JPH03251B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH03251B2
JPH03251B2 JP57167313A JP16731382A JPH03251B2 JP H03251 B2 JPH03251 B2 JP H03251B2 JP 57167313 A JP57167313 A JP 57167313A JP 16731382 A JP16731382 A JP 16731382A JP H03251 B2 JPH03251 B2 JP H03251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
switch
preset
volatile memory
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57167313A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5957037A (ja
Inventor
Yukiro Kataoka
Shozo Muraishi
Toshuki Nagashima
Masuro Hidaka
Mitsuo Yokoyama
Masao Ida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Denki Kogyo KK
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Denki Kogyo KK, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Jidosha Denki Kogyo KK
Priority to JP57167313A priority Critical patent/JPS5957037A/ja
Publication of JPS5957037A publication Critical patent/JPS5957037A/ja
Publication of JPH03251B2 publication Critical patent/JPH03251B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0224Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
    • B60N2/0244Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0224Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
    • B60N2/02246Electric motors therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、運転者に適したシート位置を複数
人分記憶しておき、この記憶したシート位置に基
づいて、運転者各自に適した位置にシートを自動
設定する電動シート装置に関する。
近年、車両において、運転者が着座した際の姿
勢に合せて、シートの位置を自動調整するための
装置として、所定のスイツチ操作によつてシート
の電動操作ができ、かつ運転者に適したシート位
置を予め数人分記憶しておき、運転者が交替した
際等に、前記記憶されているシート位置の中か
ら、その運転者に適応するものを選択すれば、シ
ートがこの選択されたシート位置に自動的に位置
決めされる電動シート装置が提案されている。
この種の電動シート装置は、シートの自動位置
決めを行うために、常時シートを現在位置を検出
しながらシートの移動を行う必要があり、上記現
在位置の検出を行うために、例えばシートの移動
終端を原点として設定し、シートが原点から現在
位置まで移動する間にシート移動用モータが何回
転したかを検出する等、シートの現在位置を上記
原点に対する相対的移動量から求める構成のもの
がある。
そして、上記相対的移動量の検出データをシー
トの現在位置データとして常時更新記憶しておく
ために、通常揮発性メモリ(RAM)が用いられ
ている。
このRAMは、車両において、バツテリによつ
て常時バツクアツプがなされており、各電装負荷
駆動用の電源スイツチがオフされても、シートの
現在位置データを消さずに残しておくことによつ
て、再び駆動用電源スイツチがオンされたとき
に、現在位置データが変化してしまうことのない
ように配慮がなされている。
ところで、車両にあつては、バツテリ交換等の
必要性から、バツテリを取り外すことが間々あ
り、このため、バツテリを取り外してしまうと
RAMのバツクアツプが途絶えて、RAM内の記
憶内容が消滅してしまう。
従つて、次にバツテリを接続したときには、シ
ートの現在位置データは、バツテリ取外し以前の
ものとは全く異なるものとなり、シートの自動位
置決めを行つてもプリセツトした位置に設定され
なくなつてしまう。
その対策として例えば、前記原点位置にリミツ
トスイツチ等を設け、バツテリを接続したときに
は、一旦シートを上記原点位置へ戻し、シートが
原点に移動した時点で現在位置を記憶するRAM
の記憶内容をクリアする方式が考えられている
が、このような方式の電動シート装置は、上記バ
ツテリ接続後の原点復帰操作に手間が係るうえ
に、この原点復帰操作を忘れてしまうと、以後正
しいシートの位置決め動作がなされなくなつてし
まう。また、前記原点位置のシート検出器が故障
した場合にも同様に、バツテリの取外しがなされ
ると、以後シートな正確な位置決めがなされなく
なつてしまい、操作性や安全性の点で不都合があ
つた。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、バツテリ接続後の
最初のイグニツシヨンスイツチのオン操作時にお
けるシートの位置を原点位置とすることによつ
て、バツテリ接続後にその都度シートを原点位置
へ戻す煩わしさをなくし、またこの原点復帰操作
を忘れて、以後正確な動作がなされなくなるとい
う不都合を解消し、操作性、自動化の向上を図つ
た電動シート装置を提供することにある。
以下、この発明の実施例を添付図面を用いて詳
細に説明する。
第1図はこの発明に係わる電動シート装置の一
実施例のハードウエア構成を示す電気回路図であ
る。
同図において、車両に搭載されたバツテリ1の
出力電源ラインは2系統に分岐された後、第1ラ
インl1はヒユーズ3および第1電源回路5を経由
して、マイクロコンピユータCの電源端子Vccへ
供給されている。
また、第2電源ラインl2はイグニツシヨンスイ
ツチ2、ヒユーズ4および第2電源回路6を径由
した後、マイクロコンピユータCのHLT端子へ
と供給されるとともに、同時にこの第2電源ライ
ンl2はそれぞれシート移動用モータ30,34
と、これらのモータ30,34の回転方向を切替
える切替リレー17,20,23,26へと供給
される他、後述する誤出力防止用リレー8および
チヤンネル表示用LED37〜40の電源として
も供給されている。
上記シート移動用モータ30,34は、第2図
に示す如く、運転席側シートSの下面に装備され
ており、図示は省略するが、各モータの回転を遊
星ギア式減速機によつて、シートSの下面に取り
付けられたラツクへ伝達してシートSを上下・前
後に移動させるように構成されている。
上記モータ30は、シートSを上下方向に昇降
移動させて、運転者の背丈に適合する高さにシー
トを位置決めするためのものであり、モータ34
はシートSを車体の前後方向へ移動させて、運転
者の脚長に適合する位置へシートを位置決めする
ものである。
また、上記シートSの移動位置の検出のため
に、各モータ30,34の回転軸に軸着された磁
性体およびこの磁性体の磁力によつてオンオフし
てパルス信号をマイクロコンピユータCへ入力す
るリードスイツチ29,33が設けられている。
更に、シートSの前後移動および昇降移動の移
動終端で、それぞれの移動方向に設けられたリミ
ツトスイツチ31,32,35,36がオフとな
るように構成されており、これらのリミツトスイ
ツチ31,32,35,36がオフされることに
よつてモータへの通電を停止して、モータの焼損
や駆動系の故障を防止している。
マイクロコンピユータCは、常時第1電源回路
5を介して供給される電源によつて、所定のメモ
リバツクアツプ等が行われており、また、第2電
源回路6の出力によつてHLT端子に“H”が供
給されているときに、後述する所定のシステムプ
ログラムを実行する。
そして、ストツプスイツチ11が操作される
と、各出力トランジスタ13,14,15,16
のエミツタ・GND間の導通が断たれ、上記各ト
ランジスタを作動不能にすると同時に、ポート
P1によつてその操作が検出されて、マイクロコ
ンピユータC内のプログラムにも停止信号が送ら
れる。
次に、マイクロコンピユータCの各ポートP0
〜P22の機能を簡単に説明する。
ポートP0; 前述したように、ポートP0は第
2電源ラインl2へと接続されており、従つ
てイグニツシヨンスイツチ2のオフあるい
はヒユーズ4の断線等が生じた場合、これ
を第2電源回路6の出力が低下するよりも
前に、いち早く検出することができる。
ポートP1; 前述した如く、プルアツプ抵抗
7とストツプスイツチ11との接続点に接
続されており、従つてこのポートP1の状
態が“L”から“H”へと立ち上がつたこ
