JP3158664B2 - 走行台車 - Google Patents

走行台車

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JP3158664B2
JP3158664B2 JP16827592A JP16827592A JP3158664B2 JP 3158664 B2 JP3158664 B2 JP 3158664B2 JP 16827592 A JP16827592 A JP 16827592A JP 16827592 A JP16827592 A JP 16827592A JP 3158664 B2 JP3158664 B2 JP 3158664B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は倉庫や工場内において、
ステーション等との間で荷を受け渡しする走行台車に関
する。特に、荷の搭載台の位置を調整することができ、
ステーション等に対する走行台車の横付け位置に狂いが
生じた場合でも、荷の受け渡しが適切に行なわれるよう
に搭載台の位置を調整することができる走行台車に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の走行台車がステーション内
の移載装置の側方に停止した状態を示す概略平面図であ
る。
【0003】同図において、走行台車Aは、走行台車本
体20の上部に荷の搭載台21を有している。22はス
テーションSに配置されたスライドフォークを有する移
載装置であり、走行台車Aの搭載台21との間で荷を移
載するようになっている。なお、荷WはパレットPによ
り搭載台21に搭載されている。
【0004】このような走行台車Aは、ステーションS
の移載装置22の側方に停止し、移載装置22のフォー
クにより、ステーションSとの間で荷Wを受け渡しする
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の走行台
車には、次のような問題があった。
【0006】走行台車Aは、図示しない制御装置により
走行制御されてステーションSの所定の位置に停止する
ようになっている。この制御装置は、走行台車Aの走行
情報をエンコーダなどにより検出して走行台車Aの走行
を制御する。
【0007】このため、エンコーダ等の検出に誤差が生
じた場合には、走行台車は所定の位置よりずれて停止す
ることとなり、荷の受け渡しが適切に行なわれず、移載
中に荷が脱落するおそれがあった。
【0008】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、走行台車が所定の位置よりずれて停止した場合で
も、荷の受け渡しを確実に行なうことができる走行台車
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の走行台車は、荷の搭載台を走行台車本
体の上部に備え、移載装置等の移載対象との間で荷を受
け渡しする走行台車であって、前記搭載台を前記移載対
象に対して前後左右方向に移動させる移動手段を設け、
この移動手段は、前記走行台車本体が前記移載対象の側
方に停止した際に、移載対象に対する搭載台の前後左右
方向の位置ずれがあるかどうかを検出するセンサと、こ
のセンサにより前記搭載台の位置ずれが検出された場合
に、前記搭載台を前記移載対象に対して所定の位置に移
動制御する制御部とを備え、前記センサは、前記搭載台
の前部と前記移載対象との距離および前記搭載台の後部
と前記移載対象との距離を計測する距離センサと、前記
搭載台の前部と後部とに設けられ、前記移載対象の所定
位置に取り付けられた検出対象を検出したときにそれぞ
れONする位置センサとで構成されているとともに、前
記制御部は、前記距離センサにより計測された前記搭載
台の前部と前記移載対象との距離と、前記搭載台の後部
と前記移載対象との距離とが同じになるように前記搭載
台を左右方向に移動制御し、かつ、前記搭載台の前後の
位置センサがともにONするように前記搭載台を前後方
向に移動制御する構成してある。請求項2記載の走行
台車は、請求項1記載の走行台車において、前記移動手
段は、前記搭載台を水平方向に回動させる水平方向回動
手段を備えた構成としてある。
【0010】
【作用効果】本発明の走行台車は上記の構成としたの
で、次のような作用効果を奏する。
【0011】請求項1記載の走行台車によれば、搭載台
