JP3178001B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3178001B2
JP3178001B2 JP12193391A JP12193391A JP3178001B2 JP 3178001 B2 JP3178001 B2 JP 3178001B2 JP 12193391 A JP12193391 A JP 12193391A JP 12193391 A JP12193391 A JP 12193391A JP 3178001 B2 JP3178001 B2 JP 3178001B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の処理ブロ
ックの手順が表現されたフローチャート図を作成するデ
ータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オフィスコンピュータ等のデー
タ処理装置においては、ユーザの業務内容に応じて業務
処理プログラムが予め設計されているが、後でその処理
概要を確認する場合には、プログラムリストを出力した
り、その処理概要を図式的に表現した処理概要図を人為
的に作図するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プログ
ラムリストは専門的であり、一般ユーザにとってはその
判読は極めて困難であり、また、処理概要図の作図はシ
ステムエンジニアであっても時間と手間を要し、極めて
面倒なものとなっていた。そこで、処理概要を図式的に
表現した処理概要図を自動的に作図できれば、一般ユー
ザであっても処理概要を容易に確認可能となることは明
らかである。この発明の課題は、処理概要図を図式的に
表現した処理概要図を自動的に作図できるようにするこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、処理ブロッ
ク手順が予め決められた複数の処理ブロックに関し、そ
の各処理ブロックの処理ブロック定義内容を記憶する記
憶手段と、上記各処理定義内容をその処理手順の順番に
読み出し、各処理定義内容毎に、当該処理定義内容を解
析して、入出力装置を対象にした入出力定義条件の内
容、あるいはファイルを対象にした読込更新定義条件の
内容、を判別する判別手段と、上記処理定義内容に対応
する処理ブロックの処理ブロックパターンの周囲位置
に、上記判別手段で判別された定義条件の内容に対応す
る対応ブロックパターンとそのデータの流れの方向を示
す方向パターンとを配置する際、上記処理ブロックパタ
ーンに対して上記方向とは逆方向の方向パターンが配置
されている場合には、データの流れが双方向であること
を示す方向パターンに変更して配置する配置手段と、上
記配置手段により、上記処理定義内容に対応する処理ブ
ロックパターンの周囲位置に上記対応ブロックパター
ン、方向パターンが配置された処理ブロックパターン
を、上記各処理定義内容毎に作成して、その各処理ブロ
ックパターンに対応した処理ブロックの処理手順の順番
に連結配置することにより、その各処理ブロックパター
ンが連結配置されたフローチャート図を作成する作成手
段と、を具備したことを特徴とする。
【0005】
【機能ブロック図の説明】図1は機能ブロック図であ
り、各種処理内容を定義する処理定義メモリ1、基本図
形を生成する基本図形生成手段2、処理内容の種類に対
応してその種類を示す種別図形を生成する種別図形生成
手段3、処理内容の種類を判別する判別手段4、とから
なる。
【0006】
【実施例】以下、図2〜図15を参照して一実施例を説
明する。図2はデータ処理装置の主要構成を示したブロ
ック図である。PS処理装置11は後で図3を参照して
詳述するが、予め任意に設定されている各種の定義内容
に基づいた処理を一連の処理手順にしたがって逐次実行
するもので、本実施例では特にこの種の処理をPS処理
と称する。
【0007】ブロックパターンメモリ12は処理フロー
を作図する為に用いられる各種の図形ブロックパターン
を記憶するもので、ブロックパターンメモリ12内には
開始ブロックパターン、終了ブロックパターン、処理ブ
