JP3180247B2 - 移動棚装置 - Google Patents

移動棚装置

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JP3180247B2
JP3180247B2 JP31871797A JP31871797A JP3180247B2 JP 3180247 B2 JP3180247 B2 JP 3180247B2 JP 31871797 A JP31871797 A JP 31871797A JP 31871797 A JP31871797 A JP 31871797A JP 3180247 B2 JP3180247 B2 JP 3180247B2
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有治 時田
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浅香工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動可能な複数の
棚を軌道上に並べてあり、棚に設けてある釦を操作する
ことにより、その棚の間が所定幅になる迄、1又は複数
の棚を軌道上で移動させる移動棚装置の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近時、倉庫内では、移動可能な複数の棚
を軌道上に並べ、棚の間に通路が必要なときは、当該棚
に設けてある釦を操作することにより、棚の間が所定幅
になる迄、1又は複数の棚を軌道上で移動させる移動棚
装置が多用されている。この移動棚装置は、図1の斜視
図に示すような、駆動輪付きの台枠10の上に設けた、
物品を収納する為の棚12を複数台、床上に敷設された
レール17,18上に並べてある。
【0003】この移動棚装置において、収納物品の出し
入れをする際は、当該棚の収納物品の出し入れをしない
面の、作業者が操作し易い位置に設けられた操作パネル
13,14の釦を操作することにより、棚の間が所定幅
になる迄、1又は複数の棚を軌道上で移動させるように
なっている。棚12には個々に制御盤26が取り付けら
れ、各制御盤26は、作業者の邪魔にならないように、
また、開いた通路を通行するのに邪魔にならないよう
に、渡りケーブル11により接続されている。
【0004】台枠10は、図2の平面図に示すように、
棚12の収納物品の出し入れをする面の片側又は両側
が、中間軸22の両端に取り付けられた駆動輪20によ
り支えられ、駆動輪20には、ギヤモータ19の回転力
が伝達されるようになっている。台枠10の、駆動輪2
0により支えられない4隅等は、回転自在である従動輪
21が支えている。
【0005】このような移動棚装置は、図6(a)に示
すように、2台の固定棚30の間に例えば4台の移動棚
31〜34(固定棚30及び移動棚31〜34は、収納
物品の出し入れをしない面に貼られた側板により表現)
が並べてある場合、作業者は、各移動棚31〜34の操
作パネルに設けてあるオープンスイッチ23(開釦)及
びストップスイッチ24(解除釦)の内の、通路を開き
たい棚の間(例えば固定棚30及び移動棚31間)に最
も近い操作パネルのオープンスイッチ23(棚31の通
路を開きたい側のオープンスイッチ23)を操作する
(a)。
【0006】オープンスイッチ23及びストップスイッ
チ24は、点灯機能を有しており、作業者がオープンス
イッチ23を操作すると(a)、音声式警告灯(図示せ
ず)が作動し、「棚が移動します」とアナウンスした
後、オープンスイッチ23が点灯し、移動棚31〜34
が、固定棚30及び移動棚31間が所定幅になる迄移動
して停止し所要通路が開かれる(b)。このとき、操作
した(a)オープンスイッチ23と同じ操作パネルに有
るストップスイッチ24が点灯し、全移動棚31〜34
がロックされた(固定状態とされた)ことを表示する。
【0007】作業者は、別の通路を開きたい場合、各移
動棚31〜34の操作パネルに設けてあるオープンスイ
ッチ23及びストップスイッチ24の内の、別の通路を
開きたい棚の間(例えば移動棚33及び移動棚34間)
に最も近い操作パネルのオープンスイッチ23(棚33
のオープンスイッチ23)を操作する(b)。このと
き、何れかのストップスイッチ24が点灯し、全移動棚
31〜34がロックされた状態であると、何れのオープ
ンスイッチ23を操作しても作動しないので、点灯して
いる移動棚31のストップスイッチ24迄行き、棚3
0,31間の通路内に誰も居ないこと及び何も置かれて
いないことを確認した後、ストップスイッチ24を操作
して消灯し、ロックを解除しておく必要がある。
【0008】作業者が、別の通路を開きたい棚33,3
4の間に最も近い操作パネルのオープンスイッチ23を
操作すると(b)、音声式警告灯(図示せず)が作動