を移載対象に対して前後左右方向に移動させる移動手段
が設けてあるので、搭載台を移載対象に対して前後左右
方向に移動させることができる。
【0012】したがって、移載対象の側方の所定の停止
位置よりずれて走行台車が停止した場合でも、移載対象
に対して適切な位置となるように搭載台の位置を調整
ることができる。これにより、荷の受渡しが確実に行な
われる。
【0013】しかも、重量のある走行台車自体の停止位
置を再度調整する方法に比べて、搭載台は軽量であるた
め位置調整しやすく、比較的簡単に停止精度の向上を図
ることができるという効果が得られる。さらに、移動手
段は、走行台車本体が移載対象の側方に停止した際に、
移載対象に対する搭載台の前後左右方向の位置ずれがあ
るかどうかを検出するセンサと、このセンサにより搭載
台の位置ずれが検出された場合に、搭載台を移載対象に
対して所定の位置に移動制御する制御部とを備えている
ので、移載対象の側方の所定の停止位置よりずれて走行
台車本体が停止した場合には、搭載台の位置が移載対象
に対して適切な位置となるように自動的に調整されるこ
ととなり、走行台車本体が停止位置よりずれて停止した
場合にも、スムーズな荷の受け渡しが実現されるという
効果が得られる。センサは、距離センサと位置センサと
で構成されているので、次のような作用効果が得られ
る。すなわち、距離センサは搭載台の前部と移載対象と
の距離および搭載台の後部と移載対象との距離を計測す
るようになっているので、これら2つの計測値が同じで
あるかあるいは異なっているかによって、搭載台が移載
対象に対して左右方向にずれているかどうかを検出する
ことができる。また、位置センサは搭載台の前後に設け
られ、移載対象の所定位置に取り付けられた検出対象を
検出したときにそれぞれONするようになっているの
で、搭載台が移載対象に対して前後方向にずれているか
どうかを位置センサのONによって簡単に検出すること
ができる。このように、距離センサと位置センサとによ
り、移載対象に対する搭載台の左右方向の位置ずれと前
後方向の位置ずれとが別々に検出されるようになってい
るので、位置ずれの高精度な検出が可能である。したが
って、確実性の高い位置調整が実現される。さらに、制
御部は、距離センサにより計測された搭載台の前部と移
載対象との距離と、搭載台の後部と移載対象との距離と
が同じになるように搭載台を左右方向に移動制御し、か
つ、搭載台の前後の位置センサがともにONするように
搭載 台を前後方向に移動制御するようになっているの
で、搭載台の前後方向の移動制御が簡単になり、移載対
象に対する搭載台の位置調整が簡単になるという効果が
得られる。請求項2記載の走行台車によれば、請求項1
記載の走行台車において、移動手段は、搭載台を水平方
向に回動させる水平方向回動手段を備えているので、移
載対象に対してより細かな位置調整を行なうことがで
き、したがって、より一層確実な荷の受渡しが実現され
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】<第1実施例>
【0016】図1は本発明に係る走行台車の第1実施例
を示す要部透視斜視図、図2は図1のII矢視方向からみ
た搭載台の概略構成図、図3は第2の移動手段の構造説
明側面図である。
【0017】これらの図面において、本実施例の走行台
車は、走行台車本体1と、この走行台車本体1の上部1
aに配置された荷の搭載台2と、この搭載台2を移載対
象に対して位置調整する位置調整手段とからなってい
る。
【0018】走行台車本体1は、下部に設けられた図示
しない駆動車輪および従動車輪により、床面を走行する
ようになっている。
【0019】搭載台2は、図2に示すように、大きさの
ほぼ等しい第1,第2のテーブル3,4を重ね合わせた
構造となっており、後述する位置調整手段により前後左
右方向に移動自在に設けられている。
【0020】第1のテーブル3は、走行台車本体1の上
部1aに設けられた複数個のフリーベアリング1bによ
り支持されており、走行台車本体1に対して前後左右回
動自在に設けられている。
【0021】第2のテーブル4は、第1のテーブル3と
の間に設けられたリニアモーティブ4aにより第1のテ
ーブル3上に支持されており、第1のテーブル3に対し
て、前後方向(図中矢印Y方向)にのみスライド自在に
設けられている。
【0022】位置調整手段は、搭載台2を左右方向(矢
印X方向)に移動させる左右方向の移動手段と、同じく
