JPH01316713A - 光学機器におけるレンズ位置制御装置 - Google Patents

光学機器におけるレンズ位置制御装置

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JPH01316713A
JPH01316713A JP14920188A JP14920188A JPH01316713A JP H01316713 A JPH01316713 A JP H01316713A JP 14920188 A JP14920188 A JP 14920188A JP 14920188 A JP14920188 A JP 14920188A JP H01316713 A JPH01316713 A JP H01316713A
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lens
lens group
group
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focus
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JP14920188A
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Naoya Kaneda
直也 金田
Hiroyuki Wada
宏之 和田
Katahide Hirasawa
平沢 方秀
Hiroshi Suda
浩史 須田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカメラや観測機器等の光学機器におけるレンズ
位置制御装置に関するものである。
[従来の技術丁 従来、ビデオカメラに搭載されているズームレンズは第
7図に示されるように4群のレンズ鮮から構成されてい
るものが一般的であった。
第7図において、1はレンズ鏡胴の先端に配置された焦
点合わせの為の1群レンズF、2は変倍を行うためのバ
リエータレンズである2群レンズV、3は変倍動作後に
焦点を正しく結ばせるためのコンペンセータレンズであ
る3群レンズC,4は結像させるためのリレーレンズで
ある4群レンズRである。なお、第7図は該ズームレン
ズの焦点距離がワイド端(最短)状態であり、且つ■距
離の被写体に合焦している図であり、以下、各レンズ群
の動き方の説明の為に、ここではこの状態の1群レンズ
F、2群レンズ■及び3群レンズCの位置をそれぞれτ
位置と考えることとする。
第8図乃至第10図は該ズームレンズにおいて、各レン
ズ群F−Rの位置変化と該ズームレンズの焦点距離もし
くは被写体距離との関係を示したものである。以下には
、これらの図を参照して該ズームレンズの特性を説明す
る。
第8図(a)は第2群レンズVを光軸に沿って移動させ
た位置を横軸にとり、該ズームレンズの焦点路111i
fを縦軸にとって第2群レンズVを移動させた時に焦点
路111ifがどのように変化するかを示したグラフで
ある。なお、Wは該ズームレンズの焦点距離が最も短く
なったワイド状態を表わし、Tは該ズームレンズの焦点
距離が最も長くなったテレ状態を表わす。
第8図(b)は3群レンズCの光軸方向の位置を横軸に
とり、縦軸に該ズームレンズの焦点距離fをとって第3
群レンズCの位置の変化に対する焦点路@fの変化を表
わしたグラフである。
第9図は被写体までの距11!1 (メートル)の逆数
を横軸にとり、縦軸には第1群レンズFを光軸方向に沿
って前方移動させた時の位置をとって第1群レンズFの
位置の変化に対する被写体距離の変化を示した図である
第10図は第1群レンズFを光軸方向に沿って前方移動
させた時の位置を縦軸にとり、横軸に該ズームレンズの
焦点路!11fをとって第ルンズ群の位置と焦点距離f
との関係を示すと共に被写体までの距離がin、2m、
3m、ωの各場合について第ルンズ群Fの位置を例示し
たグラフである。
以上の各図から、公知のズームレンズには次のような特
性のあることがわかる。
すなわち、第9図及び第10図から明らかであるように
、被写体距離が変らない場合にはズーミングを行って焦
点距離を変化させた時にも第1群レンズFを移動させる
必要がないため、第2群レンズ■と第3群レンズCとを
第8図の特性に従って連動させればよいので、各レンズ
