JP3163850B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP3163850B2
JP3163850B2 JP17577993A JP17577993A JP3163850B2 JP 3163850 B2 JP3163850 B2 JP 3163850B2 JP 17577993 A JP17577993 A JP 17577993A JP 17577993 A JP17577993 A JP 17577993A JP 3163850 B2 JP3163850 B2 JP 3163850B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
semiconductor region
type
semiconductor
conductivity type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17577993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06334172A (ja
Inventor
正人 大月
勝典 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP17577993A priority Critical patent/JP3163850B2/ja
Priority to US08/215,777 priority patent/US5378903A/en
Publication of JPH06334172A publication Critical patent/JPH06334172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3163850B2 publication Critical patent/JP3163850B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/72Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals
    • H01L29/739Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals controlled by field-effect, e.g. bipolar static induction transistors [BSIT]
    • H01L29/7393Insulated gate bipolar mode transistors, i.e. IGBT; IGT; COMFET
    • H01L29/7395Vertical transistors, e.g. vertical IGBT
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/74Thyristor-type devices, e.g. having four-zone regenerative action
    • H01L29/744Gate-turn-off devices
    • H01L29/745Gate-turn-off devices with turn-off by field effect
    • H01L29/7455Gate-turn-off devices with turn-off by field effect produced by an insulated gate structure

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーデバイスなどに
用いられるpnpn構造を有する半導体装置の構成に関
し、特に、2つのゲート電極を有するダブルゲート型半
導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パワーエレクトロニクスにおける高性
能,小型化および低コスト化などの課題を解決するため
の最も重要なキーテクノロジーの1つとして、パワーデ
バイスの低損失化が挙げられ、オン電圧が低く、また、
ターンオフ時間が短いデバイスの開発が各方面で活発に
行なわれている。たとえば、バイポーラトランジスタに
ついては、高性能,高耐圧および大電流化が図られ、ま
た、種々の保護機能を内蔵したインテリジェントモジュ
ールも登場している。また、IGBT(伝導度変調型ト
ランジスタ,絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)に
おいては、高速応答を可能としたものも登場している。
これらのパワーデバイスは、バッテリーにより駆動され
持ち運びが簡単なように小型化された電気製品、インバ
ータ装置、また、環境保護の面から採用が検討されてい
る電気自動車などに適用され、省電力化の一役を担って
いる。そして、近年益々増大する電力需要に対応するた
めに、これらのパワー半導体デバイスに対してもさらに
省電力低損失化が要求されている。
【0003】例えば、サイリスタ構造によるオン電圧の
低減、およびMOSゲートデバイスによる高速,低駆動
電力化を目的としたEST(エミッタ・スイッチ・サイ
リスタ)が開発されている。このESTは、図8,図9
に示すような構造及び等価回路を有するデバイスであ
る。このESTの構造は、コレクタ電極(サイリスタの
アノード電極)1が形成されたp+ 型の半導体基板のコ
レクタ層(サイリスタのアノード層)2と、この上に形
成されたn+ 型のバッファ層3と、この上に形成された