とに基づいて、ストツプスイツチ11が操
作されたことを検出することができる。
ポートP2; トランジスタ12のベースへと
接続されており、従つてこのポートP12
“H”を出力することによつて、トランジ
スタ12をオンさせリレー8のコイル9に
対する通電を行い、その接点10をオンさ
せ、各出力トランジスタ13,14,1
5,16のアースラインを導通させ、各出
力トランジスタを能動状態にセツトするこ
とができる。
ポートP3; シート昇降用モータ30の回転
数検出用のリードスイツチ29に接続され
ており、このポートP3に供給されるパル
ス列をカウントすることによつて、シート
Sが上下方向へどれだけ昇降移動したか、
すなわち相対移動量を検出することができ
る。
ポートP4,P5; それぞれ出力トランジスタ
13,14のベースに接続されており、
P4=“H”,P5=“L”の状態では、切替リ
レー17のコイル18へ通電されて、その
接点19は第2電源ラインl2側へ切替設定
され、これにより、第2電源ラインl2→接
点19→モータ30→接点22→アースの
順に電流が流れてモータ30は正転し、シ
ートSを上昇移動させることとなる。
これに対してポートP4=“L”,ポート
P5=“H”の状態では、切替リレー20の
コイル21に対して通電が行なわれ、その
接点22が第2電源ラインl2側に切替設定
されて、電流は第2電源ラインl2→接点2
2→モータ30→接点19→アースの順に
流れ、モータ30が逆転してシートSは下
降移動されることとなる。
ポートP6; シート前後移動用モータ34の
回転数検出用のリードスイツチ33に接続
されており、前記ポートP3と同様にシー
ト前後移動量を検出することができる。
ポートP7,P8; それぞれ、出力トランジス
タ15,16のベースに接続されており、
前記ポートP4,P5と同様の出力動作を行
なつて、切替リレー23,26の切替を行
ない、シートの前後移動用モータ34の正
転,逆転の制御を行なう。
ポートP9; コイル18とシートマニユアル
スイツチ47に接続され、このポートP9
が“L”であることに基づいて、モータ3
0が正転中であることを検出することがで
きる。
ポートP10; コイル21とシートマニユアル
スイツチ48に接続され、このポートP10
が“L”であることに基づいて、モータ3
0が逆転中であることを検出することがで
きる。
ポートP11; コイル24とシートマニユアル
スイツチ49に接続され、このポートP11
が“L”であることに基づいてモータ34
が正転中であることを検出することができ
る。
ポートP12; コイル27とシートマニユアル
スイツチ50に接続され、このポートP12
が“L”であることに基づいてモータ34
が逆転中であることを検出することができ
る。
ポートP13〜P16; チヤンネル表示用LLED3
7〜40へと接続されており、従つてこれ
らのポートに“L”を出力することによつ
て、LED37〜40を適宜に点灯駆動す
ることができる。
ポートP17〜P20; それぞれチヤンネルスイツ
チ41〜44へと接続されており、従つて
これらのポートの何れに“L”が供給され
ているかによつて、何れのメモリチヤンネ
ルが指定されているかを検出することがで
きる。
ポートP21; プリセツトスイツチ45へと接
続されており、従つてこのポートP21
“L”が供給されたことによつて、メモリ
モードに設定されたことを検出することが
できる。
ポートP22; ブザー46に接続されており、
従つてこのポートP22に“H”を出力する
ことによつて、ブザー46を駆動すること
ができる。
以上説明したように、マイクロコンピユータC
の各ポートP0〜P22には、外部回路の各状態を示
す状態信号あるいは外部回路に対する制御出力信
号が適宜に表われることとなる。
上記シート移動用モータ30,34はマイクロ
コンピユータCからの出力によつて制御されると
同時に、シートマニユアルスイツチ47〜50操
作によつても並列に制御可能に構成されている。
すなわち、上記シートマニユアルスイツチ47
〜50には第3図に示す如く、シートの前後移動
を指示する中立位置付きの2方向トグルスイツチ
52と、シートの昇降移動を指示する同じく中立
位置付きの2方向トグルスイツチ53とから構成
されている。
そして、上記トグルスイツチ53が上側に設定
された場合には、シートマニユアルスイツチ47
がオンとなりコイル18に通電が行われて、モー
タ30が正転してシートSの昇降移動が行なわ
れ、他方、トグルスイツチ53が下側に設定され
た場合には、シートマニユアルスイツチ48がオ
ンとなり、コイル21に通電がなされてモータ3
0は逆転して、シートSの下降移動が行なわれ
る。
