JP2016124679A - 搬送台車付移載装置による移載方法および搬送台車付移載装置 - Google Patents

搬送台車付移載装置による移載方法および搬送台車付移載装置 Download PDF

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明彦 坂田
Akihiko Sakata
明彦 坂田
池田 浩
Hiroshi Ikeda
浩 池田
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Abstract

【課題】片持ち状に支持されたワークの移載位置精度を向上させる。
【解決手段】移動基台21を介して移載用フォーク24を、台車本体11の原点P1からワーク受台WR上の移載点P2に移動する際に、移載点P2に接近する所定位置に基準検出点PSを設定するとともに、当該基準検出点PSから移載点P2までの適正ストロークLRを演算しておき、原点P1から移載点P2に向かって移動基台21を移動する途中で、リフトブラケット44に設けた被検出点36が、基準検出点PSを通過すると、ワークの突出移動距離の計測を開始し、被検出点36の移動距離が適正ストロークLRに達した時に、移動基台21を停止して移載用フォーク24をワーク受台WRの移載点P2に載置する。
【選択図】図4

Description

本発明は、路面を走行する搬送台車に、ワークをフォーク装置に支持させて搬送し、フォーク装置を出退させてステーションにワークを定位置に移載する搬送台車付移載装置による移載方法および搬送台車付移載装置に関する。
特許文献1には、搬送台車に、ワークを支持するとともに、ワークをステーションとの間で受渡しする移載装置が設置されている。この移載装置は、ワークの移載方向に移動自在な移載体と、この移動体に立設されたリフト用支柱と、リフト用支柱に昇降自在に設けられた昇降体に、ワークを支持するフォークを設けた略フォークリフト構造である。
特許第2623456号公報
ところで、近年の加工ステーションでは、ワークを加工治具に高精度で装着するために、ワークの移載位置の精度が要求される。路面を走行する搬送台車は、加工ステーションに対向する停止位置に設置された複数の位置決め凹部に、位置決めピンをそれぞれ係合して搬送台車を位置決めするアジャスター装置が設けられている。このため、搬送台車の停止位置や停止姿勢の精度に問題はない。しかし、ワークの形状や重量が異なると、ステーションのワーク受台で移載方向の前後の誤差が大きいという問題があった。これは、片持ち状に支持されたフォークに、ワークの過大な負荷がかかると、リフト用支柱が前屈み状に撓み、これに起因して、ワークの移載方向の前後位置に誤差が生じやすいと考えられる。
本発明は、片持ち状の移載用部材を出退してワークを移載する移載装置を具備した搬送台車において、ワークの移載位置の精度を向上させることができる搬送台車付移載装置による移載方法および搬送台車付移載装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の搬送台車付移載装置による移載方法は、
搬送台車の台車本体に搭載されて、移載方向に移動自在に設置された移動基台と、この移動基台に立設されたリフト用支柱と、このリフト用支柱に昇降自在に設置されたリフトブラケットと、このリフトブラケットから移載方向前方に突出されてワークを支持する移載用出退部材と、を具備したワーク移載装置により、移載用出退部材に支持されたワークを、ステーションのワーク受台に移載するに際し、
移動基台の突出移動によりワークが原点から移載点まで移動される途中で、当該移載点に接近する所定位置に基準検出点を設定するとともに、当該基準検出点から前記移載点までの適正ストロークを演算しておき、
原点から移載点に向かって移動基台を移動する途中で、リフトブラケットまたは移載用出退部材に設けた被検出点が、基準検出点を通過すると、ワークの突出移動距離の計測を開始し、
ワークの突出移動距離が前記適正ストロークに達した時に、移動基台を停止して移載用出退部材を下降し、ワークをワーク受台上に載置することを特徴とする。
請求項2記載の搬送台車付移載装置は、
台車本体に、移載方向に沿って移動自在に設置された移動基台と、この移動基台に立設されたリフト用支柱と、このリフト用支柱に昇降自在に支持されたリフトブラケットと、当該リフトブラケットから移載方向前方に突出されてワークを支持する移載用出退部材と、を具備したワーク移載装置を搭載した搬送台車付移載装置であって、
