JP2002045243A - 移動棚システム - Google Patents
移動棚システムInfo
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- JP2002045243A JP2002045243A JP2000232891A JP2000232891A JP2002045243A JP 2002045243 A JP2002045243 A JP 2002045243A JP 2000232891 A JP2000232891 A JP 2000232891A JP 2000232891 A JP2000232891 A JP 2000232891A JP 2002045243 A JP2002045243 A JP 2002045243A
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- shelves
- moving shelf
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Abstract
に移動棚を手動移動することができる移動棚システムを
提供することを課題とする。 【解決手段】 移動棚4の右方の手動移動スイッチを押
すと、移動棚4が右方へ移動を開始すると共に、移動棚
4の右方で且つ移動棚4に順次接近している移動棚5及
び6が共に移動棚4に連動して右方への移動を開始す
る。移動棚6が静止していた移動棚7に接近すると、こ
の移動棚7と移動棚7に接近していた移動棚8とが移動
棚4〜6に連動して自動的に右方へ移動を開始し、移動
棚4〜8が一緒に右方へ移動する。任意の位置で移動棚
4の手動移動スイッチを離せば、移動棚4〜8が停止す
る。
Description
に係り、特に手動操作で移動棚を移動させるための装置
に関する。
ースを図るために、複数の移動棚を並置し、これらの移
動棚を例えば電動式で互いに接近/離間するように移動
して任意の移動棚の間に選択的に作業通路を開く移動棚
システムが用いられている。この種の移動棚システムを
概略的に図6(a)に示す。一対の固定棚1及び2の間
に直線的に図示しないレールが敷設され、このレール上
に複数の移動棚3〜8がそれぞれ移動自在に配置されて
いる。図6(a)には、移動棚6と移動棚7との間及び
移動棚8と固定棚2との間が開かれて、それぞれ作業通
路が形成された状態が示されている。この作業通路にフ
ォークリフトや作業者が入って荷の出し入れ作業が行わ
れる。他の棚に対して作業を行う場合には、レールに沿
って移動棚3〜8を適宜移動させて新たな作業通路を形
成する。
等により通常の自動運転を行うことができない場合に、
手動操作にて移動棚を強制的に移動させる手動移動が行
われていた。この手動移動においては、各移動棚に設け
られたサブパネルの手動移動スイッチを押している間、
移動棚が移動する。
台ずつしか移動させることができず、停止中の移動棚を
隣の移動棚で押すようなことはできない。このため、例
えば、図6(a)の状態から移動棚3と移動棚4との間
に作業通路を形成する場合には、まず、現在の作業通路
に面した移動棚6を右方へ移動させて図6(b)のよう
に移動棚7に隣接させた後、今度は移動棚5を右方へ移
動させて図6(c)のように移動棚6に隣接させ、さら
に移動棚4を右方へ移動させて図6(d)のように移動
棚5に隣接させる。このように移動棚を一台ずつ移動さ
せるか、あるいは複数の作業者で同時に複数の移動棚を
移動させる必要があり、非常に手間と時間を要するとい
う問題があった。また、各移動棚には、侵入センサやバ
ンパセンサ等の安全センサが取り付けられているが、手
動移動時にはこれらの安全センサがほとんど機能しなく
なるため、多大の注意を払って移動を行わなければなら
ないという問題もあった。
めになされたもので、簡易に且つ短時間でしかも安全に
移動棚を手動移動することができる移動棚システムを提
供することを目的とする。
ステムは、並置された複数の移動棚が互いに接近/離間
するように左右に移動して隣接する移動棚との間に選択
的に作業通路を開く移動棚システムにおいて、各移動棚
は手動移動用の左方及び右方の一対の手動移動スイッチ
を有し、いずれかの移動棚の手動移動スイッチを押して
手動移動させると、その移動棚の進行方向において接近
する他の移動棚が順次連動して同一方向へ移動するもの
である。
を検知する接近センサを有し、手動移動される移動棚が
その進行方向において他の移動棚に接近したことを接近
センサにより検知すると、他の移動棚が同一方向に手動
移動されるように構成することができる。好適には、各
移動棚は手動移動時にも有効な安全センサを有してい
る。また、手動移動された移動棚が移動範囲端に接近す
ると減速停止するように構成することが好ましい。
付図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1を参照してこの発明の実施の形態1
に係る移動棚システムを説明する。図1(a)に示され
るように、一対の固定棚1及び2の間に直線的に図示し
ないレールが敷設され、このレール上に複数の移動棚3
〜8がそれぞれ移動自在に配置されている。移動棚6と
移動棚7との間及び移動棚8と固定棚2との間が開かれ
て、それぞれ作業通路が形成されている。