- 型のベース層(ドリフト層)4と、このn- 型のベ
ース層4の主面側に形成されたウェル状のp型のベース
領域5と、このp型のベース領域5の主面側に形成され
たn+ 型のエミッタ領域(サイリスタのカソード領域)
6と、p型のベース領域5の主面側でn+ 型のエミッタ
領域6と離隔した部位に形成されたn+ 型のソース領域
7と、P型のベース領域5及びn+ 型のソース領域7の
主面の双方に導電接触するエミッタ電極(サイリスタの
カソード電極)8と、p型のベース領域5をバックゲー
ト(チャネル領域)としn+ 型のエミッタ領域6からn
- 型のベース層4に亘ってゲート絶縁膜9aを介して形
成された第1のゲート電極9と、p型のベース領域5を
バックゲート(チャネル領域)としn+ 型のソース領域
7からn+ 型のエミッタ領域6に亘ってゲート絶縁膜1
0を介して形成され、第1のゲート電極9に導通した第
2のゲート電極11とを有している。
【0004】第1のゲート電極9,エミッタ領域6,p
型のベース領域5のチャネル部M1及びn- 型のベース
層4はオン用の第1のMOSFET12を構成してお
り、第2のゲート電極11,n+ 型のソース領域7,p
型のベース領域5のチャネル部M2 及びエミッタ領域6
は短絡用の第2のMOSFET13(エミッタスイッ
チ)を構成している。第1のMOSFET12及び第2
のMOSFET13はnチャネル型の絶縁ゲート型電界
効果トランジスタである。また、p+ 型のコレクタ層
2,n+ 型のバッファ層3,n- 型のベース層4及びp
型のベース領域5はpnp型バイポーラトランジスタQ
pnp を構成しており、n- 型のベース層4,p型のベー
ス領域5及びn+ 型のエミッタ領域6はnpn型バイポ
ーラトランジスタQnpn を構成している。なお、エミッ
タ電極8はp型のベース領域5にも導電接触しているた
め、ベース抵抗(拡散抵抗)RB が短絡抵抗として存在
する。なお、上記の半導体構造はエミッタ電極8の中央
の対称軸に関して左右対称構造であり、図8に示す構造
はその右側の構造のみを示してある。
【0005】先ず、ゲート電極9,11に高電位を印加
すると、MOSFET12,13が導通し、エミッタ電
極8,ソース領域7,チャネル部M2 ,エミッタ領域
6,チャネル部M1 を介してn- 型のベース層4へその
多数キャリア(電子)が注入されるので、それに呼応し
てコレクタ電極1,コレクタ領域2及びバッファ層3を
介してn- 型のベース層4へその少数キャリア(正孔)
が流入し、n- 型のベース層4の伝導度が変調される。
これによりトランジスタQpnp がオンするので、トラン
ジスタQnpn もオンし、サイリスタpnpnがターンオ
ンする。このサイリスタのオン状態では、図10(a)
に示すように、チャネル部M1 を介した電子電流(図示
実線矢印)が流れていると共に、n+ 型のエミッタ領域
6とp型のベース領域5の接合を介した正孔電流(図示
破線矢印)及び電子電流が流れており、n+ 型のエミッ
タ領域6とp型のベース領域5の接合は順バイアスされ
ている。次に、ゲート電極9,11に零又は負電位を印
加すると、MOSFET12,13が遮断し、n- 型の
ベース層4への多数キャリアの注入が止み、エミッタ領
域6とソース領域7との導通が遮断されるので、トラン
ジスタQnpn がオフ状態となるため、トランジスタQ
pnp もオフし、サイリスタpnpnがターンオフする。
なお、n+ 型のバッファ層3はコレクタ層2からn-
のベース層4への正孔(少数キャリア)の注入効率を抑
制してターンオフ時間を短縮するために形成されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】サイリスタ動作時にお
いては、n- 型のベース層4からp型ベース領域5を介
してn+ 型のエミッタ領域6へ電流が流れ込んでおり、
p型ベース領域5とn+型のエミッタ領域6のpn接合
が順バイアス状態でpn接合の電位障壁が無くなってい
るため、図10(b)に示すように、ターンオフ動作の
初期においてはMOSFET13のオフによってエミッ
タ領域6とソース領域7との導通が遮断されても、依然
としてp型ベース領域5とn+ 型のエミッタ領域6のp
n接合は短絡抵抗RB による電圧降下で順バイアス状態
にあり、その電位障壁がなかなか回復せず、しばらくそ
の接合を介してエミッタ領域6内に正孔が流入して蓄積
される。ここで、短絡用の第2のMOSFET13は、
サイリスタのターンオフ時においてp型ベース領域5と
+ 型のエミッタ領域6のpn接合による電位障壁の回
復遅れに伴うターンオフ時間を短縮するために、ソース
領域7とエミッタ領域6をスイッチオフさせ、実質的な
カソード領域たるエミッタ領域6とカソード電極たるエ
ミッタ電極8とを内部的に切り離すものである。従っ
て、ターンオフ動作においてはその初期にベース抵抗R
B を介した副次的な電流が残るのみであるので、ターン
オフ時間を短縮化できる。しかしながら、第2のMOS
FET13のゲート電極11とそのドレイン領域たるエ
ミッタ領域6の間にカップリング容量(寄生容量)Cgd
が不可避的に寄生しているため、p型ベース領域5とn
+ 型エミッタ領域6のpn接合による電位障壁の回復が
遅れると、n+ 型エミッタ領域6に正孔が蓄積してその
電位が上昇し、これに呼応してそのゲート電位が上昇し
てゲート絶縁膜10の絶縁破壊やMOSFET13の再
オンが生じ易い。このため、ターンオフ時のn+ 型エミ
ッタ領域6への電流流れ込みを低減させることが必要で
あるが、これは可制御ターンオフ電流を小さくすること
を意味し、またターンオフ時間が長引くことを意味し、
パワーデバイスとしての限界がある。他方、ゲート絶縁