リフト部材を昇降する昇降用駆動装置と、移動基台を移載方向に往復移動させる出退用駆動装置を設けるとともに、移動基材の移動距離を計測する出退距離計測器を設け、
移動基台を移動して、前記移載用出退部材上のワークを台車本体の上の原点からステーションの移載点まで搬送する途中で、当該移載点の所定距離手前に基準検出点を設定するとともに、この基準検出点で、リフトブラケットまたは移載用出退部材に基準検出点に対応して設けられた被検出部を検出する出退位置検出器を設け、
前記昇降用駆動装置および前記出退用駆動装置を操作する制御コントローラを設け、
前記制御コントローラは、前記基準検出点から前記移載点までの適正ストロークを設定しておき、前記移動基台を突出移動させて前記出退位置検出器により被検出部が検出されると、前記出退距離計測器により移動基台の突出距離の計測を開始し、前記適正ストロークに達すると、移動基材を停止させて移載用出退部材を下降させ、ワークをワーク受台上に移載させることを特徴とする。
請求項1および請求項2記載において、移動基台に立設されたリフト用支柱に昇降自在なリフトブラケットから突出された移載用出退部材により、ワークを片持ち状態で支持しつつ移載する場合、ワークの荷重モーメントが、リフト用支柱を移載方向前方に前傾させる。またリフト用支柱の前傾状態は、ワークの重量、形状や移載高さの変化により変化するため、一定ではない。
上記構成によれば、ステーションのワーク受台にワークを移載する時に、搬送支持された原点からではなく、移載ストロークを搬送中に、移載点の手前の基準検出点で、リフトブラケットや移載用出退部材の被検出部を検出し、この基準検出点から移載点までの適正ストロークを計測して移載することにより、ワークの荷重によりリフト用支柱が前傾していても、基準検出点では、リフト用支柱の前傾誤差を含んで検出することができ、予め設定された適正ストロークだけ突出移動させることにより、ワークの移載方向の位置ずれを最小限に止めることができ、高精度でワークをワーク受台に移載することができる。また基準検出点を、移載点の手前近傍に設定することで、移載点までの移動基台の移動距離(適正ストローク)が少なくなり、移載装置の移動に伴う荷重変動や変形を少なくすることができ、移載点におけるワークの移載精度を高めることができる。
本発明に係る搬送台車付移載装置の実施例1を示す横断面図である。 搬送台車の右側面図である。 搬送台車の平面図である。 (a)(b)は、移載装置の動作を説明する横断面図で、(a)は原点位置でのリフト動作、(b)は基準検出点から移載点に至る動作を示す。 搬送台車の構成を示す概略ブロック図である。 移載動作を示すフロー図である。
[実施例1]
以下、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、搬送台車には、台車本体11の底部で走行方向の右側に前走行操舵前輪12Fと後走行操舵後12Rが設置され、走行方向の左側に複数(3個一組)の輪体からなる従動式のキャスター前輪13Fとキャスター後輪13Rとが設置されている。また台車本体11の中央部に、移載空間14が台車本体11の幅方向にわたって形成され、この移載空間14に台車本体11の走行方向の左側(右側も可)のステーションSTのワーク受台WRに対してワークWを受渡するフォーク式の移載装置15が設置されている。さらに移載空間14の走行方向の前後両側に、4個のアジャスター装置16がそれぞれ設置されている。アジャスター装置16は、ステーションSTのワーク受台WR近傍に設定された停止位置に搬送台車を正確に停止するためのもので、位置決めジャッキ16aにより4本の位置決めピンをそれぞれ下方に突出させて、停止位置の路面にそれぞれ設置された4個のコーン形位置決め穴に嵌合することにより台車本体11を位置決めするものである。
なお、以下の説明中、前後、左右、中央、中間、幅などの方向を示す用語は、台車本体11の走行方向ではなく、フォーク式移載装置15による移載方向に対するものとして使用する。
移載装置15は、移動基台21とリフト用支柱22と昇降支持体23と移載用フォーク24を具備したフォークリフト式に構成されている。