は、レール9上に載せられる台車10と、台車10上に
組み立てられたラック11とを有している。台車10に
は、レール9上を走行するための、モータを用いた図示
しない駆動部が配設され、一方、ラック11には、その
両側からそれぞれ荷12を載せられるように棚が形成さ
れている。ラック11の背面側端面上部の左右両端にド
グ13と隣接する移動棚のドグ13の接近を検出する接
近センサ14とが設けられている。
テム全体の動作制御を行うためのメインパネル15が設
けられている。また、各移動棚3〜8にはそれぞれサブ
パネル16が設けられており、このサブパネル16に図
3に示されるように手動移動用の左方及び右方の一対の
手動移動スイッチ17及び18が設けられている。これ
らの手動移動スイッチ17及び18は、押している間だ
け作動し、押していた手を離すと作動状態が解除される
スイッチである。手動移動の際にいずれかの移動棚の手
動移動スイッチ17あるいは18が押されると、サブパ
ネル16の緑色ランプが点滅してその移動棚が移動する
だけでなく、手動移動スイッチ17あるいは18によっ
て指定された進行方向の側に接近状態にある移動棚が全
て連動して同一方向に移動するように構成されている。
移動棚の接近状態は、接近センサ14が隣接する移動棚
のドグ13を検出することにより検知される。
19、バンパセンサ20等の安全センサが取り付けられ
ている。図4に示されるように、侵入センサ19は互い
に隣接する移動棚の間に形成された通路内に作業者が侵
入することを検知し、バンパセンサ20は各移動棚の台
車10の移動方向の面に配置されて移動棚が荷や作業者
に接近したことを検知し、それぞれ移動棚の移動を停止
させたり警報を発するために使用される。
テムの動作について説明する。図1(a)のように移動
棚6と移動棚7との間及び移動棚8と固定棚2との間に
それぞれ作業通路が形成されている状態から、手動移動
により移動棚3と移動棚4との間に作業通路を形成しよ
うとする場合には、移動棚4のサブパネル16の右方の
手動移動スイッチ18を押す。これにより、移動棚4が
右方へ移動を開始すると共に、移動棚4の右方で且つ移
動棚4に接近している移動棚5、さらに移動棚5に接近
している移動棚6が共に移動棚4に連動して右方への移
動を開始する。すなわち、移動棚4の手動移動スイッチ
18を押すだけで、図1(b)に示されるように、移動
棚4〜6が一緒に右方へ移動する。
静止していた移動棚7に接近してこれらの間で接近セン
サ14がドグ13を検出すると、この移動棚7も移動棚
4〜6に連動して自動的に右方へ移動を開始する。さら
に、このとき移動棚8が移動棚7と接近状態にあったの
で、移動棚8も連動して右方へ移動を開始する。従っ
て、移動棚4〜8が一緒に右方へ移動することとなる。
任意の位置で移動棚4の手動移動スイッチ18を離せ
ば、図1(d)に示されるように、移動棚4〜8が停止
する。
スイッチ18を押すだけで、簡易に且つ短時間で移動棚
3と移動棚4との間に作業通路を形成することができ
る。さらに、この手動移動が行われる間、各移動棚の侵
入センサ19、バンパセンサ20等の安全センサが有効
に作動している。このため、他の作業者が通路に侵入し
たり、棚から落下した荷12等の異物が通路内に存在す
る場合には、安全センサが作動して手動移動している移
動棚が停止し、安全性が向上する。また、手動移動する
移動棚が隣接する移動棚に接近すると、その移動棚が連
動して自動的に移動するため、移動棚同士の衝突が防止
される。
実施の形態2に係る移動棚システムを説明する。この実
施の形態2においては、手動移動された移動棚が移動範
囲端である固定棚1あるいは2に接近すると減速停止す
るように構成されている。例えば、図5(a)に示され
るように移動棚3を左方へ手動移動させる場合、図5
(b)に示されるように移動棚3が左端の固定棚1に接
近してこれらの間で接近センサ14がドグ13を検出す
ると、移動棚3は自動的に減速して図5(c)のように
停止する。この状態で、移動棚3の左方の手動移動スイ
ッチ17を再度押しても、移動棚3は移動しない。同様
に、図5(c)のように移動棚4〜8が互いに接近状態
にあり、しかも移動棚8が右端の固定棚2に接近してい
る場合、移動棚4〜8のいずれの右方の手動移動スイッ
チ18を押しても、移動棚4〜8は移動しない。
路を形成している移動棚は移動不可の状態となってお
り、手動移動させる移動棚に対してこのような移動不可
の移動棚も移動範囲端となる。そこで、固定棚1あるい
は2に接近した場合に限らず、手動移動された移動棚が
インターロックがかけられた作業通路を形成している移
動棚に接近した場合も減速停止するように構成されてい
る。このように、手動移動された移動棚が移動範囲端に
接近すると自動的に減速停止するように構成されている
ので、移動棚と固定棚あるいは移動不可状態の移動棚と
の衝突が防止される。なお、固定棚の代わりに、例えば
レール9の端部にストッパが設けられていてもよい。こ
の場合にも、ストッパにドグ13や接近センサ14を取
り付けることにより、手動移動された移動棚がストッパ
に接近すると自動的に減速停止するように構成すること
ができる。
の移動棚が配列された例について述べたが、移動棚の個
数はいくつであってもよい。また、各移動棚がレール上