膜10の膜厚を厚くして、絶縁破壊電圧を高くすること
も考えられるが、これによればオン電圧も高くなってし
まう。
【0007】そこで、本発明の課題は、上記問題点に鑑
み、ターンオフ時に一旦IGBT動作を行い電流経路を
変化させエミッタ領域への電流流れ込みを抑制すること
により、低オン電圧であり、可制御ターンオフ電流も大
きく確保できる半導体装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明はESTの構造とIGBTの構造を併有する
ハイブリット構造を採用するものであり、ターンオフ時
の電流経路を変化させるため独立開閉可能の第3のMI
SFETを設けたものである。即ち、本発明は、第1導
電型の第1半導体領域,第2導電型の第2半導体領域,
第1導電型の第3半導体領域及びこの第3半導体領域の
主面側に形成された第2導電型の第4半導体領域とから
なるサイリスタ構造と、第3半導体領域の主面側におい
て第4半導体領域とは離隔独立した部位に形成された第
2導電型の第5半導体領域と、第3半導体領域をバック
ゲート(チャネル領域)とし第4半導体領域から第2半
導体領域に対しその多数キャリアを注入可能の第1のM
ISFETと、第1のMISFETと開閉同期してお
り、第3半導体領域をバックゲート(チャネル領域)と
し第4半導体領域と第5半導体領域とを導通・遮断可能
の第2のMISFETと、第3半導体領域及び第5半導
体領域に導電接触した電極とを備えた半導体装置におい
て、第3半導体領域の主面側で第5半導体領域とは離隔
した部位に形成され、上記電極に導電接触する第2導電
型の第6半導体領域と、第3半導体領域をバックゲート
(チャネル領域)とし第6半導体領域から第2半導体領
域に対しその多数キャリアを注入可能で第1のMISF
ETとは独立に開閉可能の第3のMISFETとを有す
ることを特徴とするものである。
【0009】ここで、第1導電型の第3半導体領域内に
おいて、少なくとも当該領域と第2導電型の第5半導体
領域及び第6半導体領域との接合面近傍に第1導電型の
高濃度半導体領域を形成した構造を採ることが望まし
い。具体的にこの第1導電型の高濃度半導体領域として
は、第1導電型の第3半導体領域の深さと同程度又はそ
れ以上の深さのウェル領域であっても良いし、第1導電
型の第3半導体領域よりも浅いウェル領域であっても良
い。また深いウェル領域と浅いウェル領域が併存した構
造であっても良い。
【0010】
【作用】かかる半導体装置においては、ターンオン時は
従来のESTと同様に動作する。即ち、第1,第2及び
第3のMISFETをオンさせると、一方においては電
極,第5半導体領域,第2のMISFETのチャネル
部,第4半導体領域及び第1のMISFETのチャネル
部を介して第2半導体領域へその多数キャリアが流入さ
れ、また他方においては上記電極,第6半導体領域及び
第3のMISFETのチャネル部を介して第2半導体領
域へその多数キャリアが注入される。これによって第1
導電型の第1半導体領域,第2導電型の第2半導体領域
及び第1導電型の第3半導体領域で形成される第2導電
型のバイポーラトランジスタがオン状態になるので、第
2導電型の第2半導体領域,第1導電型の第3半導体領
域及び第2導電型の第4半導体領域で形成される第1導
電型のバイポーラトランジスタがオン状態となり、pn
pn構造のサイリスタがターンオンする。かかるオン状
態では第1及び第3のMISFETを介して多数キャリ
アが流れており、また第3半導体領域と第4半導体領域
とのpn接合を介して電流(多数キャリアと少数キャリ
ア)が流れており、その接合による電位障壁は消滅して
いる。次に、ターンオフ動作においては、先ず、第3の
MISFETをオン状態に維持したまま、第1及び第2
のMISFETをオフさせると、第3のMISFETを
介して電流が流れ続けIGBT動作のみを残してあるの
で、第3半導体領域と第4半導体領域とのpn接合を介
して流れようとする第3半導体領域の多数キャリアの電
流経路の向きが変化し、前記電極に向かって流れる。こ
のため、第1及び第2のMISFETの遮断に伴う第4
半導体領域の電荷蓄積を抑制することが可能であり、そ
れに伴う第2のMISFETのゲート絶縁膜の破壊やそ
の再オンを防止することができる。このため、その絶縁
膜の膜厚を厚くせずとも、低オン電圧の下で、可制御タ
ーンオフ電流を大きくすることができる。換言すると、
第2のMISFETのオフ動作の確実化ができるので、
ターンオフ時間の短縮化をも図ることができる。
【0011】ここで、第1導電型の第3半導体領域内に
おいて、少なくとも当該領域と第2導電型の第5半導体
領域及び第6半導体領域との接合面近傍に第1導電型の
高濃度半導体領域を形成した構造では、その接合面近傍
の寄生抵抗(短絡抵抗)が低濃度化されているので、タ
ーンオフ時に増加する電流が接合面近傍を流れても、そ
の短絡抵抗の電圧降下量が大きくならない。従って、第
2半導体領域,第3半導体領域及び第5又は第6半導体
領域で構成される寄生バイポーラトランジスタが作動せ
ず、ラッチアップを防止することができる。これにより
可制御ターンオフ電流を大きくすることができる。
【0012】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0013】〔実施例1〕図1は本発明の実施例1に係
る半導体装置の構造を示す断面図である。図2は同半導
体装置の等価回路を示す回路図である。この半導体装置
の構造は、裏面電極としてのコレクタ電極(サイリスタ
のアノード電極)1が導電接触するp+ 型の半導体基板
のコレクタ(アノード)層2と、この上に形成されたn
+ 型のバッファ層3と、この上に形成された伝導度変調