の位置制御が比較的簡単であり、その位置制御をカム等
の機械的制御機構で行うことができるという長所がある
第11図は公知のズームレンズの2群レンズ2(バリエ
ータレンズ)と3群レンズ3(コンベンセータレンズ)
との連動機構を示した図である。同図において、5は2
群レンズ2を保持している2群レンズ保持枠、6は3群
レンズ3を保持している3群レンズ保持枠、7及び8は
該レンズ保持枠5及び6を光軸に沿って案内するガイド
バー、9は該レンズ保持枠5及び6に突設されたビン5
a及び6aを挿入するカム溝9a及び9bが周面に穿設
されているカム筒、10はカム筒の外周に嵌装されると
共にレンズ鏡胴などの静止部材に固定された固定筒、1
1はカム筒9に連結部11aで固定されると共に固定筒
10の外周面に対して相対回転のみ可能に嵌装されたズ
ーム操作環である。ズーミング時にズーム操作:1il
lが回転されるとカム筒9も回転され、その結果、カム
溝9a内でのビン5aの相対位置とカム溝9b内でのビ
ン6aの相対位置とが変化するため2群レンズ保持枠5
と3群レンズ保持枠6がそれぞれ光軸方向に沿って相対
移動されることになる。
しかしながらカム筒を用いる従来公知の制御機構は該カ
ム筒の嵌合精度やカム溝の加工精度等を極めて高精度に
しなければならないので製造コストが高価であるという
短所もあった。
しかも、第9図及び第10図から明らかなように、従来
のズームレンズでは至近距l1l(たとえば1m以下の
)の被写体にピントを合せるためには1群レンズ1の繰
り出し量を距離の逆数に比例して大きくしなければなら
ず、レンズ直前にピントを合わせるには無限に近い量だ
け繰り出さなけばならないので至近距離での撮影が不可
能であるという重大な欠点があった。
それ故、最近では、1群レンズ1を移動させないでピン
ト合せを行うことができる、所謂インナーフォーカスタ
イプのズームレンズが提案されている。
このインナーフォーカスタイプのズームレンズの一例は
、第12図に示すように、1群レンズ1と2群レンズ2
を有しているが、従来のフンベンセータに相当する3群
レンズがない、このズームレンズでは、1群レンズ1と
4群レンズの前方レンズ4A (R)とが非移動レンズ
として構成される一方、2群レンズ2のバリエータは第
7図の公知のズームレンズと同様に焦点距離変更の際に
移動されるように構成されている。また、リレーレンズ
群4の後方レンズ4B(RR)は従来のズームレンズの
コンベンセータレンズと同様に焦点調節と補正とを行う
機能を有しており5.該レンズ4Bが従来のコンベンセ
ータレンズと同様に光軸に沿って移動されることによっ
て焦点調節と補正とが行われる。
また、インナーフォーカスタイプのズームレンズの別の
構成例としては、第15図の様な例が挙げられる。この
場合には4群構成で第2群レンズ2が変倍機能を有する
ことは第7図の従来の4群ズームと同様である。
しかしながら第7図に示す例と比べて異なっているのは
、第1群1が固定の鏡胴101に取付き固定されている
ことである。この為、従来補正の働きのみをしていた第
3群レンズ3が焦点合せの機能をも兼用することとなる
この様なレンズ構成を有するズームレンズでは、1群レ
ンズ1を移動させない構造であるため、極めて至近距離
の被写体にもピントを合わせることができるが、移動レ
ンズである2群レンズ2と第12図のリレー後方レンズ
4B又は15図の、場合の3群レンズ3との相対位置関
係が極めて複雑であるため、第11図の如きカム機構等
の簡単な制御機構では2群レンズ2と第12図のリレー
後方レンズ4B又は第3図の3群レンズ3とを制御する
ことができず、従って、第12図又は第15図に示した
レンズ構成のズームレンズを実用化することは機械的機
構のみではきわめて困難であった。
第13図は第12図のズームレンズにおける2群レンズ
(V)の位置を横軸にとり、縦軸にリレー後方レンズ4
B (RR)の位置をとって被写体距離毎に両レンズの
相対位置関係を表したグラフであり、第13図から明ら
かなように、両レンズの相対的位置関係は被写体の距離
が■、3 m、  1 m、  0.5m、  0.2
ms O,Olmのように変化するにつれて変化するた
め、両レンズをカム等の簡単な制御機構によって制御す
ることは不可能であることがわかる。