同様にして、トグルスイツチ52を前側に設定
すれば、シートマニユアルスイツチ49がオンと
なり、後側に設定すれば、シートマニユアルスイ
ツチ50がオンとなつて、モータ34の正回転,
逆回転が行なわれ、シートSの前後移動がなされ
る。
次に、第4図から第6図は、マイクロコンピユ
ータCにおいて実行されるシステムプログラムの
構成を概略的に示すフローチヤートであり、以下
このフローチヤートに従つてこの実施例装置の動
作を系統的に説明する。
この電動シート装置は、マニユアルスイツチ5
2,53を操作して所望の位置にシートSを位置
決めするマニユアルモードと、このマニユアルモ
ードによつて位置決めされた個人別のシート位置
をメモリスイツチ45とチヤンネルスイツチ41
〜44の操作により、プリセツトするプリセツト
動作モードおよび、チヤンネルスイツチ41〜4
4の操作により、このプリセツトされたシート位
置へシートを自動設定するプリセツト復帰動作モ
ードを選択して使用することができる。
そして、この電動シート装置は第4図のフロー
チヤートに示す原点設定処理が実行されることに
よつて、上記各動作モードが実行される際、モー
タの回転数からシートの現在位置を正確に求める
ための基準となる位置の設定が行われる。
この原点設定処理は、イグニツシヨンスイツチ
2がオン操作される毎に実行がなされるものであ
る。
まず、ステツプ(1)で各ポートP0〜P22の出
力をリセツトして、各部の動作を初期状態にす
る。
次に、ステツプ(2)で上記イグニツシヨンス
イツチ2のオン操作がバツテリを接続した後1回
目のオン操作であるか否かを判定する。
具体的には、イグニツシヨンスイツチ2のオン
時に、プリセツトデータを記憶するRAMのバツ
クアツプがなされていたかを判別する処理が行わ
れ、RAM内の所定のバツクアツプレジスタBR
にバツクアツプを示す特定のフラグデータBFが
記憶されているか否かを判別する。
そして、RAM内のフラグデータBFが消去さ
れてランダムな値となつておれば、上記ステツプ
(2)の判定結果がYESとなり、このイグニツシ
ヨンスイツチのオン操作前にバツテリが外され
て、RAMのバツクアツプが途絶え、RAM内の
各種記憶データが消去されてしまつたこととな
り、以下ステツプ(3)〜(6)が実行されて新
たな原点の設定が行なわれる。
ステツプ(3)では、シートの前後方向の現在
位置を記憶するカウンタMおよび、シートの上下
方向の現在位置の記憶するカウンタNの内容をク
リアして、上記イグニツシヨンスイツチのオン操
作がなされた時点のシートSの位置を新たな原点
とする。
次に、ステツプ(4)において、各チヤンネル
A〜Dの前後方向と上下方向のプリセツトレジス
タAm,An〜Dm,Dnにプリセツトされていた
各自のシート設定値データ(実際にはバツクアツ
プがなされていなかつたためランダムなデータと
なつている)の代りに零コード(シートの移動範
囲内では取り得ないカウンタM,Nのカウント値
の1つを零コードとして用いる)が格納されてプ
リセツトデータが消去される。
次に、ステツプ(5)で、シートの移動方向を
判別するための移動方向フラグPF、プリセツト
復帰動作が行われているときにセツトされるプリ
セツト復帰動作フラグMF、シートのプリセツト
復帰動作中の上下動が終了したときにセツトされ
る上下動フラグLF等の各種処理フラグをクリア
するとともに、上記RAMのバツクアツプレジス
タBM内にバツクアツプフラグデータBFを記憶
させる。
そして、ステツプ(6)でLED37〜40を
全て消灯し、全チヤンネルのプリセツトデータが
全て消去されたことを表示する。
上記LED37〜40は、第3図に示す如く各
チヤンネル毎に設けられており、シート設定位置
データがプリセツトされたチヤンネルに対応する
LEDを点灯して、どのチヤンネルがプリセツト
済であるか否かを視認できるようにするものであ
る。
このようにして、イグニツシヨンスイツチのオ
ン操作が、バツテリが接続された後最初のオン操
作であれば、その時点のシート位置を新たな原点
位置とし、各プリセツトデータの消去等の処理が
行われ、以後のシート移動に伴う現在位置データ
は、この新たな原点位置を基準として算出される
こととなる。
他方、イグニツシヨンキースイツチのオン操作
が、バツテリ接続後最初のオン操作ではない場合
には、RAMのバツクアツプが以前から行われて
おり、上記バツクアツプフラグデータBFが残つ
ているため、上記ステツプ(2)の判定結果が
NOとなり、以下のステツプ(3)〜(6)をジ
ヤンプして次の処理へ進むこととなる。
マニユアルモードの動作においては、特にフロ
ーチヤートで図示しないが、マイクロコンピユー
タCは常時ポートP3を介してリードスイツチ2
9から出力されるパルス列、ポートP6を介して
リードスイツチ33から出力されるパルス列をカ
ウントしている。
更に、ポートP9〜P12の論理状態に応じて、モ
ータ30とモータ34の正転,逆転の状態を検出
している。
そして、ポートP9,P10の論理状態に基づいて、
シートの上昇,下降が判定されると、シートの上
下方向の現在位置を示すカウンタNの内容を+1
または−1することになり、これによりカウンタ
Nの内容は常にシートの上下方向現在位置に対応
することになる。
同様にして、ポートP11,P12の論理状態に基づ
いて、シートの前後方向の現在位置を示すカウン
タMの内容を+1または−1することとなり、こ
れによりカウンタMの内容は常にシートの前後方
向現在位置に対応することとなる。
マイクロコンピユータCでは以上のような動作
で行われているため、この状態においてマニユア
ルスイツチを適宜操作し、シートを所望の位置・
高さに設定すれば、カウンタMおよびカウンタN
の内容は、その時点におけるシートの現在位置に
対応することとなる。
次に、以上の操作によつて、M,Nカウンタに
形成されたシートの座標データを、マイクロコン
ピユータC内の指定チヤンネルのメモリに記憶さ
せるプリセツト操作を行なうこととなる。
このプリセツト操作は、第5図に示したフロー
チヤートの中のステツプ(7),(8)において実
行されるものであり、ステツプ(7)において、
メモリスイツチ45のオン操作があつたことが判
定されるとステツプ(8)へ進んでプリセツト処
理が行われる。
このステツプ(8)で実行されるプリセツト処
理は、上記メモリスイツチ45のオン操作の後、
チヤンネルスイツチ41〜44のうち所望の1つ
をオンすることによつて、このオンされたチヤン
ネルに前記マニユアル操作で設定したシート位置
を個人データとして記憶する処理が行われる。
すなわち、各チヤンネル毎に前後方向と上下方
向のプリセツトデータを記憶するプリセツトレジ
スタAm,An〜Dm,Dnが設けられており、上
記オン操作されたスイツチがA〜Dチヤンネルの
何れであるかを判定し、この判定結果に応じてそ
のチヤンネルのプリセツトレジスタへそれぞれ前
記マニユアル操作で形成された現在位置カウンタ
M,N内のシート現在位置データを転送記憶する
処理が行われる。
次に、プリセツト復帰モードの動作について説
明する。
今仮にA,B,C,Dの各チヤンネルには既に
各運転者固有のシート位置データが記憶されてい
るものとする。
このプリセツト復帰モードは、第5図のステツ
プ(9)以下第6図のステツプ(52)までの処理
を実行することによつて行われるものであり、以
下フローチヤートに従つてプリセツト復帰処理を
説明する。
所望のチヤンネルスイツチがオン操作される
と、第5図のステツプ(9)の実行内容がYES
となり、以下、当該操作されたチヤンネルスイツ
チがA,B,C,Dの何れであるかに応じて、ス
テツプ(10)→(13)→(14)→(15)→(16)
または、ステツプ(10)→(11)→(17)→
(18)→(19)→(20)または、ステツプ(10)
→(11)→(12)→(21)→(22)→(23)→
(24)→または、ステツプ(10)→→(11)→
(12)→(25)→(26)→(27)→(28)の何れ
かが択一的に実行される。
これによつて、シートの前後方向のセツト位置
レジスタWmと、上下方向のセツト位置レジスタ
Wnにそれぞれ、上記オン操作されたチヤンネル
のプリセツトレジスタ(例えばAチヤンネルであ
ればプリセツトレジスタAmとAn)に記憶され
ているプリセツトデータが転送される。
このように、前後と上下方向の各セツト位置レ
ジスタWm,Wnへプリセツトデータが転送記憶
されると、次にステツプ(29)が実行され、前記
シートの前後方向のセツト位置レジスタWmとシ
ートの前後方向現在位置レジスタMとの間にWm
−Mなる演算が行なわれ、その演算結果はシート
の前後方向偏差レジスタεmへ格納される。
次いで、ステツプ(30)が実行されると、前記
前後方向偏差レジスタεmの内容が正であるか否
かの判定が行なわれる。
ここで、前後方向偏差レジスタεmの内容が正
であるということは、シートの前後方向のプリセ
ツトデータで示される前後方向のシートの位置
が、現在位置よりも前方に位置することを意味す
る。
従つて、上記偏差レジスタεmの内容が正であ
れば、ステツプ(32)が実行されて、シートが前
進移動を開始する。
次いで、ステツプ(32)〜(35)からなるカウ
ンタ歩進処理が実行され、前後方向現在位置レジ
スタMの値はリードスイツチ33から出力される
パルス列に応答してカウントアツプされて、以後
シートが前進移動して行き、プリセツトされた位
置に達するまでステツプ(29)→(30)→(32)
→(33)→(34)→(35)→(29)が繰り返され
る。
また、上記前後方向偏差レジスタεmの内容が
負である場合には、前後方向のプリセツトデータ
で示されるシートの位置が、現在位置よりも後方
にあることとなり、ステツプ(29)→(30)→
(31)→(36)と実行されて、シートの後退移動
が開始され、以下のステツプ(37)→(38)→
(39)が実行されて、前後方向の現在位置レジス
タMのカウントダウン処理が行なわれ、シートが
後退移動して行き、プリセツトされた位置に達す
るまでこの処理が繰り返される。
そして、上記前後方向偏差レジスタεmの内容
が0となつた場合は、シートが前後方向のプリセ
ツトされた位置に一致したと判定されて、ステツ
プ(40)の処理が実行されて前後移動用のモータ
34の通電を停止し、シートの前後方向のプリセ
ツト復帰処理が終了する。
以下、同様の処理によつて、シートの上下位置
をプリセツトに位置決めする処理が実行される。
すなわち、ステツプ(40)でシートの上下方向
のプリセツトレジスタWnとシートの上下方向現
在位置レジスタNとの間にWn−Nなる演算が行
われてこの演算結果はシートの上下方向偏差レジ
スタεnへ格納される。
そして以下ステツプ(42)または(43)におい
て上記上下方向偏差レジスタεnが正か負かある
いは0であるかに応じてステツプ(42)→(44)
→(45)→(46)→(47)または、ステツプ
(42)→(43)→(48)→(49)→(50)→(51)
が実行されシートの上昇移動および上下方向の現
在位置レジスタNのカウントアツプ、あるいはシ
ートの下降移動および上下方向の現在位置レジス
タNのカウントダウンが行なわれる。
そして上記上下方向偏差レジスタεnの値が0
となりシートが上下方向のプリセツトされた位置
に一致したと判定された場合にはステツプ(50)
の処理が実行されて上下方向移動用のモータ30
の通電が停止し、シートの上下方向のプリセツト
復帰処理が終了する。
なお、上記実施例では、モータの回転を検出す
るための小型の回転検出器としてリードスイツチ
を用いていたが、この他に例えば、磁性体の磁束
を検出するホール素子等によつて検出しても良
く、前記リードスイツチに限つたものでないこと
は勿論である。
以上詳細に説明したように、この発明の電動シ
ート装置にあつては、バツテリ接続後最初のイグ
ニツシヨンスイツチのオン操作時におけるシート
位置を原点位置とすることによつて、従来のよう
に特定の原点位置に設けて、バツテリ接続時にそ
の都度この原点位置へシートを移動させる手間が
省け、またこの原点位置へ戻す操作を忘れてしま
つたり、原点位置のシート検出器の故障によつて
シートの現在位置データが誤つたデータになるこ
とが防止でき、これによつて操作性、自動化の向
上を図ることができる。
また、原点位置へリミツトスイツチ等のシート
検出器を設ける必要がなく、製造コストを低減さ
せることができる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電動シート装置の一実施
例のハードウエア構成を示す電気回路図、第2図
は同装置のシートの移動方向を示す斜視図、第3
図は操作パネルの平面図、第4図は同装置におけ
る原点設定処理を示すフローチヤート、第5図お
よび第6図はプリセツト処理およびプリセツト復
帰処理を示すフローチヤートである。 1……バツテリ、2……イグニツシヨンスイツ
チ、C……マイクロコンピユータ、S……シー
ト、30……シート昇降用モータ、34……シー
ト前後移動用モータ、29,33……リードスイ
ツチ、41〜44……チヤンネルスイツチ、45
……メモリスイツチ、47〜50……マニユアル
スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の方向へ移動可能に支承されたシート本
    体と; 前記シート本体を移動させるための駆動モータ
    と; 所定のスイツチ操作に応答して前記駆動モータ
    を所望の方向へ回転制御するマニユアル制御回路
    と; 前記駆動モータの回転変位量に対応する信号を
    出力する回転検出器と; 前記回転検出器の出力を累積して得られるシー
    ト本体の相対移動量を記憶する第1の揮発性メモ
    リと; 所定のスイツチ操作に応答して、前記第1の揮
    発性メモリの記憶内容を転送記憶する第2の揮発
    性メモリと; 所定のスイツチ操作に応答して、前記第1の揮
    発性メモリの記憶内容が前記第2の揮発性メモリ
    の記憶内容と一致するように、前記駆動モータを
    制御して、前記第2のメモリの記憶内容と対応す
    る位置にシート本体を移動させるプリセツト復帰
    制御手段と; イグニツシヨンスイツチのオン操作がバツテリ
    接続後初回のオン操作である場合には、前記第1
    の揮発性メモリの内容を初期値にリセツトする原
    点設定制御手段とを具備することを特徴とする電
    動シート装置。
JP57167313A 1982-09-25 1982-09-25 電動シ−ト装置 Granted JPS5957037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57167313A JPS5957037A (ja) 1982-09-25 1982-09-25 電動シ−ト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57167313A JPS5957037A (ja) 1982-09-25 1982-09-25 電動シ−ト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5957037A JPS5957037A (ja) 1984-04-02
JPH03251B2 true JPH03251B2 (ja) 1991-01-07

Family

ID=15847428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57167313A Granted JPS5957037A (ja) 1982-09-25 1982-09-25 電動シ−ト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5957037A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59126735U (ja) * 1983-02-16 1984-08-25 富士通テン株式会社 自動車等のシ−ト位置表示装置
JPH0630021B2 (ja) * 1986-01-22 1994-04-20 神鋼電機株式会社 位置認識装置
JPH0299439A (ja) * 1988-10-05 1990-04-11 Hitachi Ltd 自動車のキヤラクタライジング装置及びその登録方法
JP4687396B2 (ja) * 2005-11-02 2011-05-25 トヨタ自動車株式会社 車両用シート移動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5957037A (ja) 1984-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5197007A (en) Control system for vehicle memory seat recall positioning
US5097185A (en) Method and device for controlling speed of a motor in a powered seat
US4920338A (en) Automatic seat positioning device for automotive vehicle and the like
JPH03251B2 (ja)
CN103507663A (zh) 车辆座椅组件和控制车辆座椅组件的方法
US10951141B2 (en) Position management apparatus and assisting apparatus
KR100982272B1 (ko) 자동차용 메모리 시트의 제어방법
JPH035333B2 (ja)
JPS5867538A (ja) 車両用バツクミラ−の角度制御装置
JPH0349059Y2 (ja)
JP2839898B2 (ja) オートスタンド装置
JP2955394B2 (ja) 電動シート装置
JP3684296B2 (ja) 作業用走行車
JPH0434114Y2 (ja)
JPH10204925A (ja) 自動運転ショベル
JPH0620175Y2 (ja) 車載用コントロ−ルユニツトの定電圧回路
JPS5950834A (ja) 電動式リモ−トコントロ−ルミラ−の自動変角制御装置
JPH0692166A (ja) 電動シート装置
JPH08270018A (ja) 操作モニタ及びその旋回装置
JPH0139632Y2 (ja)
JP6662707B2 (ja) シート駆動装置
KR950009308B1 (ko) 차량용 메모리시스템 제어장치
JPH05300795A (ja) モータ駆動制御回路
JPH057540U (ja) 自動車用電動ミラー装置
KR19990018559A (ko) 자동차의 사이드미러 구동제어방법