すなわち、移載空間14の底部に左右一対の移載用レール25が前後方向に敷設されており、これら移載用レール25に複数のスラストベアリングを介して移動基台21が移動自在に支持されている。そして、移載空間14の底部に、移動基台21を移動させるためのボールねじ式の出退駆動装置26が設置されている。この出退駆動装置26は、移載空間14の中間位置に前後方向に沿って配置されて回転自在に支持された出退用ねじ軸26aと、出退用ねじ軸26aの後端部に減速装置を介して連結された出退駆動モータ26bと、移動基台21の底部に設けられてボールねじ軸26aに螺合する雌ねじ部材26cと、を有している。さらに図5に示すように、出退駆動モータ26bに、出力軸の回転方向および回転数をカウントする出退用ロータリエンコーダ(出退距離計測器)27が設けられており、この出退用ロータリエンコーダ27により、移載用フォーク24(ワークW)の出退距離を計測することができる。
移動基台21に立設されたリフト用支柱22は、左右一対の支柱部22aと、これら支柱部22aを連結する連結材22bからなる門型状で、リフト用支柱22の立設角を保持可能な補強ロッド28が、移動基台21と支柱部22aとの間に連結されている。
リフト用支柱22の支柱部22a前面に沿ってそれぞれリフト用レール31が設置され、これらリフト用レール31に昇降支持体22が昇降自在に案内されている。そして、リフト用支柱22に昇降支持体23を昇降駆動するボールねじ式の昇降駆動装置33が設けられている。
昇降支持体23は、リフト用レール31にスラストベアリングを介して昇降自在に案内されるリフトベース41と、このリフトベース41から前方に突出された支持アーム42と、支持アーム42にチルト機構43を介して移載方向の前後に揺動自在に支持されたリフトブラケット44とを具備している。そして、リフトブラケット44に左右一対の移載用フォーク24がサイドシフト機構45を介して接近離間自在に支持されている。
前記昇降駆動装置33は、リフト用支柱22の支柱部22a間に上下方向に配置され回転自在に支持された昇降用のねじ軸33aと、このねじ軸33aの上端部に減速機を介して連結された昇降駆動モータ33bと、リフトベース41の背面に設けられてねじ軸33aに螺合する雌ねじ部材33cと、を有している。さらに図5に示すように、昇降駆動モータ33bに、出力軸の回転方向および回転数をカウントする昇降用ロータリエンコーダ(昇降距離計測器)34が設けられており、この昇降用ロータリエンコーダ34により、移載用フォーク24(ワークW)の高さを計測することができる。
前記チルト機構43は、支持アーム42の前部に幅方向の支持ピン46を介してリフトブラケット44が前後方向に揺動自在に支持され、リフトベース41とリフトブラケット44との間にチルトシリンダ47が連結されている。したがって、図5に示すように、移載用フォーク24に設けられたフォーク傾斜センサ48の検出信号に基づいて、チルトシリンダ47を伸縮させリフトブラケット44を介して移載用フォーク24を上下方向に傾動させて、ワークWを水平姿勢に調整することで、安定した搬送が可能となる。
移載用フォーク24は、ワークWを下方から支持する水平部24aと、水平部24aを支持する垂直部24bとで側面視でL形に形成されている。前記サイドシフト機構45は、リフトブラケット44の前面に設けられた上下一対の支持ロッド45aが幅方向に設置され、これら支持ロッド45aに垂直部24bに形成された穴部を介して移載用フォーク24が幅方向にスライド自在に支持されている。そして、リフトブラケット44の幅方向の両端部と各移載用フォーク24の垂直部24bの間にシフト用シリンダ45bがそれぞれ連結され、これらシフト用シリンダ45bにより、ワークWに対応して移載用フォーク24の間隔が調整される。
図5に示すように、この搬送台車は、操作盤51から制御コントローラ52に入力されたデータと、レーザ光や磁性体などの誘導制御入出力手段57により、収納用や加工用のステーションST間や、加工用ステーションSTから次の工程の加工用ステーションSTの間を誘導制御されて走行路面を自動的に走行し、ワークWを搬送し移載するものである。
制御コントローラ52は、誘導制御するための走行制御部52aと、移載装置15を制御する移載制御部52bとを具備している。走行制御部52aは、それぞれモータ操作部(図示せず)を介して前輪走行用駆動モータ53Fおよび後輪走行用駆動モータ53Rを操作して前走行操舵輪12Fおよび後走行操舵輪12Rを回転駆動するとともに、操作部を介して前輪操舵用駆動モータ54Fおよび後輪操舵用駆動モータ54Rを操作して前走行操舵輪12Fおよび後走行操舵輪12Rを操舵する。前輪および後輪走行用駆動モータ53F,53Rにそれぞれ設けられた前輪および後輪走行用ロータリエンコーダ55F,55Rにより走行距離が検出される。また前輪および後輪操舵用駆動モータ54F,54Rにそれぞれ設けられた前輪および後輪操舵用ロータリエンコーダ56F,56Rにより操舵角が検出される。さらにアジャスター操作部16bにより4本の位置決めジャッキ16aが操作され、各位置決めジャッキ16aに設けられたリミットスイッチLSにより、台車本体11の各ステーションSTに対する位置決め状態が検出される。