層(ドリフト層)としてのn- 型のベース層4と、この
- 型のベース層4の主面側に形成されたウェル状のp
型のベース領域5と、このp型のベース領域5の一方の
端部寄りの主面側に形成されたn+ 型のエミッタ領域
(サイリスタのカソード領域)6と、p型のベース領域
5の主面側でn+ 型のエミッタ領域6と離隔した部位に
形成されたn+ 型のソース領域7と、p型のベース領域
5の他方の端部寄りの主面側に形成されたn+ 型のソー
ス領域20と、ソース領域7及びソース領域20に跨が
ってその両者とP型のベース領域5に導電接触するエミ
ッタ電極(サイリスタのカソード電極)8と、p型のベ
ース領域5の一方の端部側をバックゲート(チャネル領
域)としn+ 型のエミッタ領域6からn- 型のベース層
4に亘ってゲート絶縁膜9aを介して形成された第1の
ゲート電極9と、p型のベース領域5をバックゲート
(チャネル領域)としn+ 型のソース領域7からn+
のエミッタ領域6に亘ってゲート絶縁膜10を介して形
成され、第1のゲート電極9に導通した第2のゲート電
極11と、p型のベース領域5の他方の端部側をバック
ゲート(チャネル領域)としn+ 型のソース領域20か
らn- 型のベース層4に亘ってゲート絶縁膜21を介し
て形成された第3のゲート電極22を有している。な
お、ソース領域7とソース領域20は図1のように相離
隔した部位に形成されておれば良く、孤立的に形成され
ている必要はない。
【0014】第1のゲート電極9,エミッタ領域6,p
型のベース領域5のチャネル部M1及びn- 型のベース
層4はオン用の第1のMOSFET12を構成してお
り、第2のゲート電極11,n+ 型のソース領域7,p
型のベース領域5のチャネル部M2 及びエミッタ領域6
は短絡用の第2のMOSFET(エミッタスイッチ)1
3を構成している。そして第3のゲート電極22,ソー
ス領域20,p型のベース領域5のチャネル部M3 及び
p型のベース領域5は第3のMOSFET23を構成し
ている。第1のMOSFET12,第2のMOSFET
13及び第3のMOSFET23はnチャネル型の絶縁
ゲート型電界効果トランジスタであり、第3のMOSF
ET23は第1及び第2のMOSFET12,13とは
独立に開閉可能である。また、p+ 型のコレクタ層2,
+ 型のバッファ層3,n- 型のベース層4及びp型の
ベース領域5はpnp型バイポーラトランジスタQpnp
を構成しており、n- 型のベース層4,p型のベース領
域5及びn+ 型のエミッタ領域6はnpn型バイポーラ
トランジスタQnpn を構成している。なお、エミッタ電
極8はp型のベース領域5にも導電接触しているため、
ベース領域5にはベース抵抗(拡散抵抗)RB が短絡抵
抗として存在する。
【0015】この半導体装置の等価回路は、図2に示す
ように、図9に示す従来のESTの等価回路とIGBT
(伝導度変調型MOSFET,絶縁ゲート型バイポーラ
トランジスタ)の等価回路を合わせた回路構成を有して
いる。即ち、この半導体装置は、p+ 型のコレクタ層
2,n+ 型のバッファ層3,n- 型のベース層4及びp
型のベース領域5で形成されるpnp型バイポーラトラ
ンジスタQpnp と、n-型のベース層4,p型のベース
領域5及びn+ 型のエミッタ領域6で構成されるnpn
型バイポーラトランジスタQnpn とからなるpnpn構
造(サイリスタ構造)を有するEST部30とIGBT
部40を併有している。EST部30は、トランジスタ
pnp ,Qnpn と、トランジスタQpnp のn- 型のベー
ス層4とトランジスタQnpn のエミッタ領域6とを導通
・遮断するnチャネル型の第1のMOSFET12と、
トランジスタQnpn のエミッタ領域6とエミッタ電極8
とを導通・遮断するnチャネル型の第2のMOSFET
13と、トランジスタQnpnのベース5とエミッタ電極
8との間に介在する短絡抵抗RB とを有している。また
IGBT部40は、p+ 型のコレクタ層2,n+ 型のバ
ッファ層3,n- 型のベース層4及びp型のベース領域
5で形成され、等価的にトランジスタQpnp とは並列の
pnp型バイポーラトランジスタQ′pnp と、このトラ
ンジスタQ′pn p のn- 型のベース層4とソース領域2
0とを導通・遮断するnチャネル型の第3のMOSFE
T23を有している。
【0016】ゲート電極9とゲート電極11に高電位を
印加すると共に、ゲート電極22にも高電位を印加する
と、それらの直下のp型のベース領域5の主面側に反転
層が形成され、第1,第2及び第3のMOSFET1
2,13,23が共にオンし、一方においてはエミッタ
電極8,ソース領域7,チャネル部M2 ,エミッタ領域
及びチャネル部M1 を介してn- 型のベース層4へその
多数キャリア(電子)が注入されると共に、他方におい
てはエミッタ電極8,ソース領域20及びチャネル部M
3 を介してn- 型のベース層4へその多数キャリア(電
子)が注入される。これによりn- 型のベース層4の伝
導度が変調され、コレクタ層2,バッファ層3,n-
のベース層4及びp型のベース領域5で形成されるトラ
ンジスタQpnp 及びQ′pnp がオンすると共に、短絡抵
抗RB の電圧降下によりn- 型のベース層4,p型のベ
ース領域5及びn型のエミッタ領域6で形成されるトラ
ンジスタQnpn もオンし、pnpn構造のサイリスタが
ターンオンする。このターンオン時の電流経路は、図3
(a)に示すように、第1のMOSFET12及び第3
のMOSFET23を介した電子電流(実線矢印)と、
p型のベース領域5とn型のエミッタ領域6の接合を介
した電子電流及び正孔電流(破線矢印)と、p型のベー
ス領域5の短絡抵抗RB を介した電子電流及び正孔電流
が存在する。
【0017】次に、本デバイスのターンオフ動作時にお
いては、先ずゲート電極22の電位を高電位のまま維持
し、ゲート電極9及び11に零又は負電位を印加する
と、ゲート電極9及び11の直下のp型のベース領域5
の反転層が消滅するので、第1及び第2のMOSFET
12,13はオフし、第3のMOSFETはオン状態の
ままであり、IGBT動作モードになる。このターンオ
フ時の初期においては、第3のMOSFET23がオン
状態のままで図3(b)に示すようにチャネル部M3
介して電子電流(実線矢印)が流れ続けているので、p
型のベース領域5とn+ 型のエミッタ領域6の接合に向
かって流れようとする正孔電流(破線矢印)は、エミッ
タ電極8側に向かって流れ、電流経路が変更されるた
め、接合による電位障壁が回復するまでにエミッタ領域
6内に蓄積される正孔数が低減する。
【0018】換言すると、ターンオフ動作時においてエ
ミッタ領域6に対する正孔の流入を減少させるために、
チャネル部M3 を介して電子電流を流しておき、主たる
正孔電流の経路を変化させるものである。このため、ゲ
ート電極11のカップリング容量に電荷蓄積によるゲー
ト電位の上昇を抑制することができるので、MOSFE
T13の再オンや絶縁膜破壊を防止できる。従って、可
制御ターンオフ電流を大きくすることができる。なお、
この後、電位障壁が回復してからゲート電極22に零又
は負電位を印加し、トランジスタ動作モードを停止させ
ターンオフを完了させる。
【0019】〔実施例2〕ところで、図2の等価回路に
おいては、IGBT部40を第3のMOSFET23と
トランジスタQ′pnp の電子要素で示されているが、実
際、半導体領域の濃度や形成規模及び動作モードでは異
なる等価回路となる。IGBT動作モードの移行時にお
いては、第1及び第2のMOSFET12,13を介し
て流れる電子電流が止んでもMOSFET23のチャネ
ル部M3 を介して電子電流が依然として流れ続けている
ので、いままでp型のベース領域5とn+ 型のエミッタ
領域6の接合に向かって流れていた正孔電流は、エミッ
タ電極8側に向う経路を介して流れる。これは、前述し
たようにエミッタ領域6内に蓄積される正孔数を急速に
減少させてその障壁を早期に回復させる効果を発揮する
ものの、逆にソース領域7,20の接合面近傍を介して
流れる電流量を増加させることを意味する。ソース領域
7,20の接合面近傍には、図4に示すように、少なか
らず短絡抵抗(寄生抵抗)R′B が分布している。この
短絡抵抗RB ′に増加した電流が流れると、その電圧降
下によりn+ 型のソース領域7,20とp型のベース領
域5のpn接合が順バイアスされ、図5に示すように、
+ 型のソース領域7,20, ベース領域5及びn-
のベース層4で構成される寄生トランジスタQ′npn
働いてしまい、サイリスタのターンオフ時にIGBT部
40がラッチアップするおそれがある。このラッチアッ
プが起これば、MOSFET23をオフしてもターンオ
フしないことになる。このように、EST部30とIG
BT部40の併存する構造においては、今度はIGBT
部40の寄生素子部40aを軽視できないことになるの
で、ターンオフ時にラッチアップしてしまう新たな問題
が生じ、可制御ターンオフ電流(電流容量)を大きくす
ることができなくなる。
【0020】図6は本発明の実施例2に係る半導体装置
の構造を示す断面図である。この実施例2に係る半導体
構造は上記の新たな問題を解決するものであり、p型の
ベース領域5内においては、これとn+ 型のソース領域
7,20の接合面近傍部位を含んだ領域にp+ 型のウェ
ル15が形成されている。この高濃度のウェル15は深
く形成されている。ここで、例えばp型のベース領域5
の濃度は1×1016〜5×1017cm-3,深さは2〜20
μmで、p+ 型のウェル15は1×1017〜5×1019
cm-3,深さは2〜20μmに設定される。勿論、ウェル
15の深さはベース領域5の深さと同程度であっても良
いし、またそれ以上の深さでも良い。この高濃度のウェ
ル15における表面側の拡がり部分は、チャネル部M2,
3 の部分にかからないように接合面をカバーするよう
に形成する。
【0021】このような深いp+ 型のウェル15を設け
た構造は、いわばバイポーラトンジスタのグラフトベー
ス(graft base) 構造と同様の効果を発揮する。即ち、
+型のソース領域7,20の接合面近傍部位が高濃度
化されているので、図5に示す寄生素子部40aの短絡
抵抗RB ′が低抵抗化する。従って、サイリスタのター
ンオフ時において接合面近傍部位に瞬間的に増加する電
流が流れても、電圧降下量が大きくならず、接合が順バ
イアスされずに済み、寄生トランジスタQ′np n が作動
しない。これによってラッチアップを防止することがで
き、可制御電流を大きくすることが可能となる。
【0022】〔実施例3〕図7は本発明の実施例3に係
る半導体装置の構造を示す断面図である。この実施例3
に係る半導体構造も上記の新たな問題を解決するもので
ある。実施例2の構造とは異なり、p型のベース領域5
よりも浅い高濃度のp+ 型ウェル16が形成されてい
る。p+ 型ウェル16は、p型のベース領域5内におい
て、これとn+ 型のソース領域7,20の接合面近傍部
位を含んでいる。ここで、例えばp型のベース領域5の
濃度は1×1016〜5×1017cm-3,深さは2〜20μ
mで、浅いp+ 型のウェル16は1×1018〜5×10
20cm-3,深さは0.5〜2μmに設定される。実施例2
におけるウェル15は深い拡散により形成されるので、
高濃度化が不十分な場合もあり、またウェル15とベー
ス領域5の境界が傾斜濃度となってしまうので、境界を
チャネル部M2,3 までギリギリに接近させることは難
しい。しかし、本例では浅いp+ 型のウェル16では、
フォトプロセスにより段階濃度の境界をチャネル部M2,
3 までギリギリに接近させることが可能で、且つ高濃
度化が容易である。即ち、実施例2の構造に比べて、短
絡抵抗RB′の低抵抗化が確実である。本例もまたター
ンオフ時のラッチアップの防止を確実に実現でき、可制
御ターンオフ電流を大容量化できる。なお、本例の浅い
+型のウェル16と実施例2の深いp+ 型のウェル1
5とが併存した構造を採用しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来の
第1及び第2のMISFETを備えたEST構造におい
て、独立制御可能な第3のMISFETを設けたIGB
T部を形成した点に特徴を有するものである。従って、
次の効果を奏する。
【0024】 ターンオフ動作の初期時においては、
第1及び第2のMISFETをオフさせるものの、第3
のMISFETをオンし続け、IGBT動作のみを残し
ておくことにより、第2のMISFETのオフに伴う第
4半導体領域に流入するキャリアの流れ経路を変化させ
ることができるので、第4半導体領域のpn接合による
電位障壁の回復遅れがあっても第4半導体領域に蓄積さ
れる電荷量を抑制することができる。このため、第2の
MISFETの再オンやゲート絶縁膜破壊を防止できる
ので、低オン電圧でありながら、可制御ターンオフ電流
を大きくできる。
【0025】換言すれば再オンを抑制できるのでターン
オフ時間を短縮できる。
【0026】 第2導電型の第5半導体領域及び第6
半導体領域との接合面近傍に第1導電型の高濃度半導体
領域を形成した構造によれば、その接合面近傍の寄生抵
抗(短絡抵抗)が低濃度化されているので、ターンオフ
時に増加する電流が接合面近傍を流れても、その短絡抵
抗の電圧降下量が大きくならない。従って、第2半導体
領域,第3半導体領域及び第5又は第6半導体領域に構
成される寄生バイポーラトランジスタが作動せず、ラッ
チアップを防止することができる。これにより確実に可
制御ターンオフ電流を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る半導体装置の構造を示
す断面図である。
【図2】同半導体装置の等価回路を示す回路図である。
【図3】(a)は同半導体装置のサイリスタ状態におけ
る電流の流れを示す断面図、(b)は同半導体装置のI
GBT動作状態における電流の流れを示す断面図であ
る。
【図4】実施例1に係る半導体装置の構造において寄生
抵抗も図示した断面図である。
【図5】実施例1に係る半導体装置の構造において寄生
抵抗及び寄生トランジスタも図示した等価回路を示す回
路図である。
【図6】本発明の実施例2に係る半導体装置の構造を示
す断面図である。
【図7】本発明の実施例3に係る半導体装置の構造を示
す断面図である。
【図8】従来のESTの構造の一例を示す断面図であ
る。
【図9】図8に示すESTの等価回路を示す回路図であ
る。
【図10】(a)は図8に示すESTのサイリスタ状態
における電流の流れを示す断面図、(b)は同半導体装
置のターンオフ初期状態における電流の流れを示す断面
図である。
【符号の説明】
1・・・コレクタ電極(サイリスタのアノード電極) 2・・・p+ 型のアノード層(サイリスタのアノード
層) 3・・・n+ 型のバッファ層 4・・・n- 型のベース層 5・・・p型のベース領域 6・・・n+ 型のエミッタ領域(サイリスタのカソード
領域) 7,20・・・n+ 型のソース領域 8・・・エミッタ電極(サイリスタのカソード電極) 9a,10,21・・・ゲート絶縁膜 9・・・第1のゲート電極 11・・・第2のゲート電極 12・・・第1のMOSFET 13・・・第2のMOSFET 15・・・深いp+ 型のウェル 16・・・浅いp+ 型のウェル 22・・・第3のゲート電極 23・・・第3のMOSFET M1,2,3 ・・・チャネル部 Qpnp ,Q′pnp ・・・pnp型バイポーラトランジス
タ Qnpn ・・・npn型バイポーラトランジスタ Q′npn ・・・寄生バイポーラトランジスタ 30・・・EST部 40・・・IGBT部 40a・・・寄生素子部 RB ,R′B ・・・短絡抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−21783(JP,A) 特開 平5−29606(JP,A) 特開 昭62−76557(JP,A) 特許3116667(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/74 H01L 29/749 H01L 29/78 755 H01L 29/78 656

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の第1半導体領域,第2導電
    型の第2半導体領域,第1導電型の第3半導体領域及び
    この第3半導体領域の主面側に形成された第2導電型の
    第4半導体領域とからなるサイリスタ構造と、第3半導
    体領域の主面側において第4半導体領域とは離隔独立し
    た部位に形成された第2導電型の第5半導体領域と、第
    3半導体領域をバックゲートとし第4半導体領域から第
    2半導体領域に対しその多数キャリアを注入可能の第1
    のMISFETと、第1のMISFETと開閉同期して
    おり、第3半導体領域をバックゲートとし第4半導体領
    域と第5半導体領域とを導通・遮断可能の第2のMIS
    FETと、第3半導体領域及び第5半導体領域に導電接
    触した電極とを備えた半導体装置であって、 第3半導体領域の主面側において第5半導体領域とは離
    隔した部位に形成され、前記電極に導電接触する第2導
    電型の第6半導体領域と、第3半導体領域をバックゲー
    トとし第6半導体領域から第2半導体領域に対しその多
    数キャリアを注入可能で第1のMISFETとは独立に
    開閉可能の第3のMISFETとを有することを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第1導電型の第3半導体領域内で、少なくとも当該
    領域と前記2導電型の第5半導体領域及び第6半導体領
    域との接合面近傍に形成された第1導電型の高濃度半導
    体領域を有することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記第1導電型の高濃度半導体領域は、前記第1導電型
    の第3半導体領域の深さと同程度又はそれ以上の深さの
    ウェル領域であることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の半導体装
    置において、前記第1導電型の高濃度半導体領域は、前
    記第1導電型の第3半導体領域よりも浅いウェル領域で
    あることを特徴とする半導体装置。
JP17577993A 1993-03-23 1993-07-16 半導体装置 Expired - Fee Related JP3163850B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17577993A JP3163850B2 (ja) 1993-03-23 1993-07-16 半導体装置
US08/215,777 US5378903A (en) 1993-03-23 1994-03-22 Semiconductor device with low on-voltage and large controllable turn-off current

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6228093 1993-03-23
JP5-62280 1993-03-23
JP17577993A JP3163850B2 (ja) 1993-03-23 1993-07-16 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06334172A JPH06334172A (ja) 1994-12-02
JP3163850B2 true JP3163850B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=26403346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17577993A Expired - Fee Related JP3163850B2 (ja) 1993-03-23 1993-07-16 半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5378903A (ja)
JP (1) JP3163850B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200047944A (ko) * 2018-10-26 2020-05-08 한국전자통신연구원 반도체 장치

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5847942A (en) * 1996-05-30 1998-12-08 Unitrode Corporation Controller for isolated boost converter with improved detection of RMS input voltage for distortion reduction and having load-dependent overlap conduction delay of shunt MOSFET
JP3209091B2 (ja) * 1996-05-30 2001-09-17 富士電機株式会社 絶縁ゲートバイポーラトランジスタを備えた半導体装置
KR100222044B1 (ko) * 1996-12-05 1999-10-01 윤종용 에미터 스위치 사이리스터
JPH11297981A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Hitachi Ltd 複合半導体装置及びそれを使った電力変換装置
US20030122149A1 (en) * 1998-04-15 2003-07-03 Junichi Sakano Complex semiconductor device and electric power conversion appratus using it
KR100334863B1 (ko) * 1998-12-30 2002-08-28 주식회사 하이닉스반도체 반도체장치
FR2788166B1 (fr) * 1998-12-31 2001-03-09 St Microelectronics Sa Interrupteur de puissance a di/dt controle
US6259618B1 (en) * 2000-05-03 2001-07-10 Analog And Power Electronics Corp. Power chip set for a switching mode power supply having a device for providing a drive signal to a control unit upon startup
JP4437655B2 (ja) * 2003-10-02 2010-03-24 三菱電機株式会社 半導体装置及び半導体装置の駆動回路
DE102005038441B4 (de) * 2005-08-12 2010-08-05 Infineon Technologies Ag Feldeffekthalbleiterbauelement und Verfahren zur Herstellung desselben
US7982528B2 (en) * 2006-05-18 2011-07-19 Stmicroelectronics, S.R.L. Three-terminal power device with high switching speed and manufacturing process
JP4632068B2 (ja) * 2008-05-30 2011-02-16 三菱電機株式会社 半導体装置
IT1402879B1 (it) * 2010-11-19 2013-09-27 St Microelectronics Srl Dispositivo igbt con regioni di emettitore sepolte
EP2779243A1 (en) * 2013-03-13 2014-09-17 ABB Technology AG Power semiconductor device and corresponding module

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4604638A (en) * 1983-05-17 1986-08-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Five layer semiconductor device with separate insulated turn-on and turn-off gates
JP3163677B2 (ja) * 1991-09-24 2001-05-08 富士電機株式会社 Misfet制御型サイリスタを有する半導体装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200047944A (ko) * 2018-10-26 2020-05-08 한국전자통신연구원 반도체 장치
KR102607326B1 (ko) 2018-10-26 2023-11-30 한국전자통신연구원 반도체 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US5378903A (en) 1995-01-03
JPH06334172A (ja) 1994-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5444272A (en) Three-terminal thyristor with single MOS-gate controlled characteristics
JP3237555B2 (ja) 半導体装置
JP3163850B2 (ja) 半導体装置
US20060043475A1 (en) Semiconductor device
JP2942732B2 (ja) 短絡アノード水平型絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
JPH08139319A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH043981A (ja) 伝導度変調型mosfet
EP0823125A2 (en) Self-alignment technique for junction isolation and wells
JPH0267766A (ja) バイポーラ型半導体スイッチング装置
JPH10294461A (ja) 絶縁ゲート形半導体素子
JP3201213B2 (ja) 半導体装置およびその制御方法
JP3243792B2 (ja) 横方向エミッタ切替サイリスタ素子及び縦方向エミッタ切替サイリスタ素子
JPH04261065A (ja) 半導体装置
JP3663258B2 (ja) 制御回路内蔵絶縁ゲート型半導体装置
JPH01270357A (ja) 伝導度変調型mosfet
JPH10321859A (ja) 寄生サイリスターラッチアップを防止するために不連続のエミッター領域を含む電力半導体装置
JP3249891B2 (ja) 半導体装置およびその使用方法
JP3163815B2 (ja) 半導体装置
JP3116667B2 (ja) 半導体装置
JPH0414263A (ja) 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
JP3182862B2 (ja) 半導体装置
JP3161092B2 (ja) デュアルゲートmosサイリスタ
JP2856257B2 (ja) pチャネル絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
JP3200328B2 (ja) 複合半導体装置
JP3289880B2 (ja) Mos制御サイリスタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees