JP2955394B2 - 電動シート装置 - Google Patents

電動シート装置

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JP2955394B2
JP2955394B2 JP3121201A JP12120191A JP2955394B2 JP 2955394 B2 JP2955394 B2 JP 2955394B2 JP 3121201 A JP3121201 A JP 3121201A JP 12120191 A JP12120191 A JP 12120191A JP 2955394 B2 JP2955394 B2 JP 2955394B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車用シー
トをモータにより駆動させるのに利用される電動シート
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した電動シート装置として
は、例えば、図5および図6に示すものがあった。
【0003】すなわち、図示する電動シート装置100
は、シートをスライド・リフト・リクライニングさせる
各モータのうちのリフト用モータ部分のみを示してい
る。
【0004】このリフト用モータ101には、一端側の
ブラシ端子101aにリレーRLの可動接点rl
1−1が接続してあり、リレーRLの常閉側固定接点
rl1− には接続点bを介して電源50とリレーRL
のリレーコイルrl1−3が接続してある。
【0005】また、前記リレーコイルrl1−3には、
接続線110を介してトランジスタTrのコレクタが
接続してあり、このトランジスタTrのエミッタがア
ースに接続してあって、トランジスタTrのベースが
コントローラ102に備えたトランジスタ駆動用ポート
102aに接続してある。
【0006】そして、前記接続線110には、コントロ
ーラ102に備えたスイッチ用ポート102bとアース
に接続した正方向移動用マニュアルスイッチ103が接
続してあり、前記リレーRLの常開側固定接点rl
1−4にはアースが接続してある。
【0007】そしてまた、前記リフト用モータ101の
他端側のブラシ端子101bには、リレーRLの可動
接点rl2−1が接続してあり、リレーRLの常閉側
固定接点rl2−2には、前記接続点bを介して電源5
0とリレーRLのリレーコイルrl2−3が接続して
ある。
【0008】そしてさらに、前記リレーコイルrl
2−3には、接続線111を介してトランジスタTr
のコレクタが接続してあり、このトランジスタTr
エミッタがアースに接続してあって、トランジスタTr
のベースがコントローラ102に備えたトランジスタ
駆動用ポート102cに接続してある。
【0009】さらにまた、前記接続線111には、コン
トローラ102に備えたスイッチ用ポート102dとア
ースに接続した逆方向移動用マニュアルスイッチ104
が接続してあり、前記リレーRLの常開側固定接点r
2−4にはアースが接続してある。
【0010】ここで、コントローラ102には、図示し
ない記憶用操作キーボードからI/Oインターフェース
回路を介してメモリ用信号を入出力させるマイクロコン
ピュータが備えてあり、このマイクロコンピュータによ
り前記各トランジスタ駆動用ポート102a,102c
からトランジスタ駆動用信号が出力するようになってい
る。
【0011】そこで、運転者に適したリフト位置に前記
シートをマニュアル移動させるに際しては、正方向移動
用マニュアルスイッチ103または逆方向移動用マニュ
アルスイッチ104をオン切換えすることにより、リレ
ーRLまたはリレーRLをオンさせてリフト用モー
タ101の一端側のブラシ端子101a→他端側のブラ
シ端子101b、または、リフト用モータ101の他端
側のブラシ端子101b→一端側のブラシ端子101a
に電源50を供給する。
【0012】これにより、図6に示すように、リフト用
モータ101は前記正方向移動用マニュアルスイッチ1
03または逆方向移動用マニュアルスイッチ104がオ
ン切換えされている時間に応じて正方向側または逆方向
側に回転するので、前記シートをリフト移動させる。
【0013】また、運転者に適したリフト位置を記憶さ
せるに際しては、前記記憶用操作キーボードを記憶操作
したところで、正方向移動用マニュアルスイッチ103
または逆方向移動用マニュアルスイッチ104をオン切
換えすることによって、リフト用モータ101を正方向
側または逆方向側に回転させ、前記運転者に適したリフ
ト位置でリフト用モータ101を停止させる。
【0014】そして、この状態で、前記記憶用操作キー
ボードをセット操作することによって、前記マイクロコ
ンピュータが現在位置からのリフト用モータ101の回
転数を前記シートの位置変動量として記憶する。
【0015】これにより、記憶用操作キーボードのポジ