ロックパターン、入出力ブロックパターン及びファイル
ブロックパターン(夫々を「対応パターン」とも言
う)、矢印ブロックパターン(「方向パターン」とも言
う)等、各種の図形ブロックパターンが予め格納されて
いる。なお、ブロックパターンメモリ12内に図形ブロ
ックパターンが予め格納されている。なお、ブロックパ
ターンメモリ12内の図形ブロックは予めメーカサイド
によって固定的に用意されたものであっても、ユーザに
よって任意に作成されたものであってもよい。
【0008】図4はブロックパターンメモリ12内に格
納されている各種の図形ブロックパターンを示したもの
で、開始ブロックパターンは開始を表現するシンボル図
形に“開始”の文字列を挿入すると共に、下部ブロック
のパターンと連結されるメインラインを付加した構成と
なっている。また、終了ブロックパターンも同様に、終
了を表現するシンボル図形に“終了”の文字列を挿入す
ると共に、上部ブロックのパターンと連結されるメイン
ラインを付加した構成となっている。更に、処理ブロッ
クパターンは、横長長方形の内部を上下二段に区分した
シンボル図形に上下のブロックパターンと連結されるメ
インラインを夫々付加した構成となっている。入出力ブ
ロックパターンは入力装置、表示装置等の入出力デバイ
スを示し、ファイルブロックパターンはソースファイ
ル、索引ファイル、更新ファイル等のファイルを示した
図形ブロックパターンで、入出力ブロックパターンは処
理ブロックパターン内においてそのシンボル図形の右側
に配置され、ファイルブロックパターンは処理ブロック
パターン内においてそのシンボル図形の左側に配置され
る。また、矢印ブロックパターンは処理ブロックパター
ン内においてそのシンボル図形と入出力ブロックパター
ンあるいはファイルブロックパターンとの間に挿入さ
れ、データの流れを示す矢印図形で、データの流れに応
じて右方向、相方向、左方向の3種類の矢印ブロックパ
ターンがある。
【0009】他方、フロー生成装置13は処理フローを
生成するもので、ワークメモリ14を用いて処理フロー
を生成するが、この場合、PS処理装置11内に予め設
定されている各種の定義内容を取り込んでそれを解析
し、その解析結果に応じてブロックパターンメモリ12
から図形ブロックパターンを読み出し、展開バッファ1
5にセットする。なお、展開バッファ15は例えばA4
サイズ1ページ分のデータを記憶可能なもので、展開バ
ッファ15ないのデータはPS処理装置11に送られて
PS処理装置11内の印字部から出力される。これによ
って例えば、図12に示す様に処理概要を図式的に表現
したフローチャートが作成される。
【0010】図3はPS処理装置11の構成を示したブ
ロック図である。CPU21はROM22内に予め格納
されているシステムプログラムやシステムRAM23内
に取り込まれたアプリケーション・プログラム等にした
がってこのPS処理装置11の全体動作を制御するもの
で、その周辺デバイスとしてCPU21には入力部2
4、表示部25、印字部26、ディスク装置27、28
が接続され、それらの入出力動作を制御する。また、C
PU21にはワーク用のRAM29の他、PS処理部3
0が接続されている。ディスク装置27には手順定義フ
ァイル(RPSファイル)27−1、処理定義ファイル
(PSファイル)27−2とが格納されており、RPS
ファイル27−1には予め複数の処理単位に対応してそ
の処理順序等の基本的な定義が任意に設定され、またP
Sファイル27−2には複数の処理単位に対応してその
処理内容が詳細に定義されている。ここで、図5はRP
Sファイル27−1の具体例として手順定義E01の設
定内容を示したもので、行番号「1」、「2」、「3」
に対応して表題「起動画面」、「日報印刷」、「結果表
示」および実行PS名「PS01」、「PS02」、
「PS04」が設定されている。なお、行番号「1」、
「2」、「3」は処理の順序に対応している。
【0011】また、図6はPSファイル27−2の具体
例として図5の手順定義E01に対応する処理定義を示
したもので、実行PS名「PS01」に対応してその処
理内容を定義する定義表として「A表」、「D表」が設
定されている。また、実行PS名「PS02」に対応す