し、「棚が移動します」とアナウンスした後、そのオー
プンスイッチ23が点灯し、移動棚34が、移動棚33
及び移動棚34間が所定幅になる迄移動して停止し通路
が開かれる(c)。このとき、操作した(b)オープン
スイッチ23と同じ操作パネルに有るストップスイッチ
24が点灯し、全移動棚31〜34がロックされたこと
を表示する。この場合、設置条件(通路に使用できるス
ペースの幅)によっては、移動棚31〜33も又は移動
棚31〜33が移動棚34とは逆方向へ移動する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動棚装置は、
上述したように、作業者は、新たに通路を開きたいとき
に、点灯しているストップスイッチ24が有れば、その
設置位置迄行き、ストップスイッチ24を操作して消灯
してロックを解除し、その後、新たに通路を開きたい移
動棚迄行って、オープンスイッチ23を操作することに
なり、その往来に要する時間が無駄であった。また、点
灯しているストップスイッチ24が無くロックが解除さ
れているときは、既に開いている通路迄行きその通路内
に誰も居ないこと及び障害物がないことを確認すること
なしに、新しい通路を開いて、既に開いていた通路を閉
じてしまうことが可能となる問題があった。
【0010】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、第1発明では、新たに通路を開くと
きに、ロックを解除する為に要する時間を短縮できる移
動棚装置を提供することを目的とする。第2発明では、
新たに通路を開くときのみ、ロックを解除することがで
きる移動棚装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る移動棚装
置は、移動可能な複数の棚を軌道上に並べてあり、該棚
に設けてある通路を開く為の開釦を操作することによ
り、前記棚の間が所定幅になる迄、1又は複数の棚を前
記軌道上で移動させて固定状態とし、前記棚に設けてあ
る前記固定状態を解除する為の解除釦を操作することに
より、前記固定状態を解除する移動棚装置において、前
記固定状態が解除されていないときに、前記棚の間とは
別の棚の間に通路を開くべく、該棚に設けてある開釦が
操作されたときに、計時を開始する計時手段と、前記開
釦が操作された後、前記計時手段が所定時間を計時する
迄に、前記解除釦が操作されたときに、前記固定状態を
解除する解除手段と、該解除手段が前記固定状態を解除
したときに、前記別の棚の間が所定幅になる迄、1又は
複数の棚を前記軌道上で移動させて固定状態とする手段
とを備え、前記開釦が操作された後、前記計時手段が所
定時間を計時した後は、前記解除手段の動作を禁止すべ
くなしてあることを特徴とする。
【0012】この移動棚装置では、棚に設けてある開釦
を操作することにより、棚の間が所定幅になる迄、1又
は複数の棚を軌道上で移動させて固定状態とし、その棚
に設けてある解除釦を操作することにより、その固定状
態を解除する。その固定状態が解除されていないとき
に、新たに別の棚の間に通路を開くべく、当該棚に設け
てある開釦が操作されたときに、計時手段が計時を開始
し、開釦が操作された後、計時手段が所定時間を計時す
る迄に、解除釦が操作されたときは、解除手段がその固
定状態を解除する。移動させて固定状態とする手段は、
解除手段がその固定状態を解除したときに、その別の棚
の間が所定幅になる迄、1又は複数の棚を軌道上で移動
させて固定状態とする。開釦が操作された後、計時手段
が所定時間を計時した後は、解除手段の動作を禁止す
【0013】これにより、新たに棚の間に通路を開くと
きに、その棚に設けてある開釦を操作した後、以前に通
路が開かれ固定状態をもたらした棚迄行き、その解除釦
を操作すると、前記開釦迄戻って来てその開釦を操作す
ることを必要とせずに、新たに通路を開く為の動作が開
始されるので、固定状態を解除する為に要する時間を短
縮できると共に、固定状態である通路迄行って、通路内
に誰も居ないこと及び障害物がないことを確認すること
ができる。
【0014】第2発明に係る移動棚装置は、移動可能な
複数の棚を軌道上に並べてあり、該棚に設けてある通路
を開く為の開釦を操作することにより、前記棚の間が所
定幅になる迄、1又は複数の棚を前記軌道上で移動させ
て固定状態とし、該固定状態を解除する為の解除釦を前
記棚に設けてある移動棚装置において、前記棚の間とは
別の棚の間に通路を開くべく、該棚に設けてある開釦が
操作されたときに、計時を開始する計時手段と、前記開
釦が操作され、しかも、前記計時手段が所定時間を計時
する迄に、前記解除釦が操作されたとき以外は、前記固
定状態を保持する手段と、前記開釦が操作され、しか
も、前記計時手段が所定時間を計時する迄に、前記解除
