密装置の作動手順を示す説明図である。 (A)、(B)、(C)、(D)は水密装置の作動手順を示す説明図である。 (A)、(B)は係止片がロック解除位置のときのロック機構を示す平面図、側面図、(C)、(D)は係止片がロック位置のときのロック機構を示す平面図、側面図である。 (A)、(B)は第二作動体が非作動位置のときの第二水密装置を示す側面図、平面図である。 (A)、(B)は第二作動体が作動位置のときの第二水密装置を示す側面図、平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1は躯体開口部に建付けられる防潮機能付きのオーバーヘッド式ドアであって、該オーバーヘッド式ドア1を構成するドア体(本発明の開閉体に相当する)2は、複数枚のパネル体3を蝶番部材4を介して上下方向に一連状に連結して構成されていると共に、各パネル体3の左右両端部にはガイドローラ5が回転自在に軸支されている。一方、躯体開口部の左右には逆L字形状のガイドレール6が配設されており、該ガイドレール6に前記ガイドローラ5が移動自在にガイドされることで、ドア体2は、開口部を全閉する全閉姿勢と、屋内側天井部に収納されて開口部を開放する全開姿勢とのあいだを上下動して、開口部の開閉を行なうように構成されている。尚、ドア体2の下部には防潮板7が連結されているが、該防潮板7については後述する。
また、8は屋内側の天井部奥側に配設される開閉機であって、該開閉機8の正逆駆動に基づいて、天井部に沿って配設される走行レール9に内装された移送体(図示せず)が屋内外方向に移動するように構成されている。該移送体は、連結アーム10を介して最上端のパネル体3(ドア体2が全閉姿勢のときに最上端に位置するパネル体3)に連結されており、そして、前記開閉機8の正逆駆動に伴い移送体が屋内外方向に移動することによって、ドア体2に開閉作動力が付与されるように構成されている。
さらに、11は開口部上方の躯体に固定されるブラケット12に回転自在に支持される回転軸であって、該回転軸11の左右両端部には左右一対のワイヤドラム13が回転軸11と一体回動する状態で固定されており、これらワイヤドラム13に巻装される各ワイヤ14の遊端は、ドア体2の最下端に位置する防潮板7の左右両端部にそれぞれ連結されている。また、15はバランス弾機であって、該バランス弾機15は、その一端が前記ブラケット12に連結され、他端が前記回転軸11に連結されると共に、回転軸11がドア体2を閉鎖する方向に回転することに伴い蓄勢力が付与されるように設定されている。そして、該蓄勢力は、ドア体2の開閉作動の過程で、ワイヤ14に作用するドア体2の荷重にバランスするように設定されている。
一方、前記防潮板7は、前記複数のパネル体3のうちの最下端のパネル体3に連結パネル16を介して連結されている。該連結パネル16は、防潮板7の上部にボルト17を介して連結される一方、蝶番部材4を介して最下端のパネル体3に連結されているが、該連結パネル16の左右両端部にはパネル体3と同様に前記ガイドレール6に上下動ガイドされるガイドローラ5が回転自在に支持されている。また、防潮板7の下部の左右両端部には防潮板用ガイドローラ(図示せず)が回転自在に軸支されていると共に、該防潮板用ガイドローラは、前記ガイドレール6に並設する状態で躯体開口部の左右に配設される防潮板用ガイドレール(図示せず)に移動自在にガイドされるように構成されており、而して、防潮板7は、上部側は前記連結パネル16のガイドローラ5がガイドレール6にガイドされ、また、下部側は防潮板用ガイドローラが防潮板用ガイドレールにガイドされる状態で、パネル体3と共に上下動して開口部を開閉するように構成されている。尚、本実施の形態では、連結パネル16を含めた防潮板7の上下長さはパネル体3の上下長さと略等しくなるように設定されている。また、ガイドレール6は、ドア体2が全閉状態のときに連結パネル16に設けられたガイドローラ5の位置よりも下方部分が切欠かれており、該切欠かかれた部分には後述するガイド部材31が配設されている。そして、該ガイドレール6が切欠かれている部分において防潮板7の左右両端部は、屋外側が屋外側躯体壁面部Wに対向し、屋内側がガイド部材31に対向するようになっている。