る定義表として「A表」、「C表」、「E表」が設定さ
れている。更に、実行PS名「PS04」に対応する定
義表として「A表」、「D表」が設定されている。ここ
で、A表はデータの取り込みを定義し、C表はファイル
の更新を定義し、D表はデータの表示、E表はデータの
印字を定義する。
【0012】PS処理部30は次の如く構成されてい
る。即ち、PS処理部30にはRPS解読部30−1、
PS解読部30−2が設けられており、RPS解読部3
0−1はRPSファイル27−1から手順定義を読み込
み、それを解読してその結果をPS解読部30−2に与
える。いま、例えばRPS解読部30−1が図6に示す
手順定義E01を解読した場合、先ず、行番号「1」の
実行PS名「PS01」をPS解読部30−2に与え
る。すると、PS解読部30−2はこの実行PS名「P
S01」に対応する処理定義をPSファイル27−2か
ら読み込み、それを解読する。この場合、実行PS名
「PS01」に対応する処理定義には図6に示す如く、
A表、D表が含まれているので、PS解読部30−2は
これを解読し、A表、D表を対応する定義A解読部30
−3、定義D解読部30−5に与える。次に、RPS解
読部30−1は行番号「2」の実行PS名「PS02」
をPS解読部30−2に与える。すると、PS解読部3
0−2はこの実行PS名「PS02」に対応する処理定
義をPSファイル27−2から読み込み、それを解読
し、A表、C表、E表を対応する定義A解読部30−
3、定義C解読部30−4、定義E解読部30−6に与
える。
【0013】ここで、定義A解読部30−3、定義C解
読部30−4、定義D解読部30−5、定義E解読部3
0−6はA表、C表、D表、E表に設定されている定義
内容を1項目ずつ解読するもので、その結果を対応する
入力処理部30−7、ファイル処理部30−8、表示処
理部30−9、印字処理部30−10に与える。入力処
理部30−7は入力部24から入力されたデータ、ディ
スク装置28内のソースファイル28−1、索引ファイ
ル28−2を参照することにより作成したデータを入力
データとしてワークRAM29に書き込む。ファイル処
理部30−8は入力データに基づいてディスク装置28
内の更新ファイル28−3を更新する。表示処理部30
−9は表示部(例えばCRT表示装置)25から表示出
力されるデータを処理し、また印字処理部30−10は
印字部(例えば液晶プリンタ)26から印字出力される
データを処理する。
【0014】図7〜図9は図6で示した実行PS名「P
S01」、「PS02」、「PS04」に対応する各定
義内容を詳細に示したもので、図7は「PS01(起動
画面)」、図8は「PS02(日報印刷)」、図9は
「PS04(結果表示)」の定義内容に対応している。
即ち、図7においてデータの取り込みを定義するA表
は、ソースファイル名が必要に応じて定義されるエリア
と、項目名に対応してTIPE(データ取り込みの種
別)および取り込み内容が定義されるエリアを有する。
ここで、取り込み種別としては「I」、「=」等があ
り、「I」は入力部24から入力されたデータを取り込
むべきことを定義し、「=」はソースファイル28−1
や索引ファイル28−2を参照することによって自動生
成されたデータを取り込むべきことを定義する。なお、
図7のA表は起動画面に対するものであり、データの取
り込み先であるソースファイル名は定義されていない。
また、項目名「bb」に対しては取り込み種別「=」、
取り込み内容「#索引(KIDOU)」が定義されてい
るが、これは索引ファイル28−2内の起動画面用ファ
イルを索引してデータを自動生成すべきことを定義し、
また、項目名「R1」に対しては種別「=」、内容
「0」が定義されているが、これは項目名「R1」のデ
ータとして「0」を取り込むべきことを定義している。
また、データの表示を定義するD表は項目名に対応して
そのデータ表示開始位置を示す位置座標(X、Y)、こ
の座標位置から縦方向のサイズおよび横方向のサイズを
定義する。
【0015】また、図8のA表にはソースファイル名と
して「受注台帳」が定義されている為、この受注台帳の
ソースファイルから必要に応じてデータの取り込みが行
