JPS623824Y2 - - Google Patents

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JPS623824Y2
JPS623824Y2 JP759379U JP759379U JPS623824Y2 JP S623824 Y2 JPS623824 Y2 JP S623824Y2 JP 759379 U JP759379 U JP 759379U JP 759379 U JP759379 U JP 759379U JP S623824 Y2 JPS623824 Y2 JP S623824Y2
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energized
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JP759379U
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JPS55108470U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は路線走行車両の行先表示装置に係り、
特に前後および左右側部の4個所の表示器を連動
制御し得る装置に関する。
たとえば路線バスでは、行先を表示するための
表示装置が設けられている。これは通常の場合、
車両の前部、後部、側部に3〜4台の表示器を設
け、これら各表示器が相互に連動して表示変えを
行うように構成されている。そして、このような
表示装置における何れかの表示器が故障すると、
全体の動作を停止し、故障修復後に再び動作させ
るようにしている。
しかしながら、実際的な要求としては故障した
表示器は後に故障修理を行うこととして、取敢え
ず残りの表示器による表示を行つた方が便利であ
るともいわれている。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、何
れかの表示器が故障しても残つた健全な表示器に
よつて表示動作を継続し得る行先表示装置を提供
することを目的とする。
以下添付図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。
第1図は本考案に用いる表示装置の表示幕の構
成を示しており、この表示幕は表示器における巻
取り機構により巻取られてその表示変更を行う。
表示幕は、車両の前部用、側部用(2個所)、後
部用として4枚を用いるが、これらは何れも同一
の行先表示Aを有するものとする。この表示A
は、表示幕の表示部に設けられ、両巻取端部には
設けられない。そして表示Aの各段の位置を示す
ように、各表示の両側部にマークBを設ける。こ
のマークBは、たとえばアルミ箔の如き材料を用
い、隣合う表示段はそれぞれ異なる側にマークB
が配されるようにする。そして、4つの表示幕が
同一表示をしているとき、各表示幕の同一側にマ
ークBが配されるようにする。両巻取端の停止制
御部にもマークBが設けられるが、この場合のマ
ークの配置は表示部と異なる。すなわち、停止制
御部では表示段がない代りに、調整位置と停止位
置とが設けられており、これら各位置に対応する
ようにマークBが設けられる。このうち調整位置
では、表示幕の両側にマークBが設けられ、また
停止位置では4表示幕の2つづつが異なる側にマ
ークBが付されるようにする。
一方、表示幕巻取時のマークBの通過位置近傍
に、検知器TF3,TF4,TS3,TS4,TS1,TS2
TF1,TF2を設ける。この検知器としては、たと
えば近接スイツチ等を用いることができ、表示幕
の両側部近傍の位置に設けられる。
第2図および第3図は、本考案に係る装置の制
御回路を示しており、第2図は表示幕の表示検出
回路、第3図aは第2図の検出回路出力に応じて
表示幕を走行制御させる操作制御回路、第3図b
はこの操作制御回路の動作に応じて表示幕の走行
駆動を行うモータ回路を示す。
まず第2図において、TF3,TF4,TS3
TS4,TS1,TS2,TF1,TF2はそれぞれ前述の検
知器であり、マークBの非検出時に“0”出力、
検出時に“1”出力を生じる。この検出出力は、
4表示幕の各々における各側にマークBがあるか
否かを示している。そして、この検出出力を用い
て、(1)4表示幕の各々における何れかの側にマー
クBがあるか否か、(2)4表示幕の各表示が一致し
たか否かの2種類の検出を行う。
表示幕は前述のように、表示部および停止制御
部を有し、これら両部にマークが設けられている
から上記(1)の条件は表示部、停止制御部の双方に
