JP2007239205A - 防水扉装置 - Google Patents

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JP2007239205A
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Kazuhiro Wada
一寛 和田
Ryozo Shibuya
良三 澁谷
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Abstract

【課題】防水扉の保管時に開口部を狭くしないようにした防水扉装置を提供する。
【解決手段】一対のガイドレール2,2と、このガイドレール2,2間に介在の防水扉5と、この防水扉5の両端部5a,5aのそれぞれに設けられ、前記ガイドレール2,2に挿入の2つのガイド車7,7とを備えている。そして、一対のガイドレール2,2は、床面より上方へ立ち上がる垂直部30と、曲り部40と水平部50を有している。保管時には、防水扉5が上方で且つ水平方向に収納される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、建物や構造物の出入口、地下駐車場等の出入口に設置され、高潮や洪水による浸水を防止するために用いる防水扉装置に関する。
近年、異常気象等に拠る集水豪雨の多発により、建造物の地上階や地下に浸水被害が増大している。こうした理由から、防水扉の必要性が高くなってきている。従来の防水扉について、長方形状の扉を建物のある別の場所に保管しておいて、災害時に人が運び、出入口を装着する装置(特許文献1)や、利用する場所の床側に扉を埋め込み、災害時に扉を床から起立させて、出入口を塞ぐ装置(特許文献2)や、床に収める方法と同じく、利用する周囲の壁に扉を保持して、災害時に動かして、出入口を塞ぐ装置(特許文献3)もある。
特開2002−30872 特開2002−97885 特開2005−200990
また、扉の両端をガイドレールに挟み、通常は扉を上吊りして保管し、災害時に下降させ、出入口を塞ぐ装置(特許文献4)もある。
特開2004−76406
しかしながら、扉を収納するため、直線のガイドレールを利用して、単に扉を上昇させて保持させる機能である場合に、天井が低い建物での使用は、その開口部を狭くしてしまい利用しづらく、このために特許文献4では、防水扉7が複数に分割された分割扉(11〜14)となって、収納時には、重なり合って保管場所をとらないようにと考えられているが、構造が複雑化すると共に、耐圧性が弱くなる欠点を有していた。
そこで、この発明は、前述した特許文献4のような防水扉は耐圧性のみならず、複雑な構造からコスト高となる欠点を解消するため、一枚の板を用い、しかも、保管時に開口部を狭くさせないようにした防水扉装置を提供する。
この発明に係る防水扉装置は、一対のガイドレールと、この一対のガイドレール間に介在の防水扉と、この防水扉の両端部のそれぞれに設けられ、前記ガイドレールに挿入の2つのガイド車を備えた防水扉装置において、前記一対のガイドレールは、床面より上方へ立ち上げ、その上方ではほぼ水平方向に折り曲げられて構成され、保管時には防水扉を上方で水平方向に収納したことにある(請求項1)。これにより、防水扉は、一対のガイドレールに沿って移動し、保管時に前記ガイドレールの上方で水平方向部位に水平に収納されるようになる。このために、開口部を狭くすることにならないし、また、建物の天井の高さが低い場合でも、防水扉を水平方向に寝かせて収納することから、人が通行するに充分なる開口部の「高さ」を確保することができる。なお、一対のガイドレールの上方で水平部位は、水平もしくは水平に近い位置にあれば良い。
前記防水扉は、その背面に固定のためのロックハンドルが設けられている(請求項2)。そしてまた防水扉は、その背面に圧力を受ける受け板を回動自在に取付けることが、防水扉の横方向の長が長い場所には好ましい(請求項3)。さらに、開口部が横方向に広い場合には、複数の防水扉を設けるが、該防水扉間に連絡用の中柱を設けるようにしている(請求項4)。
以上のように、請求項1の発明によれば、防水扉は、保管時に上方でほぼ水平方向に収納されるため、建物の開口部特に縦方向寸法を狭くすることはない。
また、請求項3の発明によれば、防水扉が横方向に長い場合に圧力受け板が設けられることから、対水圧性が向上される。さらに請求項4の発明によれば、複数の防水扉が中柱を介して確実に設けられる。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
図1,図2において、防水扉装置1の側面図及び正面図が示され、例えば建物に添って一対のガイドレール2が床面3より立ち上がって設けられ、上方に伸び、そして建物の天井近くでは、水平方向に折れ曲がっている。このガイドレール2は図3に示すように、断面がリップ溝形状を成し、下記する防水扉5のガイド車7が挿入されている。
防水扉5は、金属材料等により製造された長方形状の板で、下端面にゴム,樹脂等のシール材6が、その両端部5a,5aに2つのガイド車7,7がそれぞれ取付けられている。このガイド車7,7は端部5a,5aの長手方向両端に離れて設けられ、前記したガイドレール2に挿入されている。ガイド車7,7は、ガイドレール2がリップ溝形となっているため、移動中に外れることはない。このように、防水扉5は、ガイド車7,7により2点で支えられるために、防水扉5の上方への移動時に、垂直部30から曲り部40があっても越えて行くことができ、水平部50に至る。
また、防水扉5の背面には、固定のためのロックハンドル9が設けられ、該ロックハンドル9は軸9aを支点として回動するもので、その先端が下記する建物10に固定されたベース枠11に固定のハンドル受12に係合して防水扉5は固定される。
14は水密蔽鎖板で、ゴム,樹脂等で筒状に作られ、ベース枠11に添って固定され、防水扉5が下方へ落下して作動時に、前記防水扉5の正面側両端の上下方向に接着のゴム板15に接触して水密が図られる。17は吊り上げ用滑車装置19のワイヤーで、その一端が天井に固定の滑車に、他端が天井及び防水扉5に設けられた他の滑車を介してハンドルボックス18に接続されている。
上述の構成において、図1,図2及び図3は、防水扉5が下方へ落下し、ハンドル9を回動して固定した状態を示している。これにより、シール材6が床面3に、ゴム板15が水密蔽鎖板14がそれぞれ接触して、防水扉5により雨水や海水の侵入が防がれる。
防水扉5の保管時は、ハンドル9を回動してロック状態を解除し、それからハンドルボックス18を開けて回動し、ワイヤー17を巻き上げ、もって防水扉5を吊り上げる。すると、防水扉5は移動し、垂直部30から曲り部40を経て水平部50に至る。水平部50に至ると防水扉5は寝かせた状態になり、床面3と収納した防水扉5までの距離を大きく取ることができ、建物であれば出入口の開口部を狭くすることがない。なお、一対のガイドレール2,2の取付時にあって、壁面の途中に障害物がある場合には、保管部となる水平部50までの間の途中を折り曲げることも出来る。
図4a,4bにおいて、防水扉5が横方向に長い場合には、水圧に耐えるための圧力受け板20が防水扉5の背面に蝶番21を介して回動自在に取付けられている。即ち、作用時に、圧力受け板20を開いて用い、保管時には図4bのように折り畳んで防水扉5と共に保管する。
図5乃至図7において、開口部が横方向に広い場合には、複数の防水扉5,5を用いた例が示されている。この例において、前記実施例1と同一構成の部分は同一符号を付して説明を省略した。したがって、この実施例3の特徴とする部分は、2つの防水扉5と防水扉5との間に連絡のための中柱23が設けられていることにある。
この中柱23は、上方及び下方に固定手段を有して建物の床面3や壁面24に固定されるものであり、取外し自在の中柱23は、適宜な寸法の介在部材24を挟むようにして設けられた2枚のベース枠11a,11aにより構成され、下端に床面3に固定する固定板25が取付けられ、また上端にジョイントスリーブ26が取付けられている。
この中柱23には、構成するベース枠11a,11aの外側に、前記防水扉5,5のガイド車7,7が挿入されるガイドレール2a,2aがそれぞれ取付けられている。また、ベース枠11a,11aに、その正面側に水密蔽鎖板14,14がそれぞれ取付けられている。
前記固定板25は、床面3に埋設されている筒状ナット27に、ゴム板28を介在しながら、ボルト29をねじ込んで結合される。また前記ジョイントスリーブ26は、建物の壁面24にボルト31に固着の固定用の中柱23aに挿入されて固定される。なお、固定用の中柱23aは、一対のベース枠11b,11bとその外側に取付けられるガイドレール2b,2bとで構成されている。
上述の構成において、防水扉装置1を使用するには、防水扉5,5が上方の水平部50に収納されているため、まず中柱23を設置する。具体的には、ジョイントスリーブ26を前記固定用の中柱23aに挿入し、しかる後に固定板25をボルト29により床面3に固定する。中柱23が取付けられたら、ワイヤー17を緩めて防水扉5,5を落下させ、図5に示すようにセットし、当然ながらロックハンドル9を動かしてロックする。このように中柱23を用いることで開口部が広い場所にも適用できる。
この発明の実施例1の側面図である。 同上の背面図である。 防水扉が建物に固定された状態の一部切欠の拡大平面図である。 この発明の実施例2を示し、防水扉の背面に取付けられた圧力受け板で、図4aは開いた状態(使用状態)を表し、図4bは閉じた状態(不使用状態)を表している。 この発明の実施例3を示し、防水扉を2枚用いた防水扉装置の背面図である。 図5のA−A線の拡大断面図である。 同上の中柱の床面との結合状態を示す説明図である。
符号の説明
1 防水扉装置
2 ガイドレール
2a,2b ガイドレール
5 防水扉
7 ガイド車
9 ロックハンドル
11 ベース枠
12 ハンドル受
14 水密蔽鎖板
17 ワイヤー
20 圧力受け板
25 固定板
29 ボルト
30 垂直部
40 曲り部
50 水平部

Claims (4)

  1. 一対のガイドレールと、この一対のガイドレール間に介在の防水扉と、この防水扉の両端部のそれぞれに設けられ、前記ガイドレールに挿入の2つのガイド車を備えた防水扉装置において、
    前記一対のガイドレールは、床面より上方へ立ち上げ、その上方ではほぼ水平方向に折り曲げられて構成され、保管時には防水扉を上方で水平方向に収納したことを特徴とする防水扉装置。
  2. 前記防水扉は、その背面に固定のためのロックハンドルが設けられていることを特徴とする請求項1記載の防水扉装置。
  3. 前記防水扉は、その背面に圧力を受ける圧力受け板を回動自在に取付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の防水扉装置。
  4. 前記複数の防水扉を用いる場合には、両扉間に連絡用の中柱を設けるようにしたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の防水扉装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015105489A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 三和シヤッター工業株式会社 防潮板の水密装置
JP2015227571A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社Lixil鈴木シャッター 防水板の落下防止装置
JP2015227570A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社Lixil鈴木シャッター 防水板の落下防止装置
WO2020055322A1 (en) * 2018-09-11 2020-03-19 Parafoil Design & Engineering Pte Ltd Flood impediment system

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