JPH04285905A - ズームレンズのレンズ位置制御装置 - Google Patents

ズームレンズのレンズ位置制御装置

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JPH04285905A
JPH04285905A JP5118191A JP5118191A JPH04285905A JP H04285905 A JPH04285905 A JP H04285905A JP 5118191 A JP5118191 A JP 5118191A JP 5118191 A JP5118191 A JP 5118191A JP H04285905 A JPH04285905 A JP H04285905A
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JP
Japan
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lens group
lens
zoom
storage circuit
detection means
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Application number
JP5118191A
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English (en)
Inventor
Mitsuhisa Araida
光央 新井田
Naoya Kaneda
直也 金田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はズームレンズの焦点補正
装置に関し、特にリヤーフォーカス式のズームレンズ装
置の製造誤差による焦点の移動を補正するようになした
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ズームレンズの小型化、特に前玉
後の縮小化を図るとともに至近物体に対しても合焦を可
能とするために、ズームレンズの変倍部以後のレンズ群
を合焦レンズとして扱う所謂リヤーフォーカス式のズー
ムレンズが数多く提案され、又製品化されている。
【0003】こうしたリヤーフォーカス方式のズームレ
ンズは一般的な従来の前玉フォーカス方式のズームレン
ズと異なり、被写体距離だけでなく焦点距離によっても
その合焦レンズの位置が変化するという特長を持ってい
る。
【0004】そして例えば、特開昭62−296110
号公報ではズーム範囲を複数のズーム領域に分割すると
ともに、各領域毎に合焦レンズが移動すべき速度を予め
記憶させておき、変倍時にズーム情報と合焦レンズの位
置情報とからこの記憶されている速度を読み出して合焦
レンズの移動制御を行う技術を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら記憶さ
れている合焦レンズの速度は設計値にもとづいて設定さ
れた値であることから、こうしたズームレンズのレンズ
位置制御装置はズームレンズ毎の各部品毎の製造誤差や
組み立て時の組み立て誤差の影響で合焦レンズの移動制
御値が個々にバラツキを持ってしまうことがあった。従
って単に前述の設計値にもとづく制御値で合焦レンズを
移動させたのでは正確なレンズ位置制御を行うことが困
難となっていた。即ち正確な焦点合せを行うことが困難
になってくる。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みて製造誤差や
組み立て誤差にもとづく焦点ずれを補正した装置、そし
て特にTTL方式の測距装置を搭載したズームレンズの
レンズ位置制御装置における合焦レンズのズーミングに
よる追従性を高め正確なレンズ位置制御を行うことを可
能とする装置の提供を目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】そして本発明の特徴と
するところは、光軸に沿って移動して変倍を行う変倍レ
ンズ群と該変倍レンズ群が移動したことによる像面移動
を補正する補正レンズ群を有するズームレンズ、該ズー
ムレンズを通過する光にもとづいて前記ズームレンズの
焦点状態を検出する焦点検出手段、前記変倍レンズ群の
位置を検出する位置検出手段、前記変倍レンズ群の位置
にもとづき又前記補正レンズ群が移動すべき移動情報を
記憶した第1の記憶回路、製造誤差による焦点変動の補
正に関する情報を記憶する第2の記憶回路、前記焦点検
出手段と前記位置検出手段と前記第1の記憶回路と前記
第2の記憶回路の各情報にもとづいて前記補正レンズ群
を駆動させる駆動手段を具備したことにある。
【0008】
【実施例】図1は本発明に関するズームレンズのレンズ
のレンズ位置制御装置を示すブロック図である。図2は
本発明に関するズームレンズの基本的な断面図である。
【0009】図2に示すズームレンズにおいて1,2,
3,4は、それぞれズームレンズを構成する第1,第2
,第3,第4レンズ群で、第2レンズ群(バリエータレ
ンズ群)と第4レンズ群が、矢印の軌跡に従って光軸上
を移動してズーミングを行う一方第4レンズ群を移動さ
