JP3159585U - 調理用容器 - Google Patents

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冨迫 文夫
文夫 冨迫
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有限会社東彼セラミックス
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Abstract

【課題】使用後における加熱調理器内などの清掃手間を大幅に軽減することができ、しかも、焼き上がった魚や肉など被調理物を皿などに移し変えることなく、そのまま食卓テーブルで使用することができる調理用容器を提供する。【解決手段】加熱調理器内で被調理物Bを加熱調理する調理用容器Aであって、被調理物Bを載せる調理プレート1と、この調理プレート1を塞ぐ調理蓋2とで構成され、調理蓋2に加熱調理器内の熱気を内部に取り込む通気孔8を備え、通気孔8は、調理蓋2の複数個所に開口され、かつ、内側から外側に向けて孔径が漸次小さく形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、調理用容器に係り、特に、ガス・電気コンロのグリル庫、或いはガス・電気オーブンなどの加熱調理器内で魚や肉などの被調理物を加熱調理するときに使用される非金属製の調理用容器に関する。
ガス・電気コンロのグリル庫を使用して魚や肉などを加熱調理(焼く)ときには、グリル庫に備えられている焼き網の上に魚や肉などを載せて、焼き網の上で直接焼いているのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−12586号公報
ところで、グリル庫内の焼き網の上に魚や肉などを載せて加熱調理すると、油分などがグリル庫内に飛散してグリル庫内を汚す。
そのために、従来では、魚や肉などを焼くたびに、グリル庫内に飛散した油分などを拭き取る。また、受け皿(グリル皿)、そして魚身などが付いている焼き網をシンクなどで丸洗い(水洗い)しなければならないなどの大変面倒で、手間が掛かる煩わしい清掃を繰り返さなければならない。
特に、こびり付くようにグリル庫内に付着している頑固な油分の除去にはかなりの労力と手間が掛かるものとなっていた。
また、飛散した油分などを完全に取り除くことは困難であり、また、魚や肉などの焼き臭いが残るなどから、グリル庫内の衛生面においても好ましいものとはいえないものであった。
そこで、本考案は、前記課題を解消するために創案されたものであり、使用後における加熱調理器内などの清掃手間を大幅に軽減することができ、しかも、焼き上がった魚や肉など被調理物を皿などに移し変えることなく、そのまま食卓テーブルで使用することができる調理用容器を提供することにある。
前記課題を解決するために、本考案では、加熱調理器内で被調理物を加熱調理する調理用容器であって、
前記被調理物を載せる調理プレートと、この調理プレートの開口部を塞ぐ調理蓋とを備え、前記調理蓋は、前記加熱調理器内の熱気を内部に取り込む通気孔を備えていることを特徴とする。
ここで、前記通気孔は、前記調理蓋に複数個所に開口され、かつ、内側から外側に向けて孔径が漸次小さく形成されていることが好適なものとなる。
このような構成によれば、調理蓋に開口されている通気孔から入り込んでくる加熱調理器内、例えば、ガス・電気コンロのグリル庫内の熱気によって魚や肉などの被調理物を加熱調理することができる。このとき、グリル庫内に油分などを飛散させることなく加熱調理することができる。
しかも、調理蓋の複数個所に開口されている通気孔は、内側から外側に向けて孔径が漸次小さく形成されていることで、油分などが通気孔から外に飛び出すなどを抑制することができる。
本考案の調理用容器によれば、油分などを飛散させることなく、魚や肉などの被調理物を加熱調理器内、例えば、ガス・電気コンロのグリル庫内で加熱調理することができる。
これにより、使用後における加熱調理器内などの清掃手間を大幅に軽減することができる。しかも、加熱調理器内を油分などによって汚すことがなくなることで、加熱調理器内を衛生的に保つ面においても有効な調理用容器となる。
また、焼き上がった魚や肉などの被調理物を皿などに移し変えることなく、調理プレートをそのまま食卓テーブルで使用することができる。
しかも、加熱されている調理プレートによって魚や肉など被調理物が保温されていることで、食事が終わる間、温かい状態で被調理物を食することが可能となる。
本実施形態に係る調理用容器を示す縦断面図である。 同調理用容器の調理プレートを示し、(a)は、平面図であり、(b)は、(a)のb−b線縦断面図である。 同調理用容器の調理蓋を示し、(a)は、底面図であり、(b)は、(a)のb−b線縦断面図である。
以下、本考案の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る調理用容器を示す縦断面図である。
本実施形態に係る調理用容器Aは、図示省略のガス・電気コンロのグリル庫、或いはガス・電気オーブンなどの加熱調理器内で魚や肉などの被調理物Bを加熱調理するときに使用される。また、電子レンジなどの加熱調理器において使用することが可能である。
≪調理用容器≫
調理用容器(以後、単に「容器」と称する)Aは、空炊き調理などに対する耐熱性、耐衝撃性などの耐久性に優れた非金属製材料を用いて形成されている。例えば、ユークリプタイト系または低膨張性ペタライト系などのセラミック材を用いた焼成にて適宜の大きさ(ガス・電気コンロのグリル庫内に収まる大きさ)を有する平面視で略矩形形状に形成されている。
この容器Aは、図1に示すように、調理プレート1と、この調理プレート1に被せられる調理蓋2とを備えて構成されている。
≪調理プレートの構成≫
図2は、調理プレートを示す平面図および断面図である。
調理プレート1は、平面視で略矩形形状を呈する底壁部1aの周囲から周壁部1bを囲繞状に立ち上げた浅底の略皿状に形成されている。
そして、調理プレート1は、図2の(a)に示すように、底壁部1aの内表面(焼き面)側に、短辺方向に延び、長辺方向に等間隔をおいて同じ高さにて焼き突条部3を備えている。
また、調理プレート1は、図2の(b)に示すように、底壁部1aを、その幅方向中央部から長辺両側の周壁部1bの基部に至るにしたがって漸次傾斜させた流下勾配形状と成している。
これにより、長辺両側に油溜り部4を備え、焼き突条部3に載せられて加熱調理される魚や肉などの被調理物Bから抽出された余分な油が油溜り部4に流下回収されるようにしている。
また、調理プレート1は、底壁部1aの外表面(裏側)に高台5を備えているとともに、外向きのフランジ形状に突出させた取っ手6を、周壁部1bの開口上端縁部1cを残したその下側外周に沿わせて備えている。
≪調理蓋の構成≫
図3は、調理蓋を示す底面図および断面図である。ここでは、図1を適宜参照しながら説明する。
調理蓋2は、平面視で略矩形形状を呈する平坦な天面部2aの周囲から調理プレート1の開口部内に臨むように、当該開口形状よりも小さい開口形状にて略湾曲形状に形成されている周壁部2bを備えている。
また、調理蓋2は、調理プレート1の開口部内に臨ませる周壁部2bの開口下端縁部2cを残したその上側外周に沿わせて外向きのフランジ形状に突出させた載置部7を備えている。
これにより、調理蓋2は、図1に示すように、開口下端縁部2cを調理プレート1の開口部内に遊嵌状に臨ませた状態で、載置部7が調理プレート1の開口上端縁部1cに載り、調理プレート1を閉蓋するようになっている。
また、調理蓋2は、図1および図3に示すように、天面部2aに通気孔8を備えているとともに、調理蓋2の剛性を図る凸部9を、天面部2aの周囲外表面と通気孔8を挟む短辺方向の両側にそれぞれ備えている。
≪通気孔の構成≫
通気孔8は、図示省略のガス・電気コンロのグリル庫などの加熱調理器内の熱気を容器A内に流入させるための孔であり、図1および図3に示すように、調理蓋2の天面部2aの短辺方向の中央部位において、長辺方向に等間隔をおいた一列にて複数備えられている。
そして、この通気孔8は、図1および図3に示すように、調理蓋2の内側から外側に向けて孔径が漸次小さくなる断面視で略台形形状に開口されている。
これにより、魚や肉などの被調理物Bの加熱調理中に、油分などが通気孔8から外に飛び出すなどを抑制するようにしている。
[作用説明]
つぎに、以上のように構成されている本実施形態に係る容器Aの使用法について簡単に説明する。ここでは、図1を適宜参照しながら説明する。
図1に二点鎖線で示すように、魚や肉などの被調理物Bを、調理プレート1の焼き面となる焼き突条部3の上に載せて、調理蓋2を被せる。
調理蓋2を被せた容器Aを、ガス・電気コンロのグリル庫などの加熱調理器内に入れて加熱調理を行う。すると、加熱調理器内の熱気が調理蓋2の天面部2aに開口されている各通気孔8から容器A内に入りこんで、調理プレート1上の被調理物Bを加熱調理する。また、加熱調理器内の熱気によって加熱される調理プレート1、調理蓋2を通して容器A内に伝導されてくる熱によって被調理物Bが加熱される。
この調理中において、被調理物Bから抽出された余分な油分などは、傾斜する底壁部1aを流れて調理プレート1の両側長辺側の油溜り部4に受け止め回収される。そして、燃焼によって被調理物Bから飛び散るように抽出される油分などは、加熱調理器内に飛散することなく、容器A内に受け止められて油溜り部4に回収される。
そして、魚や肉などの被調理物Bが焼き上がり、容器Aを加熱調理器内から取り出して食卓テーブルに移すときには、焼き上がった被調理物Bを皿などに移し変えることなく、調理プレート1をそのまま食卓テーブルで使用することができる。
なお、本考案の実施形態の具体的な構成は、前記の実施形態に限られるものではなく、請求項1および請求項2に記載の本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更などがあっても本考案に含まれるものである。
例えば、容器Aを、略円形形状や略楕円形状などの適宜の平面視形状に形成することができる。つまり、魚や肉などの被調理物Bを容器A内に入れて、加熱調理器内で加熱調理することができる大きさや平面視形状であればよく、限定されるものではない。
また、容器Aは、セラミックス製に限らず、金属製でも良い。また、通気孔8の開口形状や調理蓋2の天面部2aへの開口箇所、開口個数などは、油分などが加熱調理機内に飛び出すことを抑制することができるのであれば、特に限定されるものではない。例えば、天面部2aの全面域に点在させた状態で設けることもできる。
A 調理用容器
1 調理プレート
2 調理蓋
8 通気孔
B 被調理物

Claims (2)

  1. 加熱調理器内で被調理物を加熱調理する調理用容器であって、
    前記被調理物を載せる調理プレートと、この調理プレートを塞ぐ調理蓋と、を備え、
    前記調理蓋は、前記加熱調理器内の熱気を内部に取り込む通気孔を備えていることを特徴とする調理用容器。
  2. 前記通気孔は、前記調理蓋に複数個所に開口され、かつ、内側から外側に向けて孔径が漸次小さく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の調理用容器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014212840A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 リンナイ株式会社 加熱調理容器
JP2016007426A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 株式会社ハーマン グリル調理器
JP2016104108A (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 長谷製陶株式会社 ガスコンロのグリル庫用陶磁器製調理器
JP2017060594A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 リンナイ株式会社 グリル
JP2018143505A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 リンナイ株式会社 グリル用の調理容器

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