JPH04326124A - フローチャート生成装置 - Google Patents

フローチャート生成装置

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JPH04326124A
JPH04326124A JP3121935A JP12193591A JPH04326124A JP H04326124 A JPH04326124 A JP H04326124A JP 3121935 A JP3121935 A JP 3121935A JP 12193591 A JP12193591 A JP 12193591A JP H04326124 A JPH04326124 A JP H04326124A
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flowchart
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JP3121935A
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Yoshiharu Oka
義治 岡
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オフィスコンピュー
タ等において、予めシステム設計されている一連の処理
を解析してその処理概要を図式的に表現したフローチャ
ートを自動的に生成するフローチャート生成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、オフィスコンピュータ等のデー
タ処理装置には、ユーザの業務内容に応じて業務処理プ
ログラムが予め設計されているが、後でその処理内容を
確認するとき、プログラムリストを出力したり、その処
理概要を図式的に表現したフローチャートを人為的に作
図するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プログ
ラムリストは専門的であり、一般ユーザにとってはその
判読は極めて困難であり、またフローチャートの作図は
システムエンジニアであっても時間と手間を要し、極め
て面倒なものとなっていた。特に、条件分岐によってそ
れ以降に条件別に続く図形の数が著しく相違する場合が
あるが、このような場合でも、フローチャートの全体を
考慮しながら、バランス良く統一のとれた見易すいフロ
ーを作図することは、より一層困難なものとなっていた
。そこで、処理概要を図式化したフローチャートを自動
的に生成すると共に、生成フローの中に条件分岐を示す
図形が含まれている場合、この図形以降に条件別に続く
図形の数に応じてその出力位置を変更できれば、バラン
スの良い統一のとれたフローチャートを誰でも容易に得
ることが可能となることは明らかである。この発明の課
題は、処理概要を図式化したフローチャートを自動的に
生成すると共に、生成フローの中に条件分岐を示す図形
が含まれている場合、この図形以降に条件別に続く図形
の数に応じてその出力位置を変更できるようにすること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。フロー生成手段1(図1の機能ブロック図を
参照、以下同じ)は、複数の図形ブロックを一連の処理
手順にしたがって順次組み合せて処理フローを生成する
。この場合、各図形ブロックを一連の処理手順にしたが
って順次連結する他に、各図形ブロック内に処理名称を
付加するようにしてもよい。比較手段2はフロー生成手
段1によって生成された処理フローの中に条件分岐を示
す図形ブロックが含まれている場合には、この条件分岐
の図形ブロック以降に各条件別に続く図形ブロック数を
比較する。例えばif文による条件分岐の場合、“真”
、“偽”の条件別に続く図形の数を比較する。出力位置
変更手段3は比較手段2の比較結果に応じて条件分岐の
図形ブロック以降に条件別に続く図形ブロックの出力位
置を変更する。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。いま
、フロー作図指令が与えられると、フロー生成手段1は
複数の図形ブロック(条件分岐のシンボル図形を含む)
を、一連の処理手順にしたがって順次組み合せて処理フ
ローを生成する。これによって生成された処理フローの
中に条件分岐を示す図形ブロックが含まれている場合、
比較手段2はこの条件分岐の図形ブロック以降に各条件
別に続く図形ブロック数を比較する。この比較結果に応
