JP2000128306A - 物品保管設備 - Google Patents

物品保管設備

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JP2000128306A JP10305093A JP30509398A JP2000128306A JP 2000128306 A JP2000128306 A JP 2000128306A JP 10305093 A JP10305093 A JP 10305093A JP 30509398 A JP30509398 A JP 30509398A JP 2000128306 A JP2000128306 A JP 2000128306A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品保管棚の物品搬出入部に外部から物品を
搬入するための受入れ口から他物が進入したときに搬送
装置の作動を停止させる異常監視処理の停止期間を短く
する。 【解決手段】 管理手段SCが、物品移載装置9を備え
て物品Lの入出庫を行う搬送装置ST作動を管理して、
物品の入出庫を管理すると共に、前記異常監視処理を実
行する物品保管設備において、管理手段SCは、物品を
入庫させるときに、搬送装置STに対して物品搬出入部
LTへの移動を指示した後、搬送装置STから物品搬出
入部LTへの移動が完了したことを示す移動完了信号を
受け取るに伴って、前記異常監視処理を停止して物品搬
出入部LTへの物品の搬入作業を許容し、且つ、その搬
入作業が終了したことを示す作業完了信号を受信するに
伴って、前記異常監視処理を再開するように構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品収納部を上下
方向及び横方向に複数並べて備えた物品保管棚と、この
物品保管棚に対する物品搬出入部及び前記各物品収納部
と自己との間で物品の移載を行う物品移載装置が備えら
れて、前記物品搬出入部と前記各物品収納部との間で、
物品を搬送する搬送装置と、前記物品搬出入部に対して
入庫する物品を外部から搬入する受入れ口から、前記物
品搬出入部への他物の進入を検出するための進入検出手
段と、前記搬送装置の作動を管理して、前記物品の入出
庫を管理すると共に、前記進入検出手段が他物の進入を
検出するに伴って、前記搬送装置の作動を停止させる異
常監視処理を実行する管理手段とが設けられた物品保管
設備に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる物品保管設備は、搬送装置にて、
物品保管棚の各物品収納部と物品搬出入部との間で物品
を搬送して、物品保管棚への物品の入庫と物品保管棚か
らの物品の出庫とを行うものであるが、搬送装置に備え
られた物品移載装置の移載対象となる物品搬出入部に他
物が進入したり、その物品搬出入部から更に搬送装置の
移動空間にまで他物が進入することも考えられ、その進
入した他物と物品移載装置を含む搬送装置とが接触し
て、搬送装置を損傷するおそれもある。そのため、物品
搬出入部に対して入庫する物品を外部から搬入する受入
れ口から、物品搬出入部への他物の進入を検出するため
の進入検出手段が備えられ、搬送装置の作動並びに物品
の入出庫を管理する管理手段が、進入検出手段が他物の
進入を検出するに伴って、搬送装置の作動を停止させる
異常監視処理を実行する。
【0003】このような異常監視処理を行うについて
は、物品保管棚に入庫する物品を上記受入れ口から物品
搬出入部に搬入する作業が上記進入検出手段の検出にか
かることがあるため、その搬入作業の際には、上記異常
監視処理が実行されないようにその処理を停止する必要
がある。従来は、この異常監視処理の停止を、作業者が
上記管理手段に対して物品の搬入作業を開始する旨の情
報を入力操作した時点で行うものとしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、作業者が搬入作業を開始する旨の情報を入
力操作しても、例えば、搬送装置が先に指示された入出
庫作業を行っている場合等、搬送装置の作動状況によっ
ては直ちに物品搬出入部への物品の搬入作業を開始する
ことができない場合もあり、異常監視処理を停止する期
間が必要以上に長くなってしまう場合があった。本発明
は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的
は、異常監視処理の停止期間を短くする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、管理手段は、例えば作業者の入力
操作等により物品の入庫作業を指示されると、搬送装置
に対して物品搬出入部にある物品の入庫を指令する。こ
の入庫の指令において、搬送装置は、物品搬出入部への
移動が指示され、物品搬出入部へ移動すると共に、その
移動が完了して物品の移載が可能となったときに、管理
手段に対して移動完了信号を送信する。
【0006】管理手段は、進入検出手段の検出情報に基
づいて、物品搬出入部にそれの受入れ口から他物が進入
すると搬送装置の作動を停止させる異常監視処理を実行
しているのであるが、上記の移動完了信号を受信するに
伴って異常監視処理を停止して物品搬出入部への物品の
搬入作業を許容する。そして、物品搬出入部への物品の
搬入作業が終了して、その搬入作業が終了したことを示
す作業完了信号を受信するに伴って、上記異常監視処理
を再開し、搬出入部の受入れ口から他物が進入した場合
は搬送装置の作動を停止させる。従って、搬送装置が作
動中に上記異常監視処理が停止されるようなことがな
く、搬送装置が物品搬出入部に対して移載作業の準備が
できた段階で上記異常監視処理を停止するので、異常監
視処理の停止期間を短くすることができる。
【0007】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、管理手段は、異常監視処理を停止してからの経
過時間を計時する計時手段の検出情報に基づいて、計時
手段による計時時間が設定時間に達するまでに、作業完
了信号を受信しないときには、設定時間に達するに伴っ
て異常監視処理を再開する。従って、搬送装置から移動
完了信号を受信して、異常監視処理を停止した後、何ら
かの理由により作業完了信号が受信されない状態が設定
時間継続すると、異常監視処理を再開して、異常監視処
理を停止する期間が必要以上に長くなるのを防止するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の物品保管設備の実
施の形態を図面に基づいて説明する。物品保管設備LS
は、図1(イ)に示すように、物品Lの出し入れ側が向
かい合う状態で配置された一対の物品保管棚1a,1b
と、その一対の物品保管棚1a,1bに対して物品Lの
入出庫を行うための搬送装置としてのスタッカクレーン
STと、スタッカクレーンSTの作動を管理して、物品
Lの入出庫を管理する管理手段としての棚管理装置SC
と、物品保管棚1a,1bの横幅方向の側部に位置する
物品搬出入部LTに配置される一対の固定荷受け台10
とが備えられて構成されている。尚、図1(イ)におい
ては、スタッカクレーンSTを図示するために、物品保
管棚1aの一部を切り欠いて示している。物品保管棚1
a,1bの夫々は、物品Lを載置支持するための支持杆
3aが左右一対に備えられた物品収納部3を上下方向及
び横方向に複数並べて構成されている。
【0009】スタッカクレーンSTは、一対の物品保管
棚1a,1bの間の空間を走行通路とするクレーン本体
部2と、走行通路の床面に敷設されてクレーン本体部2
を走行案内する走行レール7と、天井側においてクレー
ン本体部2を案内する案内レール8とが備えられて構成
されている。スタッカクレーンSTのクレーン本体部2
は、走行レール7上を走行する走行台車5に2本の昇降
マスト4aが立設され、その2本の昇降マスト4aの上
端を案内レール8に案内される上部梁4bにて連結して
構成され、更に、上記2本の昇降マスト4aに昇降案内
される昇降台6が備えられている。
【0010】昇降台6には、物品保管棚1a,1bの各
物品収納部3及び固定荷受け台10と自己との間で物品
Lの移載を行う物品移載装置としてのスライドフォーク
装置9が備えられている。搬送装置であるスタッカクレ
ーンSTは、走行レール7等に案内された走行台車5の
走行移動、昇降マスト4aに案内された昇降台6の昇降
移動及びスライドフォーク装置9による移載動作によ
り、物品搬出入部LTの固定荷受け台10と各物品収納
部3との間で、物品Lを搬送する。
【0011】物品搬出入部LTの固定荷受け台10の側
脇及び棚管理装置SCの両側脇には柵11が設置される
と共に、固定荷受け台10の一側にはその柵11が設け
られずに開放されて物品搬出入部LTに対する物品Lの
搬出入口10aが形成されている。従って、この搬出入
口10aは、物品搬出入部LTに対して入庫する物品L
を外部から搬入する受入れ口INとして機能する。この
搬出入口10aには、物品搬出入部LTへの他物の進入
を検出する進入検出手段ISが設けられている。進入検
出手段ISは、図1(ロ)に示すように、搬出入口10
aの両脇に設置されたポール12に、上下2段に水平方
向に検出光を投射するものと、その2段の検出光に挟ま
れる上下範囲内において、互いに交差するように斜め方
向に検出光を投射するものの、計4組の光学式センサ1
3が取付けられて構成されている。進入検出手段ISの
検出情報は、図2のブロック図に示すように、棚管理装
置SCに入力される。
【0012】次に棚管理装置SCによる、上記進入検出
手段ISの検出情報に基づく制御を概略的に説明する。
棚管理装置SCは、何れかの検出光が他物によって遮ら
れたことを進入検出手段ISが検出すると、その検出情
報を割り込み入力として受け付け、直ちにスタッカクレ
ーンSTに作動の停止を指令する異常監視処理を割り込
み処理として実行する。但し、作業者が、フォークリフ
ト等により、搬出入口10aから入庫する物品Lを固定
荷受け台10に搬入する場合、及び、スタッカクレーン
STにて物品収納部3から固定荷受け台10に搬送され
た出庫する物品Lを搬出入口10aから搬出する場合
は、その搬出入作業により上述の異常監視処理が実行さ
れないように異常監視処理を停止する。この異常監視処
理の停止は、物品Lの搬入又は搬出を行う受入れ口IN
に対応する進入検出手段ISの検出情報の受け付けを禁
止することにより行うが、二つの進入検出手段ISの夫
々に対して別個に割り込み入力が設定され、且つ、夫々
別個に割り込み禁止をかけるように構成して、割り込み
禁止によって上記停止の処理を行っても良い。
【0013】以下、棚管理装置SCの制御作動の一部を
示す図3及び図4のフローチャートと、クレーン本体部
2に備えられて、それの作動を制御するクレーン制御装
置2aが実行する制御作動の一部を示す図5のフローチ
ャートとに基づいて説明する。棚管理装置SCは、図3
及び図4に示す処理を繰り返し実行し、その時点でスタ
ッカクレーンSTが入出庫作業中でなく(ステップ#
1)、入出庫要求が指示入力されていれば(ステップ#
2)、その指示に応じて、クレーン制御装置2aに対し
て入庫対象又は出庫対象の物品収納部3と二つの固定荷
受け台10のうちの何れを対象とするかとを指定して入
出庫の指示を出す(ステップ#3)。
【0014】尚、スタッカクレーンSTが入出庫作業中
か否かは、上記のようにクレーン制御装置2aに対して
入出庫の指示を出した後、クレーン制御装置2aから入
出庫作業の完了信号を受信するまでの期間であるか否か
によって判断する。又、棚管理装置SCに対する入出庫
要求の指示入力は、棚管理装置SCに備えられた操作卓
14から入力され、複数の入庫及び出庫の指示を記憶さ
せておくことができ、棚管理装置SCは、この指示が複
数あるときは、古い順から順次処理していく。入出庫要
求の指示入力には、単純な入庫及び出庫の指示の他に、
物品収納部3の物品Lを固定荷受け台10に搬送し、そ
の物品Lに対して作業者がピッキング作業や補充作業等
を行った後に、その物品Lを元の物品収納部3に戻す一
時出庫を指示することも可能であり、この一時出庫が指
示されたときは、指示された物品収納部3の物品Lにつ
いての出庫と入庫とを連続して記憶する。
【0015】クレーン制御装置2aは、棚管理装置SC
から上記の入出庫の指示を受けると、図5に示す処理を
実行する。先ず、入庫の場合について説明する。入庫の
場合は、昇降台6の位置が最初の目標位置すなわち固定
荷受け台10に対する移載用位置に到達するまで、走行
台車5に備えられる走行モータM1及び昇降モータM2
を作動させて、走行台車5を走行させ、昇降台6を昇降
させる(ステップ#30,#31)。最初の目標位置が
固定荷受け台10であるので、棚管理装置SCに対して
物品搬出入部LTへの移動が完了したことを示す移動完
了信号を送信し(ステップ#32,#33)、棚管理装
置SCから移載指令を受信するまで待機する(ステップ
#34)。移動完了信号は、図6(イ)の「移動完了信
号」に示すように、移動完了信号線を「OFF」出力か
ら「ON」出力に切り換えることにより送信する。
【0016】棚管理装置SCは、入庫作業中において
(ステップ#4)、この移動完了信号を受信すなわち移
動完了信号線の「OFF」から「ON」への切り換わり
を検知すると(ステップ#5)、内臓している計時手段
としてのタイマTMによる計時を開始すると共に、図6
(イ)において符号Aで示すタイミングで、入庫する物
品Lを搬入する受入れ口INについての進入検出手段I
Sの検出情報の基づく上記異常監視処理を停止する(ス
テップ#6,#7)。すなわち、棚管理装置SCは、物
品Lを入庫させるときに、スタッカクレーンSTに対し
て入庫を指令することにより物品搬出入部LTへの移動
を指示した後、スタッカクレーンSTから上記移動完了
信号を受信するに伴って、上記異常監視処理を停止して
物品搬出入部LTへの物品Lの搬入作業を許容する。そ
して、棚管理装置SCは、搬入作業を許容する状態とし
たことを、図示しないランプや音声等によって案内する
(ステップ#8)。
【0017】作業者は、この案内に従ってフォークリフ
ト等によって、入庫する物品Lを固定荷受け台10上に
載置する搬入作業を行い、搬入作業を終了すると、図示
しない作業完了ボタンを押し操作する。この作業者によ
る搬入作業の間、進入検出手段ISの検出情報自体は、
図6(イ)において「進入検出」として示すように変動
するが、何ら影響を与えない。上記の作業完了ボタンの
押し操作は、棚管理装置SCに作業完了信号として入力
され(ステップ#9)、図6(イ)において符号Bで示
すタイミングで上記異常監視処理を再開すると共に(ス
テップ#10)、スタッカクレーンSTに対して移載指
令を送信する(ステップ#11)。クレーン制御装置2
aは、この移載指令を受信すると(ステップ#34)、
スライドフォーク装置9により移載動作を開始する前
に、移載動作を開始する旨の信号を送信(ステップ#3
5)した後、スライドフォーク装置9を出退作動させて
物品Lを受け取り(ステップ#36)、スライドフォー
ク装置9が引退して移載完了後に移載動作を終了した旨
の信号を送信する(ステップ#37)。
【0018】この移載動作の開始と終了を示す信号は、
図6(イ)及び(ロ)において「移載信号」として示す
ように、クレーン制御装置2aから棚管理装置SCへの
移載信号線を、「OFF」出力から「ON」出力に切換
えることによって移載動作の開始を送信し、「ON」出
力から「OFF」出力に切換えることによって移載動作
の終了を送信する。
【0019】固定荷受け台10の物品Lを受け取ると、
その物品Lを降ろす二番目の目標位置となる物品収納部
3に移動した後、スライドフォーク装置9を作動させて
物品Lを移載する(ステップ#38〜#42)。この場
合も、スライドフォーク装置9による移載の前後に上述
と同様の移載動作を開始する旨の信号と移載動作を終了
した旨の信号を送信する。指定された物品収納部3への
物品Lの移載作業を終了すると、入出庫作業の完了信号
を棚管理装置SCに送信する(ステップ#43)。
【0020】一方、棚管理装置SCは、図3のフローチ
ャートのステップ#7において異常監視処理を停止した
後、タイマTMの計時時間が設定時間に達するまでに、
作業者が作業完了ボタンを押し操作せず、作業完了信号
を受信しないときには(ステップ#9,#12)、その
時点の入庫処理の再設定を含む復帰処理要求を棚管理装
置SCのCRTに画面表示して、上記異常監視処理を再
開する(ステップ#13,#14)と共に、図3及び図
4に示す「入出庫処理」を停止する。
【0021】次に、出庫の場合について説明する。クレ
ーン制御装置2aは、出庫の場合においては、昇降台6
を最初の目標位置すなわち出庫対象として指定された物
品収納部3に対する移載用位置に移動させて、スライド
フォーク装置9にてその物品収納部3の物品Lを受取る
(ステップ#30〜#37)。この後、二番目の目標位
置である固定荷受け台10に対する移載用位置に移動し
(ステップ#38,#39)、スライドフォーク装置9
により移載動作を開始する前に、移載動作を開始する旨
の信号を送信(ステップ#40)した後、スライドフォ
ーク装置9を出退作動させて物品Lを固定荷受け台10
へ移載し(ステップ#41)、移載動作の完了後に移載
動作を終了した旨の信号を送信する(ステップ#4
2)。そして、この移載動作の終了によって出庫作業が
完了するので、棚管理装置SCに入出庫作業の完了信号
を送信する(ステップ#43)。
【0022】棚管理装置SCは、出庫作業中において
(ステップ#4)、上記移載動作を終了した旨の信号を
受信すると、すなわち、移載信号線の「ON」から「O
FF」への切換わりを検知すると(ステップ#15)、
その移載動作が固定荷受け台10に対するものであれば
(ステップ#16)、タイマTMによる計時を開始する
と共に、図6(ロ)において符号Cで示すタイミング
で、出庫する物品Lを載置した固定荷受け台10につい
ての進入検出手段ISによる上記異常監視処理を停止す
る(ステップ#17,#18)。そして、棚管理装置S
Cは、固定荷受け台10から物品Lを搬出する作業を許
容する状態としたことを、図示しないランプや音声等に
よって案内する(ステップ#19)。
【0023】作業者は、この案内に従ってフォークリフ
ト等によって、固定荷受け台10に載置されている出庫
対象の物品Lを受取り、その搬出作業を終了すると、図
示しない作業完了ボタンを押し操作する。この作業完了
ボタンの押し操作は、棚管理装置SCに作業完了信号と
して入力され(ステップ#20)、図6(ロ)において
符号Dで示すタイミングで、上記異常監視処理を再開す
る(ステップ#21)。
【0024】一方、棚管理装置SCは、図4のフローチ
ャートのステップ#18において異常監視処理を停止し
た後、タイマTMの計時時間が設定時間に達するまで
に、作業者が作業完了ボタンを押し操作せず、作業完了
信号を受信しないときには(ステップ#20,#2
2)、その時点の出庫処理の再設定を含む復帰処理要求
を棚管理装置SCのCRTに画面表示して、上記異常監
視処理を再開する(ステップ#21)と共に、図3及び
図4に示す「入出庫処理」を停止する。
【0025】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 上記実施の形態では、物品Lを搬送する搬送装置と
して、床面に敷設された走行レール7上を、昇降台6を
昇降自在に支持する走行台車5が走行する形式のスタッ
カクレーンSTを例示しているが、例えば、スライドフ
ォーク装置等の物品移載装置を備えた台車を、物品保管
棚1a,1bの横幅方向略全幅に亘って移動操作自在に
支持する案内レールを設けて、その案内レールを昇降駆
動する構成とする等、搬送装置の具体構成は種々変更可
能である。
【0026】 上記実施の形態では、搬送装置に備え
られる物品移載装置としてスライドフォーク装置9を例
示しているが、例えば、物品Lの一部と係合するフック
を物品収納部3等に向けて出退自在に備えて、フックと
物品Lの一部とを係合させた状態で、物品収納部3と昇
降台6との間で移動させる構成とする等、物品移載装置
の具体構成は種々変更可能である。 上記実施の形態では、受入れ口INから物品搬出入
部LTへの他物の進入を検出する進入検出手段ISを、
検出光が他物により遮られることにより、他物の存在を
検出する光学式センサを用いて構成しているが、例え
ば、可倒式の検出片を備えた接触スイッチを複数並べて
配置する等、進入検出手段ISの具体構成は種々変更可
能である。
【0027】 上記実施の形態では、物品搬出入部L
Tに固定荷受け台10を設置する場合を例示している
が、可動式の荷受け台、コンベアを備えたもの、あるい
は、旋回台を備えたもの等、種々の形式のものを設置す
る場合に適用できる。 尚、物品搬出入部LTにコンベアを備えて、物品搬出入
部LTに搬入される物品Lが、コンベアに搬送されて受
け入れ口INを通過する場合においては、物品搬出入部
LTへの物品Lの搬入作業が終了したことを示す作業完
了信号は、そのコンベアの制御装置や上位の管理用コン
ピュータ等から棚管理装置SCに入力されるように構成
するほかに、受入れ口INの物品Lの通過を検出できる
進入検出手段ISの検出情報を利用して、作業完了信号
として棚管理装置SCに入力されるように構成しても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる物品保管設備の外
観斜視図
【図2】本発明の実施の形態にかかるブロック構成図
【図3】本発明の実施の形態にかかるフローチャート
【図4】本発明の実施の形態にかかるフローチャート
【図5】本発明の実施の形態にかかるフローチャート
【図6】本発明の実施の形態にかかる信号説明図
【符号の説明】
IS 進入検出手段 LT 物品搬出入部 SC 管理手段 ST 搬送装置 TM 計時手段 1a,1b 物品保管棚 3 物品収納部 9 物品移載装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品収納部を上下方向及び横方向に複数
    並べて備えた物品保管棚と、 この物品保管棚に対する物品搬出入部及び前記各物品収
    納部と自己との間で物品の移載を行う物品移載装置が備
    えられて、前記物品搬出入部と前記各物品収納部との間
    で、物品を搬送する搬送装置と、 前記物品搬出入部に対して入庫する物品を外部から搬入
    する受入れ口から、前記物品搬出入部への他物の進入を
    検出するための進入検出手段と、 前記搬送装置の作動を管理して、前記物品の入出庫を管
    理すると共に、前記進入検出手段が他物の進入を検出す
    るに伴って、前記搬送装置の作動を停止させる異常監視
    処理を実行する管理手段とが設けられた物品保管設備で
    あって、 前記管理手段は、前記物品を入庫させるときに、前記搬
    送装置に対して前記物品搬出入部への移動を指示した
    後、前記搬送装置から前記物品搬出入部への移動が完了
    したことを示す移動完了信号を受け取るに伴って、前記
    異常監視処理を停止して前記物品搬出入部への物品の搬
    入作業を許容し、且つ、その搬入作業が終了したことを
    示す作業完了信号を受信するに伴って、前記異常監視処
    理を再開するように構成されている物品保管設備。
  2. 【請求項2】 前記異常監視処理を停止してからの経過
    時間を計時する計時手段が設けられ、 前記管理手段は、前記計時手段による計時時間が設定時
    間に達するまでに、前記作業完了信号を受信しないとき
    には、前記設定時間に達するに伴って前記異常監視処理
    を再開するように構成されている請求項1記載の物品保
    管設備。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019112217A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 台湾大福高科技設備股▲分▼有限公司 物品搬送設備

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