釦が操作されたときに、前記固定状態を解除する手段
と、該手段が前記固定状態を解除したときに、前記別の
棚の間が所定幅になる迄、1又は複数の棚を前記軌道上
で移動させて固定状態とする手段とを備えることを特徴
とする。
【0015】この移動棚装置では、既に開いている棚の
間とは別の棚の間に通路を開くべく、その棚に設けてあ
る開釦が操作され、しかも、計時手段が所定時間を計時
する迄に、既に開いている棚の解除釦が操作されたとき
以外は、保持する手段が固定状態を保持する。解除する
手段は、前記別の棚の開釦が操作され、しかも、計時手
段が所定時間を計時する迄に、既に開いている棚の解除
釦が操作されたときに、固定状態を解除する。移動させ
て固定状態とする手段は、解除する手段が、固定状態を
解除したときに、前記別の棚の間が所定幅になる迄、1
又は複数の棚を軌道上で移動させて固定状態とする。
【0016】これにより、新たに通路を開くときのみ、
固定状態を解除することができる。また、既に開いてい
る通路迄行くことなく、固定状態を解除して新しい通路
を開くことはできないので、必ず既に開いている通路迄
行ってその通路内に誰も居ないこと及び障害物がないこ
とを確認することができ、既に開いている通路が閉まっ
て行く状態を監視できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づき説明する。図1は、第1発明に係る
移動棚装置の実施の形態の外形を示す斜視図である。こ
の移動棚装置は、駆動輪付きの台枠10の上に設けた、
物品を収納する為の棚12を複数台、床上に敷設された
レール17,18上に並べてある。この移動棚装置にお
いて、収納物品の出し入れをする際は、当該棚の収納物
品の出し入れをしない面の、作業者が操作し易い位置に
設けられた操作パネル13,14のオープンスイッチ
(開釦)を操作することにより、棚の間が所定幅になる
迄、1又は複数の棚を軌道上で移動させるようになって
いる。
【0018】棚12には個々に制御盤26が取り付けら
れ、各制御盤26は、作業者の邪魔にならないように、
また、開いた通路を通行するのに邪魔にならないよう
に、渡りケーブル11により接続されている。台枠10
は、図2の平面図に示すように、棚12の収納物品の出
し入れをする面の片側又は両側が、中間軸22の両端に
取り付けられた駆動輪20により支えられ、駆動輪20
には、ギヤモータ19の回転力が伝達されるようになっ
ている。台枠10の、駆動輪20により支えられない4
隅等は、回転自在である従動輪21が支えている。
【0019】棚12には、主棚と副棚との区別があり、
主棚には、図3(a)に示すように、収納物品の出し入
れをしない面の、作業者が操作し易い位置に、移動棚装
置全体のパワースイッチ25a及び「通常操作」、「強
制移動」及び「安全解除」の操作モードを切り換える切
換スイッチ25を有する操作パネル14と、オープンス
イッチ23(開釦)及びストップスイッチ24(解除
釦)を有する操作パネル13とが設けてある。また、図
4(a)に示すように、操作パネル13,14における
操作に対応して台枠10のギヤモータ19を回転制御す
る為の主制御盤26が、操作パネル13,14の反対側
の面の台枠10近くに設けてある。
【0020】副棚には、図3(b)に示すように、収納
物品の出し入れをしない面の、作業者が操作し易い位置
に、オープンスイッチ23及びストップスイッチ24を
有する操作パネル13が設けてある。また、図4(b)
に示すように、操作パネル13における操作に対応して
台枠10のギヤモータ19を回転制御する為の副制御盤
27が、操作パネル13の反対側の面の台枠10近くに
設けてある。オープンスイッチ23及びストップスイッ
チ24は点灯機能を有している。
【0021】図5は、主制御盤26及び副制御盤27の
要部構成例を示すブロック図である。主制御盤26は、
プログラマブルコントローラ(以下、PCと記す)を備
えてなる主制御部40を備えており、主制御部40は、
2個の操作パネル13のそれぞれのオープンスイッチ2
3及びストップスイッチ24と接続され、また、主棚が
停止したことを検知する為の2個の停止センサ28の検
知信号が入力される。
【0022】主制御部40は、主棚の方向への移動を指
令するF方向指令信号によりリレー42をオンにし、副
棚の方向への移動を指令するR方向指令信号によりリレ
ー41をオンにする。リレー42と主制御部40との間
には、リレー41のb接点(normal close)RXが接続
され、リレー41と主制御部40との間には、リレー4
2のb接点FXが接続されており、リレー41,42
は、互いに一方がオンのときは他方はオンしないように
なっている。
【0023】主制御部40は、インバータ43により電
動モータ44,45(ギヤモータ19)を回転駆動す
