JP2015196464A - ワイパ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フルコンシールドタイプのワイパ装置において、ワイパアームのロックバックが可能な状態で停止できるワイパ制御装置を簡素な構成で提供する。
【解決手段】ワイパアーム26,28は、車両に対して外側に折り曲げ可能なヒンジ部96,98を各々有し、動作停止時には先端に連結されたワイパブレード30,32と共にエンジンフード後端90で隠蔽される。ワイパモータ18,20は、ワイパアーム26,28を介してワイパブレード30,32をウィンドシールドガラス12の表面で往復動作させる。ワイパ制御回路60は、ワイパスイッチ66から入力された指令に応じてワイパモータ18,20の動作を制御すると共に、当該指令がワイパブレード30,32を間欠的に動作させるものの場合には、ワイパブレード30,32が上反転位置P1で所定の時間停止するようにワイパモータ18,20を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイパ制御装置に関する。
近年は、意匠上の要求及び車両の空力抵抗の低減のために、停止時にワイパブレード及びワイパアームが、エンジンフードの後端で隠蔽されるフルコンシールドタイプのワイパ装置が採用されている。しかしながら、フルコンシールドタイプのワイパ装置は、ワイパブレード及びワイパアームが、エンジンフードの後端で隠蔽されるために、ワイパアームを折り曲げるロックバックによって、ワイパブレードをウィンドシールドガラスから分離することが難しい。
フルコンシールドタイプのワイパ装置では、ワイパブレードがウィンドシールドガラス上を払拭している場合にイグニッションスイッチをオフにして、ワイパアームをロックバックが可能な位置で停止させることが行われている。しかしながら、ワイパ装置が動作中にイグニッションスイッチをオフにしても、ワイパブレードを上反転位置のような所望の位置で停止できないという問題点があった。
特許文献1には、ワイパブレードの払拭領域を複数に分割し、ワイパ装置が作動中にイグニッションスイッチがオフになった時にワイパブレードが位置する領域に応じて、ワイパアームを停止させる位置を定めるワイパ駆動装置が開示されている。特許文献1に記載のワイパ駆動装置では、例えば、上反転位置を含む所定の領域にワイパブレードが存在する時にイグニッションスイッチがオフになった場合は、ワイパブレードが上反転位置で停止するように制御される。
特許第5058586号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のワイパ駆動装置は、イグニッションスイッチがオフになった時のワイパブレードの位置に応じてワイパアームの挙動を制御するためのアルゴリズムが複雑であり、制御のためのプログラムが複雑になるという問題点があった。また、上記特許文献1に記載のワイパ駆動装置では、イグニッションスイッチがオフになった後のワイパブレードの位置及びワイパアームの動作を検出するためのセンサ類等の構成が必要であり、装置の製造コストが嵩むという問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、フルコンシールドタイプのワイパ装置において、ワイパアームのロックバックが可能な状態で停止できるワイパ制御装置を簡素な構成で提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載のワイパ制御装置は、車両に対して外側に折り曲げ可能なヒンジ部を有し、動作停止時には先端に取付けられたワイパブレードと共にエンジンフード後端に隠蔽されるワイパアームと、前記ワイパアームを介して前記ワイパブレードをウィンドシールドガラスの表面で往復動作させるワイパモータと、入力された指令に応じて前記ワイパモータの動作を制御すると共に、該指令が前記ワイパブレードを間欠的に動作させることを示す場合には、前記ワイパブレードが上反転位置で所定の時間停止するように前記ワイパモータを制御する制御部と、を備えている。
このワイパ制御装置によれば、間欠動作モードの場合に制御部は、ワイパブレードが上反転位置で所定の時間停止するようにワイパモータを制御する。したがって、ワイパブレード、ワイパアーム及びヒンジ部がエンジンフード後端で隠蔽されない状態となった、ワイパブレードが上反転位置にあるときにイグニッションスイッチをオフにすることが容易になる。その結果、フルコンシールドタイプのワイパ装置において、簡素な構成で、ワイパアームのロックバックが可能な状態でワイパ装置の動作を停止させることができる。
請求項2記載のワイパ制御装置は、請求項1記載のワイパ制御装置において、前記制御部は、前記指令が前記ワイパブレードを間欠的に動作させる事を示す場合には、前記ワイパブレードが前記上反転位置及び下反転位置で一時的に停止するように前記ワイパモータを制御すると共に、前記ワイパブレードが前記上反転位置で一時的に停止する時間を、前記所定の時間よりも短くする。
