JP3179613B2 - 光学機器 - Google Patents

光学機器

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JP3179613B2
JP3179613B2 JP2901093A JP2901093A JP3179613B2 JP 3179613 B2 JP3179613 B2 JP 3179613B2 JP 2901093 A JP2901093 A JP 2901093A JP 2901093 A JP2901093 A JP 2901093A JP 3179613 B2 JP3179613 B2 JP 3179613B2
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吉彦 今野
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  • Lens Barrels (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラレンズ等の光学
機器の可動レンズの位置制御に関するもので、特にズー
ミング、フォーカシング操作時に用いられ、操作上の違
和感を少なくしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ等のパワーズームレ
ンズ鏡筒等では、ズーミング操作部の入力信号に応じ
て、ズームモーターを駆動して光軸方向に可動なレンズ
を規制しているカム環等を回転させることによって焦点
距離を変化させており、焦点距離の変化はカム環のカム
溝の形状に左右されていた。
【0003】そこで、特開昭63−167335公報の
ようにカム溝形状を直線にすることで焦点距離の変化を
ズーミング時間に対して一定にするという提案がなされ
ている。
【0004】また、特開平3−200127号公報によ
れば、ビデオレンズのズーム位置に応じて駆動電圧を広
角側で増大させ、望遠側で減少させる提案もされてお
り、特開平1−161325号公報では操作手段の操作
速度に応じてフォーカシングレンズの駆動速度を変化さ
せるという提案もなされている。
【0005】また、特開昭61−196214号公報で
はレンズ情報に応じてレンズの駆動制御を変えるという
提案もなされている。
【0006】一方、従来、回転操作される手動操作部材
の回転を検出し、光学系をモーターで駆動する装置とし
て、次のような技術が提案されている。
【0007】特開昭63−89825号公報では、手動
操作部材への入力を回転角当りのパルス信号としてカウ
ントし、光学系のフォーカス部材を動かすモーターにエ
ンコーダーを設け、前述したカウント量もしくはカウン
ト量に比例した量だけ、モーターのエンコーダー出力を
見てモーターを駆動すると言うパワーフォーカス装置が
提案されている。
【0008】特開平1−161325号公報では、手動
操作部材の回転量と回転速度を検出し、この値を元にモ
ーターの駆動量を切り換えるパワーフォーカス装置が提
案されている。
【0009】特開平1−182812号公報では、手動
操作部材の回転速度を検出し、この値を元に、モーター
駆動出力の高低レベルを選択的に設定するパワーフォー
カス装置が提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のズーミング時間に対して焦点距離変化が一定であ
るものでは、広角側では撮影領域が急激に変化してしま
い、またズームモーターの駆動電圧を広角側で増大させ
るものも同様に、風景を撮影したい時等、微妙な撮影領
域の選定が難しく、変化が急激で自分の撮影したい画角
で止めにくい。また駆動をパルス制御にて行った場合、
広角側でステップ駆動が目立つという問題点があった。
【0011】焦点距離変化を一定にするためにカム環の
カム溝の形状を直線にしたものでは、カム溝形状に制約
が無いものに比べて、光学性能上で従来のものより劣っ
たり、設計上難易度が高くなったりするという問題点が
あった。
【0012】また、レンズ情報に応じて駆動制御を変え
るという提案もあるが操作部の速度を考慮した制御を行
っていないため、撮影者の意図している操作と実際のレ
ンズ駆動において違和感が生じる。
【0013】一方、通常のズームレンズでは被写体距離
によって焦点距離が変化してしまうため被写体距離によ
って撮影者のズーミング操作感も変化してしまうという
問題点があった。
【0014】また、操作部の操作速度の他に別のパラメ
ーター、例えば操作量、焦点距離、被写体距離のパラメ