おいて成立する。しかし(2)の条件は表示部でのみ
満足し、停止制御部では満足しないようになつて
いる。
図におけるノアゲートNOR1〜NOR4が(1)の条
件成立を検知したときリレー1〜4を付勢する。
この検出が行われたということで、表示幕の異常
がないこと、たとえばマークの剥脱がないこと、
の確認ができる。またナンドゲートNAND1
NAND2が(2)の条件成立を検知してリレー5,6
を付勢する。この検出が行われたということで、
各表示幕が正常に連動関係を保つていること、即
ち表示幕駆動機構の異常がないこと、の確認がで
きる。そしてリレー1〜4および5,6は第3図
a,bの操作制御回路、モータ回路の制御に用い
られる。
第3図aにおいて、11〜14はラツチリレー
であり、それぞれタイマと組合わされている。タ
イマは表示幕がたとえば1段半移行したときにタ
イムアツプするように設定されており、表示幕が
正常に移行されているときにはリレー11〜14
は付勢されないが、異常があるときには付勢され
る。すなわちリレー接点1a,2a,3a,4a
がタイマのタイムアツプ前にリレー11〜14の
付勢を阻止する。また8は表示幕に異常があるか
又は表示幕の駆動機構に異常があるかによりラツ
チリレー11〜14の何れかが付勢したとき、又
は表示幕が調整位置にあるときに付勢されてモー
タ制御用リレー15,16の制御を行うリレー、
9は表示幕が連動関係にて表示位置に達してある
時限が経過したときに付勢され前記リレー15,
16の制御を行うリレー、7および17は調整時
に手動操作にてモータ制御リレー15,16を制
御するためのリレーである。
第3図bはリレー15,16の動作に基いてモ
ータMF2,MS2,MS1,MF1への通電制御を行う
モータ回路を示しており、リレー15,16によ
り通電方向を、リレー1〜4により通電およびそ
の停止を制御する。
次に動作を説明する。
いま各表示幕がたとえば15段目の表示位置にあ
るとする。このとき押釦スイツチPB1を押すとリ
レー16が付勢され接点16a,16aを介して
各モータMF2,MS2,MS1,MF1に給電され表示
器は表示幕を上方へと移動させる。これにより後
部表示器の検出器TF4が16段目のマークBを検出
するとリレー1が付勢され、接点1bが開いて1
aが閉じモータMF2の両端間が短絡され、モータ
MF2は停止する。同様に、側部表示器の検出器
TS2が16段目のマークBを検出するとモータMS1
が停止し、以下モータMF1,MS2も早く16段目の
表示位置に達したものから順に停止する。4表示
器が全て停止するとナンドゲートNAND2
“0”出力を生じリレー6を付勢する。これによ
りリレー接点6bが開くとリレー16への通電が
断たれてホールドが解かれるためこのリレー16
が消勢する。したがつてモータMF2,MS2
MS1,MF1への給電回路が開放される。同様に各
表示器の1段送り動作が行われる。
次にこの表示装置に異常が生じた場合を考え
る。たとえば前部表示器の検出器TF2の何れかの
リード線が断線した状態で押釦スイツチPB1を操
作したとする。これは通電を停止するための動作
が行われないことを意味している。すなわち、表
示幕が送られマークBが検出器TF2により検出さ
れるべき位置に達しても検出動作しないからリレ
ー4は消勢されたままであり、また、リレー6も
付勢されず、したがつてリレー9も付勢されない
からリレー16のホールドは解けない。したがつ
て表示幕が次段の17段目になつてもモータは停止
しない。
この結果ラツチリレー14には、タイマのタイ
ムアツプによつて付勢電流が与えられる。これに
より発光ダイオードに通電されて「後部表示器異
常」が発光表示されると共に、リレー8が付勢さ
れる。そしてリレー接点8bが開くからリレー1
6が消勢され全てのモータへの通電が停止する。
これで表示装置に「異常」が生じたことを外部に
知らせ得る。また、このときに押釦スイツチ
PB1,PB2を押してもリレー15,16は付勢さ
れない。
この場合は異常を起した後部表示器を連動から
切離す。それには検出器TF1,TF2の出力回路に
挿入されたスイツチS4を図示破線側に切換える。
これによりリレー4は常時付勢されており、モー
タMF1は停止したままとなり、またナンドゲート
NAND1,NAND2は他の3表示器の検出器出力の
条件が揃えば直ちに出力を生じるようになつてい
る。またスイツチS4によりラツチリレー14の付
勢阻止回路が開放されるため、ラツチリレー14
が付勢され発光ダイオードが点灯し「後部表示器
異常」を表示する。この状態で表示装置は動作を
停止したままとする。