このワイパ制御装置によれば、間欠動作モードの場合に、制御部は、ワイパブレードが上反転位置及び下反転位置で一時的に停止するようにワイパモータを制御する。また、制御部は、ワイパブレードが上反転位置で一時的に停止する時間を、所定の時間よりも短くするので、一時的に停止したワイパブレードが、運転席からの視界を妨げるおそれを低減できる。
請求項3記載のワイパ制御装置は、請求項1又は2記載のワイパ制御装置において、前記ワイパモータは、前記ウィンドシールドガラスの右下方及び左下方の各々に設けられ、各々のワイパモータは、ワイパアームを介して各々に取付られたワイパブレードを、前記ウィンドシールドガラスの下部中央付近の下反転位置と前記ウィンドシールドガラスの左端付近の上反転位置との間、及び前記ウィンドシールドガラスの下部中央付近の下反転位置と前記ウィンドシールドガラスの右端付近の上反転位置との間で各々往復動作させる。
このワイパ制御装置によれば、いわゆる対向払拭型のワイパ装置において、ワイパアームのロックバックが可能な状態でワイパ装置の動作を停止させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るワイパ制御装置を含むワイパ装置の構成を示す概略図である。 本発明の第2の実施の形態に係るワイパモータのセンサの位置を示す概略図である。 図2に示されたA−A線に沿ってワイパモータを切断した断面を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るワイパ制御装置の構成の一例の概略を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るワイパモータが各相に備えるホールセンサが出力した電圧のアナログ波形の概略の一例及びアナログ波形をコンパレータ等の回路を介して得たデジタル波形の概略の一例を示す図である。出する。 (A)は、本発明の第1の実施の形態に係るワイパ制御装置におけるワイパスイッチが、低速作動モード選択位置又は高速作動モード選択位置の場合のワイパブレードの動作を示した概略図であり、(B)は、ワイパスイッチが間欠作動モード選択位置の場合のワイパブレードの動作を示した概略図である。 図1に示されるウィンドシールドガラス及びエンジンフードの図1のB−B線に沿った拡大断面図であり、(A)はワイパアームをロックバックしていない状態、(B)はワイパアームをロックバックした状態を各々示している。 本発明の第2の実施の形態に係るワイパ制御装置を含むワイパ装置の構成を示す概略図である。 (A)は、本発明の第2の実施の形態に係るワイパ制御装置におけるワイパスイッチが、低速作動モード選択位置又は高速作動モード選択位置の場合のワイパブレードの動作を示した概略図であり、(B)は、ワイパスイッチが間欠作動モード選択位置の場合のワイパブレードの動作を示した概略図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態に係るワイパ制御装置10を含むワイパ装置100の構成を示す概略図である。ワイパ装置100は、一例として、車両のウィンドシールドガラス12の下部の左に左ワイパ装置14、車両のウィンドシールドガラス12の下部の右に右ワイパ装置16を各々備えた対向払拭型のワイパ装置である。また、ワイパ装置100は、ワイパブレード30,32が格納位置P3で停止している場合にワイパブレード30,32及びワイパアーム26,28が、エンジンフード後端90で隠蔽されるフルコンシールドタイプである。なお、本実施の形態における左右は、車室内から見ての左右である。
左ワイパ装置14及び右ワイパ装置16は、ワイパモータ18,20、減速機構22,24、ワイパアーム26,28及びワイパブレード30,32を各々備えている。ワイパモータ18,20は、ウィンドシールドガラス12の左下方及び右下方の各々に設けられている。ワイパアーム26,28は、出力軸36,38の近くに、ロックバックを可能にするヒンジ部96,98を各々備えている。本実施の形態では、ワイパアーム26,28は、ヒンジ部96,98により、車両に対して外側に折り曲げることが可能になっている。
左ワイパ装置14及び右ワイパ装置16は、ワイパモータ18,20の正逆回転が減速機構22,24で各々減速され、減速機構22,24によって減速された正逆回転で出力軸36,38が各々回転する。さらに、出力軸36,38の正逆回転の回転力がワイパアーム26,28に各々作用することによりワイパアーム26,28が格納位置P3から下反転位置P2に移動し、下反転位置P2と上反転位置P1との間を往復動作する。かかるワイパアーム26,28の動作により、ワイパアーム26,28の先端に各々設けられたワイパブレード30,32がウィンドシールドガラス12表面の下反転位置P2から上反転位置P1の間を払拭する。なお、減速機構22,24は、例えばウォームギア等で構成され、ワイパモータ18,20の回転を、ワイパブレード30,32によるウィンドシールドガラス12表面の払拭に適した回転速度に各々減速し、当該回転速度で出力軸36,38を各々回転させる。
