JP2764561B2 - 台車走行システム - Google Patents

台車走行システム

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JP2764561B2 JP27660395A JP27660395A JP2764561B2 JP 2764561 B2 JP2764561 B2 JP 2764561B2 JP 27660395 A JP27660395 A JP 27660395A JP 27660395 A JP27660395 A JP 27660395A JP 2764561 B2 JP2764561 B2 JP 2764561B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元平面上を移
動可能な台車走行システムに関し、特に、凹溝状案内レ
ールにより案内され、駆動輪の駆動方向を変更させるこ
とにより所望方向への直進及び所望方向への方向転換を
自在に制御しうる台車走行システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、資材等を積載し2次元平面上を移
動し、資材等を所定位置へ搬入・配置・搬出するシステ
ムとして、種々の構造のものが知られている。この従来
の台車走行システムとして特開平3−187475号公
報に開示されるものがあり、これを図6に示す。
【0003】同図において従来の台車走行システムは、
搬送機301の動力源としてバッテリ311を搭載して
いる。動作の指令は外部から無線で行なわれ、アンテナ
318から制御装置312に取込まれる。制御装置31
2の指令でシリンダ駆動装置317が作動して油圧を制
御し、シリンダ316で4台のジャッキ315が上下す
る。また、制御装置312の走行指令は4台の全方向移
動機構313にも送られる。全方向移動機構313は走
行車輪314の方向、走行距離、速度を独立に制御する
ことができ、搬送機301の平行移動、旋回が可能であ
る。
【0004】駐車場での自己位置標定や走行のための誘
導には、例えば地面のマークやテープを光や磁気で検出
する誘導センサ319を用いる。また、この搬送機30
1によって搬送される脚付きパレット300は平らな上
部板310と、4本の脚部320とから構成されてお
り、自動車400は上部板310の上に載置される。上
部板310の長さ、幅は駐車する自動車400の最大寸
法よりも多少大きくなっており、パレット同士が接触し
ても車に傷が付くことはない。脚部320の間隔と上部
板310の高さは、脚部320の下に搬送機301が前
後方向、左右方向のどちらからでも入るようになってお
り、且つ搬送機301のジャッキアップで脚部320は
地面から離れるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、限られ
た面積内に、画一的な寸法のものをできるだけ多く配置
しなければならないシステム、例えば平面的駐車場シス
テムなどの場合には、自動車を載せたパレットを隙間を
あけずに正確に整列させる必要があるが、従来のシステ
ムでは、人間が台車を無線誘導等により所定位置に移動
させる方式等を採用しているため、配置位置に一定の誤
差が生じることが避けられず、また、誤差を抑えるため
に台車の操縦に慎重を期す必要があり、個々のパレット
移動に時間がかかる、といった問題点があった。
【0006】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、パ
レット等を積載して移動する台車を容易かつ迅速に所定
位置に搬入・配置・搬出させうる台車走行システムを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る台車走行シ
ステムは、2次元平面上に平行直線状又は円弧状に配置
された凹溝状断面形状を有する案内レールと、前記案内
レールにより案内され前記2次元平面上を移動可能なパ
レット台車とを有する台車走行システムであって、前記
パレット台車の下面側の複数箇所に設けられ前記案内レ
ール内に嵌入し転動又は摺動する複数の案内部と、前記
パレット台車の下面側に設けられ、角度が90度ずつ異
なる4つの方向のいずれかに回転駆動される4個の駆動
輪と、前記4個の駆動輪のうちの少なくとも1つを選択
的に前記2次元平面に当接させ、当接された駆動輪によ
り決定される移動方向へ前記パレット台車を直進又は回
転させるように制御する駆動輪制御手段とを備えたもの
である。
【0008】また、本発明に係る台車走行システムは必
要に応じて、前記4個の駆動輪は、それぞれ異なる方向
に総て常時回転駆動状態にあり、互いに対向する駆動輪
の回転方向が反対方向となるように構成されるものであ
る。
【0009】また、本発明に係る台車走行システムは必
要に応じて、4個の駆動輪のうち相対向する2個の駆動
輪を回転駆動させてパレッット台車を回転させるもので
ある。また、本発明に係る台車走行システムは必要に応
じて、駆動輪の半径が案内レールの凹溝状断面の横幅よ
り大きく形成されるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係
る台車走行システムの一実施形態である駐車場システム
における台車の全体構成を示したものである。また、図
5は、本発明の一実施形態である駐車場システムにおけ
る案内レールの構成を示す平面図である。同図に示すよ
うに、この駐車場システムは、2次元平面である床F上
に配置された案内レールRと、この案内レールRにより
案内され床F上を移動可能なパレット台車100を有し
て構成されている。
【0011】前記パレット台車100は、図1に示すよ
うに、パレット本体1の下面の4隅に設けられた4個の
案内部2a〜2dと、パレット本体1の下面のほぼ中央
に設けられた駆動部3とを備えている。前記案内部2a
〜2dは、鋼球により形成され任意の方向に回転可能に
構成された案内輪21a〜21dと、この案内輪21a
〜21dを回転可能に保持する案内輪保持部22a〜2
2dを有している。前記駆動部3は、互いに直交する4
つの方向のいずれかに回転駆動される4個の駆動輪31
a〜31dを有している。
【0012】前記案内レールRは、図5に示すように、
床F上において、平行直線状又は円弧状に配置される。
同図における平行直線のうち、幅の狭い方の組の幅d1
は、パレット台車100の案内輪のうち間隔が狭い組、
例えば案内輪21aと21d,又は21bと21cの中
心間隔と一致しており、幅の広い方の組の幅d2 は、パ
レット台車100の案内輪のうち間隔が広い組、例えば
案内輪21aと21b,又は21cと21dの中心間隔
と一致している。また、同図における円弧の直径d3
は、パレット台車100の案内輪のうち、互いに対角線
をなす組、例えば案内輪21aと21c,又は21bと
21dの中心間隔と一致している。この案内レールRの
横断面形状は、案内輪21a〜21dの外形の円弧より
も僅かに曲率が大きい部分円弧をなす凹溝状となってい
る。
【0013】図に示すように、案内輪21a〜21d
は、案内レールR内に嵌入し、駆動輪によるいずれかの
方向への駆動により、案内レールRの凹溝内で転動又は
摺動するように構成されている。また、各駆動輪31a
〜31dの下面は、通常は床Fの面より高い位置に引き
上げられている。
【0014】次に、パレット台車100の各部のさらに
詳細な構成について、図2を参照しつつ説明する。パレ
ット台車100は、上記したパレット本体1と、案内部
2a〜2dと、駆動部3に加え、駆動輪昇降部4と、制
御部5と、バッテリー6と、アンテナ7を有している。
【0015】前記駆動部3は、各駆動輪31a〜31d
を回転駆動する駆動モータ32を有している。駆動力伝
達機構については、後述する(図3参照)。各駆動輪3
1a〜31dの軸(後述する軸A5 〜A8 )は駆動輪保
持枠43a〜43dに軸支されている。また、駆動輪保
持枠43a〜43dの上端はアーム42a〜42dと連
結され、アーム42a〜42dは油圧シリンダ41a〜
41dにより上下方向に伸縮可能となっている。このた
め、油圧シリンダ41a〜41dの操作により、各駆動
輪31a〜31dは、個々に昇降可能となっており、ア
ーム42a〜42dを所定のストローク長だけ伸長した
場合には、駆動輪31a〜31dの下面が床Fに当接す
るようになっている。これらの油圧シリンダ41a〜4
1dと、アーム42a〜42dと、駆動輪保持枠43a
〜43dは、駆動輪昇降部4を構成している。
【0016】前記制御部5は、図示しない通信機とマイ
クロコンピュータにより構成され、アンテナ7から入力
された操作指令等に基づき、駆動輪昇降部4又は駆動モ
ータ32に制御信号を出力し、各部の駆動又は停止を制
御する。バッテリー6は、このパレット台車100の各
部に電力を供給する。
【0017】次に、駆動部3のさらに詳細な駆動力伝達
機構の構成について、図3及び図4を参照しつつ説明す
る。図に示すように、水平方向を向く駆動モータ32の
回転軸A1 には、カサ歯車101が取り付けられてい
る。カサ歯車101には、他のカサ歯車102が噛み合
っており、回転軸の方向が90度だけ曲げられて垂直方
向の回転軸A2 となる。この垂直方向の回転軸A2 の他
端には、平歯車103が取り付けられており、この平歯
車103は、回転軸A2 と平行な他の2つの回転軸A3
,A4 に取り付けられた他の2つの平歯車104と噛
み合っている。各回転軸A3 ,A4 の他端には、それぞ
れネジ歯車105が取り付けられている。また、一方の
ネジ歯車105は、その回転軸A3 と直交する2つの回
転軸A5 ,A8 に取り付けられた2つのネジ歯車106
と噛み合い、他方のネジ歯車105は、その回転軸A4
と直交する2つの回転軸A6 ,A7 に取り付けられた2
つのネジ歯車106と噛み合っている。そして、回転軸
A5 の他端には駆動輪31aが取り付けられ、回転軸A
6 の他端には駆動輪31bが取り付けられ、回転軸A7
の他端には駆動輪31cが取り付けられ、回転軸A8 の
他端には駆動輪31dが取り付けられている。
【0018】次に、駆動部3における各駆動輪31a〜
31dの駆動方法について説明する。まず、例として、
駆動モータ32を回転させ、カサ歯車101を図3にお
けるカサ歯車101上の矢印方向に回転させる。これに
より、カサ歯車102は、図3におけるカサ歯車102
上の矢印方向、すなわち図4における反時計回り方向に
回転する。これにより、カサ歯車102と同軸の平歯車
103も、図3における平歯車103上の矢印方向、す
なわち図4における反時計回り方向に回転する。これに
伴い、平歯車103と噛み合う2つの平歯車104は、
図3における平歯車104上の矢印方向、すなわち図4
における時計回り方向に回転する。この回転により、平
歯車104と同軸のネジ歯車105も、図3におけるネ
ジ歯車105上の矢印方向、すなわち図4における時計
回り方向に回転する。2つのネジ歯車105の回転によ
り、それらと噛み合う4つのネジ歯車106はそれぞれ
図4におけるネジ歯車106上の矢印方向に回転する。
これにより、各ネジ歯車106と同軸に設けられた駆動
輪31a〜31dは、図4における駆動輪31a〜31
d上の矢印方向に回転する。また、駆動モータ32を逆
方向に回転させれば、各駆動輪31a〜31dは、上記
とは逆方向に回転する。すなわち、駆動モータ32の駆
動により、各駆動輪31a〜31dは、角度が90度ず
つ異なる4つの回転軸A5 ,A6 ,A7 ,A8 のまわり
に回転し、それらの回転方向は、すべて異なっている。
したがって、各駆動輪の最下点の進行方向は、例えば、
東西南北のそれぞれの方向のいずれかに対応する。ま
た、駆動モータ32の駆動中は、すべての駆動輪31a
〜31dがそれぞれ規定された方向に常時回転してい
る。また、上述したように、4つの回転軸A5 ,A6 ,
A7 ,A8 は、駆動輪昇降部4により昇降可能となって
いる。
【0019】次に、上記の駆動部3により、パレット台
車100を走行させる方法について、各図を参照しつつ
説明する。上記したように、駆動部3の各駆動輪31a
〜31dは、駐車場の床Fの上方に引き上げられてお
り、各駆動輪31a〜31dは床Fと接触していないの
で、回転する駆動輪の駆動力は床Fには伝達されず、パ
レット台車100は停止している。ここで、外部から制
御部5に直進指令、例えば、図5において右側から矢印
A方向へ移動させる指令を送ると、制御部5から駆動輪
昇降部4の油圧シリンダ、例えば41bのみに伸長制御
信号が出力される。これにより、駆動輪31bのみが回
転しつつ下降し、床Fに当接する。これにより、駆動輪
31bの駆動力のみが床Fに伝達され、案内輪21a〜
21dにより案内されるので、パレット台車100は図
5における矢印A方向へ走行(前進)する。パレット台
車100が案内路Aの隅角部位置まで到達すると、例え
ばパレット台車100に搭載された図示しない位置検出
センサにより進行方向への案内レールの端位置に到達し