じて出力位置変更手段3は条件分岐の図形ブロック以降
に条件別に続く図形ブロックの出力位置を変更する。例
えば、if文において、条件分岐で“真”の場合には下
に、“偽”の場合には右に続くのが一般的であるが、こ
の場合、“真”に続く図形の数が1つ、“偽”に続く図
形の数が5つであるものとすると、出力位置変更手段3
は両者の図形ブロック数に応じて真偽の流れを逆に変更
し、“真”に続く図形ブロックが右に、“偽”に続く図
形ブロックが下に来るように図形ブロックの出力位置を
変更する。つまり、処理フローの中でメインライン(幹
の流れ)が長く、このメインラインから分岐するサブラ
イン(枝の流れ)が短い方が一般に見やすく、バランス
のとれたものとなる。例えば、図17(A)はサブライ
ンが長い場合、図17(B)はメインラインが長い場合
で、図17(B)の方がフロー全体としてバランスがと
れ、見やすいものとなる為、条件分岐の図形ブロック以
降において条件別に続く図形の出力位置を変更する。こ
の結果、図17(A)の処理フローは図17(B)の処
理フローに変換され、条件分岐の真偽が反転されたもの
となる。なお、条件分岐の下が“真”、右が“偽”とな
る通常の場合と異なる為、図17(B)に示す如く、特
に“真”、“偽”の文字を挿入しておけば、誤認混同を
起すおそれはない。したがって、処理概要を図式化した
フローチャートを自動的に生成すると共に、生成フロー
の中に条件分岐を示す図形が含まれている場合、この図
形以降に条件別に続く図形の数に応じてその出力位置を
変更することができる。
【0006】
【実施例】以下、図2〜図17を参照して一実施例を説
明する。図3はデータ処理装置の主要構成を示したブロ
ック図である。PS処理装置11は後で図3を参照して
詳述するが、予め任意に設定されている各種の定義内容
に基づいた処理を一連の処理手順にしたがって逐次実行
するもので、本実施例では特にこの種の処理をPS処理
と称する。
【0007】ブロックパターンメモリ12は処理フロー
を作図する為に用いられる各種の図形ブロックパターン
を記憶するもので、ブロックパターンメモリ12内には
2種類の開始ブロックST1、ST2、終了ブロック、
3種類の判断ブロックJD1、JD2、JD3、処理ブ
ロック等、各種の図形ブロックパターンが予め格納され
ている。なお、ブロックパターンメモリ12内の図形ブ
ロックは予めメーカサイドによって固定的に用意された
ものであっても、ユーザによって任意に作成されたもの
であってもよい。
【0008】図4はブロックパターンメモリ12内に格
納されている各種の図形ブロックパターンを示したもの
で、開始ブロックST1、ST2は開始を表現するシン
ボル図形に下部ブロックのパターンと連結される接続線
を付加した構成で、開始ブロックST1はシンボル図形
内に“開始”の文字列を挿入し、開始ブロックST2は
“処理(  )”の文字列を挿入したものである。終了
ブロックは終了を表現するシンボル図形内に“終了”の
文字列を挿入すると共に、シンボル図形に上部ブロック
のパターンと連結される接続線を付加した構成となって
いる。判断ブロックJD1、JD2、JD3は判断を表
現する菱形のシンボル図形と、その上下に付加された接
続線と、シンボル図形の右側に分岐する接続線とから成
り、判断ブロックJD1はif文に関する条件分岐の一
般的な図形ブロックで、その条件は下が“真”、右が“
偽”に対応している。判断ブロックJD2は判断ブロッ
クJD1の真偽を反転したもので、その条件は下が“偽
”、右が“真”に対応している。このように判断ブロッ
クJD2はif文の条件分岐を反転した反転ブロックで
、それを識別させる為、判断ブロックJD2には真の文
字と、偽の文字が挿入されている。判断ブロックJD3
はループ文に関する条件分岐の図形ブロックである。処
理ブロックはメインライン上に配置されるもので、横長
長方形の内部を上下二段に区分したシンボル図形に上下
のブロックパターンと連続される接続線を夫々付加した
構成となっている。なお、結線パターンは上下ブロック
の接続線同士を結ぶもので、サブライン結線用のパター
ンである。
【0009】他方、フロー生成装置13は処理フローを
生成するもので、ワークメモリ14、条件別レジスタC
1、C2を用いて処理フローを生成するが、この場合、
PS処理装置11内に予め設定されている各種の定義内
容を取り込んで解析し、その解析結果に応じてブロック
パターンメモリ12から図形ブロックパターンを読み出
して展開バッファ15にセットする。なお、展開バッフ
ァ15は例えばA4サイズ1ページ分のデータを記憶可