ワイパモータ18,20には、ワイパモータ18,20の回転を制御するためのワイパ制御回路60が接続されている。本実施の形態に係るワイパ制御回路60は、マイクロコンピュータ62とメモリ64とを含む。メモリ64は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置である。
マイクロコンピュータ62には、ワイパモータ18,20の出力軸36,38の回転速度及び回転角度を各々検知する回転角度センサ42,44が接続されている。マイクロコンピュータ62は、回転角度センサ42,44からの信号に基づいて、ウィンドシールドガラス12上でのワイパブレード30,32の位置を各々算出する。また、マイクロコンピュータ62は、算出した位置に応じて出力軸36,38の回転速度が変化するように駆動回路46,48を各々制御する。なお、回転角度センサ42,44は、ワイパモータ18,20の減速機構22,24内に各々設けられ、出力軸36,38に連動して回転する励磁コイル又はマグネットの磁界(磁力)を電流に変換して検出する。
また、マイクロコンピュータ62には、ワイパモータ18,20の各々のロータの位置を検知するためのホールセンサ72,74が接続されている。ワイパ制御回路60は、ホールセンサ72,74から出力された信号に基づいてワイパモータ18,20のロータの位置を検出する。
また、ワイパ制御回路60には、駆動回路46,48の制御に用いるデータ及びプログラムを記憶したメモリ64があり、マイクロコンピュータ62には、ワイパスイッチ66が接続されている。
駆動回路46,48は、ワイパモータ18,20を各々作動させるための電圧(電流)をPWM(Pulse Width Modulation)制御によって生成してワイパモータ18,20に各々供給する。ワイパモータ18,20がブラシレスDCモータであれば、駆動回路46,48は、スイッチング素子に電界効果トランジスタ(MOSFET)を使用したインバータ回路を含み、マイクロコンピュータ62の制御によって、所定のデューティ比の電圧を出力する。
図1では、ワイパ制御回路60は、ワイパモータ18,20の回転を制御する構成になっているが、ワイパモータ18,20の各々にワイパ制御回路を設けてもよい。かかる場合であれば、一方のワイパモータのワイパ制御回路と他方のワイパモータのワイパ制御回路とを、例えば、LIN(Local Interconnect Network)等のプロトコルを用いた通信で連携させる。
本実施の形態に係るワイパモータ18,20は、上述のように、ウォームギアで構成された減速機構22,24を各々有しているので、出力軸36,38の回転速度及び回転角度は、ワイパモータ18,20本体の回転速度及び回転角度と同一ではない。しかしながら、本実施の形態では、ワイパモータ18,20と減速機構22,24は各々一体不可分に構成されているので、以下、出力軸36,38の回転速度及び回転角度を、ワイパモータ18,20の各々の回転速度及び回転角度とみなす。また、以下、出力軸36,38の回転角度を「モータ角度」と呼称する。
ワイパスイッチ66は、車両のバッテリからワイパモータ18,20に供給される電力をオン又はオフするスイッチである。ワイパスイッチ66は、ワイパブレード30,32を、低速で動作させる低速作動モード選択位置、高速で動作させる高速作動モード選択位置、一定周期で間欠的に動作させる間欠作動モード選択位置、停止モード選択位置に切替可能である。また、各モードの選択位置に応じてワイパモータ18,20を回転させるための指令信号をマイクロコンピュータ62に出力する。
ワイパスイッチ66から各モードの選択位置に応じて出力された信号がワイパ制御回路60に入力されると、ワイパ制御回路60がワイパスイッチ66からの出力信号に対応する制御をメモリ64に記憶されたデータ及びプログラムを用いて行う。具体的には、ワイパ制御回路60のマイクロコンピュータ62は、ワイパスイッチ66からの指令信号並びにメモリ64に記憶されているデータ及びプログラムに基づいて出力軸36,38の回転速度を算出する。さらにマイクロコンピュータ62は、算出した回転速度で出力軸36,38が回転するように駆動回路46,48を制御する。
図2は、本実施の形態に係るワイパモータ18のセンサの位置を示す概略図である。図2に示したように、ワイパモータ18は、永久磁石で構成されたロータ88の周方向に回転磁界を発生させるコイル86が隣接しており、ロータ88の軸方向には、ロータ88の磁界を検出するホールセンサ72が設けられている。ワイパモータ18が三相のDCブラシレスモータであれば、ホールセンサ72は、U相、V相、W相の三相の各々に対して設けられる。
また、ロータ88から延びるロータシャフト88Aの端部にはウォーム22Aが形成され、ウォーム22Aは、出力軸36と一体に形成されたウォームホイール22Bと噛み合っている。本実施の形態では、ウォーム22Aとウォームホイール22Bとで、減速機構22を構成する。
出力軸36のワイパアーム26が取り付けられる端とは反対の端にはセンサマグネット68が取り付けられており、センサマグネット68に対向して回転角度センサ42が設けられている。