移載制御部52bでは、操作盤51から入力されたワークWの搬送レベルやステーションSTに対する移載レベルに対応して、モータ操作部(図示せず)を介して昇降用駆動モータ33bが操作され、昇降用ロータリエンコーダ34により移載用フォーク24の高さが検出される。
また、ワークWやステーションSTのワーク受台WRに対応して、モータ操作部(図示せず)を介して出退用駆動モータ26bが操作され、出退用ロータリエンコーダ27により移載用フォーク24の出退位置が検出される。
図4,図5に示すように、移載制御部52bにおいて、目的のステーションSTについて、移動基台21を突出移動させて、台車本体11上でワークWを支持搬送する移載用フォーク24上の原点位置P1(たとえばワークWの前面を基準面として図示している)から、ワークWがステーションSTのワーク受台WR上の移載点P2まで移動される。この移載ストロークLの途中で、当該移載点P2に接近する所定位置に基準検出点PSを設定するとともに、当該基準検出点PSから移載点P2までの適正ストロークLRを演算しておく。また、ワークWが基準検出点PSに位置するのを検出するために、図2に示すように、リフトブラケット44の右側部から取付部材44aを突設し、この取付部材44aに、基準検出点PSに対応して被検出部(被検出点)である被検出用の反射マーカー36を取り付けている。そして、この反射マーカー36を検出するために下方に対向して、台車本体11の移載空間14の右側壁に、支持部材35aを介して非接触式で電管式の出退位置検出センサ(出退用位置検出器)35が設けられており、出退位置検出センサ35から上方に向かって照射されたレーザ光を、反射マーカー36で反射させて検出し、ワークWが基準検出点PSに位置するのを検出することができる。
上記構成における移載動作を、図6を参照して説明する。
1)搬送台車をステーションSTのワーク受台WRに対向する停止位置に停止させ、アジャスター装置16により搬送台車を位置決めする(STEP.1)。
2)昇降駆動装置33を操作して移載用フォーク24を、ワーク受台WRより少し高い移載高さまで上昇させる(STEP.2)。
3)出退駆動装置26を駆動して移動基台21を突出移動させ、移載用フォーク24を原点P1から移載点P2側に突出移動させる(STEP.3)。
4)出退位置検出センサ35が反射マーカー36を検出して(STEP.4)、ワークWが基準検出点PSを通過すると、出退用ロータリエンコーダ27の検出値のカウントを開始する(STEP.5)。
5)移動基台21すなわち移載用フォーク24の突出移動距離が適正ストロークSTに達する(STEP.6)と、出退駆動装置26を停止し、ワークWを移載点まで搬送する(STEP.7)。
6)昇降駆動装置33を操作して移載用フォーク24を下降し、ワークWをワーク受台WR上に載せる(STEP.8)。
7)出退駆動装置26を駆動して移載用フォーク24を原点位置まで後退させる(STEP.9)。
上記実施例1において、リフト用支柱から前方に突出する移載用フォーク24にワークWを片持ち状態で支持しつつ移載する場合、ワークWの荷重モーメントが、リフト用支柱22を移載方向前方に前傾させ、移載用フォーク24が先端側下方に倒伏するため、ワークWの移載点が後方にずれることが多い。そしてリフト用支柱22の前傾状態は、ワークWの重量や形状、重心位置や移載高さの変化により変化するため、一様ではない。
上記実施例1によれば、ステーションSTのワーク受台WRにワークWを移載する時に、出退用ロータリエンコーダ27により、原点P1から移載点P2までの移載ストロークLを検出して移載するのではなく、移載点P2の手前の基準検出点PSで、リフトブラケット44に設けた反射マーカー36を出退位置検出センサ35により検出し、基準検出点PSから移載点P2までの適正ストロークLRを計測し移載するので、ワークWの荷重によりリフト用支柱22が前傾していても、基準検出点PSでワークWの位置を精度良く検出することができて、移載点PSにおけるワークWの移載方向の位置ずれを最小限に止めることができる。これにより、ワークWをワーク受台WRに高精度で移載することができる。
また基準検出点PSを、移載点P2の手前近傍に設定することで、移載点P2までの移動基台21の移動距離(適正ストロークLR)が少なくなり、移載装置15の移動に伴う荷重変動や変形を少なくすることができ、移載点P2におけるワークWの移載精度を高めることができる。
