JPH0327447B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0327447B2
JPH0327447B2 JP16929284A JP16929284A JPH0327447B2 JP H0327447 B2 JPH0327447 B2 JP H0327447B2 JP 16929284 A JP16929284 A JP 16929284A JP 16929284 A JP16929284 A JP 16929284A JP H0327447 B2 JPH0327447 B2 JP H0327447B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
movable
relay
shelves
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16929284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6151403A (ja
Inventor
Haruo Kitahara
Hiroshi Hashiguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Filing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Filing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Filing Co Ltd filed Critical Nippon Filing Co Ltd
Priority to JP59169292A priority Critical patent/JPS6151403A/ja
Publication of JPS6151403A publication Critical patent/JPS6151403A/ja
Publication of JPH0327447B2 publication Critical patent/JPH0327447B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/10Storage devices mechanical with relatively movable racks to facilitate insertion or removal of articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は大型移動棚、特に工場倉庫、流通倉庫
または書庫において、荷を載置し、移動可能とし
た移動棚に関するものである。
従来技術 従来の移動棚は保管効率を高めるために建屋内
に多くの移動棚を設置し、その1台当りの連数を
できるだけ長くしていた。
第2図では従来の移動棚の配列を示す平面図で
01は倉庫外周で02は柱である。柱02を背に
して左右にそれぞれ単式9連の固定棚03を設置
し、その中に複式9連の可動棚04が6台配置さ
れている。可動棚04は間口が長いので奥行方向
に平行して10本のレール05を敷設し、その上に
車輪を介して載置されている。
棚上に積載される荷物は現在流通業界で多く使
われているJISパレツト(110cm×110cm角)を使
用したとすれば、可動棚9連の間口長さは23〜
24m位となり、棚の奥行に対して約10倍位とな
る。
発明が解決しようとする問題点 このように間口の長い可動棚は間口が奥行に較
べ極端に大きく、かつ奥行方向に移動するため、
蛇行が生じ易い。
可動棚に荷物が常に均等に積載されるとは限ら
ず、重量物が一方の側に偏つて積載された場合な
どは、両端で慣性力が異なるので起動時に加速の
差が生じ、斜行したり、停止時にも両端の停止位
置にズレが生じる。
また重量物が一方の端の上段位置に搭載された
ときは可動棚にゆがみを生じることもあり、蛇行
の原因となる。
以上のように従来の間口の長い可動棚の場合、
重量物の積載位置によつて安定した走行が難しく
なることがある。
またレールの水平レベルおよび間隔も高い精度
で一定している必要があり、施工時のレール敷設
作業が困難であつた。さらに重量物積載の可動棚
を設置した建屋の床が部分的に沈下したような場
合には、その補修工事も大変であつた。