しかるに最近では焦点面に正しく像が結ばれているか否
かの検出結果に応じてリレー後方レンズ4Bのみを2群
レンズ2に対して制御するという制御方法を採用するこ
とにより第12図のズームレンズを実用化しようとする
提案が行われ、また、この提案に基いて開発された商品
も発表されている。
第14図(^)は該提案乃至商品において採用されてい
るレンズ位置制御方法及びレンズ構成を図示した概略図
であり、1は1群レンズ、2は2群レンズ、4Aはリレ
ーレンズの前方レンズ、4Bはリレーレンズの後方レン
ズ、12は焦点面における結像検出手段、13は合焦検
出及び合焦制御のための合焦制御(AF)回路、14は
AF回路13により制御されてリレー後方レンズ4Bの
位置決め及び駆動を行う駆動手段である。
第14図(B)〜第14図(D)は自動焦点調節装置の
一例を示すものである。第14図(B)において、17
はビデオカメラの全画面領域を示し、18はその中で測
距の為に信号を取り出す範囲を示し、又19は実際に被
写体が有するコントラストであるとする。第14図(C
)において、(a)がこのコントラスト部分であるとす
ると、(b)はY信号出力であり、(C)はY信号の微
分値を示し、(d)はその絶対値、(e)はピークホー
ルドを行なった信号であり、ここで、高さAがピントの
合っている度合(以下ボケ評価値と称す)を示している
。第14図(D)は縦軸に第7図の1又は第12図の4
Bのレンズ位置をとり縦軸にボケ評価値Aをとったもの
であるが、ピークの位置Bで合焦が実現する。
なお、別の改善した方式として、特開昭62−2961
10号、特開昭62−284316号等が提案されてい
る。これは、バリエータレンズと、コンベンセータ及び
フォーカス機能を兼用するレンズの位置情報もしくは、
バリエータレンズと距離操作部材(距lll′yJ)の
位置情報に応じて、バリエータレンズの所定移動量に対
応するコンベンセータ及びフォーカス機能を兼用するレ
ンズ(以下、兼用レンズと称す)の単位移動量をメモリ
ーしておき、バリエータレンズの所定量移動の度にメモ
リーされた該単位移動量に基づき兼用レンズの移動を制
御するようにしたものである。
[発明が解決しようとする課題] 第14図(A) に示した公知のズームレンズ及びレン
ズ位置制御方式では結像検出手段12からAF回路13
への人力信号の精度及び速度が高ければ結像面に生じる
映像にボケや歪みが生じることはないが、実際には測距
サイクル等の応答遅れ等によってリレー後方レンズ4B
の制御精度が低くなる可能性が非常に高いので、大きな
ボケを生じやすいという重大な欠点があった。
又、上述改善した方式においては、バリエータレンズの
所定量の移動を検出することが前提となる為、高精度な
上記兼用レンズの移動を得るためにはバリエータレンズ
の移動量を極めて細くしていく必要があり、更にほこの
兼用レンズの移動速度を高速にしないこと、発生したボ
ケを補正するにかなりの時間を要することが懸念される
従って、本発明の目的は、測距サイクル等の応答遅れが
あっても、大きなボケを発生させないと共に、バリエー
タの位置の検出をさほど細かくしなくても大きなボケを
発生することがなく、特に比較的大きなボケが生じた時
に合焦までの回復時間が長くなったり、逆に小さなボケ
の時に変倍時の補正及び焦点合わせの作用を行なわせる
レンズ群の動きが急すぎて得られる画像が見づらくなる
ことを防いだズームレンズを構成することのできるレン
ズ位置制御装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明のレンズ位置制御装置は、光軸に沿って移動して
変倍作用を行なわせる第1のレンズ群と、変倍時の補正
及び焦点合わせの作用を行なわせる第2のレンズ群と、
該第1のレンズ群の位置及び該第2のレンズ群の位置を
夫々検出するレンズ群位置検出手段と、該第1のレンズ
群を位置変化させる操作の検出に伴い、該第1及び第2
のレンズ群の位置及び移動速度等を合焦検出手段からの
情報により得られる合焦の程度に基づき制御する駆動制
御手段とを備え、該駆動制御手段は、該第1及び第2の
レンズ群の位置情報及び該第1のレンズ群の移動速度情
報に応じて第2のレンズ群の移動制御情報を記憶する第
2のレンズ群移動情報記憶部と、該第2のレンズ群移動
情報記憶部に記憶されている移動制御情報を読み出して
該第1のレンズ群と略同時に該第2のレンズ群の駆動を
実行すると共に、合焦の程度に対して閾値が設定され、
非合焦の場合には該閾値により判定される合焦の程度に
応じて該第2のレンズ群の移動制御情報を補正する第2
のレンズ群駆動制御部とを有することを特徴とするもの
である。
[作   用] 上記した構成のレンズ位置制御装置は、変倍操作詩に、
第1のレンズ群と第2のレンズ群とを略同時に駆動し、
非合焦状態になると第2のレンズ群の移動制御情報、例
えば移動速度を増加又は減少、する補正を行なうが、そ
の際合焦の程度に応じて補正の程度を変え、合焦するま
での時間が長くなったり、急激な合焦が行なわれるのを
防ぐ。
[実 施 例] 以下に第1図乃至第5図を参照して本発明装置の実施例
を説明するが、まず、第2図及び第3図を参照して本発
明装置の基本原理となる考え方について説明する。
第2図は第12図のレンズ構成において2群レンズ2(
以下にはVと記載する)の位置とリレー後方レンズ4B
(以下にはRRと記載する)の位置との相対関係を被写
体距離毎に表わしたマツプである。
第2図において、RRの位置とVの位置とをそれぞれ位
置検出手段で検出した点がPIであったとし、このズー
ムレンズを制御する合焦制御手段における測距サイクル
が1.であったとする。そして、■の移動が行われたと
同時に測距サイクルが開始されたと仮定すると、次の測
距結果が出るまでの間にVとRRとの位置関係は点P2
にまで変化すると考えられる。
これに対して、■の移動と同時にRRを移動させると、
例えば測距による補正が行われなくともVとRRとの相
対位置関係は点P3で表わされる値となり、その結果、
理想の点P4とのずれはd2となる。このP、−P4の
焦点距離でのVの焦点面への効き量を例えば1.0で表
わした場合、この時のFナンバーをFとすると、発生す
る錯乱円の径は点P4ではゼロ、点P。
ではd、/F、点P、でd、/F、となる。ここで、d
、=5d2と仮定すると、点P2及びP4におけるボケ
は錯乱円で5倍の差となって現れる。この動きは被写体
距離に変化がないという前提の下に求められているもの
の、ズーム中のボケの発生率の改善には多大な効果があ
る。
しかしながら、この考えを理想的に実現するためにはV
とRRの位置を正確に求めて点P。
を求め、点ptを通るカムを正しく予測した上で必要な
RRの移動速度を算出することが必要となるため、大規
模な演算を要することになり、その結果、大規模な演算
回路を必要とすることになって合焦制御手段のコストが
高価になるという問題が生じてくる。
それ故、本発明では、第2図に示したマツプを必要精度
に応じてV方向及びRR力方向両方向で分割していき、
それぞれの領域で代表の速度を電子回路のメモリー内に
覚え込ませておくという方法を採用した。
第3図は第2図のマツプ内を領域分割した例を示したも
のである。この分割例ではVの移動を均等分割する一方
、RR力方向Vの一つの領域内を通る■と至近の軌跡の
傾きの差を目標とする被写界深度で割った数で分割して
いる。
第4図は第3図のI及びIIの領域内で■とRRとの相
対位置曲線からRRの移動速度などを求める場合を説明
するための図である。第4図において、23は点P、を
通り被写体距離−定の場合の相対位置曲線であり、直線
20及び21はそれぞれの領域に対応して電子回路等に
覚え込ませであるレンズ移動の傾きである。
(なお、バリエータの移動速度が一定である時にはRR
の移動速度と考えてもよい。)AFからのフィードバッ
クなしに点P、から動く場合には領域!!にある間は点
P、を通り曲線21に平行な軌跡で動き、領域Iでは曲
線20と平行に動くので軌跡としては22のようになる
。理想的軌跡23と軌跡22とのズレが誤差となる。
第5図は領域分割の別方法を示したものである。本図で
は横軸を理想的な軌跡の直線近似とのズレを考慮した区
切ってあり、従って、ワイド寄りの領域ではバリエータ
移動方向の長さが長くなっている。本図を用いて前記の
ようにレンズ位置制御を行った場合には第3図を用いた
場合よりは精度が劣るものの殆んど大差のない結果を得
ることができた。
また、第3図、5図の領域分割例は発明者の検討によれ
ば6倍クラスの標準的ズームに採用しても充分な精度が
得られる。一般に、T−Wのバリエータの移動量は20