たことが検出されて制御部5に出力される。これを受
け、制御部5は駆動モータ32に停止制御信号を出力
し、駆動モータ32は停止する。これにより、すべての
駆動輪が停止し、パレット台車100は、案内路Aの先
端部で停止する。
【0020】次に、パレット台車100の前後の位置関
係をそのままにして、図5における矢印方向Cへ移動さ
せたい場合には、駆動輪31bと90度をなす駆動輪、
例えば駆動輪31aの駆動力のみを床Fに伝達させれば
よいから、外部から制御部5にC方向への直進指令を送
り、制御部5から駆動輪昇降部4の油圧シリンダ41a
のみに伸長制御信号を出力させ、駆動輪31aのみを回
転させつつ下降させ、床Fに当接させる。これにより、
駆動輪31aの駆動力のみが床Fに伝達され、案内輪2
1a〜21dにより案内され、パレット台車100は、
パレット前端を図5の左方へ向けたまま、図5における
矢印C方向へ走行(横移動)する。
【0021】そして、さらに、パレットの前後の位置関
係をそのままにして、図5における矢印方向Bへ移動さ
せたい場合には、駆動輪31aと90度をなし、かつ駆
動輪31bと反対方向に回転する駆動輪、例えば駆動輪
31dの駆動力のみを床Fに伝達させればよいから、上
記と同様にして位置検出センサ等を用いて案内路Bへの
入口位置でパレット台車100をいったん停止させ、外
部から制御部5にB方向への直進指令を送り、制御部5
から駆動輪昇降部4の油圧シリンダ41dのみに伸長制
御信号を出力させ、駆動輪31dのみを回転させつつ下
降させ、床Fに当接させる。これにより、駆動輪31d
の駆動力のみが床Fに伝達され、案内輪21a〜21d
により案内され、パレット台車100は、前端を図5の
左方へ向けたまま、矢印B方向へ走行(後退)する。
【0022】また、上記した案内路Aの隅角部位置にお
いて、パレットの前端を90度だけ右に回転させパレッ
ト前端を図5の上方に向けたい場合には、上記した案内
路Aの隅角部位置にパレット台車100を停止させた
後、駆動輪31aと31cのみを下降させ、それらの駆
動力のみを同時に床Fに伝達させる。このようにする
と、駆動輪31aと31cは軸A2 を回転中心として時
計回り方向に回転するようにパレット台車100を駆動
する。その後、再度、駆動輪31bのみを下降させ、そ
の駆動力のみを床Fに伝達させれば、パレット台車10
0は、前端を図5の上方に向けながら矢印方向Cへ走行
(前進)する。
【0023】上記以外の走行(前進,後退,横移動)、
方向転換についても、上記と同様にして行なうことがで
きる。例えば、平行直線状案内レール上をある方向に直
進中に、その進行方向とは反対方向に進行させる駆動輪
を床Fに当接させれば、ブレーキとして作動させること
が可能である。また、円弧状案内レール上をある方向に
回転中に、その回転方向とは反対方向に回転させる駆動
輪を床Fに当接させれば、この場合もブレーキとして作
動させることが可能である。このようにして、走行中に
走行速度が大きくなりすぎた場合にも、他のパレット等
への衝突等を防止することができる。また、十分な制動
が可能となった分だけ、パレット台車の走行速度を上げ
ることが可能である。
【0024】上記したように、この駐車場システムによ
れば、案内レールRによって案内されるので、正確な位
置に最小の間隔でパレットを搬入・配置・搬出すること
ができ、人間による位置調整等が不要であるため処理時
間も短縮化することができる。
【0025】上記において、駆動輪昇降部4と制御部5
は、駆動輪制御手段を構成している。なお、上記実施形
態においては駆動部3の駆動源を駆動モータ32及びバ
ッテリー6で構成したが、この駆動源としてエンジン等
の内燃機関、油圧モータ等を用いる構成とすることがで
きる。
【0026】また、上記実施形態においては駆動部3を
制御する制御部5に対してアンテナ7を介して指令信号
を送信する構成としたが、案内レールRを介して案内部
2a、〜、2dから指令信号を送受信する構成とするこ
ともできる。また、余本発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発
明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に
同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、い
かなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
【0027】例えば、上記実施形態においては、台車走
行システムの例として駐車場システムを挙げ、パレット
台車が運搬する物体として自動車を積載する場合を例に
挙げたが、本発明はこれには限定されず、他の資材等を
搬入・配置・搬出するすべての物流システムに応用可能
である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単一の駆動源からの駆動力から4つの直交する軸にそれ
ぞれ異なる回転駆動力を常時与え、これらの回転駆動力
の伝達を選択的に行なうことにより、所望方向への直進
及び所望方向への方向転換を自在に制御しうるように構
成したものであり、4つの回転駆動源を備えて駆動方向
を切換える場合に比べ、構造が簡易であるとともに、駆
動方向の切換え制御動作も簡素化されるので、信頼性が
高く、部品点数等が減少するので製造コストも低廉とな
る、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である駐車場システムにお
けるパレット台車の全体構成を示す側面図及び下面図で
ある。
【図2】図1に示すパレット台車の詳細構成を示す断面
図である。
【図3】図1,2に示すパレット台車における駆動部の
詳細構成を示す側面断面図である。
【図4】図1,2に示すパレット台車における駆動部の
詳細構成を示す平面断面図である。
【図5】本発明の一実施形態である駐車場システムにお
ける案内レールの構成を示す平面図である。
【図6】従来の台車走行システムの概略構成図である。
【符号の説明】
1 パレット本体 2a〜2d 案内部 3 駆動部 4 駆動輪昇降部 5 制御部 6 バッテリー 7 アンテナ 21a〜21d 案内輪 22a〜22d 案内輪保持部 31a〜31d 駆動輪 32 駆動モータ 41a〜41d 油圧シリンダ 42a〜42d アーム 43a〜43d 駆動輪保持枠 100 パレット台車 101 カサ歯車 102 カサ歯車 103 平歯車 104 平歯車 105 ネジ歯車 106 ネジ歯車 A1 〜A8 回転軸 F 床 R 案内レール

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元平面上に平行直線状又は円弧状に
    配置された凹溝状断面形状を有する案内レールと、前記
    案内レールにより案内され前記2次元平面上を移動可能
    なパレット台車とを有する台車走行システムであって、 前記パレット台車の下側面の複数箇所に設けられ前記案
    内レール内に嵌入し転動又は摺動する複数の案内部と、 前記パレット台車の下面側に設けられ、角度が90度ず
    つ異なる4つの方向のいずれかに回転駆動される複数の
    駆動部と、 前記4個の駆動輪のうちの少なくとも1つを選択的に前
    記2次元平面に当接させ、当接された駆動輪により決定
    される移動方向へ前記パレット台車を直進又は回転させ
    るように制御する駆動輪制御手段とを備えたことを特徴
    とする台車走行システム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の台車走行システム
    において、 前記4個の駆動輪は、それぞれ異なる方向に総て常時回
    転駆動状態にあり、互いに対向する駆動輪の回転方向が
    反対方向となるように構成されることを特徴とする台車
    走行システム。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の台車走行シ
    ステムにおいて、 前記4個の駆動輪のうち相対向する2個の駆動輪を回転
    駆動させてパレット台車を回転させることを特徴とする
    台車走行システム。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
    の台車走行システムにおいて、 前記駆動輪の半径が案内レールの凹溝状断面の横幅より
    大きく形成されることを特徴とする台車走行システム。
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