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その
目的とする処は各単位棚を間口方向任意の位置に
おいて分割し、走行を同時にすることによつて安
定した走行を確保するとともに施工作業を容易と
し、動作は従来とほぼ同様で荷役作業も同じよう
にすることができる移動棚を供する点にある。
問題点を解決するための手段および作用 本発明の構成を第1図にしたがつて説明する。
奥行方向に移動可能に配設された単位棚群のう
ち任意の相隣る単位棚間に通路に相当する空間を
形成しうるように構成された移動棚において、A
は各単位棚を間口方向の任意の同じ位置で任意の
間隔をあけて分割された分割単位棚であり、Bは
同一列の複数の分割単位棚から構成される単位棚
列である。
Cは可動棚の走行制御を自動制御モード又は手
動制御モードのいずれか一方に切換えるモード切
換手段である。
Dは各単位棚列Bごとに設けられた操作装置で
あり、自動制御操作手段Eと手動制御操作手段F
の2手段からなる。
Gは同操作装置Dからの信号を入力して可動棚
の走行を制御する駆動制御手段であり、自動制御
モードにおいて単位棚列B単位の所要組合せによ
る移動を制御するとともに、手動制御モードにお
いて分割単位棚A単位の単独または任意の組合わ
せによる移動を制御するものである。
Hは分割単位棚Aそれぞれに設けられた駆動手
段であり、上記駆動制御手段Gによる制御を受け
て各分割単位棚Aを独立に駆動するものである。
本発明は以上のように構成されており、自動制
御モードで所要の操作装置Dの自動制御操作手段
Eを操作することにより所要の組合せの単位棚列
Bが同時に移動して、必要な箇所に通路を形成す
ることができ、手動制御モードでは所要の操作装
置Dの手動制御操作手段Fを操作することによ
り、該操作装置Dに対応する単位棚列Bの各分割
単位棚Aを単独でまたは適当な組合せで移動する
ことができる。
実施例 以下第3図以降に図示した本発明の実施例につ
いて説明する。
第3図Aは前記従来技術の項で述べたと同様の
条件の倉庫内(配置は右半分を削除)に同様の棚
群を配置したものである。まず各単位棚を間口方
向に3連単位で3分割し、その分割棚どうしはそ
れぞれ若干の間隙を取り隣設配列させ、その3分
割単位棚で1単位棚列を構成し、奥行方向の柱際
には単式固定棚を配置する。
同図において、1が倉庫外周、2が柱、3が単
式固定棚、4が複式可動棚列、5が分割複式可動
棚である。
そして各可動棚列4はほぼ一体に移動し、荷役
作業は従来と同じようにできるものである。
また第3図Bは建屋の内部に柱が有る場合、柱
位置で、それを避けて単位棚を分割し、3分割単
位棚で1単位棚列を構成した棚配列の平面図(配
置は左半分を削除)を示すものである。
第4図は第3図Aの−から視た正面図であ
り、各可動棚は奥行方向に平行に敷設された4本
のレール6の上に車輪7を介して走行自在に載置
され、各単位棚は台枠8に垂直に立てられたラツ
ク柱9によつて3連に分割され、ラツク柱9間を
ラツク桟10が3段に架設されている。
したがつて1連に2パレツト搭載されるとし
て、1単式棚には24パレツト、複式棚では48パレ
ツトの搭載が可能である。
各可動棚列の主通路11側には操作盤12が備
えられ、可動棚列ごとのまたは個々の可動棚の移
動を制御できるようになつている。
隣接する各単位棚列の間は第5図に示す如く後
部分割単位棚の後部ラツク柱9の上方に架設され
たケーブル受けレール13に吊設されたケーブル
ハンガー14に架け渡されたケーブル15によつ
て電気的に接続されている。後部分割単位棚の後
部ラツク柱9の上部にはプルボツクス16が設け
られていて常にケーブルに張力が働くようにして
必要以上にケーブルがたるまないようにしてい
る。
同じ単位棚列の分割された分割単位棚間は隣設
ラツクの上部で渡り線17によつて電気的に接続
されている。
各可動棚には駆動用モータ18が設けられてい
て、第6図の台枠平面図に示すように、同モータ
18の駆動を車軸19に伝え、同車軸19に一体
に取付けられた駆動車輪7aによつて可動棚は移
動させられる。
以下移動棚の駆動制御系について説明するが、
説明を簡略化して理解を容易にするため、固定棚
間に3列の可動棚列を配置した場合について説明
する。
第7図にその平面図を示す。
左端の固定棚を手前側からA01,A02,A
03とし、同固定棚の相隣る可動棚を第1可動棚