図3は、図2に示されたA−A線に沿ってワイパモータ18を切断した断面を示す断面図である。ウォーム22Aは、ロータシャフト88Aの軸方向に沿って螺旋状に形成されている。また、ウォームホイール22Bは、円盤状に形成されていると共に、その周方向に沿って平歯状の歯溝が形成されている。ウォーム22Aの螺旋状の葉溝とウォームホイール22Bの歯溝とが噛み合うことによって、ロータ88の回転を所定の減速比で減速して出力軸36に伝達することが可能となっている。なお、出力軸36の端部に相当するウォームホイール22Aの底面中心にはセンサマグネット68が取り付けられている。
上部ハウジング78A内の減速機構22の直下には、本実施の形態に係るワイパ制御装置10の基板76が設けられている。基板76は、下部ハウジング78Bによって覆われることにより保護され、基板76には、マイクロコンピュータ62、駆動回路46を構成する素子等が実装されている。また、基板76において、出力軸36の端部に設けられたセンサマグネット68に対向する部分には、出力軸36の回転に従って変化するセンサマグネット68の磁界を検知し、当該磁界の変化を示す信号を出力する回転角度センサ42が実装されている。
図3に示したように、ワイパモータ18の基板76にワイパ制御回路60を構成するマイクロコンピュータ62等の素子を実装した場合は、ワイパモータ20の基板(図示せず)にもワイパ制御回路60を構成するマイクロコンピュータ62等の素子を実装する。また、ワイパモータ18,20の各々の基板に実装されたワイパ制御回路を、前述のLINプロトコルを用いた通信によって連携させる。なお、ワイパモータ20のセンサ、減速機構及び基板の配置は、図2,3で示したワイパモータ18と実質的に同じなので、詳細な説明は省略する。
図4は、本実施の形態に係るワイパ制御装置10の構成の一例の概略を示すブロック図である。また、図4示したワイパモータ18は、一例として、三相6極のDCブラシレスモータである。
ワイパモータ18のロータ88は、各々3つのS極及びN極の永久磁石で構成されている。ロータ88の磁界は、ホールセンサ72によって検知される。ホールセンサ72は、ロータ88の永久磁石の極性に対応してロータ88とは別に設けられたセンサマグネットの磁界を検知してもよい。ホールセンサ72は、ロータ88又はセンサマグネットの磁界を、ロータ88の位置を示す磁界として検知する。
ホールセンサ72は、ロータ88又はセンサマグネットにより形成された磁界を検出することにより、ロータ88の位置を検出するためのセンサである。ホールセンサ72は、U、V、Wの各相に対応する3つのホール素子を含んでいる。ホールセンサ72は、ロータ88の回転によって生じた磁界の変化を、図5に示した正弦波に近似したアナログ波形102U,102V,102Wのような電圧の変化の信号として出力する。なお、図5は、ワイパモータ18が各相に備えるホールセンサ72が出力した電圧のアナログ波形の概略の一例及びアナログ波形をコンパレータ等の回路を介して得たデジタル波形の概略の一例を示す図である。
ホールセンサ72が出力した信号は、ワイパ制御回路60を構成するマイクロコンピュータ62に入力される。マイクロコンピュータ62は、集積回路であり、スタンバイ回路62Aによって電源80から供給される電力が制御されている。
ホールセンサ72からマイクロコンピュータ62に入力されたアナログ波形の信号は、マイクロコンピュータ62内にある、コンパレータ等のアナログ信号をデジタル信号に変換する回路を備えたホールセンサエッジ検出部62Dに入力される。ホールセンサエッジ検出部62Dでは、入力されたアナログ波形102U,102V,102Wを、図5に示したデジタル波形104U,104V,104Wに変換し、デジタル波形104U,104V,104Wからエッジ106A,106B,106C,106D,106E,106Fを検出する。
デジタル波形104U,104V,104W及びエッジ106A,106B,106C,106D,106E,106Fの情報はモータ位置推定部62Cに入力され、ロータ88の位置が算出される。算出されたロータ88の位置の情報は、通電制御部62Eに入力される。
また、マイクロコンピュータ62の指令値算出部62Bには、ワイパスイッチ66からワイパモータ18(ロータ88)の回転速度を指示するための信号が入力される。指令値算出部62Bは、ワイパスイッチ66から入力された信号からワイパモータ18の回転速度に係る指令を抽出して、通電制御部62Eに入力する。
通電制御部62Eは、モータ位置推定部62Cで算出されたロータ88の位置に応じて変化する電圧の位相を算出すると共に、算出した位相及びワイパスイッチ66により指示された動作モード、回転角度センサ42が検知したワイパブレード30の位置に基づいて駆動デューティ値を決定する。具体的には、通電制御部62Eは、ワイパブレードの位置に応じたワイパモータの回転速度を規定した速度マップ等のデータをメモリ64から参照して、ワイパ装置の動作モードに応じ、かつワイパブレードの位置に応じて変化するワイパモータ18の回転速度を決定し、決定した回転速度を実現できる駆動デューティ値を算出する。さらに、通電制御部62Eは、駆動デューティ値に応じたパルス信号であるPWM信号を生成して駆動回路46に出力するPWM制御を行う。
