JP7266941B2 - ワイパ制御方法及びワイパ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ワイパ装置の制御技術に関し、特に、自動車のウインドシールドに設置されるワイパ装置の動作制御に関する。
ワイパブレードの位置や移動速度を検出してワイパ動作の制御を行う制御ワイパでは、ワイパモータの制御により、上下反転位置等の停止位置を任意に設定できる。このため、近年、高級車などにおいては、ワイパブレードやワイパアーム(以下、適宜ワイパブレード等と略記する)がエンジンフード(ボンネット)の下に隠れるような位置に格納位置を設定し、そこにワイパブレード等を停止させる仕様の自動車が増加している。この場合、ワイパブレード等は、ワイパを使用してしないときは、下反転位置より下方に設定された格納位置に配置され、運転者によるワイパスイッチ操作により、LO(低速)やHI(高速)、INT(間欠)などのワイパ動作を行う。
一方、ワイパ装置では、ブレードゴムの経年劣化等により、ワイパブレードを交換する必要が生じる場合がある。ところが、ワイパブレード等がエンジンフードの下に格納される形式(フルコンシールド式)のワイパ装置の場合、格納位置ではブレード交換のためにワイパアームを立ち上げる(ロックバックさせる)ことができない。そこで、このようなワイパ装置では、ワイパアームをロックバック可能な上反転位置寄りの位置に、サービスポジションと呼ばれる位置を設け、そこにワイパアームを移動させてから、ワイパアームをロックバックさせ、ワイパブレードの交換を行っている。
特開2017-87831号公報
しかしながら、サービスポジションにてワイパブレードを交換した後、ワイパアームを元の位置に戻さずにうっかりワイパの格納動作を行ってしまう場合も想定される。その場合、フルコンシールド式のワイパ装置では、ロックバックしたままのワイパアームが下反転位置近くに戻ってくるとエンジンフードの端部に干渉してしまうおそれがある。ロックバック状態のワイパアームがエンジンフードに干渉すると、ワイパアームが倒れると共に、ワイパアームの動作に伴ってワイパブレードが捻じれるようにウインドシールドに倒れ込んでしまう可能性がある。このようにワイパブレードが捻じれるように倒れてガラスに接触すると、ワイパブレード先端に取り付けられたキャップの固い部分がガラスに当たる場合があり、その衝撃でウインドシールドを損傷してしまうおそれがあった。
本発明の目的は、ワイパブレード交換後等におけるワイパ動作において、ロックバック状態のままワイパアームを作動させ、ワイパブレードがワイパアームと共に倒れてウインドシールドに当接しガラスを損傷してしまうのを防止することにある。
本発明のワイパ制御方法は、車両のウインドシールド上に配置されるワイパブレードと、前記ワイパブレードが取り付けられ、前記ウインドシールド上に設定された上反転位置と下反転位置との間で往復駆動されるワイパアームと、を有するワイパ装置の制御方法であって、前記下反転位置よりも上方に前記ワイパアームを所定時間停止させ、ロックバックされた状態の前記ワイパアームが、前記車両のエンジンフードに当接することなく倒れ前記ワイパブレードが前記ウインドシールドに接触するアーム倒れ位置を停止位置として設定し、前記停止位置よりも前記上反転位置側に停止している前記ワイパアームを前記下反転位置よりも下方に設定された格納位置に移動させる際、前記停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記格納位置に移動させることを特徴とする。
本発明にあっては、停止位置よりも上反転位置側に停止しているワイパアームを格納位置に移動させる際、停止位置にて所定時間一旦停止させる。そして、所定時間経過後、ワイパアームを格納位置に移動させる。これにより、ロックバック状態にあったワイパアームがその状態のまま格納されようとする場合であっても、停止位置にてワイパアームを一旦停止させるため、そこでワイパアーム及びワイパブレードが安全にウインドシールド上に戻り、通常の状態にて格納位置に復帰する。このため、ロックバック状態のままワイパアームを格納しても、ワイパアームがエンジンフードに干渉し、アーム動作に伴ってワイパブレードが捻じれるようにウインドシールドに倒れ込むことがなく、ワイパブレード先端のキャップによってウインドシールドが損傷してしまうことを回避できる。
前記ワイパ制御方法において、前記停止位置が前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置し、前記ワイパアームが前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に停止している場合、前記ワイパアームを現在停止している位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記格納位置に移動させるようにしても良い。この場合、前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に前記ワイパアームをロックバック可能なサービスポジションを設定し、前記ワイパアームが前記サービスポジションに停止している状態であっても良い。
また、前記停止位置が前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、前記ワイパアームが前記ウインドシールドの中央位置と前記下反転位置の間に停止している場合、前記ワイパアームを現在停止している位置から一旦前記上反転位置に移動させた後、前記上反転位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記格納位置に移動させるようにしても良い。
本発明の他のワイパ制御方法は、車両のウインドシールド上に配置されるワイパブレードと、前記ワイパブレードが取り付けられ、前記ウインドシールド上に設定された上反転位置と下反転位置との間で往復駆動されるワイパアームと、を有するワイパ装置の制御方法であって、前記下反転位置よりも上方に前記ワイパアームを所定時間停止させ、ロックバックされた状態の前記ワイパアームが、前記車両のエンジンフードに当接することなく倒れ前記ワイパブレードが前記ウインドシールドに接触するアーム倒れ位置を停止位置として設定し、前記停止位置よりも前記上反転位置側に停止している前記ワイパアームを再始動させる際、前記停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うことを特徴とする。