る。主制御部40は、副制御盤27が備えているPCを
備えてなる副制御部46と、停止センサ28の検知信号
(LS信号)、F方向指令信号、副棚の方向へ移動中で
あることを示すR方向移動中信号、停止を指令するST
OP指令信号、R方向指令信号、ロック(固定状態)に
関連するLOCK指令信号及び主棚の方向へ移動中であ
ることを示すF方向移動中信号の各信号線により接続さ
れている。F方向移動中信号の信号線はリレー42のa
接点(normal open )によりオン又はオフされる。
【0024】副制御盤27が備えているPCを備えてな
る副制御部46は、操作パネル13のオープンスイッチ
23及びストップスイッチ24と接続され、また、副棚
が停止したことを検知する為の停止センサ28の検知信
号が入力される。副制御部46は、主棚の方向への移動
を指令するF方向指令信号によりリレー42をオンに
し、副棚の方向への移動を指令するR方向指令信号によ
りリレー41をオンにする。リレー42と副制御部46
との間には、リレー41のb接点(normal close)RX
が接続され、リレー41と主制御部40との間には、リ
レー42のb接点FXが接続されており、リレー41,
42は、互いに一方がオンのときは他方はオンしない。
【0025】副制御部46は、インバータ43により電
動モータ44,45(ギヤモータ19)を回転駆動す
る。副制御部46は、主制御部40と、LS信号、F方
向指令信号、R方向移動中信号、STOP指令信号、R
方向指令信号、LOCK指令信号及びF方向移動中信号
の各信号線により接続されている。R方向移動中信号の
信号線はリレー41のa接点によりオン又はオフされ
る。
【0026】副制御部46は、また、隣の副棚の副制御
盤27が備えているPCを備えてなる副制御部47と、
LS信号、F方向指令信号、R方向移動中信号、STO
P指令信号、R方向指令信号、LOCK指令信号及びF
方向移動中信号の各信号線により接続され、副制御部4
6,47及び主制御部40は、これらの信号を共有して
いる。F方向移動中信号の信号線はリレー42のa接点
(normal open )によりオン又はオフされる。以下、同
様の構成である副棚毎の副制御部が同様に順次接続され
ている。
【0027】このような移動棚装置は、図6(a)に示
すように、2台の固定棚30の間に例えば4台の移動棚
31〜34(固定棚30及び移動棚31〜34は、収納
物品を出し入れしない面に貼られた側板により表現して
ある。ここでは、移動棚31が主棚であり、移動棚32
〜34が副棚である。)が並べてある場合、操作モード
が「通常操作」であるとき、作業者は、各移動棚31〜
34の操作パネル13に設けてあるオープンスイッチ2
3及びストップスイッチ24の内の、通路を開きたい棚
の間(例えば固定棚30及び移動棚31間)に最も近い
操作パネルのオープンスイッチ23(棚31の通路を開
きたい側のオープンスイッチ23)を操作する(a)。
【0028】作業者がオープンスイッチ23を操作する
と(a)、音声式警告灯(図示せず)が作動し、「棚が
移動します」とアナウンスした後、オープンスイッチ2
3が点灯し、移動棚31〜34が、固定棚30及び移動
棚31間が所定幅になる迄移動して停止し所要通路が開
かれる(b)。このとき、移動棚31〜34がロックさ
れ、操作した(a)オープンスイッチ23と同じ操作パ
ネルに有るストップスイッチ24が点灯し、そのロック
されたことを表示する。
【0029】作業者は、別の通路を開きたい場合、各移
動棚31〜34の操作パネルに設けてあるオープンスイ
ッチ23及びストップスイッチ24の内の、別の通路を
開きたい棚の間(例えば移動棚33及び移動棚34間)
に最も近い操作パネルのオープンスイッチ23(棚33
のオープンスイッチ23)を操作する(b)。
【0030】このとき、何れかのストップスイッチ24
が点灯し、移動棚31〜34がロックされた状態である
と、何れのオープンスイッチ23を操作しても作動しな
い。別の通路を開きたい棚33,34の間に最も近い操
作パネルのオープンスイッチ23を操作した後、所定時
間(例えば30秒)以内であれば、点灯しているストッ
プスイッチ24の位置(移動棚31)迄行き、棚30,
31間の通路内に誰も居ないこと及び何も置かれていな
いことを確認し、ストップスイッチ24を操作して、そ
のロックを解除すると、その時点から、音声式警告灯が
作動し、「棚が移動します」とアナウンスした後、先に
操作したオープンスイッチ23(移動棚33)が点灯
し、移動棚34が、移動棚33及び移動棚34間が所定
幅になる迄移動して停止し所要通路が開かれる(c)。
【0031】このとき、移動棚31〜34がロックさ
れ、操作した(b)オープンスイッチ23と同じ操作パ
ネルに有るストップスイッチ24(移動棚33)が点灯
し、そのロックされたことを表示する。この場合、設置