能なもので、展開バッファ15内のデータはPS処理装
置11に送られてPS処理装置11内の印字部から出力
される。これによって、例えば、図12に示す様に処理
概要を図式的に表現したフローチャートが作成される。
【0010】図3はPS処理装置11の構成を示したブ
ロック図である。CPU21はROM22内に予め格納
されているシステムプログラムやシステムRAM23内
に取り込まれたアプリケーション・プログラム等にした
がってこのPS処理装置11の全体動作を制御するもの
で、その周辺デバイスとしてCPU21には入力部24
、表示部25、印字部26、ディスク装置27、28が
接続され、それらの入出力動作を制御する。また、CP
U21にはワーク用のRAM29の他、PS処理部30
が接続されている。
【0011】ディスク装置27には手順定義ファイル(
RPSファイル)27−1、処理定義ファイル(PSフ
ァイル)27−2とが格納されており、RPSファイル
27−1には予め複数の処理単位に対応してその処理順
序等の基本的な定義が任意に設定され、またPSファイ
ル27−2には複数の処理単位に対応してその処理内容
が詳細に定義されている。
【0012】ここで、図5はRPSファイル27−1の
具体例として手順定義E01の設定内容を示したもので
、行No「1」、「2」、「3」……に対応して「定義
」、「サブ番号」、「表題・条件」、「実行PS名」が
任意に設定されている。ここで、行No「1」の記述は
、実行PS名「PS01」で示されるPS処理(表題:
起動画面)の実行を示している。また、行No「2」〜
「5」はif文の記述を示したもので、行No「2」の
定義にはif文の開始、行No「5」の定義にはif文
の終了が記述され、また、このif文は条件“R1=0
”が成立するか否かを判断し、その結果、then(真
)、else(偽)の条件別に分岐する。この場合、t
henであればこの時点で処理終了となることが定義さ
れている。一方、行No「6」の記述は実行PS名「P
S02」で示されるPS処理(表題:日報印刷)の実行
を示している。行No「7」〜「10」もif文を示し
たもので、このif文は、条件R2=99が成立するか
否かを判断し、その結果、thenであれば、サブルー
チン(サブ番号「98」)を呼び出すべきことが定義さ
れている。行No「11」はサブ番号「98」で示され
る処理の実行開始を示し、その処理内容は行No「12
」に記述され、実行PS名「PS04」で示されるPS
処理(表題:結果表示)である。なお、本実施例におい
てはこの手順定義B01の設定内容にしたがって図12
に示す処理フローを作成するようにしている。
【0013】図6はPSファイル27−2の具体例とし
て図5の手順定義E01に対応する処理定義を示したも
ので、実行PS名「PS01」に対応してその処理内容
を定義する定義表として「A表」、「D表」が設定され
ている。また、実行PS名「PS02」に対応する定義
表として「A表」、「C表」、「E表」が設定されてい
る。更に、実行PS名「PS04」に対応する定義表と
して「A表」、「D表」が設定されている。ここで、A
表はデータの取り込みを定義し、C表はファイルの更新
を定義し、D表はデータの表示、E表はデータの印字を
定義する。
【0014】PS処理部30は次の如く構成されている
。即ち、PS処理部30にはRPS解読部30−1、P
S解読部30−2が設けられており、RPS解読部30
−1はRPSファイル27−1から手順定義を読み込み
、それを解読してその結果をPS解読部30−2に与え
る。いま、例えばRPS解読部30−1が図5に示す手
順定義E01を解読した場合、先ず、行番号「1」の実
行PS名「PS01」をPS解読部30−2に与える。 すると、PS解読部30−2はこの実行PS名「PS0
1」に対応する処理定義をPSファイル27−2から読
み込み、それを解読する。この場合、実行PS名「PS
01」に対応する処理定義には図6に示す如く、A表、
D表が含まれているので、PS解読部30−2はこれを
解読し、A表、D表を対応する定義A解読部30−3、
定義D解読部30−5に与える。次に、RPS解読部3
0−1は行番号「2」の実行PS名「PS02」をPS
解読部30−2に与える。すると、PS解読部30−2
はこの実行PS名「PS02」に対応する処理定義をP
Sファイル27−2から読み込み、それを解読し、A表
、C表、E表を対応する定義A解読部30−3、定義C
解読部30−4、定義E解読部30−6に与える。
【0015】ここで、定義A解読部30−3、定義C解
読部30−4、定義D解読部30−5、定義E解読部3