ション操作によって、前記マイクロコンピュータが記憶
したリフト位置までリフト用モータ101をメモリ駆動
させて前記スライド位置を再現させる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の電動シート装置100において、正方向移動用マニ
ュアルスイッチ103(逆方向移動用マニュアルスイッ
チ104)を運転者がオン切換えしている状態で、第6
図に示すa点で、前記マニュアルスイッチ103(10
4)がオン切換え側に溶着した場合、または、接続線1
10(111)がアース側にショートした場合には、リ
レーRL(RL)にアース回路が形成されたままと
なるので、リレーRL(RL)がオンのままでリフ
ト用モータ101を正方向側(逆方向側)に回転させ続
ける構造になっており、シートが運転者の意志に反して
移動する可能性がないとはいえないことによって危険で
あるという問題点があり、この問題点を解決することが
課題となっていた。
【0017】
【発明の目的】そこで、この発明は、上記した従来の課
題に鑑みてなされたもので、マニュアルスイッチの溶着
または接続線のショートを検出することによって、モー
タを安全側に制御する電動シート装置を提供することを
目的としている。
【0018】
【発明を解決するための手段】この発明に係わる電動シ
ート装置は、シートをリフトさせるモータと、前記モー
タをマニュアル駆動させるコマンド信号を出力するマニ
ュアル操作手段と、前記マニュアル操作手段の切換操作
により作動して前記モータへの電源を切換えるリレー
と、実車速に比例した車速データを出力する車速センサ
と、警告用信号により警告動作する警告手段と、前記車
速センサから車速データが出力している間に、前記マニ
ュアル操作手段が一回オン切換えされたときには、前記
モータを所定時間駆動させた後に停止させ且つ前記マニ
ュアル操作手段が一回目のオン切換え後に前記コマンド
信号が所定時間以上出力しているときには、前記モータ
を停止させるとともに前記警告手段を警告動作させ且つ
前記マニュアル操作手段が二回以上オン切換えされたと
きには、前記モータを連続して駆動させる制御機構を備
えた構成としたことを特徴としており、上記した電動シ
ート装置の構成を従来の課題を解決するための手段とし
ている。
【0019】
【作用】この発明に係わる電動シート装置は、車速セン
サから車速データが出力している間に、マニュアル操作
手段が一回オン切換えされたときには、モータを所定時
間駆動させた後に停止させ且つ前記マニュアル操作手段
が一回目のオン切換え後に前記コマンド信号が所定時間
以上出力しているときには、前記モータを停止させると
ともに前記警告手段を警告動作させ且つ前記マニュアル
操作手段が二回以上オン切換えさせられたときには、前
記モータを連続して駆動させることとなるので、マニュ
アル操作手段が溶着していたり接続線がショートしてい
たりするときには、運転者が警告により認識しうるよう
になるとともに、モータが強制的に停止されて回転を続
けることがない安全なものとなる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の一実施例による電動シート
装置を図1ないし図4に基づいて説明する。
【0021】すなわち、図示する電動シート装置1は、
シート2に、このシート2をリフト,スライド,リクラ
イニングさせるリフト用モータ3,スライド用モータ
4,リクライニング用モータ5が備えてあり、前記各モ
ータ3,4,5に供給する電源を夫々切換えるリレーR
L(6,7,8,9,10,11)が各モータ3,4,
5に接続してある。
【0022】また、前記リレーRLには、制御機構12
が接続してあり、この制御機構12には、タイマA,タ
イマBを備えたタイマ回路と、図示しないプリセット用
記憶手段およびこのプリセット用記憶手段に接続したI
/Oインターフェース回路とがマイクロコンピュータに
接続した状態で内蔵してある。
【0023】そして、前記制御機構12には、前記各モ
ータ3,4,5をマニュアル駆動させるためのコマンド
信号を出力するマニュアル操作手段信号13と、実車速
に比例した車速データを出力する車速センサ14と警告
用信号により警告動作する警告手段15とが接続してあ
る。
【0024】図2は、前記各モータ3,4,5のうちの
リフト用モータ3部分の回路説明図であって、スライド
用モータ4およびリクライニング用モータ5も図2と同
様の回路構成としてあるので、ここでは省略してある。
【0025】前記リフト用モータ3には、一端側のブラ
シ端子3aに逆回転用のリレー6の可動接点6aが接続
してあり、リレー6の常閉側固定接点6bには、接続点
Cを介して電源50とリレー6のリレーコイル6cが接
続してある。
【0026】また、リレー6の前記リレーコイル6cに
は、ダイオードDを設けた接続線16を介してトラン
ジスタTrのコレクタが接続してあり、このトランジ