条件(通路に使用できるスペースの幅)によっては、移
動棚31〜33も移動棚34とは逆方向へ移動する。
【0032】図7〜図12は、このような移動棚装置の
PCを備えてなる主制御部40及び副制御部46,47
の論理演算を示すリレーラダー図である。PCは、スト
ップスイッチ24が操作されて、その“接点”X014がオ
ンされると(S6)、そのストップスイッチの“リレ
ー”M44 がオンする。ストップスイッチの“リレー”M4
4 がオンし、その“接点”M44 がオンしてパルス信号を
出力したときに(S9)、運転中総合“リレー”M2がオ
ンでなければ(“リレー”M2のb“接点”M2がオンであ
れば)、通路ロック解除“リレー”M40 がオンする。つ
まり、全移動棚31〜34が停止状態のときに、ストッ
プスイッチ24が操作されると(S6)、移動棚31〜
34のロック(通路ロック)を解除する為の“リレー”
M40 がオンする。
【0033】PCは、オープンスイッチ23が操作され
て、その“接点”X013がオンされたとき(S12)、オ
ープン記憶1の“リレー”M402がオンし、通路ロック解
除“リレー”M40 がオフであれば、オープン記憶1の
“リレー”M402のオン状態が保持され、オープン記憶2
の“リレー”M412のオン状態が保持される。PCは、オ
ープンスイッチ23が操作されて、その“接点”X013が
オンされたとき(S12)、オープン記憶2の“リレ
ー”M412がオン状態にセットされ、ストップスイッチの
b“接点”X014がオン状態であり、停止指令の“リレ
ー”X022がオン状態であり、運転中総合のb“接点”M2
がオン状態であれば、オープン記憶2の“リレー”M412
のオン状態が保持され、オープン記憶1の“リレー”M4
02のオン状態が保持される。
【0034】オープン記憶1は、このPCにおいてオー
プンスイッチ23が操作されたこと及びこのPCにおい
て通路を開いた後、通路ロックを掛けていることを記憶
する。オープン記憶2は、他のPCにおいて通路ロック
が掛けられている場合に、このPCにおいてオープンス
イッチ23が操作されたことを所定時間(例えば30
秒)記憶する。オープン記憶1及びオープン記憶2は、
全移動棚31〜34が停止状態のときに、ストップスイ
ッチ24が操作されると(S6)リセットされる。
【0035】PCは、オープン記憶2の“リレー”M412
がオン状態にセットされると(S23)、オープン記憶
2解除のタイマーT24 が起動して30秒(100ms×
300)の計時を開始する。つまり、全移動棚31〜3
4が停止状態のとき、又は通路ロック解除“リレー”M4
0 がオフのときに、オープンスイッチ23が操作される
と(S12)、タイマーT24 が起動して30秒の所定時
間の計時を開始する。
【0036】オープン記憶2解除のタイマーT24 が30
秒を計時すると(S27)、オープン記憶2の“リレ
ー”M412がオフ状態にリセットされる。また、運転中総
合“リレー”M2がオンになったときも、オープン記憶2
の“リレー”M412がオフ状態にリセットされる。つま
り、作業者が、点灯しているストップスイッチ24の位
置迄行き、ストップスイッチ24を操作してロックを解
除し運転状態にすると、オープン記憶2の記憶がリセッ
トされる。
【0037】PCは、自棚運転中の“接点”M13 (S3
4)、主棚側へ移動中の“接点”X002、副棚側へ移動中
の“接点”X021、副棚側移動指令の“接点”X001及び主
棚側移動指令の“接点”X020の少なくとも1つがオンで
あるとき、運転中総合“リレー”M2がオンである。PC
は、オープン記憶1の“リレー”M402がオンであり、そ
の“接点”M402がオンであるとき(S40)、通路ロッ
クの“リレー”M400がオフであり、そのb“接点”M400
がオンであれば、オープン指令の“リレー”M3がオンで
ある。
【0038】つまり、オープンスイッチ23が操作され
(S12)、オープン記憶1の“リレー”M402がオンし
たとき、ロックが掛けられていなければ、オープン指令
が出力され、「棚が移動します」とアナウンスがあった
後、移動棚31〜34が移動する。
【0039】PCは、オープン指令の“接点”M3(S4
3)、主棚側移動指令の“接点”X020及び副棚側移動指
令の“接点”X001の少なくとも1つがオンしたとき、運
転指令遅延のタイマーT1が起動して6秒(100ms×
60)の計時を開始すると共に、運転開始指令の“リレ
ー”M4がオンする。PCは、オープン指令の“接点”M3
(S51)、主棚側移動指令の“接点”X020及び副棚側
移動指令の“接点”X001の少なくとも1つがオンであ
り、主棚側へ移動の“接点”Y002及び副棚側へ移動の
“接点”Y003の少なくとも1つがオンであるとき、オー
バータイムのタイマーT0が起動して49.5秒(100
ms×495)の計時を開始する。