A11,A12,A13、同第1可動棚の右側に
相隣る可動棚を第2可動棚A21,A22,A2
3、さらにその右側に相隣る可動棚を第3可動棚
A31,A32,A33とする。
主通路11側の前記操作盤12には、各々作動
状態を表示する表示ランプL1,L2,L3およ
びフリツカーランプL1S,L2S,L3Sをそ
れぞれ内蔵する操作押ボタンスイツチPB1,PB
2,PB3があり、押されたボタンの右側に通路
が形成されるようになつている。なお可動棚A1
1の側面には前記操作盤12のほかにもう1つの
操作盤20があり、同操作盤20には固定棚A0
との間に通路を形成するための操作押ボタンスイ
ツチPB0(表示ランプL0およびフリツカーラ
ンプL0S内蔵)、後記制御回路の電源を開閉さ
せるキースイツチCS、電源ランプLP等が設けら
れている。
また操作盤12の表面カバーを開けると、内部
に第8図に示すように手動制御用のスナツプスイ
ツチ類が内蔵されており、右側に並んだ3個のス
イツチ22,23,24は該可動棚列のうち移動
したい棚を選択することができるスイツチであ
り、左側から順に後方、中央、手前の棚をそれぞ
れ選択することができる。
左端のスナツプスイツチ21は上記スナツプス
イツチにより選択された可動棚のみの移動の開
始、停止を指示するスイツチであり、左に倒せば
左方に、右に倒せば右方に所要可動棚を移動し、
垂直に立てたときは停止することができる。
第7図に示すように各可動棚には移動中に進行
方向間口側の障害物を検知する非常検出リミツト
スイツチSB01〜SB323および相隣る棚の衝
接を検知する光電スイツチPH01〜PH23、
衝接リミツトスイツチLS31〜LS33等が設置
されている。
以上のようなスイツチ類により移動棚の移動制
御がなされるのであるが、そのリレー制御回路を
第9図ないし第11図に示し説明する。
第9図は電源からモータへの電圧の印加リレー
回路30および制御用直流電圧24Vに変換する整
流回路31を示し、第10図は総括リレー回路3
2、非常検出回路33、総括非常検出回路34、
過電流防止回路35、衝接スイツチリレー回路3
6、操作補助保持リレー回路37および操作押ボ
タンリレー回路38を示し、第11図は走行リレ
ー動作回路39、自動及手動走行リレー動作回路
40、表示ランプ駆動リレー回路41、非常用ラ
ンプ駆動リレー回路42およびモータ駆動監視回
路43を示す。
以上の回路において可動棚の駆動を説明するに
あたり、ある状態からの動作を例をもつて説明す
る。
従前の状態を第7図に示すように第1可動棚列
と第2可動棚列との間に通路が形成されていたも
のとし、これから第1可動棚A11,A12,A
13を右方に移動して固定棚A01,A02,A
03との間に通路を形成することにする。
まず第1可動棚A11の操作盤20のキースイ
ツチCSを右に回転させてキースイツチ接点CSR
(第9図参照)を閉成し、自動制御走行モードと
し、同キースイツチCSの隣りの第0操作押ボタ
ンスイツチPB0を押すと、第10図の操作押ボ
タンリレー回路38のスタートリレーPBX1が
励磁され、したがつて総括リレー回路32の総括
リレーMSが駆動、接点MSが自己保持され、さ
らに操作補助保持リレー回路37の操作補助保持
リレーPB0X1が動作し、やはり自己保持され
て走行リレー動作回路39(第11図参照)の第
1右方走行リレーM11R1,M12R1,M1
3R1が動作されるとともに、その作動状態を表
示ランプ駆動リレー回路41の表示ランプL0の
点灯により知らせる。
ここで走行リレー動作回路39において第2右
方走行リレーM21R1,M22R1,M23R
1および第3右方走行リレーM31R1,M32
R1,M33R1は光電スイツチPH21,PH
22,PH23および衝接リミツトスイツチLS3
1,LS32,LS33が閉成されていることから
励磁されない。
第1右方走行リレーM11R1,M12R1,
M13R1が動作されると、自動及び手動走行リ
レー動作回路40におけるモータ直結の第1右方
走行マグネツトM11R2,M12R2,M13
R2が励磁され、モータM11,M12,M13
が駆動し、第1可動棚A11,A12,A13は
右方向に走行を開始する。
なお操作補助保持リレーPB0X1が動作した
場合、操作押ボタンリレー回路38のインターロ
ツクリレーIX1(第10図参照)に電圧が印加