スタTrのエミッタがアースに接続してあって、トラ
ンジスタTrのベースが制御機構12に備えたトラン
ジスタ駆動用ポート12aに接続してある。
【0027】そして、前記接続線16には、制御機構1
2に備えたスイッチ用ポート12bとアースに接続した
マニュアル操作手段13である正方向移動用スイッチ1
7が接続してあり、前記リレー6の常閉側固定接点6d
には、位置スイッチ18を介してアースが接続してあ
る。
【0028】そしてまた、前記スライド用モータ3の他
端側のブラシ端子3bには、正回転用のリレー7の可動
接点7aが接続してあり、リレー7の常閉側固定接点7
bには、前記接続点Cを介して電源50とリレー7のリ
レーコイル7cが接続してある。
【0029】そしてさらに、リレー7のリレーコイル7
cには、ダイオードDを設けた接続線19を介してト
ランジスタTrのコレクタが接続してあり、このトラ
ンジスタTrのエミッタがアースに接続してあって、
トランジスタTrのベースが制御機構12に備えたト
ランジスタ駆動用ポート12cに接続してある。
【0030】さらにまた、前記接続線19には、制御機
構12に備えたスイッチ用ポート12dとアースに接続
したマニュアル操作手段13である逆方向移動用スイッ
チ20が接続してあり、前記リレー7の常開側固定接点
7dには、位置スイッチ21を介してアースが接続して
ある。
【0031】ここで、前記制御機構12には、前記各ポ
ート12a,12b,12c,12dの他に車速データ
入力ポート12eと回転データ入力ポート12fとワー
ニング駆動用ポート12gが備えてあって、前記車速デ
ータ入力ポート12eには車速センサ14が接続してあ
り、前記回転データ入力ポート12fには回転センサ2
2が接続してあり、前記ワーニング駆動用ポート12g
にはワーニング用トランジスタTrを介し且つ警告手
段15であるワーニングランプ23を介して電源50が
接続してある。
【0032】そこで、運転者に適したリフト位置を記憶
させるのに際しては、前記プリセット用記憶手段を記憶
操作したところで、正方向移動用マニュアルスイッチ1
7または逆方向移動用マニュアルスイッチ20をオン切
換えすることにより正回転用のリレー7または逆回転用
のリレー6を作動させてリフト用モータ3を正回転また
は逆回転させ、前記運転者に適したリフト位置までリフ
ト用モータ3を駆動させる。
【0033】そして、この状態で、前記プリセット用記
憶手段をセット操作することによって、前記マイクロコ
ンピュータが現在位置からのリフト用モータ3の回転数
を回転センサ22によりカウントして前記シートの位置
変動量として記憶する。
【0034】これにより、前記プリセット用記憶手段を
ポジション操作することによって、前記マイクロコンピ
ュータが記憶したリフト位置までリフト用モータ3をメ
モリ駆動させて前記運転者に適したリフト位置を再現す
る。
【0035】また、運転者に適したリフト位置までマニ
ュアル移動させるのに際しては、フロント移動用マニュ
アルスイッチ17またはリヤ移動用マニュアルスイッチ
20をオン切換えすることにより正回転用のリレー7ま
たは逆回転用のリレー6を作動させてリフト用モータ3
を正回転または逆回転させ、前記運転者に適したリフト
位置までリフト用モータ3を駆動させる。
【0036】このとき、車速センサ14からの車速デー
タが制御機構12に入力されていると、制御機構12に
より図3に示す制御が実行される。
【0037】ここで、図中のタイマBは、フロント移動
用マニュアルスイッチ17(リヤ移動用マニュアルスイ
ッチ20)がオン切換えされている時間を検出するよう
になっており、図中のタイマAは、前記各マニュアルス
イッチ17(20)がオフ切換えされてからの時間を検
出するようになっている。
【0038】すなわち、プログラムが開始されてステッ
プ200においてマニュアルスイッチ17(20)に異
常フラグがあるか否かを判別しており、このステップ2
00においてマニュアルスイッチ17(20)に異常フ
ラグがある(YES)と判別がなされたときにはステッ
プ201に移行し、マニュアルスイッチ17(20)に
異常フラグがない(NO)と判別がなされたときには次
のステップ202に移行する。
【0039】ステップ200から移行したステップ20
2においてマニュアルスイッチ17(20)がオン切換
えされているか否かを判別しており、このステップ20
2においてマニュアルスイッチ17(20)がオン切換
えされている(YES)と判別がなされたときにはステ
ップ203に移行し、マニュアルスイッチ17(20)
がオン切換えされていない(NO)と判別がなされたと
きにはステップ204に移行する。
【0040】そして、ステップ202から移行したステ
ップ204においてタイマBをクリアして次のステップ
205に移行する。
【0041】ステップ204から移行したステップ20
5においてタイマAが一定時間以上経過しているか否か