ーターを使用してのレンズの位置制御方法については未
だ開示されていない。
【0015】また、従来の回転操作される手動操作部材
の回転を検出し、光学系をモーターで駆動する装置にあ
っては、手動操作部材の入力タイミングと実際にモータ
ーの駆動完了するタイミングの時間差についての考慮が
なされていないため、次に示すような問題点が避け難か
った。
【0016】1.手動操作部材からの動作指示信号によ
るモーター駆動の完了前に新しい動作指示信号が投入さ
れると前の動作の完了前に新しい動作シーケンスに移行
する事となり、動作が不安定になりやすい。
【0017】2.手動操作部材からの動作指示信号によ
るモーター駆動の完了前に新しい動作指示信号が投入さ
れると前の動作の完了前に新しい動作シーケンスに移行
する事となり、動作パターンのトレースに不具合が生じ
てしまう。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、焦点距離
を変化させる際に光軸方向に移動する変倍レンズと、
記変倍レンズの位置から焦点距離を検知するための焦点
距離検知手段と、前記変倍レンズを駆動するズーム駆動
手段と、前記ズーム駆動手段を制御するための制御信号
を生成するために手動操作されるズーム操作部材と、
記ズーム操作部材の操作速度、操作量、操作方向を検出
するズーム操作検出手段と、フォーカシングのために光
軸方向に移動するフォーカスレンズと、前記フォーカス
レンズの位置から被写体距離を検出する被写体距離検出
手段とを有する光学機器において、焦点距離位置毎であ
って且つ前記ズーム操作部材の操作速度毎と、被写体距
離毎に設定された前記変倍レンズの移動すべき駆動量に
関する情報を記憶した記憶テーブルを有し、前記ズーム
操作検出手段で検出の前記操作速度と、前記焦点距離位
置、前記被写体距離に対応した前期記憶テーブルに記憶
された駆動量に基づいて、前記ズーム操作部材の操作量
に対する前記ズーム駆動手段の駆動量を可変にしたこと
を特徴とする。
【0019】第2の発明は、上記第1の発明で、前記ズ
ーム駆動手段は前記変倍レンズの駆動量に応じたパルス
数を発生するパルス発生手段を有し前記ズーム操作部
材は操作量に応じた数のパルスを発生し、且つ所定時間
あたりのパルス数を計測することにより操作速度を検出
可能とし、前記記憶テーブルには、前記ズーム操作部材
の操作速度毎に前記ズーム操作検出手段が発生する単
位パルスあたりの前記変倍レンズを駆動すべき駆動パル
ス数が記憶されていることを特徴とする。
【0020】第3の発明は、フォーカシングの為に光軸
方向に移動するフォーカスレンズと、前記フォーカスレ
ンズの位置から被写体距離を検知するための被写体距離
検知手段と、前記フォーカスレンズを駆動するフォーカ
ス駆動手段と、前記フォーカス駆動手段を制御するため
の制御信号を生成するために手動操作されるフォーカス
操作部材と、前記フォーカス操作部材の操作速度、操作
量、操作方向を検出するフォーカス操作検出手段と、焦
点距離を変化させる際に光軸方向に移動する変倍レンズ
と、前記変倍レンズの位置から焦点距離を検出する焦点
距離検出手段とを有する光学機器において、被写体距離
毎であって且つ前記フォーカス操作部材の操作速度毎と
焦点距離毎に設定された前記フォーカスレンズの移動す
べき駆動量に関する情報を記憶した記憶テーブルを有
し、前記フォーカス操作検出手段で検出の前記操作速
度、前記焦点距離、前記被写体距離に対応した前期記憶
テーブルに記憶された駆動量に基づいて、前記フォーカ
ス操作部材の操作量に対する前記フォーカス駆動手段の
駆動量を可変にしたことを特徴とする。
【0021】第4の発明は、上記第3の発明で、前記フ
ォーカス駆動手段は前記フォーカスレンズの駆動量に応
じたパルス数を発生するパルス発生手段を有し、前記フ
ォーカス操作部材は操作量に応じた数のパルスを発生
し、且つ所定時間あたりのパルス数を計測することによ
り操作速度を検出可能とし、前記記憶テーブルには前記
フォーカス操作部材の操作速度毎に前記フォーカス操作
検出手段が発生する単位パルスあたりの前記フォーカス
レンズを駆動すべき駆動パルス数が記憶されていること
を特徴とする。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるズームレンズ
鏡筒を組み込んだ光学機器の構成図である。
【0026】図1において、1はズーミング操作を行う
マニュアルズームリング(以下MZリングと称す)であ
り、端がなくエンドレスに回転できる回転操作部であ
る。2はMZリング検知手段で、MZリング1の回転方
向、操作量(回転角)及び回転速度を検知し、この情報
をCPU5に伝達する。3はフォーカシング操作を行う
マニュアルフォーカシングリング(以下MFリングと称
す)であり、MZリング1と同様にエンドレスに回転で
きる回転操作部である。4はMFリング検知手段で、M
Fリング3の回転方向、操作量(回転角)及び回転速度
を検知し、この情報をCPU5に伝達する。
【0027】7はズーミングモーター駆動回路であり、
CPU5からの情報に応じてズーミングモーター8を駆
動する。ズーミングモーター8の駆動軸にはギア9が取
り付けてあり、前記ギア9はズームカム環11の一部に
設置されているギア部11aと噛み合っている。
【0028】また、ズーミングモーター8の駆動軸には
パルス板10が設置されており、このパルス板から得ら
れるパルス信号をパルスカウンター6でパルス数をカウ
ントすることによりズーミングモーターの駆動量を検出
し、CPU5にその信号を伝達する。
【0029】14はフォーカシングモーター駆動回路で
あり、CPU5からの情報に応じてフォーカシングモー
ター15を駆動する。フォーカシングモーター15の駆
動軸にはギア16が取り付けてあり、前記ギア16はフ
ォーカシングカム環18の一部に設置されてあるギア部
18aと噛み合っている。
【0030】また、フォーカシングモーター15の駆動
軸にはパルス板17がズーミングモーターと同様に設置
されており、このパルス板17から得られるパルス信号
をパルスカウンター13でパルス数をカウントすること
によりフォーカシングモーターの駆動量を検出し、CP
U5にその信号を伝達する。
【0031】なお、それぞれのカム環11,18は光軸
中心に回転することにより不図示のレンズ群を光軸方向
に進退させて焦点距離や合焦位置を変化させる。
【0032】12は焦点距離検出手段であり、カム環1
1の回転角を検知することによって、現在の焦点距離を
検出する。19はフォーカシングレンズ位置検出手段で
あり、カム環18の回転角によって現在のフォーカシン
グレンズ位置を検出する。本実施例ではこのフォーカシ
ングレンズ位置検出手段からの信号により被写体距離
(合焦距離)を検知している。20は公知の合焦状態検
知手段であり合焦状態信号をCPU5に伝達する。
【0033】21は多目的操作部であり、撮影者自らが
制御に味付けが出来るようになっている。具体的には駆
動量自体をこの操作量に応じたパルス数分、プラスある
いはマイナスにシフトすることが可能である。つまりM
Zリング1の操作量(回転角)と焦点距離変化の関係
(図5)を撮影者の好みに応じて味付けができるように
なっている。22は選択手段であり駆動モードを撮影者
の好みに応じて選択できるようになっている。
【0034】尚、本実施例では合焦レンズ群と、ズーミ
ングレンズ群の位置制御はそれぞれ別個のカム環で制御
されるようになっている光学系である。またMZリング
1、MFリング3にパルス発生装置が取り付けてあり、
MZリング1、MFリング3の回転操作によってパルス
が発生し、このパルス数をMZリング検知手段3とMF
リング検知手段4がカウントすることによって、ズーミ
ング操作量、フォーカシング操作量を検知し、パルス間
隔を測ることによってそれぞれの回転速度を検知する。
【0035】尚、本実施例のレンズは焦点距離が28〜
80mmのズームレンズである。
【0036】次にズーミングに関してのレンズ位置制御
について説明する。
【0037】図2はズーミングに関してのレンズ位置制
御について簡単に関係を示したものであり、MZリング
1の操作量(回転角)変化と焦点距離の変化のプログラ
ム線図を表したものである。
【0038】直線51はMZリング1の操作量(回転
角)の変化と焦点距離の変化が一定である焦点距離変化
率一定モードを示している。
【0039】曲線52はMZリング操作量(回転角)の
変化と画角の変化が一定である画角変化率一定モードを
示している。
【0040】以上の線図51,52についての関係を基
に、MZリング1の操作速度、焦点距離、画角の関係を
含めて示したものが図3である。
【0041】図3は被写体距離が無限位置の時における
MZリングの操作量(回転角)、操作速度、焦点距離、
被写界画角の関係を表したものであり、横軸はMZリン
グ1の操作量(回転角)、縦軸はそれぞれ・は焦点距
離、・は被写界画角である。
【0042】図3上の点は28mm,34.5mm,4
1mm,47.5mm,54mm,60.5mm,67
mm,73.5mm,80mmの焦点距離の時を示して
いる。
【0043】図3内のグラフで実線で表されているプロ
グラム線図は通常のプログラム、点線で表されているプ
ログラム線図は、MZリング1を早く回した時(以後、
高速時と表現する)のプログラム、一点鎖線で表されて
いるプログラム線図はMZリング1をゆっくり回した時
(以後、低速時と表現する)のプログラムであり、それ
ぞれパルス間隔が高速時は5msec以下の時、低速時
は50msec以上の時にCPU5の判断で自動的に選
択される様になっている。
【0044】この速度切換えの基準のパルス間隔の時間
はレンズによって変わり操作部材の径や一周当りの総パ
ルス数によって変化する。
【0045】以上のような図3に表されているプログラ
ム線図のように制御を実行するために、本実施例ではM
Zリング1の回転に応じて駆動するズーミングモーター
8の駆動量(パルスで検出)をその操作による駆動開始
時の焦点距離に応じて変化させることで前記のようなプ
ログラムを実行するようにしている。
【0046】また、一般に被写体距離が変化すると焦点
距離にも変化が生じたり被写界深度に変化が生じ、操作
手段の操作感が被写体距離によって変化するため、被写
体距離によってズーミングモーターの駆動量も可変にし
た方がよいことが知られている。本実施例のレンズでは
同じ駆動量の時では至近に近づくに従って焦点距離変化
が緩くなるため、至近付近で駆動量を増加させている。
この関係を図3の画角変化率一定モードの駆動制御を基
にして表現したものが図4である。このような駆動制御
を行うことによって操作手段の操作量(回転角)に対す
る焦点距離の変化量を被写体距離等によって差がでない
ように制御している。
【0047】図4においてX軸はズーミングレンズの位
置を示し、Y軸はマニュアルズーム敏感度(SMZ)を
示している。マニュアルズーム敏感度はMZリング1の
操作部周上の移動量(操作量)に対して変化する焦点距
離の変化量である。Z軸は被写体距離を示している。
【0048】図4の実線で表されている曲面は被写体距
離によって駆動量を変化させないときであり、図5で示
してある駆動量(パルス数)での制御を行った場合の関
係を表したものが点線で示してある曲面である。従って
本実施例では実線の曲面を点線の曲面のように補正する
ようにレンズの駆動制御を行う。
【0049】図5は上記の関係の制御を行うときのズー
ミングモーターの駆動量をMZリング1によって発生す
るパルスの1パルスに対する駆動パルスを表したもので
ある。
【0050】画角変化率一定モードで、被写体距離が無
限の時の動作を例にとると、焦点距離が28mm〜3
4.5mmの間は、MZリング1によって発生する1パ
ルスに対して通常で4パルス、高速時で8パルス、低速
時2パルス分ズーミングモーターを駆動するということ
である。同様に34.5〜41mmの間は通常5パル
ス、高速時は10パルス、低速時は3パルス駆動する。
以下図5に示してある数値のパルス数分駆動すると、そ
れぞれのモードに見合った駆動制御が行える。
【0051】尚、本実施例では、カム環の回転角変化と
焦点距離変化を一定としたカム形状のため、焦点距離変
化率一定モード時では、焦点距離によってズーミングモ
ーターの駆動パルス数が変化していない。
【0052】しかし、更に高倍率なレンズ等のようにカ
ム溝形状に規制がなく、自由に設計、設定できる方が設
計の自由度が増し、光学性能の良いレンズになるような
ものについてはカム溝形状を自由に設計し、前記焦点距
離変化率一定モード時には、焦点距離によって駆動パル
スを変化させれば良い。従って他のモードにおいてもこ
の焦点距離変化率一定モード時の焦点距離によるパルス
の変化分を図3の他のモード時の駆動パルスに掛け合わ
せることで同様のプログラムを実行できることは当然で
ある。
【0053】また多目的操作部21によりCPU5内に
記憶されているプログラムテーブルの値を撮影者自らの
好みに応じてテーブルの駆動量全体を操作量に応じた
分、パルス数をプラスあるいはマイナスにシフトするこ
とが可能である。つまりMZリング1の操作量(回転
角)と焦点距離変化の関係を撮影者の好みに応じて味付
けができるようになっている。
【0054】図6により本実施例のパワーズームレンズ
鏡筒をカメラに装着した時の一連の動作を説明する。
【0055】パワーズームレンズ鏡筒を装着したカメラ
のメインスイッチをONすることによりSTARTから
起動する。
【0056】#101で選択手段22によって選択され
ているモードを検知し、#102へ進む。尚、メインス
イッチON後この選択手段22が操作される前は前回選
択されていたモードに初期設定される。
【0057】#102で、#101で検知したモードが
焦点距離変化率一定モードであるか否かを判別し、焦点
変化率一定モードの時#103へ進み、焦点距離変化率
一定モードでない時、#109へ進む。
【0058】#103でCPU5内に記憶されているプ
ログラムの焦点距離変化率一定モードのプログラムテー
ブルを選択し以降これに従って制御を行う。
【0059】#109でも同様にCPU5内に記憶され
ているプログラムの画角変化率一定モードのプログラム
テーブルを選択し以降これに従って制御を行う。
【0060】#104、#110、ではカム環11の回
転角により、焦点距離を焦点距離検出手段12にて検知
し、それぞれ#105、#111、へと進む。
【0061】#105、#111、ではフォーカシング
レンズの位置をフォーカシングレンズ位置検出手段19
により検出し、テーブル上のとりうる値を選択する。
【0062】#106、#112ではMZリング1が操
作されたか否かを判別し、MZリング1の回転が検知さ
れた時はそれぞれ#107、#113、へ進む。
【0063】MZリング1の回転が検知され無かったと
きは#115へ進む。
【0064】#107、#113、ではMZリング1の
回転によって発生するパルス数、パルスによって判断さ
れる操作方向(回転方向)、及びパルス間隔といったマ
ニュアルズームリング操作状態を検知し、#104、#
110、で検出した焦点距離、#105、#111で検
出したフォーカシングレンズ位置を基にズーミングモー
ター8の駆動量を、図5の関係の通りに駆動させて、そ
れぞれ#108、#114へ進む。
【0065】#108、#114では、#107、#1
13で駆動させたズーミングモーター8が図5の所定の
駆動量に達しているかを判断し、所定の駆動量に達した
ときズーミングモーター8を停止させ、それぞれ#10
4、#110へ進む。
【0066】#115以降はカメラの公知のシャッター
レリーズに関する制御である。
【0067】#115でカメラのシャッターレリーズボ
タンの半押し(SW1ON)を検知しSW1ONが検知
された時#116へ進み、SW1ONが検知されない時
は#101へ進む。
【0068】#116では、公知の測距動作を行い、測
距結果により被写体に合焦させる合焦動作を行う。
【0069】#117では、公知の測光動作を行い、#
116、#104、#110、からの情報を基に最適な
シャッター速度及び絞り値を算出し、#118へ進む。
【0070】#118では#117で算出されたシャッ
タースピード及び絞り値をカメラの表示手段に表示す
る。
【0071】#119ではシャッターレリーズボタンの
全押し(SW2ON)を検知し、SW2ONが検知され
た時#120へ進み、公知のレリーズ動作を行う。SW
2ONが検知されない時は#115へ進む。
【0072】以上のように本実施例は、ズーミング操作
に対して変化する焦点距離の変化のプログラムを複数も
ち、その時の撮影者の撮影したい写真に応じたプログラ
ムを選択できるようにしたため、意図した撮影に適した
ズーミング操作が可能となる。
【0073】例えば風景を撮影したい時は、撮影したい
領域が撮影において重要度を増すため、画角変化率一定
モードを選択した方が操作上適し、また素早く画角変化
を行いたいときはMZ操作部を早く回転することにより
高速駆動に自動的にプログラムが移るため、タイムラグ
を少なくでき撮影者にとって違和感の少ない操作感が得
られるようになる。
【0074】また、カム溝形状に影響を受けないよう通
常撮影時は、焦点距離変化率一定モードにすれば良い。
【0075】尚、本実施例においては焦点距離分割を8
分割、MZリングの回転速度を3速、被写体距離(フォ
ーカシングレンズ位置)分割を3分割とし、それぞれの
テーブルにおいて駆動パルスを変えることによってプロ
グラムを変えたが、プログラムを演算式として持つよう
にしても同様の制御が可能であることは当然であり、ま
た焦点距離の分割数、被写体距離分割を増やしてあるい
は操作開始時の焦点距離によってズーミングモーターの
駆動量を全て違う値にしても構わない。
【0076】また図2,図3,図4におけるプログラム
を実行するに当たり本実施例では駆動パルスを変えるこ
とによって行ったが、レンズの移動速度値、あるいはレ
ンズの駆動電圧値をテーブルの値として持っても同様の
制御を行うことも可能である。
【0077】また他の実施例として、図11のようにズ
ーミングによりフォーカシングレンズが移動するタイプ
のレンズにおいても同様な制御を行うことが可能であ
る。
【0078】図11は1,3群のレンズL1,L3は固
定、2,4群レンズL2,L4でズーミング、4群レン
ズL4でフォーカシングを行うレンズである。
【0079】図12は前記図11のズームレンズを組み
込んだ光学機器の構成図であるL1〜L4はそれぞれの
1群〜4群レンズ群を表している。
【0080】31はMZリング、32はMZリング検知
手段で、MZリング31の操作量(回転角)、操作速
度、操作方向等を検知しCPU35に情報を伝達する。
33はMFリング、34はMFリング検知手段で、MZ
リング検知手段31と同様にMFリング34の操作量
(回転角)、操作速度、操作方向等を検知しCPU35
に伝達する。
【0081】37はモーターで、周上にねじ溝のある棒
38を回転させることにより、2群のレンズ群L2を移
動させる。また、モーター37は、モーター駆動回路3
6からの信号によって駆動される。同様に41は4群の
レンズ群L4を棒42を回転させることによって移動さ
せるモーターであり、モーター駆動回路40によって駆
動される。39は合焦状態検出手段である。
【0082】44は2群レンズL2の位置を検出するエ
ンコーダーであり、このエンコーダーの出力により焦点
距離を算出する。43は4群レンズL4の位置を検出す
るエンコーダーである。従って被写体距離(合焦動作に
伴う移動量)はエンコーダー44の出力情報と、エンコ
ーダー43の出力情報とからCPU35内で演算して求
めることによってできる。
【0083】45は多目的操作部であり、撮影者自ら制
御に味付けが出来るようになっている。具体的には駆動
量自体をこの操作量に応じたパルス数分、プラスあるい
はマイナスにシフトすることが可能である。つまりMZ
リング31の操作量(回転角)と焦点距離変化の関係
(図5)を撮影者の好みに応じて味付けができるように
なっている。
【0084】46は選択手段であり駆動モードを撮影者
の好みに応じて選択できるようになっている。
【0085】このようにズーミングによっても合焦用の
レンズが移動するレンズタイプにおいても、図1で示し
たようなレンズタイプと同様な制御を行うことが出来
る。
【0086】また、ズーミングによって合焦位置が変化
するバリフォーカルレンズの光学機器等においても、被
写体距離をフォーカシングレンズの位置等で検出するの
ではなく、合焦状態検出手段からの信号を基に制御して
もよい。
【0087】次にフォーカシングに関してのレンズ位置
制御について説明する。
【0088】フォーカシングに関してもズーミングと同
様に、多種のパラメーターによって制御を変えることが
可能である。
【0089】図7は、MFリング3の操作量(回転角)
フォーカシングレンズの位置(被写体距離)、操作速度
の関係を表したものであり、横軸はMFリング3の操作
量(回転角)、縦軸はフォーカシングレンズの位置(被
写体距離)である。
【0090】本実施例ではMFリング3の操作量(回転
角)とフォーカシングレンズの位置(被写体距離)が比
例関係になるように駆動するものとする。
【0091】図7内のグラフで実線で表されているプロ
グラム線図は通常のプログラム、点線で表されているプ
ログラム線図は、MFリング3を早く回した時(以後、
高速時と表現する)のプログラム、一点鎖線で表されて
いるプログラム線図はMFリング3をゆっくり回した時
(以後、低速時と表現する)のプログラムであり、それ
ぞれパルス間隔が高速時は5msec以下の時、低速時
は50msec以上の時にCPU5の判断で自動的に選
択される様になっている。
【0092】図8はこの関係に被写体距離(フォーカシ
ングレンズの位置)を加えて表した関係図である。図8
の実線で表されている曲面は被写体距離による補正をし
ていない状態を駆動特性を表してあり、点線で表してあ
る平面は被写体距離による補正を入れた状態の駆動特性
を表してある。
【0093】一般に被写体距離が至近に近づくにつれて
マニュアルフォーカス敏感度(SMF)の値は下がり、
被写体距離によってフォーカシング操作敏感度が変わる
ため操作感に違和感が生じる。そこで本実施例では図8
の実線の曲面を点線の平面になるように補正を加える。
尚ここでいうマニュアルフォーカス敏感度(SMF)と
はMFリング3の操作部周上の移動量(操作量)に対し
て変化する像面の移動量をいう。
【0094】図9は上記の関係の制御を行うときのフォ
ーカシングモーターの駆動量をMFリング3によって発
生するパルスの1パルスに対する駆動パルスを表したも
のである。
【0095】被写体距離が無限の時の動作を例にとる
と、焦点距離が28mm〜34.5mmの間はMFリン
グ3によって発生する1パルスに対して、通常で4パル
ス、高速時で8パルス、低速時2パルス分フォーカシン
グモーターを駆動するということである。同様に34.
5〜41mmの間は通常5パルス、高速時は10パル
ス、低速時は3パルス駆動する。以下図5に示してある
数値のパルス数分駆動すると、それぞれのモードに見合
った駆動制御が行える。
【0096】図10により本実施例のパワーズームレン
ズ鏡筒をカメラに装着した時のマニュアルフォーカシン
グに関しての一連の動作を説明する。
【0097】パワーズームレンズ鏡筒を装着したカメラ
のメインスイッチをONすることによりSTARTから
起動する。
【0098】#201でCPU5内に記憶されているプ
ログラムのマニュアルフォーカス駆動テーブルを選択し
以降これに従って制御を行う。
【0099】#202ではカム環11の回転角により、
焦点距離を焦点距離検出手段12にて検知し#203、
へと進む。
【0100】#203では18のカム環の回転角により
フォーカシングレンズ位置を19のフォーカシングレン
ズ位置検出手段により検出しテーブル上のとりうる値を
選択する。
【0101】#204ではMFリング3が操作されたか
否かを判別し、MFリング3の回転が検知された時は#
205へ進む。
【0102】MFリング3の回転が検知され無かったと
きは#207へ進む。
【0103】#205ではMFリング3の回転によって
発生するパルス数、パルスによって判断される操作方向
(回転方向)、及びパルス間隔といったフォーカシング
リング操作状態を検知し、#202で検出した焦点距
離、#203で検出したフォーカシングレンズ位置を基
にフォーカシングモーター15の駆動量を図9の関係の
通りに駆動させて、#206へ進む。
【0104】#206では、#205で駆動させたフォ
ーカシングモーター15が図9の所定の駆動量に達して
いるかを判断し、所定の駆動量に達したときフォーカシ
ングモーター15を停止させ、#202へ進む。
【0105】#207以降はカメラの公知のシャッター
レリーズに関する制御である。
【0106】#207でカメラのシャッターレリーズボ
タンの半押し(SW1ON)を検知し、SW1ONが検
知された時#208へ進み、SW1ONが検知されない
時は#201へ進む。
【0107】#208では、公知の測距動作を行い、測
距結果により被写体に合焦させる合焦動作を行う。
【0108】#209では、公知の測光動作を行い、#
202、#2303、#208からの情報を基に最適な
シャッター速度及び絞り値を算出し、#210へ進む。
【0109】#210では#209で算出されたシャッ
タースピード及び絞り値をカメラの表示手段に表示す
る。
【0110】#211ではシャッターレリーズボタンの
全押し(SW2ON)を検知し、SW2ONが検知され
た時#202へ進み、公知のレリーズ動作を行う。SW
2ONが検知されない時は#207へ進む。
【0111】以上のような図7,図8,図9,図10に
表されているプログラムを実行するために本実施例で
は、MFリング3の回転に応じて駆動するフォーカシン
グモーター15の駆動量(パルスで検出)をその操作開
始時の焦点距離とその操作時と操作速度に応じて変化さ
せることで、前記のようなプログラムを実行するように
し、フォーカシング操作に対して変化する被写体距離の
変化を可変にし、その時の撮影者の撮影したい状況に応
じた制御を行う。
【0112】また、MF操作部を早く回転することによ
り高速駆動に自動的にプログラムが移るためタイムラグ
を少なくでき、撮影者にとって違和感の少ない操作感が
得られるようになる。
【0113】なお、本実施例においては焦点距離分割を
8分割、MFリングの回転速度を3速、被写体距離(フ
ォーカシングレンズ位置)分割を3分割とし、それぞれ
のテーブルにおいて駆動パルスを変えることによってプ
ログラムを変えたが、プログラムを演算式として持つよ
うにしても同様の制御が可能であることは当然であり、
また焦点距離の分割数、被写体距離分割を増やしてもあ
るいは操作開始時の焦点距離によってフォーカシングモ
ーターの駆動量を全て違う値にしても構わない。
【0114】また図7,図8,図9,図10のプログラ
ムを実行するに当たり本実施例では駆動パルスを変える
ことによって行ったが、レンズの移動速度値、あるいは
レンズの駆動電圧値をテーブルの値として持っても同様
の制御を行うことも可能である。
【0115】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の光学機器
によれば、ズーミングやフォーカシング操作に対して光
軸方向に移動するズームレンズ、フォーカスレンズの駆
動制御を、操作部材の操作量,操作速度,操作方向だけ
ではなく、ズームレンズの焦点距離位置と被写体距離
も加味し、前記操作速度と前記焦点距離位やレンズ位
置に対応した記憶テーブルに記憶された駆動量と更に前
記操作量と前記操作方向に基づいて駆動手段を制御する
ようにしたので、焦点距離や被写体距離によって違和感
の少ない操作性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す概略ブロック図。
【図2】第1実施例のズーミング駆動の基本プログラム
線図。
【図3】第1実施例のMZリングの回転角に対する関係
図。
【図4】第1実施例におけるマニュアルズーム敏感度
(SMZ)、焦点距離、被写体距離の関係図。
【図5】第1実施例におけるズーミングに関するプログ
ラムを実行するためのパルス数の関係図。
【図6】第1実施例におけるズーミング動作を表すフロ
ーチャート。
【図7】第1実施例におけるフォーカシングのレンズ駆
動に関する関係図。
【図8】第1実施例におけるマニュアルズーム敏感度
(SMF)、焦点距離、被写体距離の関係図。
【図9】第1実施例におけるフォーカシングに関するプ
ログラムを実行するためのパルス数の関係図。
【図10】第1実施例におけるフォーカシング動作を表
すフローチャート。
【図11】第2実施例のズームレンズの概略構成を示す
図。
【図12】第2実施例の概略ブロック図。
【符号の説明】
1…MZリング 2…MZリング検
知手段 3…MFリング 4…MFリング検
知手段 5…CPU 6…パルスカウンタ
ー 7…モーター駆動回路 8…ズーミングモ
ーター 9…ギア 10…パルス板 11…ズームカム環 12…焦点距離検
出手段 13…パルスカウンター 14…モーター駆
動回路 15…フォーカシングモーター 16…ギア 17…パルス板 18…フォーカシ
ングカム環 19…フォーカシングレンズ位置検出手段 20…合焦状態検出手段 21…多目的操作
部 31…MZリング 32…MZリング
検知手段 33…MFリング 34…MFリング
検知手段 35…CPU 36…モーター駆動
回路 37…モーター 38…棒 39…合焦状態検出手段 40…モーター駆
動回路 41…モーター 42…棒 43…エンコーダー 44…エンコーダ
ー 45…多目的操作部 46…選択手段 22…選択手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−161325(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/04 - 7/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点距離を変化させる際に光軸方向に移
    動する変倍レンズと、前記変倍レンズの位置から焦点距
    離を検知するための焦点距離検知手段と、前記変倍レン
    ズを駆動するズーム駆動手段と、前記ズーム駆動手段を
    制御するための制御信号を生成するために手動操作され
    ズーム操作部材と、前記ズーム操作部材の操作速度、
    操作量、操作方向を検出するズーム操作検出手段と、フ
    ォーカシングのために光軸方向に移動するフォーカスレ
    ンズと、前記フォーカスレンズの位置から被写体距離を
    検出する被写体距離検出手段とを有する光学機器におい
    て、焦点距離位置毎であって且つ前記ズーム操作部材の操作
    速度毎と、被写体距離毎に設定された前記変倍レンズの
    移動すべき駆動量に 関する情報を記憶した記憶テーブル
    を有し、前記ズーム操作検出手段で検出の前記操作速度
    と、前記焦点距離位置、前記被写体距離に対応した前期
    記憶テーブルに記憶された駆動量に基づいて、前記ズー
    ム操作部材の操作量に対する前記ズーム駆動手段の駆動
    量を可変にしたことを特徴とする光学機器。
  2. 【請求項2】 前記ズーム駆動手段は前記変倍レンズの
    駆動量に応じたパルス数を発生するパルス発生手段を有
    前記ズーム操作部材は操作量に応じた数のパルスを
    発生し、且つ所定時間あたりのパルス数を計測すること
    により操作速度を検出可能とし、 前記記憶テーブルには、前記ズーム操作部材の操作速度
    毎に前記ズーム操作検出手段が発生する単位パルスあ
    たりの前記変倍レンズを駆動すべき駆動パルス数が記憶
    されていることを特徴とする請求項1に記載の光学機
    器。
  3. 【請求項3】 フォーカシングの為に光軸方向に移動す
    フォーカスレンズと、前記フォーカスレンズの位置か
    ら被写体距離を検知するための被写体距離検知手段と
    前記フォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動手段
    と、前記フォーカス駆動手段を制御するための制御信号
    を生成するために手動操作されるフォーカス操作部材
    と、前記フォーカス操作部材の操作速度、操作量、操作
    方向を検出するフォーカス操作検出手段と焦点距離を
    変化させる際に光軸方向に移動する変倍レンズと、前記
    変倍レンズの位置から焦点距離を検出する焦点距離検出
    手段 とを有する光学機器において、被写体距離毎であって且つ前記フォーカス操作部材の操
    作速度毎と焦点距離毎に設定された前記フォーカスレン
    ズの移動すべき駆動量に関する情報を記憶した 記憶テー
    ブルを有し、前記フォーカス操作検出手段で検出の前記
    操作速度、前記焦点距離、前記被写体距離に対応した前
    期記憶テーブルに記憶された駆動量に基づいて、前記フ
    ォーカス操作部材の操作量に対する前記フォーカス駆動
    手段の駆動量を可変にしたことを特徴とする光学機器。
  4. 【請求項4】 前記フォーカス駆動手段は前記フォーカ
    スレンズの駆動量に応じたパルス数を発生するパルス発
    生手段を有し、前記フォーカス操作部材は操作量に応じ
    数のパルスを発生し、且つ所定時間あたりのパルス数
    を計測することにより操作速度を検出可能とし、 前記記憶テーブルには前記フォーカス操作部材の操作速
    度毎に前記フォーカス操作検出手段が発生する単位パル
    スあたりの前記フォーカスレンズを駆動すべき駆動パル
    ス数が記憶されていることを特徴とする請求項3に記載
    の光学機器。
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