mm前後であるので、バリエータエンコーダーの1ゾー
ンの長さは、第3図の例でも1 +nm前後でよいこと
になる。
したがって本発明では従来例に比べてバリエータエンコ
ーダーの分割精度がラフでよいという利点がある。
第6図(^)において、1,2.4A、4Bは既に第1
2図において説明したレンズ群である。1群レンズ1は
、鏡枠103に固定され、固定鏡筒102との間でレン
ズ位置を最適位置をとるようネジ嵌合し、調整後ビス1
04にて固定される。バリエータ2はバリエータ移動環
105に固定され、バー108を案内にスラスト方向(
光軸方向)に移動する。ここでバー108は図の様に外
周にあるリードを持ったV溝が加工してあり、不図示の
ボールを、バリエータ移動環に固定された不図示の板バ
ネによってこの■溝に圧接することにより位置が決まる
と共に、第6図(B) に示すズームモーター140に
よりバー108を回転することにより、その位置を変え
ることが出来る。また、この8g環105にはブラシ1
07が取付けてあり、エンコーダー基板106との間で
摺動することによりバリエータ・エンコーダーを構成し
ている。109はlGヅメ−−であり羽根111を駆動
することにより絞り口径を制御している。レンズ群4A
は鏡胴118に固定されている。
一方、レンズ(RR)4Bは移動yJ117に取付けて
あり、このfl!l]yJtt7は内側にメネジ加工が
施されたスリーブ115と一体となりている。バー11
4はオネジ加工してあり、結果、このバー1.14の回
転によりレンズ群4Bが位置を変える。このバー114
の回転動作の為にはステップモーター112を有しプー
リー113 とVベルト120により連動するものであ
る。
この例ではコンベンセータとフォーカスの機能を兼用す
るレンズ群4Bの位置検出の為にはステップモーター1
12の入力パルス数を用いることができる。しかるに、
電源オン又はオフに際して、レンズ群4Bをある所定の
O番地に持って行く必要がある。図においては移動環1
17の後端部122が0番地調整カム121と当たる位
置を0番地とする様構成し、入力パルス数よりレンズ群
4Bの光軸方向における絶対位置を検出できるようにし
ている。
第6図(B)は、第6図(^)と組合せるべき回路図を
示す、メイン5w142がオンされるとパワーオンリセ
ット回路143からCPt1130にパワーオンリセッ
ト信号が入力し、ステップモーター駆動パルス出力回路
137に所定のパルス数の出力を指示し、ステップモー
タードライバー138を介して前述の通りステップモー
ター112のO番地のリセットが行なわれる。
141はズーム操作検出部であり、ズームスイッチ(T
、W)の操作が行なわれると、CPU130に伝達され
る。CPt1130ではズームスイッチ(T、W)の操
作が行なわれたことがトリガーとなり、バリエータレン
ズ2の位置を前述のブラシ107基板106を用いて、
ズームエンコーダー読み取り回路134にて、CPt1
130へ伝達する。また、ステップモーター112が0
リセット位置から何パルスの位置にあるのか、ステップ
モーター駆動パルスカウント回路136によりカウント
し、cpu 130に伝達される。この2つのレンズ位
置情報と、領域データメモリ133との数値の比較から
領域を判別し、速度データメモリー131から領域代表
速度が読み出される。更にズーム操作検出部141のズ
ームスイッチ(T、W)の操作がワイドからテレ方向か
、テレからワイド方向かに応じて方向データメモリー1
32からステップモーター112の回転方向がCPt1
130に読み込まれる。
CPU 130では、これらのデータメモリーから読み
出した内容と、AF装置135より読み込んだボケ情報
とからレンズ群4B駆動の為のステップモーター112
の移動方向と速度を決定すると共に、ズームスイッチ(
T、W)の操作結果に応じてバリエータレンズ駆動用の
モーター140の駆、動方向を決定する。この後、2つ
のモーターが、はぼ同時に動くように、ステップモータ
ー駆動パルス出力回路137への出力と、ズームモータ
ードライバー139への出力を行なうものである。
第1図は第6図(A)、第6図(B)にて説明した本発
明の、CPt1130での動作手順を説明する為のフロ
ーチャートで、このフローチャートは例えば1760 
secで1周する様構成される。