さらに、19は前記防潮板7と躯体床面Gとのあいだを水密するための水密装置であって、該水密装置19は、防潮板7の下端部に取付けられた防潮板側水密材20と、防潮板7の下方の床面Gに敷設された床面側水密材21と、後述する支持ブラケット22、作動体23、操作部24、押圧バネ25、ロック機構26等を備えて構成されている。尚、前記防潮板側水密材20および床面側水密材21は、本発明の防潮板の下端部または防潮板の下方の床面の少なくとも何れか一方に設けられる水密材に相当する。
前記支持ブラケット22は、防潮板7の屋内側面に固着されていると共に、該支持ブラケット22の上下方向中間部および下部には、屋内側に向けて突出する上側、下側の支持片22a、22bが一体形成されている。これら上側、下側支持片22a、22bには、棒状の作動体23が、支持片22a、22bを上下に貫通し、且つ、支持片22a、22bに対して上下動および軸回り方向回転自在な状態で支持されている。
前記作動体23は、下側支持片22bよりも下方に突出する下端部に、周回り方向に180度の間隔を存する状態で一対の係止片23aが外径方向に向けて突出形成されている。一方、上側支持片22aよりも上方に突出する作動体23の上端部には、作動体23よりも大径の操作部24が形成されているが、該操作部24には、作動体23を回転させるための操作レバー24aが一体形成されている。
前記操作レバー24aは、作動体23の軸芯を中心として、該操作レバー24aが防潮板7の屋内側面と平行状となるロック位置と、該ロック位置から90度回転して屋内側に突出するロック解除位置とに変位揺動自在に構成されていると共に、該操作レバー24aの揺動と一体的に回転する作動体23の下端部の係止片23aは、操作レバー24aがロック位置のときには後述するように床面Gに凹設された嵌入孔27への出入りが規制されるロック位置となり、操作レバー24aがロック解除位置のときには嵌入孔27への出入りが許容されるロック解除位置となるように設定されている。尚、操作部24の外周面には、操作レバー24aがロック位置、ロック解除位置のときに支持ブラケット22の屋内側面に当接するロック位置側規制面24b、ロック解除位置側規制面24cが形成されており、該ロック位置側規制面24b、ロック解除位置側規制面24cが支持ブラケット22の屋内側面に当接することによって操作レバー24aのロック位置、ロック解除位置を越えての揺動が規制されるようになっている。
一方、前記床面Gに凹設される嵌入孔27は、上面部27aを有した箱状に形成されていると共に、該嵌入孔上面部27aには、作動体23と同軸上に位置し、且つ、作動体23よりも僅かに太径の貫通孔27bと、該貫通孔27bから外径側に延びる一対の貫通溝部27cとが形成されている。該貫通溝部27cは、前記ロック解除位置の係止片23aが出入り可能なように、ロック解除位置の係止片23aと位置合せされた状態で形成されており、而して、係止片23aがロック解除位置に位置している状態では係止片23aの嵌入孔27への出入りが許容される一方、係止片23aがロック位置に位置している状態では、一対の貫通溝部27cのあいだの貫通孔外周部27dに係止片23aが当接することで、係止片23aの嵌入孔27への出入りが規制されるように構成されている(図5参照)。尚、一対の貫通溝部27cのあいだの貫通孔外周部27dは、本発明の嵌入孔に設けられる係止受部に相当するが、以降、一対の貫通溝部27cのあいだの貫通孔外周部27dを、単に貫通孔外周部27d或いは係止受部27dと称する。また、該係止受部27dと作動体23に設けられる係止片23aとは、本発明のロック機構26を構成する。
そして、前記操作レバー24aを回転させて前記係止片23aをロック解除位置にした状態で、操作部24の上面を足で踏んだり手で押し下げたりする押し下げ操作をすることによって、作動体23を、太径の操作部24の下面が支持ブラケット22の上側支持片22aに当接してこれ以上の下動が規制される下動位置まで下動せしめることができるようになっているが、該下動位置まで作動体23を下動せしめた状態で、前記係止片23aは、貫通溝部27cを通って嵌入孔27に嵌入するように設定されている。
さらに、前記押圧バネ25は、上側支持片22aと下側支持片22bとの間の作動体23に固定される上側バネ受け25aと、下側支持片22bの上面部に設けられる下側バネ受け25bとの間に介装されている。そして、該押圧バネ25は、前記操作部24を押し下げ操作して作動体23を下動させることに伴い蓄勢され、下側支持片22bを介して防潮板7を下方に押圧するように構成されている。