これを健全な3表示器による連動にするため、
まず調整スイツチSWを閉じる。これにより、リ
レー7が付勢されてリレー16に対する付勢回路
が形成される。そして、前部、第1および第2側
部表示器のモータMF2,MS2,MS1に通電され表
示幕が送られる。各表示器は表示幕を1段送る毎
に個別停止するが各表示器が停止してその検出器
がマークBを検出動作しリレー5または6が付勢
するとリレー9が短時間付勢されて接点9aを閉
じ各モータを始動させる。この表示幕送り動作を
何度か繰返し表示幕の調整位置まで送り動作を行
うと、リレー8が付勢され接点8bを開くので既
にリレー接点7aは開いているからリレー16は
消勢される。この状態で通常の押釦スイツチPB1
による送り動作が可能となり、その後ある程度表
示幕を送ればPB2による送りも可能となる。
切離した表示器はスイツチSW1を単動側にすれ
ば検出器の検出動作と無関係に表示幕送りを行な
うことができる。
なお、表示幕をもう1つの調整位置まで送つて
3表示器の表示を揃えるには、押釦スイツチPB2
を押し且つ調整スイツチSWを閉じればリレー1
7が付勢されてリレー15の付勢回路が形成され
表示幕を反対方向に送る。
上記実施例では、表示器が1台故障した場合の
3連動を説明したが、2連動についても同様であ
る。
本考案は上述のように、複数の連動関係にある
表示器を持つた行先表示装置における故障した表
示器を他の表示器から切離すと共に他の表示器は
依然として連動関係で表示動作を継続し得るよう
にしたため、路線車両の行先表示装置としては極
めて合目的的なものである。すなわち、この種装
置は走行中に故障が生じたとき瞬時に対応できる
ことが要求されるが、本願考案ではスイツチ1つ
の操作でこれを実現するものであり、運転手に負
担をかけることがなく、また車両はそのまま運行
できるという実用面での著しい利便性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に用いる表示幕の構成を示す
図、第2図および第3図a,bはそれぞれ本考案
に用いる表示装置制御回路を示す図である。 TF,TS……検出器、1〜17……リレー、
NOR……ノアゲート、NAND……ナンドゲー
ト、MF,MS……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 行先表示位置を示すマークが設けられた表示幕
    およびこの表示幕を巻取るためのモータ装置をそ
    れぞれ有し、モータ装置に通電することにより行
    先表示を変更する複数の表示幕装置と、それぞれ
    この表示幕装置毎に設けられ前記マークを検知し
    て該表示幕装置の表示内容を検知する複数の検知
    器と、これら各検知器の検知内容を比較して各表
    示装置に一致した表示を行わせる制御回路とをそ
    なえた路線車両の行先表示装置において、スイツ
    チ切換により検知器の何れかを前記制御回路と切
    離すと共にこの切離した検知器に対応する前記制
    御回路の入力に対し前記表示器装置の表示内容を
    検知した旨の信号を与える回路を設けたことを特
    徴とする行く先表示装置。
JP759379U 1979-01-24 1979-01-24 Expired JPS623824Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP759379U JPS623824Y2 (ja) 1979-01-24 1979-01-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP759379U JPS623824Y2 (ja) 1979-01-24 1979-01-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55108470U JPS55108470U (ja) 1980-07-29
JPS623824Y2 true JPS623824Y2 (ja) 1987-01-28

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ID=28815522

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JP759379U Expired JPS623824Y2 (ja) 1979-01-24 1979-01-24

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