われる。また、ファイル更新を定義するC表は、その先
頭から「補助ファイル」が更新対象のファイル名として
定義され、また「追加」が更新内容を示す更新種として
定義され、更に更新対象ファイル(補助ファイル)のフ
ァイル項目に対応して実際に更新される項目名が定義さ
れている。また、データの表示を定義するE表は項目名
に対応してそのデータの印字開始位置を示す位置座標
(X、Y)、この座標位置から縦方向のサイズおよび横
方向のサイズを定義する。
【0016】なお、図9の結果表示の場合でも表示対象
のデータの取り込みを行う為、A表を必要とするが、こ
の場合、取り込み種別は全て「=」であり、自動生成さ
れたデータが表示対象のデータとなり、このデータがD
表に定義されている位置および大きさで表示出力され
る。
【0017】次に、本実施例の動作を図10〜図15を
参照して説明する。いま、RPSファイル27−1には
図5に示す内容の手順定義E01が設定され、またPS
ファイル27−2にはこの手順定義E01にしたがって
処理単位毎の処理内容が設定されているものとする。こ
こで、図10はこの手順定義E01にしたがってPSフ
ァイル27−2の内容がアクセスされる様子を図式化し
たものであり、また図11はこの場合の定義内容を基に
通常のPS処理の他、本実施例に係るフロー生成処理が
実行される様子を示したものである。
【0018】先ず、PS処理が開始されると、RPS解
読部30−1はRPSファイル27−1から手順定義E
01を取り込み、その行番号「1」の実行PS名「PS
01」を指定し、PS解読部30−2に与える。する
と、この実行PS名「PS01」に対応する処理(起動
画面)の実行に移る。この場合、PS解読部30−2は
この実行PS名に対応する定義表(A表、D表)を解読
し、その結果、先ずA表を定義A解読部30−3に与
え、次にD表を定義D解読部30−5に与える。ここ
で、A表の定義内容は定義A解読部30−3によって1
項目ずつ解読され、入力処理部30−7はこのA表の定
義内容にしたがって1項目ずつデータをワークRAM2
9に取り込む入力処理を実行する。次に、D表の定義内
容は定義D解読部30−5によって解読され、表示処理
部30−9はこのD表の定義内容にしたがってデータを
表示部25から表示出力させる。このようにして実行P
S名「PS01」に対する処理が終ったら、手順定義E
01を参照し、RPS解読部30−1はその行番号
「2」に対応する実行PS名「PS02」を指定してP
S解読部30−2に与え、その実行PS名「PS02」
に対応する処理(日報印刷)を行う。この場合、定義表
(A表、C表、E表)がPSファイル27−2から読み
出され、A表、C表、E表の順序でその定義内容を解読
しながらデータの取り込み処理、ファイルの更新処理、
データの印字処理が順次実行される。次に、行番号
「3」の実行PS名「PS04」を指定し、その処理
(結果表示)に移る。この場合、定義表(A表、D表)
を参照し、その定義内容にしたがってデータの取り込み
処理、データの表示処理を順次実行する。なお、この結
果表示処理は手順定義E01に最終処理として設定され
ている為、この時点でPS処理は終了する。
【0019】次に、フロー生成処理を説明する。図12
はこの生成処理の全体動作を示したフローチャートで、
入力部24からフロー作図指令が与えられることによっ
て実行開始される。先ず、フロー生成装置13はブロッ
クパターンメモリ12から開始ブロックパターン(図4
を参照)を読み出し(ステップA1)、この開始ブロッ
クパターンを展開バッファ15の所定位置に配置する
(ステップA2)。そして、PS処理装置11に対して
手順定義の読出指令を与え(ステップA3)、これによ
ってRPSファイル27−1から読み出された手順定義
を受け取ると、その先頭行を指定する(ステップA
4)。そして、指定行の実行PS名に対応する定義表を
PSファイル27−2から読み出し(ステップA5)、
その定義表の設定内容にしたがってPSブロックを生成
する。
【0020】図13、図14はこのPSブロック生成処
理を示したフローチャートである。いま、手順定義E0
1の先頭行が指定されたものとする。先ず、フロー生成
装置13はブロックパターンメモリ12から処理ブロッ
クパターン(図4を参照)を読み出し(ステップB
1)、ワークメモリ14にセットすると共に、手順定義
E01の先頭行に設定されている表題(起動画面)、実
行PS名(「PS01」)を処理ブロック内にセットす
る(ステップB2)。ここで。処理ブロックパターンは
上述した如く、その中央部に横長の長方形を成すシンボ
ル図形が位置し、その内部は上下二段に区分されてお
り、この上段部に表題として「起動画面」の文字列がセ
ットされ、下段部に実行PS名として「PS01」がセ
ットされる。次に、A表処理に移る(ステップB3)。
図14はこのA表処理を示したフローチャートで、先
ず、ステップC1でA表の中にソースファイル名が設定
されているか否かを調べるが、起動画面処理ではソース
ファイルからデータの取り込みは行わず、したがってA
表にはソースファイル名は設定されていないので、次の
ステップC5に進み、A表の中にタイプとしてデータ入
力を示す“I”が設定されているか否かを調べる。い
ま、図7に示す如く、A表には“I”が設定されている
為、ブロックパターンメモリ12から入出力ブロックパ
ターンを読み出してワークメモリ14にセットする(ス
テップC6)。この場合、本実施例では上述した如く、
処理ブロックパターン内においてそのシンボル図形の右
側に、入出力ブロックパターンを付加するようにしてい
る。その後、処理ブロックパターン内において、そのシ
ンボル図形と入出力ブロックとの間に左方向の矢印ブロ
ックパターンを挿入する(ステップC7)。
【0021】このようにしてA表処理が終ると、図13
のステップB4に進むが、手順定義E01の先頭行が指
定されている場合、その実行PS名「PS01」に対応
する定義表にはC表が含まれていない為、ステップB1
2に進み、D表あるいはE表が含まれているか否かを調
べる。いま、先頭行にはD表が含まれているので、この
場合ワークメモリ14内に入出力ブロックがセットされ
ていることを条件に(ステップB11)、上述のA表処
理でワークメモリ14にセットした左方向矢印パターン
を相方向矢印パターンに置き換える(ステップB1
2)。
【0022】このようにして手順定義E01の先頭行に
対するPSブロック生成処理が終ったら、図12のステ
ップA7に進み、この生成ブロックを展開バッファ15
内にセットする。この際、既に展開バッファ15内にセ
ットされている開始ブロックパターンと今回生成したブ
ロックパターンのメインライン同士とが連続するよう
に、生成ブロックを開始ブロックの下に配置する。以
下、生成ブロックを展開バッファ15にセットする場合
には、その上部ブロックのメインラインと生成ブロック
のメインラインとが連続するように配置するものとす
る。なお、いま、生成ブロックは処理を表わすシンボル
図形の右側に入出力ブロックパターンが配置されると共
に、その間に相方向矢印パターンが挿入されたものとな
る。
【0023】以下、手順定義E01の最終行まで上述の
PSブロック生成処理を繰り返す。即ち、ステップA8
で最終行でないことが検出されると、ステップA9に進
み、手順定義の次の行を指定したのちステップA5に戻
る。この結果、次に手順定義E01の2行目が指定され
ると共に、この2行目の実行PS名「PS02」に対応
する定義表(A表、C表、E表)の設定内容にしたがっ
てPSブロック生成処理が行われる。
【0024】先ず、処理ブロック内に表題(日報印刷)
および実行PS名「PS02」をセットしたのちA表処
理に進むが、いま図8に示す如くそのA表にはソースフ
ァイル名が設定されているので、ブロックパターンメモ
リ12からファイルブロックパターンを読み出してワー
クメモリ14内にセットする(ステップC2)。この場
合、ファイルブロックは処理を表わすシンボル図形の左
側にセットされる。そして、次のステップC3ではファ
イルブロック内にソースファイル名(受注台帳)を挿入
する。次で、処理ブロックパターン内において、そのシ
ンボル図形とファイルブロックとの間に右方向矢印パタ
ーンを挿入する(ステップC4)。その後、ステップC
5に進むが、いま図8に示す如く、A表のタイプには入
力を示す“I”は存在しない為、それを条件にA表処理
から抜け、図13のステップB4に進み、C表の有無を
チェックする。いま、C表有りが検出されるが、この場
合、上述のA表処理でファイルブロックがセットされて
いるので、ステップB5でファイルブロック有りが検出
されてステップB6に進み、A表処理でセットした右方
向矢印パターンを相方向矢印パターンに置き換える。そ
して、C表の更新ファイルの名称(補助)をファイルブ
ロック内に挿入する(ステップB9)。次に、ステップ
B10でE表有りが検出されるが、この場合、入出力ブ
ロック無しが検出されるので、ステップB13に進み、
ブロックパターンメモリ12から入出力ブロックパター
ンを読み出してワークメモリ14にセットするが、その
際、この入出力ブロックは処理を表わすシンボル図形の
右側にセットされる。次に、処理ブロックパターン内に
おいて、そのシンボル図形と入出力ブロックとの間に右
方向パターンをセットする(ステップB14)。
【0025】このようにして手順定義E01の2行目に
対するPSブロック生成処理が終ったら、図12のステ
ップA7に進み、この生成ブロックを展開バッファ15
内にセットする。この生成ブロックは処理を表わすシン
ボル図形の右側に右方向矢印を介して入出力ブロック、
左側に相方向矢印を介してファイルブロック(ソースフ
ァイル名「受注台帳」、更新ファイル名「補助」)を配
置したものとなる。
【0026】その後、手順定義E01の3行目が指定さ
れると、その行の実行PS名「PS04」に対応する定
義表(A表、D表)にしたがってPSブロック生成処理
が行われる。先ず、処理ブロックに表題(結果表示)、
実行PS名(PS04)がセットされる。いま、A表に
はソースファイル名は無く、また“タイプ”に入力を示
す“I”は含まれない為、そのままA表処理から抜け
る。なお、この場合、図13のステップB10でD表有
が検出される為、ステップB11に進むが、いまA表処
理で入出力ブロックはセットされないので、入出力ブロ
ックのセット処理(ステップB13)、右方向矢印パタ
ーンのセット処理が行われる(ステップB14)。これ
によって手順定義E01の3行目に対するPS生成処理
が終るが、いま手順定義E01の最終行が指定されてい
る為、ステップA10に進み、ブロックパターンメモリ
12から終了ブロックパターンを読み出し、展開バッフ
ァ15の所定位置に配置する。そして、この展開バッフ
ァ15の内容をPS処理装置11の印字部26に転送し
(ステップA11)、印字出力させる(ステップA1
2)。これによって図15に示す様に処理概要を図式的
に表現したフローチャートが作図される。
【0027】ここで、図15に示す如く、処理単位毎に
処理ブロックが作図され、また各処理ブロックには入出
力デバイスやファイルを示す図形ブロックが付加される
と共にデータの流れを示す矢印図形が挿入されているの
で、全体の処理概要は勿論、各処理単位毎の処理内容も
図式的に表現されたものとなる。
【0028】なお、上記実施例は処理単位を示す図形を
中心にその周りに入出力ブロック、ファイルブロック配
置可能としたが、その種類やその配置位置は任意であ
り、上記実施例に限定されるものではない。
【0029】また、上記実施例はフローチャートを作図
するようにしたが、図16に示す如く1つの処理単位の
周りに入出力の図形ブロック、各種のファイル図形ブロ
ック等、数種類の種別ブロックを予め決められた位置に
配置するようにしてもよい。
【0030】更に、種別ブロックの図形は処理ブロック
に対応して固定的に生成し、定義内容に応じて矢印図形
をその間に挿入するようにしてもよい。つまり、上記実
施例は種別ブロックを定義内容に応じて生成したが、処
理ブロックと共に数種類の種別ブロックを常に生成し、
予め定義されている処理内容の種類に対応する種別ブロ
ックと処理ブロックとの間にだけ矢印図形を挿入するよ
うにしてもよい。また、種別ブロックと矢印図形とは別
々に生成せず、種別ブロック内に予め矢印図形を入れて
おいてもよい。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、複数の処理ブロック
毎にその各々に対応する処理定義内容を解析すること
で、各処理ブロックの処理手順とその個々の処理ブロッ
ク毎での入出力あるいはファイルに対する定義条件の有
無、及びデータの流れの方向(特に一方向のみであるの
か双方向であるのか)が分かるフローチャート図を自動
作成するようにしたので、複数の各処理定義内容につい
て、その各処理定義内容の処理がどのような手順で処理
されるのか、更にはその各処理定義内容毎では、その処
理定義内容に含まれる各種定義に何があり、またデータ
がどの方向に流れるのかを上記フローチャート図により
一目で把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機能ブロック図。
【図2】実施例を示したデータ処理装置の要部を示すブ
ロック構成図。
【図3】図2で示したPS処理装置11のブロック構成
図。
【図4】図2で示したブロックパターンメモリ12内に
格納されている各種のブロックパターンを示した図。
【図5】図3のRPSファイル27−1に設定されてい
る手順定義を具体的に示した図。
【図6】図3のPSファイル27−2に設定されている
手順定義を具体的に示した図。
【図7】図6で示した実行PS名「PS01」の定義内
容を具体的に示した図。
【図8】図6で示した実行PS名「PS02」の定義内
容を具体的に示した図。
【図9】図6で示した実行PS名「PS04」の定義内
容を具体的に示した図。
【図10】RPSファイル27−1の手順定義にしたが
ってPSファイル27−2の内容がアクセスされる様子
を示した図。
【図11】定義内容を基にPS処理の他、フロー生成処
理が行われることを示した図。
【図12】フロー生成処理を示したフローチャート。
【図13】図12で示したPSブロック生成処理の一部
を示したフローチャート。
【図14】図13で示したA表処理を示したフローチャ
ート。
【図15】フロー印字例を示した図。
【図16】他の処理概要図の印字例を示した図。
【符号の説明】
11 PS処理装置 12 ブロックパターンメモリ 13 フロー生成装置 15 展開バッファ 21 CPU 22 ROM 23 システムRAM 24 入力部 26 印字部 27−1 RPSファイル 27−2 PSファイル 30 PS処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理ブロック手順が予め決められた複数の
    処理ブロックに関し、その各処理ブロックの処理ブロッ
    ク定義内容を記憶する記憶手段と、 上記各処理定義内容をその処理手順の順番に読み出し、
    各処理定義内容毎に、当該処理定義内容を解析して、入
    出力装置を対象にした入出力定義条件の内容、あるいは
    ファイルを対象にした読込更新定義条件の内容、を判別
    する判別手段と、 上記処理定義内容に対応する処理ブロックの処理ブロッ
    クパターンの周囲位置に、上記判別手段で判別された定
    義条件の内容に対応する対応ブロックパターンとそのデ
    ータの流れの方向を示す方向パターンとを配置する際、
    上記処理ブロックパターンに対して上記方向とは逆方向
    の方向パターンが配置されている場合には、データの流
    れが双方向であることを示す方向パターンに変更して配
    置する配置手段と、 上記配置手段により、上記処理定義内容に対応する処理
    ブロックパターンの周囲位置に上記対応ブロックパター
    ン、方向パターンが配置された処理ブロックパターン
    を、上記各処理定義内容毎に作成して、その各処理ブロ
    ックパターンに対応した処理ブロックの処理手順の順番
    に連結配置することにより、その各処理ブロックパター
    ンが連結配置されたフローチャート図を作成する作成手
    段とを具備したことを特徴とするデータ処理装置。
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橋本恵二他5名,"システム要求分析時報C−NAP2と支援ツール",情報処理学会第40回(平成2年前期)全国大会講演論文集,p.1043−1044

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