せてフォーカシングを行う。こうした所謂リヤーフォー
カスズームレンズにおいては図3に示す通り像面変動を
補正する第4レンズ群(合焦レンズ群)は被写体距離に
応じてズーミングの移動軌跡が異なるという性質を持っ
ている。尚Wはワイド端、Tはテレ端を示す。
【0010】こうしたズームレンズのレンズ位置制御方
式において本実施例では、図3(B)に示す通りズーム
範囲(W〜T)を複数(16分割)のゾーンに分割する
とともに第4レンズ群の位置に応じた複数の領域を設定
する一方各領域にズームスピードを一定とした場合に第
4レンズ群が所望の軌跡に沿って移動するように設計値
にもとづいた第4レンズ群の代表となる移動速度を記憶
させている。そしてこの記憶情報にもとづいてレンズ位
置の制御を行っている。
【0011】ここで設定された第4レンズ群の移動速度
は、設計値に基づいて算出されているので仮に製造時の
誤差が生じた場合には個々のレンズ毎に補正が必要であ
る。例えば製造誤差による光学系の焦点のずれは、図4
(A)のように示される。横軸は第2レンズ群の位置、
縦軸は第4レンズ群4の位置である。添番102が設計
値における第4レンズ群の移動軌跡であるとすれば、製
造誤差により、101のように第2レンズ群位置におけ
る傾斜とワイド端及びテレ端における第4レンズ群の合
焦位置が変化する。
【0012】これに対して本実施例は実際に組み立て作
業を終えた段階で製造による誤差を測定してこの誤差分
にもとづいて設計値を補正するようにしている。
【0013】次に図1にもとづいて本発明に関するレン
ズ位置制御装置を説明する。
【0014】15は撮像素子14のビデオ信号にもとづ
いてズームレンズの焦点調節状態を検出する公知の焦点
検出装置、16は第2レンズ群(バリエータレンズ群)
2の位置を検出するためのズームエンコーダー読み取り
回路で、第2レンズ群2に取り付けたブラシ2aがエン
コーダー5を摺動して第2レンズ群の位置を検出してい
る。23は前述した複数のズーム領域に対応して合焦レ
ンズ群(第4レンズ群)4を移動すべき移動速度を記憶
している第1の記憶回路(ROM)である。尚この記憶
されているデータはズームレンズの設計値から求めた値
で合焦レンズ群4を駆動するステッピングモーターM0
へ入力すべき単位時間あたりのパルス数に担当する。2
5は設計値にもとづいた移動データを補正するための補
正データを記憶している記憶回路(E2PROM)であ
る。18はCPU(Central  Process
  Unit)からの信号にもとづいて合焦レンズ群4
駆動させるステッピングモーター10へ送出するパルス
を形成するパルス出力回路である。17はパルス出力回
路18から出力されるパルスをカウントすることにより
第4レンズ群の位置を検出するためのパルスカウント回
路である。21は領域データメモリでズームエンコーダ
読み取り回路16による第2レンズ群の位置情報とパル
スカウント回路17による第4レンズ群の位置情報にも
とづいた図3(B)に示すような複数のズーム領域を記
憶しているメモリである。22は方向データメモリでズ
ームスイッチ29にもとづいたズーム方向に関する方向
データを記憶しているメモリである。28は本体電源の
メインスイッチであり、これがオンされるとパワーオン
リセット回路27により各データが初期化される。
【0015】以上の構成のもとで、メインスイッチ28
が押圧され撮影が開始され又ズームスイッチ29が押圧
されているとモータ9を介して第2レンズ群を所定のス
ピードで又所定の方向へ移動させてズーミングを行う。 一方ズームエンコーダ読み取り回路16により第2レン
ズ群の位置情報とパルスカウント回路17により第4レ
ンズ群の位置情報がCPU26に入力される。CPU2
6はこの各位置情報とズームスイッチ29から領域デー
タの記憶回路21と方向データの記憶回路22の各デー
タを読み出す。そして第4レンズ群が移動すべき代表と
する速度を速度データメモリ23にアドレスして読み出
す。更に焦点検知装置15の焦点情報と補正データ15
を入力することによりCPU26は設計値の速度データ
を演算補正して第4レンズ群の速度を決定する。パルス
出力回路18はこの決定された速度をパルス変換してス
テッピングモータ10のドライバー回路20へ送出する
【0016】このように第4レンズ群は製造誤差分を記
憶した補正データにもとづいて移動制御されるので合焦
状態を極めて良好に維持することができる。
【0017】次に補正データに関して若干の説明を加え
る。
【0018】補正データは、製造時に個々のビデオカメ
ラを対象として決定される。まずある定められた被写体
距離に対して少なくとも3点の各焦点距離において、焦
点検出装置15を用いて合焦させた時の第4レンズ群の
位置を求めることによりその被写体距離における第4レ
ンズ群の移動軌跡を算出して求められる。そして例えば
16分割された焦点距離域毎の各速度補正データをKi
(i=1〜16)として、図4における同一焦点距離f
での設計値の軌跡の傾斜をXi、誤差を持った場合の軌
跡の傾斜をX’iとすれば、
【0019】
【外1】 または、             Xi−X’i=Ki    
                         