駆動回路46は、三相(U相、V相、W相)インバータにより構成されている。図4に示すように、駆動回路46は、各々が上段スイッチング素子としての3つのNチャンネル電界効果トランジスタ(MOSFET)46A,46B,46C(以下、「FET46A,46B,46C」と言う)、各々が下段スイッチング素子としての3つのNチャンネル電界効果トランジスタ(MOSFET)46D,46E,46F(以下、「FET46D,46E,46F」と言う)とを備えている。
FET46Aのソース及びFET46Dのドレインは、コイル86Uの端子に接続されており、FET46Bのソース及びFET46Eのドレインは、コイル86Vの端子に接続されており、FET46Cのソース及びFET46Fのドレインは、コイル86Wの端子に接続されている。
FET46A,46B,46C,46D,46E,46Fのゲートは通電制御部62Eに接続されており、PWM信号が入力される。FET46A,46B,46C,46D,46E,46Fは、ゲートにHレベルのPWM信号が入力するとオン状態になり、ドレインからソースに電流が流れる。また、ゲートにLレベルのPWM信号が入力されるとオフ状態になり、ドレインからソースへ電流が流れない状態になる。
また、本実施の形態のワイパ制御装置10には、電源80、ノイズ防止コイル82、及び平滑コンデンサ84A,84B等が構成されている。電源80、ノイズ防止コイル82、及び平滑コンデンサ84A,84Bは略直流電源を構成している。
図6(A)は、本実施の形態に係るワイパ制御装置10におけるワイパスイッチ66が、低速作動モード選択位置又は高速作動モード選択位置の場合のワイパブレードの動作を示した概略図であり、(B)は、ワイパスイッチ66が間欠作動モード選択位置の場合のワイパブレードの動作を示した概略図である。図6(A)では、ワイパスイッチ66が低速作動モード選択位置又は高速作動モード選択位置になると、格納位置P3に停止していたワイパブレード30,32が、下反転位置P2を越えて上反転位置P1に向けて動作を開始する。ワイパブレード30,32は、上反転位置P1に到達後、即時に反転して下反転位置P2に向かって動作する。以後は、ワイパスイッチ66がオフになるか、他のモードに切り替えられるまで、下反転位置P2と上反転位置P1との間の動作を反復する。
ワイパアーム26,28をロックバックするのであれば、ワイパアーム26,28がエンジンフード後端90から一番大きく露出する、ワイパブレード30,32が上反転位置P1付近にあるときが好適である。ワイパブレード30,32が上反転位置P1付近にあるときに、イグニッションスイッチをオフにすれば、ワイパブレード30,32が上反転位置P1付近であるロックバック可能領域52Aにある状態でワイパアーム26,28を停止できる。
しかしながら、図6(A)に示した低速作動モード及び高速作動モードの場合、ワイパブレード30,32を下反転位置P2と上反転位置P1との間での動作を連続させる必要がある。したがって、ワイパブレード30,32がロックバック可能領域52Aに存在する時間であるロックバック可能時間52Bは短くなり、タイミングよくイグニッションキーをオフにすることが難しい。
図6(B)に示した間欠作動モードでは、ワイパブレード30,32を反転位置で一時的に停止させてもよい。本実施の形態では、ワイパブレード30,32が上反転位置P1付近のロックバック可能領域54Aに達したとき、所定の停止時間である間欠停止時間54Cで、ワイパブレード30,32を上反転位置P1で停止させることにより、ロックバック可能時間54Bを確保している。
間欠停止時間54Cは、一例として、3〜7秒程度の、ユーザが余裕をもってイグニッションスイッチをオフにできる時間である。本実施の形態では、間欠動作モードでワイパブレード30,32を上反転位置P1で停止させるので、下反転位置ではワイパブレード30,32を停止させない。
上反転位置P1でワイパブレード30,32が停止すると、かかる停止が一時的であっても、ワイパブレード30,32が運転席にいるユーザの視界を妨げるおそれがある。しかしながら、対向払拭式のワイパ装置では、上反転位置P1は、図1に示したように、ウィンドシールドガラス12の左右端付近に存在する。したがって、間欠停止時間54Cでワイパブレード30,32が上反転位置P1で停止しても、本実施の形態では視野に係る問題は生じない。
なお、ワイパブレード30,32を上述の間欠停止時間54Cを伴って動作させるには、種々の方法がある。本実施の形態では、一例として、ワイパブレード30,32のウィンドシールドガラス12上の位置に応じてワイパモータ18,20の回転速度を規定した速度マップ等のデータに基づいて各ワイパモータの回転速度を制御し、ワイパブレード30,32を上反転位置P1で停止させる。または、間欠動作モードでの制御プログラムで、ワイパブレード30,28が上反転位置P1に到達したら停止するように設定してもよい。