ステップ201で、ビデオカメラ等本発明が実施された
レンズを搭載する機器の電源がONされる。この時点で
は不図示のフローにより、前述のステップモーター11
2のリセット動作が行なわれるものである。
この後ステップ202でAF装置のオン、オフの判定が
なされ、オフの場合には、補正機能が働かないので、ズ
ームは禁止する(ステップ203) 、次にステップ2
04にてズーム操作(第6図中ズームスイッチ141)
が行なわれたかが判断され、ズーム操作が行なわれてい
なければ、ステップ205の通常測距ルーチン205へ
と進む。
ここで、ズーム操作が行なわれていた場合には、ステッ
プ206で前回のAF装置のボケ評価結果AO(レジス
タAOの内容)をレジスタA、に格納する。なお、ズー
ム開始時でボケ評価結果A0がない時には例えば、A2
=0とする。
ステップ207では現在のボケ評価値AをレジスタAI
 に格納する。
ステップ208では、A、−A、の値をレジスタAdに
格納する。
ステップ209では現在のボケ評価値AをレジスタAO
に格納する。
ステップ210ではズームエンコーダー及びステップモ
ーターのパルスにより、バリエータレンズ2とコンペ及
びフォーカスを兼用するレンズ群(RRレンズ)4Bの
位置を検出する。この結果に基きステップ211にて、
領域データメモリーからマツプ内で(V、RR)の点が
属している領域を検出し、ステップ212で、この領域
に対応して速度データーメモリーより領域代表速度を読
み出す。この結果をv、とする、(速度はmm/sec
等のデイメンジョンの他人力パルス間隔としてメモリー
されていてもよい。)ステップ213で、ズーム開始時
かどうかが判断される。開始時には、ステップ215に
てモーター112の駆動速度v=vnとし、(又バリエ
ータ用のモーター140の速度はあらかじめ定められた
一定速で)バリエータレンズ2と上記レンズ群4Bを、
同時に駆動開始する。この2つのレンズの移動はズーム
操作が終了するか又はバリエータレンズ2が移動範囲の
端に来た場合以外は以後wI続するものである。
本フローの2周目以降はステップ214となる。
ここで、前述した第4図に従って、RRの位置とボケと
の関係を考えてみると、RRの移動軌跡22は被写体距
離に対応して求まる理想的軌跡23よりも遠方側に位置
する、所謂後ビンの状態にあるので、望遠側から広角側
へのズーム操作時には、領域■において設定された領域
代表速度よりも速い速度でRRを駆動させてやればRR
の移動軌跡22が理想的軌跡23に急速に近づき、ボケ
が少なくなる。また、RRは理想的軌跡23に対し、常
に後ビン位置に存在しているとは限らず、理想的軌跡2
3に対し至近側の前ピン位置に存在することもあり、前
ピン位置に存在しているにも係らすRRの移動速度を速
めると、理想的軌跡23に対しRRの移動軌跡22が遠
ざかり、−層ボケが増すことになり、この場合にはRR
の移動速度を遅くすれば良いことになる。
そこで、本発明はボケが許容範囲よりも大きい非合焦状
態であると判断されると、領域代表速度に対して増加ま
たは減少させた補正速度でRRを駆動し、ボケが増加す
れば補正速度を逆に減少または増加させることにより、
合焦状態を得るようにしたものであるが、増減の補正速
度を車に1種類としたのでは、比較的大きなボケが発生
している場合には合焦状態を得るまでの時間が長くなっ
たり、逆に小さなボケの時にはRRの動きが急すぎて、
得られた画面が見づらくなることが懸念されるので、ボ
ケの程度に応じて補正速度の増減の割合を変えるように
したもので、本実施例では、以下に説明するステップ2
14〜ステツプ225(但しステップ215.219は
除く)において補正速度の設定を行なっている。
ステップ214では、ボケ評価値Aが、例えば第14図
(D)に示すように設定された許容ボケのレベルTh、
を超えているかどうかが判定される。ここで、A>Th
lの関係であれば、ボケが許容範囲内、すなわち合焦状
態にあるのと言えるで、ステップ219でV=Vnと設
定し、補正を行なうことなく領域代表速度でRRを駆動
する。
また、ボケがA<Tt++である場合には、非合焦状態
にあると言えるので、ステップ216にてAdの正負を
判定する。
つまり、A、+>Oということは、前回から今回の17
80 secの間にボケの程度が軽減したことを示して
いるので、領域代表速度に対し速度を増加している場合
には速度を増加させる補正が正しく、また領域代表速度
に対し速度を減少している場合には速度を減少させる補
正が正しいため、以下の速度制御はそのままの補正方向
で行なえば良いことから、増加フラグの変更は行なわな
い。
ステップ218では前回と同じ判定がなされ、速度を増
加した補正速度でRRを駆動している場合にはステップ
222に進み、速度を減少した補正速度でFLRを駆動
している場合にはステップ223に進む。
ステップ222では、ボケ評価値Aが、例えば第14図
(D)に示すように設定されたボケのレベルThz  
(Thz <Ttzの関係にある)を超えているかどう
かが判定され、A>Th2の関係であれば、ボケの程度
が比較的小さいと判定して、ステップ220において補
正速度を領域代表速度vnより1割増加した速度、v=
1.1vnに設定し、またA<Th2の関係であればボ
ケの程度が比較的大きいと判定して、ステップ224に
おいて補正速度を領域代表速度vnより2割増加した速
度、v=1.2vnに設定する。
ステップ223ではボケの程度が比較的小さいと、ステ
ップ221で補正速度を領域代表速度vnより1割減じ
た速度、v = 0.9 V nに設定し、ボケの程度
が比較的大きいとステップ225で補正速度を領域代表
速度V。より2割減じた速度、v = 0.8 V n
に設定する。
kの値を・ k 220・ k224・ k221・ 
k 22Bとすると、 kz2s <k22+ < 1 <k22o <k22
4又は、 kzz4<k2zo < 1 <kz2+ <k22s
の関係にあればよいことになる。なお、本実施例では上
記したように、 k’s =0.8 、 k2□H=0.9 、k22゜
=1.1゜k 224 = 1.2に設定している。
一方、ステップ21Bにおいて、Ad <Oと判定され
た場合、すなわちその補正速度ではボケが増大する場合
には、ステップ217にて増加フラグの反転が行なわれ
、ステップ218にて、前回と違う選択が行なわれ、ス
テップ222又はステップ223以下の処理が同様に行
なわれる。
なお、以上の実施例においては、ボケ評価値Aに対する
閾値として、Th、 、 Th2の2つの値を用いたが
、さらに例えば第14図(0)に示す如< ThOのよ
うな閾値を増やして細かな速度制御を行なえば、より一
層スムーズにRRを駆動でき、より見易い映像を提供す
ることができる。
また、レンズタイプとして第12図に示したタイプのも
のについて説明したが、第15図の様なレンズタイプ等
でも実施可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、合焦検出手段等の出力の応答遅れ1等
に起因して発生するボケを大巾に改善することができ、
従って、精度の高い光学機器を提供することができる。
特に、変倍に作用するレンズの移動にほぼ同時に補正及
び焦点合わせを兼用するレンズを移動できるので、ボケ
の発生の低減及び変倍速度も速くすることができ、さら
には合焦までに回復する時間を短くできると共に急激な
合焦を防げて見易い画面を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を実施するための光学機器(第6図
)において実施されるプログラムのフローチャート、第
2図は本発明が実施される光学機器としてのズームレン
ズにおいて2つの可動レンズの相対的位置関係を被写体
距離毎に表示するとともに本発明の詳細な説明するため
に用いられるマツプ、第3図は第2図を本発明の原理に
従って分割した図、第4図は第3図の一部を拡大して本
発明の詳細な説明した図、第5図は第3図と同様に本発
明の原理に従って別の分割方法で第2図を分割した図、
第6図(A)は本発明を実施するための光学機器として
のズームレンズの一例を示した図、第6図(B)は第6
図(A)の回路図、第7図は本発明を適用し得ない従来
の慣用的なズームレンズのレンズ構成を示した図、第8
図(a)及び(b)は前記の慣用的ズームレンズにおけ
るバリエータレンズの移動特性とコンベンセータレンズ
の移動特性とを示した図、第9図及び第10図は第7図
の慣用的なズームレンズにおける第1群レンズの位置と
被写体距離との関係を示した図、第11図は第7図のズ
ームレンズにおいてバリエータレンズとコンペンセータ
レンズとの連動を行なわせるために採用されている機械
的制御機構を示した図、第12図は本発明の適用対象と
なるズームレンズのレンズ構成を示した図、第13図は
第12図に示したズームレンズにおいてバリエータレン
ズ(V)とリレー後方レンズ(RR)との相対的位置関
係を被写体距離毎に表示した図、第14図(A)は第1
2図に示したズームレンズを制御するための公知の制御
方式を示した概略図、第14図(B)〜(D)はAF原
理の説明図、第15図は他のズームレンズのレンズ構成
を示した図である。 1・・・第1群レンズ  2・・・第2群レンズ3・・
・第3群レンズ  4・・・菓4群レンズ4A−・・リ
レー前方レンズ 4B・・・リレー後方レンズ 第7図 O 鴫δ図 (α)(b) 第9図 第10図 第12図 集13図 地14図(A) 拮14図(8) 第14図(C) (α)  目        艷14図(D)鏡15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光軸に沿って移動して変倍作用を行なわせる第1の
    レンズ群と、変倍時の補正及び焦点合わせの作用を行な
    わせる第2のレンズ群と、該第1のレンズ群の位置及び
    該第2のレンズ群の位置を夫々検出するレンズ群位置検
    出手段と、該第1のレンズ群を位置変化させる操作の検
    出に伴い、該第1及び第2のレンズ群の位置及び移動速
    度等を合焦検出手段からの情報により得られる合焦の程
    度に基づき制御する駆動制御手段とを備え、 該駆動制御手段は、該第1及び第2のレンズ群の位置情
    報及び該第1のレンズ群の移動速度情報に応じて第2の
    レンズ群の移動制御情報を記憶する第2のレンズ群移動
    情報記憶部と、該第2のレンズ群移動情報記憶部に記憶
    されている移動制御情報を読み出して該第1のレンズ群
    と略同時に該第2のレンズ群の駆動を実行すると共に、
    合焦の程度に対して閾値が設定され、非合焦の場合には
    該閾値により判定される合焦の程度に応じて該第2のレ
    ンズ群の移動制御情報を補正する第2のレンズ群駆動制
    御部とを有することを特徴とする光学機器におけるレン
    ズ位置制御装置。 2 該第1のレンズ群に位置変化が生じている時の該第
    1のレンズ群の移動速度が一定であることを特徴とする
    請求項1記載のレンズ位置制御装置。
JP14920188A 1988-05-06 1988-06-16 光学機器におけるレンズ位置制御装置 Pending JPH01316713A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14920188A JPH01316713A (ja) 1988-06-16 1988-06-16 光学機器におけるレンズ位置制御装置
US07/346,630 US4920369A (en) 1988-05-06 1989-05-02 Lens position control device

Applications Claiming Priority (1)

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JP14920188A JPH01316713A (ja) 1988-06-16 1988-06-16 光学機器におけるレンズ位置制御装置

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ID=15470034

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61264307A (ja) * 1985-05-20 1986-11-22 West Electric Co Ltd ズ−ミング方法およびズ−ミング装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61264307A (ja) * 1985-05-20 1986-11-22 West Electric Co Ltd ズ−ミング方法およびズ−ミング装置

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