JP3177488B2 - 2つの平均粒径を有する塩化ビニルをベースとするポリマーのラテックスと、その製造方法と、流動特性が改善されたプラスチゾルへのその応用 - Google Patents

2つの平均粒径を有する塩化ビニルをベースとするポリマーのラテックスと、その製造方法と、流動特性が改善されたプラスチゾルへのその応用

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2つの平均粒径分布群(p
opulations) を有する塩化ビニルをベースとする塩化ビ
ニルのホモ−またはコポリマーの粒子からなるラテック
スに関するものである。本発明はさらに、このラテック
スの製造方法と、このラテックスの貯蔵安定性に優れた
液体プラスチゾル製造での利用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フランス国特許第 2,309,569号には、平
均直径がそれぞれ0.4 〜2.5 μmおよび0.08〜1μm
で、直径比が1〜20で、重量比が 0.1〜10であるの2つ
の平均粒径分布群を有する塩化ビニルをベースとする塩
化ビニルのポリマーの粒子からなるラテックスが記載さ
れている。この特許の実施例ではラテックスが第1の播
種ポリマーの存在下での播種ミクロ懸濁重合(polymeris
ation en microsuspensionensemencee) によって製造さ
れる。第1の播種ポリマーは少なくとも1種の有機に可
溶な開始剤を含み、その平均直径は0.48μm以下であ
る。
【0003】特開平 6-107,711号には塩化ビニルをベー
スとするポリマーからなる貯蔵安定性に優れた液体プラ
スチゾルとなるラテックスの製造方法が記載されてい
る。この方法は特定の表面活性剤、例えばノニルプロペ
ニルフェノール(エチレンオキサイド)20 の存在下で実
施する点に特徴がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】粘度が低く、良好な貯
蔵安定性を示す塩化ビニルをベースとするポリマーから
成るプラスチゾルが求められている。そのようなプラス
チゾルは粘度が低いことによって使用が容易になり、成
形時の生産性が向上するので、被覆、成形製品の製造に
広く使用することができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、平均直径が
それぞれ1.2 〜2μmおよび0.15〜0.30μmで、平均直
径の大きい方の母集団に対する平均直径の小さい方の母
集団の重量比が0.1 〜0.3 となるような比率であること
を特徴とする2つの平均粒径分布群を有する塩化ビニル
をベースとする塩化ビニルのホモ−またはコポリマーの
粒子からなるラテックスを見い出した。このラテックス
を噴霧乾燥し、必要に応じて微粉砕して得られる粉末は
貯蔵安定性に優れた液体プラスチゾルの製造に適してい
る。
【0006】塩化ビニルをベースとするポリマーとは塩
化ビニルのホモ−およびコポリマーを意味する。コポリ
マーは少なくとも50重量%の塩化ビニルと、塩化ビニル
と共重合可能な少なくとも一つのコモノマーとからな
る。共重合可能なコモノマーは塩化ビニルの共重合で一
般に用いられるもので、酢酸ビニル、プロピン酸ビニ
ル、安息香酸ビニル等のモノ−およびポリカルボン酸の
ビニルエステル;アクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、フマル酸およびイタコン酸等の不飽和モノ−および
ポリカルボン酸およびこれらの脂肪族、環脂肪族または
芳香族エステル、これらのアミドまたはニトリル類;ハ
ロゲン化アルキル、ハロゲン化ビニルまたはハロゲン化
ビニリデン;アルキルビニルエーテルおよびオレフィン
類を挙げることができる。塩化ビニルをベースとする好
ましいポリマーは塩化ビニルのホモポリマーである。
【0007】本発明のラテックスは少なくとも1種の有
機に可溶な開始剤を含む粒子からなる第1の播種ポリマ
ー(polymer d'ensemencement)(P1)と、粒子の平均直
径が第1の播種ポリマー(P1)のそれより小さい第2
の播種ポリマー(P2)と、水と、陰イオン系乳化剤
と、可溶性金属塩と、還元剤との存在下で、対応するモ
ノマーをミクロ懸濁重合して得ることができる。本発明