を走行する移動棚システムについて述べたが、これに限
るものではなく、レールを有しない移動棚システムにこ
の発明を適用することもできる。
ば、いずれかの移動棚を手動移動させると、その移動棚
の進行方向において接近する他の移動棚が順次連動して
同一方向へと移動するので、簡易に且つ短時間で移動棚
を移動させることができる。また、各移動棚が手動移動
時にも有効な安全センサを有していれば、手動移動時の
安全性が向上する。
ムの手動移動時の動作を段階的に示す図である。
す図である。
動時の動作を段階的に示す図である。
段階的に示す図である。
台車、11 ラック、12 荷、13 ドグ、14 接
近センサ、15 メインパネル、16 サブパネル、1
7,18 手動移動スイッチ、19 侵入センサ、20
バンパセンサ。
Claims (4)
- 【請求項1】 並置された複数の移動棚が互いに接近/
離間するように左右に移動して隣接する移動棚との間に
選択的に作業通路を開く移動棚システムにおいて、 各移動棚は手動移動用の左方及び右方の一対の手動移動
スイッチを有し、 いずれかの移動棚の手動移動スイッチを押して手動移動
させると、その移動棚の進行方向において接近する他の
移動棚が順次連動して同一方向へ移動することを特徴と
する移動棚システム。 - 【請求項2】 各移動棚は隣接する移動棚に接近したこ
とを検知する接近センサを有し、手動移動される移動棚
がその進行方向において他の移動棚に接近したことを接
近センサにより検知すると、他の移動棚が同一方向に手
動移動される請求項1に記載の移動棚システム。 - 【請求項3】 各移動棚は手動移動時にも有効な安全セ
ンサを有する請求項1または2に記載の移動棚システ
ム。 - 【請求項4】 手動移動された移動棚は移動範囲端に接
近すると減速停止する請求項1〜3のいずれか一項に記
載の移動棚システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000232891A JP2002045243A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 移動棚システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000232891A JP2002045243A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 移動棚システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002045243A true JP2002045243A (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=18725499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000232891A Pending JP2002045243A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 移動棚システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002045243A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004175569A (ja) * | 2002-11-12 | 2004-06-24 | Kongo Co Ltd | 移動棚の制御方法 |
JP2005095332A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Kongo Co Ltd | 電動式移動棚 |
JP2017081655A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-05-18 | 金剛株式会社 | 移動棚装置 |
CN108146959A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-06-12 | 柳州高新区欧亚自动化设备有限责任公司 | 智能仓库系统 |
CN108437878A (zh) * | 2018-05-14 | 2018-08-24 | 安吉智能物联技术有限公司 | 一种车载华容道式自动立体库 |
-
2000
- 2000-08-01 JP JP2000232891A patent/JP2002045243A/ja active Pending
Cited By (7)
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CN108437878B (zh) * | 2018-05-14 | 2023-11-10 | 安吉智能物联技术有限公司 | 一种车载华容道式自动立体库 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090402 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090929 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100209 |