【0040】PCは、オープン指令の“接点”M3がオン
であるとき(S63)、オープンランプPY006を点灯さ
せる。PCは、オープン記憶1の“接点”M402がオンし
たとき(S71)、オープン記憶6秒確認のタイマーT3
が起動して6秒(100ms×60)の計時を開始す
る。PCは、主棚側移動1の“接点”M100(S75)、
副棚側移動1の“接点”M101、副棚側へ移動中の“接
点”X021及び主棚側へ移動中の“接点”X002の少なくと
も1つがオンであるとき、運転中総合“リレー”M50 が
オンである。
【0041】PCは、オープン記憶1の“接点”M402が
オンであり(S88)、停止総合の“接点”M7がオンで
あるとき、又はオープン記憶6秒確認のタイマーT3が6
秒の計時を終了する迄に、運転中総合“リレー”M50 が
オフであり(S75)、そのb“接点”M50 がオンであ
るとき(S88)、通路ロックの“リレー”M400をオン
状態にセットする。 つまり、移動棚が停止状態であ
り、オープンスイッチ23が操作されたとき(S1
2)、オープンスイッチ23が操作されて(S12)、
オープン記憶1の“接点”M402がオン状態で、移動棚が
停止状態になったとき、又はオープンスイッチ23が操
作されて6秒以内に、運転状態でなくなったとき、通路
ロック状態にセットされる。
【0042】PCは、オープン記憶1の“リレー”M402
がオフであり(S12)、そのb“接点”M402がオンで
あり(S100)、ストップスイッチ24が操作され
て、その“接点”X014がオンされたとき、通路ロックの
“リレー”M400をオフ状態にリセットする。つまり、全
移動棚31〜34が停止状態のとき、ストップスイッチ
24が操作されて(S6)、通路ロック解除“リレー”
M40 がオンになり、オープン記憶1の“リレー”M402が
オフすると(S12)、ロックが解除される。
【0043】このとき、ストップスイッチ24が操作さ
れて(S6)、通路ロック解除“リレー”M40 がオンに
なり、オープン記憶1の“リレー”M402がオフしたPC
は、その“接点”M402がオフしたので(S40)、オー
プン指令は出力しない。一方、オープンスイッチ23が
操作されて(S12)、オープン記憶1の“接点”M402
がオン状態(S40)であるPCは、ロックのリセット
信号を受けて(副制御部46,47及び主制御部40
は、ロックに関連するLOCK指令信号を共有してい
る)、通路ロックの“リレー”M400がオフになるので、
オープン指令の“接点”M3がオンになり、オープン指令
を出力する。PCは、通路ロックの“リレー”M400がオ
ンであり、その“接点”M400がオンであるとき(S10
7)、ストップランプPY007を点灯させる。
【0044】PCは、オーバータイムのタイマーT0が4
9.5秒の計時を終了したとき(S117)、ストップ
スイッチの“接点”X014がオンになったとき、又は停止
指令の“リレー”X022がオンであり、運転中総合“リレ
ー”M2がオンであり、その“接点”M2がオンであると
き、停止総合“リレー”M7がオンである。PCは、停止
総合“リレー”M7がオンとなり、その“接点”M7がオン
となったとき、停止指令の“リレー”Y017がオンとな
り、その“接点”Y017がオンとなる(S131)と共
に、停止指令確認タイマーT2が0.2秒の計時を開始
し、その計時を終了して、そのb“接点”T2がオンする
迄、停止総合“リレー”M7がオンであれば、停止指令の
“リレー”Y017のオン状態を保持する。
【0045】PCは、主棚側移動指令の“接点”X020が
オンとなったとき(S140)、停止指令のb“接点”
X022がオンであれば、主棚側移動指令記憶の“リレー”
M51をオンしてその状態を保持する。PCは、副棚側移
動指令の“接点”X001がオンとなったとき(S14
4)、停止指令のb“接点”X022がオンであれば、副棚
側移動指令記憶の“リレー”M52をオンしてその状態を
保持する。
【0046】PCは、オーバータイムのb“接点”T0が
オンであり(S148)、運転開始指令の“接点”M4が
オンであり、オープン指令の“接点”M3又は主棚側移動
指令の“接点”X020がオンであり、通路ロックのb“接
点”M400がオンであり、主棚側ロック指令のb“接点”
X003がオンであり、副棚側移動指令記憶のb“接点”M5
2 がオンであり、副棚側移動指令のb“接点”X001がオ
ンであり、停止指令のb“接点”Y017がオンであると
き、主棚側へ移動指令の“リレー”M150がオンとなる。
【0047】PCは、主棚側へ移動指令の“リレー”M1
50がオンとなり、その“接点”M150がオンとなって(S
159)、主棚側LS信号(停止センサ28の検知信
号)の“接点”X000がオンとなったとき、主棚側移動遅