され、動作されるとともに保持され、操作補助保
持リレー回路37に介装されているインターロツ
クリレーb接点IX1が開成されるので、他の操
作押ボタンスイツチPB1,PB2,PB3が押圧
されても、それに対応する操作補助保持リレー
PB1X1,PB2X1,PB3X1は動作されず、
インターロツク状態となる。
モータ駆動中はモータ駆動監視回路43のモー
タ駆動監視用リレーMX(第11図参照)が動作
されるので、操作補助保持リレー回路37におい
て操作補助保持リレー接点PB0X1の閉成は保
持される。
このようにして第1可動棚A11,A12,A
13が右方向に走行し第2可動棚A21,A2
2,A23に衝接する直前の定位置に達したとき
は、衝接スイツチリレー回路36の光電スイツチ
PH11,PH12,PH13が閉成され、光電ス
イツチ補助リレーPH11,PH12X,PH13
Xが働き、走行リレー動作回路39の第1右方走
行リレーに係るb接点PH11X,PH12X,
PH13Xが開成され、該第1右方走行リレーM
11R1,M12R1,M13R1が消磁され、
ついで第1右方走行マグネツトM11R2,M1
2R2,M13R2が消磁されて、モータM1
1,M12,M13は停止し、第1可動棚A1
1,A12,A13は走行を終了する。
したがつて固定棚列と第1可動棚列との間に第
1通路が形成される。
以上が正常に駆動して移動を完結した場合であ
る。
ここで第0操作押ボタンスイツチPB0が再度
押されると、表示ランプ駆動リレー回路41(第
11図参照)のb接点PB0が開成されて、表示
ランプL0が消灯するとともに、操作押ボタン補
助保持リレーPB0X2が消磁され、表示ランプ
の点灯保持は解除される。
なお第1可動棚A11,A12,A13の走行
中に該可動棚を停止させたい場合には、操作押ボ
タンスイツチPB0,PB1,PB2,PB3のいず
れかのボタンを押せばよく、その操作があると操
作押ボタンリレー回路38のストツプリレー
PBX2が励磁され(第10図参照)、操作補助保
持リレー回路37のリレーb接点PBX2が開成
されて同回路37および走行リレー動作回路39
の操作補助保持リレーPB0X1が保持解除とな
つて、第1右方走行リレーM11R1,M12R
1,M13R1、第1右方走行マグネツトM11
R2,M12R2,M13R2が順次消磁され
て、モータM11,M12,M13は停止、第1
可動棚A11,A12,A13の移動は止まる。
さらに前記第1可動棚A11,A12,A13
の走行中に第2通路に障害物が存在した場合は、
非常リミツトスイツチSB11,SB12,SB1
3の可動片に装着された非常検出バー(図示され
ず)が動作して、非常検出回路33(第10図参
照)の非常検出回路監視リレーSB1Xが消磁さ
れ、ついで総括非常検出回路34の総括非常検出
回路監視リレーSBX1が消磁、さらに総括リレ
ーMSが消磁されて、走行リレー動作回路39に
介装された総括リレー接点MSが開成され、第1
右方走行リレーM11R1,M12R1,M13
R1および第1右方走行マグネツトM11R2,
M12R2,M13R2がそれぞれ消磁されるの
で、モータM11,M12,M13は停止、第1
可動棚A11,A12,A13は止まる。
このとき前記総括非常検出回路監視リレー
SBX1の消磁により非常用ランプ駆動リレー回
路42(第11図参照)のフリツカーリレーFR
が励磁され、フリツカーリレー接点FRが閉成と
開成を繰り返して、非常表示ランプL1Sが点滅
する。
障害物により第1可動棚A11,A12,A1
3が停止した状態を解除するためには、第1可動
棚A11の第1操作押ボタンスイツチPB1を押
すと、操作補助保持リレー回路37の非常検出リ
レーb接点SB1Xが閉成されているので、操作
補助保持リレー接点PB1X1が閉成され、第1
左方走行リレーM11L1,M12L1,M13
L1及び第1左方走行マグネツトM11L2,M
12L2,M13L2が順次励磁されてモータM
11,M12,M13は前記とは逆に回転して、
第1可動棚A11,A12,A13は左方向に移
動し、第2通路を開放し、障害物の除去を可能と
する。
障害物による非常検出バーの動作が解除される
と、非常検出回路33の非常検出回路監視リレー
SB1Xが再び励磁され、ついで総括非常検出回
路34の総括非常検出回路監視リレーSBX1が
励磁され、非常用ランプ駆動リレー回路42のリ
レーb接点SBX1が開成されて非常表示ランプ