本発明にあっては、停止位置よりも上反転位置側に停止しているワイパアームを再始動させる際、停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させる。そして、所定時間経過後、ワイパアームを上反転位置に移動させ、その後、上反転位置と下反転位置との間で往復払拭動作を行わせる。これにより、ロックバック状態にあったワイパアームがその状態のまま再始動されようとする場合であっても、停止位置にてワイパアームを一旦停止させるため、そこでワイパアーム及びワイパブレードが安全にウインドシールド上に戻り、その後上反転位置に移動した上で通常の払拭動作に復帰する。このため、ロックバック状態のままワイパアームを作動させても、ワイパアームがエンジンフードに干渉し、アーム動作に伴ってワイパブレードが捻じれるようにウインドシールドに倒れ込むことがなく、ワイパブレード先端のキャップによってウインドシールドが損傷してしまうことを回避できる。
前記ワイパ制御方法において、前記停止位置が前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、前記ワイパアームが前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に停止している場合、前記ワイパアームを現在停止している位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うようにしても良い。この場合、前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に前記ワイパアームをロックバック可能なサービスポジションを設定し、前記ワイパアームが前記サービスポジションに停止している状態であっても良い。
また、前記停止位置が前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、前記ワイパアームが前記ウインドシールドの中央位置と前記下反転位置の間に停止している場合、前記ワイパアームを現在停止している位置から一旦前記上反転位置に移動させた後、前記上反転位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うようにしても良い。
一方、本発明のワイパ制御装置は、車両のウインドシールド上に配置されるワイパブレードと、前記ワイパブレードが取り付けられ、前記ウインドシールド上に設定された上反転位置と下反転位置との間で往復駆動されるワイパアームと、前記ワイパアームを駆動するワイパモータと、前記ワイパアームの動作形態を切り替えるワイパスイッチと、を有するワイパ装置の動作を制御するワイパ制御装置であって、前記ワイパスイッチの操作状態を検出するワイパスイッチ検出部と、前記ワイパアームの位置を検出する位置検出センサからの信号に基づき、前記ワイパアームの現在位置を認識するワイパ位置検出部と、前記ワイパスイッチの操作状態や前記ワイパアームの現在位置に基づき、前記ワイパアームの動作制御状態を決定するアーム動作決定部と、前記アーム動作決定部の決定に基づき、前記ワイパモータを作動させるモータ動作指示部と、を有し、前記アーム動作決定部は、前記下反転位置よりも上方に前記ワイパアームを所定時間停止させ、ロックバックされた状態の前記ワイパアームが、前記車両のエンジンフードに当接することなく倒れ前記ワイパブレードが前記ウインドシールドに接触するアーム倒れ位置を停止位置として設定し、前記停止位置よりも前記上反転位置側に停止している前記ワイパアームを前記下反転位置よりも下方に設定された格納位置に移動させる際、前記停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記格納位置に移動させることを特徴とする。
本発明にあっては、アーム動作決定部により、停止位置よりも上反転位置側に停止しているワイパアームを格納位置に移動させる際、停止位置にて所定時間一旦停止させる。そして、所定時間経過後、ワイパアームを格納位置に移動させる。これにより、ロックバック状態にあったワイパアームがその状態のまま格納されようとする場合であっても、停止位置にてワイパアームを一旦停止させるため、そこでワイパアーム及びワイパブレードが安全にウインドシールド上に戻り、通常の状態にて格納位置に復帰する。このため、ロックバック状態のままワイパアームを格納しても、ワイパアームがエンジンフードに干渉し、アーム動作に伴ってワイパブレードが捻じれるようにウインドシールドに倒れ込むことがなく、ワイパブレード先端のキャップによってウインドシールドが損傷してしまうことを回避できる。
前記ワイパ制御装置において、前記停止位置が前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、前記ワイパアームが前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に停止している場合、前記アーム動作決定部は、前記ワイパアームを現在停止している位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記格納位置に移動させるようにしても良い。この場合、前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に前記ワイパアームをロックバック可能なサービスポジションを設定し、前記ワイパアームが前記サービスポジションに停止している状態であっても良い。
また、前記停止位置が前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、前記ワイパアームが前記ウインドシールドの中央位置と前記下反転位置の間に停止している場合、前記アーム動作決定部は、前記ワイパアームを現在停止している位置から一旦前記上反転位置に移動させた後、前記上反転位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記格納位置に移動させるようにしても良い。