前後方向(矢印Y方向)に移動させる前後方向の移動手
段とを備えている。
【0023】左右方向の移動手段は、図1に示すよう
に、駆動モータ5と、移動体6と、第1のセンサ7,7
と、第1の制御部8とからなっている。
【0024】駆動モータ5は、走行台車本体1の前壁部
1c内に固定されており、その回転軸5aが走行台車本
体1の左右方向(図中矢印X方向)へ向くように配置さ
れている。駆動モータ5の回転軸5aには、ねじが切っ
てあり、このねじが移動体6の基部6aに設けられため
ねじに螺合している。
【0025】移動体6の基部6aには、第1のテーブル
3に向けて伸びるアーム6bが設けられている。このア
ーム6bは、第1のテーブル3に設けられた縦長の切欠
き部3aに係合している。
【0026】このような駆動モータ5、移動体6は、走
行台車本体1の前後に一対設けられている(前方のもの
のみ図示)。
【0027】これにより、左右方向の移動手段の2つの
駆動モータ5,5が作動すると、その回転方向によりそ
れぞれの移動体6,6が図中矢印X方向に移動し、第1
のテーブル3がX方向に移動することとなる。
【0028】第1のセンサ7,7は、超音波等により距
離計測可能な距離センサであり、第2のテーブル4の端
縁前後に配置されている。この第1のセンサ7,7は、
走行台車本体1がステーションの移載装置Mの側方に停
止した際、移載装置Mの対向面M1との距離をそれぞれ
計測することにより、移載装置Mに対する搭載台2の左
右方向の位置ずれを検出するようになっている。すなわ
ち、第1のセンサ7,7によって計測された2つの計測
値が同じであるかあるいは異なっているかによって、搭
載台2が移載装置Mに対して左右方向にずれているかど
うかが検出される。
【0029】制御部8は、センサ7、7の計測値に基づ
いて搭載台2が移載装置Mに対して平行かつ所定距離に
なるように、駆動モータ5,5の作動を制御するように
なっている。
【0030】前後方向の移動手段は、図1に示すよう
に、駆動モータ9と、移動機構10と、第2のセンサ1
1,11と、第2の制御部12とからなっている。
【0031】駆動モータ9は、走行台車本体1の後壁部
1d内に固定されており、同じく後壁部1d内に固定さ
れたラックアンドピニオンからなる移動機構10を駆動
する。図3に示すように、移動機構10のラック10a
端部は、第2のテーブル4へ向けて延設されており、先
端部に回動自在なローラ10bが設けられている。この
ローラ10bは、第2のテーブル4の端部に設けられた
ガイド溝4bに係合している。
【0032】これにより、駆動モータ9が作動すると、
その回転方向によりラック10aが図中矢印Y方向に移
動し、第2のテーブル4がY方向に移動することとな
る。
【0033】図1に示すように、第2のセンサ11,1
1は、反射式のフォトセンサ等よりなる位置センサであ
り、搭載台2の前後に設けられている。本実施例では、
第2のテーブル4のセンサ7,7の間にセンサ11,1
1が配置されている。この第2のセンサ11,11は、
走行台車本体1がステーションの移載装置Mの側方に停
止した際、移載装置Mの対向面M1の所定の位置に取り
付けられた検出対象としての反射板M2により、移載装
置Mに対する搭載台2の前後方向の位置ずれを検出する
ようになっている。すなわち、センサ11,11が同時
にONしない場合には、搭載台2が移載装置Mに対して
前後方向にずれていることが検出される。
【0034】制御部12は、センサ11,11の検出に
基づいて移載装置Mに対する搭載台2の前後方向(図中
矢印Y方向)のずれが是正されるように(センサ11,
11の両方ともONするように)、駆動モータ9の作動
を制御するようになっている。
【0035】なお、第1,第2のテーブル3,4の移動
後、荷の受け渡しが終了すると、第1,第2のテーブル
3,4は、制御部8,12の制御によって上述した前後
左右の移動手段が逆に作動することによりもとの位置に
戻る。
【0036】次に、上述した構成を有する走行台車の作
用を図4(a)〜(c)をも参照して説明する。
【0037】図4(a)に示すように、走行台車Aは、
ステーションの移載装置Mの側方に走行してきて停止す
る。その後、左右方向の位置調整手段のセンサ7,7に
より移載装置Mに対する搭載台2の左右方向の位置ずれ
が検出される。同図に示すように、走行台車Aに位置ず
れがある場合には、上述した作用により駆動モータ5,