L1Sは点滅を止め、消灯状態となる。
なおこの障害物を除去する場合に、操作補助保
持リレー回路37の非常検出回路監視リレーb接
点SB0X,SB2X,SB3Xが開成されている
ため、第1操作押ボタンスイツチPB1の操作押
ボタンスイチPB0,PB2,PB3を押しても、
操作補助保持リレーPB0X1,PB2X1,PB
3X1は動作せず、開成されたままで、第2通路
を開く動作以外の不必要な動作を禁止している。
以上の動作は通常行われる自動制御走行時のも
のであり、常に同列の可動棚を一体に移動させる
ものであるが、本考案はこのほかに手動制御によ
る走行を可能とする。
この手動制御走行は前記自動制御走行装置が故
障した場合または同列の可動棚の停止位置にバラ
ツキを生じた場合などに可動棚列全体を、または
個々の可動棚を独立に移動させようとするもので
ある。
前記同様説明を簡略化して理解を容易にするた
め、ある状態からのバラツキの修正を例をもつて
示す。
いま第1可動棚のA11とA12が一列に並び
A13のみが右方に少しずれている場合を想定
し、その修正動作について説明する。
まず操作盤20のキースイツチCSを垂直より
も左に回転させて、キースイツチCSL(第9図参
照)を閉成して手動制御走行モードとし、第1可
動棚A11の操作盤12の表面カバーを開け、第
8図に示すスイツチ類のうちスイツチ23,24
をOFFさせ、スイツチ22のみON状態とする。
スイツチ22,23,24は自動及手動走行リ
レー動作回路40(第11図参照)の非常用移動
補助スイツチのb接点S11,S12,S13に
相当するので、同b接点のうちS11,S12が
開成され、S13のみが閉成状態となる。
そして操作盤の左端スナツプスイツチ21を左
側に倒すと、同スイツチに相当する非常用左方移
動リレーのa接点S1Lが閉成され、第1左方走
行マグネツトM13L2のみが励磁され、モータ
M13が駆動し、第1可動棚のうち後方のA13
のみが左方向に移動を開始する。
そして移動中の可動棚A13が他の第1可動棚
A11,A12と一列に並んだ時点でスナツプス
イツチ21を元の垂直位置に戻すと、第1可動棚
A13は直ちに停止する。
このようにして同列可動棚の停止位置のバラツ
キを修正することができる。
上記機能は第2、第3可動棚についても同様で
ある。
また同列の任意の2個の可動棚あるいは3個全
部の可動棚を手動制御により同時に移動すること
もスナツプスイツチ22,23,24による設定
で可能である。
したがつて前記自動制御走行装置の故障の場合
は、手動制御走行に切り換えて、可動棚を所要位
置に移動することができる。
なお本実施例においては、過電流防止回路35
(第10図参照)および走行時間を一定時間以内
に限つて安全を図る走行制限用タイマー(モータ
駆動監視回路43中)を備えている。
以上は3列の可動棚列の場合について説明した
が、4列以上の可動棚についても同様で回路等も
単に増設すればよい。
このように本実施例では自動制御走行モードに
おいて同列可動棚の同時走行及び自動停止を可能
とし、手動制御走行モードにおいて個々の可動棚
の手動による走行および停止を可能とするととも
に、障害物および過電流への対応が考慮されてい
るので作業が安全にできる。
また個々の分割可動棚の走行は間口が狭いため
蛇行することなく安定した走行が可能である。
発明の効果 本発明においては、個々の分割可動棚の間口
が狭くなるため走行時に蛇行をすることなく、
かつレールのレベルや間隔の精度も分割された
単位で行えるのでレールの敷設工事が容易であ
る。
重量物積載の可動棚を設置した建屋の床が部
分的に沈下した場合には、上記の理由から分割
単位棚群のブロツク単位で床の補修ができるた
めその工事も容易である。
移動棚の自動走行操作については、同列の分
割単位棚を共通の操作盤および自動制御走行装
置で行えるため、制御コストおよび操作性とも
に従来のものと同じである。
また分割可動棚個々の載荷重の違いにより起
動および停止の際に列のバラツキが生じたり、
あるいは自動制御走行装置の故障が生じたとき
は、手動制御走行に切換えることにより個々の
分割可動棚を同時または別々に自由に走行させ
ることができるので便利である。
さらに1台の可動棚を複数の分割可動棚に分
割しているので、第3図Bに示す如く建屋内部
に柱がある場合でも、配置が比較的自由にで
き、スペース換算の保管効率を良くすることが