本実施の形態では、回転角度センサ42,44が各々検知した出力軸36,38の回転角度からワイパブレード30,32のウィンドシールドガラス12上での位置を算出している。ワイパ制御回路60は、算出したワイパブレード30,32の位置が上反転位置P1のときに、上述の速度マップ又は制御プログラムに基づいて、間欠停止時間54Cでワイパモータ18,20の回転を停止させる。
図7は、図1に示されるウィンドシールドガラス12及びエンジンフード92の図1のB−B線に沿った拡大断面図であり、(A)はワイパアーム26をロックバックしていない状態、(B)はワイパアーム26をロックバックした状態を各々示している。
図7(A)では、ワイパブレード30は、上反転位置P1で停止している。本実施の形態では、ワイパブレード30,32が上反転位置P1で停止している場合には、ヒンジ部96,98もエンジンフード後端90で隠蔽されない位置にある。
図7(B)は、ワイパアーム26がヒンジ部96で折り曲げられ、ロックバックの状態になった場合を示している。図7(A)に示したように、ヒンジ部96はエンジンフード後端90で隠蔽されない位置にあるので、図7(B)に示したようにワイパアーム26を折り曲げても、ワイパアーム26はエンジンフード後端90とは干渉しない。
以上説明したように、本実施の形態によれば、間欠動作モードにおいて、ワイパブレード30,32を所定の時間停止させることにより、イグニッションスイッチをオフにしてロックバックが可能な位置でワイパブレード30,32を停止させることが容易になる。その結果、フルコンシールドタイプのワイパ装置100において、ワイパアーム26,28のロックバックが可能な状態で停止できるワイパ制御装置10を簡素な構成で提供することが可能となる。
[第2の実施の形態]
図8は、本実施の形態に係るワイパ制御装置110を含むワイパ装置200の構成を示す概略図である。ワイパ装置200は、平衡連動型ワイパ装置で、一対のワイパ114、116と、ワイパモータ118と、リンク機構120と、ワイパ制御回路122とを備えている。
ワイパ114,116は、それぞれワイパアーム124,126とワイパブレード128,130とにより構成されている。ワイパアーム124,126の基端部は、後述するピボット軸142、144に各々固定されており、ワイパブレード128,130は、ワイパアーム124,126の先端部に各々固定されている。ワイパアーム124,126は、ピボット軸142,144の近くに、ロックバックを可能にするヒンジ部196,198を各々備えている。本実施の形態では、ワイパアーム124,126は、ヒンジ部196,198により、車両に対して外側に折り曲げることが可能になっている。
ワイパ114,116は、ワイパアーム124,126の動作に伴ってワイパブレード128,130がウィンドシールドガラス12上を往復動作し、ワイパブレード128,130がウィンドシールドガラス12を払拭する。
ワイパモータ118は、永久磁石で構成されたロータの周方向に、印加される電圧の制御により回転磁界を生成する電磁石であるステータを備えたブラシレスDCモータである。ワイパモータ118は、主にウォームギアで構成された減速機構152を介して、正逆回転可能な出力軸132を有し、リンク機構120は、クランクアーム134と、第1リンクロッド136と、一対のピボットレバー138,140と、一対のピボット軸142,144と、第2リンクロッド146とを備えている。
クランクアーム134の一端側は、出力軸132に固定されており、クランクアーム134の他端側は、第1リンクロッド136の一端側に動作可能に連結されている。また、第1リンクロッド136の他端側は、ピボットレバー138のピボット軸142を有する端とは異なる端寄りの箇所に動作可能に連結されており、ピボットレバー138のピボット軸142を有する端とは異なる端及びピボットレバー140におけるピボットレバー138の当該端に対応する端には、第2リンクロッド146の両端がそれぞれ動作可能に連結されている。
また、ピボット軸142,144は、車体に設けられた図示しないピボットホルダによって動作可能に支持されており、ピボットレバー138,140におけるピボット軸142,144を有する端は、ピボット軸142,144を介してワイパアーム124,126が各々固定されている。
本実施の形態に係るワイパ制御装置110を含むワイパ装置200では、出力軸132が所定の範囲の回転角θ1で正逆回転されると、この出力軸132の回転力がリンク機構120を介してワイパアーム124,126に伝達され、このワイパアーム124,126の往復動作に伴ってワイパブレード128,130がウィンドシールドガラス12上における下反転位置P2と上反転位置P1との間で往復動作をする。θ1の値は、ワイパ制御装置のリンク機構の構成等によって様々な値をとり得るが、本実施の形態では、一例として140°である。