なお、実施例1では、台車本体11に設けた光電管式の出退位置検出センサ35と、リフトブラケット44に被検出用の反射マーカー36を設けている。これは、移載用フォーク24を検出する場合、サイドシフト機構45により間隔が拡縮され、かつ昇降駆動装置により昇降されるためであるが、さらに高精度な移載を行う場合、移載空間14の底部に、移載用フォーク24の被検出部を検出するレーザ光を、幅方向に照射するラインセンサや、画像により被検出部の画像を判断する撮像装置を設けることもできる。また、出退位置検出センサ35では移載空間14の底部から上方を検出しているが、ラインセンサや撮像装置では、移載空間14の側壁側から、移載用フォーク24の側部に設けた被検出部を検出、撮像することもできる。
さらに、適正ストロークLRは、ステーションSTやワークWによってワーク受台WRの位置が異なるため、最も短いステーションSTのワーク受台WRを想定して設定する。適正ストロークLRは、短いほど移載位置の精度が向上するが、ここではたとえば100〜200mm程度に設定している。さらにまた、出退位置検出センサ35と反射マーカー36との上下方向の距離は、障害物との干渉を避けるために、十分な間隔を形成したが、短いほど移載位置の精度の向上が望める。
ST ステーション
WR ワーク受台
W ワーク
P1 原点
P2 移載点
PS 基準検出点
L 移載ストローク
LR 適正ストローク
11 台車本体
21 移動基台
22 リフト用支柱
23 昇降支持体
24 移載用フォーク(移載用出退部材)
26 出退駆動装置
27 出退用ロータリエンコーダ(出退距離計測器)
35 出退位置検出センサ(出退位置検出器)
36 反射マーカー(被検出点、被検出部)

Claims (2)

  1. 搬送台車の台車本体に搭載されて、移載方向に移動自在に設置された移動基台と、この移動基台に立設されたリフト用支柱と、このリフト用支柱に昇降自在に設置されたリフトブラケットと、このリフトブラケットから移載方向前方に突出されてワークを支持する移載用出退部材と、を具備したワーク移載装置により、移載用出退部材に支持されたワークを、ステーションのワーク受台に移載するに際し、
    移動基台の突出移動によりワークが原点から移載点まで移動される途中で、当該移載点に接近する所定位置に基準検出点を設定するとともに、当該基準検出点から前記移載点までの適正ストロークを演算しておき、
    原点から移載点に向かって移動基台を移動する途中で、リフトブラケットまたは移載用出退部材に基準検出点に対応する位置に設けた被検出部が、基準検出点を通過すると、ワークの突出移動距離の計測を開始し、
    ワークの突出移動距離が前記適正ストロークに達した時に、移動基台を停止して移載用出退部材を下降し、ワークをワーク受台上に載置する
    ことを特徴とする搬送台車付移載装置による移載方法。
  2. 台車本体に、移載方向に沿って移動自在に設置された移動基台と、この移動基台に立設されたリフト用支柱と、このリフト用支柱に昇降自在に支持されたリフトブラケットと、当該リフトブラケットから移載方向前方に突出されてワークを支持する移載用出退部材と、を具備したワーク移載装置を搭載した搬送台車付移載装置であって、
    リフト部材を昇降する昇降用駆動装置と、移動基台を移載方向に往復移動させる出退用駆動装置を設けるとともに、移動基材の移動距離を計測する出退距離計測器を設け、
    移動基台を移動して、前記移載用出退部材上のワークを台車本体の上の原点からステーションの移載点まで搬送する途中で、当該移載点の所定距離手前に基準検出点を設定するとともに、この基準検出点で、リフトブラケットまたは移載用出退部材に設けられた被検出部を検出する非接触式の出退位置検出器を設け、
    前記昇降用駆動装置および前記出退用駆動装置を操作する制御コントローラを設け、
    前記制御コントローラは、前記基準検出点から前記移載点までの適正ストロークを設定しておき、前記移動基台を突出移動させて前記出退位置検出器により被検出部が検出されると、前記出退距離計測器により移動基台の突出距離の計測を開始し、前記適正ストロークに達すると、移動基材を停止させて移載用出退部材を下降させ、ワークをワーク受台上に移載させる
    ことを特徴とする搬送台車付移載装置。
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