できる。
なお、この発明は上記実施例のものに限定され
るものではなく、例えば、書類保管やその他軽量
小型物品保管のあらゆる移動棚にも同様に実施可
能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は従
来例における移動棚の配置図、第3図Aは本発明
に係る実施例における移動棚の配置図、同じくB
は建屋内部に柱のある場合の移動棚の配置図、第
4図は本実施例の部分正面図、第5図は本実施例
の部分側面図、第6図は本実施例に係る可動棚の
台枠平面図、第7図は本実施例の動作を説明する
ための移動棚の配置図、第8図は本実施例の手動
制御用操作盤を示す図、第9図、第10図、第1
1図は本実施例のリレー制御回路を示す図であ
る。 01……倉庫外周、02……柱、03……単式
固定棚、04……複式可動棚、05……レール、
1……倉庫外周、2……柱、3……単式固定棚、
4……複式可動棚列、5……分割複式可動棚、6
……レール、7……車輪、8……台枠、9……ラ
ツク柱、10……ラツク桟、11……主通路、1
2……操作盤、13……ケーブル受けレール、1
4……ケーブルハンガー、15……ケーブル、1
6……プルボツクス、17……渡り線、18……
モータ、19……車軸、20……操作盤、21…
…スナツプスイツチ、22……ON・OFFスナツ
プスイツチ、23……ON・OFFスナツプスイツ
チ、24……ON・OFFスナツプスイツチ、30
……電圧印加リレー回路、31……整流回路、3
2……総括リレー回路、33……非常検出回路、
34……総括非常検出回路、35……過電流防止
回路、36……衝接スイツチリレー回路、37…
…操作補助保持リレー回路、38……操作押ボタ
ンリレー回路、39……走行リレー動作回路、4
0……自動及手動走行リレー動作回路、41……
表示ランプ駆動リレー回路、42……非常用ラン
プ駆動リレー回路、43……モータ駆動監視回
路、A01,A02,A03……第0固定棚、A
11,A12,A13……第1可動棚、A21,
A22,A23……第2可動棚、A31,A3
2,A33……第3可動棚、M11,M12,M
13,M21,M22,M23,M31,M3
2,M33……モータ、SB01〜SB323……
非常検出リミツトスイツチ、PH01〜PH23
……光電スイツチ、LS31,LS32,LS33…
…衝接リミツトスイツチ、PB0,PB1,PB2,
PB3……操作押ボタンスイツチ、L0,L1,
L2,L3……表示ランプ、L0S,L1S,L
2S,L3S……フリツカーランプ、CS……キ
ースイツチ、LP……電源ランプ、CSR,CSL…
…キースイツチ接点、TR……トランス、SRF…
…整流器、TH11〜TH33……過電流防止接
点、SB0X,SB1X,SB2X,SB3X……非
常検出リレー、MS……総括リレー、STP……過
電流防止リレー、SBX1……総括非常検出リレ
ー、PH01X〜PH33X……衝接検知リレー、
PB0X1〜PB3X1……操作補助保持リレー、
PBX1……スタートリレー、PBX2……ストツ
プリレー、IX1……インターロツクリレー、M
11R1〜M33R1……右方走行リレー、M1
1L1〜M33L1……左方走行リレー、M11
R2〜M33R2……右方走行マグネツト、M1
1L2〜M33L2……左方走行マグネツト、
PB0X2,PB1X2,PB2X2,PB3X2…
…操作押ボタン補助保持リレー、MX……モータ
駆動監視リレー、T……走行制限用タイマー、
FR……フリツカーリレー、S11〜S33……
非常用移動補助スイツチ接点、S1R〜S3R…
…非常用右方移動接点、S1L〜S1L……非常
用左方移動接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 集束時にそれぞれ相隣る間口が衝接し、かつ
    奥行方向に移動可能なように配設された単位棚群
    のうち、任意の相隣る単位棚間に通路に相当する
    空間を形成しうるように構成された移動棚におい
    て、各単位棚を間口方向の任意の同じ位置で任意
    の間隔をあけて分割された同一列の複数の分割単
    位棚Aから構成される単位棚列Bと、自動制御モ
    ードと手動制御モードとを切換えるモード切換手
    段Cと、各単位棚列ごとに設けられ自動制御操作
    手段Eおよび手動制御操作手段Fの2操作手段を