延のタイマーT13 が起動して4秒(100ms×40)
の計時を開始すると共に、主棚側移動1の“リレー”M1
00がオンとなる。PCは、主棚側へ移動指令の“接点”
M150がオンとなり(S165)、主棚側へ移動中の“接
点”X002がオンとなったとき、主棚側移動2の“リレ
ー”M110がオンとなる。
【0048】PCは、主棚側移動遅延のタイマーT13 が
4秒を計時したとき(S168)、又は主棚側移動2の
“リレー”M110がオンとなり、その“接点”M110がオン
となったとき、主棚側へ移動の“リレー”Y002がオンと
なる。PCは、オーバータイムのb“接点”T0がオンで
あり(S171)、運転開始指令の“接点”M4がオンで
あり、オープン指令のb“接点”M3がオンであり、副棚
側移動指令の“接点”X001がオンであり、通路ロックの
b“接点”M400がオンであり、主棚側移動指令記憶のb
“接点”M51 がオンであり、主棚側移動指令のb“接
点”X020がオンであり、停止指令のb“接点”Y017がオ
ンであるとき、副棚側へ運転指令の“リレー”M151がオ
ンとなる。
【0049】PCは、副棚側へ運転指令の“リレー”M1
51がオンとなり、その“接点”M151がオンとなって(S
180)、隣接棚検出LS信号(隣接棚センサの検知信
号)の“接点”X015がオンとなったとき、副棚側移動遅
延のタイマーT14 が起動して4秒(100ms×40)
の計時を開始すると共に、副棚側移動1の“リレー”M1
01がオンとなる。PCは、副棚側へ運転指令の“接点”
M151がオンとなり(S186)、副棚側へ移動中の“接
点”X021がオンとなったとき、副棚側移動2の“リレ
ー”M111がオンとなる。
【0050】PCは、副棚側移動遅延のタイマーT14 が
4秒を計時したとき(S189)、又は副棚側移動2の
“リレー”M111がオンとなり、その“接点”M111がオン
となったとき、副棚側へ移動の“リレー”Y003がオンと
なる。PCは、主棚側移動1の“接点”M100がオンとな
ったとき(S192)、又は副棚側移動1の“接点”M1
01がオンとなったとき、自棚運転中の“リレー”M13が
オンとなり、運転中指令の“リレー”Y012がオンとな
る。
【0051】PCは、副棚側移動指令の“接点”X001が
オンのとき(S203)、又はオープン指令の“接点”
M3がオンのとき、通路ロックのb“接点”M400がオンで
あり、オープンスイッチの“接点”X013がオンであれ
ば、副棚側移動指令の“リレー”Y015がオンとなる。P
Cは、通路ロックの“接点”M400がオンとなったとき
(S210)、ロック指令の“リレー”Y014がオンとな
る。PCは、主棚側移動指令の“接点”X020がオンのと
き(S213)、又はオープン指令の“接点”M3がオン
のとき、通路ロックのb“接点”M400がオンであり、オ
ープンスイッチの“接点”X013がオンであれば、主棚側
移動指令の“リレー”Y000がオンとなる。
【0052】第2発明に係る移動棚装置の実施の形態で
は、図6(a)に示すように、2台の固定棚30の間に
例えば4台の移動棚31〜34が並べてある場合、操作
モードが「通常操作」であるとき、作業者は、各移動棚
31〜34の操作パネル13に設けてあるオープンスイ
ッチ23及びストップスイッチ24の内の、通路を開き
たい棚の間(例えば固定棚30及び移動棚31間)に最
も近い操作パネルのオープンスイッチ23(棚31の通
路を開きたい側のオープンスイッチ23)を操作する
(a)。
【0053】作業者がオープンスイッチ23を操作する
と(a)、音声式警告灯(図示せず)が作動し、「棚が
移動します」とアナウンスした後、オープンスイッチ2
3が点灯し、移動棚31〜34が、固定棚30及び移動
棚31間が所定幅になる迄移動して停止し所要通路が開
かれる(b)。このとき、移動棚31〜34がロックさ
れ、操作した(a)オープンスイッチ23と同じ操作パ
ネルに有るストップスイッチ24が点灯し、そのロック
されたことを表示する。
【0054】このロックは、ストップスイッチ24の操
作のみでは解除されない。即ち、作業者が、別の通路を
開くべく、その通路を開きたい棚の間(例えば移動棚3
3及び移動棚34間)に最も近い操作パネルのオープン
スイッチ23(棚33のオープンスイッチ23)を操作
した(b)後、所定時間(例えば30秒)以内に、点灯
しているストップスイッチ24の位置(移動棚31)迄
行き、ストップスイッチ24を操作したときのみ、ロッ
クが解除される。また、その時点から、音声式警告灯が
作動し、「棚が移動します」とアナウンスした後、先に
操作したオープンスイッチ23(移動棚33)が点灯
し、移動棚34が、移動棚33及び移動棚34間が所定
幅になる迄移動して停止し所要通路が開かれる(c)。
その他の動作及び構成は、上述した第1発明に係る移動
棚装置の実施の形態の動作及び構成と同様であるので、
説明を省略する。
【0055】
【発明の効果】第1発明に係る移動棚装置によれば、新
たに棚の間に通路を開くときに、その棚に設けてある開
釦を操作した後、以前に通路が開かれ固定状態をもたら
した棚迄行き、その解除釦を操作すると、前記開釦迄戻
って来てその開釦を操作することを必要とせずに、新た
に通路を開く為の動作が開始されるので、固定状態を解
除する為に要する時間を短縮できると共に、固定状態で
ある通路迄行って、通路内に誰も居ないこと及び障害物
がないことを確認することができる。
【0056】第2発明に係る移動棚装置によれば、新た
に通路を開くときのみ、固定状態を解除することができ
る。また、既に開いている通路迄行くことなく、固定状
態を解除して新しい通路を開くことはできないので、必
ず既に開いている通路迄行ってその通路内に誰も居ない
こと及び障害物がないことを確認することができ、既に
開いている通路が閉まって行く状態を監視できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動棚装置の棚の外形を示す斜視
図である。
【図2】台枠の構成例を示す平面図である。
【図3】主棚と副棚との区別を説明する為の説明図であ
る。
【図4】主棚と副棚との区別を説明する為の説明図であ
る。
【図5】主制御盤及び副制御盤の要部構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明に係る移動棚装置の動作を説明する為の
説明図である。
【図7】主制御部及び副制御部の論理演算を示すリレー
ラダー図である。
【図8】主制御部及び副制御部の論理演算を示すリレー
ラダー図である。
【図9】主制御部及び副制御部の論理演算を示すリレー
ラダー図である。
【図10】主制御部及び副制御部の論理演算を示すリレ
ーラダー図である。
【図11】主制御部及び副制御部の論理演算を示すリレ
ーラダー図である。
【図12】主制御部及び副制御部の論理演算を示すリレ
ーラダー図である。
【符号の説明】
10 台枠 12 棚 13,14 操作パネル 17,18 レール(軌道) 19 ギヤモータ 23 オープンスイッチ(開釦) 24 ストップスイッチ(解除釦) 26 主制御盤 27 副制御盤 30 固定棚 31 移動棚(主棚) 32〜34 移動棚(副棚) 40 主制御部 46,47 副制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な複数の棚を軌道上に並べてあ
    り、該棚に設けてある通路を開く為の開釦を操作するこ
    とにより、前記棚の間が所定幅になる迄、1又は複数の
    棚を前記軌道上で移動させて固定状態とし、前記棚に設
    けてある前記固定状態を解除する為の解除釦を操作する
    ことにより、前記固定状態を解除する移動棚装置におい
    て、 前記固定状態が解除されていないときに、前記棚の間と
    は別の棚の間に通路を開くべく、該棚に設けてある開釦
    が操作されたときに、計時を開始する計時手段と、前記
    開釦が操作された後、前記計時手段が所定時間を計時す
    る迄に、前記解除釦が操作されたときに、前記固定状態
    を解除する解除手段と、該解除手段が前記固定状態を解
    除したときに、前記別の棚の間が所定幅になる迄、1又
    は複数の棚を前記軌道上で移動させて固定状態とする手
    段とを備え、前記開釦が操作された後、前記計時手段が
    所定時間を計時した後は、前記解除手段の動作を禁止す
    べくなしてあることを特徴とする移動棚装置。
  2. 【請求項2】 移動可能な複数の棚を軌道上に並べてあ
    り、該棚に設けてある通路を開く為の開釦を操作するこ
    とにより、前記棚の間が所定幅になる迄、1又は複数の
    棚を前記軌道上で移動させて固定状態とし、該固定状態
    を解除する為の解除釦を前記棚に設けてある移動棚装置
    において、 前記棚の間とは別の棚の間に通路を開くべく、該棚に設
    けてある開釦が操作されたときに、計時を開始する計時
    手段と、前記開釦が操作され、しかも、前記計時手段が
    所定時間を計時する迄に、前記解除釦が操作されたとき
    以外は、前記固定状態を保持する手段と、前記開釦が操
    作され、しかも、前記計時手段が所定時間を計時する迄
    に、前記解除釦が操作されたときに、前記固定状態を解
    除する手段と、該手段が前記固定状態を解除したとき
    に、前記別の棚の間が所定幅になる迄、1又は複数の棚
    を前記軌道上で移動させて固定状態とする手段とを備え
    ることを特徴とする移動棚装置。
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