本発明の他のワイパ制御装置は、車両のウインドシールド上に配置されるワイパブレードと、前記ワイパブレードが取り付けられ、前記ウインドシールド上に設定された上反転位置と下反転位置との間で往復駆動されるワイパアームと、前記ワイパアームを駆動するワイパモータと、前記ワイパアームの動作形態を切り替えるワイパスイッチと、を有するワイパ装置の動作を制御するワイパ制御装置であって、前記ワイパスイッチの操作状態を検出するワイパスイッチ検出部と、前記ワイパアームの位置を検出する位置検出センサからの信号に基づき、前記ワイパアームの現在位置を認識するワイパ位置検出部と、前記ワイパスイッチの操作状態や前記ワイパアームの現在位置に基づき、前記ワイパアームの動作制御状態を決定するアーム動作決定部と、前記アーム動作決定部の決定に基づき、前記ワイパモータを作動させるモータ動作指示部と、を有し、前記アーム動作決定部は、前記下反転位置よりも上方に前記ワイパアームを所定時間停止させ、ロックバックされた状態の前記ワイパアームが、前記車両のエンジンフードに当接することなく倒れ前記ワイパブレードが前記ウインドシールドに接触するアーム倒れ位置を停止位置として設定し、前記停止位置よりも前記上反転位置側に停止している前記ワイパアームを再始動させる際、前記停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うことを特徴とする。
本発明にあっては、アーム動作決定部により、停止位置よりも上反転位置側に停止しているワイパアームを再始動させる際、停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させる。そして、所定時間経過後、ワイパアームを上反転位置に移動させ、その後、上反転位置と下反転位置との間で往復払拭動作を行わせる。これにより、ロックバック状態にあったワイパアームがその状態のまま再始動されようとする場合であっても、停止位置にてワイパアームを一旦停止させるため、そこでワイパアーム及びワイパブレードが安全にウインドシールド上に戻り、その後上反転位置に移動した上で通常の払拭動作に復帰する。このため、ロックバック状態のままワイパアームを作動させても、ワイパアームがエンジンフードに干渉し、アーム動作に伴ってワイパブレードが捻じれるようにウインドシールドに倒れ込むことがなく、ワイパブレード先端のキャップによってウインドシールドが損傷してしまうことを回避できる。
前記ワイパ制御装置において、前記停止位置が前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、前記ワイパアームが前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に停止している場合、前記アーム動作決定部は、前記ワイパアームを現在停止している位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うようにしても良い。この場合、前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に前記ワイパアームをロックバック可能なサービスポジションを設定し、前記ワイパアームが前記サービスポジションに停止している状態であっても良い。
また、前記停止位置が前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、前記ワイパアームが前記ウインドシールドの中央位置と前記下反転位置の間に停止している場合、前記アーム動作決定部は、前記ワイパアームを現在停止している位置から一旦前記上反転位置に移動させた後、前記上反転位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うようにしても良い。
本発明のワイパ制御方法は、停止位置よりも上反転位置側に停止しているワイパアームを格納位置に移動させる際、停止位置にて所定時間一旦停止させ、所定時間経過後、ワイパアームを格納位置に移動させるようにしたので、ワイパアームがロックバック状態であっても、停止位置にてワイパアームが一旦停止し、そこでワイパアーム及びワイパブレードが安全にウインドシールド上に戻り、通常の状態にて格納位置に復帰する。このため、ロックバック状態のままワイパアームを格納しても、ワイパアームがエンジンフードに干渉し、アーム動作に伴ってワイパブレードが捻じれるようにウインドシールドに倒れ込むことがなく、ワイパブレード先端のキャップによってウインドシールドが損傷してしまうことを防止できる。
本発明の他のワイパ制御方法は、停止位置よりも上反転位置側に停止しているワイパアームを再始動させる際、停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させ、所定時間経過後、ワイパアームを上反転位置に移動させ、その後、上反転位置と下反転位置との間で往復払拭動作を行わせるようにしたので、ワイパアームがロックバック状態であっても、停止位置にてワイパアームが一旦停止し、そこでワイパアーム及びワイパブレードが安全にウインドシールド上に戻り、その後上反転位置に移動した上で通常の払拭動作に復帰する。このため、ロックバック状態のままワイパアームを作動させても、ワイパアームがエンジンフードに干渉し、アーム動作に伴ってワイパブレードが捻じれるようにウインドシールドに倒れ込むことがなく、ワイパブレード先端のキャップによってウインドシールドが損傷してしまうことを回避できる。
一方、本発明のワイパ制御装置は、停止位置よりも上反転位置側に停止しているワイパアームを格納位置に移動させる際、停止位置にて所定時間一旦停止させ、所定時間経過後、ワイパアームを格納位置に移動させるアーム動作決定部を設けたので、ワイパアームがロックバック状態であっても、停止位置にてワイパアームが一旦停止し、そこでワイパアーム及びワイパブレードが安全にウインドシールド上に戻り、通常の状態にて格納位置に復帰する。このため、ロックバック状態のままワイパアームを格納しても、ワイパアームがエンジンフードに干渉し、アーム動作に伴ってワイパブレードが捻じれるようにウインドシールドに倒れ込むことがなく、ワイパブレード先端のキャップによってウインドシールドが損傷してしまうことを防止できる。
本発明の他のワイパ制御装置は、停止位置よりも上反転位置側に停止しているワイパアームを再始動させる際、停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させ、所定時間経過後、ワイパアームを上反転位置に移動させ、その後、上反転位置と下反転位置との間で往復払拭動作を行わせるアーム動作決定部を設けたので、ワイパアームがロックバック状態であっても、停止位置にてワイパアームが一旦停止し、そこでワイパアーム及びワイパブレードが安全にウインドシールド上に戻り、その後上反転位置に移動した上で通常の払拭動作に復帰する。このため、ロックバック状態のままワイパアームを作動させても、ワイパアームがエンジンフードに干渉し、アーム動作に伴ってワイパブレードが捻じれるようにウインドシールドに倒れ込むことがなく、ワイパブレード先端のキャップによってウインドシールドが損傷してしまうことを回避できる。