を判別しており、このステップ205においてタイマA
が一定時間以上経過している(YES)と判別がなされ
たときにはステップ206に移行し、タイマAが一定時
間以上経過していない(NO)と判別がなされたときに
はステップ207に移行する。
【0042】また、ステップ205から移行したステッ
プ207においてAフラグをたてずに次のステップ20
8に移行し、このステップ208においてタイマAをイ
ンクリメント(inc)させてステップ209に移行す
る。
【0043】そして、前記ステップ205から移行した
ステップ206においてAフラグをたててステップ20
9に移行する。
【0044】ここで、Aフラグはマニュアルスイッチが
オフしたときにたつようになっている。
【0045】ステップ206とステップ208から移行
したステップ209において異常検出フラグをたてずに
ステップ210に移行し、このステップ210において
正回転用のリレー7,逆回転用のリレー6の作動用出力
を夫々オフして最初のステップ200に復帰する。
【0046】また、前記ステップ202から移行したス
テップ203において異常検出フラグがたっているか否
かを判別しており、このステップ203においてモータ
停止フラグがたっている(YES)と判別がなされたと
きにはステップ211に移行し、モータ停止フラグがた
っていない(NO)と判別がなされたときにはステップ
212に移行する。
【0047】そして、ステップ203から移行したステ
ップ211においてタイマBが一定時間以上経過したか
否かを判別しており、ステップ211においてタイマB
が一定時間以上経過している(YES)と判別がなされ
たときには前記ステップ201に移行し、タイマBが一
定時間以上経過していない(NO)と判別がなされたと
きには前記ステップ212に移行する。
【0048】ステップ203とステップ211から移行
したステップ212においてタイマBをインクリメント
(inc)されて次のステップ213に移行する。
【0049】このステップ213においてAフラグがた
っているか否かを判別しており、Aフラグがたっている
(YES)と判別がなされたときにはステップ214に
移行し、Aフラグがたっていない(NO)と判別がなさ
れたときにはステップ215に移行する。
【0050】そして、ステップ213から移行したステ
ップ215においてタイマAをクリアして次のステップ
216に移行し、このステップ216において異常検出
フラグをたてて最初のステップ200に復帰する。
【0051】また、ステップ213から移行したステッ
プ214においてリフト用モータ3の駆動量が一定量以
上あるか否かを判別しており、このステップ214にお
いてリフト用モータ3の駆動量が一定量以上ある(YE
S)と判別がなされたときにはステップ217に移行
し、リフト用モータ3の駆動量が一定量以上ない(N
O)と判別がなされたときにはステップ218に移行す
る。
【0052】ステップ214から移行したステップ21
8においてタイマAをクリアして最初のステップ200
に復帰し、ステップ214から移行したステップ217
においてタイマAをクリアして次のステップ219に移
行し、このステップ219において異常検出フラグをた
てる。
【0053】そして、ステップ219からステップ22
0に移行し、このステップ220において正回転用のリ
レー7,逆回転用のリレー6の作動用出力を夫々オンし
てリフト用モータ3を強制的に停止させ、最初のステッ
プ200に復帰する。
【0054】また、最初のステップ200と前記ステッ
プ211から移行したステップ201においてタイマB
をクリアして次のステップ221に移行する。
【0055】ステップ201から移行したステップ22
1においてマニュアルスイッチ17(20)が異常であ
ったときのフラグをたてて次のステップ222に移行す
る。
【0056】そして、ステップ222においてタイマA
をクリアしてステップ223に移行し、このステップ2
23においてワーニング出力をワーニング駆動用ポート
12gから出力してワーニングランプ23を警告作動さ
せ、次のステップ224に移行する。
【0057】ステップ224において正回転用のリレー
7,逆回転用のリレー6の作動用出力を夫々オンしてリ
フト用モータ3を強制的に停止させ、最初のステップ2
00に復帰する。
【0058】すなわち、図4に示すように、正方向移動
用マニュアルスイッチ17をt時間オン切換えしてか
らオフ切換えしたときには、正回転用のリレー7がオン
作動すると同時にリフト用モータ3がフロント側に駆動
し、前記正方向移動用マニュアルスイッチ17がオン切
換えされてt時間後に逆回転用のリレー6がオン作動
してリフト用モータ3を強制的に停止させるので、リフ
ト用モータ3がt時間だけ微量で駆動される。
【0059】また、正方向移動用マニュアルスイッチ1
7をオフ切換えしてからt時間が経過した後に、正方
向移動用マニュアルスイッチ17をt時間オン切換え