ここで、前記操作部24および操作レバー24aの操作に基づいて防潮板7を床面Gに水密状に押圧する手順について、図3、図4に基づいて説明する。まず、暴雨洪水等の浸水の惧れが無い状態では、操作部24を押し下げ操作しないと共に操作レバー24aをロック位置にしておく。該操作レバー24aがロック位置に位置している状態では、操作レバー24aは防潮板7の屋内側面と平行状となっていて屋内側に殆ど突出することなく邪魔にならないと共に、作動体23の下端部に設けられた係止片23aもロック位置に位置している。また、操作部24が押し下げ操作されない状態では、押圧バネ25は自由状態か僅かに蓄勢された状態になっており、該押圧バネ25によって、作動体23は、該作動体23に固定された上側バネ受け25aが支持ブラケット22の上側支持片22aに下側から当接する上動位置に位置していると共に、該上動位置の作動体23の下端部は嵌入孔上面部27aの上方に位置していて、前記ロック位置の係止片23aが嵌入孔上面部27aに干渉しないように設定されている(図3(A)、(B)参照)。
一方、暴雨洪水等の浸水の惧れがある場合には、まず、操作レバー24aをロック解除位置まで揺動させる。該操作レバー24aをロック解除位置にすることに伴い、係止片23aも嵌入孔上面部27aの貫通溝部27cと位置合せされた状態となるロック解除位置に変位する(図3(C)、(D)参照)。
さらに、前記操作レバー24aをロック解除位置にしたままの状態で、操作部24を上側から押し下げ操作して、操作部24の下面が支持ブラケット22の上側支持片22aに当接するまで作動体23を下動せしめる。これにより押圧バネ25が蓄勢されると共に、ロック位置の係止片23aは、嵌入孔上面部27aの貫通溝部27cを貫通して嵌入孔27に嵌入する(図4(A)、(B)参照)。
次いで、操作部24を押し下げ操作したままの状態で、操作レバー24aをロック位置まで揺動せしめる。該操作レバー24aをロック位置にすることに伴い、係止片23aもロック位置に変位する。しかる後、操作部24から足を外すと、押圧バネ25の蓄勢力により作動体23は上動しようとするが、ロック位置の係止片23aが嵌入孔上面部27aの貫通孔外周部27dに下側から係止することで作動体23の上動が規制され、これにより作動体23は、該作動体23の下端部の係止片23aが嵌入孔27に嵌入する下動位置にロックされる。そして、該作動体23が下動位置にロックされたときの押圧バネ25の蓄勢力は、支持ブラケット22の下側支持片22bを介して防潮板7を下方に押圧する力として作用し、これにより防潮板7の下端部に設けられた防潮板側水密材20が床面Gに設けられた床面側水密材21に水密状に押圧されて、防潮板7と床面Gとのあいだが水密されるように構成されている(図4(C)、(D)参照)。
また、暴雨洪水等の浸水の惧れが解除された場合には、前記下動位置にロックされた作動体23を上動位置に戻すことになるが、この場合には、ロック位置の操作レバー24aをロック解除位置に揺動せしめると、係止片23aもロック解除位置に変位して嵌入孔27からの脱出が許容される。この状態では、押圧バネ25の蓄勢力が上側バネ受け25aを介して作動体23を上動させる力として作用して、作動体23は自動的に上動位置まで上動する。しかる後、操作レバー24aをロック位置に揺動させることで、水密装置19を作動させない初期状態に戻ることになる。
ここで、下動位置にロックされた作動体23を上動位置に戻す場合、前述したように、操作レバー24aの操作に基づいて係止片23aをロック位置からロック解除位置に変位せしめることになるが、この場合、係止片23aは、嵌入孔上面部27aの貫通孔外周部27dに下側から当接している状態で変位することになるため、係止片23aと貫通孔外周部27dとの接触面積が大きいと操作レバー24aを揺動操作するときの抵抗となる。このため、本実施の形態では、係止片23aの上部を、上端部ほど外径方向への突出量が小さくなるよう傾斜状に形成して、係止片23aと貫通孔外周部27dとの接触面積がなるべく小さくなるようにしており、これにより、ロック位置の係止片23aをロック解除位置に変位させるときの操作レバー24aの操作力が軽くなるように配慮されている。
一方、30は前記防潮板7の左右両端部と躯体とのあいだを水密するための第二水密装置であって、該第二水密装置30は、前述のガイド部材31、防潮板7に対して離接自在となるようにガイド部材31に支持される第二作動体32、該第二作動体32に設けられる第二水密材33、本発明の第二操作部を構成するカム34および第二操作レバー35等を備えて構成されている。
前記ガイド部材31は、前述したように、ガイドレール6の切欠かかれた部分に配設されるものであるが、該ガイド部材31は、防潮板7の左右両端部の屋内側面に対向する第一面部31a、該第一面部31aの屋内側に第一面部31aと間隙を存して設けられる第二面部31b、第一、第二面部31a、31bの左右内方側端部同士を連結する第三面部31c、第一面部31aの左右外方側端部から防潮板7に向けて延びて防潮板7の左右側面部の左右外方にまで至る第四面部31d、該第四面部31dの屋外側端部から左右外方に延びる第五面部31e、該第五面部31eの左右外方側端部と前記第二面部31bの左右外方側端部とを連結する第六面部31fとを備えて形成される中空箱形状のものであって、該ガイド部材31は、開口部の左右両側の躯体に、支持部材38を介して躯体とのあいだに水が浸入することがない状態で固定されている。
また、前記第二作動体32は、前記ガイド部材31の第一面部31aを移動自在に貫通する上下一対の棒状の作動杆32aと、第一面部31aから突出する上下の作動杆32aの先端部に固定され、防潮板7の上下方向略全長に亘って防潮板7の左右両端部の屋内側面に対向する対向面部32bと、上下の作動杆32aの基端部に固定され、ガイド部材31に内装されるカム受面部32cとを備えて構成されている。そして、前記第二作動体32の対向面部32bには、防潮板7の左右両端部の屋内側面および左右外側面に対向する第二水密材33が固着されている。また、32dは前記作動杆32aに巻装される状態でガイド部材31の第一面部31aと第二作動体32のカム受面部32cとの間に介装される復帰弾機であって、該復帰弾機32dによりカム受面部32cは常時後述するカム34に当接する側に向けて付勢されている。そして、第二作動体32は、後述するように第二操作レバー35の操作に基づいて防潮板7に対して離接移動するが、この場合に、前記対向面部32bおよび第二水密材33は、ガイド部材31の第四面部31dにガイドされながら移動するようになっている。
一方、36はガイド部材31の第一面部31aと第二面部31bとの間に懸架される上下の支持杆であって、該上下の支持杆36には、上下方向を向くカム支軸37が回転自在に支持されている。そして、該カム支軸37には、前記第二作動体32のカム受面部32cに当接する上下一対のカム34が固定されていると共に、第二操作レバー35を構成する上下のレバー杆35aの基端部が固定されている。
前記上下のレバー杆35aの先端側は、第二面部31bから第三面部31cに亘って形成された上下の長孔31gからガイド部材31外に突出し、該突出部同士が連結されて上下方向を向く第二操作レバー35が形成されている。該第二操作レバー35は、前記カム支軸37を軸として、長孔31gの一端側に当接する非作動位置と、長孔31gの他端側に当接する作動位置とに変位揺動自在に構成されている。そして、該第二操作レバー35の揺動操作に伴いカム支軸37が回転することで、該カム支軸37と一体的にカム34が回転し、さらに該回転するカム34がカム受面部32cに作用することで、第二作動体32を、対向面部32bがガイド部材31の第一面部31aに当接するまで後退して第二水密材33が防潮板7から離間する非作動位置(図6(A)、(B)参照)と、対向面部32bが防潮板7の左右両端部の屋内側面に近接するまで進出して第二水密材33が防潮板7に水密状に押圧されると共に、防潮板7の屋外側面が屋外側躯体壁面部Wに当接してこれ以上の防潮板7の屋外方向への移動が規制される作動位置(図7(A)、(B) 参照)とに変位させることができるようになっている。そして、該作動位置に第二作動体32を変位せしめることによって、防潮板の左右両端部と躯体とのあいだが水密されるように構成されている。
叙述の如く構成された本形態において、防潮機能付きオーバーヘッド式ドア1は、上下開閉作動するドア体2の下部に防潮板7が設けられていると共に、該防潮板7と躯体床面Gとのあいだを水密するための水密装置19を具備しているが、該水密装置19は、防潮板7の下端部および床面Gに設けられた防潮板側、床面側水密材20、21と、支持ブラケット22を介して防潮板7に上下動自在に支持される作動体23と、該作動体23を下動せしめる操作部24と、作動体23の下動に伴い蓄勢されて防潮板7を下方に押圧する押圧バネ25と、作動体23の下端部が床面Gに形成された嵌入孔27に嵌入する下動位置に作動体23をロックするロック機構26とを備えて構成されており、そして、作動体23を下動位置にロックしたときの押圧バネ25の押圧力で防潮板7の下端部を床面Gに押圧することで、防潮板7と床面Gとのあいだが水密されることになる。
而して、作動体23を下動位置にロックすることにより防潮板7と床面Gとのあいだが水密されることになるが、作動体23が下動位置のとき防潮板7は常に押圧バネ25の蓄勢力により下方に押圧されているため、例え、防潮板側水密材20或いは床面側水密材21が長期間のあいだに劣化して弾性復元力が初期よりも低下した場合であっても、押圧バネ25の蓄勢力により防潮板7が下方に押圧されることで防潮板側、床面側水密材20を互いに水密状に密着するまで圧縮させることができ、この結果、長期に亘って防潮板7と床面Gとのあいだの水密性を確実に確保できることになる。
さらにこのものでは、作動体23を回転させるべく揺動操作される操作レバー24aが設けられていると共に、作動体23を下動位置にロックするためのロック機構26は、嵌入孔27に設けられる係止受部(貫通孔外周部)27dと、作動体23の下端部に設けられ、作動体23が下動位置のときに嵌入孔27に嵌入する係止片23aとを用いて構成されており、そして、嵌入孔27に嵌入した係止片23aは、操作レバー24aの揺動操作で作動体23を回転させることに伴い、係止受部27dに係止するロック位置と係止受部27dに係止しないロック解除位置とに変位することになる。この結果、作動体23を下動位置にロックするためのロック機構26を、操作レバー23の揺動操作で簡単にロック、ロック解除できることになって、緊急時であっても素早く作動体23を下動位置にロックできることになる。
また、作動体23を下動させるための操作部24は、作動体23の上部に設けられると共に、該操作部24を押し下げ操作することで作動体23を下動させる構成であるから、作動体23の下動操作が押圧バネ25の蓄勢を伴う操作であっても、押し下げ操作で作動体23を容易に下動させることができる。
さらに、前記防潮機能付きオーバーヘッド式ドア1は、防潮板7の左右両端部と躯体とのあいだを水密するための第二水密装置30も具備しているが、該第二水密装置30は、躯体側に固定されるガイド部材31と、防潮板7の左右両端部の屋内側面に対向する対向面部32bを有し、該対向面部32bが防潮板7に対して離接自在となるように前記ガイド部材31に支持される第二作動体32と、該第二作動体32の対向面部32bに設けられる第二水密材33と、該第二水密材33が防潮板7に水密状に押圧される作動位置まで第二作動体32を防潮板7に近接させるべく操作される第二操作部(カム34および第二操作レバー35)とを備えて構成されている。而して、第二作動体32を作動位置まで移動させて第二水密材33を防潮板7に水密状に押圧させることによって、防潮板7の左右両端部と躯体とのあいだを確実に水密できることになる。因みに、暴雨洪水等の場合に外部から浸入しようとする水力は、防潮板7を第二水密材33側に押圧する力として作用する。このため、例え、第二水密材33が長期間のあいだに劣化して弾性復元力が幾分低下した場合であっても、前記水力が防潮板7に作用することによって第二水密材33を防潮板7に水密状に密着するまで圧縮させることができる。
また、前記第二水密装置30に設けられる第二操作部は、第二作動体32を防潮板7に対して離接移動させるべく第二作動体32に作用する回転自在なカム34と、該カム34を回転させるべく揺動操作される第二操作レバー35とを用いて構成されている。而して、第二操作レバー35の揺動操作で容易に第二作動体32を作動位置に移動させることができることになって、緊急時であっても素早く第二水密装置30を作動させることができる。
また、本実施の形態において、防潮板7は最下端のパネル体3に連結パネル16を介して連結されていると共に、連結パネル16は、防潮板7の上部にボルト17を介して連結されている。而して、例えば、水密装置19および第二水密装置30を作動させて防潮板7により屋内側への浸水を防止したままの状態で躯体開口部から屋外に脱出したいような場合に、前記ボルト17を緩めて防潮板7を連結パネル16から取外した後、開閉機8を駆動させてパネル体3および連結パネル16を上動させることにより防潮板7の上方の開口部が開き、ここから屋外に脱出することができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されないことは勿論であって、例えば、作動体に設けられる係止片を、作動体の外周面部から外径方向に出没自在に設けると共に、該係止片を突出する側に付勢するバネを設け、さらに、係止片或いは嵌入孔に、係止片を嵌入孔に嵌入させることに伴い外径方向に突出している係止片をバネに抗して没入するようにガイドするガイド部(例えば、上記実施の形態の係止片の下端部に形成の傾斜面)を設ける構成にすることもできる。このように構成した場合には、係止片がロック位置に位置していても、係止片を嵌入孔に嵌入させることができると共に、嵌入孔に嵌入した係止片は、バネの付勢力により自動的に作動体の外径方向に突出して、嵌入孔の係止受部に係止することになる。而して、このものでは、作動体を下動させることに伴い自動的にロック機構が作動して作動体を下動位置にロックすることになり、より操作性に優れるという利点がある。
また、上記実施の形態では、防潮板と躯体床面とのあいだを水密するための水密材が、防潮板の下端部と床面との両方に設けられていてより確実な水密が図られているが、防潮板の下端部或いは床面の何れか一方だけに水密材を設けたものであっても良い。
さらに、上記実施の形態ではオーバーヘッド式ドアに本発明が実施されているが、パネルシャッター等、躯体開口部に建付けられる各種の建築用開閉装置に本発明を実施できることは勿論である。
本発明は、防潮板と躯体とのあいだを水密するための水密装置に利用することができる。
2 ドア体
7 防潮板
19 水密装置
20 防潮板側水密材
21 床面側水密材
23 作動体
23a 係止片
24 操作部
24a 操作レバー
25 押圧バネ
26 ロック機構
27 嵌入孔
27d 貫通孔外周部(係止受部)
30 第二水密装置
31 ガイド部材
32 第二作動体
32b 対向面部
33 第二水密材
34 カム
35 第二操作レバー
G 床面

Claims (5)

  1. 躯体開口部を上下開閉作動する開閉体の下部に防潮板を設けると共に、該防潮板と躯体床面とのあいだを水密するための水密装置を設けるにあたり、該水密装置は、防潮板の下端部または防潮板の下方の床面の少なくとも何れか一方に設けられる水密材と、防潮板に上下動自在に支持される作動体と、該作動体を下動せしめる操作部と、作動体の下動に伴い蓄勢されて防潮板を下方に押圧する押圧バネと、作動体の下端部が床面に形成された嵌入孔に嵌入する下動位置に作動体をロックするロック機構とを備え、作動体を下動位置にロックしたときの押圧バネの押圧力で防潮板の下端部を床面に水密状に押圧する構成にしたことを特徴とする防潮板の水密装置。
  2. 請求項1において、作動体を回転させるべく揺動操作される操作レバーを設けると共に、作動体を下動位置にロックするロック機構は、嵌入孔に設けられる係止受部と、作動体の下端部に設けられ、作動体が下動位置のときに嵌入孔に嵌入する係止片とを用いて構成され、該嵌入孔に嵌入した係止片を、操作レバーの揺動操作で作動体を回転させることに伴い係止受部に係止するロック位置と係止受部に係止しないロック解除位置とに変位させる構成にしたことを特徴とする防潮板の水密装置。
  3. 請求項1または2において、操作部は作動体の上部に設けられると共に、該操作部を押し下げ操作することで作動体を下動させる構成であることを特徴とする防潮板の水密装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項において、躯体側に固定されるガイド部材と、防潮板の左右両端部の屋内側面に対向する対向面部を有し、該対向面部が防潮板に対して離接自在となるように前記ガイド部材に支持される第二作動体と、該第二作動体の対向面部に設けられる第二水密材と、該第二水密材が防潮板に水密状に押圧される作動位置まで第二作動体を防潮板に近接させるべく操作される第二操作部とを備えた第二水密装置を設け、該第二水密装置により防潮板の左右両端部と躯体とのあいだを水密する構成にしたことを特徴とする防潮板の水密装置。
  5. 請求項4において、第二操作部は、第二作動体を防潮板に対して離接移動させるべく第二作動体に作用する回転自在なカムと、該カムを回転させるべく揺動操作される第二操作レバーとを用いて構成されることを特徴とする防潮板の水密装置。
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