    有する操作装置Dと、同操作装置Dからの信号を
    入力して自動制御モードにおいて単位棚列B単位
    の所要組合せによる移動を制御するとともに手動
    制御モードにおいて分割単位棚A単位の単独また
    は任意の組合せによる移動を制御する駆動制御手
    段Gと、分割単位棚Aそれぞれに設けられ前記駆
    動制御手段Gによる制御を受けて各分割単位棚A
    を独立に駆動する駆動手段Hとよりなることを特
    徴とする移動棚。
JP59169292A 1984-08-15 1984-08-15 移動棚 Granted JPS6151403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59169292A JPS6151403A (ja) 1984-08-15 1984-08-15 移動棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59169292A JPS6151403A (ja) 1984-08-15 1984-08-15 移動棚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6151403A JPS6151403A (ja) 1986-03-13
JPH0327447B2 true JPH0327447B2 (ja) 1991-04-16

Family

ID=15883810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59169292A Granted JPS6151403A (ja) 1984-08-15 1984-08-15 移動棚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6151403A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717606A (ja) * 1993-07-02 1995-01-20 Murata Mach Ltd 移動棚システム
JPH0741111A (ja) * 1993-07-26 1995-02-10 Murata Mach Ltd 移動棚システム
JP4937788B2 (ja) * 2007-02-26 2012-05-23 日本電信電話株式会社 回転装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6151403A (ja) 1986-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960006514B1 (ko) 선반 설비
US3119501A (en) Automatic warehousing system
US3219207A (en) Load sensing automatic storage apparatus
US3240364A (en) Automobile parking installation
JPH0327447B2 (ja)
JPH0445406B2 (ja)
JPH0316806Y2 (ja)
JPH01197210A (ja) 移動棚設備
JP2002045243A (ja) 移動棚システム
JP3180247B2 (ja) 移動棚装置
JPH0789676A (ja) 工事用エレベータの運転制御装置
JPS6216708A (ja) 移動棚の制御装置
JP2727811B2 (ja) 格納設備
JPS623824Y2 (ja)
JPH0631951Y2 (ja) 移動棚装置
JPS59192309A (ja) 移動棚設備
SU1191388A1 (ru) Роликовый конвейер
SU424794A1 (ja)
JPH05178419A (ja) 移動棚の安全装置
JPH10102806A (ja) 機械式駐車装置の昇降制御装置
JPH07179206A (ja) 回転式棚設備
JPH026827Y2 (ja)
JPH01156207A (ja) 移動棚設備
JPH0620161Y2 (ja) 出力レベルと設定項目の選択的表示器
JPH01231702A (ja) 移動棚設備

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees