JPH01319717A - 光学機器におけるレンズ位置制御装置 - Google Patents
光学機器におけるレンズ位置制御装置Info
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- JPH01319717A JPH01319717A JP15418588A JP15418588A JPH01319717A JP H01319717 A JPH01319717 A JP H01319717A JP 15418588 A JP15418588 A JP 15418588A JP 15418588 A JP15418588 A JP 15418588A JP H01319717 A JPH01319717 A JP H01319717A
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Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はカメラや観測機器等の光学機器におけるレンズ
位置制御装置に関するものである。
位置制御装置に関するものである。
[従来の技術]
従来、ビデオカメラに搭載されているズームレンズは第
9図に示されるように4群のレンズ群から構成されてい
るものが一般的であった。
9図に示されるように4群のレンズ群から構成されてい
るものが一般的であった。
第9図において、1はレンズ鏡胴の先端に配置された焦
点合わせの為の1群レンズF、2は変倍を行うためのバ
リエータレンズである2群レンズ■、3は変倍動作後に
焦点を正しく結ばせるためのコンベンセータレンズであ
る3群レンズC,4は結像させるためのリレーレンズで
ある4群レンズR5である。なお、第7図は該ズームレ
ンズの焦点距離がワイド端(最短)状態であり、且つ(
1)距離の被写体に合焦している図であり、以下、各レ
ンズ群の動き方の説明の為に、ここではこの状態の1群
レンズF、2群レンズV及び3群レンズCの位置をそれ
ぞれ零(0)位置と考えることとする。
点合わせの為の1群レンズF、2は変倍を行うためのバ
リエータレンズである2群レンズ■、3は変倍動作後に
焦点を正しく結ばせるためのコンベンセータレンズであ
る3群レンズC,4は結像させるためのリレーレンズで
ある4群レンズR5である。なお、第7図は該ズームレ
ンズの焦点距離がワイド端(最短)状態であり、且つ(
1)距離の被写体に合焦している図であり、以下、各レ
ンズ群の動き方の説明の為に、ここではこの状態の1群
レンズF、2群レンズV及び3群レンズCの位置をそれ
ぞれ零(0)位置と考えることとする。
第10図乃至第12図は該ズームレンズにおいて、各レ
ンズ群FNRの位置変化と該ズームレンズの焦点距離も
しくは被写体距離との関係を示したものである。以下に
は、これらの図を参照して該ズームレンズの特性を説明
する。
ンズ群FNRの位置変化と該ズームレンズの焦点距離も
しくは被写体距離との関係を示したものである。以下に
は、これらの図を参照して該ズームレンズの特性を説明
する。
第10図(a)は第2群レンズ■を光軸に沿って移動さ
せた位置を横軸にとり、該ズームレンズの焦点圧11f
を縦軸にとって第2群レンズ■を移動させた時に焦点圧
111fがどのように変化するかを示したグラフである
。なお、Wは該ズームレンズの焦点距離が最も短くなっ
たワイド状態を表わし、Tは該ズームレンズの焦点距離
が最も長くなったテレ状態を表わす。
せた位置を横軸にとり、該ズームレンズの焦点圧11f
を縦軸にとって第2群レンズ■を移動させた時に焦点圧
111fがどのように変化するかを示したグラフである
。なお、Wは該ズームレンズの焦点距離が最も短くなっ
たワイド状態を表わし、Tは該ズームレンズの焦点距離
が最も長くなったテレ状態を表わす。
第10図(b)は3群レンズCの光軸方向の位置を横軸
にとり、縦軸に該ズームレンズの焦点圧!!1llfを
とって第3群レンズCの位置の変化に対する焦点距離f
の変化を表わしたグラフである。
にとり、縦軸に該ズームレンズの焦点圧!!1llfを
とって第3群レンズCの位置の変化に対する焦点距離f
の変化を表わしたグラフである。
第11図は被写体までの距1m(メートル)の逆数を横
軸にとり、縦軸には第1群レンズFを光軸方向に沿って
前方移動させた時の位置をとって第1群レンズFの位置
の変化に対する被写体距離の変化を示した図である。
軸にとり、縦軸には第1群レンズFを光軸方向に沿って
前方移動させた時の位置をとって第1群レンズFの位置
の変化に対する被写体距離の変化を示した図である。
第12図は第1群レンズFを光軸方向に沿って前方移動
させた時の位置を縦軸にとり、横軸に該ズームレンズの
焦点距離fをとって第ルンズ群の位置と焦点圧@fどの
関係を示すとともに被写体までの距離が1m、2m、3
m、(1)の各場合について第ルンズ群Fの位置を例示
したグラフである。
させた時の位置を縦軸にとり、横軸に該ズームレンズの
焦点距離fをとって第ルンズ群の位置と焦点圧@fどの
関係を示すとともに被写体までの距離が1m、2m、3
m、(1)の各場合について第ルンズ群Fの位置を例示
したグラフである。
以上の各図から、公知のズームレンズには次のような特
性のあることがわかる。すなわち、第11図及び第12
図から明らかであるように、被写体距離が変らない場合
にはズーミングを行って焦点距離を変化させた時にも第
1群レンズFを移動させる必要がないため第2群レンズ
Vと第3群レンズCとを第10図の特性に従って連動さ
せればよいので各レンズの位置制御が比較的簡単であり
、その位置制御をカム等の機械的制御機構で行うことが
できるという長所がある。
性のあることがわかる。すなわち、第11図及び第12
図から明らかであるように、被写体距離が変らない場合
にはズーミングを行って焦点距離を変化させた時にも第
1群レンズFを移動させる必要がないため第2群レンズ
Vと第3群レンズCとを第10図の特性に従って連動さ
せればよいので各レンズの位置制御が比較的簡単であり
、その位置制御をカム等の機械的制御機構で行うことが
できるという長所がある。
第13図は公知のズームレンズの2群レンズ2(バリエ
ータレンズ)と3群レンズ3(コンベンセータレンズ)
との連動機構を示した図である。同図において、5は2
群レンズ2を保持している2群レンズ保持枠、6は3群
レンズ3を保持している3群レンズ保持枠、7及び8は
該レンズ保持枠5及び6を光軸に沿って案内するガイド
バー、9は該レンズ保持枠5及び6に突設されたビン5
a及び6aを挿入するカム溝9a及び9bが周面に穿設
されているカム筒、10はカム筒の外周に嵌装されると
ともにレンズ鏡胴などの静止部材に固定された固定筒、
11はカム筒9に連結部11aで固定されるとともに固
定筒10の外周面に対して相対回転のみ可能に嵌装され
たズーム操作環である。ズーミング時にズーム操作環1
1が回転されるとカム筒9も回転され、その結果、カム
溝9a内でのピン5aの相対位置とカム溝9b内でのピ
ン6aの相対位置とが変化するため2群レンズ保持枠5
と3群レンズ保持枠6がそれぞれ光軸方向に沿って相対
静動されることになる。
ータレンズ)と3群レンズ3(コンベンセータレンズ)
との連動機構を示した図である。同図において、5は2
群レンズ2を保持している2群レンズ保持枠、6は3群
レンズ3を保持している3群レンズ保持枠、7及び8は
該レンズ保持枠5及び6を光軸に沿って案内するガイド
バー、9は該レンズ保持枠5及び6に突設されたビン5
a及び6aを挿入するカム溝9a及び9bが周面に穿設
されているカム筒、10はカム筒の外周に嵌装されると
ともにレンズ鏡胴などの静止部材に固定された固定筒、
11はカム筒9に連結部11aで固定されるとともに固
定筒10の外周面に対して相対回転のみ可能に嵌装され
たズーム操作環である。ズーミング時にズーム操作環1
1が回転されるとカム筒9も回転され、その結果、カム
溝9a内でのピン5aの相対位置とカム溝9b内でのピ
ン6aの相対位置とが変化するため2群レンズ保持枠5
と3群レンズ保持枠6がそれぞれ光軸方向に沿って相対
静動されることになる。
しかしながらカム筒を用いる従来公知の制御機構は該カ
ム筒の表金精度やカム溝の加工精度等を極めて高精度に
しなければならないので製造コストが高価であるという
短所もあった。
ム筒の表金精度やカム溝の加工精度等を極めて高精度に
しなければならないので製造コストが高価であるという
短所もあった。
しかも、第11図及び第12図から明らかなように、従
来のズームレンズでは至近距離(たとえば1m以下の)
の被写体にピントを合せるためには1群レンズ1の繰り
出し量を距離の逆数に比例して大きくしなければならず
、レンズ直前にピントを合わせるには無限に近い量だけ
繰り出さなけばならないので至近距離での撮影が不可能
であるという重大な欠点があった。
来のズームレンズでは至近距離(たとえば1m以下の)
の被写体にピントを合せるためには1群レンズ1の繰り
出し量を距離の逆数に比例して大きくしなければならず
、レンズ直前にピントを合わせるには無限に近い量だけ
繰り出さなけばならないので至近距離での撮影が不可能
であるという重大な欠点があった。
それ故、最近では、1群レンズ1を移動させないでピン
ト合せを行うことができる所謂インナーフォーカスタイ
プのズームレンズが提案されている。
ト合せを行うことができる所謂インナーフォーカスタイ
プのズームレンズが提案されている。
このズームレンズの一例は第14図に示すように、1群
レンズ1と2群レンズ2を有しているが、従来のコンペ
ンセータに相当する3群レンズがない、このズームレン
ズでは、1群レンズ1と4群レンズの前方レンズ4A
(R)とが非移動レンズとして構成される一方、2群レ
ンズ2のバリエータは第9図の公知のズームレンズと同
様に焦点距離変更の際に静動されるように構成されてい
る。また、リレーレンズ群4の後方レンズ4B(RR)
は従来のズームレンズのコンペンセータレンズと同様に
焦点調節と補正とを行う機能を有しており、該レンズ4
Bが従来のコンペンセータレンズと同様に光軸に沿って
移動されることによって焦点調節と補正とが行われる。
レンズ1と2群レンズ2を有しているが、従来のコンペ
ンセータに相当する3群レンズがない、このズームレン
ズでは、1群レンズ1と4群レンズの前方レンズ4A
(R)とが非移動レンズとして構成される一方、2群レ
ンズ2のバリエータは第9図の公知のズームレンズと同
様に焦点距離変更の際に静動されるように構成されてい
る。また、リレーレンズ群4の後方レンズ4B(RR)
は従来のズームレンズのコンペンセータレンズと同様に
焦点調節と補正とを行う機能を有しており、該レンズ4
Bが従来のコンペンセータレンズと同様に光軸に沿って
移動されることによって焦点調節と補正とが行われる。
また、インナーフォーカスタイプのズームレンズの別の
構成例としては第17図の様な例が挙げられる。この場
合には4群構成で第2群レンズ2が変倍機能を有するこ
とは第9図の従来の4群ズームと同様である。しかしな
がら第9図と比べて異なっているのは第1群1が固定の
鏡胴101に取付き固定されていることである。
構成例としては第17図の様な例が挙げられる。この場
合には4群構成で第2群レンズ2が変倍機能を有するこ
とは第9図の従来の4群ズームと同様である。しかしな
がら第9図と比べて異なっているのは第1群1が固定の
鏡胴101に取付き固定されていることである。
この為、従来補正の働きのみをしていた第3群レンズ3
が焦点合せの機能をも兼用することとなる。
が焦点合せの機能をも兼用することとなる。
この様なレンズ構成を有するズームレンズでは1群レン
ズ1を移動させない構造であるため、極めて至近距離の
被写体にもピントを合わせることができるが、移動レン
ズである2群レンズ2と第14図のリレー後方レンズ4
B又は17図の場合の3群レンズ3との相対位置関係が
極めて複雑であるため、第13図の如きカム機構等の簡
単な制御機構では2群レンズ2と第14図のリレー後方
レンズ4B又は第17図の3群レンズ3とを制御するこ
とができず、従って、第14図又は第17図に示したレ
ンズ構成のズームレンズを実用化することは機械的機構
のみではきわめて困難であった。
ズ1を移動させない構造であるため、極めて至近距離の
被写体にもピントを合わせることができるが、移動レン
ズである2群レンズ2と第14図のリレー後方レンズ4
B又は17図の場合の3群レンズ3との相対位置関係が
極めて複雑であるため、第13図の如きカム機構等の簡
単な制御機構では2群レンズ2と第14図のリレー後方
レンズ4B又は第17図の3群レンズ3とを制御するこ
とができず、従って、第14図又は第17図に示したレ
ンズ構成のズームレンズを実用化することは機械的機構
のみではきわめて困難であった。
第15図は第14図のズームレンズにおける2群レンズ
(V)の位置を横軸にとり、縦軸にり゛レー後方レンズ
4B(RR)の位置をとって被写体距離毎に両レンズの
相対位置関係を表したグラフであり、第15図から明ら
かなように、両レンズの相対的位置関係は被写体の距離
が艶、3 m、1 m、 0.5m、 0.2m、
0.01mのように変化するにつれて変化するため、両
レンズをカム等の簡単な制御機構によって制御すること
は不可能であることがわかる。
(V)の位置を横軸にとり、縦軸にり゛レー後方レンズ
4B(RR)の位置をとって被写体距離毎に両レンズの
相対位置関係を表したグラフであり、第15図から明ら
かなように、両レンズの相対的位置関係は被写体の距離
が艶、3 m、1 m、 0.5m、 0.2m、
0.01mのように変化するにつれて変化するため、両
レンズをカム等の簡単な制御機構によって制御すること
は不可能であることがわかる。
しかるに最近では焦点面に正しく像が結ばれているか否
かの検出結果に応じてリレー後方レンズ4Bのみを2群
レンズ2に対して制御するという制御方法を採用するこ
とにより第14図のズームレンズを実用化しようとする
提案が行われ、また、この提案に基いて開発された商品
も発表されている。
かの検出結果に応じてリレー後方レンズ4Bのみを2群
レンズ2に対して制御するという制御方法を採用するこ
とにより第14図のズームレンズを実用化しようとする
提案が行われ、また、この提案に基いて開発された商品
も発表されている。
第16図(八)は該提案乃至商品において採用されてい
るレンズ位置制御方法及びレンズ構成を図示した概略図
であり、1は1群レンズ、2は2群レンズ、4Aはリレ
ーレンズの前方レンズ、4Bはリレーレンズの後方レン
ズ、12は焦点面における結像検出手段、13は合焦検
出及び合焦制御のための合焦制御(AF)回路、14は
AF回路13により制御されてリレー後方レンズ4Bの
位置決め及び駆動を行う駆動手段である。
るレンズ位置制御方法及びレンズ構成を図示した概略図
であり、1は1群レンズ、2は2群レンズ、4Aはリレ
ーレンズの前方レンズ、4Bはリレーレンズの後方レン
ズ、12は焦点面における結像検出手段、13は合焦検
出及び合焦制御のための合焦制御(AF)回路、14は
AF回路13により制御されてリレー後方レンズ4Bの
位置決め及び駆動を行う駆動手段である。
第16図(B)〜第16図(D)は自動焦点調節装置の
一例を示すものである。第16図(8)において、17
はビデオカメラの全画面領域を示し、18はその中で測
距の為に信号を取り出す範囲を示し、又19は実際に被
写体が有するコントラストであるとする。第16図(C
)において、(a)がこのコントラスト部分であるとす
ると、(b)はY信号出力であり、(c)はY信号の微
分値を示し、(d)はその絶対値、(e)はピークホー
ルドを行なった信号であり、ここで、高さAがピントの
合っている度合(以下ボケ評価値と称す)を示している
。第16図(D)は縦軸に第9図の1群レンズ1又は第
14図のレンズ4Bのレンズ位置をとり縦軸にボケ評価
値Aをとった・もので、ピークの位置Bで合焦が実現す
る。
一例を示すものである。第16図(8)において、17
はビデオカメラの全画面領域を示し、18はその中で測
距の為に信号を取り出す範囲を示し、又19は実際に被
写体が有するコントラストであるとする。第16図(C
)において、(a)がこのコントラスト部分であるとす
ると、(b)はY信号出力であり、(c)はY信号の微
分値を示し、(d)はその絶対値、(e)はピークホー
ルドを行なった信号であり、ここで、高さAがピントの
合っている度合(以下ボケ評価値と称す)を示している
。第16図(D)は縦軸に第9図の1群レンズ1又は第
14図のレンズ4Bのレンズ位置をとり縦軸にボケ評価
値Aをとった・もので、ピークの位置Bで合焦が実現す
る。
なお、別の改善した方式として、特開昭62−2961
10号、特開昭62−284316号等が提案されてい
る。これは、バリエータレンズと、コンベンセータ及び
フォーカス機能を兼用するレンズの位置情報もしくは、
バリエータレンズと距離操作部材(距離環)の位置情報
に応じて、バリエータレンズの所定移動量に対応するコ
ンベンセータ及びフォーカス機能を兼用するレンズ(以
下、兼用レンズと称す)の単位移動量をメモリーしてお
き、バリエータレンズの所定量移動の度にメモリーされ
た該単位穆動量に基づき兼用レンズの移動を制御するよ
うにしたものである。
10号、特開昭62−284316号等が提案されてい
る。これは、バリエータレンズと、コンベンセータ及び
フォーカス機能を兼用するレンズの位置情報もしくは、
バリエータレンズと距離操作部材(距離環)の位置情報
に応じて、バリエータレンズの所定移動量に対応するコ
ンベンセータ及びフォーカス機能を兼用するレンズ(以
下、兼用レンズと称す)の単位移動量をメモリーしてお
き、バリエータレンズの所定量移動の度にメモリーされ
た該単位穆動量に基づき兼用レンズの移動を制御するよ
うにしたものである。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、第16図(A)に示した公知のズームレンズ
及びレンズ位置制御方式では、結像検出手段12からA
F回路13への入力信号の精度及び速度が高ければ結像
面に生じる映像にボケや歪みが生じることはないが、実
際には測距サイクル等の応答遅れ等にょフてリレー後方
レンズ4Bの制御精度が低くなる可能性が非常に高いの
で、大きなボケを生じやすいという重大な欠点があった
。
及びレンズ位置制御方式では、結像検出手段12からA
F回路13への入力信号の精度及び速度が高ければ結像
面に生じる映像にボケや歪みが生じることはないが、実
際には測距サイクル等の応答遅れ等にょフてリレー後方
レンズ4Bの制御精度が低くなる可能性が非常に高いの
で、大きなボケを生じやすいという重大な欠点があった
。
また、上述改善した方式においては、バリエータレンズ
の所定量のび勤を検出することが前提となる為、高精度
な上記兼用レンズのり動を得るためにはバリエータレン
ズの移動量を極めて細くしていく必要があり、更にほこ
の兼用レンズの移動速度を高速にしないと、発生したボ
ケを補正するにかなりの時間を要することが懸念される
。
の所定量のび勤を検出することが前提となる為、高精度
な上記兼用レンズのり動を得るためにはバリエータレン
ズの移動量を極めて細くしていく必要があり、更にほこ
の兼用レンズの移動速度を高速にしないと、発生したボ
ケを補正するにかなりの時間を要することが懸念される
。
従って、本発明の目的は、測距サイクル等の応答遅れが
あっても、大きなボケを発生させないと共に、バリエー
タの位置の検出をさほど細かくしなくても大きなボケを
発生することがなく、特にバリエータが予め設定された
8!III速度に対しズレを有して移動してもボケの発
生がないズームレンズを構成することのできるレンズ位
置制御装置を提供することである。
あっても、大きなボケを発生させないと共に、バリエー
タの位置の検出をさほど細かくしなくても大きなボケを
発生することがなく、特にバリエータが予め設定された
8!III速度に対しズレを有して移動してもボケの発
生がないズームレンズを構成することのできるレンズ位
置制御装置を提供することである。
[課題を解決するための手段]
本発明のレンズ位置制御装置は、光軸に沿って移動して
変倍作用を行なわせる第1のレンズ群と、変倍時の補正
及び焦点合わせの作用を行なわせる第2のレンズ群と、
該第1のレンズ群の位置及び第2のレンズ群の位置を夫
々検出するレンズ群位置検出手段と、変倍操作の検出に
伴い、該第1及び第2のレンズ群の位置及び速度等を合
焦検出手段からの合焦、非合焦判定に基づきながら制御
する駆動制御手段とを備え、該駆動制御手段は、該第1
及び第2のレンズ群の位置情報及び該第1のレンズ群の
移動速度情報に応じて複数の第2のレンズ群の代表速度
情報を記憶する第2のレンズ群穆勅情報記憶部と、変倍
操作時に該第1のレンズ群及び第2のレンズ群を略同時
に駆動させると共に、該第1のレンズ群の移動速度を検
出して該第1のレンズ群の設定速度に対する速度比を演
算し、演算結果に基づき該第1のレンズ群又は第2のレ
ンズ群の移動速度を補正するレンズ群駆動制御部とを有
することを特徴とするものである。
変倍作用を行なわせる第1のレンズ群と、変倍時の補正
及び焦点合わせの作用を行なわせる第2のレンズ群と、
該第1のレンズ群の位置及び第2のレンズ群の位置を夫
々検出するレンズ群位置検出手段と、変倍操作の検出に
伴い、該第1及び第2のレンズ群の位置及び速度等を合
焦検出手段からの合焦、非合焦判定に基づきながら制御
する駆動制御手段とを備え、該駆動制御手段は、該第1
及び第2のレンズ群の位置情報及び該第1のレンズ群の
移動速度情報に応じて複数の第2のレンズ群の代表速度
情報を記憶する第2のレンズ群穆勅情報記憶部と、変倍
操作時に該第1のレンズ群及び第2のレンズ群を略同時
に駆動させると共に、該第1のレンズ群の移動速度を検
出して該第1のレンズ群の設定速度に対する速度比を演
算し、演算結果に基づき該第1のレンズ群又は第2のレ
ンズ群の移動速度を補正するレンズ群駆動制御部とを有
することを特徴とするものである。
[作 用]
上記した構成の本発明は、第1のレンズ群が設定速度で
移動しない場合でも、その速度比を利用して第2のレン
ズ群の移動速度を補正することにより、第1のレンズ群
の速度ズレがみかけ上補正できることになり、また第1
のレンズ群の移動速度を補正すれば第1のレンズ群の速
度ズレを直接補正することができ、大きなボケを生じる
ことなく合焦状態を維持しなから変倍操作を行なうこと
ができる。
移動しない場合でも、その速度比を利用して第2のレン
ズ群の移動速度を補正することにより、第1のレンズ群
の速度ズレがみかけ上補正できることになり、また第1
のレンズ群の移動速度を補正すれば第1のレンズ群の速
度ズレを直接補正することができ、大きなボケを生じる
ことなく合焦状態を維持しなから変倍操作を行なうこと
ができる。
[実 施 例]
以下本発明装置を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
実施例1
第1図(A)は本発明によるレンズ位置制御装置の実施
例1を適用したズームレンズ鏡筒の断面図を示している
。
例1を適用したズームレンズ鏡筒の断面図を示している
。
図中、1,2.4A、4Bは既に第14図において説明
したレンズ群である。1群レンズ1は、鏡枠103に固
定され、固定鏡筒102との間でレンズ位置を最適位置
をとるようネジ嵌合し、調整後ビス104にて固定され
る。バリエータ2はバリエータ移動環105に固定され
、バー108を案内にスラスト方向(光軸方向)に移動
する。ここでバー108は図の様に外周にあるリードを
持ったV溝が加工してあり、不図示のボールを、バリエ
ータ移動環に固定された不図示の板バネによフてこのV
溝に圧接することにより位置が決まると共に、第1図(
B)に示すズームモーター140によりバー108を回
転させることで、その位置を変えることが出来る。
したレンズ群である。1群レンズ1は、鏡枠103に固
定され、固定鏡筒102との間でレンズ位置を最適位置
をとるようネジ嵌合し、調整後ビス104にて固定され
る。バリエータ2はバリエータ移動環105に固定され
、バー108を案内にスラスト方向(光軸方向)に移動
する。ここでバー108は図の様に外周にあるリードを
持ったV溝が加工してあり、不図示のボールを、バリエ
ータ移動環に固定された不図示の板バネによフてこのV
溝に圧接することにより位置が決まると共に、第1図(
B)に示すズームモーター140によりバー108を回
転させることで、その位置を変えることが出来る。
また、この移動環にはブラシ107が取付けてあり、エ
ンコーダー基板106との間で摺動することによりバリ
エータの位置を検出するバリエータ・エンコーダーを構
成している。なお、本発明はバリエータの位置を検出す
る検出手段としてこのバリエータ・エンコーダーに限定
されることはなく、例えば公知の回転型アブソリュート
エンコーダーを用いても良い。
ンコーダー基板106との間で摺動することによりバリ
エータの位置を検出するバリエータ・エンコーダーを構
成している。なお、本発明はバリエータの位置を検出す
る検出手段としてこのバリエータ・エンコーダーに限定
されることはなく、例えば公知の回転型アブソリュート
エンコーダーを用いても良い。
109はiGヅメ−−であり羽根111を駆動すること
により絞り口径を制御している。レンズ群4Aは鏡胴1
18に固定されている。
により絞り口径を制御している。レンズ群4Aは鏡胴1
18に固定されている。
一方、レンズ(RR)4Bは移動環117に取付けてあ
り、移動環117は内側にメネジ加工を施した光軸方向
に延びるスリーブ115が一体に設けられており、この
スリーブ115は光軸方向への移動が不能で且つ光軸回
りの回転が可能な外周にオネジ加工を施した駆動軸11
4に螺合している。この駆動軸114は一端部に駆動軸
プーリー113aを有し、ステップモーター112のプ
ーリー113bとの間に掛は回されるVベルト120を
介して回転駆動力が伝達される。すなわち、ステップモ
ーター112を回転させることにより、駆動軸114が
回転し、スリーブ115が螺出、螺入してレンズ群4B
の光軸方向の位置を変えることができることになる。
り、移動環117は内側にメネジ加工を施した光軸方向
に延びるスリーブ115が一体に設けられており、この
スリーブ115は光軸方向への移動が不能で且つ光軸回
りの回転が可能な外周にオネジ加工を施した駆動軸11
4に螺合している。この駆動軸114は一端部に駆動軸
プーリー113aを有し、ステップモーター112のプ
ーリー113bとの間に掛は回されるVベルト120を
介して回転駆動力が伝達される。すなわち、ステップモ
ーター112を回転させることにより、駆動軸114が
回転し、スリーブ115が螺出、螺入してレンズ群4B
の光軸方向の位置を変えることができることになる。
ここで、例えばスリーブ115のネジのピッチを0.3
5mm、駆動軸プーリー113aとプーリー113bと
の比を2.ステップモーター112の1パルス人力当た
りの回転角を18度とした場合、ステップモーター11
2に1パルス入力すると、レンズ群4Bは8.75μm
光軸方向に移動することとなるが、レンズ群4Bの移動
による焦点面であるところの撮像素子129への効き量
を1.0程度に設定しておけば、合焦時から1パルス分
レンズ群4Bがずれても発生する錯乱円は10μm程度
であり、この程度の精度であれば充分な合焦精度が得ら
れる。
5mm、駆動軸プーリー113aとプーリー113bと
の比を2.ステップモーター112の1パルス人力当た
りの回転角を18度とした場合、ステップモーター11
2に1パルス入力すると、レンズ群4Bは8.75μm
光軸方向に移動することとなるが、レンズ群4Bの移動
による焦点面であるところの撮像素子129への効き量
を1.0程度に設定しておけば、合焦時から1パルス分
レンズ群4Bがずれても発生する錯乱円は10μm程度
であり、この程度の精度であれば充分な合焦精度が得ら
れる。
本実施例は、コンペンセータとフォーカスの機能を兼用
するレンズ群4Bの位置検出の為に、ステップモーター
112の入力パルス数を用いるものであるが、カメラの
電源オン又はオフに際して、レンズ群4Bをある所定の
0番地に移動させておく必要があり、本実施例では移動
環117の後端部分122がO番地調整カム121と当
たる位置をO番地とする様構成しである。
するレンズ群4Bの位置検出の為に、ステップモーター
112の入力パルス数を用いるものであるが、カメラの
電源オン又はオフに際して、レンズ群4Bをある所定の
0番地に移動させておく必要があり、本実施例では移動
環117の後端部分122がO番地調整カム121と当
たる位置をO番地とする様構成しである。
そして、このように構成されたズームレンズ系における
、2群レンズ2(以下にはVと記載する)の位置とリレ
ー後方レンズ4B(以下にはRRと記載する)の位置と
の相対関係は、被写体距離に応じて第5図の図表に示す
如く表わされる。
、2群レンズ2(以下にはVと記載する)の位置とリレ
ー後方レンズ4B(以下にはRRと記載する)の位置と
の相対関係は、被写体距離に応じて第5図の図表に示す
如く表わされる。
第5図において、RRの位置とVの位置とをそれぞれ位
置検出手段で検出した点がP、であったとし、このズー
ムレンズを制御する合焦制御手段における測距サイクル
がtlであったとする。そして、■の移動が行われたと
同時に測距サイクルが開始されたと仮定すると次の測距
結果が出るまでの間に■とRRとの位置関係は点P2に
まで変化すると考えられる。
置検出手段で検出した点がP、であったとし、このズー
ムレンズを制御する合焦制御手段における測距サイクル
がtlであったとする。そして、■の移動が行われたと
同時に測距サイクルが開始されたと仮定すると次の測距
結果が出るまでの間に■とRRとの位置関係は点P2に
まで変化すると考えられる。
これに対して、■の移動と同時にRRを静動させると、
例えば測距による補正が行われなくとも■とRRとの相
対位置関係は点P3で表わされる値となり、その結果、
理想の点P4とのずれはd2となる。このP1〜P4の
焦点距離でのVの焦点面への効き量をたとえば1.0で
表わした場合、この時のFナンバーをFとすると、発生
する錯乱円の径は点P4ではゼロ、点P、ではd2/F
、点P2でd、/F、となる。ここで、d+=5d2と
仮定すると、点P2及びP4におけるボケは錯乱円で5
倍の差となって現れる。この動きは被写体距離に変化が
ないという前提の下に求められているものの、ズーム中
のボケの発生率の改善には多大な効果がある。
例えば測距による補正が行われなくとも■とRRとの相
対位置関係は点P3で表わされる値となり、その結果、
理想の点P4とのずれはd2となる。このP1〜P4の
焦点距離でのVの焦点面への効き量をたとえば1.0で
表わした場合、この時のFナンバーをFとすると、発生
する錯乱円の径は点P4ではゼロ、点P、ではd2/F
、点P2でd、/F、となる。ここで、d+=5d2と
仮定すると、点P2及びP4におけるボケは錯乱円で5
倍の差となって現れる。この動きは被写体距離に変化が
ないという前提の下に求められているものの、ズーム中
のボケの発生率の改善には多大な効果がある。
しかしながら、この考えを理想的に実現するためには■
とRRの位置を正確に求めて点P1を求め、点P、を通
る特性曲線を正しく予測した上で必要なRRの移動速度
を算出することが必要となるため、大規模な演算を要す
ることになり、その結果、大規模な演算回路を必要とす
ることになって合焦制御手段のコストが高価になるとい
う問題が生じてくる。
とRRの位置を正確に求めて点P1を求め、点P、を通
る特性曲線を正しく予測した上で必要なRRの移動速度
を算出することが必要となるため、大規模な演算を要す
ることになり、その結果、大規模な演算回路を必要とす
ることになって合焦制御手段のコストが高価になるとい
う問題が生じてくる。
それ故、本実施例では、第5図に示したマツプを必要精
度に応じてV方向及びRR力方向両方向で分割し、それ
ぞれの領域で代表の速度を第1図(A)に示す後記の速
度データメモリー131内に覚え込ませておくという方
法を採用している。
度に応じてV方向及びRR力方向両方向で分割し、それ
ぞれの領域で代表の速度を第1図(A)に示す後記の速
度データメモリー131内に覚え込ませておくという方
法を採用している。
第6図は第5図のマツプ内を領域分割した例を示したも
のである。この分割例では■の移動を均等分割する一方
、RR力方向■の一つの領域内を通る■と至近の軌跡の
傾きの差を目標とする被写界深度で割った数で分割して
いる。
のである。この分割例では■の移動を均等分割する一方
、RR力方向■の一つの領域内を通る■と至近の軌跡の
傾きの差を目標とする被写界深度で割った数で分割して
いる。
第7図(^)は、第6図の■及びI!の領域内でVとR
Rとの相対位置曲線からRRの移動速度などを求めるた
めの図である。
Rとの相対位置曲線からRRの移動速度などを求めるた
めの図である。
第7図(A)において、23を点P、を通る被写体距離
一定の場合の相対位置曲線とし、曲線20及び21を夫
々の領域におけるレンズ移動の傾きとしくなお、バリエ
ータの8勅速度が一定である時にはRRの移動速度と考
えてもよい)、AFからのフィードバックなしに点P5
からV及びRRが動く場合には、領域!■にある間は点
P、を通り直線21に平行な軌跡で動き、領域Iでは直
線20と平行に動くので軌跡としては22のようになり
、理想的軌跡23と軌跡22とのズレが誤差となるが、
この場合軌跡22は理想的軌跡23、すなわち実際の被
写体距離よりも遠方側で合焦する、所謂後ピンと称する
状態にあり、1測距サイクル中において非合焦であると
判定されれば、例えば■の移動速度を一定とすると、R
Rを理想的軌跡23に近づけるのに、RRを被写体側に
向は移動速度を速くすれば良いことになる。
一定の場合の相対位置曲線とし、曲線20及び21を夫
々の領域におけるレンズ移動の傾きとしくなお、バリエ
ータの8勅速度が一定である時にはRRの移動速度と考
えてもよい)、AFからのフィードバックなしに点P5
からV及びRRが動く場合には、領域!■にある間は点
P、を通り直線21に平行な軌跡で動き、領域Iでは直
線20と平行に動くので軌跡としては22のようになり
、理想的軌跡23と軌跡22とのズレが誤差となるが、
この場合軌跡22は理想的軌跡23、すなわち実際の被
写体距離よりも遠方側で合焦する、所謂後ピンと称する
状態にあり、1測距サイクル中において非合焦であると
判定されれば、例えば■の移動速度を一定とすると、R
Rを理想的軌跡23に近づけるのに、RRを被写体側に
向は移動速度を速くすれば良いことになる。
また、第7図(A)において、領域TIにおける代表速
度はこの場合後ピンとなるが、代表速度の設定、RRの
8勅開始位置等によっては必ずしも常に後ピンとはなら
ず、実際の被写体距離よりも前方側で合焦する、所謂前
ピンと称する状態にもなり、この場合にはRRの移動速
度を遅くすれば合焦状態に近づけることができることに
なる。
度はこの場合後ピンとなるが、代表速度の設定、RRの
8勅開始位置等によっては必ずしも常に後ピンとはなら
ず、実際の被写体距離よりも前方側で合焦する、所謂前
ピンと称する状態にもなり、この場合にはRRの移動速
度を遅くすれば合焦状態に近づけることができることに
なる。
このことから、本実施例では、1測距サイクルにおいて
非合焦と判定されると、例えばRRの移動速度を速めて
次の測距サイクルにおいて合焦方向に近づいたか否かを
判別し、近づいていればその補正速度でRRの駆動を行
ない、否であると移動速度を減少させた補正速度で駆動
を行ない、例えば第7図(B) に示すように、バリエ
ータVをT端からW端の間を一定速度で移動させるとし
た場合(その間の所要時間をtとする)、RRは1点鎖
線で示す理想的軌跡102に対し、実線で示す軌跡10
4のように駆動制御する。
非合焦と判定されると、例えばRRの移動速度を速めて
次の測距サイクルにおいて合焦方向に近づいたか否かを
判別し、近づいていればその補正速度でRRの駆動を行
ない、否であると移動速度を減少させた補正速度で駆動
を行ない、例えば第7図(B) に示すように、バリエ
ータVをT端からW端の間を一定速度で移動させるとし
た場合(その間の所要時間をtとする)、RRは1点鎖
線で示す理想的軌跡102に対し、実線で示す軌跡10
4のように駆動制御する。
また、第8図は領域分割の別方法を示したものである。
本図では横軸を理想的な軌跡の直線近似とのズレを考慮
した区切ってあり、従って、ワイド寄りの領域ではバリ
エータ移動方向の長さが長くなっている。本図を用いて
前記のようにレンズ位置制御を行った場合には第6図を
用いた場合よりは精度が劣るものの殆んど大差のない結
果を得ることができた。
した区切ってあり、従って、ワイド寄りの領域ではバリ
エータ移動方向の長さが長くなっている。本図を用いて
前記のようにレンズ位置制御を行った場合には第6図を
用いた場合よりは精度が劣るものの殆んど大差のない結
果を得ることができた。
さらに、第6図、第8図の領域分割例は発明者の検討に
よれば6倍クラスの標準的ズームに採用しても充分な精
度が得られる。一般に、T〜Wのバリエータの穆動量は
20+nm前後であるので、バリエータエンコーダーの
1ゾーンの長さは第6図の例でも1 am前後でよいこ
とになる。
よれば6倍クラスの標準的ズームに採用しても充分な精
度が得られる。一般に、T〜Wのバリエータの穆動量は
20+nm前後であるので、バリエータエンコーダーの
1ゾーンの長さは第6図の例でも1 am前後でよいこ
とになる。
したがって本実施例では従来例に比べてバリエータエン
コーダーの分割精度がララでよいという利点がある。
コーダーの分割精度がララでよいという利点がある。
ところで、上記した本実施例の説明はバリエータ−■が
予め設定された一定速度によ、り駆動制御されているこ
とを条件にしたRRの駆動制御であることから、バリエ
ータ−Vの速度変化も考慮する必要がある。
予め設定された一定速度によ、り駆動制御されているこ
とを条件にしたRRの駆動制御であることから、バリエ
ータ−Vの速度変化も考慮する必要がある。
すなわち、バリエータ−Vを駆動する駆動機構等が環境
温度等の変化の影響を受けると、ズームモーター140
の負荷が変動するため、予め設定されているバリエータ
−Vの移動速度が変化し、各分割領域毎に設定しである
RRレンズの領域代表速度の内容の基本が変化する場合
が生じ、例えばズームスピードをtに設定したのに対し
、実際のバリエータ−Vの所要時間が1+(1+>1)
となったとすると、第7図(C) に示すように、RR
は時間tを基本として各分割領域毎に設定しである領域
代表速度vnで8勅するため、T端からW端へのズーム
操作では理想的軌跡102に対し、RRは実線で示す軌
跡105のように駆動制御され、T#に近づくに従って
理想的軌跡102から外れる傾向となり、このズレの許
容範囲は自動焦点装置の性能により決定されるものの、
合焦状態を維持したズーム操作ができなくなる虞れが生
じる。
温度等の変化の影響を受けると、ズームモーター140
の負荷が変動するため、予め設定されているバリエータ
−Vの移動速度が変化し、各分割領域毎に設定しである
RRレンズの領域代表速度の内容の基本が変化する場合
が生じ、例えばズームスピードをtに設定したのに対し
、実際のバリエータ−Vの所要時間が1+(1+>1)
となったとすると、第7図(C) に示すように、RR
は時間tを基本として各分割領域毎に設定しである領域
代表速度vnで8勅するため、T端からW端へのズーム
操作では理想的軌跡102に対し、RRは実線で示す軌
跡105のように駆動制御され、T#に近づくに従って
理想的軌跡102から外れる傾向となり、このズレの許
容範囲は自動焦点装置の性能により決定されるものの、
合焦状態を維持したズーム操作ができなくなる虞れが生
じる。
本発明は、このようなバリエータ−Vの移動速度のズレ
も考慮して、ボケを生じさせることなくズーム操作を可
能にしたもので、この点を解決するために本実施例では
後記する第2図の説明において詳述するが、バリエータ
−Vの速度のズレを検出し、予め設定されている速度と
の比に基づいてRRレンズの駆動速度を補正して、バリ
エータ−■移動速度のズレをみかけ上補正し、ズーム操
作に伴ってボケが大きくなるのを防ぐようにしており、
ズーム中においてボケが大きくならないようにRRを理
想的軌跡に近付けるためのRRの移動を制御する副補正
も併せて行なっている。
も考慮して、ボケを生じさせることなくズーム操作を可
能にしたもので、この点を解決するために本実施例では
後記する第2図の説明において詳述するが、バリエータ
−Vの速度のズレを検出し、予め設定されている速度と
の比に基づいてRRレンズの駆動速度を補正して、バリ
エータ−■移動速度のズレをみかけ上補正し、ズーム操
作に伴ってボケが大きくなるのを防ぐようにしており、
ズーム中においてボケが大きくならないようにRRを理
想的軌跡に近付けるためのRRの移動を制御する副補正
も併せて行なっている。
第1図CB)は、第1図(A)と組合せるべき制御回路
の回路図を示している。
の回路図を示している。
この制御回路は、カメラのメインスイッチ(SW) 1
42をオンすると、パワーオンリセット回路143から
のリセット信号がCPU130に人力され、ステップモ
ーター駆動パルス出力部137にRRを実使用範囲外の
初期リセット位置からO番地にリセットのために所定数
のパルスの出力を指示し、ステップモータードライバ1
38を介してステップモーター112を駆動し、0番地
のリセットが行なわれる。
42をオンすると、パワーオンリセット回路143から
のリセット信号がCPU130に人力され、ステップモ
ーター駆動パルス出力部137にRRを実使用範囲外の
初期リセット位置からO番地にリセットのために所定数
のパルスの出力を指示し、ステップモータードライバ1
38を介してステップモーター112を駆動し、0番地
のリセットが行なわれる。
141はズーム操作検出部であり、ズームスイッチ(T
、W)141の操作が行なわれると、T操作信号又はW
操作信号がcpu 130に伝達され、ズームモーター
ドライバー139を介しズームモーター140が駆動さ
れ、同時にステップモータードライバー138を介して
ステップモーター112が駆動される。CPII 13
0ではズームスイッチ(T、W)141の操作が行なわ
れたことがトリガーとなり、バリエータレンズ2の位置
を前述のブラシ107及び基板106を用いて検出し、
ズームエンコーダー読み取り回路134を介してバリエ
ータレンズ位置情報をCPU 130へ伝達する。また
、ステップモーター112が0番地のリセット位置から
何パルスの位置にあるのかをステップモーター駆動パル
スカウント回路136によりカウントし、RRの絶対位
置情報をCrtl 130に伝達する。cpu t3o
は、:cD2−’:l)レンズ位置情報と、例えば第6
図、第8図に示すようなデータをメモリーした領域デー
タメモリ133との数値の比較からVとRRとの光軸方
向における絶対位置の存在する領域を判別し、例えば第
6図、第8図中に符合工、■!・・・で示す代表速度デ
ータをメモリーした速度データメモリー131から各領
域毎に決められている領域代表速度を読み出す。
、W)141の操作が行なわれると、T操作信号又はW
操作信号がcpu 130に伝達され、ズームモーター
ドライバー139を介しズームモーター140が駆動さ
れ、同時にステップモータードライバー138を介して
ステップモーター112が駆動される。CPII 13
0ではズームスイッチ(T、W)141の操作が行なわ
れたことがトリガーとなり、バリエータレンズ2の位置
を前述のブラシ107及び基板106を用いて検出し、
ズームエンコーダー読み取り回路134を介してバリエ
ータレンズ位置情報をCPU 130へ伝達する。また
、ステップモーター112が0番地のリセット位置から
何パルスの位置にあるのかをステップモーター駆動パル
スカウント回路136によりカウントし、RRの絶対位
置情報をCrtl 130に伝達する。cpu t3o
は、:cD2−’:l)レンズ位置情報と、例えば第6
図、第8図に示すようなデータをメモリーした領域デー
タメモリ133との数値の比較からVとRRとの光軸方
向における絶対位置の存在する領域を判別し、例えば第
6図、第8図中に符合工、■!・・・で示す代表速度デ
ータをメモリーした速度データメモリー131から各領
域毎に決められている領域代表速度を読み出す。
141はズーム操作検出部であるズームスイッチ(T、
W)で、ズーム操作がワイドからテレ方向か、テレから
ワイド方向かに応じて方向データメモリー132からス
テップモーター112の回転方向がCPIII 130
に読み込まれる。CPtJ 130では、これらのデー
タメモリーから読み出した内容と、AF装置135より
読み込んだボケ情報とからレンズ群4B駆動の為のステ
ップモーター112の移動方向と速度を決定すると共に
、ズームスイッチ(T、W)の操作結果に応じてバリエ
ータレンズ駆動用のモーター140の駆動方向を決定す
る。この後、2つのモーターが、はぼ同時に動くように
、ステップモーター駆動パルス出力回路137への出力
と、ズームモータードライバー139への出力を行なう
ものである。
W)で、ズーム操作がワイドからテレ方向か、テレから
ワイド方向かに応じて方向データメモリー132からス
テップモーター112の回転方向がCPIII 130
に読み込まれる。CPtJ 130では、これらのデー
タメモリーから読み出した内容と、AF装置135より
読み込んだボケ情報とからレンズ群4B駆動の為のステ
ップモーター112の移動方向と速度を決定すると共に
、ズームスイッチ(T、W)の操作結果に応じてバリエ
ータレンズ駆動用のモーター140の駆動方向を決定す
る。この後、2つのモーターが、はぼ同時に動くように
、ステップモーター駆動パルス出力回路137への出力
と、ズームモータードライバー139への出力を行なう
ものである。
第2図は上記したCPU 130の動作手順を説明する
為のフローチャートで、ステップ110〜ステツプ11
9は録画動作前におけるバリエータ−■の6動速度の狂
いからRRの領域代表速度に対する補正係数を決めるフ
ロー、ステップ120以降は録画に伴うズーム操作時の
VとRRの駆動制御のフローを示しており、ステップ1
20以降のフローは例えばt/ao SeCで1周する
ように構成される。
為のフローチャートで、ステップ110〜ステツプ11
9は録画動作前におけるバリエータ−■の6動速度の狂
いからRRの領域代表速度に対する補正係数を決めるフ
ロー、ステップ120以降は録画に伴うズーム操作時の
VとRRの駆動制御のフローを示しており、ステップ1
20以降のフローは例えばt/ao SeCで1周する
ように構成される。
ステップ101で、ビデオカメラ等本発明が実施された
レンズを搭載する機器の電源がONされると、ステップ
111でVの位置をズームエンコーダー読み取り回路1
34を介して読み取り、ステップ112に進む。
レンズを搭載する機器の電源がONされると、ステップ
111でVの位置をズームエンコーダー読み取り回路1
34を介して読み取り、ステップ112に進む。
ステップ112ではステップ111で読み取った絶対位
置から、■の全移動範囲の中央を基準にしてVが望遠側
に存在しているか又は広角側に存在しているかを判定し
、予め設定されるVの8勅速度に対し実際にどの程度の
速度ズレがあるかをブリスキャンするためのVの移動方
向を決定する。ここで、例えばVが中央基準位置よりも
広角側に存在していると、充分なブリスキャンを確保可
能とするために反対方向の望遠側にブリスキャンすると
決定し、ステップ113において決定された方向に向け
Vを駆動する。
置から、■の全移動範囲の中央を基準にしてVが望遠側
に存在しているか又は広角側に存在しているかを判定し
、予め設定されるVの8勅速度に対し実際にどの程度の
速度ズレがあるかをブリスキャンするためのVの移動方
向を決定する。ここで、例えばVが中央基準位置よりも
広角側に存在していると、充分なブリスキャンを確保可
能とするために反対方向の望遠側にブリスキャンすると
決定し、ステップ113において決定された方向に向け
Vを駆動する。
ブリスキャンは広角端又は望遠端まで行なうのではなく
、所定の距離移動させ、その間の所要時間から実際の6
動速度を検出するもので、本実施例ではVの位置を検出
するズームエンコーダーの分割ゾーンを利用し、このゾ
ーンを数ゾーンカウントすることにより行なっており、
ステップ114で■の移動に伴いゾーンナンバーが変わ
ったかを判定し、変わっていればステップ115でゾー
ンナンバーをカウントするカウンターをスタートさせる
。
、所定の距離移動させ、その間の所要時間から実際の6
動速度を検出するもので、本実施例ではVの位置を検出
するズームエンコーダーの分割ゾーンを利用し、このゾ
ーンを数ゾーンカウントすることにより行なっており、
ステップ114で■の移動に伴いゾーンナンバーが変わ
ったかを判定し、変わっていればステップ115でゾー
ンナンバーをカウントするカウンターをスタートさせる
。
そして、ステップ117でゾーン数を3ゾ一ン分カウン
トすると(ステップ117 ) 、ステップ118でカ
ウンターのカウントをストップさせ、ステップ119に
進む。
トすると(ステップ117 ) 、ステップ118でカ
ウンターのカウントをストップさせ、ステップ119に
進む。
ステップ119では、バリエータ■が3ゾ一ン分穆動す
るのに要する予め設定された所定時間Tで、ブリスキャ
ンにより実際に■が3ゾーン分移動するのに要した時間
Toを割算し、得られたズレの割合k(k=T/To)
をバリエータ−補正メモリーに記憶し、予め設定されて
いるRRレンズの領域代表速度vnに対しこの補正係数
kを乗じた速度v、v=kvnで録画に伴うズーム操作
時にRRを駆動させる(ステップ131)。なお補正係
数には以後電源がオフされるまでメモリーされる。
るのに要する予め設定された所定時間Tで、ブリスキャ
ンにより実際に■が3ゾーン分移動するのに要した時間
Toを割算し、得られたズレの割合k(k=T/To)
をバリエータ−補正メモリーに記憶し、予め設定されて
いるRRレンズの領域代表速度vnに対しこの補正係数
kを乗じた速度v、v=kvnで録画に伴うズーム操作
時にRRを駆動させる(ステップ131)。なお補正係
数には以後電源がオフされるまでメモリーされる。
以上で録画時における実際のバリエータ移動速度の決定
が終了し、ステップ120において録画動作がスタート
すると、先ずステップ121において、補正係数kがス
テップ119において算出されているか否かを判定し、
算出されていなければステップ122において録画動作
を禁止し、算出されていればステップ123においてA
F装置135がオンされているか否かを判定する。ステ
ップ123においてAF装置135がオンしていなけれ
ばステップ124においてズーム動作及び測距動作を禁
止し、オンしていればステップ125に進む、ステップ
125では合焦、非合焦の判定を行ない、非合焦であれ
ばステップ126で通常の測距ルーチンを行ない、合焦
していればステップ127でズーム動作を行なったか否
かを判定する。
が終了し、ステップ120において録画動作がスタート
すると、先ずステップ121において、補正係数kがス
テップ119において算出されているか否かを判定し、
算出されていなければステップ122において録画動作
を禁止し、算出されていればステップ123においてA
F装置135がオンされているか否かを判定する。ステ
ップ123においてAF装置135がオンしていなけれ
ばステップ124においてズーム動作及び測距動作を禁
止し、オンしていればステップ125に進む、ステップ
125では合焦、非合焦の判定を行ない、非合焦であれ
ばステップ126で通常の測距ルーチンを行ない、合焦
していればステップ127でズーム動作を行なったか否
かを判定する。
ステップ127では、ズーム操作をしていなければ上記
したステップ126に進み、ズーム操作をしていると、
■及びRRを合焦させながら駆動させるための動作をス
テップ128以降で行なわれる。
したステップ126に進み、ズーム操作をしていると、
■及びRRを合焦させながら駆動させるための動作をス
テップ128以降で行なわれる。
ステップ128で先ずズームエンコーダー読み取り回路
134及びステップモーター駆動パルスカウント回路1
3BからV及びRRの絶対位置を読み取り、その結果に
基づきステップ129において、領域データメモリー1
39から第5図におけるマツプ内で(V、RR)の座標
が属している領域を検出し、ステップ130でRRの代
表速度vnを決定する。なお、この領域代表速度は、
mm/sec等のデイメンジョンの他人力パルス間隔と
してメモリーされていてもよい。
134及びステップモーター駆動パルスカウント回路1
3BからV及びRRの絶対位置を読み取り、その結果に
基づきステップ129において、領域データメモリー1
39から第5図におけるマツプ内で(V、RR)の座標
が属している領域を検出し、ステップ130でRRの代
表速度vnを決定する。なお、この領域代表速度は、
mm/sec等のデイメンジョンの他人力パルス間隔と
してメモリーされていてもよい。
そして、ステップ131でRRの移動速度vnに対し、
補正係数kを乗じて補正8動速度(以下主補正移動速度
と称す)v、v=kvnを設定し、■及びRRを同時に
駆動させる。なおズーム操作が終了するか、又はVが移
動範囲の端に達した場合以外はV、RRの移動は以後継
続するものである。
補正係数kを乗じて補正8動速度(以下主補正移動速度
と称す)v、v=kvnを設定し、■及びRRを同時に
駆動させる。なおズーム操作が終了するか、又はVが移
動範囲の端に達した場合以外はV、RRの移動は以後継
続するものである。
したがって、■が設定されている一定の速度に対し実際
の速度に誤差があっても、その誤差に見合ってRRを駆
動しているので、前述した如くズーム動作の途中からボ
ケがだんだんと大きくなることが防がれることになる。
の速度に誤差があっても、その誤差に見合ってRRを駆
動しているので、前述した如くズーム動作の途中からボ
ケがだんだんと大きくなることが防がれることになる。
そして、このズーム動作中にステップ132でボケ評価
値Aが許容ボケのレベルThlを越えているか否かが判
定され、越えていなければ合焦状態であるといえるので
、ステップ128に戻り同様にしてRRの新たな領域代
表速度に対して補正係数kを乗じて駆動制御を行なう。
値Aが許容ボケのレベルThlを越えているか否かが判
定され、越えていなければ合焦状態であるといえるので
、ステップ128に戻り同様にしてRRの新たな領域代
表速度に対して補正係数kを乗じて駆動制御を行なう。
また、ボケ評価値Aが許容ボケのレベルThlを越えて
いない、すなわち非合焦状態であると判定されると、以
下RRを駆動制御して合焦状態に近付けるためのRR補
正ルーチンに移行することになる。このRR補正ルーチ
ンとしてはいくつかの方式があるが、例えばRRの主補
正8動速度を、増加又は減少させる速度の副補正を行な
い、その結果ボケが拡大する方向にあるか又は収束する
方向にあるかを判定し、ボケが拡大する方向にあれば速
度補正の増減を逆にし、ボケが収束する方向にあればそ
のままの副補正速度でRRを合焦するまで駆動する。
いない、すなわち非合焦状態であると判定されると、以
下RRを駆動制御して合焦状態に近付けるためのRR補
正ルーチンに移行することになる。このRR補正ルーチ
ンとしてはいくつかの方式があるが、例えばRRの主補
正8動速度を、増加又は減少させる速度の副補正を行な
い、その結果ボケが拡大する方向にあるか又は収束する
方向にあるかを判定し、ボケが拡大する方向にあれば速
度補正の増減を逆にし、ボケが収束する方向にあればそ
のままの副補正速度でRRを合焦するまで駆動する。
なお、上記した実施例では、電源オンの際にプリスキャ
ンを行なっているが、これはバリエータ−の全S動量に
対しズームエンコーダーの検出をどのような分割で行な
ったかにもよるが、実際の撮影中にVの速度の狂いを検
出してRRの代表速度に対し主補正を行なうようにして
もよい。
ンを行なっているが、これはバリエータ−の全S動量に
対しズームエンコーダーの検出をどのような分割で行な
ったかにもよるが、実際の撮影中にVの速度の狂いを検
出してRRの代表速度に対し主補正を行なうようにして
もよい。
すなわち、ズームエンコーダーの分割数をT端〜W端で
例えば14等分に分割した場合、T端〜W端間のズーム
速度が7秒であると、バリエータ−Vが1ゾーンを通過
するのに要する時間は0.5秒となり、上記実施例では
3ゾーンの通過時間で速度ズレを検出しているので、速
度ズレの検出には1.5秒要することになり、撮影中に
主補正制御を行なうには時間がかかりすぎる。
例えば14等分に分割した場合、T端〜W端間のズーム
速度が7秒であると、バリエータ−Vが1ゾーンを通過
するのに要する時間は0.5秒となり、上記実施例では
3ゾーンの通過時間で速度ズレを検出しているので、速
度ズレの検出には1.5秒要することになり、撮影中に
主補正制御を行なうには時間がかかりすぎる。
しかし、T端〜W端間におけるズームエンコーダーの分
割数を多くすれば、主補正係数の算出に要する時間を短
縮でき、ズーム中に主補正係数を測定し続けてその度ご
とに領域代表速度に対し主補正を行なっても画像に影響
を及ばずことがなく、電源オン以降の環境変化や撮影時
におけるビデオカメラ姿勢差等の変化による速度ズレも
吸収でき、より精度が高くなる。
割数を多くすれば、主補正係数の算出に要する時間を短
縮でき、ズーム中に主補正係数を測定し続けてその度ご
とに領域代表速度に対し主補正を行なっても画像に影響
を及ばずことがなく、電源オン以降の環境変化や撮影時
におけるビデオカメラ姿勢差等の変化による速度ズレも
吸収でき、より精度が高くなる。
また、上記した実施例はステップ119において算出し
た補正係数kをRRレンズの領域代表速度に乗じている
が、この補正係数kを利用してバリエータ−■を駆動制
御することも可能である。
た補正係数kをRRレンズの領域代表速度に乗じている
が、この補正係数kを利用してバリエータ−■を駆動制
御することも可能である。
実施例2
第3図は補正係数kによりバリエータ−Vを駆動制御す
る本発明の実施例2のフローチャートを示し、上記した
実施例1の第2図に示すステップ119の後にステップ
200を追加したものである。
る本発明の実施例2のフローチャートを示し、上記した
実施例1の第2図に示すステップ119の後にステップ
200を追加したものである。
本実施例はブリスキャンの結果により得られた補正係数
kに応じて、バリエータ−■を駆動するズームモーター
140のデユーティ制御の比率を変えることにより、ズ
ーム速度を予め設定された速度に合せ込むようにしてい
る。
kに応じて、バリエータ−■を駆動するズームモーター
140のデユーティ制御の比率を変えることにより、ズ
ーム速度を予め設定された速度に合せ込むようにしてい
る。
すなわち、第4図に示すズームモーターを駆動するため
の電圧波形において、J:t2の比(tl +tz =
to )を変えることによりズーム速度を可変させるも
ので、この比率は補正係数kに応じて、例えば下記に示
す表のように設定され、ステップ200において補正係
数kに応じたデユーティ比が決定され、その比率でズー
ムモーターを駆動制御する。
の電圧波形において、J:t2の比(tl +tz =
to )を変えることによりズーム速度を可変させるも
ので、この比率は補正係数kに応じて、例えば下記に示
す表のように設定され、ステップ200において補正係
数kに応じたデユーティ比が決定され、その比率でズー
ムモーターを駆動制御する。
なお、本実施例は上記した実施例1と同様にズームエン
コーダ−3ゾーン分の移動速度を検出するように構成し
たが、これに限定されることはなく、ゾーン数を多くす
る程検出精度が向上し、また上記表に示す補正係数にの
範囲を狭くしてデユーティ比を細分化すれば、さらに精
度の向上が図れる。
コーダ−3ゾーン分の移動速度を検出するように構成し
たが、これに限定されることはなく、ゾーン数を多くす
る程検出精度が向上し、また上記表に示す補正係数にの
範囲を狭くしてデユーティ比を細分化すれば、さらに精
度の向上が図れる。
表
なお上記した各実施例においては、レンズタイプとして
第14図に示したタイプのものについて説明したが、第
17図のようなレンズタイプ等でも実施可能である。
第14図に示したタイプのものについて説明したが、第
17図のようなレンズタイプ等でも実施可能である。
[発明の効果コ
本発明によれば、変倍作用を行なう第1のレンズ群と補
正及び焦点合わせを兼用する第2のレンズ群とを略同時
に駆動させ、第2のレンズ群の移動速度を、第1.2の
レンズ群の位置及び第1のレンズ群の移動速度に応じて
設定することにより、合焦状態を維持しながら変倍操作
を行なえ、しかも第1のレンズ群の移動速度と設定速度
の比を利用し、第2のレンズ群の移動速度を補正して、
第1のレンズ群の速度ズレをみかけ主補正したり、第1
のレンズ群の移動速度を直接補正したりするので、第1
のレンズ群と第2のレンズ群とを同時6動しても常に高
精度の合焦状態を維持した変倍が可能になる。
正及び焦点合わせを兼用する第2のレンズ群とを略同時
に駆動させ、第2のレンズ群の移動速度を、第1.2の
レンズ群の位置及び第1のレンズ群の移動速度に応じて
設定することにより、合焦状態を維持しながら変倍操作
を行なえ、しかも第1のレンズ群の移動速度と設定速度
の比を利用し、第2のレンズ群の移動速度を補正して、
第1のレンズ群の速度ズレをみかけ主補正したり、第1
のレンズ群の移動速度を直接補正したりするので、第1
のレンズ群と第2のレンズ群とを同時6動しても常に高
精度の合焦状態を維持した変倍が可能になる。
第1図(A)は本発明による光学機器におけるレンズ位
置制御装置の実施例1のズームレンズの断面図、第1図
(B)は第1図(A)のズームレンズを駆動制御する制
御装置の回路図、第2図は実施例1の動作手順を示すフ
ローチャート、第3図は実施例2のフローチャート、第
4図はズームモーターのデユーティ制御を説明する図、
第5図は本発明が実施される光学機器としてのズームレ
ンズにおいて2つの可動レンズの相対的位置関係を被写
体距離毎に表示するとともに本発明の詳細な説明するた
めに用いられるマツプ、第6図は第5図を本発明の原理
に従って分割した図、第7図(A)は第6図の一部を拡
大して制御方式の原理を説明した図、第7図(B)はバ
リエータ−レンズが設定速度で移動した場合のRRレン
ズの理想的軌跡に対する移動軌跡を示す図、第7図(C
)はバリエータ−レンズが設定速度に対しズレを生じて
移動した場合のRRレンズの理想的軌跡に対する移動軌
跡を示す図、第8図は第6図と同様に本発明の原理に従
フて別の分割方法で第5図を分割した図、第9図は本発
明を適用し得ない従来の慣用的なズームレンズのレンズ
構成を示した図、第10図(a)及び(b)は前記の慣
用的ズームレンズにおけるバリエータレンズの移動特性
とコンベンセータレンズの移動特性とを示した図、第1
1図及び第12図は第9図の慣用的なズームレンズにお
ける第1群レンズの位置と被写体距離との関係を示した
図、第13図は第9図のズームレンズにおいてバリエー
タレンズとコンベンセータレンズとの連動を行なわせる
ために採用されている機械的制御機構を示した図、第1
4図は本発明の通用対象となるズームレンズのレンズ構
成を示した図、第15図は第14図に示したズームレン
ズにおいてバリエータレンズ(V)とリレー後方レンズ
(RR)との相対的位置関係を被写体距離毎に表示した
図、第16図(A)は第14図に示したズームレンズを
制御するための公知の制御方式を示した概略図、第16
図(B)〜(D)はAF原理の説明図、第17図は他の
ズームレンズのレンズ構成を示した図である。 1・・・第1群レンズ、 2・・・第2群レンズ、3
・・・第3群レンズ、 4・・・第4群レンズ、4A
・・・リレー前方レンズ、 4B・・・リレー後方レンズ。 第1図(A) ¥1図(B) 第2図 (モ)Lt−D)ノご33 第6区 8尺しンスイ立直 第7図(8) し1 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 鵬16区(’A)
置制御装置の実施例1のズームレンズの断面図、第1図
(B)は第1図(A)のズームレンズを駆動制御する制
御装置の回路図、第2図は実施例1の動作手順を示すフ
ローチャート、第3図は実施例2のフローチャート、第
4図はズームモーターのデユーティ制御を説明する図、
第5図は本発明が実施される光学機器としてのズームレ
ンズにおいて2つの可動レンズの相対的位置関係を被写
体距離毎に表示するとともに本発明の詳細な説明するた
めに用いられるマツプ、第6図は第5図を本発明の原理
に従って分割した図、第7図(A)は第6図の一部を拡
大して制御方式の原理を説明した図、第7図(B)はバ
リエータ−レンズが設定速度で移動した場合のRRレン
ズの理想的軌跡に対する移動軌跡を示す図、第7図(C
)はバリエータ−レンズが設定速度に対しズレを生じて
移動した場合のRRレンズの理想的軌跡に対する移動軌
跡を示す図、第8図は第6図と同様に本発明の原理に従
フて別の分割方法で第5図を分割した図、第9図は本発
明を適用し得ない従来の慣用的なズームレンズのレンズ
構成を示した図、第10図(a)及び(b)は前記の慣
用的ズームレンズにおけるバリエータレンズの移動特性
とコンベンセータレンズの移動特性とを示した図、第1
1図及び第12図は第9図の慣用的なズームレンズにお
ける第1群レンズの位置と被写体距離との関係を示した
図、第13図は第9図のズームレンズにおいてバリエー
タレンズとコンベンセータレンズとの連動を行なわせる
ために採用されている機械的制御機構を示した図、第1
4図は本発明の通用対象となるズームレンズのレンズ構
成を示した図、第15図は第14図に示したズームレン
ズにおいてバリエータレンズ(V)とリレー後方レンズ
(RR)との相対的位置関係を被写体距離毎に表示した
図、第16図(A)は第14図に示したズームレンズを
制御するための公知の制御方式を示した概略図、第16
図(B)〜(D)はAF原理の説明図、第17図は他の
ズームレンズのレンズ構成を示した図である。 1・・・第1群レンズ、 2・・・第2群レンズ、3
・・・第3群レンズ、 4・・・第4群レンズ、4A
・・・リレー前方レンズ、 4B・・・リレー後方レンズ。 第1図(A) ¥1図(B) 第2図 (モ)Lt−D)ノご33 第6区 8尺しンスイ立直 第7図(8) し1 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 鵬16区(’A)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光軸に沿って移動して変倍作用を行なわせる第1の
レンズ群と、変倍時の補正及び焦点合わせの作用を行な
わせる第2のレンズ群と、該第1のレンズ群の位置及び
第2のレンズ群の位置を夫々検出するレンズ群位置検出
手段と、変倍操作の検出に伴い、該第1及び第2のレン
ズ群の位置及び速度等を合焦検出手段からの合焦、非合
焦判定に基づきながら制御する駆動制御手段とを備え、 該駆動制御手段は、該第1及び第2のレンズ群の位置情
報及び該第1のレンズ群の移動速度情報に応じて複数の
第2のレンズ群の代表速度情報を記憶する第2のレンズ
群移動情報記憶部と、変倍操作時に該第1のレンズ群及
び第2のレンズ群を略同時に駆動させると共に、該第1
のレンズ群の移動速度を検出して該第1のレンズ群の設
定速度に対する速度比を演算し、演算結果に基づき該第
1のレンズ群又は第2のレンズ群の移動速度を補正する
レンズ群駆動制御部とを有することを特徴とする光学機
器におけるレンズ位置制御装置。2 前記駆動制御部は
、前記速度比を前記第2のレンズ群の移動速度に乗じて
該第2のレンズ群を駆動制御することを特徴とする請求
項1に記載の光学機器におけるレンズ位置制御装置。 3 前記駆動制御部は、前記速度比に応じて前記第2の
レンズ群を駆動する駆動手段のデューティ制御の比率を
変化させることを特徴とする請求項1に記載の光学機器
におけるレンズ位置制御装置。 4 前記駆動制御手段は、前記速度比の演算終了前に撮
影の開始を禁止することを特徴とする請求項1、2又は
3に記載の光学機器におけるレンズ位置制御装置。 5 前記駆動制御手段は、変倍時に前記速度比の演算を
行なうことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の光
学機器におけるレンズ位置制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63154185A JP2548307B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 光学機器におけるレンズ位置制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63154185A JP2548307B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 光学機器におけるレンズ位置制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01319717A true JPH01319717A (ja) | 1989-12-26 |
JP2548307B2 JP2548307B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=15578696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63154185A Expired - Lifetime JP2548307B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 光学機器におけるレンズ位置制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548307B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01314236A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-19 | Minolta Camera Co Ltd | マイクロ画像処理装置 |
US7710491B2 (en) | 1997-12-19 | 2010-05-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical equipment and its control method, and computer-readable storage medium |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7119968B2 (en) | 2004-05-12 | 2006-10-10 | Pentax Corporation | AF control apparatus |
US7277237B2 (en) | 2004-05-12 | 2007-10-02 | Pentax Corporation | AF control apparatus for zoom lens system |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP63154185A patent/JP2548307B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01314236A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-19 | Minolta Camera Co Ltd | マイクロ画像処理装置 |
US7710491B2 (en) | 1997-12-19 | 2010-05-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical equipment and its control method, and computer-readable storage medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2548307B2 (ja) | 1996-10-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070808 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808 Year of fee payment: 12 |
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