本実施の形態に係るワイパ制御装置110を含むワイパ装置200では、図8に示されるように、ワイパブレード128,130が格納位置P3に位置された場合には、クランクアーム134と第1リンクロッド136とが直線状をなす構成とされている。
格納位置P3は、下反転位置P2の下方に設けられている。ワイパブレード128,130が下反転位置P2にある状態から、出力軸132がθ2回転することにより、ワイパブレード128,130は格納位置P3に移動する。θ2の値は、ワイパ装置のリンク機構の構成等によって様々な値をとり得るが、本実施の形態では、一例として10°とする。
なお、θ2が「0」の場合は、下反転位置P2と格納位置P3は一致し、ワイパブレード128,130は、下反転位置P2で停止し、格納される。
ワイパモータ118には、ワイパモータ118の回転を制御するためのワイパ制御装置110が接続されている。本実施の形態に係るワイパ制御装置110は、例えば、ワイパモータ118の出力軸132の回転速度及び回転角を検知する回転角度センサ154、ワイパモータ118を作動させるための電流をPWM制御によって生成してワイパモータ118に供給する駆動回路156、ワイパモータ118のロータの位置を検出するためのホールセンサ172を有している。
本実施の形態ではワイパモータ118はブラシレスDCモータなので、駆動回路156は、スイッチング素子にMOSFETを使用したインバータ回路を含み、後述するマイクロコンピュータ158の制御によって、所定のデューティ比の電圧を生成する。
本実施の形態に係るワイパモータ118は、前述のように減速機構152を有しているので、出力軸132の回転速度及び回転角は、ワイパモータ本体の回転速度及び回転角と同一ではない。しかしながら、本実施の形態では、ワイパモータ本体と減速機構152は一体不可分に構成されているので、以下、出力軸132の回転速度及び回転角を、ワイパモータ118の回転速度及び回転角とみなすものとする。
回転角度センサ154は、ワイパモータ118の減速機構152内に設けられ、出力軸132に連動して回転するセンサマグネットの磁界(磁力)を電流に変換して検出する。
ワイパ制御装置110は、回転角度センサ154が検出した出力軸132の回転角からワイパブレード128,130のウィンドシールドガラス12上での位置を算出可能で、当該位置に応じて出力軸132の回転速度が変化するように駆動回路156を制御するマイクロコンピュータ158を有する。また、ワイパ制御装置110には、駆動回路156の制御に用いるデータ及びプログラムを記憶したメモリ148があり、ワイパ制御装置110のマイクロコンピュータ158には、ワイパスイッチ150が接続されている。メモリ148は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置である。
マイクロコンピュータ158は、ホールセンサ172が出力した信号に基づいてワイパモータ118のロータの位置を算出する。また、マイクロコンピュータ158は、算出したロータの位置に基づいた位相を有する電圧を生成するように駆動回路156を制御する。
ワイパスイッチ150は、電源である車両のバッテリからワイパモータ118に供給される電力をオン又はオフするスイッチである。ワイパスイッチ150は、ワイパブレード128,130を、低速で動作させる低速作動モード選択位置、高速で動作させる高速作動モード選択位置、一定周期で間欠的に動作させる間欠作動モード選択位置、格納(停止)モード選択位置に切替可能である。また、各モードの選択位置に応じた回転速度の指令の信号をマイクロコンピュータ158に出力する。
ワイパスイッチ150から各モードの選択位置に応じて出力された信号がマイクロコンピュータ158に入力されると、マイクロコンピュータ158がワイパスイッチ150からの出力信号に対応する制御を用いて行う。
図9(A)は、本実施の形態に係るワイパ制御装置110におけるワイパスイッチ150が、低速作動モード選択位置又は高速作動モード選択位置の場合のワイパブレード128,130の動作を示した概略図であり、(B)は、ワイパスイッチ150が間欠作動モード選択位置の場合のワイパブレード128,130の動作を示した概略図である。図9(A)は、第1の実施の形態の図6(A)と同様なので、詳細な説明は省略する。
図9(B)に示した間欠作動モードでは、ワイパブレード128,130を上反転位置P1及び下反転位置で各々一時的に停止させている。本実施の形態では、ワイパブレード128,130が上反転位置P1付近のロックバック可能領域56Aに達したとき、所定の停止時間である間欠停止時間56Cで、ワイパブレード128,130を上反転位置P1で停止させることにより、ロックバック可能時間56Bを確保している。ただし、本実施の形態では、ワイパブレード128の上反転位置P1は、ウィンドシールドガラス12の中央付近なので、間欠停止時間56Cを2〜4秒程度にとどめ、運転席からの視界をワイパブレード128が阻害するおそれを低減する。
本実施の形態では、第1の実施の形態の間欠停止時間54Cに比して、間欠停止時間56Cを短くしたので、下反転位置P2でもワイパブレード128,130を間欠停止時間56Dで停止させ、間欠作動モードでのワイパブレード128,130の動作の間隔を適切なものとする。間欠停止時間56Dは、一例として、間欠停止時間56Cと同様に2〜4秒程度である。
間欠停止時間56Cは間欠停止時間56Dより短くしてもよい。間欠停止時間56Cを短くすることにより、運転席からの視界をワイパブレード128が阻害するおそれを低減することができる。
なお、ワイパブレード128,130が上述の間欠停止時間56C,56Dを伴って動作させる制御は、第1の実施の形態と同様である。具体的には、ワイパブレード128,130のウィンドシールドガラス12上の位置に応じてワイパモータ118の回転速度を規定した速度マップ等のデータに基づいてワイパモータ118の回転速度を制御する。又は、ワイパブレード128,130が上反転位置P1に到達したら停止するように設定された制御プログラムによる。
以上説明したように、本実施の形態では、上反転位置P1における間欠停止時間56Cを短めに設定している。その結果、フルコンシールドタイプの平衡連動型ワイパ装置において、運転席からの視界がワイパブレード128によって阻害されるおそれを低減させつつ、ワイパアームのロックバックが可能な状態で停止できるワイパ制御装置を簡素な構成で提供することができる。
10…ワイパ制御装置、12…ウィンドシールドガラス、14…左ワイパ装置、16…右ワイパ装置、18,20…ワイパモータ、22…減速機構、22A…ウォーム、22B…ウォームホイール、24…減速機構、26,28…ワイパアーム、30,32…ワイパブレード、36,38…出力軸、42,44…回転角度センサ、46,48…駆動回路、46A,46B,46C,46D,46E,46F…FET、52A…ロックバック可能領域、52B…ロックバック可能時間、54A…ロックバック可能領域、54B…ロックバック可能時間、54C…間欠停止時間、56A…ロックバック可能領域、56B…ロックバック可能時間、56C,56D…間欠停止時間、60…ワイパ制御回路、62…マイクロコンピュータ、62A…スタンバイ回路、62B…指令値算出部、62C…モータ位置推定部、62D…ホールセンサエッジ検出部、62E…通電制御部、64…メモリ、66…ワイパスイッチ、68…センサマグネット、72,74…ホールセンサ、76…基板、78A…上部ハウジング、78B…下部ハウジング、80…電源、82…ノイズ防止コイル、84A,84B…平滑コンデンサ、86(86U,86V,86W)…コイル、88…ロータ、88A…ロータシャフト、90…エンジンフード後端、92…エンジンフード、96,98…ヒンジ部、100…ワイパ装置、102U,102V,102W…アナログ波形、104U,104V,104W…デジタル波形、106A,106B,106C,106D,106E,106F…エッジ、110…ワイパ制御装置、114,116…ワイパ、118…ワイパモータ、120…リンク機構、122…ワイパ制御回路、124,126…ワイパアーム、128,130…ワイパブレード、132…出力軸、134…クランクアーム、136…リンクロッド、138,140…ピボットレバー、142,144…ピボット軸、146…リンクロッド、148…メモリ、150…ワイパスイッチ、152…減速機構、154…回転角度センサ、156…駆動回路、158…マイクロコンピュータ、172…ホールセンサ、200…ワイパ装置、P1…上反転位置、P2…下反転位置、P3…格納位置

Claims (3)

  1. 車両に対して外側に折り曲げ可能なヒンジ部を有し、動作停止時には先端に取付けられたワイパブレードと共にエンジンフード後端に隠蔽されるワイパアームと、
    前記ワイパアームを介して前記ワイパブレードをウィンドシールドガラスの表面で往復動作させるワイパモータと、
    入力された指令に応じて前記ワイパモータの動作を制御すると共に、該指令が前記ワイパブレードを間欠的に動作させることを示す場合には、前記ワイパブレードが上反転位置で所定の時間停止するように前記ワイパモータを制御する制御部と、
    を備えたワイパ制御装置。
  2. 前記制御部は、前記指令が前記ワイパブレードを間欠的に動作させる事を示す場合には、前記ワイパブレードが前記上反転位置及び下反転位置で一時的に停止するように前記ワイパモータを制御すると共に、前記ワイパブレードが前記上反転位置で一時的に停止する時間を、前記所定の時間よりも短くする請求項1記載のワイパ制御装置。
  3. 前記ワイパモータは、前記ウィンドシールドガラスの右下方及び左下方の各々に設けられ、各々のワイパモータは、ワイパアームを介して各々に取付られたワイパブレードを、前記ウィンドシールドガラスの下部中央付近の下反転位置と前記ウィンドシールドガラスの左端付近の上反転位置との間、及び前記ウィンドシールドガラスの下部中央付近の下反転位置と前記ウィンドシールドガラスの右端付近の上反転位置との間で各々往復動作させる請求項1又は2記載のワイパ制御装置。
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