5が作動し、第1のテーブル3が位置調整される(図4
(b)参照)。
【0038】その後、前後方向の位置調整手段のセンサ
11,11により、移載装置Mに対する搭載台2の前後
方向の位置ずれが検出される。図4(b)に示すよう
に、搭載台2が前後方向にずれている場合には、上述し
た作用により駆動モータ9が作動し、第2のテーブル4
が位置調整される(図4(c)参照)。
【0039】これにより、搭載台2は、移載装置Mに対
して、移載に適切な位置に調整されることとなる。
【0040】なお、搭載台2の位置ずれがない場合に
は、通常通りに荷の移載が行なわれる。
【0041】このように、本実施例の走行台車によれ
ば、移載装置等の側方の所定の停止位置よりずれて走行
台車Aが停止した場合でも、搭載台2の位置が移載装置
M等に対して適切な位置となるように、搭載台2の位置
が調整されるので、荷の受け渡しを確実に行なうことが
できる。
【0042】しかも、重量のある走行台車本体1の停止
位置を再度調整する方法に比べて、搭載台2は軽量であ
るため位置調整しやすく、比較的簡単に停止精度の向上
を図ることができる。位置調整手段は、左右方向の移動
手段と前後方向の移動手段とを備えており、これら左右
方向の移動手段と前後方向の移動手段とには、走行台車
本体1が移載装置M等の側方に停止した際に、移載装置
M等に対する搭載台2の前後左右方向の位置ずれがある
かどうかを検出する第1,第2のセンサ7,11と、こ
の第1,第2のセンサ7,11により搭載台2の位置ず
れが検出された場合に、搭載台2を移載装置M等に対し
て所定の位置に移動制御する第1,第2の制御部8,1
2とが設けられているので、移載装置M等の側方の所定
の停止位置よりずれて走行台車本体1が停止した場合に
は、搭載台2の位置が移載装置M等に対して適切な位置
となるように自動的に調整されることとなり、走行台車
本体1が停止位置よりずれて停止した場合にも、スムー
ズな荷の受け渡しが実現されるという効果が得られる。
また、本実施例では、第1のセンサ7,7による距離セ
ンサと、第2のセンサ11,11による位置センサとに
より、移載装置Mに対する、搭載台2の左右方向の位置
ずれと前後方向の位置ずれとが別々に検出されるように
なっているので、位置ずれの高精度な検出が可能であ
る。したがって、確実性の高い位置調整が実現される。
さらに、第1の制御部8は、第1のセンサ7,7により
計測された搭載台2の前部と移載対象Mとの距離と、搭
載台2の後部と移載対象Mとの距離とが同じになるよう
に搭載台2を左右方向に移動制御するようになってお
り、また、第2の制御部12は、搭載台2の前後の第2
のセンサ11,11がともにONするように搭載台2を
前後方向に移動制御するようになっているので、搭載台
2の前後方向の移動制御が簡単になり、移載対象Mに対
する搭載台2の位置調整が簡単になるという効果が得ら
れる。
【0043】<第2実施例>
【0044】図5は本発明に係る走行台車の第2実施例
を示す要部透視斜視図、図6は搭載台の移動方向説明平
面図である。
【0045】本実施例が前記実施例と異なる点は、搭載
台を3段構造とし、搭載台の移動手段を、走行台車本体
の前後左右方向に搭載台のテーブルを移動させる前後方
向および左右方向の移動手段と、搭載台のテーブルを水
平方向に回動させる水平方向回動手段とで構成したこと
にある。
【0046】図5において、搭載台20は、第1〜第3
のテーブル21〜23よりなっている。第1のテーブル
21は、リニアモーティブ24により、走行台車本体1
の上部1aに左右方向(図5中矢印X方向)移動自在に
支持されている。
【0047】第2のテーブル22は、第1のテーブル2
1との間に設けられたリニアモーティブ25により第1
のテーブル21上に支持されており、第1のテーブル2
1に対して、前後方向(図5中矢印Y方向)にのみ移動
自在に設けられている。
【0048】図5中一点鎖線で表わした第3のテーブル
23は、第2のテーブル22上にフリーベアリング23
aを介し、支軸23bを中心として360度回動自在に
設けられている。
【0049】左右方向の移動手段は、前壁部1cに固定
された駆動モータ25と、この駆動モータ25の回転軸
25aに螺合し、第1のテーブル21に固定された移動
体26とを有しており、前述した第1実施例と同様に、
第3のテーブル23に設けられた超音波センサ7,7と
制御部8とにより、搭載台2を左右方向(図5中矢印X