方法の特徴は、第1の播種ポリマー(P1)の粒子の平
均直径が0.6 〜0.9 μmである点にある。
【0008】重合に必要な第1の播種ポリマー(P1)
は、フランス国特許第 2,309,569号に記載の通常のミク
ロ懸濁重合で製造することができるが、モノマーの分散
時間は一般に用いられているものより短い。得られたポ
リマーはその粒子の水性分散液の形で使用する。
【0009】第1の播種ポリマー(P1)の製造で用い
る有機に可溶な開始剤としては過酸化ラウロイル、過酸
化デカノイル、過酸化カプロイル、ジエチル過酢酸化第
三ブチル、過炭酸化ジエチルヘキシル、過酸化ジアセチ
ル、炭酸過酸化ジセチルのような有機過酸化物を挙げる
ことができる。過酸化ラウロリルを選択するのが有利で
ある。有機に可溶な開始剤を複数用いる場合には、反応
性の異なるものを選択して、最も反応性の高い開始剤は
主として播種ポリマーの製造時に作用させ、最も反応性
の低い開始剤は播種重合時に作用させるのが好ましい。
【0010】第2の播種ポリマー(P2)はその粒子の
平均直径が 0.1〜0.14μmである水性分散液の形をして
いる。この粒子分散液は通常のミクロ懸濁重合または乳
化重合で得ることができる。第2の播種ポリマー(P
2)をミクロ懸濁重合で製造する場合には上記の方法で
製造するが、均質化をさらに強力に行う。
【0011】第2播種ポリマー(P2)は乳化重合で製
造するのが好ましい。この乳化重合は水と、塩化ビニル
単独またはそれと共重合可能なコモノマーとを組み合わ
せたものと、水溶性開始剤と、陰イオン系乳化剤(必要
に応じて、非イオン系乳化剤と組み合わせて)とを用い
て行う。反応混合物を自己発生的な圧力下で、30〜65℃
の温度で、適度に攪拌しながら加熱する。圧力降下後、
反応を停止し、未転化モノマーを脱気する。第2播種ポ
リマー(P2)の製造に必要な水溶性開始剤としては一
般に過酸化水素、アルカリ金属または過硫酸アンモニウ
ムが挙げられ、これらは必要に応じてアルカリ金属の亜
硫酸塩または重亜硫酸塩等の水溶性還元剤と組み合わせ
て用いられる。使用量は非常に範囲が広く、選択した開
始剤系によって異なり、適当な時間内に重合できるだけ
の量であればよい。
【0012】還元剤は、アルキルリン酸、ラクトン類、
ケトン類、カルバゾン類、アルカリ金属のメタ重亜硫酸
塩、アスコルビン酸、モノ−またはポリカルボン酸およ
びこれらの誘導体の中から選択することができる。還元
剤の使用量は使用するモノマーに対して30〜120 ppm に
するのが好ましい。好ましくはアスコルビン酸を選択す
る。
【0013】本発明方法では、重合速度は有機に可溶な
開始剤に対して水溶性金属塩および還元剤が作用するこ
とによって加速される。金属塩の使用量は金属塩/開始
剤のモル比がは0.001 〜0.1 、好ましくは0.001 〜0.03
となるような量にする。金属は一般に鉄、銅、コバル
ト、ニッケル、亜鉛、錫、チタン、バナジウム、マンガ
ン、クロムおよび銀の中から選択する。好ましくは銅を
選択する。
【0014】陰イオン系乳化剤 (必要に応じて少なくと
も一つの非イオン系乳化剤と組み合せることができる)
が存在するとミクロ懸濁液の安定性を改善する。単一ま
たは複数の乳化剤を重合の前および/または後および/
または重合中に反応混合物に添加することができる。陰
イオン系乳化剤は脂肪酸石鹸、リン酸アルカリアルキ
ル、スルホ琥珀酸アルキル、スルホン酸アリル、スルホ
ン酸ビニル、スルホン酸アルキルアリル、スルホン酸ア
ルキル、エトキシル化スルホン酸アルキル、硫酸アルキ
ルまたはの中から選択するのが好ましい。好ましい非イ
オン系乳化剤はエチレンまたは酸化プロプレンと各種ヒ
ドロキシル化有機化合物との重縮合物である。使用する
乳化剤の全量は使用するモノマーの1〜3重量%にする
のが好ましい。
【0015】本発明の重合に必要な水の量は、播種ポリ
マーに使用するモノマーを加えた初期濃度が反応混合物
に対して約20〜80%、好ましくは約45〜75重量%となる
ような量である。播種重合温度は一般に30〜80℃であ
り、重合時間は30分〜12時間、好ましくは1〜8時間に
する。
【0016】本発明ラテックスのもう一つの製造方法
は、少なくとも1.5 重量%の単一または複数の有機に可
溶な開始剤を含む粒子からなる第1の播種ポリマー(P
1)を用いる方法である。この場合のポリマー粒子の平
均直径は0.6 μm以下にすることができる。
【0017】第1または第2の製造方法での播種重合は
過酸化水素およびアルカリ金属過硫酸塩または過硫酸ア
ンモニウムの中から選択した単一または複数の水溶性開
始剤の存在下で行うこともできる。過硫酸アンモニウム
を選択するのが好ましい。水溶性開始剤は播種重合の開
始前に反応混合物に導入するのが好ましい。水溶性開始
剤の使用量は使用モノマーに対して10〜100 ppm にする
のが好ましい。
【0018】本発明ラテックスの第3の製造方法は、平
均直径が1.2 〜2μmである塩化ビニルをベースとする
ポリマー粒子からなる単一の粒度分布群からなる第1の
ラテックス(L1)と平均直径が0.15〜0.3 μmである
塩化ビニルをベースとするポリマー粒子からなる単一の
粒度分布群からなる第2ラテックス(L2)とをラテッ
クス(L1)のポリマーに対するラテックス(L2)ポ
リマーの重量比が0.1〜0.3 となるような比率で混合す
る方法である。ラテックス(L1)は、第2播種ポリマ
ー(P2)が存在しない状態で、上記の2つのミクロ播種
懸濁重合法で重合することができる。ラテックス(L
2)は、水溶性開始剤と陰イオン系乳化剤(必要に応じ
て非イオン系乳化剤と組み合わせた)との存在下で塩化
ビニル単独またはそれと共重合可能なコモノマーと組み
合わせたものを乳化重合して得ることができる。
【0019】最初の2つの製造方法での2つの播種ポリ
マーの使用量は、第1播種ポリマー(P1)に対する第
2播種ポリマー(P2)の重量比0.5 〜2の間となるよ
うにする。どの製造方法を使用するにせよ、得られたラ
テックスは噴霧乾燥し、貯蔵安定性のある液体プラスチ
ゾルの製造に適した粉末にするのが好ましい。噴霧器の
温度は入口が 150〜240 ℃、出口が50〜90℃にするのが
好ましい。以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
が下記実施例に限定されるものではない。
【0020】
【実施例】
A.播種ポリマー(P1)の製造 800 l反応器中に下記成分を順次導入し、15℃に加熱
し、35 rpmの速度で攪拌した: 1) 375 kgの水 2) 426 gのリン酸二水素カリウムと 117gの純粋な水
酸化ナトリウムとを含む5lの緩衝液 3) 11gのパラキノン粉末 4) 6kgの過酸化ラウロイル 5) 320 kgの塩化ビニル 6) 48kgのスルホン酸ナトリウムドデシルベンゼン10重
量%水溶液。 反応器を塩化ビニルを導入する直前に真空下に置く。次
に、この混合物を5500rpm で105 分間攪拌し、35℃以下
の温度で上記水性媒体中に塩化ビニルが細かく分散した
液体を製造する。反応混合物を自己発生圧力下で45℃の
目標重合温度で攪拌速度30 rpmにして重合する。重合
中、パラキノンを10.5g/時の一定供給量で連続的に導
入する。3.5 バールまで圧力が降下した後、すなわち8
時間後に未反応塩化ビニルを脱気する。得られたラテッ
クスの粒子の平均直径が約0.55μmで、ポリマーに対し
て1.8 重量%の過酸化ラウロイルを含み、ラテックス濃
度は39%である。
【0021】B. 播種ポリマー(P1)の製造 Aに記載の方法と同様に操作するが、11kgの過酸化ラウ
ロイルを用いた。得られたラテクッスの粒子は平均直径
が約0.57μmで、ポリマーに対して約3重量%の過酸化
ラウロイルを含み、ラテックス濃度は34%である。
【0022】C. 播種ポリマー(P1)の製造 Aに記載の方法と同様に操作するが、水性媒体中に塩化
ビニルを細かく分散する時間は40分にした。得られたラ
テクッスの粒子は、平均直径が約0.83μmで、ポリマー
に対して約2.1 重量%の過酸化ラウロイルを含み、ラテ
ックス濃度は34%である。
【0023】D. 播種ポリマー(P1)の製造 攪拌器を備えた 800lの反応器中に下記成分を導入し
た: 1) 440 gの水 2) 44gのエチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA) 3) 10.5gの硫酸鉄 4) 98gのナトリウムフォルムアルデヒドスルホキシレ
ート 5) 1.23kgのラウリル酸 6) 750 gの50%水酸化ナトリウム。 反応器を真空下に置き、350 kgの塩化ビニルを導入し
た。次に、反応混合物を55℃の目標温度にし、混合物が
52℃に達した時に水50l当たり200 gの過硫酸カリウム
を含む水溶液を連続的に導入した。この水溶液の導入開
始から1時間後、3.85kgのドデシルベンゼンスルホン酸
〔ラクーナ(lacuna)〕を一定供給量で4時間かけて連続
的に添加した。内圧が4バールになった時に、反応器を
再び解放して冷却し、未反応塩化ビニルを脱気して除去
した。得られたラテックスの粒子の平均直径は0.13μm
である。
【0024】E. 播種ポリマー(L2)の製造 Dに記載の方法と同様に操作するが、ラウリン酸の使用
量は 527gにした。得られたラテックスの粒子の平均直
径は0.215 μmである。
【0025】F. 播種ポリマー(L2)の製造 Dに記載の方法と同様に操作するが、ラウリン酸の使用
量は 280gにした。得られたラテックスの粒子の平均直
径は0.316 μmである。
【0026】実施例1 攪拌器を備え、予め真空にした 800lの反応器中に吸引
によって下記成分を順次導入した: 1) 400 kgの脱イオン水 2) 80gのリン酸二水素カリウム 3) 3.1 gの硫酸銅 (CuSO4 ・ 5H2O) 4) Aの方法で製造した乾量状態で18kgの播種ポリマー
(P1)のラテックス 5) Dの方法で製造した乾量状態で11.68 kgの播種ポリ
マー(P2)のラテックス
【0027】水性媒体を収容した反応器を攪拌しながら
室温で再び真空下に置き、400 kgの塩化ビニルを導入
し、反応混合物を53℃の目標温度にした。混合物の温度
が49℃に達した直後にアスコルビン酸水溶液を連続的に
導入し、1時間後、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム水溶液を導入した。混合物の圧力が4バールに達し
た時、すなわち5時間重合した後に水溶液の導入と加熱
を停止し、反応器を冷却する。アスコルビン酸とドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウムの全導入量はそれぞれ
26gと3.2 kgである。
【0028】得られたラテックスのポリマー濃度は50%
であった。このポリマーは平均直径がそれぞれ0.206 μ
m、1.05μmである2つの粒度分布群(population)から
なることが粒度分析によって分かる。微細な方の粒子は
ポリマーの14.8重量%を占めていた。
【0029】実施例2 実施例1に記載の方法で反応を実施したが、Bの方法で
製造した播種ポリマー(P1)を乾量状態で8.4 kg、ま
た、Dの方法で製造した播種ポリマー(P2)を乾量状
態で14kg使用した。重合時間は7時間とし、アスコルビ
ン酸の導入量は42gにした。
【0030】実施例3 実施例2に記載の方法で反応を実施したが、重合開始前
に6gの過硫酸アンモニウムを添加した。
【0031】実施例4 実施例3に記載の方法で反応を実施したが、9gの過硫
酸アンモニウムと、Dの方法で製造した乾量状態で10kg
の播種ポリマー(P2)を使用した。2つの平均粒径を
有するラテックス(実施例1〜4)をNiro噴霧器で乾燥
し、微粉砕した。噴霧乾燥および微粉砕条件は下記の通
り: 噴霧器の入口温度=180 ℃ 噴霧器の出口温度=60℃ 微粉砕機の供給押出量=320 kg/時 微粉砕機の速度=4800回転/分 分級機の速度 =3000回転/分
【0032】得られた粉末100 部を40重量部のフタル酸
ジオクチルと混合してプラスチゾルを作り、その流動学
的特性を測定した。結果は〔表1〕にまとめて示してあ
る。測定に使用した機器はブルックフィールドRTVタ
イプの回転流動計(第6号ロータ、20 rpm、25℃で測定
・調節)と、セバース(Severs)タイプの押出式流動計
(25℃、2時間調節)である。
【0033】実施例1〜4で製造したラテックスの噴霧
乾燥粉末から得られたプラスチゾルの貯蔵安定性は〔表
2〕に示してある。このプラスチゾルはバリウムおよび
亜鉛の塩で安定化させたもので、その配合例(重量部)
は以下の通りである:100 部の粉末、40部のフタル酸ジ
オクチル、5部の共可塑剤 Texamol TX1B 、30部のエポ
キシ化大豆油、および2部のアクロス(Ackros) LXBZ 11
2 。錫塩で安定させたプラスチゾルの配合(重量部)は
以下の通りである:100 重量部の粉末、40部の可塑剤 S
antizer S 213 、5部のTexamol TX1B、1.5 部のCiba製
の5MTX 262GV 。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】実施例5 攪拌器を備え、予め真空にした28lの反応器中に吸引に
よって下記成分を順次導入した: 1) 10kgの脱イオン水 2) 1.5 gのリン酸二水素カリウム 3) 56mgの硫酸銅(CuSO4.5H2O) 4) Aの方法で製造した乾量状態で 315gの播種ポリマ
ー(P1)ラテックス 5) Dの方法で製造した乾量状態で 204gの播種ポリマ
ー(P2)ラテックス
【0037】上記の水性混合物を収容した反応器を攪拌
しながら室温で再び真空下に置き、7.5 kgの塩化ビニル
を導入し、反応混合物を53℃の目標温度にした。混合物
の温度が49℃に達した直後にアスコルビン酸水溶液を連
続的に導入し、1時間後にドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム水溶液を導入した。混合物の圧力が4バール
になったとき、すなわち5時間重合した後に水溶液の導
入と加熱を停止し、反応器を冷却した。導入したアスコ
ルビン酸とドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとの
全量はそれぞれ0.8 gと60gであった。得られたラテッ
クスのポリマー濃度は46%であり、得られたポリマーは
平均直径がそれぞれ 0.2μmと1.18μmである2つの粒
度分布群からなることが粒度分析によって分かる。微細
な方の粒子はポリマーの20重量%を占めていた。
【0038】実施例6 28l反応器中に下記成分を順次導入し、80 rpmで攪拌
し、25℃に加熱した: 1) 10kgの脱イオン水 2) 1.5 gのリン酸二水素カリウム 3) 56mgの硫酸銅(CuSO4.5H2O) 4) Cの方法で製造した乾量状態で 225gの播種ポリマ
ー(P1)ラテックス 5) Dの方法で製造した乾量状態で 270gの播種ポリマ
ー(P2)ラテックス水性混合物を収容した反応器を再
び真空下に置き、7.5 kgの塩化ビニルを導入し、反応混
合物を54℃の目標温度にした。混合物の温度が49℃に達
した直後に濃度 0.75 g/lのアスコルビン酸水溶液を
連続的に導入し、1時間半後にドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム水溶液を導入した。混合物の圧力が1バ
ールに降下した時に水溶液の導入を停止し、反応器を大
気圧に解放し、加熱を停止し、反応器を急冷した。導入
したアスコルビン酸とドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウムの全量はそれぞれ0.39gと112 gであった。
【0039】実施例7 実施例6に記載の方法と同様に反応を実施したが、Dの
方法で製造した乾量状態で 277.5gの播種ポリマー(P
2)ラテックスを使用した。実施例5〜7で得られたラ
テックスを噴霧器(入口温度=180 ℃、出口温度=70
℃)中で乾燥し、乾燥樹脂を微粉砕した。微粉砕で得ら
れた粉末の100 部を40部のフタル酸ジオクチルと混合し
てプラルチゾルを製造した。その流動特性は〔表1〕に
まとめて示してある。
【0040】実施例8 ラテックス(L1)の製造 攪拌器を備え、予め真空にした28lの反応器中に吸引に
よって下記成分を順次導入した: 1) 9500gの脱イオン水 2) 20mlの水に溶解させた1.4 gのリン酸二水素カリウ
ム 3) 20mlの水に溶解させた52.3mgのCuSO4.5H2O 4) Cの方法で製造した 600gの播種ポリマー(P1) この水性混合物を収容した反応器を室温で攪拌しながら
再び真空下に置いた後に、7,000 gの塩化ビニルを導入
し、反応混合物を53℃の目標温度にした。混合物の温度
が49℃に達した直後に 0.7gのアスコルビン酸を含む1
lの水溶液を連続的に導入し、1時間後に56gのドデシ
ルベンゼンスルホン酸と175 mgの水酸化ナトリウムとを
含む1lの水溶液を連続的に導入した。混合物の圧力が
4バールに達したとき、すなわち8時間重合後に水溶液
の導入を停止し、反応器を大気圧に解放し、急冷した。
水性混合物中のポリマー濃度は41%で、粒子の平均直径