0−6はA表、C表、D表、E表に設定されている定義
内容を1項目ずつ解読するもので、その結果を対応する
入力処理部30−7、ファイル処理部30−8、表示処
理部30−9、印字処理部30−10に与える。入力処
理部30−7は入力部24から入力されたデータ、ディ
スク装置28内のソースファイル28−1、索引ファイ
ル28−2を参照することにより作成したデータを入力
データとしてワークRAM29に書き込む。ファイル処
理部30−8は入力データに基づいてディスク装置28
内の更新ファイル28−3を更新する。表示処理部30
−9は表示部(例えばCRT表示装置)25から表示出
力されるデータを処理し、また印字処理部30−10は
印字部(例えば液晶プリンタ)26から印字出力される
データを処理する。
【0016】次に、本実施例の動作を図7〜図17はを
参照して説明する。図7はフロー生成処理を示し、入力
部24からフロー生成指令を与えると、図7のフローチ
ャートにしたがった動作が実行開始される。先ず、フロ
ー生成装置13はPS処理装置11のRPSファイル2
7−1から手順定義を呼び出してワークメモリ14にセ
ットする(ステップA1)。そして、ブロックパターン
メモリ12から開始ブロックST1(図4参照)を読み
出し、展開バッファ15のメインライン上に配置する(
ステップA2)。ここで、展開バッファ15上のメイン
ラインとは処理フローのメインライン(幹の流れ)に相
当する仮想領域を示す。次に、ワークメモリ14にセッ
トした手順定義の先頭行を指定し(ステップA3)、そ
の定義内容を判別する(ステップA4)。いま、図5に
示す手順定義E01を呼び出したものとすると、その先
頭行の定義内容は「PS」であるからステップA5に進
み、処理ブロック生成処理を行う。
【0017】図8は処理ブロック生成処理を示したフロ
ーチャートで、ブロックパターンメモリ12から処理ブ
ロックパターンを読み出す(ステップB1)。そして、
手順定義の指定行(先頭行)の定義内容が「PS」「呼
出」かを調べるが(ステップB2)、いま定義内容は「
PS」であるから手順定義の指定行から表題(起動画面
)、実行PS名(PS01)を読み出し、処理ブロック
パターンを構成する図形の上段部に表題、下段部に実行
PS名をセットする(ステップB3)。
【0018】このようにして、処理ブロック生成処理が
終ると、図7のステップA6に進み、処理ブロックを展
開バッファ15上のメインラインに配置する。その後、
手順定義の最終行かを調べるが(ステップA7)、いま
先頭行を指定した場合であるから、ステップA8に進み
、手順定義の次の行を指定したのちステップA4に戻り
、2行目の定義内容を調べる。この場合、if文である
から、if文処理に移る(ステップA9)。
【0019】図9、図10はこのif文処理を示したフ
ローチャートで、先ず、条件分岐のthen内に続くP
Sあるいは呼出定義の数を手順定義E01を参照して求
め、これを条件別レジスタC1にセットする(ステップ
C1)。つまり、この手順定義E01の内容にしたがっ
て処理フローを生成した場合に、if文の“真”の条件
内において、それ以降に続く図形の数を求めて条件別レ
ジスタC1にセットする。次に、elseに続くPSあ
るいは呼出定義の数を手順定義E01を参照して求め、
これを条件別レジスタC2にセットする(ステップC2
)。この結果、条件別レジスタC2にはif文の“偽”
の条件内においてそれ以降に続く図形の数がセットされ
る。次に、条件別レジスタC1の値(“真”の条件以降
に続く図形の数)と条件別レジスタC2の値(“偽”の
条件以降に続く図形の数)とを比較する。いま、条件別
レジスタC1には“0”、条件別レジスタC2には“1
”がセットされているので、ステップC3でC1<C2
が検出されてステップC5に進み、ブロックパターンメ
モリ12から判断ブロックJD2を読み出して展開バッ
ファ15のメインライン上に配置する。なお、この判断
ブロックJD2は図4に示した如く、通常の判断ブロッ
クJD1の真偽を反転したもので、それを明示する為、
判断ブロックJD2には真偽の文字が条件分岐の図形パ
ターン内に挿入されている。次いで、ステップC6に進
み、ワークメモリ14にセットされている手順定義E0
1内において、thenに含まれる各定義とelseに
含まれる各定義との交換を行っておく。この場合、真偽
の論理的な交換ではなく、以降の処理で通常とは逆の取
り扱いを行う為、then内の各定義とelse内の各
定義とを入れ替える。
【0020】次に、図10のステップC7に進み、th
en内のPSあるいは呼出定義を指定し、その指定行に
対応する処理ブロックを生成するが(ステップC8)、
この場合の処理ブロック生成処理も図8のフロチャート
にしたがって実行される。そして、生成した処理ブロッ
クを展開バッファ15のメインライン上に配置する(ス
テップC9)。いま、手順定義E01の行No「6」は
else内の定義であり、本来は展開バッファ15のメ
インライン上に配置されるべきものではないが、上述の
ステップC6の交換処理によってthenの定義に変更
されている為、展開バッファ15のメインライン上に行
No「6」に対応する処理ブロックが配置される。次に
、展開バッファ15のサブライン上にはこの処理ブロッ
クと対向する位置に図4に示す結線パターンが配置され
る(ステップC10)。なお、展開バッファ15のサブ
ラインとは処理フローのサブライン(枝の流れ)、つま
り、if文、ループ文等でメインラインから右に分岐す
るながれに相当する仮想領域を示す。次に、then内
に他の定義があるか否かを調べ(ステップC11)、有
れば、ステップC7に戻って上述の動作を繰り返す。
【0021】このようにしてthenに対する処理が終
ると、else内に定義が有るか否かを調べる(ステッ
プC12)。いま、手順定義E01の行No「6」は本
来else内の定義であるが、この定義は上述のステッ
プC6でthen内の定義に変更されている為、ステッ
プC12で定義無しが検出される。この場合、ステップ
C17に進むが、いま、else内に“終了”が含まれ
ることになったので、ブロックパターンメモリ12から
終了ブロックを読み出して展開バッファ15のサブライ
ン上に配置する(ステップC19)。なお、else内
に“終了”が含まれていなければ展開バッファ15内に
おいて、サブラインの接続線をメインラインの最終ブロ
ックの次行に接続する(ステップC18)。
【0022】図11は展開バッファ15のメインライン
上に判断ブロックJD1、次いで、処理ブロックが配置
され、サブライン上には図形ブロックが配置されていな
い場合を示したもので、この場合、この処理ブロックと
対向するサブライン上の位置には結線パターンが配置さ
れており、この結線パターンはメインラインの最終ブロ
ックの次行に接続されている。
【0023】一方、else内に定義が有れば、els
e内のPSあるいは呼出定義を指定し(ステップC13
)、その処理ブロック生成処理(ステップC14)を図
8のフローチャートにしたがって実行し、これによって
生成された処理ブロックを展開バッファ15のサブライ
ン上に配置する(ステップC15)。以下、else内
に他の定義が有れば(ステップC16)、その定義を指
定し(ステップC13)、上述の処理ブロック生成・配
置を繰り返す。ここで、展開バッファ15のサブライン
上に配置される処理ブロックは図11に示す様なサブラ
イン用のもので、このブロックをサブライン上に配置す
る際、既に配置されている結線パターンに置き換わって
処理ブロックが配置されることになる(図11参照)。
【0024】このようにしてif文処理が終ると、図7
のステップA7に進み、最終行でなければ手順定義E0
1の次行を指定する(ステップA8)。いま、次の行も
if文である為、ステップA9のif文処理が行われる
。この場合、then内のPSあるいは呼出定義数は「
1」、else内のPSあるいは呼出定義は「0」、し
たがってステップC3ではC1≧C2が検出される為、
ステップC4に進み、ブロックパターンメモリ12から
判断ブロックJD1を読み出し、展開バッファ15のメ
インライン上に配置する。なお、判断ブロックJD1は
通常の条件分岐、つまり下が“真”、右が“偽”となる
為、その判断ブロック内には真偽の文字は含まれておら
ず、これによって通常の条件分岐にしたがっていること
が示される。
【0025】次に、図10のステップC7に進むが、こ
の場合、then内の呼出定義が指定される為、処理ブ
ロック生成処理においては、図8のステップB4に進み
、処理ブロック内に“呼出”の名称とサブ番号「98」
をセットする。こりによって生成された処理ブロックは
展開バッファ15のメインライン上に配置される(ステ
ップC9)。以下、elseに対する処理に移るが、こ
の場合、else内の定義は無くしかもelse内には
“終了”も無いので、サブラインの接続線をメインライ
ンに接続させる処理(ステップC18)のみが行われる
【0026】続いて、手順定義E01の行No「11」
が指定されるが、この定義は“処理”、したがって、図
7のステップA11に進み、ブロックパターンメモリ1
2から読み出した終了ブロックを展開バッファ15のメ
インライン上に配置する。次いで、ブロックパターンメ
モリ12から読み出した開始ブロックST2に“処理”
の名称とサブ番号「98」を挿入する(ステップA12
)。更に、この開始ブロックST2を展開バッファ15
のメインライン上に配置する(ステップA13)。次に
、手順定義E01の行No「12」が指定されるが、こ
の定義はPSである為、その終了ブロックを生成すると
共に、その内部に表題、実行PS名がセットされて展開
バッファ15のメインライン上に配置される(ステップ
A5、A6)。その後、ステップA7で最終行であるこ
とが検出される為、ステップA14に進み、ブロックパ
ターンメモリ12から読み出した終了ブロックを展開バ
ッファ15のメインライン上に配置し、PS処理装置1
1内の印字部26から出力させる(ステップA15)。
【0027】図12は図5に示した手順定義E01にし
たがって生成出力された処理フローを示し、これによっ
て起動画面の処理ブロックに続く判断ブロックは通常の
判断ブロックを反転した反転ブロックであるが、日報印
刷の処理ブロックに続く判断ブロックは通常の判断ブロ
ックであることが分かり、また、日報印刷の次に、サブ
番号「98」で示される処理が呼び出され、その処理は
「結果表示」であることが分る。
【0028】図13はループ文が記述された手順定義の
具体例を示している。このループ文は条件R3=9の成
立、不成立を判断し、不成立の場合には、ループ内に有
る2つのPS定義の前に戻ることを示している。この様
に、定義内容がループ文であれば処理フロー生成時に、
図7のステップA4でそのことが検出されてステップA
10に進み、ループ文処理が行われる。図14はこのル
ープ文処理を示したフローチャートであり、また図15
はこのループ文処理によって展開バッファ15上に配置
されるパターンの具体例を示し、更に図16は図13の
手順定義の設定内容にしたがって印字出力された処理フ
ローの印字例を示した図である。
【0029】先ず、ループ文処理が開始されると、ルー
プ内のPSあるいは呼出定義を指定する(ステップD1
)。次いで、その処理ブロックを生成する処理(ステッ
プD2)を行う。この場合、定義内容がPSである為、
処理ブロック内に表題、実行PS名がセットされる(図
8参照)。次に、この処理ブロックを展開バッファ15
のメインライン上に配置する(ステップD3)。この際
、ステップD4で処理ブロックに対向する展開バッファ
15のサブライン上に接続線パターンが配置される(図
15参照)。このような処理(ステップD1〜D4)は
ループ内に他の定義が有ることを条件に(ステップD5
)繰り返されるが、無くなると、図15に示す如くブロ
ックパターンメモリ12から判断ブロックJD3を読み
出して展開バッファ15のメインライン上に配置すると
共に(ステップD6)、展開バッファ15上において、
サブラインの接続線をループ内先頭ブロックの前行に接
続する(ステップD7)。これによってループ文処理を
終了し、図7のステップA7に進み、以下、手順定義の
最終行まで図7のフロー生成処理が行われる。この結果
、図13の手順定義にしたがって図16の処理フローが
作成され、印字出力される。
【0030】以上の如く、本実施例においては、手順定
義書を解析して図12や図16に示した様な処理フロー
が自動的に生成される。この際、処理フローの中に条件
分岐の判断図形が含まれている場合、従来においては条
件分岐の条件としてその判断図形の下を“真”、右を“
偽”に固定していた為、“偽”以降に続く図形の数が“
真”よりも多いと図17(A)に示した様な形態の処理
フローが生成出力されることになる。これに対し、本実
施例では判断条件の真偽を自動的に変更し、それ以降の
図形出力位置を反転する為、処理フローのメインライン
が長く、サブラインが短くなり、極めてバランスのとれ
た見易すいフローチャートを得ることが可能となる。
【0031】なお、上記実施例では条件分岐が真偽の2
条件の場合を示したが、3以上の条件別に分岐するもの
であってもよい。この場合、処理フローのメインライン
からサブラインが複数分岐するが、メインラインに近い
内側のサブラインの方が外側のサブラインよりも長くな
るように条件別に続く図形の出力位置を変更すればよい
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、処理概要を図式化し
たフローチャートを自動的に生成すると共に、生成フロ
ーの中に条件分岐を示す図形が含まれている場合、この
図形以降に条件別に続く図形の数に応じてその出力位置
を変更することができるので、バランスの良い統一のと
れたフローチャートを誰でも容易に得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機能ブロック図。
【図2】本実施例に係るデータ処理装置の要部を示した
ブロック構成図。
【図3】図2で示したPS処理装置11のブロック構成
図。
【図4】図2で示したブロックパターンメモリ12内に
格納されている各種ブロックパターンを示した図。
【図5】図3のRPSファイル27−1に設定されてい
る手順定義を具体的を示した図。
【図6】図6のPSファイル27−2に設定されている
定義内容を具体的に示した図。
【図7】フロー生成処理を示したフローチャート。
【図8】図7の処理ブロック生成処理を示したフローチ
ャート。
【図9】図7のif文処理の一部を示したフローチャー
ト。
【図10】図9のif処理に続くフローチャート。
【図11】図2で示した展開バッファ15にif文の判
断ブロックが配置された場合の状態図。
【図12】図5で示した手順定義にしたがって生成され
た処理フローの印字状態図。
【図13】ループ文が記述された手順定義の具体例を示
した図。
【図14】図7のループ文処理を示したフローチャート
【図15】図2で示した展開バッファ15にループ文の
判断ブロックが配置された場合の状態図。
【図16】図13の手順定義にしたがって生成された処
理フローの印字状態図。
【図17】条件分岐以降に条件別に続く図形の数に応じ
て条件別図形の出力位置が自動的に変更される様子を示
した図。
【符号の説明】
11  PS処理装置 12  ブロックパターンメモリ 13  フロー生成装置 15  展開バッファ 21  CPU 22  ROM 23  システムRAM 24  入力部 26  印字部 27−1  RPSファイル 27−2  PSファイル 30  PS処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の図形ブロックを一連の処理手順にし
    たがって順次組み合せて処理フローを生成するフロー生
    成手段と、このフロー生成手段によって生成された処理
    フローの中に条件分岐を示す図形ブロックが含まれてい
    る場合にはこの条件分岐の図形ブロック以降に各条件別
    に続く図形ブロック数を比較する比較手段と、この比較
    手段の比較結果に応じて条件分岐の図形ブロック以降に
    各条件別に続く図形ブロックの出力位置を変更する出力
    位置変更手段と、を具備したことを特徴とするフローチ
    ャート生成装置。
JP3121935A 1991-04-24 1991-04-25 フローチャート生成装置 Pending JPH04326124A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3121935A JPH04326124A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 フローチャート生成装置
EP92106548A EP0510514A1 (en) 1991-04-24 1992-04-15 Automatic flowchart generator

Applications Claiming Priority (1)

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JP3121935A JPH04326124A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 フローチャート生成装置

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ID=14823576

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JP3121935A Pending JPH04326124A (ja) 1991-04-24 1991-04-25 フローチャート生成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018220836A1 (ja) * 2017-06-02 2018-12-06 三菱電機株式会社 プログラムコード生成装置およびプログラムコード生成プログラム

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