 ー(2)として補正データKiを算出すればよい。
【0020】尚、本実施例では、例えば16分割されて
いる全ての焦点距離毎に誤差分を補正データとして記憶
させることが望ましいが、ROMの記憶容量又カメラの
製造時の作業工程を軽減させるためには少なくとも3点
の焦点距離における誤差分を記憶させておき、他の焦点
距離の誤差分は補間演算を行って求めることが望ましい
【0021】又、以上の実施例においては、設計値の速
度データに対応した速度補正データを記憶させていたが
、速度データをアドレスする際に所望の速度データを持
った領域を選択することで所望の速度データを得ること
も可能となる。この場合は図1(B)に示す通り領域デ
ータを変更するための補正データ24が必要となる。
【0022】第1実施例では、焦点距離ゾーンと、第4
レンズ移動量ゾーンごとに、第4レンズの速度を記憶す
る方法であったが、これは同様に第4レンズの合焦位置
を記憶する方法にも適用できる。
【0023】図5は、図1(B)の添番21〜25にか
わる構成であり、他は図1(B)と同じ構成である。本
実施例においては、図1(B)におけるズームエンコー
ダ読み取り回路16の出力により、そのバリエータ位置
から焦点距離を図5焦点距離データメモリ111から読
み取る。一方、位置データメモリ113には、少なくと
も1つの被写体距離における第4レンズ群のレンズ設計
値にもとづく合焦位置が焦点距離毎に記憶されている。 114は組み立て誤差を記憶している記憶回路である。 以上により変倍中は焦点距離に関して、補間演算を行な
って第4レンズの合焦位置を算出し、第4レンズ群を移
動させて合焦動作を行なう。
【0024】尚このような場合には、図4(B)のよう
にf1,f2・・・fnの焦点距離に対する設計値の第
4レンズの合焦位置P1,P2・・・Pn及び製造誤差
をもった場合の第4レンズ群合焦位置P’1,P’2・
・・P’n  から、式(1)または式(2)の方法で
補正データを算出して使用すればよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、カメ
ラ毎の製造誤差による焦点変動を補正することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例を示すブロック図
【図2】本発明に係るリアフォーカスズーム光学系を示
す図、
【図3】本発明に係るリアフォーカスズーム光学系のバ
リエータと第4レンズの被写体距離に応じた移動曲線を
示す図、
【図4】本発明に係るリアフォーカスズーム光学系の設
計値と製造誤差による焦点移動が生じた場合の、バリエ
ータと第4レンズ群の移動曲線の相異を示す図、
【図5
】本発明を適用した第2実施例を示すブロック図の一部
【符号の説明】
1  第1レンズ群 2  第2レンズ群 3  第3レンズ群 4  第4レンズ群 14  撮像素子 15  焦点検出装置 23  第1の記憶手段 25  第2の記憶手段 26  CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光軸に沿って移動して変倍を行う変倍
    レンズ群と該変倍レンズ群が移動したことによる像面移
    動を補正する補正レンズ群を有するズームレンズ、該ズ
    ームレンズを通過する光にもとづいて前記ズームレンズ
    の焦点状態を検出する焦点検出手段、前記変倍レンズ群
    の位置を検出する位置検出手段、前記変倍レンズ群の位
    置にもとづき又前記補正レンズ群が移動すべき移動情報
    を記憶した第1の記憶回路、製造誤差による焦点変動の
    補正に関する情報を記憶する第2の記憶回路、前記焦点
    検出手段と前記位置検出手段と前記第1の記憶回路と前
    記第2の記憶回路の各情報にもとづいて前記補正レンズ
    群を駆動させる駆動手段を具備することを特徴とするズ
    ームレンズのレンズ位置制御装置。
  2. 【請求項2】  物体側より順にフォーカシングを行う
    フォーカシングレンズ群と、変倍を行う変倍レンズ群を
    少なくとも有するズームレンズ、該ズームレンズを通過
    する光にもとづいて前記ズームレンズの焦点状態を検出
    する焦点検出手段、前記変倍レンズ群の位置を検出する
    位置検出手段、製造誤差による焦点変動の補正に関し前
    記変倍レンズ群の位置に応じた情報を記憶する記憶手段
    、前記焦点検出手段と前記記憶手段の各情報にもとづい
    て前記フォーカシングレンズ群を駆動させる駆動手段を
    具備することを特徴とするズームレンズのレンズ位置制
    御装置。
JP5118191A 1991-03-15 1991-03-15 ズームレンズのレンズ位置制御装置 Pending JPH04285905A (ja)

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JP5118191A JPH04285905A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 ズームレンズのレンズ位置制御装置

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JP5118191A JPH04285905A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 ズームレンズのレンズ位置制御装置

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JPH04285905A true JPH04285905A (ja) 1992-10-12

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JP (1) JPH04285905A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0882734A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Seikosha Co Ltd レンズ駆動装置
JP2003057524A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Canon Inc 撮像装置及びそのレンズ制御方法、並びに記憶媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0882734A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Seikosha Co Ltd レンズ駆動装置
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000314