方向)に移動させるようになっている。
【0050】前後方向の移動手段は、移動体26の上部
に固定された駆動モータ27と、この駆動モータ27に
より回転する回転軸28に螺合し、第2のテーブル22
に固定された螺合部22bとを有しており、上述した実
施例と同様に、第3のテーブル23に設けられたフォト
センサ11,11と制御部12とにより、第2,3のテ
ーブル22,23を前後方向(図中矢印Y方向)に移動
するようになっている。
【0051】水平方向回動手段は、図5,6に示すよう
に、第2のテーブル22の延設部22aに固定された駆
動モータ29と、この駆動モータ29により回動する回
転板30と、この回転板30に一端側が取り付けられ、
他端側が第3のテーブル23に取り付けられたロッド3
1とからなっている。
【0052】このような構成を有する水平方向回動手段
は、センサ7,7による計測距離の値が異なる場合、す
なわち、第3のテーブル23が移載装置Mに対して斜め
の状態となっているときに作用する。つまり、センサ
7,7により第3のテーブル23が斜めであると検出さ
れると、制御部8によってセンサ7,7による計測距離
の値が同じになるように駆動モータ29が駆動され、そ
の回転方向にしたがってロッド31が進退動する。これ
により、第3のテーブル23は、移載装置Mに対して水
平となるように回動することとなる。
【0053】上述した走行台車によれば、移載対象の所
定の位置よりずれて走行台車本体1が停止すると、左右
方向および前後方向の移動手段、並びに水平方向回動手
段により、搭載台20の第1〜第3のテーブル21〜2
3の位置がそれぞれ調整されるので、移載装置Mに対し
てより細かな位置調整を行なうことができ、したがっ
て、より一層確実な荷の受け渡しが実現される。
【0054】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る走行台車の第1実施例を示す要部
透視斜視図。
【図2】図1のII矢視方向からみた搭載台の概略構成
図。
【図3】第2の移動手段の構造説明正面図。
【図4】(a)〜(c)は作用説明図。
【図5】本発明に係る走行台車の第2実施例を示す要部
透視斜視図。
【図6】搭載台の移動方向説明平面図。
【図7】従来の走行台車がステーション内の移載装置の
側方に停止した状態を示す概略平面図。
【符号の説明】
1 走行台車本体 2 搭載台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 1/00 B25J 13/08 G05D 1/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷の搭載台を走行台車本体の上部に備
    え、移載装置等の移載対象との間で荷を受け渡しする走
    行台車であって、前記搭載台を前記移載対象に対して前
    後左右方向に移動させる移動手段を設け、この移動手段
    は、前記走行台車本体が前記移載対象の側方に停止した
    際に、移載対象に対する搭載台の前後左右方向の位置ず
    れがあるかどうかを検出するセンサと、このセンサによ
    り前記搭載台の位置ずれが検出された場合に、前記搭載
    台を前記移載対象に対して所定の位置に移動制御する制
    御部とを備え、前記センサは、前記搭載台の前部と前記
    移載対象との距離および前記搭載台の後部と前記移載対
    象との距離を計測する距離センサと、前記搭載台の前後
    に設けられ、前記移載対象の所定位置に取り付けられた
    検出対象を検出したときにそれぞれONする位置センサ
    とで構成されているとともに、前記制御部は、前記距離
    センサにより計測された前記搭載台の前部と前記移載対
    象との距離と、前記搭載台の後部と前記移載対象との距
    離とが同じになるように前記搭載台を左右方向に移動制
    御し、かつ、前記搭載台の前後の位置センサがともにO
    Nするように前記搭載台を前後方向に移動制御すること
    を特徴とする走行台車。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、前記搭載台を水平方向
    に回動させる水平方向回動手段を備えていることを特徴
    とする請求項1記載の走行台車。
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