は1.2 μmであった。塩化ビニルの転化度は97%であっ
た。
【0041】混合物の製造 このようにして製造されたラテックス(L1)の一部を
取り、Eの方法で製造したラッテクス(L2)の一部と
で混合した。ラテックス(L1)のポリマーに対するラ
テックス(L2)のポリマーの重量比は0.25にした。
【0042】実施例9 実施例8に記載の方法と同じ反応を行ったが、Cの方法
で製造した播種ポリマー(P1)を 525g使用した。導
入したドデシルベンゼンスルホン酸の全量は70gであ
る。このようにして得られたラテックス(L1)は粒子
の平均直径が1.26μmのポリマー粒子で構成されてい
た。
【0043】実施例10 実施例8に記載の方法と同じ反応を行ったが、Cの方法
で製造した播種ポリマー(P1)を 450g使用した。導
入したドデシルベンゼンスルホン酸の全量は85gであ
る。得られたラテックス(L1)は粒子の平均直径が1.
35μmのポリマー粒子から構成されていた。
【0044】実施例11 実施例8に記載の方法と同じ反応を行ったが、Cの方法
で製造した播種ポリマー(P1)375 g使用した。導入
したドデシルベンゼンスルホン酸の全量は100gであ
る。得られたラテックス(L1)は粒子の平均直径が1.
46μmのポリマー粒子から構成されていた。
【0045】実施例12 実施例10に記載の方法と同様に反応を行ったが、ラテッ
クス(L1)をFの方法で製造したものに代えた。
【0046】実施例13 実施例10に記載の方法と同様に反応を行ったが、ラテッ
クス(L1)のポリマーに対するラテックス(L2)の
ポリマーの重量比が0.11となる比率で混合物を製造し
た。
【0047】プラスチゾルの製造 混合で得られた2つの平均粒径を有するラテックス(実
施例8〜13)を、噴霧器の入口温度を 180℃、出口温度
を70℃にして噴霧乾燥し、微粉砕し、得られた粉末の 1
00部に40部のフタル酸ジオクチルを混合してプラスチゾ
ルを製造した。その流動特性は〔表3〕に示してある。
プラスチゾルの測定条件は〔表1〕と同じである。
【0048】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブノワ エルンスト フランス国 27170 ボーモン−ル−ロ シェ リュ サン−ニコラ 38 (56)参考文献 特開 昭63−145352(JP,A) 特公 昭53−31674(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 2/18 - 2/20 C08F 14/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の有機に可溶な重合開始
    剤を含む粒子からなる第1の播種ポリマー(P1)と、
    粒子の平均直径が第1の播種ポリマー(P1)のそれよ
    り小さい第2の播種ポリマー(P2)と、水と、陰イオ
    ン系乳化剤と、可溶性金属塩と、還元剤との存在下で、
    対応するモノマーをミクロ懸濁重合する、2つの平均粒
    径分布群を有する塩化ビニルをベースとする塩化ビニル
    のホモ−またはコポリマーの粒子からなるラテックスの
    製造方法において、 第1の播種ポリマーの粒子の平均直径を0.6〜0.9μmに
    することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも1種の水溶性重合開始剤の存
    在下で反応を実施する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1の播種ポリマーに対する第2の播種
    ポリマーの重量比を0.5 〜2にする請求項1または2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 水溶性重合開始剤が過硫酸アンモニウム
    である請求項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 水溶性重合開始剤の導入量が使用するモ
    ノマーの重量に対して10〜100 ppm である請求項2〜4
    のいずれか一項に記載の方法。
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