してからオフ切換えしたときにも、上記と同様にしてリ
フト用モータ3がt時間だけ駆動される。
【0060】そして、正方向移動用マニュアルスイッチ
17をt時間オン切換えしてからオフ切換えしたとき
に、リフト用モータ3の駆動量がt2よりも小さい場合
には前記t4時間に対応したt時間でリフト用モータ
3が駆動される。
【0061】そしてまた、正方向移動用マニュアルスイ
ッチ17をt時間オン切換えしてから所定時間以下の
時間オフ切換えした後に、正方向移動用マニュアル
スイッチ17をオン切換えすると、正回転用のリレー7
のみがオン作動してリフト用モータ3が前記t時間の
オフ切換え後のオン切換え時間に対応して連続して駆動
される。
【0062】そしてさらに、正方向移動用マニュアルス
イッチ17をオン切換えの後にオフ切換えすることによ
って、正回転用のリレー7と逆回転用のリレー6により
リフト用モータ3が強制的に停止した状態で、正方向移
動用マニュアルスイッチ17のオン切換え時間がt
間以上にタイムアップしたときには、前記各リレー7,
6をオン作動させたままで、ワーニングランプ23をオ
ンさせて警告を行なう。 つまり、車両が走行している
状態で、マニュアルスイッチ17(20)を一回オン切
換えしたときには、所定の微量だけリフト用モータを駆
動させて強制的に停止させる。
【0063】また、車両が走行している状態でマニュア
ルスイッチ17(20)がオン切換えのままで溶着して
いたり、図2に示す接続線16(19)がアース側にシ
ョートしていたりするときには、各リレー7,6にアー
ス回路が形成されることによってマニュアルスイッチ1
7(20)がオン切換えされたままであることを制御機
構12により認識し、各リレー7,6をオン作動させて
リフト用モータ3を強制的に停止させた状態で警告動作
を行なう。
【0064】そして、マニュアルスイッチ17(20)
が二回以上オン切換えされたときには、二回目以後のオ
ン切換えに応じてリフトモータ3を連続して駆動させ
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
わる電動シート装置は上記した構成としたことから、マ
ニュアル操作手段が溶着していたり接続線がショートし
ていたりするときに、運転者に警告を発するとともにモ
ータを強制的に停止して回転させ続けないこととなるの
で、マニュアル操作手段の状態によりモータを安全側に
制御して危険を回避することになるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電動シート装置のブ
ロック構成図である。
【図2】図1に示した電動シート装置においてのリフト
用モータ回りの回路構成である。
【図3】図1に示した電動シート装置においての制御機
構による制御動作を説明するフローチャートである。
【図4】図1に示した電動シート装置においての制御機
構による制御動作のタイムチャートである。
【図5】従来の電動シート装置の各々リフト用モータ部
分の回路図である。
【図6】動作を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 電動シート装置 2 シート 3(4,5) リフト用モータ(スライド用モータ、リ
クライニング用モータ) 12 制御機構 13(17,20) マニュアル操作手段(正方向移動
用マニュアルスイッチ、逆方向移動用マニュアルスイッ
チ)、 14 車速センサ 15(23) 警告手段(ワーニングランプ) RL(6,7,8,9,10,11) リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60N 2/00 - 2/54 H02P 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートをリフトさせるモータと、前記モ
    ータをマニュアル駆動させるコマンド信号を出力するマ
    ニュアル操作手段と、前記マニュアル操作手段の切換操
    作により作動して前記モータへの電源を切換えるリレー
    と、実車速に比例した車速データを出力する車速センサ
    と、警告用信号により警告動作する警告手段と、前記車
    速センサから車速データが出力している間に、前記マニ
    ュアル操作手段が一回オン切換えされたときには、前記
    モータを所定時間駆動させた後に停止させ且つ前記マニ
    ュアル操作手段が一回目のオン切換え後に前記コマンド
    信号が所定時間以上出力しているときには、前記モータ
    を停止させるとともに前記警告手段を警告動作させ且つ
    前記マニュアル操作手段が二回以上オン切換えされたと
    きには、前記モータを連続して駆動させる制御機構を備
    えたことを特徴とする電動シート装置。
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