JP2548338Y2 - 自動車用ワイパおよびパワーウインドウの制御装置 - Google Patents

自動車用ワイパおよびパワーウインドウの制御装置

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JP2548338Y2
JP2548338Y2 JP1989048619U JP4861989U JP2548338Y2 JP 2548338 Y2 JP2548338 Y2 JP 2548338Y2 JP 1989048619 U JP1989048619 U JP 1989048619U JP 4861989 U JP4861989 U JP 4861989U JP 2548338 Y2 JP2548338 Y2 JP 2548338Y2
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智 佐伯
詞之 下ノ本
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日野自動車工業株式会社
日本電装 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワイパが設けられたパワーウインドウの操
作性の向上に関する。
〔概要〕 本考案は、パワーウインドウに設けられたワイパを制
御する制御回路と、ワイパのブレードがウインドウ上に
位置する状態ではパワーウインドウを駆動することが禁
止される自動車用ワイパおよびパワーウインドウの制御
装置において、 パワーウインドウが操作されたとき、あらかじめワイ
パの動作停止および格納手順を実行させることにより、 ワイパの状態にかかわらず、パワーウインドウを操作
できるようにするものである。
〔従来の技術〕
この種の自動車では、パワーウインドウの操作を行う
場合には、ワイパが格納位置に格納されている必要があ
る。このためワイパスイッチを断に操作した場合には、
ワイパ制御回路はワイパの通常時の払拭角度より大きな
角度までワイパブレートを移動させる。そしてワイパブ
レードはライズアップ機構により格納される。
すなわちこのようにウインドウガラスにワイパが設け
られている自動車では、運転者が、ワイパの作動中にエ
ンジンスイッチを断にした場合は、ワイパはウインドウ
のガラスの面上にそのブレートを位置した状態で停止し
てしまう。この状態でウインドウの開スイッチを操作し
ても、ワイパを破損することがないようにウインドウは
作動しないようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
この場合は再び運転席にもどり、イグニションキーを
操作してワイパを格納しなければならない不便があっ
た。
本考案は、これを解決して、ワイパブレードがウイン
ドウ上に停止している状態であっても、合理的にパワー
ウインドウを操作できる自動車用ワイパおよびパワーウ
インドウの制御装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の第一の解決手段では、電動装置により開閉す
るパワーウインドウに設けられたワイパを制御するワイ
パ制御回路を備えた自動車用ワイパおよびパワーウイン
ドウの制御装置において、 前記ワイパ制御回路は、前記ワイパのブレードがウイ
ンドウのガラス面に位置する状態では前記電動装置への
駆動電流の供給を禁止するとともに、その状態でパワー
ウインドウが操作されたときに、そのワイパに格納手順
を実行させた後前記電動装置への駆動電流を供給する手
段を含むことを特徴とする。
また、第二の解決手段では、電動装置により開閉する
パワーウインドウに設けられたワイパを制御するワイパ
制御回路と、ワイパのブレードがウインドウのガラス面
に位置する状態では電動装置への駆動電流の供給を禁止
する手段とを備えた自動車用ワイパおよびパワーウイン
ドウの制御装置において、前記自動車用ワイパおよびパ
ワーウインドウの制御装置において、ワイパのブレード
がウインドウのガラス面に位置する状態でエンジンスイ
ッチが開路操作されたときに、そのワイパに格納手順を
自動的に実行させる手段を備える構成とする。
この格納手順を自動的に実行させる手段には、運転席
のワイパスイッチを停止位置に作動復帰させる手段を含
むことが望ましい。
〔作用〕
パワーウインドウに設けられたワイパが作動中に、運
転者がエンジンキースイッチを断にすると、ワイパもそ
の動作を停止する。
このとき、第一の考案では、ワイパブレードはどの位
置にあってもその位置で動作を停止する。この状態でパ
ワーウインドウを開操作すると、パワーウインドウの動
作に先立って、ワイパを自動的に駆動し、格納位置に格
納させる手順を実行させる。
また第二の考案では、エンジンキースイッチを断にし
たときには、ワイパが即時に停止するのではなく、ワイ
パスイッチを断にしたときと同様に、ワイパブレードを
その格納位置に格納させる手順をつづけ、かつ自動的に
実行させる。したがって、パワーウインドウを開こうと
するときには、ワイパブレードは既に格納位置にあり支
障はない。
このように自動的な格納動作が実行されると、運転席
のワイパスイッチは動作の位置に残ったままになってし
まうから、格納動作の実行に伴って運転席のワイパスイ
ッチを停止位置に自動復帰させることがよい。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本考案第一実施例の配置図であり、第2図
および第3図は、それぞれ同実施例の制御ブロック構成
図およびその制御部の論理回路図である。
第1図において、自動車のバックドアBDのパワーウイ
ンドウPWを拭うワイパWPは停止時には、センサRSを備え
た格納位置RPに格納される。
運転席には、前記ワイパWPおよびウインドウPWを操作
するワイパスイッチWSおよびウインドウスイッチPS1お
よびエンジンスイッチISが設けられ、バックドアBDには
ウインドウPWが閉位置にあることを検出するリミットス
イッチLSおよびエンジンキーにより操作される第二のウ
インドウスイッチPS2とを備える。またバックドアBDの
近傍にこれらの制御を行うリレー箱CRBが設けられる。
制御装置のリレー箱CRBは、第2図に示すように、ウ
インドウPWを駆動するモータM1を制御するリレーの巻線
R3、R4と、接点r3、r4と、ワイパを操作するモータM2を
制御するリレーの巻線R1、R2と、接点r1、r2およびこれ
らをプログラム制御する制御部CPを含む。
この制御部CPは、ワイパのブレードがウインドウPWの
ガラス面に位置する状態、すなわち格納位置RPのセンサ
RSがワイパの格納を検知しない状態では、ウインドウス
イッチを接にしてもモータM1に駆動電流を供給するため
のリレーの巻線R4の付勢を禁止するプログラムを含んで
いる。
ここで本考案第一実施例の特徴とするところは、第3
図(a)に示すように、制御部CPは、ワイパのブレード
がウインドウのガラス面に位置する状態ではパワーウイ
ンドウが操作されたときに、そのワイパに格納手段を実
行させる手段を備えたところにある。すなわちこの手段
として、エンジンスイッチISが断、ワイパスイッチWSお
よび第二のウインドウスイッチPS2がそれぞれ接である
3種の信号を入力し、その論理積出力によりリレー巻線
R1またはR2を作動させる第一の論理積回路AND1を備えた
ことにある。
通常のワイパ作動では、エンジンスイッチISが接であ
り、パワーウインドウPWが閉状態であることを検出する
リミットスイッチLSが接であるとき、ワイパスイッチWS
を投入すると、第3図(b)に示すように第二の論理積
回路AND2がリレー巻線R1およびR2を交互に付勢し、接点
r1およびr2が交互に転換し、モータM2は逆転駆動され
る。このモータM2の逆転操作はワイパWPがガラス面の上
反点で行われ、下反点ではそれぞれの回転方向のまま機
構的に反転する。ワイパのブレードがガラス面上のいず
れかの位置にあるときに、ワイパスイッチWSを断にする
と、制御部CPはそのままの方向にモータM2の駆動を継続
し上反点を越えて格納位置RPまでワイパブレードを移動
させ、センサRSが検出したときに停止させるように制御
する。
しかしワイパスイッチWSによらずにエンジンスイッチ
ISを断にした場合は、モータM2は直ちに停止するので、
ワイパブレードはガラス面上のその位置で停止する。
こののち、パワーウインドウが操作された場合は、第
3図(a)の論理にしたがってリレーの巻線R1またはR2
が作動してワイパの格納動作が実行される。
第4図は本考案第一実施例の制御フロー図を示す。
つぎに本考案第二実施例について説明する。
第5図は、本考案第二実施例の制御装置の制御部の論
理回路を示す。
第二実施例では、前記第一実施例と同様にワイパ制御
回路は第2図に示すものにおいて、ワイパのブレードが
ウインドウのガラス面に位置する状態で、エンジン停止
の操作、すなわちエンジンスイッチISが断となったとき
にワイパに格納手順を実行させる手段を備えている。す
なわちこの手段として、その制御部CPに第5図(a)に
示すように、エンジンスイッチISの断とワイパスイッチ
WSの接との信号を入力し、その出力でリレーの巻線R1ま
たはR2を作動する第三の論理積回路AND3を備えている。
第二実施例では、エンジンスイッチISを断にしても、
ワイパスイッチWSが接である場合は、ワイパは自動的に
格納手順が実行されて格納される。したがってこの後直
ちにパワーウインドウPWを操作できる。
上記第一実施例と第二実施例とを比較すると、第一実
施例ではエンジンスイッチを断にしたときにワイパがガ
ラス面上に停止するので、ワイパブレードの調整や交換
を行う場合にいくぶん有利である。
このとき、ワイパスイッチは電磁的にロックをはずし
スプリング作用により自動的に復旧して断になるので、
格納動作が作動し、ワイパは格納位置に復帰するので、
パワーウインドウは開く。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、運転者がワイ
パスイッチを接にしたままでエンジンスイッチを断にし
て、かつウインドウスイッチを操作した場合にも、自動
的にワイパが格納され、バックドアに設けられたパワー
ウインドウが直ちに操作できるので、操作者にわずらわ
しさを生じさせない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第一実施例の配置図。 第2図は、第一実施例の制御ブロック構成図。 第3図は、第一実施例の制御部の論理回路図。 第4図は、第一実施例の制御フロー図。 第5図は、第二実施例の制御部の論理回路図。 第6図は、第二実施例の制御フロー図。 AND1、AND2、AND3…それぞれ第一、第二および第三の論
理積回路、BA…電池、BD…バックドア、CB…ブレーカ、
CP…制御部、CRB…リレー箱、IS…エンジンスイッチ、L
S…リミットスイッチ、M1…ウインドウ駆動のモータ、M
2…ワイパ駆動のモータ、PS1、PS2…ウインドウスイッ
チ、R1〜R4、R6…リレーの巻線、r1〜r4、r6…リレーの
接点、RP…ワイパの格納位置、RS…ワイパ格納を検出す
るセンサ、T1〜T9、T12、T13、T15〜17…リレー箱の端
子、WS…ワイパスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 下ノ本 詞之 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−35153(JP,U) 実開 昭57−147944(JP,U) 実開 平1−114361(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動装置により開閉するパワーウインドウ
    に設けられたワイパを制御するワイパ制御回路を備えた
    自動車用ワイパおよびパワーウインドウの制御装置にお
    いて、 前記ワイパ制御回路は、前記ワイパのブレードがウイン
    ドウのガラス面に位置する状態では前記電動装置への駆
    動電流の供給を禁止するとともに、その状態でパワーウ
    インドウが操作されたときに、そのワイパに格納手順を
    実行させた後前記電動装置への駆動電流を供給する手段
    を含む ことを特徴とする自動車用ワイパおよびパワーウインド
    ウの制御装置。
  2. 【請求項2】電動装置により開閉するパワーウインドウ
    に設けられたワイパを制御するワイパ制御回路と、前記
    ワイパのブレードがウインドウのガラス面に位置する状
    態では前記電動装置への駆動電流の供給を禁止する手段
    とを備えた自動車用ワイパおよびパワーウインドウの制
    御装置において、 前記ワイパ制御回路は、前記ワイパのブレードがウイン
    ドウのガラス面に位置する状態でエンジンスイッチが開
    路操作されたときに、そのワイパに格納手順を実行させ
    る手段を含む ことを特徴とする自動車用ワイパおよびパワーウインド
    ウの制御装置。
JP1989048619U 1989-04-24 1989-04-24 自動車用ワイパおよびパワーウインドウの制御装置 Expired - Lifetime JP2548338Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS601006Y2 (ja) * 1980-08-08 1985-01-12 日産自動車株式会社 サイドウインド用ワイパ−駆動装置

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