本発明の一実施形態であるワイパ制御方法及びワイパ制御装置を用いたワイパ装置の構成を示す説明図である。 ワイパ駆動装置の構成を示すブロック図である。 図1のワイパ装置における途中停止状態からの復帰制御の手順を示すフローチャートである。 復帰制御の際のワイパアーム動作を示すタイムチャートであり、サービスポジションから格納位置に戻る場合のワイパアーム動作を示している。 復帰制御の際のワイパアーム動作を示すタイムチャートであり、サービスポジションから払拭動作を行う場合のワイパアーム動作を示している。 復帰制御の際のワイパアーム動作を示すタイムチャートであり、払拭途中位置での停止から復帰する場合のワイパアーム動作を示している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態であるワイパ制御方法及びワイパ制御装置を用いたワイパ装置の構成を示す説明図である。図1に示すように、ワイパ装置1は、自動車(車両)2に搭載され、ワイパモータ3によって駆動される。ワイパモータ3は、リンク機構4を介して一対のワイパアーム5,6に連結されている。ワイパモータ3は、モータ本体11と、モータ本体11の回転を減速して出力する減速機構部12とを有する。モータ本体11は、直流ブラシモータから構成されている。モータ本体11のモータハウジング13内には、図示しない界磁マグネットとブラシが固定され、コンミテータを備えるアーマチュアが回転自在に収容されている。なお、ワイパモータ3として、ブラシレスモータや、他の形式のモータを使用しても良い。
ワイパモータ3の減速機構部12は、ギヤハウジング14内に減速機構となるウォームギヤが収容されている。ギヤハウジング14内に延びるアーマチュアの回転軸には、ウォームに固定されている。ウォームに噛み合うウォームホイールには、出力軸15が固定されている。出力軸15は、ギヤハウジング14の外に引き出され、クランクアーム16に連結されている。クランクアーム16は、リンク機構4に連結されている。リンク機構4は、一対のワイパ軸17を支点として形成されており、クランクアーム16を回転させることにより、一対のワイパアーム5,6がワイパ軸17を支点にして揺動する。
各ワイパアーム5,6には、ワイパブレード18が着脱自在に装着されている。ワイパブレード18は、ワイパアーム5,6内に装着されたバネ部材によってラバーをウインドシールド(フロントガラス)7に弾圧的に接触させる。ワイパアーム5,6は、ウインドシールド7上に設定された上反転位置Uと下反転位置Lとの間の払拭領域で往復払拭動作を行う。また、ワイパ装置1を使用しないときは、ワイパアーム5,6及びワイパブレード18は、エンジンフード8の下に隠れるように設定された格納位置STに停止・収容される。さらに、ワイパ装置1には、ワイパブレード18を交換するためのサービスポジションSPが設けられている。サービスポジションSPは、ウインドシールド7の中央位置Mよりも上の上反転位置U近傍に設けられるが、ここでは、上反転位置Uと同じ位置に設定されている。
減速機構部12のギヤハウジング14内には、ワイパ装置1の制御を司るワイパ駆動装置21が収容されている。図2はワイパ駆動装置21の構成を示すブロック図であり、ワイパ駆動装置21は、本発明による制御方法によって制御される。図2に示すように、ワイパ駆動装置21は、電源(バッテリ)22からの電力供給を受け、車室内に配置されたイグニッションスイッチ23やワイパスイッチ24に電気的に接続されている。ワイパスイッチ24にはLO,HI,INTの各モードポジションがあり、ワイパ駆動装置21は、運転者のスイッチ操作を受けてワイパモータ3の動作を制御し、ワイパアーム5,6を各モードに合わせて作動させる。
ワイパ駆動装置21は、電源回路31と、ワイパ制御手段であるCPU(中央演算装置:ワイパ制御装置)32と、IG(イグニッション)スイッチ入力回路33、ワイパスイッチ入力回路34、モータ駆動回路35、位置検出センサ36を有している。電源回路31は、電源22の電圧をCPU32の作動電圧に変換する回路構成を有する。CPU32には、ROM(Read Only Memory)41やRAM(Random Access Memory)42、タイマ43などを有しており、ROM41には制御用のプログラムやデータが格納されている。
IGスイッチ入力回路33は、自動車2のIGスイッチ23がONになったときにCPU32に信号を出力する。ワイパスイッチ入力回路34は、ワイパスイッチ24がON(LO,HI,INT)になったときにCPU32に各モードに対応した信号を出力する。モータ駆動回路35は、スイッチング素子などを有しており、ワイパモータ3への通電を制御する。位置検出センサ36は、モータ回転角度に基づいてワイパブレード18の位置を検出するためのセンサであり、例えば、磁気抵抗センサが使用される。
位置検出センサ36として磁気抵抗センサを使用する場合は、減速機構部12のウォームホイールの出力軸15に、N極とS極が周方向に着磁された回転検出用のマグネットを設けると共に、このマグネットに近接して磁気抵抗センサを配置する。ワイパモータ3が駆動すると、出力軸15の回転に伴って回転検出用のマグネットも回転する。位置検出センサ36は、回転検出用のマグネットの磁極が切り替わるたびに信号を出力し、この信号をデータ処理することにより、ワイパブレード18の位置が演算され検出される。なお、位置検出センサ36として、ホールICなどを使用しても良い。
CPU32にはROM41等の他に、さらに、IGスイッチ入力回路33からの信号を受けてCPU32を起動させるIG検出部44、ワイパスイッチ入力回路34からの信号を受けてワイパスイッチ24の操作状態を検出するワイパスイッチ検出部45、位置検出センサ36からの信号を受けてワイパアーム5,6の現在位置を認識するワイパ位置検出部46が設けられている。また、ワイパスイッチ24の操作状態やワイパアーム5,6の現在位置に基づき、ワイパアーム5,6の動作制御状態を決定するアーム動作決定部47と、アーム動作決定部47の決定に基づき、モータ駆動回路35に指示を行いワイパモータ3を作動させるモータ動作指示部48が設けられている。
次に、ワイパアーム5,6が払拭領域の途中で停止した状態から復帰する場合におけるワイパ装置1の動作について図3~6を参照して説明する。ここでは、主にブレード交換後にサービスポジションSPから格納位置に戻ったり、払拭動作を開始したりする場合の制御動作について説明する。図3は、ワイパ装置1における復帰制御の手順を示すフローチャートであり、図4~6は、図3の復帰制御の際のワイパアーム動作を示すタイムチャートである。図3の処理は、ROM41に格納された制御用のプログラムやデータに基づき、アーム動作決定部47による判断、決定によって実施される。なお、図4はサービスポジションSPから格納位置に戻る場合のワイパアーム動作、図5はサービスポジションSPから払拭動作を行う場合のワイパアーム動作、図6は途中停止から復帰する場合のワイパアーム動作をそれぞれ示しているが、図6の途中停止からの復帰においても、破線部分は図4,5と同様の制御が実施される。
図3に示すように、途中停止から復帰が開始されると(ステップS1:以下、適宜「ステップ」を略し「S1」のように表記する)、まず、ワイパスイッチ検出部45により、再始動開始要求(ReStart Rq)の有無が判断される(S2)。再始動開始要求は、ワイパスイッチ24がONされた場合や、モードが切り替えられた場合(例えば、LO→HI)に「要求あり:Rq=1」となる。S2ではRq=0 or 1が確認され、Rq=0(要求なし)の場合はステップS3に進み、アーム動作決定部47によりワイパ装置1の停止状態継続が決定され、モータ動作指示部48からモータ駆動回路35に対しモータ停止指示を行いルーチンを抜ける。これに対し、Rq=1(要求あり)の場合はステップS4以下に進み、途中停止からの再始動制御処理が開始される。
ステップS4では、ワイパスイッチ検出部45によって、ワイパ装置1の動作制御状態(S4ではワイパスイッチ24の状態)が確認される。ステップS4にて、ワイパスイッチ24の制御状態が$0(格納指示)の場合はステップS5、それ以外の場合はステップS21に進む。ステップS4で動作制御状態が$0の場合はステップS5に進み、アーム動作決定部47は、復路作動からワイパ動作を開始する旨決定し、モータ動作指示部48に対しその旨の指示が行われ、ワイパアーム5,6が復路動作にて作動する(図4のP部)。そして、ステップS6に進み、ワイパ位置検出部46によって、ワイパアーム5,6がアーム倒れ位置(停止位置)Xに到達したか否かが判断される。アーム動作決定部47は、ワイパアーム5,6がアーム倒れ位置Xに到達していない場合は、ステップS7に進み、復路作動を継続させワイパアーム5,6をアーム倒れ位置Xまで移動させる。
この場合、アーム倒れ位置Xとは、ワイパアーム5,6がロックバック状態のままサービスポジションSPから格納位置側に移動したとき、ワイパアーム5,6が自重にて倒れる位置であり、ウインドシールド7の中央位置Mより下に位置している。この位置でワイパアーム5,6が倒れてもエンジンフード8には干渉せず、ワイパアーム5,6がアーム倒れ位置Xから動かなければ、ブレード全体がウインドシールド7に当たる形でアームが倒れ、ブレード先端のキャップの固い部分がガラスに当たることはない。つまり、アーム倒れ位置Xは、ロックバック状態のワイパアーム5,6がそこで倒れてもウインドシールド7に対し悪影響がない位置となっている。
ステップS6にてワイパアーム5,6がアーム倒れ位置Xに到達したことが確認されると(図4の点A)、ステップS8に進み、アーム動作決定部47は、ワイパスイッチ検出部45からの信号に基づき改めてワイパ装置1の動作制御状態を確認する(制御状態が$0か否か)。その際、制御状態$0であれば、運転者は、サービスポジションSPからワイパを格納する意向であると判断し、ステップS9に進んでワイパアーム5,6をアーム倒れ位置Xにて一旦停止させる(図4のQ部)。ステップS9では、停止時間がタイマ43にて計時され、所定時間(1~2秒程度、ここでは1.5秒に設定)ワイパアーム5,6がその場で停止する。そして、一旦停止時間が経過するまで、動作制御状態を確認しつつ停止状態が維持される(S9→S8→S9:図4のQ部)。
前述のように、ワイパアーム5,6は、ロックバック状態のままサービスポジションSP(上反転位置U側)からアーム倒れ位置Xに移動して来ると、そこでウインドシールド7側に倒れる。そこで、本発明による制御では、ワイパアーム5,6がアーム倒れ位置Xに来たとき、そこで一旦停止させ、ワイパアーム5,6が安全に倒れる余裕時間を与える(保険動作)。これにより、ロックバック状態のまま格納動作を行わせても、アーム倒れ位置Xにてワイパアーム5,6がエンジンフード8に干渉することなく倒れ、ワイパブレード18が静穏、確実にウインドシールド7上に戻り、格納位置に移動する。したがって、サービスポジションSPからロックバック状態のままワイパアーム5,6を格納しても、ワイパアーム5,6がエンジンフード8に干渉し、アーム動作に伴ってワイパブレードが捻じれるようにウインドシールドに倒れ込むことがなく、ワイパブレード先端のキャップによってウインドシールド7が損傷してしまうことを防止できる。
ステップS9にてワイパアーム5,6をアーム倒れ位置Xで一旦停止させ、制御状態$0のまま一旦停止時間が経過すると、ステップS10に進む。このとき、ワイパアーム5,6は、当初ロックバック状態であった場合でも、ウインドシールド7上に載った通常の状態に復帰しており、ステップS10では、この状態でワイパアーム5,6が再び作動し(図4の点B)、格納位置まで移動する(図4のR部)。このように、本発明による制御では、ワイパアーム5,6が、ロックバック状態のままサービスポジションSP(あるいは、それ以外の位置での途中停止状態)から格納されても、アーム倒れ位置Xでの一旦停止により、ウインドシールド7上に安全に戻り、通常の状態にて格納位置に復帰する。
一方、サービスポジションSPや途中位置からの再始動の際に、動作制御状態が$0以外の場合は、次のような制御動作が実施される(図5)。
[S8にて動作制御状態が$0以外の場合]
ステップS4の時点では制御状態$0(アーム倒れ位置Xで一旦停止させて格納)が選択されていたが、その後、他の制御状態($2~$4)が選択された場合である。この場合、ワイパスイッチの制御状態としては次の6通りのものが設定されている。
$0:ワイパアーム5,6をアーム倒れ位置Xで一旦停止させて格納する。
$1:ワイパアーム5,6をアーム倒れ位置Xで停止させる。
$2:ワイパアーム5,6をLO作動させる。
$3:ワイパアーム5,6をHI作動させる。
$4:ワイパアーム5,6をサービスポジションSPに移動させる。
$5:ワイパアーム5,6をその場で停止させる。
ステップS8にて、ワイパ装置1の動作制御状態が$0以外の場合には、運転者は、当初サービスポジションSPからワイパを格納する意向であったが、その後、他の動作を選択したと判断され、ステップS11に進む。ステップS11では、現在の動作制御状態($2~$4)が判断される。ステップS11にて、動作制御状態が$2~$4である場合は、ステップS12に進み往路作動を開始させる。つまり、サービスポジションSPから復路作動(S5)にてアーム倒れ位置Xに移動しているワイパアーム5,6(図5のH部)を、アーム倒れ位置Xにて動作方向を反転させ(図5の点C)、往路作動させて上反転位置U方向に移動させる(図5のI部)。この場合は、次の動作が格納動作ではなく、その後直ちにエンジンフード8との干渉は生じないため、払拭動作やサービスポジションSPへの移動を優先し、アーム倒れ位置Xでの一旦停止は実施せず、直ちに往路方向に反転させる。しかし、ここではアーム倒れ位置Xにて反転させること自体が保険動作となっており、ワイパアーム5,6は、アーム倒れ位置Xにてウインドシールド7上に復帰し、上反転位置Uに向かう。
これにより、ワイパアーム5,6は、通常の払拭状態で上反転位置U(ここではサービスポジションSPと同じ位置)に到達し、動作制御状態が$2,$3のときはその後通常の払拭動作に復帰し(図5のJ部)、動作制御状態が$4のときはサービスポジションSPで停止する。これに対し、ステップS11にて動作制御状態が$2~$4でない場合、例えば、ワイパアーム5,6をアーム倒れ位置Xで停止させる($1)、ワイパアーム5,6をその場で停止させる($5)などの動作制御状態の場合は、ステップS13に進みワイパアーム5,6をアーム倒れ位置Xで停止させた状態とする。
[S2にて動作制御状態が$0以外の場合](図6)
次に、ステップS2にて、動作制御状態が$0以外の場合は、ステップS21に進み、動作制御状態が$1であるかどうかがまず確認される。動作制御状態が$1の場合は、ワイパアーム5,6をアーム倒れ位置Xまで移動させるべく、ステップS22に進んで復路作動から開始させ、ステップS6に進む。その後、$1が維持されている場合は、ステップS8からS11→S13に進み、ワイパアーム5,6はアーム倒れ位置Xで停止する(図6(a))。なお、動作制御状態が$1から$0に移行していた場合は、ステップS9に進み、前述のように一旦停止した後、格納位置に移動する(S10)。
ステップS21にて動作制御状態が$1以外の場合は、ステップS23に進み、動作制御状態が$4であるか否かが確認される。動作制御状態が$4の場合は、ステップS24に進み、ワイパアーム5,6がサービスポジションSPにいる場合はそのまま維持し、それ以外の途中停止の場合は、往路作動が実施され、ワイパアーム5,6をサービスポジションSPに移動させる。これに対し、動作制御状態が$4以外の場合は、ステップS25に進み、動作制御状態が$2(LO作動),$3(HI作動)であるか否かが確認される。動作制御状態が$2,$3ではない場合は、ステップS4→S21→S23→S25の流れから、再始動開始要求はあったものの(Rq=1)、動作制御状態は$0~$4ではなく、$5ということになり、ステップS3に進み、ワイパ装置1の停止状態が継続される。
ステップS25で動作制御状態が$2,$3である場合は、ステップS26に進み、ワイパアーム5,6の位置がウインドシールド中央Mより上か下かが判断される。ステップS26にて、ワイパアーム5,6がウインドシールド中央Mより上にあった場合は、アーム倒れ位置Xがウインドシールド中央Mよりも下にあることから、ステップS27に進み、復路作動から開始してステップS6に進んでワイパアーム5,6をアーム倒れ位置Xに移動させ(図6(b))、S6以後の処理が行われる。
一方、ワイパアーム5,6がウインドシールドの中央よりも下にあった場合は、ステップS28に進み往路作動から開始する(図6(c))。前述のように、アーム倒れ位置Xは、ウインドシールド中央Mよりも下にあるため、ワイパアーム5,6がウインドシールド中央位置Mよりも下に存在する場合、アーム倒れ位置Xとの位置関係が判別しにくい。そこで、サービスポジションSPを含む途中停止からの再始動開始要求後(Rq=1)、ワイパアーム5,6をLO、HI作動させる場合は、一旦ワイパアーム5,6を上反転位置Uに移動させた後、S6以後の制御行う。なお、S26~S28の動作は、専らワイパアーム5,6が払拭途中位置で停止した場合の制御処理であり、サービスポジションSPにワイパアーム5,6がいる場合は、S28の動作は省かれてS6に進む。
このように、途中停止から払拭を開始する場合は、S27,S28からS6→S8→S11→S12の流れから、最初の下反転位置はアーム倒れ位置Xとなる。すなわち、本発明による制御では、ワイパアーム5,6が、ロックバック状態のままサービスポジションSP(あるいは、それ以外の位置での途中停止状態)から払拭を開始しても、最初の下反転位置がアーム倒れ位置Xとなる。したがって、ワイパアーム5,6は、アーム倒れ位置Xでウインドシールド7上に安全に戻った後、上反転位置Uに移動し、通常の払拭動作に復帰する。このため、ロックバック状態からの再始動時に、ワイパブレードが捻じれるようにウインドシールドに倒れ込み、ウインドシールド7が損傷してしまう、という事態を防止することができる。
以上のように、本発明を適用したワイパ装置においては、サービスポジションSPなど、アーム倒れ位置Xよりも上反転位置U側のような、払拭動作の途中位置から、ロックバック状態のままワイパアーム5,6の格納動作や払拭動作を行っても、ウインドシールド7を損傷させることなく、以後の動作を行わせることができる。この場合、格納動作では、アーム倒れ位置Xにてワイパ動作を一旦停止させることにより、ワイパアーム5,6及びワイパブレード18を完全に倒した上でワイパブレード等を格納し、ワイパブレード先端とウインドシールド7の衝突を回避し、ウインドシールド7の損傷を防止する。また、払拭動作を行う際は、最初の下反転位置をアーム倒れ位置Xとすることにより、ワイパアーム5,6及びワイパブレード18を安全に倒しつつ、ワイパアーム5,6を上反転位置Uに向かわせ、それ以後、通常の払拭動作を行わせることで、ワイパブレード先端とウインドシールド7の衝突を回避し、ウインドシールド7の損傷を防止する。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
すなわち、前述の実施形態では、ワイパブレード交換の際にワイパアームをロックバック状態にした場合に、その後のワイパ動作においてロックバック状態のワイパアームがエンジンフードに干渉して倒れる現象を述べたが、本発明は、ワイパアームをロックバック状態にしたままワイパ装置を作動させた場合全般に適用可能である。例えば、降雪対策のためにワイパアームをロックバック状態としたとき、そのままの状態でワイパ装置を作動させた場合にも適用可能である。
また、前述の実施の形態では、サービスポジションSPを上反転位置Uと同じ位置に設定した例を示したが、両者を異なる位置に設定しても良く、例えば、サービスポジションSPを中央位置Mと上反転位置Uとの間や上反転位置Uを超えた位置に設定することも可能である。なお、中央位置Mとして、ウインドシールド7の中央ではなく、上下反転位置U,Lの中央(払拭領域の中央)を採用しても良い。さらに、アーム倒れ位置Xでの一旦停止時間は1~2秒には限定されず、適宜設定可能であり、1秒未満でも2秒を超えても良い。ただし、余り短いとアーム・ブレードを安全に倒すための保険動作としての意義が薄れ、余り長いと運転者に冗長感を与えるため、1.5秒程度が好ましい。
1 ワイパ装置
2 自動車(車両)
3 ワイパモータ
4 リンク機構
5 ワイパアーム
6 ワイパアーム
7 ウインドシールド
8 エンジンフード
11 モータ本体
12 減速機構部
13 モータハウジング
14 ギヤハウジング
15 出力軸
16 クランクアーム
17 ワイパ軸
18 ワイパブレード
21 ワイパ駆動装置
22 電源
23 イグニッションスイッチ
24 ワイパスイッチ
31 電源回路
32 CPU(ワイパ制御装置)
33 IGスイッチ入力回路
34 ワイパスイッチ入力回路
35 モータ駆動回路
36 位置検出センサ
41 ROM
42 RAM
43 タイマ
44 IG検出部
45 ワイパスイッチ検出部
46 ワイパ位置検出部
47 アーム動作決定部
48 モータ動作指示部
$0~$5 制御状態
M ウインドシールド中央位置
SP サービスポジション
X アーム倒れ位置(停止位置)
U 上反転位置
L 下反転位置
ST 格納位置

Claims (16)

  1. 車両のウインドシールド上に配置されるワイパブレードと、
    前記ワイパブレードが取り付けられ、前記ウインドシールド上に設定された上反転位置と下反転位置との間で往復駆動されるワイパアームと、を有するワイパ装置の制御方法であって、
    前記下反転位置よりも上方に前記ワイパアームを所定時間停止させ、ロックバックされた状態の前記ワイパアームが、前記車両のエンジンフードに当接することなく倒れ前記ワイパブレードが前記ウインドシールドに接触するアーム倒れ位置を停止位置として設定し、
    前記停止位置よりも前記上反転位置側に停止している前記ワイパアームを前記下反転位置よりも下方に設定された格納位置に移動させる際、前記停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記格納位置に移動させることを特徴とするワイパ制御方法。
  2. 請求項1記載のワイパ制御方法において、
    前記停止位置は、前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、
    前記ワイパアームが前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に停止している場合、前記ワイパアームを現在停止している位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記格納位置に移動させることを特徴とするワイパ制御方法。
  3. 請求項2記載のワイパ制御方法において、
    前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に前記ワイパアームをロックバック可能なサービスポジションを設定し、
    前記ワイパアームは、前記サービスポジションに停止していることを特徴とするワイパ制御方法。
  4. 請求項1記載のワイパ制御方法において、
    前記停止位置は、前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、
    前記ワイパアームが前記ウインドシールドの中央位置と前記下反転位置の間に停止している場合、前記ワイパアームを現在停止している位置から一旦前記上反転位置に移動させた後、前記上反転位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記格納位置に移動させることを特徴とするワイパ制御方法。
  5. 車両のウインドシールド上に配置されるワイパブレードと、
    前記ワイパブレードが取り付けられ、前記ウインドシールド上に設定された上反転位置と下反転位置との間で往復駆動されるワイパアームと、を有するワイパ装置の制御方法であって、
    前記下反転位置よりも上方に前記ワイパアームを所定時間停止させ、ロックバックされた状態の前記ワイパアームが、前記車両のエンジンフードに当接することなく倒れ前記ワイパブレードが前記ウインドシールドに接触するアーム倒れ位置を停止位置として設定し、
    前記停止位置よりも前記上反転位置側に停止している前記ワイパアームを再始動させる際、前記停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うことを特徴とするワイパ制御方法。
  6. 請求項5記載のワイパ制御方法において、
    前記停止位置は、前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、
    前記ワイパアームが前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に停止している場合、前記ワイパアームを現在停止している位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うことを特徴とするワイパ制御方法。
  7. 請求項6記載のワイパ制御方法において、
    前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に前記ワイパアームをロックバック可能なサービスポジションを設定し、
    前記ワイパアームは、前記サービスポジションに停止していることを特徴とするワイパ制御方法。
  8. 請求項5記載のワイパ制御方法において、
    前記停止位置は、前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、
    前記ワイパアームは、前記ウインドシールドの中央位置と前記下反転位置の間に停止している場合、前記ワイパアームを現在停止している位置から一旦前記上反転位置に移動させた後、前記上反転位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うことを特徴とするワイパ制御方法。
  9. 車両のウインドシールド上に配置されるワイパブレードと、
    前記ワイパブレードが取り付けられ、前記ウインドシールド上に設定された上反転位置と下反転位置との間で往復駆動されるワイパアームと、
    前記ワイパアームを駆動するワイパモータと、
    前記ワイパアームの動作形態を切り替えるワイパスイッチと、を有するワイパ装置の動作を制御するワイパ制御装置であって、
    前記ワイパスイッチの操作状態を検出するワイパスイッチ検出部と、
    前記ワイパアームの位置を検出する位置検出センサからの信号に基づき、前記ワイパアームの現在位置を認識するワイパ位置検出部と、
    前記ワイパスイッチの操作状態や前記ワイパアームの現在位置に基づき、前記ワイパアームの動作制御状態を決定するアーム動作決定部と、
    前記アーム動作決定部の決定に基づき、前記ワイパモータを作動させるモータ動作指示部と、を有し、
    前記アーム動作決定部は、前記下反転位置よりも上方に前記ワイパアームを所定時間停止させ、ロックバックされた状態の前記ワイパアームが、前記車両のエンジンフードに当接することなく倒れ前記ワイパブレードが前記ウインドシールドに接触するアーム倒れ位置を停止位置として設定し、前記停止位置よりも前記上反転位置側に停止している前記ワイパアームを前記下反転位置よりも下方に設定された格納位置に移動させる際、前記停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記格納位置に移動させることを特徴とするワイパ制御装置。
  10. 請求項記載のワイパ制御装置において、
    前記停止位置は、前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、
    前記ワイパアームが前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に停止している場合、
    前記アーム動作決定部は、前記ワイパアームを現在停止している位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記格納位置に移動させることを特徴とするワイパ制御装置。
  11. 請求項10記載のワイパ制御装置において、
    前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に前記ワイパアームをロックバック可能なサービスポジションを設定し、
    前記ワイパアームは、前記サービスポジションに停止していることを特徴とするワイパ制御装置。
  12. 請求項記載のワイパ制御装置において、
    前記停止位置は、前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、
    前記ワイパアームが前記ウインドシールドの中央位置と前記下反転位置の間に停止している場合、
    前記アーム動作決定部は、前記ワイパアームを現在停止している位置から一旦前記上反転位置に移動させた後、前記上反転位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記格納位置に移動させることを特徴とするワイパ制御装置。
  13. 車両のウインドシールド上に配置されるワイパブレードと、
    前記ワイパブレードが取り付けられ、前記ウインドシールド上に設定された上反転位置と下反転位置との間で往復駆動されるワイパアームと、
    前記ワイパアームを駆動するワイパモータと、
    前記ワイパアームの動作形態を切り替えるワイパスイッチと、を有するワイパ装置の動作を制御するワイパ制御装置であって、
    前記ワイパスイッチの操作状態を検出するワイパスイッチ検出部と、
    前記ワイパアームの位置を検出する位置検出センサからの信号に基づき、前記ワイパアームの現在位置を認識するワイパ位置検出部と、
    前記ワイパスイッチの操作状態や前記ワイパアームの現在位置に基づき、前記ワイパアームの動作制御状態を決定するアーム動作決定部と、
    前記アーム動作決定部の決定に基づき、前記ワイパモータを作動させるモータ動作指示部と、を有し、
    前記アーム動作決定部は、前記下反転位置よりも上方に前記ワイパアームを所定時間停止させ、ロックバックされた状態の前記ワイパアームが、前記車両のエンジンフードに当接することなく倒れ前記ワイパブレードが前記ウインドシールドに接触するアーム倒れ位置を停止位置として設定し、前記停止位置よりも前記上反転位置側に停止している前記ワイパアームを再始動させる際、前記停止位置にて前記ワイパアームを所定時間一旦停止させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うことを特徴とするワイパ制御装置。
  14. 請求項13記載のワイパ制御装置において、
    前記停止位置は、前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、
    前記ワイパアームが前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に停止している場合、
    前記アーム動作決定部は、前記ワイパアームを現在停止している位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うことを特徴とするワイパ制御装置。
  15. 請求項14記載のワイパ制御装置において、
    前記上反転位置又は前記中央位置と前記上反転位置との間に前記ワイパアームをロックバック可能なサービスポジションを設定し、
    前記ワイパアームは、前記サービスポジションに停止していることを特徴とするワイパ制御装置。
  16. 請求項13記載のワイパ制御装置において、
    前記停止位置は、前記ウインドシールドの中央位置よりも前記下反転位置側に位置しており、
    前記ワイパアームが前記ウインドシールドの中央位置と前記下反転位置の間に停止している場合、
    前記アーム動作決定部は、前記ワイパアームを現在停止している位置から一旦前記上反転位置に移動させた後、前記上反転位置から前記停止位置に移動させ、前記所定時間経過後、前記ワイパアームを前記上反転位置に移動させ、その後、前記上反転位置と前記下反転位置との間で往復払拭動作を行うことを特徴とするワイパ制御装置。
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